『ロンドン塔の幽霊』15世紀辺り、王子であるが世間情勢的に日々偏り変動の起きやすいやすい立ち位置でいたリチャードと、その王子と共に過ごす立香くんのお話。
イギリスで有名な『ロンドン塔の王子達』『ロンドン塔の幽霊』という伝説、伝承をしってそれをモチーフにしております。
実際の内容とは大きく異なり、内容も別の解釈をした上で組み込んでるので、完全な別物であることを予め認識頂くようお願いします。
【注意項目】
バトエン/死ネタ
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王家の血筋とは危ういものだ、どれほど幼い頃であろうが”血筋“があるだけでいつだって標的となり第三者にとってその命の扱いは日々変わってしまう。
当人らがどれほど潔白で無垢であったとしても、巻き込まれないという道は無く、どこをどのように歩いても常に矢に狙われているような状態であった。
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