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    Mogmogsmaka

    ハマったものを軽率に書いていきたいです。現在は真Vのフィン主メイン。

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    Mogmogsmaka

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    Twitterにて投稿してました、1/26〜1/31までの140文字お題、他140文字SSまとめです。ふわっとネタバレ、リバ、微グロが含まれています。何でも許せる方向け。

    #フィン主
    finMaster

    140文字まとめ③★ふたりの仲をホットにしてみたー!様
    https://t.co/9kaJSCozdz

    【「愛してるっていうのは、今日だけだから」と冷たく言うと 「なにがあっても、その言葉を信じるよ」と答えました】
    愛の言葉を幾ら囁いても足りない。この胸の中に在る想いは拙い言葉では表現しきれない。
    「愛してる、なんて言うの…今日だけだ」
    節張った大きな掌に優しく髪を撫でられながら呟く。彼は愛しむ笑みを浮かべて俺を見つめると、身を屈めて耳元で囁く。
    「言わずともお前さんの気持ちは全て伝わっているよ」


    ★キスしたあとの反応ったー様
    https://t.co/9TcxIK12VR

    【「ねえ、もっと…して?してくれるまで帰さないから」と言って頬をぷーっとふくらませてきました】
    鼻先に可愛らしく唇を落とされる。
    「…」
    目まで瞑って待ってやっていたのにそれは無いだろう。文句の一つも言ってやろうかと瞼を開くと、目の前に顔を真っ赤にしたフィンの姿があった。
    何それ、照れてるの?キスだってそれ以上だっていつもしてるじゃないか。
    「…ちゃんとキスするまで許さないからな」


    ★幸せそうな二人が見たい 様
    https://t.co/govuDFbGCZ

    【帰り道、意を決したように抱きしめられ、はっきりと普段言わないような愛の告白をされて、憎まれ口を叩くも顔が真っ赤】
    月が欠ける。構えていた剣を鞘に仕舞いさて寝床を探そうかと踵を返す前に突然背中から抱き締められた。これは我が王だ。
    「どうかされましたか?」
    「あのな、フィン……」
    俺にだけ聴こえるように囁かれる言葉。
    「…まっ、王…!?」
    熱烈な愛の言葉をもう一度と強請る前に王は顔を赤くして駆けていった。


    ★140文字SSお題 様
    https://t.co/fMeyI60BA0

    【明日を考えよう】
    ※ほんのりネタバレ注意※
    今も神の御業は消えつつあるのだと分かっている。それでもここで足踏みを続けていた。先に進みたくない。最果てに辿り着けば彼との絆は消えてしまう。何よりもそれが怖い。
    「分からなくも無いわ、でも」
    綺麗な顔を歪めて聖女が言う。優しい彼女は俺の我儘に付き合ってくれた。
    「…うん」
    …終焉が訪れる


    ★140文字で書くお題ったー様
    https://t.co/El50zqOBtg

    【反則だらけ】
    長い睫毛を傭えた切れ長の翡翠の瞳が熱を籠めてこちらを見る。騎士らしい少し肉刺のある長い指が俺の手を絡め取る。程よく筋肉の付いた躰が重なる。屈めば金色の髪が絹糸の様に落ちる。薄い唇から囁かれる声色は低く官能的で、躰の奥が熱くなっていく。
    『反則だ、こんなの』
    全部全部、好きでしかない。

    【独り占め】
    月が満ちる。雪に反射する光でフィンは目を覚ました。乱れた髪を乱暴に撫で、布団代わりにしている紅緋色の布を手繰り寄せる。腕の中には胸元に頬を寄せて安らかな寝息を立てている王の姿がある。フィンだけが知っている王の少年らしいあどけない寝顔。それを独り占めできるこの時間が堪らなく好きだ。


    【二人だけの王様ゲーム】
    「ん」
    王が俺に向けて腕を広げ訴えかけている。それは抱き締めて欲しいという合図だ。
    「はい、どうぞ」
    同じ様に腕を広げ、強く抱きしめれば王は満足気に鼻を鳴らした。
    「んー」
    俺の三編みを掴んで軽く引っ張る。それは睦事のお強請りだ。
    「ではまた、新月に」
    頬に口付ければ王は幸せそうに笑んでいた。

    【幸福な朝】
    廃屋の隙間から月の光が射し込む。その眩しさに目が覚める。少し身動ぎ、躰の可動域が制限されている事に気付く。
    「…フィン」
    彼の逞しい腕を枕に、もう片方の腕でしっかりと抱えられて眠った事を思い出した。安らかな呼吸音が耳に心地良い。まだ夜明けには早い。彼の胸元に頬を寄せ再び眠りについた。

    【1+1=1】
    《主人公》
    「俺の半身は彼では無かったけど、それ以上の存在である事には間違いないよ。例えば戦闘中、こちらの動きに合わせて追撃してくれる所。例えば寒空の下で、防寒にと自らのマントを貸してくれる所。例えば唇を重ねると、次の動きが分かる所。例えば…え?もういいって?まだまだこれからなんだけどなぁ」
    《フィン》
    「よう、久しぶりだな!ん?俺は変わらず騎士として王と共に在るよ。前も言っただろう、我が王は素晴らしいんだ。そうさな、例えば靭やかな体躯に反して強い所。先を見据える強い意志。俺にだけ向けられる蕩けた視線に言葉。俺の手に併せて動く美しい肢体…おい待て、何処に行く。まだこれからだぞ?」


    【メイド服があるのだし、執事フィンさんってどうでしょう?】
    見せつける様に広げられた服と思わしき物にフィンは首を傾げた。
    「遺物ですか?」
    「違う、持ってきた」
    黒を基調とした服を彼に押し付ける。
    「俺がメイドならフィンは執事だろうと思って」
    俺の騎士であり従者なんだからと笑む。
    「…成る程」
    執事はよく分からないが、つまり着ないと許さないと言う事だ。
    ✠  ✠  ✠
    かっちりと着込まれたワイシャツの襟の下に巻かれた紺色のリボンタイを解く。厚い布のジャケットを脱ごうと併せ目を掴むと王は顔を顰めそれを止めた。
    「駄目、そのまま。勿体ないだろ?」
    次いで悪戯をする子供の様に笑う。
    「頑張って奉仕してよ、俺の執事さん」
    俺に組み敷かれた主人が愉しげに言った。

    【フィン主におけるアオガミさんの立ち位置とは?】
    あの騎士と少年は非常に仲が良い。二人は主従であると言い張るが、あれは私の中の情報で夫婦、と呼ばれるものと同じ親密なコミュニケーションを取っている。そして流れる様に戦う阿吽の呼吸も見事なものだ。
    「なる程、これが形影一如というものだな」
    目の前で睦まじく戯れる二人の背にはそれが似合う。

    【体格差】
    例えば胸をぴたりと合わせてみたり、掌を重ね合わせてみたり。
    「俺とお前とじゃあこんなに体が違うんだな」
    頭一つ分身長も高い騎士を見上げて悔しげに王が言う。
    「俺は貴方に出会うまで旅をしていましたし…それに」
    王の細い右手を取り、忠誠の口吻を落とす。
    「今のこの体躯はただ貴方の為にあるので」

    【主(あるじ)とは】
    自分の禍つ霊と血で、視界が赤く染まる。拙いと、それでも剣を握り締めて前を見据える。悪魔の鋭い牙の一閃が見えた…筈だった。
    「随分と好き勝手してくれたな?」
    瞬間、悪魔が両断されていた。赤い視界の中でも鮮やかな蒼が目の前で躍る。
    「俺のフィンを苛めるなんていい度胸だ。来いよ、殺してやる」

    【仲魔から見た二人】
    「フィンと二人の時の主は蜜月の花嫁の様な、そんな空気を醸し出しているわ。それが悪いって意味じゃないのよ。ただ甘い禍つ霊の香りに誘われて他の悪魔も寄って来ちゃうし、その度に彼が追い払ってくれてるんだけど。私達も気が気じゃないのよ…早く伴侶の契を交わせばいいのにと思うのに、奥手よね」

    【フィンの紋様はどこまであるのか】
    ※ほんのり主フィン主※
    右手を取り、指の一つ一つを丁寧に舐めて掌から腕へ伝い上がる。眼の下を舐め、鼻筋を辿って逞しい太腿に口付ける。
    「楽しいか?」
    紋様を辿る俺の髪を撫でつつフィンが言った。
    「楽しい。ここまで有るんだって知れるからな」
    唇が膝を伝い落ちていく。爪先に触れるだけの口付けを落として言ってやった。

    【痴話喧嘩する二人】
    蒼の剣と銀の剣の刀身が交わり、激しい音を立てて火花を散らす。
    「このッ馬鹿フィン!」
    左手に二本目の剣を出現させた王が力付くで従者を振り払い、瞳に怒りを滲ませて吼えた。
    「俺の事より自分を大切にしろ!」
    従者も王を睨んだ。
    「お前さんこそ!俺の為に身を挺すな!」
    「お前に言われたくないね!」

    【相思相愛】
    ※微グロ※
    紅と蒼の対比が美しく目が囚われる。優雅な動きで此方を振り向く美しい顔は元の白磁の肌が分からない程に紅く染まっている。口元に綺麗な笑みを浮かべて歩み寄って来る。逃げようとは思わなかった。
    ただ貴方の手で殺されるなら。
    最後に見られるのが貴方の姿なら。
    俺は本望だ。
    「フィン。…愛してるよ」


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    おんじゃ@ojachanco

    DONEどうも初投稿&初執筆でございます。
    以前投稿したのが完成しましたm(_ _)m
    フィンに一目惚れの初恋をしてしまった主人公による苛烈で理不尽なドタバタハートフルラブコメ少女漫画風フィン主です。

    ※主人公の名前は「青空ツグミ」元ネタは漫画「あそびあそばせ」のあの子。
    ※ネタバレ、捏造、シナリオ改変、キャラ崩壊、稚拙な文面等々様々な問題がございますがそれでも宜しければお願いします。
    路は短し、恋せよ少年 邂逅編ー感情の起伏が乏しい、無表情、お人形さんみたい
     散々他人から言われてきたが自覚はしている、それはダアトに飛ばされナホビノとして戦っている今でも変わらない。
     ーただ、成り行きで此処まで来た
     どんな苦境や鬼門だってその一言ですべて乗り越えて、くぐり抜けてきた。最初は恐れていた悪魔も逆に自分に恐怖を覚えるようになる程だ
     ー今日もやり過ごせるだろう、そう思っていたのに…

       あの瞳の、あの輝きを見た瞬間。

     芽生えた知らない感情に、心の臓を揺さぶられー



    樹島を攫ったラフムを追うためダアト品川区を進み続ける僕と磯野上はアオガミが探知した気配を便りにコウナン四丁目方面へ向かうべく御楯橋を渡っていた、この辺りに悪魔はいない事を確認し、彼女と慎重に歩を進めていた。
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    おんじゃ@ojachanco

    PROGRESS今月中に完成させたかったのに途中までしかかけなかった再開編です。

    来月には仕上げるようにします。m(_ _)m
    路は短し、恋せよ少年 再開編 フィンさぁーーーん!!
     ダアト千代田区。薄暗い曇天の景色に不釣り合いの朗らかな声が自らの名を呼び響き渡った。
     磯野上タオ。霊感がある少女で学生の身でありながらベテルを手伝い“聖女”と呼ばれているらしい。以前品川区で出会いサホリという友人を含め悪魔に攫われた生徒達を救出していた勇敢な娘だ。しかし彼女には悪魔と戦闘出来る力は無く戦力として“ナホビノ”という少年と行動を共にしていた。
     勘違いだが彼が聖女を捕虜として一緒に移動していると見ていた俺は瓦礫に身を潜めタイミングを見極め素早く斬りかかったが彼は手から放出した光の刃でこれを凌いだのである。その後は再び接近して間合いを詰めたら突如の絶叫と同時に俺を突き飛ばし遠くのビルにぶつけられたり、話をしようとしたら何故か逃げ出し追いかけて捕まえたらまた大声で叫んでどういう訳か召喚していた仲魔のキングフロストを持ち上げたまま明後日の方向へ疾走したりとその不可解な行動で散々な目に遭ったが“ナホビノ”としてそれ程の力を持っている事を思い知ったのだ。しかし…
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