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    10ゲージのポイポイ

    @honey_bee_19se

    書けないものとか色々ポイポイ

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    POIPOI 89

    10ゲージのポイポイ

    MAIKING宇煉。
    とうとう書き始めてしまったw
    色々と同時進行で書いてる。
    ああ、またあの夢か。
    目を覚ませば、自分の部屋の天井が見えた。
    途切れた夢を見る度に、心に虚が広がる。


    誰か、大切な人がいた気がした。
    何か、大切な事を成し遂げようとしていた。
    何か、哀しい事があった気がする。
    誰かに、思いを託した。

    ずっと、誰かを探している気がする。




    「おはようございます!母上、父上!」
    「おはよう、杏寿郎」


    身支度を整えて食卓につけば、美味しそうな朝食の香りが鼻をくすぐる。
    遅れて食卓についた弟の千寿郎は、ニコリと愛らしい笑みを浮かべ朝の挨拶をした。


    「うまい!うまい!」
    「杏寿郎…もう少し声のボリュームを落としなさい」


    少し困ったように笑う父上に言われ、少し声を落とす。
    つい、力一杯思ったことを口にしてしまう。
    元気がいいのはいい事だと思うが、迷惑になってはいけない。
    朝食を口に運び、体に取り入れると力と気力が湧いてくる気がする。


    物心ついた時から、時折、見る夢がある。
    初めて見た時は何が何だか解らず、ただ恐怖でしかなかった。
    いつも途切れ途切れのその夢は俺と共に成長するかのように、少しずつ鮮明になっていった。
    妙に現実味を帯びたそ 517

    10ゲージのポイポイ

    CAN’T MAKE宇煉。
    300億おめでとう書いたら400億になってた。
    書いておいてなんだが、私は映画を見ていないww
    見れる気がしなかったんだ…。
    宇煉


    300億の男


    「300億の男だってよ。派手に愛されてんな」
    「うむ!感謝しかないな!有難い!」
    「ケッ!俺より派手に目立ってんじゃねえよ」
    「はっはっは!すまんな!」
    「ま、お前は人に好かれるからなぁ」
    「皆に好かれるのは良いことだ!嬉しいものだ!」
    「へーへー、そりゃ、ようござんした」


    「……だが、俺は君に一等愛されたい」


    「!?」
    「では、またな!宇髄!」
    「ちょっ!待っ!今!オイ!煉獄!って、もういねぇ!」


    「……ハァ〜……そういうとこだぞ…」
    (いつもみたいにクソデカい声じゃねぇところもぉ!)




    400億の男


    「お前…400億になったらしいじゃねぇか…」
    「らしいな!有難い!」
    「有難い!じゃねぇ!俺だって遊郭編が映画化されれば400億余裕で超えてたわ!」
    「君はこれからアニメ2期が始まるだろう!」
    「おうとも!宇髄様の勇姿を見やがれ!」
    「うむ!草葉の陰からか?俺は出ないしな!」

    「……お前ぇ……そういう事言うんじゃねぇよぉ……グズッ…」(映画館で泣き腫らした男)
    「す、すまない!泣くな!宇髄!この話はお終いにしよう!なっ!」

    「ズビッ 726

    10ゲージのポイポイ

    CAN’T MAKE宇煉。遊郭の時。
    書きたいけど書けないなぁ。難しい。
    毒が回り、もう言葉さえ紡ぐのも難しくなってきた。
    目も霞んできて、雛鶴達の姿も朧げだ。

    俺は、死ぬのか。

    やれるだけの事はやった。
    細い糸を手繰り寄せ、上弦の鬼の首も斬った。
    これでまた、哀しい思いをする人が減るだろう。
    俺がここで死んでしまっても、仲間達が意志を繋いでくれるだろう。

    あの、炎の様に熱い男も、死の淵で同じ事を思ったのだろうか。
    煉獄。
    俺も、もうじきにそっちに行くことになりそうだ。
    お前に、やっと、会える。


    目の前に赤い炎が見えた。


    体が炎に包まれている。
    オイオイ煉獄ぅ、俺が死んですぐに火葬かよ。
    死んでもせっかちなのは変わらねぇのか。
    なんて思った瞬間、凛としたよく通る声が聞こえた。


    宇髄。
    まだだ!こちらに来るのはまだ早い!
    俺と君の『継子』を頼んだぞ。


    ハッと気づけば体を包んでいた炎は消え、ついでに毒も消えていた。
    体に鮮明な痛みが戻る。
    俺は、生きている。

    泣いて抱きついてくる須磨を受け止め、呆然とする。
    驚いて竈門を見れば、竈門の妹が血鬼術で鬼の毒だけ燃やし飛ばしたと告げられた。
    煉獄の炎だと思ったあの炎は血鬼術の炎だった。
    走馬灯か 717