智美。
MAIKING続フォロワー様のフムブン姉弟ちっこい頃ツイから膨らんだアニカビ妄想。大人組考えようとして轟沈するの図。オチとか色々はカビちゃが吸い込みました「……こんなものっ」
デデデのハンマーを拝借してあの転送装置の前に立つ。怪しげな商売にすぐ乗っかるデデデもデデデだけれど、そもそもこんなものさえなければ大事にはならなかったのだ。元凶を絶ってしまえば良い。簡単な話だ。賑やかな足音が聞こえる。デデデは乱暴に扉を開けるとわたしを指す。デデデと少し遅れてやってきたエスカルゴンは目を丸くしていた。
「何をするゾイ!?」
「何って……見て分からない?」
「わわわ、フームが暴走してるでゲス!」
「だってこれがあるから村のみんなも困ってたじゃない」
「……やめるんだ」
藍色のマントがなびく。ハンマーはあっさりとわたしの手から離れた。メタナイト卿はこんな行動を取ったわたしに困惑している。気配を察することは難しいけれど、何を思っているかは少しだけ理解出来るようになった。小さい頃はその仮面が珍しくて、そして怖くなって距離を取っていたっけ。関わってみないと分からないこともある。メタナイト卿は一応デデデの部下だ。時々忘れそうになるけれど。
3319デデデのハンマーを拝借してあの転送装置の前に立つ。怪しげな商売にすぐ乗っかるデデデもデデデだけれど、そもそもこんなものさえなければ大事にはならなかったのだ。元凶を絶ってしまえば良い。簡単な話だ。賑やかな足音が聞こえる。デデデは乱暴に扉を開けるとわたしを指す。デデデと少し遅れてやってきたエスカルゴンは目を丸くしていた。
「何をするゾイ!?」
「何って……見て分からない?」
「わわわ、フームが暴走してるでゲス!」
「だってこれがあるから村のみんなも困ってたじゃない」
「……やめるんだ」
藍色のマントがなびく。ハンマーはあっさりとわたしの手から離れた。メタナイト卿はこんな行動を取ったわたしに困惑している。気配を察することは難しいけれど、何を思っているかは少しだけ理解出来るようになった。小さい頃はその仮面が珍しくて、そして怖くなって距離を取っていたっけ。関わってみないと分からないこともある。メタナイト卿は一応デデデの部下だ。時々忘れそうになるけれど。
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MAIKINGナオ武付き合ってます
マシュマロでリクエストもらったドライブデートするナオ武です〜
続きます!
ドライブデートするナオ武①「海見に行きたくない?」
「……海、ですか」
タケミチ君がどこかに行きたい、と言ったのはそれが初めてだった。
考えてみたらボクたちは、改まって二人で外出したことがなかった。なぜなら自分の仕事は、休みが休みで無くなることが多く、先の約束をするのを何となく避けていたからだ。
時間が空けばタケミチ君に連絡はするが、ほぼ部屋から出ずに逢瀬は終わる。
部屋ではダラダラとタケミチ君はゲームをして、ときどきボクに近づいて触れてきたり、その流れでキスをして服を脱がせあったり、身体を重ねたりしていた。
「たまにはさ、外行こうよ。海行きたい」
「……はあ、江ノ島とかですか」
タケミチ君は、「ちょっと人が多そうだな」と江ノ島に乗り気ではなかった。人なんて何処に行っても多いだろう。いろいろ候補をあげて、結局、地方の人が少なそうな海岸までドライブすることになった。
2832「……海、ですか」
タケミチ君がどこかに行きたい、と言ったのはそれが初めてだった。
考えてみたらボクたちは、改まって二人で外出したことがなかった。なぜなら自分の仕事は、休みが休みで無くなることが多く、先の約束をするのを何となく避けていたからだ。
時間が空けばタケミチ君に連絡はするが、ほぼ部屋から出ずに逢瀬は終わる。
部屋ではダラダラとタケミチ君はゲームをして、ときどきボクに近づいて触れてきたり、その流れでキスをして服を脱がせあったり、身体を重ねたりしていた。
「たまにはさ、外行こうよ。海行きたい」
「……はあ、江ノ島とかですか」
タケミチ君は、「ちょっと人が多そうだな」と江ノ島に乗り気ではなかった。人なんて何処に行っても多いだろう。いろいろ候補をあげて、結局、地方の人が少なそうな海岸までドライブすることになった。
あやせ☆めぐる
MAIKINGリョウマくんとエリアリアお嬢様とリムールバード (仮) - (その 1、2)作画日: Sep.17th,2022
サイズ: A4
神拾 TV アニメ第2期 放送開始時期発表記念に描こうとしているもの。
エリアリアお嬢様とリョウマくん (左腕のポーズがいい加減) を中心に手直ししました。リムールバードは、まだかなり雑です。 2
あやせ☆めぐる
MAIKINGどうして私にそんなに優しくして下さるのですか ? (その1)作画日: Sep.14th,2022
サイズ: A4
コミカライズ版 第8巻で、別れの前日にエリアリアお嬢様がリョウマくんに対してこのセリフを言う場面を思い出して描いてみたもの。コミカライズ版を確認して描いた訳では無いので、多分似てないと思います (^^;)
jerkin0130
MAIKING魔物🍮のお話書くかどうかは分からんよ
「人を信じるって、疲れるんだね」
自分に繋がれていた契約の糸は自らの意思で切り取った。そんなこと容易いものだが、それでも身体の一部を無理やり切り取るようなものだ。痛みがないわけではない。心に大きな穴を開けたせいで身体が寒い。顔が濡れているような感覚があるのは気のせいだ。
「俺は魔物としてひとり生きる。それが一番良いんだ。そうしたら……この世は幸せになる」
足元には冒険者だったものが沢山落ちている。生きているのかも分からない。それは茨にとってさして問題になるものではない。しっかりとした足取りで長い茨道を歩き続ける。
「……【***】、俺、眠ることにするよ……」
そう呟いた彼の姿は徐々に変形し、その形を城の奥底に溶け込ませた。自分の身を護るように生い茂る茨は太く長く、鋭い棘を纏って一瞬のうちに城全てを飲み込んだ。
360自分に繋がれていた契約の糸は自らの意思で切り取った。そんなこと容易いものだが、それでも身体の一部を無理やり切り取るようなものだ。痛みがないわけではない。心に大きな穴を開けたせいで身体が寒い。顔が濡れているような感覚があるのは気のせいだ。
「俺は魔物としてひとり生きる。それが一番良いんだ。そうしたら……この世は幸せになる」
足元には冒険者だったものが沢山落ちている。生きているのかも分からない。それは茨にとってさして問題になるものではない。しっかりとした足取りで長い茨道を歩き続ける。
「……【***】、俺、眠ることにするよ……」
そう呟いた彼の姿は徐々に変形し、その形を城の奥底に溶け込ませた。自分の身を護るように生い茂る茨は太く長く、鋭い棘を纏って一瞬のうちに城全てを飲み込んだ。