スバルヒヨエ
MAIKINGクロスオーバーもの自本丸の話。SL(蒸気機関車)がいる本丸に顕現した刀剣男士たちを描きたい。完成するかは未定。※知る人ぞ知る「SLと刀剣男士」のハッシュタグ創作の漫画です。大慶くんが蒸気船の話とかし出すから、勢いに任せて描いちゃったよ!
mikopoiragi
MAIKINGのじゃ。wip琥珀の口元の黒子は「コハク・イン・ブルー」の前身となるネームに登場するとある女子高生キャラのデザインからの名残り。叔父と姪という事で瑪瑙の口元にも黒子を付け足した。今考えると主人公である琥珀に黒子のような特徴付けは本当は有っても無くてもよかった物なのかもしれない。
SEENU
MAIKINGハイコルヴォ×ロウダウド、続きDestructive Circuits 8コルヴォは不機嫌にも見えるあの無表情で、ずっとダウドを見ていた。しばらくお互いに立ったまま見合っていたが、彼が動かない事を悟りダウドは足を引きずるように前に出した。彼の体は疲れていて、あちこちが痛んでいて、どんな戦いの後よりもひどく消耗していた。
“……誰だかわからなかった。髭がある。”
数メートルの距離まで彼が近づいた時に、コルヴォが急に口を開いた。ダウドは思わず自分の髭に手をやっていた。半月近くを森で過ごしずっと手入れされない彼の身なりは、酷くくたびれていて不潔に見えるに違いない。コルヴォの口調はいつものように平坦で険しい表情も変わらなかった。しかし彼が口をきいたことで、ダウドの中にある種安心感のようなものが芽生えたのは確かだった。最初、彼は考えを変えた護衛官が自分を殺すためにここにやって来たのではないかと考えたからだ。
8682“……誰だかわからなかった。髭がある。”
数メートルの距離まで彼が近づいた時に、コルヴォが急に口を開いた。ダウドは思わず自分の髭に手をやっていた。半月近くを森で過ごしずっと手入れされない彼の身なりは、酷くくたびれていて不潔に見えるに違いない。コルヴォの口調はいつものように平坦で険しい表情も変わらなかった。しかし彼が口をきいたことで、ダウドの中にある種安心感のようなものが芽生えたのは確かだった。最初、彼は考えを変えた護衛官が自分を殺すためにここにやって来たのではないかと考えたからだ。
ゆめみ
MAIKINGジュンブラ新刊間に合えば3冊目になる予定のはんこりゅ初夜本(穏やかでないイントロ)竜ノ嫁入リ「大般若、小竜の支度が終わったようだよ」
「ああそうかい、知らせてくれてありがとう。今行くよ」
初期刀の蜂須賀から知らせを受け、大般若は審神者の部屋へと向かう。
「主人、入ってもいいかい?」
「大般若だね、どうぞ。今日の小竜、とっても綺麗だよ」
入室の許可を得て襖を開く。室内には審神者と共に、大般若と恋仲である小竜がいた。
「やあ大般若。支度が終わったらキミに一番に見せたくてね。どうだい?俺の晴れ姿は」
恋刀の訪いに振り向いた小竜は戦装束でも内番着でも軽装でもない。
彼はその長身に白無垢と綿帽子という伝統的な花嫁衣装を纏っていて、にこりと笑ってみせた。
「ああ、あんたはいつも美しいが今日は特別に綺麗だよ。まさに三国一の花嫁だ」
622「ああそうかい、知らせてくれてありがとう。今行くよ」
初期刀の蜂須賀から知らせを受け、大般若は審神者の部屋へと向かう。
「主人、入ってもいいかい?」
「大般若だね、どうぞ。今日の小竜、とっても綺麗だよ」
入室の許可を得て襖を開く。室内には審神者と共に、大般若と恋仲である小竜がいた。
「やあ大般若。支度が終わったらキミに一番に見せたくてね。どうだい?俺の晴れ姿は」
恋刀の訪いに振り向いた小竜は戦装束でも内番着でも軽装でもない。
彼はその長身に白無垢と綿帽子という伝統的な花嫁衣装を纏っていて、にこりと笑ってみせた。
「ああ、あんたはいつも美しいが今日は特別に綺麗だよ。まさに三国一の花嫁だ」
うすけ
MAIKING俺は…クルーゼがいるからSEEDがおもしれえんだっていうオタクだから…。見返したからか(ですてには総集編だけど)なんでだか放映当時なんとも思わなかったラウレイ家族を考えてしまうよ。だから『パパ』が引っ掛かったのかとか都合よく…現パロでジョン・コルトレーン聞いてるクルーゼはいるわ。あとはトヤメイふえねえかなの欲がある。そもそもあるのかそれは?わたしのなかにはあるんだよ。断片【ドッペルゲンガーはもう殺した】
父親、母親、家族というもの。そんなものは最初から持たずに産まされたモノはきっと人間のどの区分にも属さない。それは絶望に似ていただろうか。しかし幼いクルーゼにとっては自己認識の始まりであり確立だった。そんなものは無くても生きていけると証明もした。ただ、まさか、ドッペルゲンガーに二人目がいることなどは予想もしなかった。一度は殺して終わらせた。――さて、二人目は。腕の中の赤子をどうするべきか。その時点で既にクルーゼに殺すという選択肢は無かった。殺してやった方がいいだろうか、という迷いはあっても殺意は無かった。滑稽な自分にこんなにも弱いもうひとりの自分。それが世界を肯定する要因のひとつになっていくとは思いもよらない。世界というのはなんて醜悪で面白い。クルーゼはいつも秤を用意して釣り合いを眺めている。そういう性分だ。だから自分の行く末すら眺めたかったのかもしれない。
2018父親、母親、家族というもの。そんなものは最初から持たずに産まされたモノはきっと人間のどの区分にも属さない。それは絶望に似ていただろうか。しかし幼いクルーゼにとっては自己認識の始まりであり確立だった。そんなものは無くても生きていけると証明もした。ただ、まさか、ドッペルゲンガーに二人目がいることなどは予想もしなかった。一度は殺して終わらせた。――さて、二人目は。腕の中の赤子をどうするべきか。その時点で既にクルーゼに殺すという選択肢は無かった。殺してやった方がいいだろうか、という迷いはあっても殺意は無かった。滑稽な自分にこんなにも弱いもうひとりの自分。それが世界を肯定する要因のひとつになっていくとは思いもよらない。世界というのはなんて醜悪で面白い。クルーゼはいつも秤を用意して釣り合いを眺めている。そういう性分だ。だから自分の行く末すら眺めたかったのかもしれない。
Rahen_0323
MAIKING記憶喪失カキツバタその5。久しぶりの更新なのに短めだしあんまり進展はしてません。捏造妄想自己解釈過多、未来if要素があります。名無しのモブが出てそこそこ喋ります。なんでも許せる方向け。シリーズなので「残花を手に」の1〜4を先に読むことをオススメします。
残花を手に 5なるべく人目を避けて到着したリーグ部の部室。授業が無いのとテラリウムドームが封鎖されているのもあって、そこには多数の部員が集まっていた。
「えーっと、皆おはよう!」
「あ、スグリ先輩にアカマツせんぱ……」
「!! カキツバタ先輩!!」
アカマツが挨拶すると全員がこちらを見て、直ぐにカキツバタの姿にも気付く。
呼ばれた本人はビクリと肩を震わせた。そんな彼の様子には気付いていないようで、皆安心したように駆け寄ってくる。
「ツバっさん!よかった、目が覚めたんですね!」
「怪我とかは!?」
「出歩いて大丈夫なんですか!?」
「あのスグリくん……さっき凄い勢いでタロちゃん呼んでたけど、なにかトラブルでも……?」
「ねえ、スグリ先輩、カキツバタ先輩!ドームは大丈夫だよね!?」
3062「えーっと、皆おはよう!」
「あ、スグリ先輩にアカマツせんぱ……」
「!! カキツバタ先輩!!」
アカマツが挨拶すると全員がこちらを見て、直ぐにカキツバタの姿にも気付く。
呼ばれた本人はビクリと肩を震わせた。そんな彼の様子には気付いていないようで、皆安心したように駆け寄ってくる。
「ツバっさん!よかった、目が覚めたんですね!」
「怪我とかは!?」
「出歩いて大丈夫なんですか!?」
「あのスグリくん……さっき凄い勢いでタロちゃん呼んでたけど、なにかトラブルでも……?」
「ねえ、スグリ先輩、カキツバタ先輩!ドームは大丈夫だよね!?」
gnjo1201
MAIKING中途半端に描いたままの幻覚強め二次創作置き場描きかけ増える気しかしないけど完成したらちゃんとあげたいなぁ…
【目次】
1枚目:扇ちゃんと赤のけいやくしゃ(海枯れ)
2枚目:アルザくんとなずなくん(テロリスタ) 2
tooka_4120
MAIKINGこの前あげたラフとセットになるイラストのラフです。2年目アプデとしてアイドルの趣味・特技の変更があったけど、♦の趣味にドライブが無いの何か納得いかない...w
他に描かないといけないイラストがあるので6月以降になりそうです(本当にすみません)
monarda07
MAIKING青エク×fgoクロスオーバーの続き。ビーストXの詳細につきましては拙作『魔法少年カスディム☆リツカ』シリーズをご参照くださいませイミテーションパンドラピトス⑦【第七幕】
(まるで、木の根みたいだ)
地面や岩壁に寄生するように走っているのは、破綻した魔神の一部らしい。まるで木のうろの中を歩いて行くような、そんな不思議な感覚に包まれる。
時々脈打つように青い明滅を見せる回廊を、魔王……燐は迷うことなく進んで行った。
木の根、木のうろ。
そこから空想樹を連想した。これはもしかしたら、空想樹と似たようなものなのだろうか。
でもなぜだろう。あまり生気が感じられない。ブリテン島の空想樹のように枯れている……と言えば良いか。
「……朴さん」
尽きぬ疑問に頭を悩ませている立香を尻目に、魔王が声をかける。
驚いて立香が振り替えると、そこには朴の姿が。
「朴さんは帰ってくれ。俺はそこにいるカルデアのマスターとサシで話がしたいんだ」
2490(まるで、木の根みたいだ)
地面や岩壁に寄生するように走っているのは、破綻した魔神の一部らしい。まるで木のうろの中を歩いて行くような、そんな不思議な感覚に包まれる。
時々脈打つように青い明滅を見せる回廊を、魔王……燐は迷うことなく進んで行った。
木の根、木のうろ。
そこから空想樹を連想した。これはもしかしたら、空想樹と似たようなものなのだろうか。
でもなぜだろう。あまり生気が感じられない。ブリテン島の空想樹のように枯れている……と言えば良いか。
「……朴さん」
尽きぬ疑問に頭を悩ませている立香を尻目に、魔王が声をかける。
驚いて立香が振り替えると、そこには朴の姿が。
「朴さんは帰ってくれ。俺はそこにいるカルデアのマスターとサシで話がしたいんだ」