riza
REHABILIハーアゼ♀(ちょっとだけやらしい)冒頭書き始めたのが7月21日で仮タイトルが0721だったんですよ。そういう話です。するだろ?ハーデスくんもさ…するよな!
尚この耐熱装備はブラックサマータンガです。
夜の挨拶 ひとりとひとり ハーデスは普段、一般的に健康的とされる生活サイクルを維持するようにしている。
例外は今夜のようにエーテルが少し騒がしい夜で、そんな時はついつい深い時間まで視てしまうことがあった。それは身についた癖のようなものであり、習慣に近い趣味でもあり、エメトセルクの座にあってからは仕事のひとつでもある。
観測した波形の特筆すべき部分を資料にまとめ終わり、所感を書き添え、今夜の作業は一段落。
そのタイミングでエーテル端末が着信を告げた。今はアーモロートを遠く離れてアゼムの職責に励んでいるはずの、彼女自身が設定した奇妙に気の抜ける……これは、メッセージ着信音だ。
直接の通話ではないことを、少し残念に思いながら端末を手に取る。
1577例外は今夜のようにエーテルが少し騒がしい夜で、そんな時はついつい深い時間まで視てしまうことがあった。それは身についた癖のようなものであり、習慣に近い趣味でもあり、エメトセルクの座にあってからは仕事のひとつでもある。
観測した波形の特筆すべき部分を資料にまとめ終わり、所感を書き添え、今夜の作業は一段落。
そのタイミングでエーテル端末が着信を告げた。今はアーモロートを遠く離れてアゼムの職責に励んでいるはずの、彼女自身が設定した奇妙に気の抜ける……これは、メッセージ着信音だ。
直接の通話ではないことを、少し残念に思いながら端末を手に取る。
alnb_
REHABILI君が僕にくれた声も色も揺るぎない愛情も二人きりの空に光った星も疾うに散ってしまった
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シャムウィル
https://youtu.be/bUbOc97FpUA < これを聞きながら描きました。
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トレス素材使いました。
suicabar_
REHABILIヌノヨシ夏の味まつり1.しあわせを込めて パチパチと音を立ててフライパンの上で踊るのはギネマの実。
「今日のメニューはみんなが大好きな……アレです」
「アレ?」
「……」
「……あれ?」
レスポンスの遅さに相棒は思わずキッチンに向かうコリンクのツートーンな背中を覗き込む。
みんなって誰? というつっこみを忘れさせるほど――たっぷり十秒は溜めてから発表されたそれは。
「じゃん」
フライパンの火を止めて、飴色に炒まったギネマの実を冷ましながら振り返る。
いつの間にか彼女の両手に収まっていたのは、異様な存在感を放つ缶だった。
パッケージに描かれたどこかで見たような男性の顔。崩れることのないその笑顔。
「そ、それは……!」
思わずアカネは切り株の机から立ち上がる。わなわなと水掻きのついた手が震えている。
741「今日のメニューはみんなが大好きな……アレです」
「アレ?」
「……」
「……あれ?」
レスポンスの遅さに相棒は思わずキッチンに向かうコリンクのツートーンな背中を覗き込む。
みんなって誰? というつっこみを忘れさせるほど――たっぷり十秒は溜めてから発表されたそれは。
「じゃん」
フライパンの火を止めて、飴色に炒まったギネマの実を冷ましながら振り返る。
いつの間にか彼女の両手に収まっていたのは、異様な存在感を放つ缶だった。
パッケージに描かれたどこかで見たような男性の顔。崩れることのないその笑顔。
「そ、それは……!」
思わずアカネは切り株の机から立ち上がる。わなわなと水掻きのついた手が震えている。