アバン
砂霧@MC
DONE⚠☢ 本当にマジで注意してほしいからちゃんと読んで頼む!!! ⚠☢⚠3/19にツイッターで募集した「#裸のししさめにフォロワーさんから言われたものを足してく」の完成品です。
「目玉ちゃんヘアバンド/チョーカーネックレス/モノクル/半透明のフェイスヴェール/手錠/ハーネスベルト/手袋/腹巻/キツネのぬいぐるみ/ガンベルト(太もも/ししさめカラーのリボン/靴下ガーター/フリフリのついた靴下/ごつめのレースアップブーツ/黒エナメルのピンヒール(靴裏は赤)」
を、二人で分け合って装備しているししさめです!
わかりますか?布が!腹巻しかないね!!!?
ちょっと想像してみて?想像してみて、本当に大丈夫そうなら「yes」で見てください。
simasimadayone
DONE(プロポーズを)決意する男できました!
左手にはアバンのしるしか指輪を握っててほしいなぁ…
あ、花の数は歳の数のつもり。16本とつぼみ1つ…のはずです🌸
2023.3.17
みなせ由良
PAST上野公園でブラぬんのす(シリーズ化??のすぬい片手に上野公園でのす撮りし捲ったのでこんな事に…でも構図はちゃんと本家ブラタモのオープニングアバン画像をネットで検索して参考にしました(ばか)(何がちゃんとだ)
FraissonDaiaka
DONEあばざんまいV開催おめでとうございます!以前描いていたピッ〇マ風縦読み漫画パロその3です!
注意:アバンが当たり前のように女装してます。
:原作要素は皆無です
:ハドアバ前提のアバン総受けです
:ふんわり謎設定てんこ盛り
全2枚 3
春草🌿
DOODLE水魔女キャラ詰め/グエルくん多めこれを描いててエラグエ…やっぱりいいな…ってなっております…。
スレちゃんのヘアバンド描き忘れました…
あ、あとエレグエってなってたので直しました。エレンって誰よ?
natukimai
DONE「あの人間さえいなければ」大魔王バーンとの戦いの直後闇のモンスターに狙われ眠りにつくアバン。それはアバンの記憶を介し、子供の頃の彼を抹殺する為だった。2/11開催のWEBオンリー「あばざんまいV」内のぷちオンリー「ちびあばざんまい」用の作品です。ほんのりとヒュン→アバンです。
【ヒュンアバ】日影から木洩れ日へのロマンス 大魔王を倒した! 世界は破滅から救われたのだ!
人々の笑顔が輝き、世界を救うために戦った者達への拍手が鳴りやまない中、影でごそり、と動くモノがあった。
――勇者さえいなければ……いや、もっと以前に、あの者さえいなければ、世界は魔族ものとなり、我も栄耀栄華にあずかれるものを。そう、あの者さえいなければ。
それは余りにも小さく、悪の気配もほぼ感じ取れない程だったために誰も気配に気づくことが出来なかったが、最悪なことに魔法の知識だけは誰よりも長けていた。だからこそ、思いついたのだ、この面白くもない状況を一変させる作戦を。
影は小さな勇者を失ったことで打ちひしがれている人々の影と影とを渡り歩き、狙いの者へと近づくと細い針となって憎い人間を――アバンを討ち貫いた。
17686人々の笑顔が輝き、世界を救うために戦った者達への拍手が鳴りやまない中、影でごそり、と動くモノがあった。
――勇者さえいなければ……いや、もっと以前に、あの者さえいなければ、世界は魔族ものとなり、我も栄耀栄華にあずかれるものを。そう、あの者さえいなければ。
それは余りにも小さく、悪の気配もほぼ感じ取れない程だったために誰も気配に気づくことが出来なかったが、最悪なことに魔法の知識だけは誰よりも長けていた。だからこそ、思いついたのだ、この面白くもない状況を一変させる作戦を。
影は小さな勇者を失ったことで打ちひしがれている人々の影と影とを渡り歩き、狙いの者へと近づくと細い針となって憎い人間を――アバンを討ち貫いた。
ちゃむ
DONEニシヒガ🍀🌈ニシくん誕の次の日の話
嫉妬するヒガシくんは宇宙一かわいい
元ネタは公式様のニシくん誕お祝い絵と、お誕生日ガチャ衣装のおもちヒガシくんのヘアバンドの話から ガチャ引けてない方は復刻されましたら絶対ゲットしてください 12
なりひさ
DONE闇堕ち黒アバンと闇堕ちてない黒マトリフの話黒雲 黒い空には雷鳴が響いていた。強い風が吹き、重たい雲が引き摺られるように動いている。それは大きな化け物のように空を覆っていた。
ポップはまだ信じたくない気持ちで二人を見つめていた。空に浮かぶ二人の人物。それはポップにとっての先生と師匠だった。
「おやぁ、今日はポップが相手をしてくれるんですか?」
アバン先生はにこやかに言った。黒いマントと服が強い風に靡いている。
「ねえマトリフ。ほらポップですよ」
マトリフは腕を組んだままポップからは視線を外していた。まるで見ないようにするかのように。
「アバン先生、マトリフ師匠、なんでこんなことするんだよ!」
ポップの背後には街があった。豊かで人口の多い大きな街だった。だが今は跡形もなく破壊されている。ポップは知らせを聞いて文字通り飛んできたが、間に合わなかった。
9072ポップはまだ信じたくない気持ちで二人を見つめていた。空に浮かぶ二人の人物。それはポップにとっての先生と師匠だった。
「おやぁ、今日はポップが相手をしてくれるんですか?」
アバン先生はにこやかに言った。黒いマントと服が強い風に靡いている。
「ねえマトリフ。ほらポップですよ」
マトリフは腕を組んだままポップからは視線を外していた。まるで見ないようにするかのように。
「アバン先生、マトリフ師匠、なんでこんなことするんだよ!」
ポップの背後には街があった。豊かで人口の多い大きな街だった。だが今は跡形もなく破壊されている。ポップは知らせを聞いて文字通り飛んできたが、間に合わなかった。
はるち
DOODLEリクエストいただきました転生ネタです!ドクター(記憶あり)と色気と諦念を併せ持ったリー(記憶なし)のひと夏のアバンチュールです。憂鬱と官能を教えた夏 密室荘、というのがその屋敷の号だった。避暑地に建てられた、バカンスを過ごすにはうってつけの別荘だ。その割には物騒な名前でもあるが。同業者の友人――確か、推理小説家だったか――から買い取ったものだ。この屋敷の元の持ち主、自分の同業者は、風の噂に聞くところによれば、とある事件に巻き込まれて亡くなったらしい。お悔やみ申し上げる。その友人は、思い出の多い別荘で夏を過ごすことに耐えられなかったのだろう。だからこそ自分は二束三文でその屋敷を買い取ることが出来たのだから、天国にいる同業者の冥福を祈ることにしよう。彼の普段の行いを考えると、いるのは地獄かもしれないが。
二階の窓を開けると、太陽の熱気で織り上げた風が室内に吹き込む。まだ日は高いが、ビールを飲むには良い気候だ。冷蔵庫から持ってきて、昼間から一杯やるのがバカンス初日の過ごし方としては相応しいだろう。しかしその前に。
10512二階の窓を開けると、太陽の熱気で織り上げた風が室内に吹き込む。まだ日は高いが、ビールを飲むには良い気候だ。冷蔵庫から持ってきて、昼間から一杯やるのがバカンス初日の過ごし方としては相応しいだろう。しかしその前に。
FraissonDaiaka
DONEKZN48開催おめでとうございます!こちらは魂の絆ハドラー×アバンの漫画、ラクガキの展示です。
⚠️絆の勇者♀(見た目ウチの子)
⚠️頭の悪いギャグ
⚠️唐突に出てくる下ネタ
⚠️キャラ崩壊 25
mone77
DOODLE癒しを求め、ベビーアバンを描きました可愛いエケチェンは見ているだけでHPが回復しますね
(お世話をする人はカワイイ〜&大変だけど…💦)
月齢の割に髪が多いのは
avnみ(カールヘア)がないとわかりづらいので💦
生まれつき髪が多いって事で… 3
asebi_LarHyun
DONE8/27ラーヒュン1dr1wrお題「音楽」お借りしました。原作軸、ダイ帰還後。
現在、二人は一緒に暮らしている。
回想が多く、時制がわかりにくいかもしれない、すみません。
***4、***5は原作中の出来事(内心を推測したりはしている)。
ラー、ヒュンの他、回想でアバン先生がヒュンに語りかけています。ダイ、ヒム、クロコダインも回想で一瞬だけ出ます。
バックグラウンド・ミュージック 「音楽」***1
日が落ちる頃、石畳の上を通り抜ける風に、ヒュンケルは上衣の首もとを緩め、涼しさを味わう。
食事とともに酒を供する店の、通りに出したテーブルの上のランプに火が灯る。一日の労働を終えた人々が、家路を辿りながら、あるいは腹と心を満たす店を選びながら、気の置けない者と話すくつろいだ声が、町の雰囲気を一層柔らかくする。
ラーハルトは、ベンガーナで行われた会議にレオナと出席したダイに帯同し、数日間パプニカを離れていたが、今日の昼過ぎに城に戻り、夕方、城の書庫にいたヒュンケルを迎えに来た。フードを被って二人で城を出て、今日は材料も準備していないからどこか店で夕食を取ろうと、立ち並ぶ飲食店を見ながらゆったりと通りを歩く。
6550日が落ちる頃、石畳の上を通り抜ける風に、ヒュンケルは上衣の首もとを緩め、涼しさを味わう。
食事とともに酒を供する店の、通りに出したテーブルの上のランプに火が灯る。一日の労働を終えた人々が、家路を辿りながら、あるいは腹と心を満たす店を選びながら、気の置けない者と話すくつろいだ声が、町の雰囲気を一層柔らかくする。
ラーハルトは、ベンガーナで行われた会議にレオナと出席したダイに帯同し、数日間パプニカを離れていたが、今日の昼過ぎに城に戻り、夕方、城の書庫にいたヒュンケルを迎えに来た。フードを被って二人で城を出て、今日は材料も準備していないからどこか店で夕食を取ろうと、立ち並ぶ飲食店を見ながらゆったりと通りを歩く。
つーさん
DONEエンディング後の謎時空、ハドラーも親衛騎団もゴメちゃんも復活してて、ダイも普通にいるというご都合主義設定です。謎の遺跡を探索してくれと頼まれたアバンの使徒と親衛騎団が、入り口のトラップで別々の場所に飛ばされて即席バディを組むという話。今回はハドアバのターン。相変わらず何か拗らせてる。
基本的に書きたいところだけ書いてます。同じシリーズは「即席バディ」タグで。
謎の遺跡 SIDE:大勇者&武人(ハドアバ) 突然現れた謎の遺跡を調査して欲しい。そう請われた大勇者アバンは、自らの弟子である使徒(と何故か当たり前のように混ざってきたパプニカの王女レオナ)と共にその地へ向かった。また、向かったのは彼らだけではない。彼らと共闘する形で、ハドラーとその配下である親衛騎団もその地へ足を踏み入れている。
どう考えても過剰戦力であろう、というのが皆の共通認識だった。「このメンツで行くとか、無駄に豪華すぎません?」と正直に口にしたのはポップ。その言葉を否定することは誰にも出来なかった。
それでも、人知及ばぬ謎の遺跡の出現とあっては、念には念を入れてということなのだろう。とはいえ、誰も何も心配してなどいなかった。戦力としても、知識としても、何一つ不安要素などない12人なのだから。
4253どう考えても過剰戦力であろう、というのが皆の共通認識だった。「このメンツで行くとか、無駄に豪華すぎません?」と正直に口にしたのはポップ。その言葉を否定することは誰にも出来なかった。
それでも、人知及ばぬ謎の遺跡の出現とあっては、念には念を入れてということなのだろう。とはいえ、誰も何も心配してなどいなかった。戦力としても、知識としても、何一つ不安要素などない12人なのだから。
ムーンストーン
DONEダイの大冒険 ハドアバ前提のアバン○にネタですご注意ください。バーン大戦から数十年後にアバンの最後を看取るヒュンケルと、地上の人間とモンスターの後を託されたダイとポップです。
待つ人と待たれる人、待っているはずの人たちを綴りました。
もう数時間でダイ大アニメが最終回を迎えるかと思うと一睡もできないのでこのテンションのままアップします! 10769
なりひさ
DONEガンマト。謎平和時空。ガンマトの痴話喧嘩に巻き込まれる地底魔城の旧魔王軍とアバン先生痴話喧嘩「君にはデリカシーというものがないのか」
ガンガディアは羞恥と怒りを滲ませてマトリフに言う。聞こえているにも関わらず、マトリフにはガンガディアの気持ちは少しも伝わっていないようだった。それどころかガンガディアがなぜ声を荒げているのか理解できないというように、耳に指を入れて面倒臭そうにガンガディアを見上げている。
「なんで怒るんだよ」
「言い方というものがあるだろう」
「インテリに付き合ってられっかよ」
マトリフは鼻で笑うとそっぽ向いてしまった。だが今回はガンガディアも引き下がれない。ガンガディアは踵を返すと洞窟の出入り口へと向かった。
「どこ行くんだよ」
マトリフの声は大きくはないのに洞窟に響いた。その声音に「行くな」という意味が込められていると知りながら、ガンガディアは足を止めなかった。なぜなら今回は明らかにマトリフが悪いからだ。
8277ガンガディアは羞恥と怒りを滲ませてマトリフに言う。聞こえているにも関わらず、マトリフにはガンガディアの気持ちは少しも伝わっていないようだった。それどころかガンガディアがなぜ声を荒げているのか理解できないというように、耳に指を入れて面倒臭そうにガンガディアを見上げている。
「なんで怒るんだよ」
「言い方というものがあるだろう」
「インテリに付き合ってられっかよ」
マトリフは鼻で笑うとそっぽ向いてしまった。だが今回はガンガディアも引き下がれない。ガンガディアは踵を返すと洞窟の出入り口へと向かった。
「どこ行くんだよ」
マトリフの声は大きくはないのに洞窟に響いた。その声音に「行くな」という意味が込められていると知りながら、ガンガディアは足を止めなかった。なぜなら今回は明らかにマトリフが悪いからだ。
二条屋
DOODLE10周年!!おめでとうございます、10年目も元気でいてくれて本当にありがとうございます。(これもあんまりおめでたい感じの顔じゃない絵ですが…)20周年も30周年もずっと元気なKと(極力元気な自分で)迎えられたら嬉しいです。Kとの出会いは舞台第二章、KになったのはKMKリバイバル上映のアバン映像をもう一回観たいと思ったところから、、だったのかもしれないな〜と思ってます もう7年まだ7年、、!
okrt15
DONEガンマトというよりガン+マトという感じです秘法でハドラーとアバン先生が凍ってしまった時の一年の
空白の時を捏造です
ガンガディアがハドラーが凍っているので邪気が無いという設定になってます
他もろもろ呪文なども・・・二次創作なので許してください 23
つーさん
DONEエンディング後の謎時空、ハドラーも親衛騎団もゴメちゃんも復活してて、ダイも普通にいるというご都合主義設定です。謎の遺跡を探索してくれと頼まれたアバンの使徒と親衛騎団が、入り口のトラップで別々の場所に飛ばされて即席バディを組むという話。今回はポップとシグマのターン。
基本的に書きたいところだけ書いてます。同じシリーズは「即席バディ」タグで。
謎の遺跡 SIDE:次兄&騎士 突然現れた謎の遺跡を調査して欲しい。そう請われた大勇者アバンは、自らの弟子である使徒(と何故か当たり前のように混ざってきたパプニカの王女レオナ)と共にその地へ向かった。また、向かったのは彼らだけではない。彼らと共闘する形で、ハドラーとその配下である親衛騎団もその地へ足を踏み入れている。
どう考えても過剰戦力であろう、というのが皆の共通認識だった。「このメンツで行くとか、無駄に豪華すぎません?」と正直に口にしたのはポップ。その言葉を否定することは誰にも出来なかった。
それでも、人知及ばぬ謎の遺跡の出現とあっては、念には念を入れてということなのだろう。とはいえ、誰も何も心配してなどいなかった。戦力としても、知識としても、何一つ不安要素などない12人なのだから。
4433どう考えても過剰戦力であろう、というのが皆の共通認識だった。「このメンツで行くとか、無駄に豪華すぎません?」と正直に口にしたのはポップ。その言葉を否定することは誰にも出来なかった。
それでも、人知及ばぬ謎の遺跡の出現とあっては、念には念を入れてということなのだろう。とはいえ、誰も何も心配してなどいなかった。戦力としても、知識としても、何一つ不安要素などない12人なのだから。
つーさん
DONE原作終了後のお話で、うちのラーヒュンが旅に出るきっかけの話はこんなんです、という感じになります。友情出演でアバン先生。ラーヒュンと言いつつ、クソデカ感情ブロマンスって感じだとは思います。いつもの。
息の出来る場所(ラーヒュン)「貴様のその自己肯定感や戦闘以外の自己評価の低さは何なんだ」
「は……?」
不愉快そうな顔で告げられて、ヒュンケルはぽかんとした。あまりにも突然すぎる発言だったからだ。彼らは確か、他愛ない雑談をしていた筈なのである。
ここは、カール王国に与えられたヒュンケルの私室だ。戦い続きの人生で肉体を損なった弟子を、王配となったアバンが引き取ったのだ。せめて、それぐらいさせてください、と。
かつて、誤解から彼らの道は分かたれた。あの日、幼かったヒュンケルの手を離したことを、アバンは今も悔いている。その師匠の優しさに、顔向けなど出来ないと思いながらヒュンケルは甘えるカタチになった。
ただそれは、彼がアバンを頼ろうと思ったのが理由では、ない。
5236「は……?」
不愉快そうな顔で告げられて、ヒュンケルはぽかんとした。あまりにも突然すぎる発言だったからだ。彼らは確か、他愛ない雑談をしていた筈なのである。
ここは、カール王国に与えられたヒュンケルの私室だ。戦い続きの人生で肉体を損なった弟子を、王配となったアバンが引き取ったのだ。せめて、それぐらいさせてください、と。
かつて、誤解から彼らの道は分かたれた。あの日、幼かったヒュンケルの手を離したことを、アバンは今も悔いている。その師匠の優しさに、顔向けなど出来ないと思いながらヒュンケルは甘えるカタチになった。
ただそれは、彼がアバンを頼ろうと思ったのが理由では、ない。
natukimai
DOODLE誇りの一番弟子さん展示品!ヒュンケルとアバンでお墓参りです!二人でいちゃこらして「お父さん、これがオレの嫁です!」的な
晴れたらいいね 荒涼とした大地。遠くでは雷の音が耐えなかった。
自分は名もない、体も影すらもない存在のまま、しかし、ここに在るという意識のままに「それ」は空中を漂っていた。
「お前、意識があるのか!?」
突然に声を掛けられ、風任せとはいえ、ある程度は自分で制御出来ていた動きが止まる。
「あるんだろ? 意識。なるほどーこれが――種、か」
その声は近付いてきて、ないのかあるのか分からない自分の体を触ろうとし、しかし、文字通り霧散してしまうことに不満を述べた。
「目、開けろよ」
目? それは何だろう。
「目だよ、目。魔力が足りないなら、ボクの力を分けてあげるから」
途端、自分の核へと流れ込んでくる強大な魔力。〈目〉を開けるどころか、自分が消し飛んでしまう。私は咄嗟に根を張り、その場に留まると面白おかし気な声が届いて「腹ただしくなる」……そうか、これが怒りの感情か。
6073自分は名もない、体も影すらもない存在のまま、しかし、ここに在るという意識のままに「それ」は空中を漂っていた。
「お前、意識があるのか!?」
突然に声を掛けられ、風任せとはいえ、ある程度は自分で制御出来ていた動きが止まる。
「あるんだろ? 意識。なるほどーこれが――種、か」
その声は近付いてきて、ないのかあるのか分からない自分の体を触ろうとし、しかし、文字通り霧散してしまうことに不満を述べた。
「目、開けろよ」
目? それは何だろう。
「目だよ、目。魔力が足りないなら、ボクの力を分けてあげるから」
途端、自分の核へと流れ込んでくる強大な魔力。〈目〉を開けるどころか、自分が消し飛んでしまう。私は咄嗟に根を張り、その場に留まると面白おかし気な声が届いて「腹ただしくなる」……そうか、これが怒りの感情か。
下町小劇場・芳流
MEMO以前ふせったーに載せた師弟考察ヒュンケル&アバン。これは、92話「天地魔闘の構え」でのアバンの「誇りです」を中心に書いたもの。師弟考察②ヒュンケル&アバン 「誇りです」の解釈92話「天地魔闘の構え」でのアバンの「誇りです」を振り返る。かなり主観が入りまくっているので、ご注意ください。
令和アニメでは、ヒュンケル視点だったので、アバンがなぜこの言葉を選んだのかは、はっきりと描写されなかった気がする。
そこで、語られなかったアバン視点を考えてみた。
以前も書いたが、アバンにとってヒュンケルは、一番弟子というだけではなく、特殊な立ち位置の弟子だ。
それは、世界を救った勇者アバンが、その救った世界と引き換えに、不幸にしてしまった少年がヒュンケルだということ。
この世界の矛盾を一身に引き受けてしまったわずか6歳の少年を、16歳だった勇者アバンは一番弟子として引き取り、育てることを決意した。
1159令和アニメでは、ヒュンケル視点だったので、アバンがなぜこの言葉を選んだのかは、はっきりと描写されなかった気がする。
そこで、語られなかったアバン視点を考えてみた。
以前も書いたが、アバンにとってヒュンケルは、一番弟子というだけではなく、特殊な立ち位置の弟子だ。
それは、世界を救った勇者アバンが、その救った世界と引き換えに、不幸にしてしまった少年がヒュンケルだということ。
この世界の矛盾を一身に引き受けてしまったわずか6歳の少年を、16歳だった勇者アバンは一番弟子として引き取り、育てることを決意した。
下町小劇場・芳流
MEMO以前、ふせったーであげたヒュンケル&アバンの師弟考察。ふたりの「救済」について。
師弟考察①ヒュンケル&アバン ふたりの「救済」についてヒュンケルはダイのネガとして作られた存在だろうとは思っている。つまり、ダイを裏返した存在。めぐりあわせによっては、こういう運命をたどっていたであろう、ダイの持っていたもう一つの裏の可能性。それが、ダイから見たヒュンケルだと思う。
だけど、アバンを通してみると、もっと違う側面がある。
何度も書いたけど、世界を救ったはずのアバンが救いきれなかった少年が、一番弟子であるヒュンケルというこの皮肉というか、苦悩。子どもは世界の宝だと語り、子どもたちの未来のために戦ってきたのが、勇者としてのアバンだった。そのアバンが世界を救った引き換えに、たった一人の家族を奪って不幸にしてしまった少年が、ヒュンケルなのだ。
アバンの願った「戦火の中で生まれた子どもこそ平和に生きるべき」と思った子どもたちの中には、ヒュンケルもいたはずなのだ。
642だけど、アバンを通してみると、もっと違う側面がある。
何度も書いたけど、世界を救ったはずのアバンが救いきれなかった少年が、一番弟子であるヒュンケルというこの皮肉というか、苦悩。子どもは世界の宝だと語り、子どもたちの未来のために戦ってきたのが、勇者としてのアバンだった。そのアバンが世界を救った引き換えに、たった一人の家族を奪って不幸にしてしまった少年が、ヒュンケルなのだ。
アバンの願った「戦火の中で生まれた子どもこそ平和に生きるべき」と思った子どもたちの中には、ヒュンケルもいたはずなのだ。