テキスト
オクラノ
DOODLE04 クロスオーバー(全年齢/画像)イナ○マイ○ブンGO×プ○ティーリ○ム・レイ○ボー○イブのクロスオーバー二次創作です。
劇場版(無い)のノベライズが見たくてたまらず序盤部分を書きました…。
※オールキャラ
※(まだ)両作品キャラの絡みはない
※テキスト版はこちら(同内容です テキストの方が読みやすい方向け)
https://poipiku.com/8386459/9894196.html 15
オクラノ
DOODLE04 クロスオーバー(全年齢/テキスト)イナ○マイ○ブンGO×プ○ティーリ○ム・レイ○ボー○イブのクロスオーバー二次創作です。
劇場版(無い)のノベライズが見たくてたまらず序盤部分を書きました…。
※オールキャラ
※(まだ)両作品キャラの絡みは無し
※画像版はこちら(同内容です)
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オクラノ
DONE01 天京(全年齢/テキスト)付き合いたてのいちゃいちゃ話
率直に言えば、そのとき剣城の頭の中にあったのは、一体何が正解なんだという緊張だった。
「なあ剣城、わかった? ここの解き方」
「……さっきの例題と基本は同じだ。まず角度を書き出して」
シャーペンの先で図形を指し示す。えーと、と目を凝らす天馬を見ながら、そのペースに合わせて説明を重ねていく。
この解法ならわかる。その前に聞かれた問題もわかった。おそらく今やっている範囲の問題なら、剣城は大体難なく解くことができるだろう。
わからないのはただ、隣にいるこの男が──恋人、という間柄になった彼が、今何を考えているかである。
剣城が天馬と付き合うことになったのは、およそ二週間前のことだった。
元々ひそかに想いを抱いてはいたが、これまで築き上げてきた関係を壊したくなくて何も言えなかった。まさかその本人に告白されるなど剣城は思ってもいなかったし、簡単にとはいかなかったが、紆余曲折の末ちゃんと互いの気持ちを伝え合うことができたのだ。
5180「なあ剣城、わかった? ここの解き方」
「……さっきの例題と基本は同じだ。まず角度を書き出して」
シャーペンの先で図形を指し示す。えーと、と目を凝らす天馬を見ながら、そのペースに合わせて説明を重ねていく。
この解法ならわかる。その前に聞かれた問題もわかった。おそらく今やっている範囲の問題なら、剣城は大体難なく解くことができるだろう。
わからないのはただ、隣にいるこの男が──恋人、という間柄になった彼が、今何を考えているかである。
剣城が天馬と付き合うことになったのは、およそ二週間前のことだった。
元々ひそかに想いを抱いてはいたが、これまで築き上げてきた関係を壊したくなくて何も言えなかった。まさかその本人に告白されるなど剣城は思ってもいなかったし、簡単にとはいかなかったが、紆余曲折の末ちゃんと互いの気持ちを伝え合うことができたのだ。
薄荷🌿
DONE花洋ワンドロライテキスト版
運営さん
https://x.com/1d1w_874?t=uEYfj_tVWFwxnLloas80Eg&s=09
たいやき「あ、やべ玄関」
「ぬ?」
年季の入ったストーブが動いてはいるが何処からかやってくるすきま風で部屋はひんやりとしている。汗ばんだ肌が冷えないようにくっつき合ったまま布団にくるまっていた。お互いの四肢の先まで余すところなく触れ合った身体はおよそ清潔とは言い難くとも、このまま抱き合って眠ることが何より心地良いのだと知っているから掛け布団の下で身を寄せ合う。
「玄関?」
突として聞こえてきた言葉に眉間のしわがよる。疑問符をつけて単語を反復すると後悔の色濃い唸り声が布団を通り抜けて部屋に響いた。
「どーした」
「さむっ」
大きな身体がすこし向きを変えると新しい空気がふたりの間に入りこんだ。続けてぱさりと布団がめくられて黒髪と顰めた顔が覗く。人肌の熱れが去った布団にすがるように動いた手をすかさず捕まえた掌はじんわりと温かい。
1556「ぬ?」
年季の入ったストーブが動いてはいるが何処からかやってくるすきま風で部屋はひんやりとしている。汗ばんだ肌が冷えないようにくっつき合ったまま布団にくるまっていた。お互いの四肢の先まで余すところなく触れ合った身体はおよそ清潔とは言い難くとも、このまま抱き合って眠ることが何より心地良いのだと知っているから掛け布団の下で身を寄せ合う。
「玄関?」
突として聞こえてきた言葉に眉間のしわがよる。疑問符をつけて単語を反復すると後悔の色濃い唸り声が布団を通り抜けて部屋に響いた。
「どーした」
「さむっ」
大きな身体がすこし向きを変えると新しい空気がふたりの間に入りこんだ。続けてぱさりと布団がめくられて黒髪と顰めた顔が覗く。人肌の熱れが去った布団にすがるように動いた手をすかさず捕まえた掌はじんわりと温かい。
火勢漫研
PAST【翻訳しましたTranslated】【第五同人檔案identityVfun files】第五同人檔案解禁條漫S31
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テキストはaiで翻訳されており、誤差がある場合がありますのでご了承ください 3
流菜🍇🐥
DOODLETF主ルチ。TF主くんが思い付きでひな人形を飾る話。ただ喋っているだけのテキストです。ひな人形 スーパーに足を踏み入れると、見慣れないコーナーが視界に入った。赤い布のかけられた台の上に、似たような形のお菓子の袋が並んでいるのだ。隣にはジュースのペットボトルも置かれている。奇妙なのは、その全てがピンク色のラベルに彩られていることだった。
少し上に視線を向けて、僕はようやくそのコーナーの意図を理解した。そこには、大きなポップで『ひなまつり』の文字が踊っていたのだ。よく見ると、並んだお菓子のパッケージにも、お内裏様とお雛様のイラストが並んでいる。隣に並ぶペットボトルは、桃のジュースで統一されていた。
そういえば、今週末は桃の節句、俗に言うひなまつりだ。自分の生活と縁が無かったから、すっかり忘れてしまっていた。兄弟姉妹がいなかった僕の実家では、ひなまつりのひの字も出なかったのだ。姉や妹のいる友達の家に遊びに行った時に、ひな人形を見たことがある程度だった。
3159少し上に視線を向けて、僕はようやくそのコーナーの意図を理解した。そこには、大きなポップで『ひなまつり』の文字が踊っていたのだ。よく見ると、並んだお菓子のパッケージにも、お内裏様とお雛様のイラストが並んでいる。隣に並ぶペットボトルは、桃のジュースで統一されていた。
そういえば、今週末は桃の節句、俗に言うひなまつりだ。自分の生活と縁が無かったから、すっかり忘れてしまっていた。兄弟姉妹がいなかった僕の実家では、ひなまつりのひの字も出なかったのだ。姉や妹のいる友達の家に遊びに行った時に、ひな人形を見たことがある程度だった。
流菜🍇🐥
MOURNINGTF主ルチ。タグを見て書いたけど書いたけど上げそびれていたテキストです。他人のキスシーンを目撃した時の自カプの反応。口付け 夕方の電車は、人で溢れかえっていた。いつもの癖で電車に乗ったところ、帰りの通勤通学ラッシュにぶち当たってしまったらしいのだ。学校に通わなくなってからというもの、曜日や時間の感覚は希薄になっている。うっかり人の多い時を選んでしまうこともあった。
ルチアーノの小さな身体を守りながら、すし詰めの電車に押し込まれる。壁際の隅まで潜り込むと、両手を伸ばしてスペースを作った。ルチアーノは小柄だし、女の子のようなかわいい容姿をしている。こうして守っていないと、僕が心配だったのだ。
家の最寄り駅まで辿り着くと、人混みを掻き分けて車外へと抜け出す。たった十数分の移動なのに、身体はへとへとになっていた。
エスカレーターの列に並び、人混みを眺めながら順番を待つ。階段を使えば早いのだが、そんな元気は残っていなかった。ルチアーノの手を握ったまま、重い足取りで改札へと向かう。
1740ルチアーノの小さな身体を守りながら、すし詰めの電車に押し込まれる。壁際の隅まで潜り込むと、両手を伸ばしてスペースを作った。ルチアーノは小柄だし、女の子のようなかわいい容姿をしている。こうして守っていないと、僕が心配だったのだ。
家の最寄り駅まで辿り着くと、人混みを掻き分けて車外へと抜け出す。たった十数分の移動なのに、身体はへとへとになっていた。
エスカレーターの列に並び、人混みを眺めながら順番を待つ。階段を使えば早いのだが、そんな元気は残っていなかった。ルチアーノの手を握ったまま、重い足取りで改札へと向かう。
シメサバ
DONE冴馬/SS/Xのテキスト版🍫バレンタイン回
当たり前のように同棲させています
※途中までモブ視点
(モブ視点切り替わり後から読んでも多分問題ないです)
※例によって何でも許せる方向け
都内某百貨店、駅構内から直結五分の一階洋菓子フロア。その片隅のチョコレート店でのアルバイトを始めて、もうしばらく経つ。
初めは短期の予定だったが、特に辞める理由もなくズルズルと続けていく間に、今年で数回目のバレンタインシーズンを迎えていた。シーズン半ばとあって、フロア全体は普段よりうっすらと賑わいを見せている。とはいえ現在は平日の昼過ぎ。まばらな客足に少々暇を持て余す。手元の台帳などをパラパラとめくっていると、ふと人影が目に止まった。
飾り気のない服装をした長身の青年は、この時間帯にはあまり見ない客層だった。特段目立つ姿ではないが、何故だか目を引く。深めに被った帽子からはすっきりとしたうなじが覗いていおり、冬時期には寒そうだな、とぼんやり思う。
3845初めは短期の予定だったが、特に辞める理由もなくズルズルと続けていく間に、今年で数回目のバレンタインシーズンを迎えていた。シーズン半ばとあって、フロア全体は普段よりうっすらと賑わいを見せている。とはいえ現在は平日の昼過ぎ。まばらな客足に少々暇を持て余す。手元の台帳などをパラパラとめくっていると、ふと人影が目に止まった。
飾り気のない服装をした長身の青年は、この時間帯にはあまり見ない客層だった。特段目立つ姿ではないが、何故だか目を引く。深めに被った帽子からはすっきりとしたうなじが覗いていおり、冬時期には寒そうだな、とぼんやり思う。
withhappysong1
DOODLE久々の水彩じゃない色鉛筆楽しかった(*^^*)知人母娘が爆豪&轟推しとのことでかきかき……しかしやっぱり寂しくなって、自分用に自推しも追加。別々の紙で作成して、原紙は娘ちゃんの受験の陣中見舞いの「きっと勝つと」と一緒にお送りしました。
お勉強中の三人でしたが、テキスト読んでる内にうとうとしてきちゃった切くん…… 4
かすがい
DOODLEアーミックとアンリ。フレーバーテキスト良いです。アーミック新スタイルおめでとう㊗️🎊
嬉しすぎてジュエル溶けました。ローズちゃんもきてよかった。
//ようやく螺旋270階クリアできました。
幻闘場は大剣のみクリア。ターゲットズレるとカウンターできずに壊滅するの辛いですね。
2024/02/12
harusakiriku
DOODLEWEBオンリー開催記念テキストライブのログです誕生日の出張義勇 キメ学
ショ炭治郎絡めマシマシ
手作りケーキエピソード
こちらのリクエストでSS即興したライブのログです。
一発書きなので文章が荒く、誤字ほかあると思います。
後日加筆修正して同人誌に収録予定。 4781
流菜🍇🐥
DOODLEpkmnDLCの妄言テキスト。ゼイユお姉ちゃんに対して一方的に好意のあるアオイちゃんが気持ちを伝えようとするゼイアオです。告白 リーグ部の部室に入ろうとして、アオイは入り口で足を止めた。室内から、甘ったるい気配を感じたのだ。扉を少しだけ開いて、中の様子を除き込む。案の定、室内にはアカマツとタロがいた。
挙動不審な態度のアカマツが、タロに何かを話しかけている。重要なことを伝えたがっているようだが、口からは曖昧な言葉しか出ていなかった。悔しそうにもごもごと口を動かす姿は、リーグ部のメンバーにとっては日常茶飯事であるようだ。他の四天王たちは、アカマツがタイミングを窺っていようが、容赦なく室内に入っていくのである。
とは言え、彼らが気にしていなくても、アオイは気にしてしまう。彼女にとってブルーベリー学園はよその学校で、四天王に対しても遠慮が残っているのだ。こんないい雰囲気の中を、壊していくわけにはいかなかった。
2333挙動不審な態度のアカマツが、タロに何かを話しかけている。重要なことを伝えたがっているようだが、口からは曖昧な言葉しか出ていなかった。悔しそうにもごもごと口を動かす姿は、リーグ部のメンバーにとっては日常茶飯事であるようだ。他の四天王たちは、アカマツがタイミングを窺っていようが、容赦なく室内に入っていくのである。
とは言え、彼らが気にしていなくても、アオイは気にしてしまう。彼女にとってブルーベリー学園はよその学校で、四天王に対しても遠慮が残っているのだ。こんないい雰囲気の中を、壊していくわけにはいかなかった。
shimotukeno
DOODLE忘れ鏡のフーイル テキスト版 56~65忘れ鏡のフーイル 56~65 五十六
自分の名前が騎士物語の魔女と同じ名前だと言うことを少女は知っていた。そして、自分にも『魔法』が使えることも少女は知っていた。
魔法が使えることは友達には言っていないし、何でも話せる育ての親にも言っていない。魔法の力というものは秘密にしておかなくてはならないのだと少女は直感的に知っていたのである。それに、秘密のほうがなんだからしい気がする。少女の魔法は、箒に跨がって空を飛んだり、杖の先から火を出したり、ものを浮かせたり、変身させるような派手な魔法ではない。少々地味で、ちょっぴり便利な鏡の魔法だった。
春が近づく三月――モルガナは十一歳になっていた。
中学校の授業が終わり、いつものように同級生達と別れると、モルガナは一路帰宅の途につく。高級住宅地を抜け、丘を登るとフーゴと住む一軒家だ。門の横のレモンの木が目印である。門を抜け、前庭を通り、玄関のドアを開ける。
11918自分の名前が騎士物語の魔女と同じ名前だと言うことを少女は知っていた。そして、自分にも『魔法』が使えることも少女は知っていた。
魔法が使えることは友達には言っていないし、何でも話せる育ての親にも言っていない。魔法の力というものは秘密にしておかなくてはならないのだと少女は直感的に知っていたのである。それに、秘密のほうがなんだからしい気がする。少女の魔法は、箒に跨がって空を飛んだり、杖の先から火を出したり、ものを浮かせたり、変身させるような派手な魔法ではない。少々地味で、ちょっぴり便利な鏡の魔法だった。
春が近づく三月――モルガナは十一歳になっていた。
中学校の授業が終わり、いつものように同級生達と別れると、モルガナは一路帰宅の途につく。高級住宅地を抜け、丘を登るとフーゴと住む一軒家だ。門の横のレモンの木が目印である。門を抜け、前庭を通り、玄関のドアを開ける。
流菜🍇🐥
DOODLETF主ルチ。寒い日の朝はルチにいたずらされながら起こされたい、という願望の詰まったテキストです。雪の朝 目が覚めると、妙に身体が冷えていた。布団は首まで被っているのに、身体との間にできた隙間から、冷たい風が入り込んで来るのだ。手足が冷たくて、身体を丸めて布団の中に潜り込む。外に出ていた顔も、亀のように中へと引っ込めた。
そこまでしたら、ようやく寒さはましになった。柔らかな温もりを発する布団の中で、微睡みに身を委ねながら目を閉じる。布団の中でさえこの寒さなのだから、外は凍え死にそうなほどに冷えているだろう。生活費の節約のために、僕の部屋では暖房をつけていないのだ。真冬の朝などは、特に室内が冷えていた。
「おい、起きろよ」
布団の外から、甲高い声が聞こえてきた。タッグパートナーのルチアーノが、僕のことを起こしに来たのだ。予定があってもなくても、彼は日課のように僕の元へとやって来る。僕にいたずらをできることが、彼には何よりも楽しいのだろう。
2448そこまでしたら、ようやく寒さはましになった。柔らかな温もりを発する布団の中で、微睡みに身を委ねながら目を閉じる。布団の中でさえこの寒さなのだから、外は凍え死にそうなほどに冷えているだろう。生活費の節約のために、僕の部屋では暖房をつけていないのだ。真冬の朝などは、特に室内が冷えていた。
「おい、起きろよ」
布団の外から、甲高い声が聞こえてきた。タッグパートナーのルチアーノが、僕のことを起こしに来たのだ。予定があってもなくても、彼は日課のように僕の元へとやって来る。僕にいたずらをできることが、彼には何よりも楽しいのだろう。
Xpekeponpon
DOODLE3班テキストクリア者用
刺さないヤマアラシ ●
「ほ〜ら瑚鉄、見えるか〜」
伊緒兵衛が、小さな男の子を肩車している。人混みの、休日の動物園。
「いおべ、なんて動物?」
「ヤマアラシだよ。ネズミの仲間で、背中にトゲが――」
そんな解説を、後ろ姿を――銀次はそっと見守っている。そうして人混みの合間から、ずんぐりとした黒い動物を垣間見た。トゲだらけの動物だ。
「トゲにちっくんされたら痛い?」
「痛いだろうねえ。ヤマネコだって追い払うんだよ」
「ヤマアラシすごい……」
息子と伊緒兵衛のやりとり。ヤマアラシか、と銀次は檻の中のヤマアラシに目を細めた。
近付くと鋭いトゲを振り立て、肉食獣すら退ける生き物。そのトゲは接近と接触と拒むかのような。……伊緒兵衛みたいだな、と銀次は少し思った。一見して柔和で理知的だが、近寄れば後退り、これ以上来るなと線を引く。それでも無理やり手を伸ばせば、鋭いトゲの一撃を見舞ってくる――。
699「ほ〜ら瑚鉄、見えるか〜」
伊緒兵衛が、小さな男の子を肩車している。人混みの、休日の動物園。
「いおべ、なんて動物?」
「ヤマアラシだよ。ネズミの仲間で、背中にトゲが――」
そんな解説を、後ろ姿を――銀次はそっと見守っている。そうして人混みの合間から、ずんぐりとした黒い動物を垣間見た。トゲだらけの動物だ。
「トゲにちっくんされたら痛い?」
「痛いだろうねえ。ヤマネコだって追い払うんだよ」
「ヤマアラシすごい……」
息子と伊緒兵衛のやりとり。ヤマアラシか、と銀次は檻の中のヤマアラシに目を細めた。
近付くと鋭いトゲを振り立て、肉食獣すら退ける生き物。そのトゲは接近と接触と拒むかのような。……伊緒兵衛みたいだな、と銀次は少し思った。一見して柔和で理知的だが、近寄れば後退り、これ以上来るなと線を引く。それでも無理やり手を伸ばせば、鋭いトゲの一撃を見舞ってくる――。
えいじまあいと
MEMOポイピクのテキストってどんなんだっけ??クラウンあに×おとうとはいいぞって話をそろそろしたいなと思ってるんだがポイピクでテキストってどんな感じに表示されるんだっけかな〜と思っていまめちゃくちゃ適当な文章を書いています。
クラウンブロスっていうか、なんかもう擬人化して俺設定モリモリにした結果のカップリングだから一体これはなんなんだろうな??と思わなくもないですが腐女子が萌えるのに細かい理屈や動機は無意味ですしなによりわたしが楽しいのでよしとします。ほな。
193クラウンブロスっていうか、なんかもう擬人化して俺設定モリモリにした結果のカップリングだから一体これはなんなんだろうな??と思わなくもないですが腐女子が萌えるのに細かい理屈や動機は無意味ですしなによりわたしが楽しいのでよしとします。ほな。
よんちゃい
MEMODテスに参戦する、ほわほわしとるHO橙のおじさんです。愛称は「ととちゃん」。ゴスロリではないです。後方保護者面が……したい!
※「家族について」はテキスト量が多かったため伏せに移しました 6532
senban11_mg
MOURNING【小説】鳴龍未満新連載の過去編で、親分の回想後の話を勝手に少し妄想してみました。
2人の直接の会話や絡み等はないです。
※ 画像だと見づらい方向けのテキストVer
https://privatter.net/p/10267805 5
流菜🍇🐥
DOODLEハルオガのようなテキスト、その2です。主人公くんがオーガポンにサンドイッチを食べさせる話。サンドイッチ パンを上下に切ると、断面にマーガリンとマヨネーズを塗る。具材は少し悩んでから、ベーコンとレタスとトマトを取り出した。慎重にパンの上に重ねると、跳ねないようにそうっと上のパンを乗せる。最後に赤い旗のピックを刺したら、サンドイッチの完成だ。
少し離れたところから、ポケモンが浮遊する音が聞こえた。二つ目のサンドイッチを作りながら、少年はそちらに意識を向ける。次の具材は、レタスとピクルスとハムだった。自由に作るサンドイッチは、未知の領域に踏み込む冒険のようだ。まだ見ぬ究極の味を求めて、彼は探求を続けている。
「アギャッス!」
少年の隣からテーブルを覗き込むと、ミライドンは大きな鳴き声を上げた。頭をゆらゆらと揺らしながら、並べられたサンドイッチを凝視する。サンドイッチは、ミライドンの大好物なのだ。その鳴き声に釣られるように、他のポケモンたちも集まってきた。
1756少し離れたところから、ポケモンが浮遊する音が聞こえた。二つ目のサンドイッチを作りながら、少年はそちらに意識を向ける。次の具材は、レタスとピクルスとハムだった。自由に作るサンドイッチは、未知の領域に踏み込む冒険のようだ。まだ見ぬ究極の味を求めて、彼は探求を続けている。
「アギャッス!」
少年の隣からテーブルを覗き込むと、ミライドンは大きな鳴き声を上げた。頭をゆらゆらと揺らしながら、並べられたサンドイッチを凝視する。サンドイッチは、ミライドンの大好物なのだ。その鳴き声に釣られるように、他のポケモンたちも集まってきた。
かん田
MOURNING冒頭と最後だけ。シヴァ神のショーインヨシダを膝に受けて書きたくなったものの、そもそもショーインヨシダは疑わず嘯かず愚鈍なまでに実直にして痛ましいほどに聡明だからこの解釈はありえないなってなっちゃったテキストです。
1.
「死になさい」と、そのひとは言った。
震え、かすれ、遠く離れた潮風にも吹き飛ばされそうな程の、か細い声だった。
サーヴァントは夢を見ない。
エーテルで紡がれた体は肉感を伴うだけの残像だ。虚数物質で以って構築された意識に新たな創造は許されない。少なくとも遺して往けない。生者の役目を奪うことを、どうやら僕たちは禁じられている。
そういうもの、としか説明できないことに理由を求めるのは性分だ。
霊核を取り巻く極小の第五架空要素、それらが形作る多能性幹細胞に酷似した物質、そこから生まれた意識こそがこの僕である。
結局のところは仮初の存在、知覚されるために纏った記憶形状型の外殻は僅かな刺激で形を変えてしまう。
例えば祈り。
3895「死になさい」と、そのひとは言った。
震え、かすれ、遠く離れた潮風にも吹き飛ばされそうな程の、か細い声だった。
サーヴァントは夢を見ない。
エーテルで紡がれた体は肉感を伴うだけの残像だ。虚数物質で以って構築された意識に新たな創造は許されない。少なくとも遺して往けない。生者の役目を奪うことを、どうやら僕たちは禁じられている。
そういうもの、としか説明できないことに理由を求めるのは性分だ。
霊核を取り巻く極小の第五架空要素、それらが形作る多能性幹細胞に酷似した物質、そこから生まれた意識こそがこの僕である。
結局のところは仮初の存在、知覚されるために纏った記憶形状型の外殻は僅かな刺激で形を変えてしまう。
例えば祈り。
ノーワン
TRAININGキスシーン大喜利😭ツールパレットからテキストツールがいつの間にか消えてセリフ入れられない〜😂
コマ割りとデフォ絵とセリフの練習のつもりだったけど大喜利になった🙃こうやって一枚の絵何回もいじってるからそりゃ次に進みやしない😂 6
Ⓝ手ブロ作品
PASTロックマンのオリボスとして変身する女の子ロボット(キャット)とカマキリ型ロボット(シックルマン)を考えてそこからいろいろ派生したオリボス関連。後から思えばカマキリ型ロボットはロックマンXにすでにいた。
設定だけのキャラもいるからテキストにおこすかどうか考え中。
(多分やらない。) 18
holly_maccha
SPOILERCoC6版「誰がロックを殺すのか」プレイ記✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️✝️
1枚目は自陣のバンドメンバー紹介、
※2枚目以降はテキスト入りのシナリオネタバレ有なので注意
プレイしたい方は2枚目以降は見ないでください!!!
あなたにとってロックとはなんですか?
「ロックは、生きる希望です!」 3
shimotukeno
DOODLE忘れ鏡のフーイル♀ テキスト版3 すまん、ゴッソリ抜けてた部分あったので追加しました 完全に新しい節です……忘れ鏡のフーイル 41~55 四十一
ネアポリス郊外の森の外れには、数年前にうち捨てられた屋敷がある。近隣住民には有名な、曰く付きの屋敷である。かつて屋敷を根城にしていたマフィアが敵対組織との抗争により一夜にして皆殺しとされたのだ。立派な屋敷であるにも関わらず、近隣の住民は近寄ろうとしない。
かつて美しい庭園であったであろう場所は、草木が生い茂り見る影もない。噴水は枯れ、雑草がはびこっている。一面荒れ野原となった芝生に、一台の車が停まった。ドアを閉める音が二度して、二人の男が降りてきた。
「つきましたね」
遠足にでもやって来たかのように、無邪気にジョルノが言った。
「はい。入りましょうか」
フーゴは目の前の屋敷を見上げる。数年前、イルーゾォが潜入していた屋敷だ。
17909ネアポリス郊外の森の外れには、数年前にうち捨てられた屋敷がある。近隣住民には有名な、曰く付きの屋敷である。かつて屋敷を根城にしていたマフィアが敵対組織との抗争により一夜にして皆殺しとされたのだ。立派な屋敷であるにも関わらず、近隣の住民は近寄ろうとしない。
かつて美しい庭園であったであろう場所は、草木が生い茂り見る影もない。噴水は枯れ、雑草がはびこっている。一面荒れ野原となった芝生に、一台の車が停まった。ドアを閉める音が二度して、二人の男が降りてきた。
「つきましたね」
遠足にでもやって来たかのように、無邪気にジョルノが言った。
「はい。入りましょうか」
フーゴは目の前の屋敷を見上げる。数年前、イルーゾォが潜入していた屋敷だ。
shimotukeno
DOODLE忘れ鏡のフーイル♀ テキスト版2 ちょい校正したもの忘れ鏡のフーイル♀ 21~40 二十一
「申し訳ありません、シスター」
フーゴはシスターに向かって深々と頭を下げた。子供達は寝静まっている。初めてこの孤児院を訪ねたときのような、静かな夜だった。
「僕は組織に戻ることになりました。時折顔は出します。支援もさせていただきます。でも、今一番必要なのは人手ですよね……」
「あら、顔を上げてくださいな」
シスターは目尻にやわらかな皺を作って、子供達にするように笑いかける。
「いいんですよ、こちらのことは大丈夫。それに、すぐにこんな日が来ると思っていました。あなたが帰るべき場所に帰っていく日がね」
「帰るべき場所、ですか……」
「ええ。ここ数日、働き者のあなたに私たちはとても助けられました。今度はあなたの高い能力を、もっとたくさんの――ネアポリスの人々のために役立ててください。あの街にはまだブチャラティさんのような方が必要です。優しく、頼りになる方が」
25525「申し訳ありません、シスター」
フーゴはシスターに向かって深々と頭を下げた。子供達は寝静まっている。初めてこの孤児院を訪ねたときのような、静かな夜だった。
「僕は組織に戻ることになりました。時折顔は出します。支援もさせていただきます。でも、今一番必要なのは人手ですよね……」
「あら、顔を上げてくださいな」
シスターは目尻にやわらかな皺を作って、子供達にするように笑いかける。
「いいんですよ、こちらのことは大丈夫。それに、すぐにこんな日が来ると思っていました。あなたが帰るべき場所に帰っていく日がね」
「帰るべき場所、ですか……」
「ええ。ここ数日、働き者のあなたに私たちはとても助けられました。今度はあなたの高い能力を、もっとたくさんの――ネアポリスの人々のために役立ててください。あの街にはまだブチャラティさんのような方が必要です。優しく、頼りになる方が」
shimotukeno
DOODLE忘れ鏡のフーイル♀ テキスト 支部には表紙描いたらあげます忘れ鏡1~20 一
ボートのエンジン音が聞こえなくなってから、フーゴの脚はようやく動くようになった。彼らは行ってしまった。決して引き返せない、死の船路へ。組織の裏切り者たちに背を向けると、一路駅へと向かう。
よく知りもしない一人の少女のために自らの命を擲つのは正しくそして『美しい』。なんて英雄的な行いだろう。
だが、愚かだ。そんな英雄譚、騎士物語は、日の当たる場所で生きる者がすることだ。組織の影で生きる者の生き方ではない。これまでだって、組織にとって始末すべき人間を――よく知りもしない者を――始末したことはあったのに。彼女もまた、ボスにとって初めからその対象だったにすぎないのに。
今は情に流されず、目をつむり涙を飲んでも彼は生き延びるべきだった。生き延びた方が、組織の下で彼はこの先もっと多くの人生を救えた。彼はそういう器を持った人間だった。それなのに。
23656ボートのエンジン音が聞こえなくなってから、フーゴの脚はようやく動くようになった。彼らは行ってしまった。決して引き返せない、死の船路へ。組織の裏切り者たちに背を向けると、一路駅へと向かう。
よく知りもしない一人の少女のために自らの命を擲つのは正しくそして『美しい』。なんて英雄的な行いだろう。
だが、愚かだ。そんな英雄譚、騎士物語は、日の当たる場所で生きる者がすることだ。組織の影で生きる者の生き方ではない。これまでだって、組織にとって始末すべき人間を――よく知りもしない者を――始末したことはあったのに。彼女もまた、ボスにとって初めからその対象だったにすぎないのに。
今は情に流されず、目をつむり涙を飲んでも彼は生き延びるべきだった。生き延びた方が、組織の下で彼はこの先もっと多くの人生を救えた。彼はそういう器を持った人間だった。それなのに。
かすがい
DOODLE案の定間に合わないクリスマスイラスト。今年中に描きあげます。//クリスマスアーニャ可愛い。
メインストーリーでラゼムとメロセロ兄妹可愛いってはしゃいでたらシィレイ編エンドで??😦
エンドイラスト綺麗でした。
私はフレーバーテキストで妄想して盛り上がれるのでなくてストーリーなくても平気ですが、あったほうが嬉しいですね。
2023/12/26
sakura_bunko
MOURNINGどんよしをさん(https://twitter.com/dngrDK)のいおりくテキストが好き過ぎてファンテキストを書きました※ご本人にはファンテキストを書いたことを先にお詫び&提出済み
https://twitter.com/dngrDK/status/1738942923725779232
こちらの続き R-15程度いきなり終わる 1062