Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    ハッピーエンド

    mii_wannyantyu

    DOODLEさっきお話ししてた、モブさんに告白されて言い出せなかった💧さんとそれにもやっとしてしまう🍑さんのお話。らくがきです。まだ続くけど一旦ここまで。大丈夫!ハッピーエンド仲直りするよ!(これは僕のために言っています…)
    仲直りして!!!「どうして、言ってくれなかったの」
    ……愛莉ちゃんのこんな顔見たの、いつぶりだろう。
     私を見下ろす愛莉ちゃんを、真っ直ぐに見つめる。愛莉ちゃんの後ろには天井が見えて、ああ、私、今倒れてるんだ、なんて。
     形が良くて愛らしい眉毛がきゅっと寄って、私を映す桃色は、悲しそうに細められてる。いつもは綺麗に上がっている口元も、への字みたいに下がり切っていて。
    「えっと……」
    事の発端は、私が、この前出演したドラマの相手役の人に告白された事だった。もちろん、私には愛莉ちゃんがいるから断ったけれど、お付き合いしていることは、まだ内緒にしておこうって愛莉ちゃんと二人で決めたからちゃんと言えなかった。
     その人は愛莉ちゃんとも仲がいい人だったから、愛莉ちゃんになんとなく言い出しづらくて、切り出すタイミングを伺っていたらどんどん時間が過ぎてしまって、もう一週間。どういうルートを辿ったのか、私があの人に告白されたことが愛莉ちゃんの耳にも入っていて、おうちに帰ってきた瞬間、愛莉ちゃんに手首を少し痛いくらいに掴まれて、ソファにぐいって押し倒されてしまったの。
    1507

    アロマきかく

    DOODLEこの物語にハッピーエンドは存在しない。

    先に4000字以上削り出しておいてまだ10万字制限ギリギリで戦うならもう別のとこ投げろよ!とは思う。でももう投げちゃったものは仕方ない。

    『木陰』・『月明かり』に続く、蛇足も蛇足。
    森林浴の約束見て勢いで書いて、それの補足であり蛇足。
    そして陰ながらDay49の応援。気が早い?

    この世界にハッピーエンドは存在しない。
    知らないからこそ目指そうと思える。
    夏の日差しに、ふたり『僕の話からしましょうか。たぶん、ダフネさんの話よりはずっと早く終わると思いますし』
     エックスが自らを落ち着かせるように深呼吸をしようとして、さっと悲哀を帯びた顔色になる。どうしたんだ。
     目を伏せ、視線を逸らすエックス。小さく肩を震わせながら胸に右手をあててシャツを握りしめ、じっと数秒。
     少し顔を上げ、話し始める。

    『僕は……皆さんを置いて、無責任に逃げ出してしまった、管理人失格な……ただのXなんです』
    『おい、そこからなのかよ。どうしようもなかったんだ、あんたのせいじゃない。そこらへんも含めて、色々話すからさ』
     すぐ終わりますから、”色々”はそのあとで。
     口を動かさずにエックスが遮る。直後、はっとなって口に左手を添えた。まだ口を動かさずに”声”が出せることに慣れていないんだろう。それでも、せめて口を動かして喋りたい。せめて人としての活動を忘れずにいたい。そんな意思が見て取れる。
    99139

    ひれかつ

    MOURNING「持ち主を好きになるようにプログラミングされてる」ってネタ、苦しいけど大好きですという話のマスカイ(もしくはカイマス。どちらにせよ未満。マスターの性別は特に決めてない)。
    途中、救いが無さすぎて悩んで、急にハッピーエンドの方へ舵を切ったので、わりと無理やり気味。
    「冗談言わないでよ、真面目に悩んでるんだから」
    「俺はマスターのことが好きですよ」と告げて、少し間があったと思ったら、苦しそうな声でそう言われてしまった。
    「冗談…じゃ、ないです…!俺は、本当に…!」
    「ああごめん。言い方が悪かったね?好きでいてくれるのは嬉しいよ。まだろくに歌わせてあげられてないのに、嫌われてないんだなと思えて」
    「そ、そんな…ことが……聞きたかったんじゃ…」
    せめて、「ごめんね、その気持ちには答えられない」と言われるなら良かった。でも、どうして
    「ボーカロイドは人に扱われるロイドなんだから、マスターを好きになって当然じゃん。注意書きにも書いてあるんだよね、『マスターである貴方に忠実に従うため、ボーカロイドは貴方に好意を持っています』って。注意書きにあるってことは、ボーカロイドのその感情は、万が一に、相手がいるマスターにとって不都合になり得る、ってことなんだよね。つまり、ただの友愛じゃなくて、ちゃんとした恋慕に近い好意なわけだ」
    2772

    subaru_no_iine

    DONE以ぐだ♀ 完結しました!
    ・現パロ・転生なし・坂本探偵事務所
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ぐだ子は立香
    ・ストーカーぐだとこじらせ以
    ・ぐだに声かけるモブがいる(未遂)
    ・ハッピーエンド
    ・書きたいとこだけ書いた
    ・ちょっと伝奇

    こじらせをやめるので今後は心おきなく以ぐだちゃんを仲よくできます。
    蛇足として大学卒業式の日の夜の話も書きます。
    金曜の夜、あなたと/君と スマホが震えた。LINEの通知がポップアップされている。黒いポメラニアンのアイコンに、ため息を吐く。
    『今日ものうが悪いのか』
     一言のメッセージにどう返せばいいのか、十秒ほど考えあぐねる。
     結局白い猫のような犬のような生き物(フォウくんという名前だ)がぐったりしているスタンプを押した。
    『すみません、今日も試験勉強があって』
    『無理しなや』
     黒ポメラニアンが眉根を寄せているスタンプが返ってきた。
     フォウくんが『ごめんなさい』と頭を下げているスタンプを送り、既読がつくのを確認してから、スマホをスリープさせる。
    「……はぁ」
     緊張が解けて脱力する。
     金曜の大学のカフェテリアは、授業の合間に雑談に興じ、また勉強に[[rb:勤 > いそ]]しむ学生で混雑している。週末ということで、待ち合わせてどこかへ行く集団も散見される。
    12606