パレット
ゆかり
DONE【いのマリ】『午後の光は眠すぎる』2022.07.31
10番『午後の光は眠すぎる:君も道連れ・あと少し・聞いてない』
好き~ときめき状態くらいの在学中いのマリ。一紀くんにもストレス下げイベントが発生してほしい。
マリィはネームレス
↓こちらのワードパレットをお借りしました。
https://twitter.com/torinaxx/status/1500760360126939137 2
ゆかり
DONE【七マリ】『スキまでの距離』2022.07.31
7番『プロポーズのカノン:静か・夢・膝をついて』
友好→好きになりたてくらいの在学中七マリ。家族について捏造設定あり。
マリィはネームレス
↓こちらのワードパレットをお借りしました。
https://twitter.com/torinaxx/status/1540640509605351425 3
おもち
TRAININGPsyBorg&mafiyamiの仲良し紫組です。ワードパレットの「クレークル」喉・帽子・木漏れ日、がお題でした。好き勝手書いてます。向かいの席の椅子が引かれ、スマホから顔を上げる。そこに座った男は当然のように店員さんを呼んでアイスコーヒーを頼んだ。黙ったままそれを見届け、よくやくこちらを向いた男に「このマイクどうかな?」と先ほどまで見ていたショッピングサイトをスマホの画面に表示させたまま彼に渡す。
「んー……あ、なんか見たことあるな。これ誰か使ってなかった?」
「え、本当? あとでみんなに聞いてみよ」
「うん、たぶん誰かいたはず。ていうか、さあ、聞いてよ」
挨拶もなく、僕たちの会話は転がっていく。たぶん、気が合うんだ。浮奇といる時の僕はすごく自然だ。それにたぶん浮奇も。お互いに話したい時に話して、話す気分じゃない時は黙って、そのタイミングがなんでかすごくピッタリ合う。僕に男兄弟はいないけどもしいたらこんな感じなのかなって浮奇に言ってみたら、兄弟っていうより幼馴染って感じと返ってきて、僕だけじゃなくて浮奇も同じ感覚を持っているということが嬉しかった。思わず笑ってしまった僕に、浮奇は何コイツって顔を向けてきたけど。
5270「んー……あ、なんか見たことあるな。これ誰か使ってなかった?」
「え、本当? あとでみんなに聞いてみよ」
「うん、たぶん誰かいたはず。ていうか、さあ、聞いてよ」
挨拶もなく、僕たちの会話は転がっていく。たぶん、気が合うんだ。浮奇といる時の僕はすごく自然だ。それにたぶん浮奇も。お互いに話したい時に話して、話す気分じゃない時は黙って、そのタイミングがなんでかすごくピッタリ合う。僕に男兄弟はいないけどもしいたらこんな感じなのかなって浮奇に言ってみたら、兄弟っていうより幼馴染って感じと返ってきて、僕だけじゃなくて浮奇も同じ感覚を持っているということが嬉しかった。思わず笑ってしまった僕に、浮奇は何コイツって顔を向けてきたけど。
ユウキ
DONE晶くんオンリー5開催おめでとうございました!!ありがとうございました!!展示①くまのぬいぐるみとこっそりキスの練習する晶くんの話です。
ハグのワードパレットより15番『人目に付かない』『ちぐはぐ』『息を潜める』をお借りしました!
書き込みボードへの感想やリアクションなどめちゃくちゃ嬉しかったです!!
当日はご覧くださってありがとうございました~!🥳
この温もりが消えないように ある日の午後。窓から射し込む太陽の光が眠気を連れてくる穏やかな昼下がり、俺は自室で一人ぼんやりと窓の外を眺めていた。どうやら今日は南と東の合同訓練が行われているらしい。視線の先にいる人物ーーフィガロは俺の視線に気付く様子もなく淡々と先生役をこなしていた。
いつも通りの微笑みを見届けた後、俺は窓の外から自室へと視線を戻す。手元に落とした視線は可愛らしいくまのぬいぐるみに注がれていた。目の前のつぶらな瞳を見ていると、これから自分が何をしようとしているのか意識してしまい余計に恥ずかしくなる。だけど、これは来るべき日のために必要なことだ。避けては通れない。いつかは覚悟を決めなければならないのだ。
もう一度窓の外を確認して誰にも見つからないように息を潜める。この魔法舎で完全に人目に付かない場所は多分ない。それでも、誰かに見つかる可能性は少しでも下げておいた方がいいだろう。
5455いつも通りの微笑みを見届けた後、俺は窓の外から自室へと視線を戻す。手元に落とした視線は可愛らしいくまのぬいぐるみに注がれていた。目の前のつぶらな瞳を見ていると、これから自分が何をしようとしているのか意識してしまい余計に恥ずかしくなる。だけど、これは来るべき日のために必要なことだ。避けては通れない。いつかは覚悟を決めなければならないのだ。
もう一度窓の外を確認して誰にも見つからないように息を潜める。この魔法舎で完全に人目に付かない場所は多分ない。それでも、誰かに見つかる可能性は少しでも下げておいた方がいいだろう。
haijinn_sister
REHABILI主線なし絵+アイシャドウパレットの色でイエベブルベ塗り分けしてみるあらかわいい……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………Forダッシュチャンズかわいいね………………………………………………………いぬがみ クロ
DONEみかマリループもの6話。ワードパレットのキーワードをもとにSSを書いて、繋げて、1つのループもの小説を書いています。
6.春嵐(キーワード:微笑み、死体の埋まる花、桜吹雪)
皆さん、はじめまして。私の名前は小波 美奈子といいます。十八歳になったばかりの高校三年生です。
今日は私の悩み……というか、愚痴を聞いてください。
内容は、担任の先生についてです。
私は「はばたき学園」という学校に通っています。部活や行事も盛んだし、生徒どうしも仲が良くて、毎日楽しいです。
だけど唯一、先生が――いえ、ほとんどの先生は厳しくも心の温かい、尊敬できる方々です。
ただ私の担任の、御影 小次郎 先生だけは……。
不気味。変。気持ち悪い。
私は彼のことが大・大・大嫌いなのです……。
バイトや勉強で忙しくなるだろうから、部活になど入るつもりはなかった。――だけど。
8615皆さん、はじめまして。私の名前は小波 美奈子といいます。十八歳になったばかりの高校三年生です。
今日は私の悩み……というか、愚痴を聞いてください。
内容は、担任の先生についてです。
私は「はばたき学園」という学校に通っています。部活や行事も盛んだし、生徒どうしも仲が良くて、毎日楽しいです。
だけど唯一、先生が――いえ、ほとんどの先生は厳しくも心の温かい、尊敬できる方々です。
ただ私の担任の、御影 小次郎 先生だけは……。
不気味。変。気持ち悪い。
私は彼のことが大・大・大嫌いなのです……。
バイトや勉強で忙しくなるだろうから、部活になど入るつもりはなかった。――だけど。
はじめ
TRAININGワードパレット20.祝
夢中、甘えた声、抱きしめる
で小説を書きました。
面堂くん不在の面あた
トンちゃんを相手に無意識に牽制するあたるくん
共通の話題(面堂くん)も可愛い妹たちもいない状況で二人きりになった場合、あたるくんとトンちゃんって何を話すんだろう、と自分なりに考えてみました。
君が夢中 この冬一番の寒波が襲来した週末、暖を取るために面堂の家へ行くと水乃小路の嫡男がいた。通されたリビングは面堂不在で、広いソファに居心地の悪そうに一人ぽつんと肩を縮こませている。
「おまえ、ひとりか?」
珍しいこともあるもんだな。そう続けて、向かい側のソファに腰を下ろすと、重ぼったい前髪の隙間から飛麿が大きな瞳を覗かせた。人よりも眩い光を放つその瞳は、まるで光源みたいだ。竦むなんてことはしないが、目が合った瞬間にばれないように少しだけ身構える。
「…けっとうを申し込むつもりが、ここまで連れて来られた」
あたるの動揺とは裏腹に、飛麿はがっくりと項垂れてみせた。
「決闘?」
「うん。終ちゃんに」
「…ああ、なるほどね」
1789「おまえ、ひとりか?」
珍しいこともあるもんだな。そう続けて、向かい側のソファに腰を下ろすと、重ぼったい前髪の隙間から飛麿が大きな瞳を覗かせた。人よりも眩い光を放つその瞳は、まるで光源みたいだ。竦むなんてことはしないが、目が合った瞬間にばれないように少しだけ身構える。
「…けっとうを申し込むつもりが、ここまで連れて来られた」
あたるの動揺とは裏腹に、飛麿はがっくりと項垂れてみせた。
「決闘?」
「うん。終ちゃんに」
「…ああ、なるほどね」
はじめ
TRAININGワードパレット17.築
覗き込む/口を尖らせる/赤面する
を使って書きました
人気のない海の岩場で乳繰り合っているところを藤波父に目撃される面あた。
入れようか最後まで迷って結局入れなかった文章を含め、加筆修正しました。
なんでも許せる方向けです。
父は子ども相手に妙に阿ることをしないと思う、という私の願望。
father 浜茶屋の手伝いをするためにいつもの四人で海に来ていた。少し儚い夏の終わり。ぐずついた天気のおかげで、空には灰色の雲が浮かんでいた。
ほんまにアルバイト代もらえるのかね。一抹の不安を覚えつつも、面堂と二人客引きを頼まれた。気乗りしないままに茶屋を出て、閑散とした浜辺を二人で歩いた。
ざぷん、と荒々しい音を立てる波打ち際を横目で眺めつつ、声を掛ける客がいないのだから、商売なんて出来っこないだろうと呆れて口を尖らせる。
「なあ面堂、本当にバイト代が出ると思うか?」
「ぼくに聞くな、ぼくに」
「にわかには信じられん」
湿った砂浜をサンダルでざくざくと進んだ。小石を蹴ったり、打ち付けられた海藻を手に取ったりしながら退屈を散らしたが、重ぼったい砂の上は歩きにくくて、すぐに飽きた。気分が上がる水着のお姉さんがいないのだから、これは仕方のないことである。なあ面堂、とやけに整った横顔に話し掛ける。
2770ほんまにアルバイト代もらえるのかね。一抹の不安を覚えつつも、面堂と二人客引きを頼まれた。気乗りしないままに茶屋を出て、閑散とした浜辺を二人で歩いた。
ざぷん、と荒々しい音を立てる波打ち際を横目で眺めつつ、声を掛ける客がいないのだから、商売なんて出来っこないだろうと呆れて口を尖らせる。
「なあ面堂、本当にバイト代が出ると思うか?」
「ぼくに聞くな、ぼくに」
「にわかには信じられん」
湿った砂浜をサンダルでざくざくと進んだ。小石を蹴ったり、打ち付けられた海藻を手に取ったりしながら退屈を散らしたが、重ぼったい砂の上は歩きにくくて、すぐに飽きた。気分が上がる水着のお姉さんがいないのだから、これは仕方のないことである。なあ面堂、とやけに整った横顔に話し掛ける。
はじめ
TRAININGワードパレット10.婚
旦那さん/触れる指/慈しむ
で小説を書きました
大人になったあたるくんとしのぶちゃんがお茶する話
※面あたの世界線
※しのぶちゃん視点
かわいい共犯者 買い物の帰り道で偶然あたるくんに会った。
数か月ぶりに会ったというのに、その月日を感じさせないほどに彼は一切変わりなく、本当に自然と私の世界に簡単に溶け込む。立ち話もなんだからと誘われて、近くの喫茶店で軽くお茶をすることになった。日曜日の午後三時。太陽は西の方角に傾き始めていたが、まだまだ燦々と明るい。心華やぐおやつどきだ。
喫茶店のドアを開けると、カラン、と小気味良いベルが鳴る。店の奥のボックス席を案内され、四人掛けのテーブルに向かい合うようにして腰を下ろした。
「あたるくんは変わらないわね」
壁に立て掛けてある分厚いカバーのメニューを開きながら独り言のように呟けば、あたるくんが目をぱちくりとさせる。少年と青年のちょうど中間くらいの顔つきに、少しだけ胸が軋んだ。
3029数か月ぶりに会ったというのに、その月日を感じさせないほどに彼は一切変わりなく、本当に自然と私の世界に簡単に溶け込む。立ち話もなんだからと誘われて、近くの喫茶店で軽くお茶をすることになった。日曜日の午後三時。太陽は西の方角に傾き始めていたが、まだまだ燦々と明るい。心華やぐおやつどきだ。
喫茶店のドアを開けると、カラン、と小気味良いベルが鳴る。店の奥のボックス席を案内され、四人掛けのテーブルに向かい合うようにして腰を下ろした。
「あたるくんは変わらないわね」
壁に立て掛けてある分厚いカバーのメニューを開きながら独り言のように呟けば、あたるくんが目をぱちくりとさせる。少年と青年のちょうど中間くらいの顔つきに、少しだけ胸が軋んだ。
はじめ
DONE事後の大人面あたワードパレット
スマートに/包容力/彼シャツ
を使って書きました
gap 社長って素敵よね。と、女性社員が噂をしている場面に出くわしてしまうことがこれまでに何度もあった。例えば給湯室とか、エレベーターホールとか、朝礼の直後とか。
別に盗み聞きするつもりは更々ないが、やれハンサムだやれ紳士的だと面堂が誉めそやされるのを間近で聞くのも癪に障る。だからいつも、それとなく聞き耳を立てつつ様子を伺う。
「今日の会議もかっこよかったわ」
「あのスーツ、初めて見たけどお似合いだった」
「一度で良いからデートしたいわ」
「私もよ」
なんじゃいそりゃ。デートならおれがなんぼでもするっていうのに。今日も今日とてそれはそれは賞賛の嵐だったので、辟易とした気分でその場ー今日はエレベーターホールだったーをあとにした。
2905別に盗み聞きするつもりは更々ないが、やれハンサムだやれ紳士的だと面堂が誉めそやされるのを間近で聞くのも癪に障る。だからいつも、それとなく聞き耳を立てつつ様子を伺う。
「今日の会議もかっこよかったわ」
「あのスーツ、初めて見たけどお似合いだった」
「一度で良いからデートしたいわ」
「私もよ」
なんじゃいそりゃ。デートならおれがなんぼでもするっていうのに。今日も今日とてそれはそれは賞賛の嵐だったので、辟易とした気分でその場ー今日はエレベーターホールだったーをあとにした。
僻地。
DOODLEC翼 ホモ(ジェン葵)いっぱい 別垢からの再掲忘れそうだから置いとく。最初の何個かはワードパレットガチャで3つ出たお題縛りで書いたもの。今となっては逆CPですが、ジェン葵もやっぱりすきです。まあ幸せになれないんだろうなってかんじが
書きかけのも何編かあるから、やっぱり書き上げてPixivに起きたいニャン
ワードパレット
魔法のような/サンダル/夜
---
サンダルを履く日に焼けた素足ばかり目に入る。おれはなんども人にぶつかりかけるのだけど新伍はさんざめく人波をするする抜ける。手を握っていなかったらたぶんとっくにはぐれていた。おれたちは人のいないほうへ、だれもいないほうへ、静かなほうへ、暗いほうへ、自然と踊り出、それでやっと向かい合った。
陽だまり/戻ろうとして/コーヒー
---
戻れるのならばそれはたしかに戻りたいけれど肝心の戻るべき場所はわからなかった。どうしたって、結局最後はこうなるにちがいない。
おまえのいるところはぜんぶ陽だまりだ。どす黒くうずまくコーヒーのおもてすら、きらきらさせる。
「ジェンティーレ、おれ、結婚するんだ」
5248魔法のような/サンダル/夜
---
サンダルを履く日に焼けた素足ばかり目に入る。おれはなんども人にぶつかりかけるのだけど新伍はさんざめく人波をするする抜ける。手を握っていなかったらたぶんとっくにはぐれていた。おれたちは人のいないほうへ、だれもいないほうへ、静かなほうへ、暗いほうへ、自然と踊り出、それでやっと向かい合った。
陽だまり/戻ろうとして/コーヒー
---
戻れるのならばそれはたしかに戻りたいけれど肝心の戻るべき場所はわからなかった。どうしたって、結局最後はこうなるにちがいない。
おまえのいるところはぜんぶ陽だまりだ。どす黒くうずまくコーヒーのおもてすら、きらきらさせる。
「ジェンティーレ、おれ、結婚するんだ」
🟣文庫
ArtSummary2022⚠友人に書きました⚔hsbの夢です。ご理解ある方のみお進みください!
カラーパレット
肌着 蚊取り線香 深爪
深爪いつからだろうか。
「あら、素敵な藤の香りですね」
どこの香水使われているんですか、とにこやかに店員さんが聞いてくる。いい香りがするのならそれは嬉しいことだが、何が問題かというと、私は今香水をつけていないのだ。そして、私にはそこまで香らない。ここ半年ぐらいにかけて、こうやって香りを指摘されることが増えた。
なんとなく、要因はわかる。
「ただいま~」
「おかえりなさい、主」
「あ、粟田口たちが言ってた期間限定のコンビニアイス買ってきたよ」
「覚えていらっしゃったんですね、お優しい。すぐに粟田口部屋に届けて参ります」
リビングからひょこっと顔を出してにこやかに廊下を駆けてきたのは、うちの近侍のへし切長谷部だ。一般男性よりも少しだけ大きいその体格に、生徒指導でもし出すかのような体育教師を彷彿とさせるジャージを着て、子供のように晴れやかに笑って玄関まで早足で駆けてくるのは少し微笑ましい。目に見えた贔屓こそはしていないが、私は長谷部がとんでもなく大好きだ。他の本丸に目を向けるとだいぶフリーダムな本丸もあったりするが、一応審神者業も仕事であるため刀たちへの接し方は偏りが無いように意識はしている。漏れ出る愛はどうしようもないため、たまに愛を伝えすぎるが(特に短刀たち)それでも特段強い想いを抱く長谷部には、他の刀にも気づかれないように意識して接してきたのだ。
3265「あら、素敵な藤の香りですね」
どこの香水使われているんですか、とにこやかに店員さんが聞いてくる。いい香りがするのならそれは嬉しいことだが、何が問題かというと、私は今香水をつけていないのだ。そして、私にはそこまで香らない。ここ半年ぐらいにかけて、こうやって香りを指摘されることが増えた。
なんとなく、要因はわかる。
「ただいま~」
「おかえりなさい、主」
「あ、粟田口たちが言ってた期間限定のコンビニアイス買ってきたよ」
「覚えていらっしゃったんですね、お優しい。すぐに粟田口部屋に届けて参ります」
リビングからひょこっと顔を出してにこやかに廊下を駆けてきたのは、うちの近侍のへし切長谷部だ。一般男性よりも少しだけ大きいその体格に、生徒指導でもし出すかのような体育教師を彷彿とさせるジャージを着て、子供のように晴れやかに笑って玄関まで早足で駆けてくるのは少し微笑ましい。目に見えた贔屓こそはしていないが、私は長谷部がとんでもなく大好きだ。他の本丸に目を向けるとだいぶフリーダムな本丸もあったりするが、一応審神者業も仕事であるため刀たちへの接し方は偏りが無いように意識はしている。漏れ出る愛はどうしようもないため、たまに愛を伝えすぎるが(特に短刀たち)それでも特段強い想いを抱く長谷部には、他の刀にも気づかれないように意識して接してきたのだ。
🟣文庫
ArtSummary2022⚠友人に書きました2j3jkgmさんの夢です。ご理解のある方のみお進みください!
カラーパレット
夜行列車 明ける 知らない
夜の旅 久々に訪れた彼の自室でなんとなく見ていたテレビは、塞ぐように現れた彼の端正な顔で見えなくなった。
「たまには旅行でもどうでしょうか」
頭を傾けて揺れる優しい色の茶髪に見惚れながらも、突然の誘いに「はい」と自然に声が漏れ出ていた。少しぶっきらぼうな声色は緊張していたのだろうか、旅行の了承を得てからは一気に声も表情も明るくなった。
「では早速予定をお聞きしたいのですが」
用意周到さはさすが取締役代表と言ったところで、あれよあれよという間に旅行の計画が立てられていた。彼の自室のソファに二人でもたれて団らんする度に、話題は旅行一色だった。
───
「大まかな旅行先は決まりましたが、具体的に行きたいところとかはありますか?揺蕩さんが希望する場所があったら是非そこに行きましょう」
2352「たまには旅行でもどうでしょうか」
頭を傾けて揺れる優しい色の茶髪に見惚れながらも、突然の誘いに「はい」と自然に声が漏れ出ていた。少しぶっきらぼうな声色は緊張していたのだろうか、旅行の了承を得てからは一気に声も表情も明るくなった。
「では早速予定をお聞きしたいのですが」
用意周到さはさすが取締役代表と言ったところで、あれよあれよという間に旅行の計画が立てられていた。彼の自室のソファに二人でもたれて団らんする度に、話題は旅行一色だった。
───
「大まかな旅行先は決まりましたが、具体的に行きたいところとかはありますか?揺蕩さんが希望する場所があったら是非そこに行きましょう」
みーな
MAIKING支部の新しく選べる小説表紙が、推し色二色をカラーパレットから選べるというので、もうソレだけで萌えるんです!でも、色名使った某バスケ漫画ならともかくトモゲキャラの推し色って何?
やっぱり102話の表紙の色?兄が藍色、主人公が黒の。
ゆとは断言したい。ぴんく。
分からないなりにめっちゃ萌えたので、昔の小説の表紙変えました。
何かないと投稿できないので、視点統一故これから多分削る海童親子の会話部分。 3
とーい
DONE冬がテーマのワードパレットからお題をお借りして、リハビリがてら妄想したレイル。玄冥は冬の異名で、中国神話では冬や水の神らしいです。字面から勝手に冥界を治める神様を想像して、死せる魂とその転生をつかさどるレイリーさんが、遠い昔に人界で心を奪われたルフィさんを想うあまり、転生を引き延ばして永い間手元に留めたり、考え直して転生させても追いかけて捕まえたり……を繰り返しているという設定の妄想。 3063
いぬがみ クロ
DONEみかマリループもの5話。ワードパレットのキーワードをもとにSSを書いて、繋げて、1つのループもの小説を書いています。
5.光芒(キーワード:手を伸ばす、白昼夢、天使のような)
二人が結ばれてから、三度目の春が巡ってきた。
物理的な距離に妨げられての交際は、それでもまずまず順調に進展しているらしい。ただし時折、感情や思惑の行き違いが発生しているようだが。
――例えば、本日も。
「もうっ! 起きてください!」
はばたき駅から徒歩五分ほどの高級ホテル、五階の客室にて。
角を突き出し、カンカンに怒っている美奈子の前で、彼女の恋人は大の字になり、眠りこけている。
御影 小次郎。故郷に戻り、家業を継ぐ予定の若き御曹司は、普段ならば長い髪に整った目鼻立ち、長身痩躯とあって、どこぞの国の王子様かと見間違うほど立派な青年なのだが。しかし今ベッドの上で手足を投げ出し、ぽかんと間抜けに口を開けて爆睡しているその姿を見れば、彼を支持する乙女たちの、百年の恋も冷めるかもしれなかった。
7452二人が結ばれてから、三度目の春が巡ってきた。
物理的な距離に妨げられての交際は、それでもまずまず順調に進展しているらしい。ただし時折、感情や思惑の行き違いが発生しているようだが。
――例えば、本日も。
「もうっ! 起きてください!」
はばたき駅から徒歩五分ほどの高級ホテル、五階の客室にて。
角を突き出し、カンカンに怒っている美奈子の前で、彼女の恋人は大の字になり、眠りこけている。
御影 小次郎。故郷に戻り、家業を継ぐ予定の若き御曹司は、普段ならば長い髪に整った目鼻立ち、長身痩躯とあって、どこぞの国の王子様かと見間違うほど立派な青年なのだが。しかし今ベッドの上で手足を投げ出し、ぽかんと間抜けに口を開けて爆睡しているその姿を見れば、彼を支持する乙女たちの、百年の恋も冷めるかもしれなかった。
緋月香耶
TRAININGあーだこーだ言いながら色んな塗り方。1枚目、元々カラーパレットで描けるか試したが途中で黄色入れたくなって方向性が変化した絵。線画はこれを流用。
2枚目、髪グラデ&ハイライト。
3枚目、水彩ってどうやんだって思いながら塗った。
4枚目、例により少し進歩した感じがする。
5枚目、グレーで色塗って後から色を付けるのをやってみた。どうやんだ。
6枚目、油彩ってどうや(ry
ん~安定の4枚目かなぁ 6
9fdTJfsAACGnBqR
DONEワードパレット9.ザッハトルテ
(苦しい、舌の上で、真夜中)
だれにも会いたくないとき、いちばん会いたくないひとに会ってしまうのはなぜだろう。
走り出しそうな足をどうにか捻じ伏せ、にこやかに挨拶し、通り過ぎようとしたが。
「血のにおいがする」
物騒な呼びかけに、僕は首を傾げ、間を置き、頷いてみせた。動揺に気取られぬよう、ゆったりと。
「さっき、サボテンの棘を触ってしまったので、それかも」
見せてみろ、と抵抗する間もなく手を取られた。針のような傷を、学者のように見分したかと思えば、指先が口に含まれる。驚きのあまり声も出ない。ただ、頭に血が上る。
廊下の反対から、ひとの話し声が聞こえ、離れようとしたが、手を掴む力が増した。
「先生、誰か、来ます」
泣きそうな気持ちで、訴える。胸が苦しい。
1337走り出しそうな足をどうにか捻じ伏せ、にこやかに挨拶し、通り過ぎようとしたが。
「血のにおいがする」
物騒な呼びかけに、僕は首を傾げ、間を置き、頷いてみせた。動揺に気取られぬよう、ゆったりと。
「さっき、サボテンの棘を触ってしまったので、それかも」
見せてみろ、と抵抗する間もなく手を取られた。針のような傷を、学者のように見分したかと思えば、指先が口に含まれる。驚きのあまり声も出ない。ただ、頭に血が上る。
廊下の反対から、ひとの話し声が聞こえ、離れようとしたが、手を掴む力が増した。
「先生、誰か、来ます」
泣きそうな気持ちで、訴える。胸が苦しい。
能勢ナツキ
MENUみちのくコミティア9に委託参加します。・12/11 11時〜15時半
・ビッグパレットふくしま 展示ホール
一次創作の和風ファンタジー読切漫画と和綴じ豆本画集です。
豆本画集は新作初売りです、よろしくお願いします!🙇♀️
https://adv-kikaku.com/comitia9/
また現地に行けない方は通販も行っております(※豆本除く)
https://hihoo.booth.pm/ 4
cur0
DOODLEみずいこ小説。なんか時系列よくわからなくなりましたがアドベントワードパレットを使用させていただきました。「12/5:天使:伝える/光が射して/祝福」いつもの私です。誕生日だけど、誕生日じゃないネタ。 2500きくあきそら
DONE水星の魔女、面白すぎる。学園モノっぽく青春爽やかな雰囲気と、ガンダムらしくじめじめどろどろした感じと、比率とテンポがいいのかな?リアタイするくらいに毎週日曜日が楽しみ。今後どんな憂鬱がまってるのか楽しみだね!!これはカラーパレットで描いた。二人のためにある配色でしょ、これ。cur0
DOODLEみずいこ小説。アドベントワードパレットより、「11/27:クリスマスツリー:一番上、あちこち、変わらない」からざくっと。ワンライの時間にちょうどなったので、にぎやかしです。 878おもち
TRAININGPsyBorg。ワードパレットの「待宵」触れる・戸惑い・口付け、がお題でした。キャラ濃いめな良い人モブが出てきます。さいぼぐが別れますがハピエンです。「俺の荷物、捨てていいから」
下手くそに口角を上げてそう言った浮奇を引き止めなかったくせに、俺は部屋に置いていかれた浮奇のものをただの一つも捨てられずにいた。視界に入るたびに痛む胸も自業自得だ、浮奇はこの何倍も傷ついたはずだった。
俺に半同棲状態の恋人がいることを知っていたのは共通の友人たちと浮奇が気に入って何度も二人で行っていた家の近くのレストランのオーナーくらいだった。優しく聡い友人たちは俺の求める言葉と求めていない言葉を、つまり俺の痛いところを突く言葉とそれを優しく包むような言葉を寄越し、それ以外の時は今まで通りただ楽しいだけのくだらない会話に徹してくれた。俺を心配する言葉をかけてきたやつには俺なんか放っておいて浮奇に声をかけてやってくれと返し、呆れた顔を向けられたけれど。
8513下手くそに口角を上げてそう言った浮奇を引き止めなかったくせに、俺は部屋に置いていかれた浮奇のものをただの一つも捨てられずにいた。視界に入るたびに痛む胸も自業自得だ、浮奇はこの何倍も傷ついたはずだった。
俺に半同棲状態の恋人がいることを知っていたのは共通の友人たちと浮奇が気に入って何度も二人で行っていた家の近くのレストランのオーナーくらいだった。優しく聡い友人たちは俺の求める言葉と求めていない言葉を、つまり俺の痛いところを突く言葉とそれを優しく包むような言葉を寄越し、それ以外の時は今まで通りただ楽しいだけのくだらない会話に徹してくれた。俺を心配する言葉をかけてきたやつには俺なんか放っておいて浮奇に声をかけてやってくれと返し、呆れた顔を向けられたけれど。
コナギ
MOURNINGワードパレット、最初はこういう書き出しで書きたかったんですが、見切り発車すぎて何にも繋がらず……でも文章は気に入っているので置いておきます!ミナアレの書き出しボツ案 鷹梁ミナトにわざわざ呼び出される日はロクなことがない。食材を買いすぎたから寮へ運ぶのを手伝ってほしいと言われたときはマグロ一匹を運ぶ羽目になったし、運動に付き合ってほしいと言われたときはなぜか奴の弟や妹を代わる代わる肩に乗せて観光しなければならなかった。だからあいつの頼み事など聞くものではない。分かってはいるが、あの善良な顔がひどくさみしそうに笑ったり、無理に高いトーンで全然大丈夫、と言わせたりするのがどうにも落ち着かない自分がいる。だから今日も渋々ながら了承してしまった。バイクに跨がったときはまだ晴れていた。
259おもち
TRAININGPsyBorg。🐏🔮でワードパレットの「クンツァイト」ベッド・涙・埋める、がお題でした。初めて浮奇が泊まった日の朝、アラームをかけなかったのに目が覚めたのはいつもより早い時間だった。起きた時に目の前に人がいることに一瞬驚き、それがすやすやと眠る浮奇だと気がついて力を抜く。悪い夢を見ることもあると言っていたけれどずいぶん気持ちよさそうで穏やかな寝顔だったから安心した。
手を伸ばして頬に触れ、柔らかく滑らかな肌をそっと撫でる。いつまでもそうしていたいくらい甘やかで幸せな時間は数分で俺の許容量を超え、むずむずと落ち着かない気持ちになってベッドを出た。
寝室の外で廊下を駆ける足音と、それから扉の前で大人しく待っているらしい気配を感じて口元に笑みを浮かべ、何も身につけていなかった体に外に出るのに十分な防寒着を重ねていく。準備ができてからベッドを振り返って浮奇がまだよく眠っていることを確認し、静かに扉を開きそこで待っていた愛犬に「しぃ」と指を立てた。
2719手を伸ばして頬に触れ、柔らかく滑らかな肌をそっと撫でる。いつまでもそうしていたいくらい甘やかで幸せな時間は数分で俺の許容量を超え、むずむずと落ち着かない気持ちになってベッドを出た。
寝室の外で廊下を駆ける足音と、それから扉の前で大人しく待っているらしい気配を感じて口元に笑みを浮かべ、何も身につけていなかった体に外に出るのに十分な防寒着を重ねていく。準備ができてからベッドを振り返って浮奇がまだよく眠っていることを確認し、静かに扉を開きそこで待っていた愛犬に「しぃ」と指を立てた。
7nanarnari7
DONE七マリ『魔法がとけたその後に』ワードパレットより
Trick or treat!【躊躇・ポケットを探る・どっちでも】
特別な1個【ラッピング・好きな物ばかり・目を輝かせる】
☆☆2個もらったので、同時使い☆☆
マリィの名前は美奈子
高校3年生、両片思いのハロウィン七マリちゃん 6
tono_bd
DOODLEフィガロと交際しているファウストが投獄されていた頃の夢を見る話。二人の関係は良好です。※事後の描写が大好きなので、うっかり激しめなプレイを想起させる程度に入れました。問題無い方は、yesとお答えください。
ワードパレット『36kinds of time』から「黎明」で書かせて頂きました。
リクエストくださった方、ありがとうございます! 4586
YAKI_wNK
DOODLEカラー案 どれもすき大まかに色を決めた後にイメージに合うカラーパレットを探して当てはめては悩んで決めています。
レトロな色合いと状況がいまいち読めない感じにしたかったので多分何もいじっていない(1p目)にするか、もうちょっと色を鮮やかにしそう。知らない。
全部好きだけど一番最後のやつもすき。バッドエンドそう。 7
ぴこう
DOODLEハロウィンっぽいもの描きたくて、うちのもふもふお供男士に簡易仮装してもらいました💜🎃🧡ハロウィンカラーパレット使いこなせてないし、鵺ちゃんにはほんとにごめんねの気持ち
ちょっと日付間違えたから上げ直しました💦
tsukimimaccha
DOODLEワードパレットの笹さにです https://twitter.com/tsukimimaccha/status/1586360173953941505?t=EIb4lL_4hqpEIIxK0lBP5g&s=19 684acusu1979
DONEナツハラ様(@monimonihedo )が作られたワードパレットをお借りしました!ナツハラ様(@monimonihedo )様よりリクエストです
20 samvær(一体感)
CP七伊 思い出す、電話、捕まえる
一体感にはまだ遠い『け、ーーーしゃん、お支はりゃ…』
『では…次の機会の時はーーーーが払ってください』
『それは払うちもりがないひとがぁいうんでふ!ずるぅいんでふよ〜!』
『仕方ありませんね…十一月に入ったら直ぐに行きましょう…』
『ふふ…いいれすね!絶対ですよぉ?』
『ええ…しかし今日は随分酔いが回ってますね。しっかりしてください』
『すみましぇん…楽しくて!』
『私も楽しいですよーーー…』
家の電話が鳴っている。うたた寝をしていた伊地知は慌てて受話器をとる。
「はぃ…もしもし伊地知です」
「げとうさんのお宅では無かったでしょうか?」
珍しい苗字だなと思ったのがコンマ三秒、違い電話だと理解したのがコンマ五秒。
「いえ、違います」
「申し訳ありません…すみませんが確認のために電話番号の確認をさせて頂いても?」
5826『では…次の機会の時はーーーーが払ってください』
『それは払うちもりがないひとがぁいうんでふ!ずるぅいんでふよ〜!』
『仕方ありませんね…十一月に入ったら直ぐに行きましょう…』
『ふふ…いいれすね!絶対ですよぉ?』
『ええ…しかし今日は随分酔いが回ってますね。しっかりしてください』
『すみましぇん…楽しくて!』
『私も楽しいですよーーー…』
家の電話が鳴っている。うたた寝をしていた伊地知は慌てて受話器をとる。
「はぃ…もしもし伊地知です」
「げとうさんのお宅では無かったでしょうか?」
珍しい苗字だなと思ったのがコンマ三秒、違い電話だと理解したのがコンマ五秒。
「いえ、違います」
「申し訳ありません…すみませんが確認のために電話番号の確認をさせて頂いても?」