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    レシピ

    nonahmrn10

    DONE「あなたはあなたが食べたものでできている」

    ドタバタしてます!
    DeanPharmのお夕飯献立集がほしい

    でぃんぱむ付き合いたて感、あります
    ぱーむくんアスリート飯極めすぎて一部の界隈に絶大な支持を誇るレシピ開発者になっててほしい(どういうこと)
    You are what you eatいつになくドタバタした日だった。Pharmはフライパンをゆすりながら、今日の出来事をぼんやり思い返していた。
    今日は部活帰りにDeanと合流して、ついでに水泳部一行へと差し入れを渡した。運動後の飢えた部員たちは我先に、とおやつに飛びつく。ワイワイと盛り上がる彼らを横目に、Pharmは恋人の元へとそっと近づいた。
    Deanはこういうとき、一歩引いた場所にいる。以前は誰も寄せ付けないオーラを放って差し入れを受け取ったり、そのままPharmに食べさせてもらったりしていた。それが気恥ずかしいやら申し訳ないやらで、見かねたPharmは部員用とは別のタッパーにDeanの分を取り分けることにした。そうして部長の差し入れ寡占状態がPharm寡占状態に変わったことで、水泳部は晴れて心置きなくおやつにありつけるようになった。おそらくこの経緯を分かっていて、Deanは部員たちから少し離れたところでPharmを待っている。Pharmの視界に恋人がやってくることに気づいて、微笑みを浮かべた部長が見えた。
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    RFish27

    MEMOかつて城塞高地に人が住んでいた頃に存在していた素朴な郷土料理のレシピを、今はアルロー教官だけが知っている――

    みたいな話を思いついてしまった。
    竹本の勝手な考察による小話です。信憑性はありません。
    料理としてはアイリッシュシチューをモデルにしています。
    アルロー教官が夜食のシチューを作るだけの話「提督がまた書類を溜めていることが発覚しました。今夜は私とルーチカとで監視しながら提督に書類を仕上げていただくので、士気を保つために教官には夜食づくりをお願いいたします」
    「なんでだよ」
     夕方の騎士団指揮所。やや疲れた顔をしたフィオレーネの無茶振りに、騎士たちの教官であるアルローは率直なツッコミを返した。
    「提督のやる気を引き出すには教官の手料理が一番なのです。やはり目の前に褒美があるほうが、人間もガルクもよく働きますので」
    「理屈と気持ちはわかるが、上司をガルク扱いはやめとけ……ったく、しょうがねぇなぁ」
     指揮所の中に設置された大きな卓の上には、確かに様々な書類やら手紙やらが山と積まれ、そこかしこに何やら仰々しい紋章が入っている。これは期日に間に合わせないといろいろとヤバいやつだ、国家的に。それくらいはアルローでもわかる。
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    ミクシゲ

    SPUR ME時間が空いてしまいましたがニノカゲバーテンパロ第三話です!
    ようやくほんの少しだけ話が動いた気がします…だがまだまだ先は長い…。
    カクテルのレシピはウェブを参照したため、使用しているグラスや作り方などは実際と異なる場合がございます。素人がネットなどの知識で書いているため、ご了承ください。
    また協会云々に関しても捏造に捏造を重ねております。ご承知おきください。
    愛に恋を混ぜ込んで③「はよーっす。」

    辻から話を聞いた翌日。
    今日も今日とて開店準備に勤しもうと、二宮が早く出勤すると、指定した出勤時間の遥かに早い時間に影浦が顔を見せた。

    「おはよう……早いな。」
    「あー……まあ、ちょっと。」
    「?」

    影浦は言葉を濁して、さっさと更衣室に引っ込んでしまう。そしてものの数分で着替えてくると、スマホを片手にホールに出てきた。
    むやみに写真を撮ったりするわけでなければ、勤務時間外にスマホの使用を制止する理由もない。カウンターに腰掛け何やらスマホを操作している影浦を横目に、二宮は一日の仕込みを始めた。

    「仕事してっとこ悪ぃ、ちょっと聞きてぇんだけど、」
    「なんだ。」
    「『ジガー』ってどれのことだ?」

    黙々と仕事を進めていた二宮だったが、控えめに声がかかりそちらを向く。すると、影浦から使い慣れた器具の名前が飛び出すので、二宮は近くにあったそれを手に取り、影浦に見せる。
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