前日譚
きょう
DONE唐はじ未満。唐つぐに芽生えた感情の話。モブがいっぱいでます。昨年仲みさんのご本にゲスト参加させていただいたカレーの話の前日譚的なお話です。
単体で読めます。
真夜中の決意唐次は駅の改札を通り過ぎた。
時刻は夜十一時近く。疲れた体でふぅ、とため息をつく。
と、同時にスラックスのポケットに入っている携帯が震えた。
こんな時間に誰だ。面倒くさい。非常識な時間帯の電話に、疑問よりも煩わしさが勝った。
(会社からの呼び出しだったら無視してやる)
深夜残業にならないギリギリの時間に退勤し、自宅の最寄り駅にようやくついたばかりだ。これで『やっぱり戻ってきてくれ』なんて言われたら会社の上司を殺しかねない。
一定のリズムで震える携帯を取り出して、ディスプレイに表示された名前を確認する。
紫坂一。ぎょっとした。弟の名前に驚いて、見間違いではないかと凝視する。
——— おれはかけないと思いますよ。
数奇な出会いをした弟と連絡先を交換してから、結構な月日が経過した。その間にこちらから連絡をしたことはあっても、一度もはじめから電話をかけてきたことはない。
4607時刻は夜十一時近く。疲れた体でふぅ、とため息をつく。
と、同時にスラックスのポケットに入っている携帯が震えた。
こんな時間に誰だ。面倒くさい。非常識な時間帯の電話に、疑問よりも煩わしさが勝った。
(会社からの呼び出しだったら無視してやる)
深夜残業にならないギリギリの時間に退勤し、自宅の最寄り駅にようやくついたばかりだ。これで『やっぱり戻ってきてくれ』なんて言われたら会社の上司を殺しかねない。
一定のリズムで震える携帯を取り出して、ディスプレイに表示された名前を確認する。
紫坂一。ぎょっとした。弟の名前に驚いて、見間違いではないかと凝視する。
——— おれはかけないと思いますよ。
数奇な出会いをした弟と連絡先を交換してから、結構な月日が経過した。その間にこちらから連絡をしたことはあっても、一度もはじめから電話をかけてきたことはない。
endoumemoP
DONEあさひが感謝祭で爆発にこだわるようになった前日譚がこちらです。爆発にまつわる前日譚 中学校の終業時間を見計らって校門に車を回すと、いつもより下校する生徒の数が多かった。
(珍しいな)
芹沢あさひは終業時間になるとすぐに校舎を出るから、あさひを待たせないように迎えに行くとまだ校門のあたりは閑散としていることがほとんどだ。しかし、今日はあさひだけでなく数人の生徒が帰ろうとしている様子が見える。あさひからもらった年間行事予定表ではまだテスト前の期間ではないはずだが、何かあったのかもしれない、と考える俺の後ろでドアが開き「お疲れっす」とあさひが乗り込んだ。
「おう、お疲れ、あさひ。飲み物とお菓子、そこにあるから欲しければ食べてくれ」
バックミラー越しにあさひを見る。シートベルトを着けたあさひはビニール袋の中からグリーンダカラを取り、一口飲んでキャップを締める。車を発進させる傍らでそんな様子を視界に収めつつ、俺はあさひにこう尋ねた。
1174(珍しいな)
芹沢あさひは終業時間になるとすぐに校舎を出るから、あさひを待たせないように迎えに行くとまだ校門のあたりは閑散としていることがほとんどだ。しかし、今日はあさひだけでなく数人の生徒が帰ろうとしている様子が見える。あさひからもらった年間行事予定表ではまだテスト前の期間ではないはずだが、何かあったのかもしれない、と考える俺の後ろでドアが開き「お疲れっす」とあさひが乗り込んだ。
「おう、お疲れ、あさひ。飲み物とお菓子、そこにあるから欲しければ食べてくれ」
バックミラー越しにあさひを見る。シートベルトを着けたあさひはビニール袋の中からグリーンダカラを取り、一口飲んでキャップを締める。車を発進させる傍らでそんな様子を視界に収めつつ、俺はあさひにこう尋ねた。
ふじの
MOURNING連続通り魔事件の捜査のために本庁に泊まり込みで調査資料の整理をする松佐。↓実は書いていたこれの前日譚(?)のお話( ˇωˇ )
私が楽しいだけの松佐のお話※LI○E風✌︎('ω'✌︎ )三( ✌︎'ω')✌︎
https://poipiku.com/4187914/6693646.html
本庁に泊まり込みの松佐PM 21:45
捜査一課三係に割り当てられた室内
「ったく、キリねぇなこの量…」
「終わりが見えないわね…」
部屋の明かりは消え、デスクに備え付けられたスタンドライトが2つ並んで2人を照らしていた。
部屋の中は小刻みにキーボードを打つ音と紙を捲る音が小さく響いていた。
「集中力切れた」
いつもかけているサングラスをYシャツのポケットへかけた松田はキーボードを打つ手を止め、control+Sで上書きをして椅子に仰け反り伸びをした。
「もうこんな時間だし、休憩しましょうか」
そんな松田を佐藤は横目で見ながら資料と睨めっこしていた目元を指先で解すように押さえた。
「ああ、シャワー室行ってくる」
「私も行こうかな…。
着替え取ってくるから途中まで一緒に行きましょ?」
3258捜査一課三係に割り当てられた室内
「ったく、キリねぇなこの量…」
「終わりが見えないわね…」
部屋の明かりは消え、デスクに備え付けられたスタンドライトが2つ並んで2人を照らしていた。
部屋の中は小刻みにキーボードを打つ音と紙を捲る音が小さく響いていた。
「集中力切れた」
いつもかけているサングラスをYシャツのポケットへかけた松田はキーボードを打つ手を止め、control+Sで上書きをして椅子に仰け反り伸びをした。
「もうこんな時間だし、休憩しましょうか」
そんな松田を佐藤は横目で見ながら資料と睨めっこしていた目元を指先で解すように押さえた。
「ああ、シャワー室行ってくる」
「私も行こうかな…。
着替え取ってくるから途中まで一緒に行きましょ?」
isu_kukuritsuke
INFO6/4【You Know Something?】
B6/novel/128P/装丁いろいろ
ザ・バットマン+TENET
映画(ざば)本編より二年と少し前。よく似た顔の彼らと執事のはなし。
※Before The Batman: An Orginal Movie Novel(前日譚小説)とArtbookの内容を含む
!お届け6月下旬となります
【レカペ2】本文sample/You know something1 アルフレッド・ペニーワースの朝は早い。
使用人としては広すぎる(と言ってもこの広すぎるペントハウスにはもうずっと、彼ともう一人しか勤めてなく、かの主人は狭い部屋を好んでいる)部屋のカーテンを開けた。朝日へ目を細める必要はなかった。広い窓から差し込む日は弱く、ゴッサム・シティは本日も曇天である。
サヴィル・ロウ・スタイルの三揃えが彼のトレードマークであった。皺のないカッターシャツにベスト、ズボンは丹精を込め彼自身で毎日プレスされている。来客もなく誰にしめすでもないが、彼の姿はウェイン家の執事という自負の強さそのものであった。
本日の気分に合うクラシックを流し、コーヒーを豆から挽いて淹れ、それを片手に朝刊を開く。これまた執事としては穏やかな朝の時間。主人の起床時間は時計の長針が天辺に近づいた頃である。手首にある時計は九時を示しており、ある意味始業前、自由時間とも言える。しかしこのタワーで暮らすアルフレッドにとって、仕事とプライベートという区分はないに等しい。特段、この二十年近くは。彼の人生の大半は、ウェインと共にあると言っても過言ではない──彼の使命も同様に。
16576使用人としては広すぎる(と言ってもこの広すぎるペントハウスにはもうずっと、彼ともう一人しか勤めてなく、かの主人は狭い部屋を好んでいる)部屋のカーテンを開けた。朝日へ目を細める必要はなかった。広い窓から差し込む日は弱く、ゴッサム・シティは本日も曇天である。
サヴィル・ロウ・スタイルの三揃えが彼のトレードマークであった。皺のないカッターシャツにベスト、ズボンは丹精を込め彼自身で毎日プレスされている。来客もなく誰にしめすでもないが、彼の姿はウェイン家の執事という自負の強さそのものであった。
本日の気分に合うクラシックを流し、コーヒーを豆から挽いて淹れ、それを片手に朝刊を開く。これまた執事としては穏やかな朝の時間。主人の起床時間は時計の長針が天辺に近づいた頃である。手首にある時計は九時を示しており、ある意味始業前、自由時間とも言える。しかしこのタワーで暮らすアルフレッドにとって、仕事とプライベートという区分はないに等しい。特段、この二十年近くは。彼の人生の大半は、ウェインと共にあると言っても過言ではない──彼の使命も同様に。
yukeychi
SPOILERアサウタ二次創作。ウタちゃん短命設定。※非公式設定です。ネタバレはありませんが、シノビガミ「たそがれの面影」、「京都旅行記」およびCoC「永縁を君と」の3本とたそ面前日譚セルフ二次創作(https://poipiku.com/755329/6727593.html)を踏まえた話ではあります。ご了承ください。
パス「uta」 8
ngmch_
MOURNING「手のかかること」収録現パロ設定ファーベリ
既作のパラロスバンドパロ「ラスト・パレード」(ポイピク収録済)の前日譚
血は出てませんが、不愉快な発言が少しあります。
わたしを少し、置いて帰るよ「ああ、あの魔女が飲む煮汁のような茶のことか?」
「フフフ、いい感性だね、ファーさん。ルイボスティーだよ。マンゴーとシトラスの香りを施してある。冷やして飲むと美味しいだろう?」
「その香りは雑味だ。ただの水分補給に余計なものは要らん」
「オレから雑味を引いちまったら何が残るんだい。さあ、オレといる間はこの茶を飲んでもらうぜ。どうせ普段はコーヒー、エナドリ漬けなんだろう?これはノンカフェインで、その点でもちょうど良いのさ」
冷蔵庫を開けると、サプリメントとゼリー飲料とタバコ(冷やす必要は全くない。ただ、部屋にものを増やすたび捜索が面倒になるので、一番分かりやすい冷蔵庫にしまうことにしている)しか入っていないはずのそこに、銀の水差しが加えられていた。長らく使っていなかった割には綺麗で曇りないその入れ物には、例の茶がたっぷりと用意されている。合鍵を欲しがったので好きにしろと伝えてはいたが、どうやら俺の留守中に仕込んで帰ったらしい。その証拠に、床に散らばっているはずの衣服が今は窓際のハンガーラックで大人しく整列している。近づくと、熱帯の海辺の、それも日陰に咲く花みたいな匂いが残っていた。あいつの香水だ。いつもあいつからは派手なくせに陰気な匂いがする。ここにあるものは全て俺の所有物だ。他所から持ち込んだものを良く思わないのは、ベリアルもよく承知のはず。普段なら髪の毛一本ですら、気づけば蓋付きのくずかごへ捨てていく。それなのに、今日は冷蔵庫の中にまで、あいつは自分の破片を残していったのだ。小賢しい振る舞いだけは上手にこなす飼い猫め。
3099「フフフ、いい感性だね、ファーさん。ルイボスティーだよ。マンゴーとシトラスの香りを施してある。冷やして飲むと美味しいだろう?」
「その香りは雑味だ。ただの水分補給に余計なものは要らん」
「オレから雑味を引いちまったら何が残るんだい。さあ、オレといる間はこの茶を飲んでもらうぜ。どうせ普段はコーヒー、エナドリ漬けなんだろう?これはノンカフェインで、その点でもちょうど良いのさ」
冷蔵庫を開けると、サプリメントとゼリー飲料とタバコ(冷やす必要は全くない。ただ、部屋にものを増やすたび捜索が面倒になるので、一番分かりやすい冷蔵庫にしまうことにしている)しか入っていないはずのそこに、銀の水差しが加えられていた。長らく使っていなかった割には綺麗で曇りないその入れ物には、例の茶がたっぷりと用意されている。合鍵を欲しがったので好きにしろと伝えてはいたが、どうやら俺の留守中に仕込んで帰ったらしい。その証拠に、床に散らばっているはずの衣服が今は窓際のハンガーラックで大人しく整列している。近づくと、熱帯の海辺の、それも日陰に咲く花みたいな匂いが残っていた。あいつの香水だ。いつもあいつからは派手なくせに陰気な匂いがする。ここにあるものは全て俺の所有物だ。他所から持ち込んだものを良く思わないのは、ベリアルもよく承知のはず。普段なら髪の毛一本ですら、気づけば蓋付きのくずかごへ捨てていく。それなのに、今日は冷蔵庫の中にまで、あいつは自分の破片を残していったのだ。小賢しい振る舞いだけは上手にこなす飼い猫め。
higasikumo_
SPOILERハロ嫁、おおきなかぶだったという考察を見たらくがき。(前日譚で言ってた、当初はかぼちゃじゃなくかぶだったというのと、おおきなかぶはロシアのお話だと言うのと、ラストシーンがみんなでおおきなかぶやってたというやつ)
ラストもだけど、ここでもおおきなかぶやってたらな、という妄想… 2
genko_gorilla
DONE2022/5/3の超忍で頒布いたしました「きみはシューティングスター」の前日譚です。本編を読んでいなくてもそこまで問題はございません。
伊作(ISA)、仙蔵(SEN)、食満(KEMA)によるボーイズアイドルグループ「SIK(シック)」のデビューにまつわるアレコレ。強めオタの昆さんが元気です。
きみはシューティングスター act.0.5 事の起こりは、春というには随分と日差しが強い四月の朝。
大型連休を目前に控えた、よく晴れた平日だった。
ぼくはいつものように、中学からの持ち上がりの友人と他愛ない話をしながら高校への道を歩いていた。入学当時こそしゃちほこばっていたが、フタを開けてみれば地方の公立校。見知った顔が多くすぐになじんだ。
最初のうちは戸惑った見知らぬ通学路も、真新しくあつらえた制服も、すでに単なる日常の一片になっていて。同じようにリラックスした笑顔を向ける友達の顔に、木漏れ日が降り注いでいたのを覚えている。
「ねえ、きみ。ちょっと」
振り返ると、きりりと締まった濃い眉に、同じくらい締まったつり目の男性。長袖では蒸すような快晴にもかかわらず、汗ひとつかかずに真っ黒なスーツを着込んでいる。
6094大型連休を目前に控えた、よく晴れた平日だった。
ぼくはいつものように、中学からの持ち上がりの友人と他愛ない話をしながら高校への道を歩いていた。入学当時こそしゃちほこばっていたが、フタを開けてみれば地方の公立校。見知った顔が多くすぐになじんだ。
最初のうちは戸惑った見知らぬ通学路も、真新しくあつらえた制服も、すでに単なる日常の一片になっていて。同じようにリラックスした笑顔を向ける友達の顔に、木漏れ日が降り注いでいたのを覚えている。
「ねえ、きみ。ちょっと」
振り返ると、きりりと締まった濃い眉に、同じくらい締まったつり目の男性。長袖では蒸すような快晴にもかかわらず、汗ひとつかかずに真っ黒なスーツを着込んでいる。
荒谷(あらや)
SPOILER1年陸部マネマリィちゃんと陸部のまんが(5P)↓のまんがの前日譚です。
https://poipiku.com/4076012/5649045.html
⚠️陸上部所属時の颯砂くんシナリオのネタバレが含まれます
⚠️モブ(陸上部部員)が出てきます&陸部の設定かなり勝手に作ってます… 5
BQQatack
DONEドロディス自陣の前日譚HO2ベンジャミンがHO1アフィーシュに拾われるまで
ドロップアウト 俺は帰化日本人だ。生まれ育ちは日本だから桜を見れば春を感じるし、箸の使い方も上手いし、これまで一番投げかけられた罵倒は「アメリカに帰れ」だった。
両親は気にするなと励ましてくれたが、その両親をさっき自らの手で殺めたばかりだ。遠くでサイレンが聞こえる。優しい人たちだった。父親は温厚で決して怒ることはなく、母親も正義感の強い優しい人。彼らはナイフを手にした俺を見て震え、恐怖し、怒鳴り、そんな彼らに俺は「人が殺したい」とカミングアウトした。自分はバイだと言っても優しく迎えてくれた彼らは目を見開き、神に祈るように指を組んで、その瞬間に俺は母の首を掻っ切った。
「マリー!」
父は母の名前を呼びながら彼女の小柄な身体に覆いかぶさり、俺はじっとそれを見つめていた。うちひしがれる彼に「ごめんなさい」と囁いて、彼の振り向きざまにまた首を掻っ切った。ごとんと転がる物言わぬ身体に、俺は震える呼吸を必死で律する。郊外の一軒家に響いた悲鳴は、誰かがとっくに警察を呼んでいてもおかしくない。
3369両親は気にするなと励ましてくれたが、その両親をさっき自らの手で殺めたばかりだ。遠くでサイレンが聞こえる。優しい人たちだった。父親は温厚で決して怒ることはなく、母親も正義感の強い優しい人。彼らはナイフを手にした俺を見て震え、恐怖し、怒鳴り、そんな彼らに俺は「人が殺したい」とカミングアウトした。自分はバイだと言っても優しく迎えてくれた彼らは目を見開き、神に祈るように指を組んで、その瞬間に俺は母の首を掻っ切った。
「マリー!」
父は母の名前を呼びながら彼女の小柄な身体に覆いかぶさり、俺はじっとそれを見つめていた。うちひしがれる彼に「ごめんなさい」と囁いて、彼の振り向きざまにまた首を掻っ切った。ごとんと転がる物言わぬ身体に、俺は震える呼吸を必死で律する。郊外の一軒家に響いた悲鳴は、誰かがとっくに警察を呼んでいてもおかしくない。
さくらてゃん
MEMOFF14の日常❀若葉タンクのさくらてゃん篇歴史(フラグ)は繰り返す。
Twitterで話した事の前日譚も含めてかきかき。
別に入ってしまえば進むだけだからどーーって事ないんだけどやっぱり苦手だったりするとこはウワァーッ😭てなるんだよ…!なるんだよ!! 2
ruca_twilight
DONE「茨の谷の長い夜」夜眠れないリリアと、茨の谷に伝わる優しい魔法の物語。
前日譚(マレ+リリパート)の描き下ろし付きで同人誌発行しました。
2022.2発行
Pixivサンプル:https://www.pixiv.net/artworks/95863310
通販:https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040030964105/ 38
yotayota_ro
DONE愛弟家の食饌奥付用2022年2月20日発行、無料配布コピー本です。
捏造しかないので少しでも苦手な方は閲覧非推奨
以下本を手に取っていただいた方へ
この度はお手に取っていただきましてありがとうございました。
少しでも気にいっていただけましたら幸いです。
こちらのコピー本は本編の前日譚のようなイメージで描きました。
※本編で料理をするシーンにほんの少しリンクしています。 12
r_z
DONEカインとヒースクリフが晶について語り合うお話断章、もしくは2部の前日譚…という気分で書き殴りました
BGMはドビュッシーの「月の光」
⚠️以下にご了承いただける方のみどうぞ
2周年記念イベストのネタバレを含みます
すべてが幻覚です
歴半年未満のユーザーですので、キャラクターの口調・解釈等に歪みがあるかもしれません 16
ru____mir
DONEケイ監/ケー監元カレシリーズ
第3話
元カレの誕生日にあれよあれよと言いくるめられてもう一度関係を持ってしまうシリーズ🤦
⚠性別不詳監督生
⚠お相手は元カレ
⚠監督生によるインタビューの後のお話
⚠原作よろしくドアノブが喋る
⚠前日譚ありですが読まなくても大丈夫仕様(監督生♂注意)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16065866#6
ズルい男 はしゃがないはずがなかった。キスから始まった名前のない関係を、レーズンバター味の賄賂を使いつつ、恋人という形になんとか収めたのだから。
ようやくお付き合いするに至った、大好きな先輩。友達の寮の先輩が片思い相手になって、そしてついに恋人になって──このまま順風満帆に進むのだと、監督生は信じていた。
*
「改めてお誕生日おめでとうございます。以上でインタビューは終了です」
「はーい、こちらこそありがとねー」
先輩相手であるからして、一応、一礼。監督生は頭を上げるとすぐに、談話室の隅っこへいそいそと向かう。ようやく終わったという安堵感に小さくため息を吐き出すと、それを耳聡く聞きつけた男がいつの間にかそばに立っているのに気付く。
6267ようやくお付き合いするに至った、大好きな先輩。友達の寮の先輩が片思い相手になって、そしてついに恋人になって──このまま順風満帆に進むのだと、監督生は信じていた。
*
「改めてお誕生日おめでとうございます。以上でインタビューは終了です」
「はーい、こちらこそありがとねー」
先輩相手であるからして、一応、一礼。監督生は頭を上げるとすぐに、談話室の隅っこへいそいそと向かう。ようやく終わったという安堵感に小さくため息を吐き出すと、それを耳聡く聞きつけた男がいつの間にかそばに立っているのに気付く。
dorotkrb
MOURNINGなんでも許せる方向け。ドライヌ。ベッターに以前あげた幹部軸。先日のオークションの前日譚です。独占欲 手ごたえの無くなった相手は白目を剥いていた。気が付けば顔の穴という穴から血が出てる。折れて飛び出した前歯が無様に唇に引っかかっていて、靴の先で顎を蹴り上げると口の中に溜まってた血と一緒に床に転がり出ていた。
「おい、まだ文句あるヤツいるか?」
革靴の先にこびり付いた血を床に伸びてる男の上着に擦り付けて落とす。
ひっくり返ったテーブルと割れたボトルから流れ出た酒の匂いが充満するVIPルーム。
視線を上げて見渡せば、怯えた表情の幹部連中と、その隣にはべってたキャバ嬢達が泣きながら身を寄せてこちらを見ていた。
新しいクラブを出したのに、ろくに金も作れない幹部とやらの顔を見に来た。
上納金を言われた通りに払うのは女たちが皆、子持ちが故に休みがちで、これ以上売り上げをあげるのは難しいと言い訳し出した挙句、ここは龍宮寺の息がかかってるといいやがった。
2019「おい、まだ文句あるヤツいるか?」
革靴の先にこびり付いた血を床に伸びてる男の上着に擦り付けて落とす。
ひっくり返ったテーブルと割れたボトルから流れ出た酒の匂いが充満するVIPルーム。
視線を上げて見渡せば、怯えた表情の幹部連中と、その隣にはべってたキャバ嬢達が泣きながら身を寄せてこちらを見ていた。
新しいクラブを出したのに、ろくに金も作れない幹部とやらの顔を見に来た。
上納金を言われた通りに払うのは女たちが皆、子持ちが故に休みがちで、これ以上売り上げをあげるのは難しいと言い訳し出した挙句、ここは龍宮寺の息がかかってるといいやがった。
さめしば
DONE付き合ってる冬駿のSS/高3と大1のふたりの、誕生日と年の差の話。⚠️冬居は冬生まれという勝手な想定のもと書いた話です。プロフィール&未来捏造注意。単体で読めますがこちら(https://poipiku.com/3976714/5901839.html)の前日譚でもあります。2022.11.15 加筆修正
You made my day!「おめでとうございます! 今日の一位は水瓶座のあなた!」
僕の毎朝を彩るお決まりのひとつ、とある情報番組の星占い。そのカラフルな画面に、ばんと大きく自分の星座が映し出されている。やった一位だ、と独り言が思わず[[rb:溢 > こぼ]]れて、身体の内側からぽうっとパワーが湧いてくるような心地がした。明るいナレーションが添えるワンポイントアドバイスは、期待した類いのものではなかったけれど。「チャレンジはうまくいく」とか「ここ一番の勝負運を発揮する」といった一言なら、何もかもが完璧だったのに——とは言え一日のスタートとして充分すぎるほど上々な報せは、間違いなく僕の背中を押してくれるはずだ。持ち物リストを今一度入念に確認し、自室を後にした。
9416僕の毎朝を彩るお決まりのひとつ、とある情報番組の星占い。そのカラフルな画面に、ばんと大きく自分の星座が映し出されている。やった一位だ、と独り言が思わず[[rb:溢 > こぼ]]れて、身体の内側からぽうっとパワーが湧いてくるような心地がした。明るいナレーションが添えるワンポイントアドバイスは、期待した類いのものではなかったけれど。「チャレンジはうまくいく」とか「ここ一番の勝負運を発揮する」といった一言なら、何もかもが完璧だったのに——とは言え一日のスタートとして充分すぎるほど上々な報せは、間違いなく僕の背中を押してくれるはずだ。持ち物リストを今一度入念に確認し、自室を後にした。
tokyonohutari
DOODLE赤色灯が照らした夜のことこれ(https://twitter.com/tokyonohutari/status/1446719415869865985?s=21)の前日譚みたいなやつです。
Rがあるのでポイピクへ〜
赤色灯が照らした夜のこと
R18狂聡
成人済みですか? 4
nai_arisawa
PAST『貴方Color-the nostalgia-』貴方Color-don't dye-の前日譚のような話。
12/12のイベントで無配として配布していたものです。
貴方Color→ https://www.pixiv.net/artworks/92978281
貴方Color-don't dye-→ https://www.pixiv.net/artworks/94133252 4
オサハタ
DOODLEhttps://poipiku.com/275708/6012931.htmlの前日譚。
先の未来のプロポーズのはなし。
家族(another side) 先輩は、よく先の話をする。
明日、来週、次の季節、来年、そして、いつかという見えないところまで。
その度に僕は、できたら、とか、そうなるといいですね、とか、返してきた。
そうすると先輩は、張り合いがないな、と肩を竦めていた。
だって分からないじゃないか、先のことなんて。
いつまでもふたりでこうしていられるとは限らない、出会いがあれば別れもある、こんな仕事でいつどうなるかも知れやしない。だから期待し過ぎないようにしないと、って、そういう僕なりの気の持ち方なんですよって、話したことも何度かある。
そうすると、先輩は今度は、何にも言わずに苦しそうに、少しだけ、目を細くしていた。
それから経たかなりの年月。
1869明日、来週、次の季節、来年、そして、いつかという見えないところまで。
その度に僕は、できたら、とか、そうなるといいですね、とか、返してきた。
そうすると先輩は、張り合いがないな、と肩を竦めていた。
だって分からないじゃないか、先のことなんて。
いつまでもふたりでこうしていられるとは限らない、出会いがあれば別れもある、こんな仕事でいつどうなるかも知れやしない。だから期待し過ぎないようにしないと、って、そういう僕なりの気の持ち方なんですよって、話したことも何度かある。
そうすると、先輩は今度は、何にも言わずに苦しそうに、少しだけ、目を細くしていた。
それから経たかなりの年月。
REFRACTION_G
MOURNING昔書いたノアとナナの前日譚をリメイク。ナナちゃんを掘り下げるのにはノアは欠かせないからね👍
ナナの自傷癖、必要以上に眠ろうとする理由が少し分かる(俺メモの為)
これマジでほかのゲストもいつかやらんとな〜(アセアセ) 7
noako_op
DONE2022/01/09発行予定の新刊「Dedication」の前日譚?漫画。なんでコラさんはお弁当屋さんになりたかったのか、なぜおにぎりだけは自分で握るのか…ということのアンサー漫画です。原作軸でこういうやり取りがあったから現代に転生してお弁当屋やろう!って覚えてないながらも潜在的にコラさんの中にそんな思いがあったらいいなと思います。ローコラwebオンリー合わせ期間限定展示です!よろしくです! 2hoshidukiyo2
PROGRESS頑張ればこの文章が綺麗に整って、明日前日譚としてアップされ、結婚式当日の話がイベントの無配になります。がんばれれば。
頑張れなければ後日pixivにアップされます・・・。
願わくは、あなたの色に〜サムシング・フォー〜何か一つ青いもの
婚礼を挙げるに辺り、幼い頃の夢をできる限り叶えたい、と思うのは妻を愛する者として当然のことであった。
真白き衣は当然のこととして、他にも憧れがあるかと尋ねれば、控えめに数えあげられた、謎掛けのような品々。
娶りたくば、定めしものを持って参れ、とは竹取物語のようだ。例えそれが玉の枝であろうと、万難を排して手に入れる覚悟がある。だが、躊躇いがちに告げられた四つは微笑ましいばかり。
そもそも一つはもう、二人してなににするか決まっている。
なにか一つ青いもの、と言葉を与えられれば、二人の脳裏に浮かぶものは寸分違わぬものだろう。 未来を照らす小さな青き花。今も二人の足元に広がっている。
「……って青は幸村さんに頼む必要もないですね。他のものも思いつかないし、何があってもネモフィラじゃなきゃ、って言ってしまうと思います」
3822婚礼を挙げるに辺り、幼い頃の夢をできる限り叶えたい、と思うのは妻を愛する者として当然のことであった。
真白き衣は当然のこととして、他にも憧れがあるかと尋ねれば、控えめに数えあげられた、謎掛けのような品々。
娶りたくば、定めしものを持って参れ、とは竹取物語のようだ。例えそれが玉の枝であろうと、万難を排して手に入れる覚悟がある。だが、躊躇いがちに告げられた四つは微笑ましいばかり。
そもそも一つはもう、二人してなににするか決まっている。
なにか一つ青いもの、と言葉を与えられれば、二人の脳裏に浮かぶものは寸分違わぬものだろう。 未来を照らす小さな青き花。今も二人の足元に広がっている。
「……って青は幸村さんに頼む必要もないですね。他のものも思いつかないし、何があってもネモフィラじゃなきゃ、って言ってしまうと思います」