回想
みずき
MAIKINGなんか描き始めている。明日続き描く。(飽きなければ)
→描いた。
【女審神者】福島光忠回想ネタバレ | みずき #pixiv https://www.pixiv.net/artworks/95099106
kari
MOURNING啄勇。お誕生日回想の距離感がとても良い。酒飲みイベントも楽しかったです。
「俺のこと、ただの酔っ払いだと思ってたんだろ?」
陶酔した笑みを浮かべた男は潤んだ瞳を細める。赤く色づいた目尻から一筋、透明な水滴が滑り落ちた。
「勇に避けられてる気がする」
いつもの飲み仲間が集まった酒の席で啄木が呟いた言葉に、反応をみせたのはとろんとした目つきだが実際には一番酔いの回っていない牧水だった。
「んん?勇がどうかしたかい?」
「俺様、避けられてる気がするんだよ!この飲み会にも来てないじゃねぇか」
「誘ったんだがなぁ、気分じゃないそうだ」
「勇の奴が酒飲む気分じゃない時なんかあるかよ!」
勢いよく言い返した啄木の手元でガチャンと音をたてて皿から箸が落ちた。手にした猪口を一息で飲み干した牧水は呆れた口調で答え返す。
3142陶酔した笑みを浮かべた男は潤んだ瞳を細める。赤く色づいた目尻から一筋、透明な水滴が滑り落ちた。
「勇に避けられてる気がする」
いつもの飲み仲間が集まった酒の席で啄木が呟いた言葉に、反応をみせたのはとろんとした目つきだが実際には一番酔いの回っていない牧水だった。
「んん?勇がどうかしたかい?」
「俺様、避けられてる気がするんだよ!この飲み会にも来てないじゃねぇか」
「誘ったんだがなぁ、気分じゃないそうだ」
「勇の奴が酒飲む気分じゃない時なんかあるかよ!」
勢いよく言い返した啄木の手元でガチャンと音をたてて皿から箸が落ちた。手にした猪口を一息で飲み干した牧水は呆れた口調で答え返す。
panatap246
DONE激混みでスタバに入れず真冬の外でフラペチーノを飲むことになった三村くんとブラックコーヒーの越智くんとブラックな顔をしてラテな潤五。砂漠の中、一滴の水を探して啜るような毎日を送る三村くんを完全に潤すことはできなくても、命を繋ぐ大事な一滴になった日なんだろうなと思って目頭を熱くしてます。あと今描いてるマンガにあのシーンの回想を描いたなと、ぐちゃぐちゃのラフをまだ見れるラフにして載せてみました😂 2
ムーンストーン
DONEダイがデルムリン島に辿りついた日と、まだハドラー魔王軍で幹部だった頃を回想するブラスじいちゃんです。捏造マシマシというか捏造しかありません。クリスマスには間に合わなかった(痛恨の一撃)
救い主きませり〜ブラスオノレヨリ ツヨキモノニ シタガエ
己より強き者に隸え
モンスターの本能に刻まれた縛めだ。
縄張り争いで少々怪我をした幼いキメラの手当てをしながらブラスは久々に嘗ての主、魔王ハドラーを思い出した。
決して悪い主ではなかった……ブラスが仕えてきた主の中では。
モンスターが己より強い者に隸うのはそれのみが生きる術だからだ。
弱肉強食が唯一の法である魔界でも地上でも、弱者は強者の庇護が無ければ明日を迎えられる保証はない。
そして往々にして強者は邪悪さ故にさらに強くなるものだ。
魔族より弱者であるモンスターは主次第で邪悪にも善良にも、より強い方向へ矯められる生き物に過ぎない。
ハドラーは自ら魔王を名乗るだけあって魔力も覇気も、己の野心を充たす為に手下を操る術も桁違いだった。
2127己より強き者に隸え
モンスターの本能に刻まれた縛めだ。
縄張り争いで少々怪我をした幼いキメラの手当てをしながらブラスは久々に嘗ての主、魔王ハドラーを思い出した。
決して悪い主ではなかった……ブラスが仕えてきた主の中では。
モンスターが己より強い者に隸うのはそれのみが生きる術だからだ。
弱肉強食が唯一の法である魔界でも地上でも、弱者は強者の庇護が無ければ明日を迎えられる保証はない。
そして往々にして強者は邪悪さ故にさらに強くなるものだ。
魔族より弱者であるモンスターは主次第で邪悪にも善良にも、より強い方向へ矯められる生き物に過ぎない。
ハドラーは自ら魔王を名乗るだけあって魔力も覇気も、己の野心を充たす為に手下を操る術も桁違いだった。
PUSOPUUUUU
Reuse Christmas⚔️の過去回想をショートノベル形式で書いてみました。⚔️「森松先輩ってどんな人なんだ?」
僕を知らない人は問いかける。
「温厚で、優しくて、にこやかで、いい人だよ」
「文武両道なのに、良い意味で華やかすぎない」
「努力家で健気ってイメージかなぁ」
なんと素晴らしい。むず痒くなるような過大評価だ。それが仮面だとも知らずに、言ってくれるな。
「でも、あの人の異名、知ってるか?確か―」
""戦場の怪物""
仲間がほとんどいなくなり、相手が優勢にたった時、彼の赤い目は一層光り始める。
一呼吸、深い呼吸をした刹那、まるで理性のなくなった猛獣のように戦場を駆け回り、敵を狩る。
一度その刀に触れてしまえば身体は細々と四方に飛び、あたりは血飛沫に乱される。
2384僕を知らない人は問いかける。
「温厚で、優しくて、にこやかで、いい人だよ」
「文武両道なのに、良い意味で華やかすぎない」
「努力家で健気ってイメージかなぁ」
なんと素晴らしい。むず痒くなるような過大評価だ。それが仮面だとも知らずに、言ってくれるな。
「でも、あの人の異名、知ってるか?確か―」
""戦場の怪物""
仲間がほとんどいなくなり、相手が優勢にたった時、彼の赤い目は一層光り始める。
一呼吸、深い呼吸をした刹那、まるで理性のなくなった猛獣のように戦場を駆け回り、敵を狩る。
一度その刀に触れてしまえば身体は細々と四方に飛び、あたりは血飛沫に乱される。
oriya16kf
SPUR ME曦澄AU 龍神×蓮の精霊1 プロローグpixivに移行しましたのでそちらで続きをどうぞ。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16835020
蓮の精霊の江澄は、龍神の藍曦臣と道侶になり、幼い頃から憧れていた龍神のことを回想するお話です。 2
ちょこ
DONEエガキナ回想死因
回想死因が終わったあとの話、よその子さんお借りしてます!
とある"回想"が終わり 波の音が耳に入り、琥珀はハッ、として気づいた。気づいたら、自分は海にいた。おかしい、自分は部屋で寝ていたはずなのに。ここは夢の中、だろうか。
あの時、大型没が現れ、大きな被害が出たあの海だ。足首まで海水が浸かり、どうやら自分はそこに立っていた。空はあの日のように晴れており、真っ青な空が琥珀を見下ろす。気温も、蒸し暑く、羽織っていたコートのせいで汗が吹き出すようだった。
あの討伐はもう終わったはず、ずっと会いたくて、三年間探していた創とも再会できた。それで、終わったはずなのに。もう、手がかりがなくて落ち込むことも、やはり死んでいるのでは、と泣きそうになることもないはずなのに。
───なんで自分はここに居る?
1650あの時、大型没が現れ、大きな被害が出たあの海だ。足首まで海水が浸かり、どうやら自分はそこに立っていた。空はあの日のように晴れており、真っ青な空が琥珀を見下ろす。気温も、蒸し暑く、羽織っていたコートのせいで汗が吹き出すようだった。
あの討伐はもう終わったはず、ずっと会いたくて、三年間探していた創とも再会できた。それで、終わったはずなのに。もう、手がかりがなくて落ち込むことも、やはり死んでいるのでは、と泣きそうになることもないはずなのに。
───なんで自分はここに居る?
simasimadayone
DONE牢獄の中での回想シーンの妄想補完です。エイミの言葉をきっかけに、色んな仲間との事を思い出してたと思う!
マァムにも他の仲間にも言葉にできない感謝をしてるんだきっと…と言う勝手なる解釈全開です。そしてこれが後のヒム戦の言葉に繋がると思う!
色々と端折ってるし、真面目な漫画はじめてなので無茶苦茶かも知れませんがお許しください! 4
ton
PROGRESS友人に原稿チェックしてもらってたら1話目の夢のシーンの真ん中の子、らきおくんだと伝わってなくてヤベって感じです。顔アップのコマ入れとけば良かったです…今から1話目にコマ追加する気力が残ってないのでどこかで何か解説ページ入れますね…今もその後の回想シーン描いてんですけど色々弄りすぎて夢の続きのシーンだとわからなそうで悩ましいですかわちや
DONE6歳の清洲くんと推定30代半ば羽島さん39話の回想シーンで幼いリュウジくんが喪服を着ていた。
6歳児に喪服って普通着せるかな。喪主なら着るかもしれないな。
幼い長男を喪主にするってどんな家柄だろう。類推が止まらない。 2
翠蘭(創作の方)
DONE華軍企画内企画、「彼岸(悲願)の向日葵」の自宅の話、五話目回想
幸せな夢を断つ話 五「未、ちょっといい?」
思い出すのは昔の、といっても一年も経過していない時期の記憶。月待依宵に久々に再会した夜咲未は、中庭で彼女と対峙していた。
冬に入ってから会う機会が減っていたため、三ヵ月振りくらいだろうか。依宵は、痛々しい姿をしていた。指先には絆創膏、至るところにガーゼを当て、足にも腕にも頭にも包帯が巻かれていた。顔の半分が覆われていて、片目を見ることが出来ない。
一体どうして、何があったのかと、中庭に向かいながら彼女に聞いても、なにも答えてくれない。ただスカートを翻しながら、先を進む。
足を止めた。そこは、よく二人で昼御飯を食べていた場所だった。
2080思い出すのは昔の、といっても一年も経過していない時期の記憶。月待依宵に久々に再会した夜咲未は、中庭で彼女と対峙していた。
冬に入ってから会う機会が減っていたため、三ヵ月振りくらいだろうか。依宵は、痛々しい姿をしていた。指先には絆創膏、至るところにガーゼを当て、足にも腕にも頭にも包帯が巻かれていた。顔の半分が覆われていて、片目を見ることが出来ない。
一体どうして、何があったのかと、中庭に向かいながら彼女に聞いても、なにも答えてくれない。ただスカートを翻しながら、先を進む。
足を止めた。そこは、よく二人で昼御飯を食べていた場所だった。
kurumi
DONE2021年清神の日漫画。高校の時からお付き合いしてる2人が大人になったお話。
神さんが今の関係性に少し不安を抱えてる。
過去の回想を絡めてるので少しわかりにくいかも…。
ほんの少し肌の露出があります。
苦手な方はご注意ください。 34
ふーた
PAST七年くらい前にかいた?リオの子供時代の回想。古い…この頃はまだそこまで掘り下げきれてなかったので今とは若干異なるところもありますが…
著しく鉛筆線が薄いのと文字が汚いので解読難しい…
パスワード:クルーゼくんの夢主の名前 8
amamatsu_lar
DONEジャンがミカサとご飯を食べながら、訓練兵時代(と幼少期)を回想するお話です。回想パートがメイン。なるべく原作に準拠しているつもりですが、捏造やミス、人による解釈違いはあると思います。そんな感じです。よろしくお願いします。ジャンが大好きです。
…………………
おとぎ話と現実と 人間、現実的に生きることが大切だ。
そう思うようになったのは、俺がまだ七歳か八歳のガキだった頃。
当時の俺は、年上の連中に口答えして殴られたり、かわいい子にちょっかいを掛けて嫌われたり、減らず口を叩いて大人を困らせたりするような、要はクソガキだった。
ま、子どもなんてそんなもんだろうが。
そんな俺の好きだった場所の一つが、トロスト区の片隅にある古本屋だ。
父ちゃんに連れていかれるような大きな書店とは違う、しなびた雰囲気の店。いつも客が少なく、古い紙の匂いだけが立ち込めていたのを覚えている。たまに遊びに行くたび、そこにしかない匂いに胸が高鳴った。
老齢の店主は、そんな古本と同じ匂いをまとっていた。実際何歳くらいだったのかは分からない。本を心底大事にしているらしく、話しかけると何時間でも楽しそうに本の話を始める。話しかけなければ、ずっとカウンターで本を読みふけっている。そんな人だった。
11874そう思うようになったのは、俺がまだ七歳か八歳のガキだった頃。
当時の俺は、年上の連中に口答えして殴られたり、かわいい子にちょっかいを掛けて嫌われたり、減らず口を叩いて大人を困らせたりするような、要はクソガキだった。
ま、子どもなんてそんなもんだろうが。
そんな俺の好きだった場所の一つが、トロスト区の片隅にある古本屋だ。
父ちゃんに連れていかれるような大きな書店とは違う、しなびた雰囲気の店。いつも客が少なく、古い紙の匂いだけが立ち込めていたのを覚えている。たまに遊びに行くたび、そこにしかない匂いに胸が高鳴った。
老齢の店主は、そんな古本と同じ匂いをまとっていた。実際何歳くらいだったのかは分からない。本を心底大事にしているらしく、話しかけると何時間でも楽しそうに本の話を始める。話しかけなければ、ずっとカウンターで本を読みふけっている。そんな人だった。
ちょこ
DONEエガキナ回想死因アフター
琥珀と創の再会
よその子様のお名前お借りしています
おかえり、ただいま あれほどの壮絶と言っていい大型没【母なる金字塔】が討伐され、近辺の避難解除や細々とした没の残党狩りなどをしていたらあっという間に夕方も深くなり、もう夜になりそうな空が広がっていた。遠くの方で色んなツクリテやニジゲンから正気に戻そうとして奮闘し、無事戻ってきた巳神も、討伐を協力してくれた集も、先程まで一緒にいたリインやカナタは先に帰っていた。
カナタは本当に一人で帰るのか、と琥珀を心配していたが、琥珀はその気持ちだけ受け取った。
あれほどツクリテというツクリテを誘い込んでいた海は静かに波打つ。琥珀はコインロッカーから取ってきたコートを羽織り一人座り込んで考えていた、海は夜空と夕焼けが混ざったような色を映し出し、平和な海だった。
2613カナタは本当に一人で帰るのか、と琥珀を心配していたが、琥珀はその気持ちだけ受け取った。
あれほどツクリテというツクリテを誘い込んでいた海は静かに波打つ。琥珀はコインロッカーから取ってきたコートを羽織り一人座り込んで考えていた、海は夜空と夕焼けが混ざったような色を映し出し、平和な海だった。
あたしたにし
DONEコミティア新刊予定の「古白抄 伍」より 東京専門学校のミルトンの授業を任された新任の夏目くんのお話です もちろんこの当時から夏目くんを慕って家までついてきてた生徒もいました 漱石の日記の回想文では自宅までついてきた生徒の中に古白がいるらしいのですが、記憶違いなのかちょっと確証持てないですね……hitode_dai_bot
DONE梟は黄昏に飛ぶ朝尊の回想
悔恨 梟が飛んだ。僕は先ほどまで戦っていたものが叫び、彼を掴もうとしたのを見た。ぐらりと視界が歪み、僕は倒れる。感覚がない。ああ、彼はどうなっただろう。
――呼び声が聞こえた。
僕は振り返り声の主を見る。そこには僕よりも幼い師、水心子正秀がいた。五月の暖かい日差しの中、立ち止まって彼を待った。
「聞いたぞ、単騎で遠征だと」
「おや、そうかね。難しいものではないし、心配には及ばないと思うのだが」
僕に追いついてきたのを見届け、僕は再び歩き始める。いつも行くような遠征場所だ。無論手を抜こうとは思わない。しかし殆どは戦闘もなく穏やかに終わる。僕が行くところは江戸の寛政の世だ。
「貴方の親友も単騎で遠征なのはご存じかな?」
6079――呼び声が聞こえた。
僕は振り返り声の主を見る。そこには僕よりも幼い師、水心子正秀がいた。五月の暖かい日差しの中、立ち止まって彼を待った。
「聞いたぞ、単騎で遠征だと」
「おや、そうかね。難しいものではないし、心配には及ばないと思うのだが」
僕に追いついてきたのを見届け、僕は再び歩き始める。いつも行くような遠征場所だ。無論手を抜こうとは思わない。しかし殆どは戦闘もなく穏やかに終わる。僕が行くところは江戸の寛政の世だ。
「貴方の親友も単騎で遠征なのはご存じかな?」
ちょこ
DONEエガキナ回想死因
創ログイン小説
よその子さんお借りしてます
その声と物語で霧が消えた ここは同人地下帝国にあるとある施設のこれまた地下室の一角、そこは薬品の瓶が棚や机の上にこれでもかと置かれており、部屋中薬品の香りがしていた。一応人が生活するスペースがあるのだが、ベッドがわりの実験台に座る人物がそこにはいた、金髪の短い髪に緑色の目の青年がじっとテレビを見ていた。
テレビの内容は海に大型の没が出たということだった、青年は無表情でその内容を聞いていたが、すぐに耳から抜けていく。この青年は三年前からの記憶がないのだ、自分の名前が創ということと、作家だったことはわかるのだが、それ以上の事がわからなかった。
するとドアをノックする音が聞こえたかと思うと入ってくる人物が、三年前創を助けてくれたニジゲンであるCQ×2だ。CQ×2はそっとテレビを横目に創になにか差し出した、それは本だった。
1954テレビの内容は海に大型の没が出たということだった、青年は無表情でその内容を聞いていたが、すぐに耳から抜けていく。この青年は三年前からの記憶がないのだ、自分の名前が創ということと、作家だったことはわかるのだが、それ以上の事がわからなかった。
するとドアをノックする音が聞こえたかと思うと入ってくる人物が、三年前創を助けてくれたニジゲンであるCQ×2だ。CQ×2はそっとテレビを横目に創になにか差し出した、それは本だった。
ねずみ
DOODLE※月ちよ回想では顔がでなかったちよちゃんが、運命の231話で大きく出たのは、忘れようとしていたけれど忘れられなくて、断ち切って捨てたと思っているはずのあの子の笑顔の思い出が頭に過ったからかなぁ…とか
ちよちゃんも死んだと聞かされたあの人の事を乗り越えて、もしかしたら忘れようとしてるけれど忘れられるわけがなくて思い出す度あの人の笑顔が過ぎってしまっていたらしんどい…とか
考えてたら昼休み終ってた 2
三日月
DONE誕生日の夜のブラネロ。といいつつボスは回想でしか出てきませんが。ブラッドリーは毎年ネロにカトラリーをプレゼントしているのでは、という妄想がずっと頭から離れなかったので文字にしました。
色々な捏造とネタバレを含みます。
改めてネロ、誕生日おめでとうございます!
煌めきを放つもの 自室への扉を開けようとして、コツ、と音がして動きを止めた。視線を下ろしても一見引っかかりそうなものは見受けられない。
「……《アドノディス・オムニス》」
呪文に応えて姿を現したのは、小脇に抱えられるくらいの大きさの箱。一応罠の可能性も考えて触れずに検分して、見知った魔力の気配が残っていたので掬い上げてすぐに扉の中へと入り込む。
何で扉の前に置いたのだろうか。しかも隠すように。パーティーの場で渡すでもなく、バスケットにこっそり忍ばせるでもなく。そう思いながら箱をテーブルに置いて蓋を開けると、姿を現したのは3本のカトラリー。
ご丁寧に『明日はお前の作ったフライドチキンが食いたい』と書かれたバースデーカードが添えられていた。
2207「……《アドノディス・オムニス》」
呪文に応えて姿を現したのは、小脇に抱えられるくらいの大きさの箱。一応罠の可能性も考えて触れずに検分して、見知った魔力の気配が残っていたので掬い上げてすぐに扉の中へと入り込む。
何で扉の前に置いたのだろうか。しかも隠すように。パーティーの場で渡すでもなく、バスケットにこっそり忍ばせるでもなく。そう思いながら箱をテーブルに置いて蓋を開けると、姿を現したのは3本のカトラリー。
ご丁寧に『明日はお前の作ったフライドチキンが食いたい』と書かれたバースデーカードが添えられていた。