女王
百合菜
MAIKINGアンジェリーク・ジュリリモ女王候補生のアンジェリークは正直、光の守護聖ジュリアス様のことが苦手。
だけど、ふとした瞬間、彼に惹かれてしまう。
一方、そんなアンジェリークに好意を寄せてくるものも。
想う愛か、想われる愛か。
アンジェリークの葛藤がはじまる。
2021.11.17.公開
※ラストまでプロットは練っていますが、第2章の公開は2022年を予定しています 5713
so/soka_@落書きメイン
DOODLEエリザベス女王杯、今回混線模様な気がしてきた。練習がてら落書きを。
今回は初引きでもあったファインモーションちゃんで!
衣装のみならず髪のこだわりがすごい。
持ち物が疎かになるのはなんとかしたいorz
銀鳩堂
MOURNING「ヤング・クロウリー ~始まりの物語~」出会い編冒頭シーンのイメージ。イメージ元は「ディズニー みんなが知らない白雪姫 なぜ女王は魔女になったのか」の鏡を木に吊るすエピ。
後の「美しき女王」となる娘をディアブロ時代のクロウリーが見つけたシーン。
ディアブロはひと目で恋に落ちます。そして女王の悲劇を見届けることになるのです。
下手絵ですが供養です。
画面を美しく構成する力が欲しい…精進せねば…。
銀鳩堂
MAIKINGフレーバーテキストが降ってきたので出力します。「ヤング・クロウリー」のアイデアメモみたいな感じ。
※「ディズニー みんなが知らない白雪姫 なぜ女王は魔女になったのか」読了。鏡を木に吊るすエピソードは本作からの本歌取りです。
※映画「マレフィセント」未視聴。
※「ディズニー みんなが知らない眠れる森の美女 カラスの子ども マレフィセント」 (講談社KK文庫)未読、発注済み。
「ヤング・クロウリー ~始まりの物語~」出会い編ある日、茨の魔女の下僕ディアブロは本来の姿、大鴉に戻り空を飛んでいた。
と、目の隅にキラキラと美しい光が映った。
ディアブロは鴉族の例にもれず光り物に目がない。その光はとてもとても美しく、彼を惹きつけた。
風に揺れ、さんざめく光の群れ。
あれはなんだろう。本当に美しい。もっと近くへ。もっと、もっと!
漆黒の翼の限り羽ばたいて、たどり着いたのは小さな民家だった。
家の周りの木々には、大小の鏡が吊るされて光を反射している。
なんと美しい光景だろう…。
彼は木の一本に降り立つと、降り注ぐ光を浴びてうっとりと黄色い目を細めた。
と、家の中から一人の人間の娘が現れた。
その娘を見た時、ディアブロの下嘴がかくんと落ちた。
1234と、目の隅にキラキラと美しい光が映った。
ディアブロは鴉族の例にもれず光り物に目がない。その光はとてもとても美しく、彼を惹きつけた。
風に揺れ、さんざめく光の群れ。
あれはなんだろう。本当に美しい。もっと近くへ。もっと、もっと!
漆黒の翼の限り羽ばたいて、たどり着いたのは小さな民家だった。
家の周りの木々には、大小の鏡が吊るされて光を反射している。
なんと美しい光景だろう…。
彼は木の一本に降り立つと、降り注ぐ光を浴びてうっとりと黄色い目を細めた。
と、家の中から一人の人間の娘が現れた。
その娘を見た時、ディアブロの下嘴がかくんと落ちた。
let_it_tei
CAN’T MAKEマルドックヴェロシテイ×呪術廻戦の微クロスオーバー五夏前提
猿の女王サラノイと、猿を鏖殺することになる最悪の呪詛師夏油傑の会話、みたいよな!の気持ちだけで書いてる
天国の階段は楽園に至らず ホテルのラウンジには、歓談の邪魔にならない程度の音楽が流れている。夏油は、ホテルマンに案内されるがまま、ラウンジに足を踏み入れたことを後悔してしまった。場違いにも程がある。現に、あからさまではないもののラウンジを利用している人間からいくつも視線を向けられている。
新しくラウンジに案内された人間が、学生服――それも一般的なものとは異なるゆったりしたボトムスを穿いている――の少年なのだから、人々が不審に思うのも当然だった。
夏油は他人の目を気にして恐縮するような質ではないが、異物扱いされることも気持ちのいいものではない。呪霊という異形と向き合い、呪霊が見えない非術師の中に溶け込んで生きてきた年月が長いので、大衆に不審がられない立ち振る舞いも心得ている。ふ、と夏油が体の力を抜くと、段々と人々の視線が外れていくのが分かった。どうやら自分はここにいることを認められたらしい。
4266新しくラウンジに案内された人間が、学生服――それも一般的なものとは異なるゆったりしたボトムスを穿いている――の少年なのだから、人々が不審に思うのも当然だった。
夏油は他人の目を気にして恐縮するような質ではないが、異物扱いされることも気持ちのいいものではない。呪霊という異形と向き合い、呪霊が見えない非術師の中に溶け込んで生きてきた年月が長いので、大衆に不審がられない立ち振る舞いも心得ている。ふ、と夏油が体の力を抜くと、段々と人々の視線が外れていくのが分かった。どうやら自分はここにいることを認められたらしい。
greynoneko
DOODLE眠い…。女王様みたいなかっちゃん描いてしまったけどもう描き直す力がない。パンツの下ニーハイだとイイネっていう人様のツイートを見て描いたのだけど、もの凄い女王様になってしまった。うっかり目にして辛い気持ちになった人がいたらごめんなさい。最後兎座さんが近いのでアビスのコラボパンを食べたのでナナチ! 3まる|ポスト
SPOILER【POSSIBILITY NOT NEARLY】|HO非リア充
|女王蜂 八三(めみばち わこ)
すぐに泣いて怯える……演技をしているだけの女子高生。
素は態度も口もガラも悪く、長く伸ばした髪の下。耳にはいくつか小さな穴が開いている。
デザインをする事が好きな為、実は私服は随分とカラフル。自宅ではご愉快なTシャツなんかも着ているかもしれない。 4
LiliTh_052
DOODLE是町赤! 媽呀我想畫女王楚好久了演完super rich下班後,因為演戲時町田對他冷淡了,讓赤楚傷心了。
赤楚挑起町田的慾火,一直用腳服務着町田,讓他嘗試忍受的滋味。
(最後因為玩得太過而引火自焚)
yuririkey
DONE燐こは♀『ハニービー2』※こはく、HiMERU、ニキ女体化
※設定を(ちりとりさん:@chirigami_0)からお借りしました
※蜂の擬人化パロディ
※食べものも人間寄りファンタジー
※こはく♀:女王蜂、燐音:交尾要員、HiMERU♀:お世話係、ニキ♀:食事係
※登場人物追加:こはく♀とは双子の働き蜂もう一人のこはく♀(さくら)
※事後の匂わせる表現あり
※カプは燐こは♀、ジュンこは♀(さくら 7
sirasu810
PROGRESS完成版はゆくゆくしぶにアップ予定。----
主な登場人物
・ぐだお(藤丸立香)
眠れない体質の流され丸。だいたいのことは「まあいっか」で済ませてしまう。
・ギルガメッシュ(術)
自ら歩み続けることが肝要なのだぞ派の王様。なおこれは我の小間使いである。
・モルガン
全てを私に任せて安寧を得ればいいのです派の女王さま。彼は私の夫です。
・マーリン
王様に全チップを賭けて逃亡した。
マーリンは呻いて、ばちんと目元を叩きながら天を仰いだ。とはいえカルデア内の召喚ルームにいたので、青空も星空も見上げることはできなかった。部屋の中には魔力の残滓がちらちらと広がって、雪のように溶けていく。
ベールの向こうで瞼を開いたモルガンも、すぐに状況を理解して、艶のある唇からため息をもらし、手にしている杖でこつりと床をついた。
「カルデアのマスター、よくぞ私を召喚しました。貴方はこれを幸運だと言祝ぐべきでしょう。妖精國ブリテンの女王にして、汎人類史を呪い続けるこの私を、カルデアに呼び寄せた。けれど、サーヴァントの身に落とされた以上、私は貴方を生かしてあげます。私が認める限りにおいて。まずは、この言葉に嘘がないと証明してあげましょう。そこな害虫を、永遠に閉じ込めることによって」
4164ベールの向こうで瞼を開いたモルガンも、すぐに状況を理解して、艶のある唇からため息をもらし、手にしている杖でこつりと床をついた。
「カルデアのマスター、よくぞ私を召喚しました。貴方はこれを幸運だと言祝ぐべきでしょう。妖精國ブリテンの女王にして、汎人類史を呪い続けるこの私を、カルデアに呼び寄せた。けれど、サーヴァントの身に落とされた以上、私は貴方を生かしてあげます。私が認める限りにおいて。まずは、この言葉に嘘がないと証明してあげましょう。そこな害虫を、永遠に閉じ込めることによって」
生姜ァ
MEMOヴァルトム王座獲得ルート妄想。ワダヴァル前提。Twitterのつぶやきを整理した小説のような何か。おそらく文法とかめちゃくちゃですがお許しください。「女王」呼びは仕様です赤百合の女王 ヴァルトムはシンカリオンに勝利した。全ての動植物も忌々しいあの双子達もアラバキによって排除され、地球は静寂となった。ヴァルトムが発生させた赤百合のような巨大怪物体が荒れ果てた大地一面に根を張り増殖し花が咲き乱れている。この光景にある道化は
「地球はつまらなくなった。善も悪も思想も感情もないただ繁殖の事しか考えてない花の化け物に支配されてしまった」
そう言って地球から出て行った。
脅威となる人類や他のテオティはもうここにはいない。今は生息領域を急速に拡大している赤百合の司令塔として動いている。赤百合の勢いは止まることを知らず、ついには地球全土が花に覆い尽くされ静寂の赤い星へと変化していた。ついにヴァルトムは「女王」となったのだ。
3292「地球はつまらなくなった。善も悪も思想も感情もないただ繁殖の事しか考えてない花の化け物に支配されてしまった」
そう言って地球から出て行った。
脅威となる人類や他のテオティはもうここにはいない。今は生息領域を急速に拡大している赤百合の司令塔として動いている。赤百合の勢いは止まることを知らず、ついには地球全土が花に覆い尽くされ静寂の赤い星へと変化していた。ついにヴァルトムは「女王」となったのだ。
ほしいもこ
DONE女王輪舞、ようやく観ました。女王ステ、英国舞台だし女王位争奪戦物語かと思ってたら、こういうアプローチかー!となりました(笑)生田さん、僕一人称なのに役の雰囲気がちぐはぐだなと思っていたらまさかの、でしたね。個人的にはアイラちゃんとアン様に一目惚れ。衣装がどれも素敵。円盤のバクステツアーも最高でした。
(そして時差で演義公式にあらすじが載っていることに気がつくのであった)
ひがしやま
DOODLEバニーの日らしいので。Wもアリスやってほしいなあ。そうなると黒曜がアリスかなー。チンピラアリス…見たい…と思ったけどアリスはお客さんだな!?
鷹見→帽子屋、晶→チェシャ猫、シン→ハートの女王、大牙→ウサギでどうですか。
むしろ大牙がアリスでもいいんですよ…かわいいですね…お兄さんたちに振り回されておくれ…。
Ddt_heron
DOODLEまたこの人マックスウェル脱がしてる…仕方ないんですよ、アケチ・イン・ザ・ワンダーランドだから(?)▽
1、2の3で白うさぎからマックスウェルに、情熱の赤の女王ミッチーが口を開くと「それで?マックスウェル、お前を追いかけてきたという不届き者はどいつだ?」明智以外のストーカーは処刑!!
Haruto9000
DONE「クー・フーリンが女性だったら」妄想。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
【あらすじ】
コノート国の女王メイヴは、赤牛ドン・クアルンゲの強奪を目論み、アルスター国に戦争をしかける。
ところが、アルスター国の男たちは呪いに倒れ、動けなくなってしまう。
呪いにかからなかったクー・フーリンは、孤立無援でメイヴ軍との戦いに挑む。
ミラーリング #14(牛捕り編:前編)ドルイダスの予言「開けて! クー、クー!」
ロイグが扉を開くと、髪を振り乱したレンダウィルが広間に駆け込んできた。右手には短槍が握られている。
奥の座に座っていたクー・フーリンは、差し出された槍を受け取った。
そばにいたエメルとフェデルマもいっしょに覗き込む。槍の柄には、オガム文字が荒々しく彫り込まれていた。
「レンダウィル、これは?」
「コナルの元に届いたの。でも、あの人は『マハの呪い』で動けないから、あなたに届けるようにって、私に」
クー・フーリンは、鋭い目つきですばやく文字を読み取った。
「コノート主導のアイルランド連合軍が、赤牛を狙ってアルスターに攻めてくる」
「なんですって?」
54456ロイグが扉を開くと、髪を振り乱したレンダウィルが広間に駆け込んできた。右手には短槍が握られている。
奥の座に座っていたクー・フーリンは、差し出された槍を受け取った。
そばにいたエメルとフェデルマもいっしょに覗き込む。槍の柄には、オガム文字が荒々しく彫り込まれていた。
「レンダウィル、これは?」
「コナルの元に届いたの。でも、あの人は『マハの呪い』で動けないから、あなたに届けるようにって、私に」
クー・フーリンは、鋭い目つきですばやく文字を読み取った。
「コノート主導のアイルランド連合軍が、赤牛を狙ってアルスターに攻めてくる」
「なんですって?」
Haruto9000
DONE「クー・フーリンが女性だったら」妄想。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
【あらすじ】
無事に息子を出産したクー・フーリンだが、スカサハに息子を殺されかける。
信頼していた師の行動にショックを受ける彼女。
それでも、兄弟子のフェルディアや女王オイフェ、スカサハの娘・ウアタハたちに支えられながら、子どもを育てようとするが…。
ミラーリング #10(影の国編:後編)猛犬の息子
轟く怒声。馬のいななき。赤く染まる川。
バシャバシャと水しぶきを上げながら浅瀬を渡る。枯れた森を抜けたところで、空に向かって激しく燃え上がる火柱が目に飛び込んでくる。城だ。城が燃えている!
──助けて!
誰かの叫び声が聞こえ、その方向へ向かって走る。
──助けて、誰か!
バチバチと音を立てて炎上する城壁を見上げれば、誰かが自分に向かって手を差し出している。
──お願い、誰か。誰か、助けて!
「……きろ、クー! 起きろ!」
強く揺さぶられ、目を開けた。オイフェが心配そうな顔でこちらを覗き込んでいた。
「ひどくうなされていたぞ。大丈夫か?」
「あ、ああ……」
いまだ動悸はおさまらない。嫌な夢を見ていた気がする。呆然としながら汗をぬぐったところで、クー・フーリンは慌てて起き上がった。
34100轟く怒声。馬のいななき。赤く染まる川。
バシャバシャと水しぶきを上げながら浅瀬を渡る。枯れた森を抜けたところで、空に向かって激しく燃え上がる火柱が目に飛び込んでくる。城だ。城が燃えている!
──助けて!
誰かの叫び声が聞こえ、その方向へ向かって走る。
──助けて、誰か!
バチバチと音を立てて炎上する城壁を見上げれば、誰かが自分に向かって手を差し出している。
──お願い、誰か。誰か、助けて!
「……きろ、クー! 起きろ!」
強く揺さぶられ、目を開けた。オイフェが心配そうな顔でこちらを覗き込んでいた。
「ひどくうなされていたぞ。大丈夫か?」
「あ、ああ……」
いまだ動悸はおさまらない。嫌な夢を見ていた気がする。呆然としながら汗をぬぐったところで、クー・フーリンは慌てて起き上がった。
Haruto9000
DONE「クー・フーリンが女性だったら」妄想。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
【あらすじ】
スカサハのもとで成長したクー・フーリンは、敵国女王オイフェとの一騎打ちで勝利した。
だが、喜びも束の間、彼女の活躍をよく思わない弟子仲間たちに薬を盛られ、暴行を受けてしまう。
ひどい精神的ショックを受けた彼女を救いたいと思うフェルディアだったが…。
ミラーリング #9(影の国編:中編)暗雲
キィ、ときしんだ音を立てて扉が開く。フェルディアは顔をあげた。
暗い顔で出てきたウアタハは、フェルディアの姿を見て驚いたように目を丸くする。
「ずっと待ってたの?」
「ああ。──あいつは?」
「眠ってる。……でも」
ウアタハは痛ましげに眉をひそめた。フェルディアは再びうつむいた。
クー・フーリンが気を失った後、フェルディアとスカサハはもたもたしてはいなかった。
フェルディアがマントで包んだクー・フーリンを抱き上げると、スカサハは「ウアタハの元へ行け」とだけ告げた。
スカサハの双眸は冷え切っていたが、奥底に溶岩のように滾りたつものを感じ、一番弟子は久しく見なかった師の怒りに足が震えた。
41947キィ、ときしんだ音を立てて扉が開く。フェルディアは顔をあげた。
暗い顔で出てきたウアタハは、フェルディアの姿を見て驚いたように目を丸くする。
「ずっと待ってたの?」
「ああ。──あいつは?」
「眠ってる。……でも」
ウアタハは痛ましげに眉をひそめた。フェルディアは再びうつむいた。
クー・フーリンが気を失った後、フェルディアとスカサハはもたもたしてはいなかった。
フェルディアがマントで包んだクー・フーリンを抱き上げると、スカサハは「ウアタハの元へ行け」とだけ告げた。
スカサハの双眸は冷え切っていたが、奥底に溶岩のように滾りたつものを感じ、一番弟子は久しく見なかった師の怒りに足が震えた。
Haruto9000
DONE「ランサーのクー・フーリンが女性だったら」妄想、第4話。※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。
【あらすじ】
徐々にカルデアに溶け込み始めた、女性のクー・フーリン。
プロトタイプやキャスターの自分とはなじんだが、オルタナティブの自分とは、いまいち馬が合わない。
ある日、女王メイヴが彼女をお茶会に誘う。
ミラーリング #4(カルデア編) 初めて会ったときは無邪気な娘。
頰を林檎のように赤くして、仲間と競い、目をきらきらと輝かせる姿は人生の喜びに満ちていた。
次に会ったときは目に憂いを浮かべた戦士。
無礼に私の手を振り払い、私の野心を薙ぎ倒していく狗が憎くて憎くてたまらなかった。
けれど、その獰猛な瞳の奥にどうしようもない孤独を見つけたとき、私は生まれて初めてこんなにも──一人の人間が、彼女が欲しいと思ったの。
✳︎✳︎✳︎
「性別の違う自分?」
アーサーはぱちりと瞬きをした。隣に座るアルトリアの顔を見、またマスターの顔を見る。
「そう。君は色んな世界を渡り歩いてるんだろう? そういう事象に詳しくないかなと思って」
ダ・ヴィンチの言葉に、アーサーは困ったように首をかしげた。
9734頰を林檎のように赤くして、仲間と競い、目をきらきらと輝かせる姿は人生の喜びに満ちていた。
次に会ったときは目に憂いを浮かべた戦士。
無礼に私の手を振り払い、私の野心を薙ぎ倒していく狗が憎くて憎くてたまらなかった。
けれど、その獰猛な瞳の奥にどうしようもない孤独を見つけたとき、私は生まれて初めてこんなにも──一人の人間が、彼女が欲しいと思ったの。
✳︎✳︎✳︎
「性別の違う自分?」
アーサーはぱちりと瞬きをした。隣に座るアルトリアの顔を見、またマスターの顔を見る。
「そう。君は色んな世界を渡り歩いてるんだろう? そういう事象に詳しくないかなと思って」
ダ・ヴィンチの言葉に、アーサーは困ったように首をかしげた。