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    浮気

    r_tos_ss

    MOURNING今までだったら絶対浮気してる場面で無意識に日向をとって浮気しない侑を書きたかったんですが思ったより甘くならなかったので倉庫行きです

    モブ、最初はもっと食えない女だったんですがあまりにも胸糞すぎて改めた(改めてこれ)
    喉が渇いて、目が覚めた。いつもより固い質感のシーツが肌に触れて、違和感にぱちりと目を開ける。
    「……?」
     見覚えのない天井。辺りを見回すとやはり知らない部屋の中で、心臓がざわめき始める。だって、どう見たって、ホテルの一室なのだ。昨日はテレビ番組の収録があって、少人数で打ち上げをして、それから――? あかん、覚えてへん。記憶の糸を辿りながら、ご丁寧に目立ちやすくテーブルの上に置かれたスマートフォンに目がいった。せや、今何時――画面をつけて、時が止まる。ロックを解除しないままに撮影されたであろう写真を、無情にも画面はちかちかと照らしている。そこに映っていたのは、気の抜けた顔で眠る侑と、いかにも侑好みな金髪の女性の自撮り写真だった。

    「なに、あれ」
    「浮気したんだって」
    「は? 日向が?」
    「そんなわけないじゃん! ツムツムの方!」
     無遠慮な大声を咎める気力もない。気まずそうな日向と、ずんと沈んだ侑の姿は、佐久佐の誤解にもチームメイトが頷ける光景だった。
     足早にホテルを出て、寮へと急ぎ帰った。あんなに渇いていた喉は気にもならなくて、早朝の道を駆ける。それなのに、目的地に近づくにつれ渇 3305

    Sasame

    DONE細雪んとこの獠香ちゃんさんは『浮気性』をお題に、140字でSSを書いてください。
    #shindanmaker


    原作以上の獠香ちゃん
    「香ちゃんってば、浮気性だったのね」
     あたしが持つスマホを覗き見した後、獠ちゃん悲しい……と、泣き真似をする獠に冷たい視線を向ける。
    「何言ってんの?」
    「おまぁこの前、新宿駅でナンパされてついて行こうとしてだろ?」
    「あれはナンパじゃなくて、ただ道を聞かれただけよ!」
     はぁ、と獠は息を溢して「とにかく今後男に道案内するな」と言われた。
    「あのね獠、あたしが浮気性なら今頃ここに居ないわよ!」
    「はぁ? それどう言う意味だよ?」
    「あたしが獠以外の人に興味がないから今でもここに居るんでしょ!」
     もう少しあたしを大事にしろ! と獠に向かって手元にあったクッションを投げたけど、簡単に受け止められた。
    「言ったな、じゃあお望み通りに」
     にやり、と獠が笑う。
    「えっ?」と声が出ると同時に獠の腕の中に閉じ込められた。
    「今からたぁぷり分からせてやるよ」と今度は肩に担がれ向かった先は獠の部屋。
    「ちょっ! 離してよ! 獠!!」
    「だぁめ! 香が浮気しようなんて考えないようにしないとな!」
     必死の抵抗も虚しく、翌朝、獠のベッドの上で「10%しかなかったのに……」と呟くと獠はそれさえも駄目だと 552

    non_foooooo

    DONE鬼👹の🔥、九尾狐狸🦊の🎩、仙狸の👒
    家族や子を大事にする種族である鬼、嘘つき・悪食・悪癖の狐、精液を主食とする仙狸、不穏です。エール強め

    マロ主様のリクエストで「三角関係の兄ルとか、浮気してる👒とかちょっと不穏な感じの👒受け」
    「ずいぶん遅いご帰還だな、エース」
    「てめェ……ルフィには近づくなと何度言えばわかる!」
     ルフィの待つ巣穴へと戻ったエースを迎えたのは、禍々しいオーラを放つ九尾狐理であるサボだった。
     エースの種族──鬼は、家族や子をとても大事にする。娶った妻ひとりを生涯愛し貫くのがあたりまえだった。だが、狐という種族は一夫多妻制で、身内に対しても情が薄い。エースは古くから狐という種族を信用していなかった。
     狐は息を吐くように嘘をつく。実際に狐にはエースもたびたび煮え湯を飲まされてきた。
     ルフィには何度も狐には心を許すなと言い聞かせたが、サボはいいやつだと言って聞かない。
    「知らねェな。そんなことよりお前……血生臭さすぎるぞ」
     ぐっとエースは言葉につまった。一秒でも惜しく、急くようにルフィのもとに帰ってきたものの、自分のなりがどんなものかサボに言われるまでもなくわかっている──ルフィには近づけない。エースはぎりりと奥歯を噛み、立ち尽くした。
    「エース……!」
    「……っ」
     巣穴から小さな毛玉が飛び出して、駆けてくる。エースの腕の中に飛び込んできたときには、毛玉は人の姿に化けていた。
    「……ルフ 6132