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    異世界

    あお。

    MOURNING治の部屋の鏡が異世界に繋がってた(寮設定)。異世界には角名くんそっくりな御曹司と治くんそっくりな執事がいて…というファンタジーパロのつもりだったものです。思いつく限り書いただけなので供養。異世界組はすなくんとおさむくんの姿をした誰かみたいになってしまったのでキャラ崩壊注意です🙏🏻💦後半はほぼ会話です。いつかもう少し修正したい。「」→崎『』→異世界組
    崎の治角名+異世界の治角名治の部屋の鏡を除くと違う世界に繋がっていた。何言ってんだこいつと思うかもしれないが、俺も意味がわからない。でも実際に目の前で起こっているのだ。しかも……鏡の中には俺にそっくりのやつがいた。

    「いや、意味わかんないんだけど」
    「まぁ同じ顔なんて俺らで見慣れてるやん」
    「それとは話が別だろ……」

    事の発端は少し前。週末に出された課題を一緒にやろうと言う話になった。丁度同室の侑が部屋を空けるからと治たちの部屋で。

    「どーぞぉ」
    「おじゃまします。綺麗にしてんね」
    「だいたいこんなもんやろ」

    同じ間取り、同じ家具でもやはり住んでる人たちの個性は出るものだ。机の上に無造作に積まれた教科書に今月号のバレー雑誌。ズボンなのかシャツなのかわからないがクローゼットの隙間から布がはみ出していて、急いで散乱している衣類を放り込む治の姿が目に浮かんだ。だいたいこんなもんやろなんて言ってたけど、急いで片付けたんだろうなと思うと自然と広角が上がる。
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    DONEみかつる&🍯🌰の異世界パロ4話目。死にネタになる予定。何でも許せる方にだけ。
    違う名前で呼ばれたり、勝手な名づけ設定がありますので、苦手な方はご注意ください。とにかく書いてる本人だけが楽しい小話です。
    今回は🍯🌰のターンです。
    fairy tale 4『こりゃ驚いた。珍しい客もいたもんだな』
    『久しぶりだな〈白〉』
    『いい加減、その呼び方やめてほしいぜ。犬っころのようだ』
    『お前こそ図書室に来るなんて珍しいな。調べものか』
    『伽羅坊を探しててな。覚えてるか?』
    『〈黒〉のことか』
    『あぁ。〈記録係〉さんは今日も忙しそうだな』
    『そうでもないさ。お前の膝だと勘違いした小動物が震えていて集中できん』
    『伽羅坊!なんだってそんなとこに…ほれこっちだ。よっこいしょ、っと』
    『龍というより猫の子だな』
    『悪かったな。仕事の邪魔になっちまった。ん?伽羅坊、こいつが気になるのか』
    『俺か?研究所の〈記録係:ライブラリアン〉を拝命している。長谷部と呼んでくれ』



    伽羅ちゃんを攫ってひと月が経とうとしていた。当初、すぐに現れると思っていた軍の追手も、僕が伽羅ちゃんを連れ出すことに大反対だった鶴さんも、予想に反して全く追ってくる気配は感じられなかった。
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    DONEただの性癖です。その2。
    自分の中の中二病が炸裂したネタ。何でも許せる方にだけ。
    みかつる&🍯🌰の異世界パロ。死にネタ。
    違う名前で呼ばれたりするので、苦手な方はご注意ください。
    急に湧いてきて、とにかく書きなぐってしまった本人だけが楽しい小話です。
    推しの死にネタが好きすぎる気がして反省。
    そんでもってこの話に🍯🌰の登場はない。(またもや)
    続きが書けたら登場予定です。
    fairy tale 1コツコツと靴音が響く。

    昨日まで研究所だったはずの建物は、すべてが瓦礫と化していた。
    ところどころに煙が燻る中、三日月は歌声を聞いた。紡がれる音に曲名を思い出す。
    『歓喜の歌』ーいいや『喜びの歌』だったか。
    ジャリ。と警戒して踏みしめた足が音を鳴らした。
    「誰?」
    ふいに声をかけられる。三日月はこの瓦礫の中に生存者がいたことに別段驚いた様子もなく、声の方に視線をやった。煤けた襤褸をまとった少年がいる。
    「上手に歌うなぁ。お前はここの子か?」
    襤褸の中から金色の目だけが煌々と光る。
    「ああ。でも残念ながら、もう、みんないないぜ。」

    ザァ、と風が吹く。少年のまとっていた襤褸が風で舞う。外れた襤褸からは肌はもちろん、先ほどの印象的な目以外は真っ白な少年だった。アルビノかーーー三日月はこの研究所の目的を思い出しながら少年を見た。
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    秋津ちな

    MAIKINGAIの○りすとの書き出し?の文からうっかり膨らんだ猫が異世界に召喚される話。猫飼いじゃないので猫飼いさんや猫に関して勘違いあるかもしれませんが目を瞑ってください…
    あいあむきゃっと!吾輩は猫である。名前は既にある。……とまあ、テンプレートな挨拶は横に置いておいて。俺は今、異世界とやらにいる。目の前にいる恰幅の良い男(神官、と名乗っていた)が言うには、俺はこの世界の救世主らしい。




    ………いやなんでだ。なんで世界の命運を1匹の猫に託そうとするんだ。バカかこの世界バカしかいないのか
    こう見えても俺には下僕(飼い主)がいる。定期的に俺のふわふわの毛に顔を埋めて『ッハァ〜〜〜〜〜〜〜〜キマる〜〜〜〜〜〜』と言いながら吸ったりぷにぷにと肉球を触りながら『ほあ……とってもキュート……これは国宝……』とか言ったりするが毎日欠かさず極上の餌を与え丁寧にブラッシングをし、俺の調子が悪い時にはすぐに気が付き医者へと走る優秀で真っ当な下僕である。定期的に訳のわからないことを言うが。この間は宗教とやらの勧誘に来た人間に『うるせえ私が猫飼ってるんじゃねえ私がお猫様のお世話をさせて頂いてるんだよ口を慎め』とか熱弁してたが。相手引いてたぞ。
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