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    登場人物

    夏naaa

    MOURNINGその後二回目のデート。

    あまり納得がいってない小説だが、ここの部分がないと書きたい所が書けないため、はんば無理やり完成させた。登場人物の多さになんとか書き直したいと思ってるこの頃。

    雑渡さんが嫉妬してる所を書きたかったし、雑渡さんが完全に折れていさ子に惚れた所も書きたかった。
    かっこいい雑渡さんはもちろんいません。
    後日デート二回目 女体シリーズ平日の夕方4時
    「わーーー!!」
    リビングで思わず嬉しさで叫んでしまった。
    「な、なに!?どうしたの!?」
    「これ!雑渡さんから土曜日会いませんかって!!」
    ソファーから対面キッチンにいるいさ子ママに携帯を向けて
    「これ!!!」っと見せて喜んでいる。
    「あぁ、雑渡さんと連絡交換したって言ってたわね・・・。」
    「うん!超嬉しい〜。」
    「・・・」
    ママは少し複雑だった。会社のためとは言え14歳の娘の未来を奪っていいものだろうか。
    幸運な事にいさ子はその許婿さんを好きらしく、デートをした日はかなり喜んで
    帰ってきたし、スカートも買ってもらったと喜んでいたが。
    完全に堅気じゃない見た目に、かなり大きいのでいさ子みたいな子供だと
    力では絶対負ける。約束の時間に遅れてきたし、服装だってあんな格好で来た
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    りう_

    MAIKINGフォ学オンリーの新作です。
    完成は後日になりますが、登場人物数人で繰り広げられるフォ学サスペンス?のようなもの。
    出来上がり次第、追記していく予定です。
    あんまりフィガ晶♂ではないですが、追々そうなっていくと思います。
    ※開幕で人が死んでいますので要注意。
    フォ学なんちゃってサスペンス「……っ」
     ぴちゃり、と音を立てるものはなんだろう。ぼんやりと足元を見下ろす先に、見覚えのある色が見えた。
     ふわふわと柔らかそうで、けれど冬の海のような、どこか冷たさをはらんだ灰と青。
     暗闇に目が慣れて来たのか、ゆっくりと目の前の光景が像を結ぶ。いつも清潔に整えられているはずの髪が乱れて、その色が床に散っていた。
    「…ぁ…」
     知らず、声が漏れる。視線が、無意識にその先を追う。
     ぴちゃり。もう一度あの音がした。
     その時初めて、嗅ぎ慣れない何かの匂いを感じる。生臭く、空気ごと重くするようなその匂い。
     灰青の先。多分、背中のあたり。ベージュのベストが赤黒くグラデーションしている。
     どうしてだろう。
     鮮烈すぎる光景は思っていたよりも彩度は無い。それでも、『それ』が赤いのだ。赤かったのだと分かる。分かってしまう。
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