行方
Lheure_0424
DONEもしうちの子が原神にいたら〜と言う妄想イラスト⚠️妄想が強め、性別表現
設定など
ウィカリ:モンド清泉町にラボをつくり日々研究などに勤しむ冒険者(一応所属しているだけ)。法器使いで神の目は水。年齢は19〜24くらい。出身はスメールだが幼い頃母親と妹とともにモンドに移住してきた。現在母親は死去し、妹は行方不明。
※あくまで星の子のウィカリではなく原神の世界に生まれたウィカリ似た人という感じ
Remma_KTG
MOURNING鬼ショタ長+晋。着地点行方不明&いろいろうまくいかなかったので供養神域に降りた鬼――これが。
注連縄で結界の張られた古びた本殿を目の前に、高杉は小さな足を止めた。村の、本来なら産土神が祀られている建物だ。信仰が厚く綺麗に整えられているが村の貧しさを反映してか構えは決して立派といえず、強めの嵐が来れば一度で崩れてしまいかねない佇まい。しかしその正面に場違いなほど真新しく頑丈な鉄格子が大量の釘で縫い付けられていた。鉄格子の前にこの時代としてはかなり上等な部類の布団が敷かれている。
――なるほどね。そこに寝ろというわけだ。
満月とはいえ木々に遮られて薄暗く、神社の外はここから見えない。いっそ逃げてしまっても気づかれないのではとすら思う。が、警護の村人が多数待ち構えている気配がある。高杉はサーヴァントである上に生前剣術も皆伝まで修めている。まともな武術を習得していない一般人など敵ではないので簡単に突破できる。……そう、普段なら。
1535注連縄で結界の張られた古びた本殿を目の前に、高杉は小さな足を止めた。村の、本来なら産土神が祀られている建物だ。信仰が厚く綺麗に整えられているが村の貧しさを反映してか構えは決して立派といえず、強めの嵐が来れば一度で崩れてしまいかねない佇まい。しかしその正面に場違いなほど真新しく頑丈な鉄格子が大量の釘で縫い付けられていた。鉄格子の前にこの時代としてはかなり上等な部類の布団が敷かれている。
――なるほどね。そこに寝ろというわけだ。
満月とはいえ木々に遮られて薄暗く、神社の外はここから見えない。いっそ逃げてしまっても気づかれないのではとすら思う。が、警護の村人が多数待ち構えている気配がある。高杉はサーヴァントである上に生前剣術も皆伝まで修めている。まともな武術を習得していない一般人など敵ではないので簡単に突破できる。……そう、普段なら。
茜空@お絵描き修行中
DOODLEストレリチア。KHユニオンクロス再生中。なんかめっちゃ気になるタイプの子が来たと思ったら、「あの人と話をしたかったな」と言いながら死んでしまったので、もう性癖!性癖ど真ん中!って悶えてる。死んじゃったけど。
うろ覚えで描いたので、たぶんいろいろ違う。だってすぐ死んじゃったから。がはぁっ!
【追記】ストレリチアがマールーシャ(ラーリアム)の妹だと判明して、もう情緒が行方不明。
perry11goo
DONE #帝幻版深夜の創作一本勝負お題「きせき」
帝統からのネックレスを失くした夢野と、バースデーイベントを控える乱数と、行方不明の帝統が、奇想天外な偶然に導かれて、らむちゃんの誕生日にひとつの奇跡を起こすお話。
色んなディビと、喋るモブが出てきます。
らむちゃん、誕生日おめでとう!! 15
隅幸(すみゆき)
DOODLEバレンタインチョコ(のスペシャルトッピングの、マリィに似てる『女の子の砂糖菓子』)も甘かったけどこっち(本物)も甘いな、とかとんでもない事(?)を言ってるとか言ってないとか…っていうバレンタイン風味の小次郎さん妄想落書き(でも着地点が行方不明)(そして小次郎さんの髪を勝手にほどきたい病)mikoto
MENUSFC版スーパーロボット大戦外伝 魔装機神のシリアス本です。プレシアが行方不明になる漫画です。マサキ、ウェンディ、セニア、ゼオルートさんなど出ます。その他魔装機神本はこちらから↓
https://ccity.booth.pm/item_lists/nZ6Toxln
とらのあなでも扱っていただいています↓
https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/cot/circle/ 5
unhkiss
DONEビズログエレベーター小話から着想を得たチレッタのマナ石の行方のお話。フィガロ・ガルシアは大魔女の葬式に出られない毒花のごとく麗しく、蛇のように狡猾で、太陽のように鮮烈な大魔女――チレッタが死んだ。
その報せは瞬く間に大陸全土に広がった。
あのチレッタが死んだ! 石と化した彼女を食らえば強大な力を手に入れられる!
野心ある魔法使い・魔女たちは色めき立った。西の国で酒場を営む店主は憂いを帯びたため息をつき、東の国の料理屋は眉を潜めてしかめっ面をした。
チレッタのマナ石を巡って血で血を洗うような略奪と闘争が起きることを、多くの者が予見し、震え上がった。
そして力を求める魔法使い・魔女たちは箒にまたがり、我先にと南の国を目指した。
戦いの火蓋は誰にも知られず、ひそかに切って落とされようとしていた。
■
オギャア、オギャアと生まれたばかりの赤ん坊が隣の寝室で泣いている。
4570その報せは瞬く間に大陸全土に広がった。
あのチレッタが死んだ! 石と化した彼女を食らえば強大な力を手に入れられる!
野心ある魔法使い・魔女たちは色めき立った。西の国で酒場を営む店主は憂いを帯びたため息をつき、東の国の料理屋は眉を潜めてしかめっ面をした。
チレッタのマナ石を巡って血で血を洗うような略奪と闘争が起きることを、多くの者が予見し、震え上がった。
そして力を求める魔法使い・魔女たちは箒にまたがり、我先にと南の国を目指した。
戦いの火蓋は誰にも知られず、ひそかに切って落とされようとしていた。
■
オギャア、オギャアと生まれたばかりの赤ん坊が隣の寝室で泣いている。
redfox_scale
MEMOソープスクールの探索者が決まったのでその立ち絵(1枚目)と、設定生えたので比較用で同じ格好をさせた影野(2枚目)も一緒に置いておく。名前は天水谷 豊(あまみや ゆたか)。
若い数学教師。
影野は行方不明に可能等あれこれ丁度良い理由があったので、そっと弟が生えた。
現時点では探索者としてシナリオ等で互いに影響を与えさせる予定はなくて、場合によっては少し違う世界で各々事件に巻き込まれてることになる。 2
みなせ由良
PAST冬休み期間に1日1回のす様を描こう!と思ってついったで連載していたやつ 何だかんだでその日の時事ネタやその日あった出来事を盛り込んだ自分の日記帳のようになってしまいました(ばか個人的にはおこたのす様がお気にですが、そのうちちゃんと描き直したいと思うのはコートのす様です(耳ないゆるキャラの耳当ての行方…
銀鳩堂
PROGRESSヤンクロ第15話「翼の行方」TEXT版ドラゴンと化したマレフィセントは、フィリップ王子に斃された。見守っていたディアヴァルは……。
※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載、ついに第一部完結!
このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」ですが11話の最後あたりから独自の世界線へ入っているため捏造特盛。ツイステ要素も取り込んでいます。何でも許せる人向け。
ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第⑮話「翼の行方」 上空の彼に気づくこともなく、フィリップ王子は剣を引き抜き灰となった茨を踏んでドラゴンへと歩み寄った。
ドラゴンの片腕には、未だローズが大切に抱えられ、何も知らぬまま眠っている。あれだけの激闘を経て、なお、ローズには傷ひとつついては居なかった。
フィリップ王子はゆっくりとドラゴンの腕を外し、ローズを抱きしめるとそっと優しく、ついばむようにキスをした。
と、ローズの瞼が震え、目が開いた。
フィリップ王子の青い瞳と、ローズのすみれ色の瞳が見つめ合う。
「夢を見ているのかしら……?」
「夢じゃないさ。君を迎えに来た」
ローズの頬が薔薇色に染まる。
二人は強く抱き合った。
4127ドラゴンの片腕には、未だローズが大切に抱えられ、何も知らぬまま眠っている。あれだけの激闘を経て、なお、ローズには傷ひとつついては居なかった。
フィリップ王子はゆっくりとドラゴンの腕を外し、ローズを抱きしめるとそっと優しく、ついばむようにキスをした。
と、ローズの瞼が震え、目が開いた。
フィリップ王子の青い瞳と、ローズのすみれ色の瞳が見つめ合う。
「夢を見ているのかしら……?」
「夢じゃないさ。君を迎えに来た」
ローズの頬が薔薇色に染まる。
二人は強く抱き合った。
JSR8NrNijST1lfM
MEMOドラグクィーン🐯×ゾ♂頭の中の妄想は相変わらず絶好調だったんですが…時間経ちすぎたのか何が書きたいのか途中で訳が分からなくなってしまいました。
適当なあらすじですが、ご容赦願いますm(_ _)m💦💦
🐯の言葉遣いが行方不明www 7
__TKMYY
PAST今年のおみくじ、3年前に作ったおみくじ(別垢にて公開。gifデータ行方不明)のセルフオマージュでした。来年も作るなら赤富士にしようと思います。https://twitter.com/__tkmyy/status/1477560835861991424?s=21
idea_beecham
Deep Desire身内向け!イデア秘話:DDsで行方不明だった1週間のこと。
イデア秘話血濡れのソウルクリスタルを握りしめて、イデアは嗚咽を漏らして泣きながら蹲っている。これは夢だと、分かっているのに抜け出せない。
目の前に横たわるのは、かつて彼女の恋人であったグ・ベル・ティアの肉体だ。バハムートの発した放射能で焼かれた顔は愛した彼の面影を消し、生臭い血の匂いに包まれている。
焼けた肉の、おそらく口であった場所がぱかりと開いていて、生前の彼の声がそこから漏れ出した。
「イデア……いつか、グリタニアに家を買って…二人で住もう。そうして…僕ら、家族になろう。アーノルドに、お礼を言いに行こう…。」
ぽっかり開いた穴からはまだ声が響く。
「イデア……だから、僕の魂を返してくれ………。」
イデアは耳を塞ぐ。長い耳を折り畳んでも、その声は遮断されない。彼が自分の生を呼ぶ声が反響するように脳に響く。胃のものを全て吐き出しながら、彼女は泣き続ける。
2542目の前に横たわるのは、かつて彼女の恋人であったグ・ベル・ティアの肉体だ。バハムートの発した放射能で焼かれた顔は愛した彼の面影を消し、生臭い血の匂いに包まれている。
焼けた肉の、おそらく口であった場所がぱかりと開いていて、生前の彼の声がそこから漏れ出した。
「イデア……いつか、グリタニアに家を買って…二人で住もう。そうして…僕ら、家族になろう。アーノルドに、お礼を言いに行こう…。」
ぽっかり開いた穴からはまだ声が響く。
「イデア……だから、僕の魂を返してくれ………。」
イデアは耳を塞ぐ。長い耳を折り畳んでも、その声は遮断されない。彼が自分の生を呼ぶ声が反響するように脳に響く。胃のものを全て吐き出しながら、彼女は泣き続ける。
咲良(さくら)
DONE本編② 雨林にて 〜後編〜skyを元にした創作です。
*雪白(ゆきしろ)=原罪共に行った師匠(紅藤)が転生せず行方不明に。師匠を探しているときに紺碧に出会う。
*紺碧(こんぺき)=雨林で雪白を見つける。紅藤の友人。
本編② 雨林にて〜後編〜全身ずぶ濡れになりながら雨林を抜け、雲と風を上手に使い高度をあげていく。
紺碧さんの飛びかたは風と戯れるような飛び方で、それでいて鳥の様に速かった。
大きな雲のそばを流れる強い気流を使い、エナジーを回復させながら速度をつけ、向かい風は体を回転させて抵抗を最小限に。
吹きすさぶ風を、目に見えぬ気流を即座に読み取り、軽やかに味方に変えていく。
飛ぶのがうまい奴は風も読む、と師匠が言っていた。
強い風ならなんとなく肌で感じるが、弱い風、これからくる風は俺には読めない。
軽やかに、悠々と飛ぶその姿にいつのまにか惹きつけられて、見つめていることに、俺は気づかなかった。
つないだ手から俺のエナジーが紺碧さんに流れていき、彼のケープにさざ波のような光の波紋がゆっくり広がる。
4069紺碧さんの飛びかたは風と戯れるような飛び方で、それでいて鳥の様に速かった。
大きな雲のそばを流れる強い気流を使い、エナジーを回復させながら速度をつけ、向かい風は体を回転させて抵抗を最小限に。
吹きすさぶ風を、目に見えぬ気流を即座に読み取り、軽やかに味方に変えていく。
飛ぶのがうまい奴は風も読む、と師匠が言っていた。
強い風ならなんとなく肌で感じるが、弱い風、これからくる風は俺には読めない。
軽やかに、悠々と飛ぶその姿にいつのまにか惹きつけられて、見つめていることに、俺は気づかなかった。
つないだ手から俺のエナジーが紺碧さんに流れていき、彼のケープにさざ波のような光の波紋がゆっくり広がる。
咲良(さくら)
DONE本編① 雨林にて〜前編〜skyを元にした創作です。
*雪白(ゆきしろ)=共に原罪へ行った師匠が転生せず行方不明に。師匠を探しているときに紺碧に出会う。
*紺碧(こんぺき)=雨林で雪白を見つける。
本編① 雨林にて〜前編〜空がきれいだ、風が気持ちいい。
上手に飛べた、初めての景色を見た。
通り過ぎる星の子たちを誰彼構わず抱きしめたくなるような、愛おしいような、そんな高揚した気持ちのときさえあったのに。
何に興味があり、喜び、驚き、心動かされていたのだろうか。
以前までの自分は毎日どうやって生きていたのだろうか。
・・・どんなふうにそこに存在していた?
自分は、たくさんいる星の子の、その中のひとり。
この世界に生み落とされたときはひとりだったが、いつのまにか大切な人が増えていった。
硬い石のようだった心が、たくさんの感情表現をおぼえて豊かに柔らかくなるのを感じていた。
熱い肌に触れた水滴が音を立てて蒸発した。
雨粒を切り裂きながら雨林を飛んで、川の中に着地する。
3607上手に飛べた、初めての景色を見た。
通り過ぎる星の子たちを誰彼構わず抱きしめたくなるような、愛おしいような、そんな高揚した気持ちのときさえあったのに。
何に興味があり、喜び、驚き、心動かされていたのだろうか。
以前までの自分は毎日どうやって生きていたのだろうか。
・・・どんなふうにそこに存在していた?
自分は、たくさんいる星の子の、その中のひとり。
この世界に生み落とされたときはひとりだったが、いつのまにか大切な人が増えていった。
硬い石のようだった心が、たくさんの感情表現をおぼえて豊かに柔らかくなるのを感じていた。
熱い肌に触れた水滴が音を立てて蒸発した。
雨粒を切り裂きながら雨林を飛んで、川の中に着地する。
りのせ
DONE今日の一枚!オリジナルよりアキラ。テーマが行方不明~ラノベオタクなのでいつも本持ってたりするのでテーマ決めやすいのですが今回持ってないせいか行方不明に。…ラノベオタクがこの主人公の全てなのか…marekenken_m
DONEいたしている忘羨ですが、すけべ感は行方不明です。魏嬰が喋らないとこうなるかな…という、山もオチもないゆるーい話なので、頭を空っぽにしてご覧ください。すけべ中はおバカになる…そんな忘羨が描きたかった。一応パスを設定してます。
天天を数字4文字で。 4
RAM
CAN’T MAKEルーレットで当たったやつデス当たった瞬間「コレ来たッッ!!バナ虎だッ!!」
写真撮った瞬間「あれ、、画質悪(^^)」
(デジタルで)書き終わった瞬間「ッあ”、、、バナ虎、、どこ行ったんだッ、、」
キャラクター行方不明 4
和神凪 蕣
MEMO突然埋れ木にカボチャぱんつを穿かせなくてはならない気がして。カボチャぱんつとニーソしか考えてなかったぞ!
粗いだけでセンシティブでも何でもないんですが、Twitterだと行方不明になりそうなんでこっち側においとく。
そらお
DONE #雑伊版深夜のワンドロライお題「ハロウィン」
オチが行方不明。かっこいい雑渡さんはいません。
猫耳しっぽの伊作くんがいます。名前のないモブ忍が出ます。
ワンライ、遅刻はするわ時間超過はするわでなにひとつ成長できていないのですが、とりあえずお題を頂いて頑張って書こう!というモチベーションになっています。
いつもありがとうございます。チャレンジできてうれしかったです。
「ハロウィン」そらお@masakanootiran「なんでこうなっちゃったんだよ~」
伊作は頭を抱えて部屋の隅にうずくまっている。
「なんでって、君が突然こんなところまでやってくるからだよ」
「雑渡さん~」
「辛いならやめてもいいけど、任務どうするんだい」
「だって――まさか、こんなことするなんて思わなかったんですよ~」
「大丈夫。よく似合ってるよ」
「なんの慰めにもなってません!」
「言っておくけど、今回わたしはなにもしていないからね」
「分かってます~~!」
うずくまったまま嘆く伊作を横目に、雑渡は雑炊の入った竹筒を軽く振って、ここに伊作を連れくるまでを思い返した。
忍術学園の六年である善法寺伊作がうずくまっているこの場所は、タソガレドキ領内の一角にあるタソガレドキ忍軍の拠点のひとつである。
3422伊作は頭を抱えて部屋の隅にうずくまっている。
「なんでって、君が突然こんなところまでやってくるからだよ」
「雑渡さん~」
「辛いならやめてもいいけど、任務どうするんだい」
「だって――まさか、こんなことするなんて思わなかったんですよ~」
「大丈夫。よく似合ってるよ」
「なんの慰めにもなってません!」
「言っておくけど、今回わたしはなにもしていないからね」
「分かってます~~!」
うずくまったまま嘆く伊作を横目に、雑渡は雑炊の入った竹筒を軽く振って、ここに伊作を連れくるまでを思い返した。
忍術学園の六年である善法寺伊作がうずくまっているこの場所は、タソガレドキ領内の一角にあるタソガレドキ忍軍の拠点のひとつである。
めいめい
DONE屍の行方[オグナバ小説]全年齢向けだけどBL要素がっつりあるから気を付けて。若干グロ、若干フェティッシュ。流血注意。
新紋章の追加シナリオでナバール死亡でED迎えた先の妄想文。
何でも許せる人向け。
屍の行方洞窟にビュウビュウ、風が吹き込む。
雨上がりの海の、何処か土の香りの混ざった潮風。
遠く聴こえる海鳴りと鴎の声。寄せ返すまだ高い波の音。じめじめと苔生し、舟蟲の這う岩壁から染み出す磯の有機的な匂い。暗がりにうっすら射し込む陽光の白い筋。
その中に巻かれた包帯を赤黒く染めた屍がひとつ、転がっていた。
血と泥にまみれた長い黒髪。
満身創痍ながらすらりとした体躯。
顔は見えない。
下には粗末な毛布。それも屍の流した血膿が染み込んだのか、どす黒く変色している。
その傍らに、革鎧を身につけた大柄の男が佇む。
後ろに撫で付けた金の髪に虎狼の如く冷たい碧眼。頬に十字の傷を刻み付けた男は歩み寄ると、転がる屍の腹を靴先で軽く蹴り上げた。
19058雨上がりの海の、何処か土の香りの混ざった潮風。
遠く聴こえる海鳴りと鴎の声。寄せ返すまだ高い波の音。じめじめと苔生し、舟蟲の這う岩壁から染み出す磯の有機的な匂い。暗がりにうっすら射し込む陽光の白い筋。
その中に巻かれた包帯を赤黒く染めた屍がひとつ、転がっていた。
血と泥にまみれた長い黒髪。
満身創痍ながらすらりとした体躯。
顔は見えない。
下には粗末な毛布。それも屍の流した血膿が染み込んだのか、どす黒く変色している。
その傍らに、革鎧を身につけた大柄の男が佇む。
後ろに撫で付けた金の髪に虎狼の如く冷たい碧眼。頬に十字の傷を刻み付けた男は歩み寄ると、転がる屍の腹を靴先で軽く蹴り上げた。