長谷
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MOURNINGとある本丸のへし切長谷部を書きました。CP要素はなく、オールキャラ的要素多めです。とはいってもへし切長谷部メインで、山姥切国広/乱藤四郎/宗三左文字の4振り中心に話が進みます。女審神者が登場して、少し話します。ご注意下さい。
本当は漫画描くつもりでしたが、無理でした…という事で供養。小説もどきでお恥ずかしいですが、宜しければ読んで下さい…
あわよくばマシュマロに感想お願いします!
とある本丸のへし切長谷部の話「何故、主にお会いできないのだ」
へし切長谷部は広間に入るなり不満を口にした。眉間に深い皺を寄せ、ドカりと音を立てて座り長谷部らしくない所作を見せる。広間にはおやつを楽しむもの、折り紙やカルタを楽しむもの、うたた寝するもの…と長閑な雰囲気から一変、独り言にも問い掛けにも取れる言葉に広間に居合わせた刀たちは、顔を見合わせた。
へし切長谷部は顕現してから一ヶ月経つが、未だにこの本丸の審神者と対面した事がなかったから当然の不満と言えるだろう。
「へし切、短刀たちを困らせるものじゃ無いですよ。いつか一期一振が顕現した暁には真っ先に斬られますよ。」
続いて広間へとやってきた宗三左文字が長谷部を諌めた。
座る長谷部を見下ろす宗三は、内番着を纏ってはいるが、たすき掛けをしておらず、女性と見間違うような出で立ちであった。
5150へし切長谷部は広間に入るなり不満を口にした。眉間に深い皺を寄せ、ドカりと音を立てて座り長谷部らしくない所作を見せる。広間にはおやつを楽しむもの、折り紙やカルタを楽しむもの、うたた寝するもの…と長閑な雰囲気から一変、独り言にも問い掛けにも取れる言葉に広間に居合わせた刀たちは、顔を見合わせた。
へし切長谷部は顕現してから一ヶ月経つが、未だにこの本丸の審神者と対面した事がなかったから当然の不満と言えるだろう。
「へし切、短刀たちを困らせるものじゃ無いですよ。いつか一期一振が顕現した暁には真っ先に斬られますよ。」
続いて広間へとやってきた宗三左文字が長谷部を諌めた。
座る長谷部を見下ろす宗三は、内番着を纏ってはいるが、たすき掛けをしておらず、女性と見間違うような出で立ちであった。
turubamitanbo
MEMO長谷部の肖像「あれ? 誰が描いたんだろう……? でも、いい絵だなあ」
サインは誰かのペンネームだろうか。
もしかしたら、長谷部さんの私物かもしれない。ぼくはスケッチブックを小脇に挟むと、長谷部さん宛に落とし物のメッセージを打ったのだった。
turubamitanbo
MEMO長谷部くんの軽装の模様の描き方にいつも四苦八苦しているので、描き方メモ伝統の模様、というか全てのデザインって法則があって成り立っているんだな…と改めて感じました
他の模様も描けるようになりたい…!
しうち野
DONEできてそれほど時間の経っていない本丸の、まだ付き合ってないへし宗の話です。何か謎っぽいスタートをしますが、単純に長谷部のぐずぐずした気持ちを追っただけの暗めの話です。
・審神者が少し出てきます。
・オリジナルのキャラがそこそこ出ます。
・設定のオリジナル解釈があります。
パスはイベント会場、お品書きにあります。
告白 一 ことの始まり
それはうんざりするほど威圧的だった。ただ息を長めに吐き出すだけの行為のはずなのに、宗三左文字が行うとなぜこんなにも攻撃的になるのだろうかとへし切長谷部は常々疑問に思っている。宗三の毒を孕んだ鬱積が撒き散らされているようだ。宗三の向かいに座るまだ経験が浅い審神者は、気圧されたかのように体をこわばらせ俯いた。
「宗三左文字、主に向かってなんだその態度はッ」
審神者の脇に近侍として控える長谷部が腹の底から絞り出した威圧する声に、宗三はちらりと視線をやるだけでなんの感情も示さず、手持ちぶさたとでも言いたげに髪の毛をいじる。おい、という部屋に響きわたる怒声に、今度はめんどくさいと顔に出して長いため息を吐いた。
11394それはうんざりするほど威圧的だった。ただ息を長めに吐き出すだけの行為のはずなのに、宗三左文字が行うとなぜこんなにも攻撃的になるのだろうかとへし切長谷部は常々疑問に思っている。宗三の毒を孕んだ鬱積が撒き散らされているようだ。宗三の向かいに座るまだ経験が浅い審神者は、気圧されたかのように体をこわばらせ俯いた。
「宗三左文字、主に向かってなんだその態度はッ」
審神者の脇に近侍として控える長谷部が腹の底から絞り出した威圧する声に、宗三はちらりと視線をやるだけでなんの感情も示さず、手持ちぶさたとでも言いたげに髪の毛をいじる。おい、という部屋に響きわたる怒声に、今度はめんどくさいと顔に出して長いため息を吐いた。
pokachiyo
DONEへしちよ人魚パロ 最終話前回までのあらすじ:長谷部はちよ人魚に自由になれと言うが、ちよ人魚は長谷部と別れたくはなかった。また飼われる身で構わないからそばにいたいという気持ちをぶつけるも、長谷部は拒否し… 12
xxx_depend
PAST2017年の蜜藤での無配です。オーナーシェフ光忠×サラリーマン長谷部です。
仕事帰りにレストランにご飯を食べに行く小話です。
平凡で幸福な金曜日『すまん、今日も会えそうにない』
『了解、残業頑張ってね』
『そっちもな』
定時の鐘が鳴り、じわじわと人が減っていく社内。シャットダウン音がまばらに重なるフロアで、長谷部は目頭に手をやりながら、ゆっくりと椅子へ体重を預けた。
ここ数日は、毎日同じやりとりを繰り返している気がする。なんて、考えても仕方ないことだけれど。
恋人とは長いこと会えていなかった。
夕方から仕事の彼とは生活リズムも正反対だから、せめて同じ部屋へ帰るようにしようと決めたのは三か月ほど前のことだ。家へ帰ってから、出勤前の彼と忙しなく食事をする。そんなどうでも良いくらいに小さなことが、幸せすぎて、身に余るくらいで、眩暈がした。
それでも最近はめっきり仕事が忙しくて、二週間は顔を合せていない。
3874『了解、残業頑張ってね』
『そっちもな』
定時の鐘が鳴り、じわじわと人が減っていく社内。シャットダウン音がまばらに重なるフロアで、長谷部は目頭に手をやりながら、ゆっくりと椅子へ体重を預けた。
ここ数日は、毎日同じやりとりを繰り返している気がする。なんて、考えても仕方ないことだけれど。
恋人とは長いこと会えていなかった。
夕方から仕事の彼とは生活リズムも正反対だから、せめて同じ部屋へ帰るようにしようと決めたのは三か月ほど前のことだ。家へ帰ってから、出勤前の彼と忙しなく食事をする。そんなどうでも良いくらいに小さなことが、幸せすぎて、身に余るくらいで、眩暈がした。
それでも最近はめっきり仕事が忙しくて、二週間は顔を合せていない。
pokachiyo
DONEへしちよ人魚パロその18。前回までのあらすじ:人魚を海に逃すことができた長谷部。怪我をして養生の生活を送っている彼の住処にちよ人魚は食料を運び通ってくれた。だがついに長谷部はちよ人魚に自由になってほしいと切り出す。 8
MemoSakurazuka
DONE構図の確認中。片直のドロップシャドウ効果は真横
影は濃くなるとこだけ
針とポットは立体的にする
背景色の彩度と明度を上げる
長谷川さんの表情直し
背景色を暖色にする
尻尾に影を入れる
完成! 4
mona5770
DONE(燭へし)毎年恒例誕生日に性癖を露呈するSS今年は可愛い下着を買ってしまった長谷部くんの話。
(燭へし)いつだってお前だけだ「え、これ可愛くない?」
「そういうのはダメ!絶対こっちだよ」
「ええこっちのほうが可愛いじゃん」
「彼氏が喜ぶのはこっちだって!ねえ長谷部主任もそう思いますよね!」
おいおい俺を巻き込むなよ。
昼休みのオフィスフロア、ミーティング用テーブルで弁当を広げながらああだこうだと話をしていた女性たちの声は、静かなフロアで嫌でも耳に入ってきていた。
営業アシスタントの佐藤さんに彼氏ができたこと、佐藤さんが好む服とその彼氏が好む服の方向性が違うことも、そしてどうやら次のデートではもう一段階先に進みたいと思っていることまで全部聞きたくもないのに把握していた。
まあそれはいい。聞こえてない顔をしていたから。
次のデートに何を着ていくのかって話を雑誌を片手にしていたはずだったのに、いやいや振り向いた俺の目に入ったのは机に広げられた下着のカタログだった。
4790「そういうのはダメ!絶対こっちだよ」
「ええこっちのほうが可愛いじゃん」
「彼氏が喜ぶのはこっちだって!ねえ長谷部主任もそう思いますよね!」
おいおい俺を巻き込むなよ。
昼休みのオフィスフロア、ミーティング用テーブルで弁当を広げながらああだこうだと話をしていた女性たちの声は、静かなフロアで嫌でも耳に入ってきていた。
営業アシスタントの佐藤さんに彼氏ができたこと、佐藤さんが好む服とその彼氏が好む服の方向性が違うことも、そしてどうやら次のデートではもう一段階先に進みたいと思っていることまで全部聞きたくもないのに把握していた。
まあそれはいい。聞こえてない顔をしていたから。
次のデートに何を着ていくのかって話を雑誌を片手にしていたはずだったのに、いやいや振り向いた俺の目に入ったのは机に広げられた下着のカタログだった。
koziorozec15
DONE応…の門/学パロで長谷(→→)((←))道。女装その2、🔞はありません。導入パートは使い回し。幼馴染 「菅原、お前の衣装だぞ」
乱暴に投げて寄越された茶色の紙袋を受け取り、道真は顔を顰めた。
黒マジックで苗字が走り書きしてある袋口から中を覗いてみると白と紺の布地が見える。
「早く着替えて来いよ!最初にクラスで集合写真を撮るから」
教室内は騒々しく、机や椅子の配置も滅茶苦茶だった。クラスメイトはあちらこちらでグループに分かれて座っており、机の上には鏡やら化粧品が乱雑に広げられている。
道真の通う高校は二日間、文化祭が催される。今日はその一日目で、どのクラスも皆、大騒ぎで最後の準備に取り掛かっていた。
何にせよ、とにかく紙袋のなかの『衣装』に着替えなくては、普段通りの制服姿では浮いてしまう。
小走りでトイレへ行き、個室で手早く着替えを済ませた。
7145乱暴に投げて寄越された茶色の紙袋を受け取り、道真は顔を顰めた。
黒マジックで苗字が走り書きしてある袋口から中を覗いてみると白と紺の布地が見える。
「早く着替えて来いよ!最初にクラスで集合写真を撮るから」
教室内は騒々しく、机や椅子の配置も滅茶苦茶だった。クラスメイトはあちらこちらでグループに分かれて座っており、机の上には鏡やら化粧品が乱雑に広げられている。
道真の通う高校は二日間、文化祭が催される。今日はその一日目で、どのクラスも皆、大騒ぎで最後の準備に取り掛かっていた。
何にせよ、とにかく紙袋のなかの『衣装』に着替えなくては、普段通りの制服姿では浮いてしまう。
小走りでトイレへ行き、個室で手早く着替えを済ませた。