doll
am_mhko
DONE春夢/ep1.雪に紛れて2022.2.27/冬春オンリー展示/ブラネロ
ある日、雪山でブラッドリーが倒れている幼いネロを助け…という話です。
(今回のネロはちっちゃいネロしか出てきません) 14
umemhyk
DONE【1話前編】ブラッドリー×モブ(名前無し)の夢小説のようなものを初めての小説として書いてみました。もしもあなたが、違うかたちでブラッドリーに出逢ったら?
真っ白な大地を背に飛ぶ魔法使いへの憧れ。胸の奥にあるそのきらめきを、盗賊は必ず見つけ出す。どこでどんなふうに生まれても、“太陽”はきっとあなたを照らしてくれる…
そんな祈りを込めてこの物語をお届けします。
名も無き花はひだまりに揺れて 一輪目・名も無き銀細工師 〜前編〜カランカラン。
その魔法使いは前触れもなくやって来た。
まるで私の旅立ちを見計らったかのように。
漆黒と白銀の髪、射抜くような夕闇色の瞳。
「ようじじい」
「いらっしゃいませ…おお、これはこれはブラッドリー様。久方ぶりですなあ」
「あ、お前あん時のちっちゃいのか」
「ははは、こんな老いぼれにちっちゃいのは止してくださいよ」
「よく言うぜ。俺様の半分も生きてねえのによ」
お師匠が何やら親しげに話しているのは、数十年ぶりにうちの店に来た“常連”だ。
西の国の北東部、北の国との国境に近いこの銀細工屋は北からの来客も多い。なかでも盗賊を名乗る魔法使いの太客が数十年に一度来るとは聞いていたけれど、まさかたった一年修行に来ている私がその姿を見られるなんて。しかもここから旅立つ前日に。
1790その魔法使いは前触れもなくやって来た。
まるで私の旅立ちを見計らったかのように。
漆黒と白銀の髪、射抜くような夕闇色の瞳。
「ようじじい」
「いらっしゃいませ…おお、これはこれはブラッドリー様。久方ぶりですなあ」
「あ、お前あん時のちっちゃいのか」
「ははは、こんな老いぼれにちっちゃいのは止してくださいよ」
「よく言うぜ。俺様の半分も生きてねえのによ」
お師匠が何やら親しげに話しているのは、数十年ぶりにうちの店に来た“常連”だ。
西の国の北東部、北の国との国境に近いこの銀細工屋は北からの来客も多い。なかでも盗賊を名乗る魔法使いの太客が数十年に一度来るとは聞いていたけれど、まさかたった一年修行に来ている私がその姿を見られるなんて。しかもここから旅立つ前日に。
hoyahoya_kenja
DONE【ネロブラオンリー展示】パスワードはピクスクのお品書きにあります。
→パス外しました。
泥酔したネロがブラッドリーの耳を弄る話です。(4P)
全年齢ですが事に及ぼうとしています。 6
usaomm
MOURNING虚言のデイドリーム3話のボツになった展開のネームです。もしかすると少しネタバレかも??説明パートのつもりで描いていましたが、どうも突っかかりがとれず…思い切って4話目のネームを新しく描き直し3話目と混ぜました。当社比、上げた3話目よりもカプ要素(一十四)が強めかもしれません。
頑張って描いたので供養です 20
908banmenokobun
DONE2022年1月31日開催のブラネロ盗賊団時代ウェブオンリー参加作①盗賊団時代中心ポエムマンガ「小せェの」時代のネロはローティーン、ブラッドリーは30手前くらいのイメージで描きました。600歳の今はほぼ誤差といってもいいくらいの年齢差という想定です。
Daisy_mhyk
DONEブラネロワンライ参加作お題 : 自覚
盗賊団時代のブラネロ。
時の洞窟エピネタです。
ブラッドリーに呪文を変えるように言われたネロ。好きなものはと聞かれ、浮かんだものは。
ひとつは全てを学ぶため 料理番を任され数ヶ月も経つと、誰がどれくらいの量を食べるのか大体把握が出来てきた。大食漢が多い中、ダントツで食べるのがボスだ。
長盆を手に、わらわらと食堂へ集まって来た仲間たちをすり抜け、出来上がった料理を一番にボスの前に並べる。山盛りの肉に紛れてコッソリ野菜を忍ばせてあるのは秘密だ。
「お、今日も美味そうだな!」
最後の皿を置き終わると、上機嫌に頭をグシャグシャ掻き混ぜられる。
「わっ、ど、どうも」
乱れた前髪の隙間から顔を盗み見ると、鮮やかな瞳と視線がかち合い慌てて目を逸らした。ただ目があっただけなのに、ドクドクと心臓が高鳴る。
てめえの好きなのものはなんだよ。
昨日そう問われ、真っ先に浮かんだのは目の前のボスその人だった。パッと浮かばないなどと誤魔化したが、一度自覚してしまった感情に蓋は出来ない。
808長盆を手に、わらわらと食堂へ集まって来た仲間たちをすり抜け、出来上がった料理を一番にボスの前に並べる。山盛りの肉に紛れてコッソリ野菜を忍ばせてあるのは秘密だ。
「お、今日も美味そうだな!」
最後の皿を置き終わると、上機嫌に頭をグシャグシャ掻き混ぜられる。
「わっ、ど、どうも」
乱れた前髪の隙間から顔を盗み見ると、鮮やかな瞳と視線がかち合い慌てて目を逸らした。ただ目があっただけなのに、ドクドクと心臓が高鳴る。
てめえの好きなのものはなんだよ。
昨日そう問われ、真っ先に浮かんだのは目の前のボスその人だった。パッと浮かばないなどと誤魔化したが、一度自覚してしまった感情に蓋は出来ない。
Daisy_mhyk
DONE盗賊団時代のブラネロ…になる前の、二人が出会ったばかりの頃のお話。
ブラッドリーがネロを拾うに至るまでと、
ネロが人生で一番感激した時のお話です。
絡んだ糸の、その先は 魔法使いの一生は長い。
そう頭では理解していたものの、ああ、こういう事なのか、と納得出来たのは五十年ほど生きた頃だったか。
北の厳しい大地では、人間は生きる事すら難しい。
俺が生まれ育った、親父の庇護下にあった村の人間たちは、四十年も生きれば御の字という程儚い存在だった。
子供はまず育たない。十人のうち、成人出来るのは片手にも満たない。それでも貴重な働き手であるから、どの家も大概子沢山だった。
人間たちとは別の理由で、といっても家族の中で魔法使いなのは俺と親父だけだったが、俺は大家族の末子として生まれた。悪党一味の頭であり魔法使いの親父が、同じく魔法使いの息子を望んで大量に子種を撒いたのだ。
ハズレを引いた兄弟達に囲まれ、アタリを引いた俺は明らかな別待遇と英才教育を受けた。けれど、手足となるべく育てられた兄弟達にとってそれは当たり前の事であり、妬むよりむしろ、俺に取り入ってでも生き延びようという腹積もりの奴が多かったように思う。
6748そう頭では理解していたものの、ああ、こういう事なのか、と納得出来たのは五十年ほど生きた頃だったか。
北の厳しい大地では、人間は生きる事すら難しい。
俺が生まれ育った、親父の庇護下にあった村の人間たちは、四十年も生きれば御の字という程儚い存在だった。
子供はまず育たない。十人のうち、成人出来るのは片手にも満たない。それでも貴重な働き手であるから、どの家も大概子沢山だった。
人間たちとは別の理由で、といっても家族の中で魔法使いなのは俺と親父だけだったが、俺は大家族の末子として生まれた。悪党一味の頭であり魔法使いの親父が、同じく魔法使いの息子を望んで大量に子種を撒いたのだ。
ハズレを引いた兄弟達に囲まれ、アタリを引いた俺は明らかな別待遇と英才教育を受けた。けれど、手足となるべく育てられた兄弟達にとってそれは当たり前の事であり、妬むよりむしろ、俺に取り入ってでも生き延びようという腹積もりの奴が多かったように思う。
aso_coc
DONE21's Gun 立ち絵地味に古いCSです
大学生気分が抜けない明るく無邪気でフレンドリーな兄ちゃん
射撃と体力には自信がある男。
超弩級の音痴で した(歌唱初期値振ったらFしか出なかった)
全体的に黒くて目立たなかったので水色に発光してます
お部屋のカラーに合わせたつもり…!
yumyum00101
DONE冬コミの球里本『欲しいというなら好きなだけ』を買ってくださった方におまけです!同人誌版と違うコマが1コマあるバージョンです。
どっちも楽しんだくださると嬉しいです〜!
期間限定で全体公開にしておきます!
ドリームトーナメント編の球里、
里中くんが原作通り既婚者で、
ロッテ時代に一時的に体の関係があったけど(私がいつも描いてるセフレっぽい関係だった感じっす)
里中がスターズ移籍後は、なんもなくなってる設定です。
リーグが分かれているので交流戦とかオールスターとかポスト・プレシーズンでしかすれ違わない程度。(球団数増えたので先発バッティングもそんなにしない設定)
お好きな方ドーゾ! 28
さぅ。
DONE #ミニロップだぴょん普段書かないPTを組んでみました。読み難さMAXでしたが幽霊船だからえぇかというユーザーアンフレンドリー仕様。勝手にヴィクターをヘタレにしてごめんなさいと思ったけど頂いたコメントににっこり☺️ 本当に素敵な会報誌をありがとうございます!✨️
(しれっと一箇所投稿時から直してますスイミマセン)
mhyk_hymn
DONE2022年1月23日 ムシャオンリー『傷の痛みと甘い疼きR』ムシャコレR 参加用の小説です。
テーマ:裏
2周年イベスト関連の捏造をほんのり含みます。ブラッドリーやミチルも出てきます。
メイン1.5部のムルとシャイロックの声なんだあれ・・・2人きりだとあんなトーンでしゃべるの?!??という気持ちで書きました(合掌)
The Contradictory Devil「『悪魔の証明』……ですか?」
ミチルはグラスを片手に小首をかしげた。隣ではブラッドリーが琥珀色の液体が入ったグラスを傾け、機嫌が良さそうにニヤリと笑う。
シャイロックに届け物をしてほしいとフィガロに頼まれて、少しドキドキしながら訪れた夜の魔法舎内のバーでは、ちょうどブラッドリーがカードゲームでムルに大負けしたところだった。何でもいいから気分転換がしたかったのか、ミチルの姿を見止めたブラッドリーはカウンター席に彼を座らせ、北の国の話や盗賊時代の話を聞かせてきたのだ。
北の魔法使いだと思うと少し怖かったが、ブラッドリーから次々と繰り出される話は面白く、シャイロックが出してくれたピンク色とオレンジ色が綺麗なグラデーションになったジュースも美味しく、ミチルはついつい腰を落ち着けてしまっていた。
3926ミチルはグラスを片手に小首をかしげた。隣ではブラッドリーが琥珀色の液体が入ったグラスを傾け、機嫌が良さそうにニヤリと笑う。
シャイロックに届け物をしてほしいとフィガロに頼まれて、少しドキドキしながら訪れた夜の魔法舎内のバーでは、ちょうどブラッドリーがカードゲームでムルに大負けしたところだった。何でもいいから気分転換がしたかったのか、ミチルの姿を見止めたブラッドリーはカウンター席に彼を座らせ、北の国の話や盗賊時代の話を聞かせてきたのだ。
北の魔法使いだと思うと少し怖かったが、ブラッドリーから次々と繰り出される話は面白く、シャイロックが出してくれたピンク色とオレンジ色が綺麗なグラデーションになったジュースも美味しく、ミチルはついつい腰を落ち着けてしまっていた。
haganehazeko
DONEリツイートお題の「みかマリほっぺチュー絵」卒業後初プリではば学コスプリでちゅープリとるみかマリという妄想😇色塗りたい気持ちはあるのでいつか😇2022/1/25.26
サーティワンのカラーパレットで色塗りしました。11番ポッピンドリーム。2枚目はポッピン“グ“ドリームだと思っていて間違えたので訂正してさらに影とかちょっと頑張りました😇 3
atomicstar171
DOODLEネームリハビリネロとミスラとブラッドリー カプなしですがネロがミスラにえげつないベロチューをされます ブラッドリーさんも匂わせ被害に遭ってます なんでも許せる方向け 13
yns39
DONEブラネロ版ワンドロライさんのお題:指先をお借りしました。こたつに入っていちゃいちゃしてるフォ学のブラネロです。
二人の家庭環境とブラッドリーの姉の捏造があります。
今年もよろしくお願いします「ねえ、お母さんからみかん持ってけって言われたんだけど」
昼寝用に顔に乗せていた雑誌がばさりと音を立てて床に落ちる。あー寒い寒い、と言いながら、ベイン家二番目の姉がこたつ布団を大きく開いた。外気にさらけ出された足が思い切り冷えたので、ブラッドリーは長い足を折りたたんだ。大学を出た後、遠くに引っ越した一番上の姉と違い、家は出たが隣県に住んでいる姉は、時折こうして顔を出す。
言われたから、どうだと言うのだ。無視を決め込んで体を背けると、無視すんな、と足を蹴られる。生まれ持った長い足も、こういうときは考え物だ。
「玄関のどっかにあったろ」
「なかったもん」
「じゃあ誰かが食ったんだよ、知らなかったかもしれねえが、食い物は食ったら無くなるんだ。残念だったな」
2825昼寝用に顔に乗せていた雑誌がばさりと音を立てて床に落ちる。あー寒い寒い、と言いながら、ベイン家二番目の姉がこたつ布団を大きく開いた。外気にさらけ出された足が思い切り冷えたので、ブラッドリーは長い足を折りたたんだ。大学を出た後、遠くに引っ越した一番上の姉と違い、家は出たが隣県に住んでいる姉は、時折こうして顔を出す。
言われたから、どうだと言うのだ。無視を決め込んで体を背けると、無視すんな、と足を蹴られる。生まれ持った長い足も、こういうときは考え物だ。
「玄関のどっかにあったろ」
「なかったもん」
「じゃあ誰かが食ったんだよ、知らなかったかもしれねえが、食い物は食ったら無くなるんだ。残念だったな」
リゲル
DONEブラッドリーさんのお腹とちょっと怪しいネロさんのブラネロです。当社比普通にいちゃいちゃしてます/R15
俺の(元)相棒がどうも怪しいこじんまりとしたテーブルを覆う皿、皿、皿。
一口サイズにカットしたバゲットにたっぷりと塗られ、立派な層が出来ているハーブバター、こんがりと焼けた分厚いベーコン、アンチョビとクラッカー、燻製ソーセージ、そしてやはり欠かせないフライドチキン…。
ぎっしりと詰まった脂肪とたんぱく質らが眩く輝いていた。
いつもならすぐさま手を伸ばしてひょいぱくとつまみ食いをかますはずのブラッドリーは、ウィスキーの瓶を持ったままその豪華な風景を眺めているだけだった。テーブルの上はすでに満席だというのに、シンクから聞こえてくる水の音がやまない。
「…ネロ…」
「ん? ああ、そのソースは好みで付けてくれ」
この、サワークリームにチャイブをざく切りにしたのをまぶしたソースのことだろう。ここにあるもの、どれを取って付けても最高に美味しいだろうけど、ブラッドリーは困ったなあ、と頭の後ろを掻くしかなかった。
3425一口サイズにカットしたバゲットにたっぷりと塗られ、立派な層が出来ているハーブバター、こんがりと焼けた分厚いベーコン、アンチョビとクラッカー、燻製ソーセージ、そしてやはり欠かせないフライドチキン…。
ぎっしりと詰まった脂肪とたんぱく質らが眩く輝いていた。
いつもならすぐさま手を伸ばしてひょいぱくとつまみ食いをかますはずのブラッドリーは、ウィスキーの瓶を持ったままその豪華な風景を眺めているだけだった。テーブルの上はすでに満席だというのに、シンクから聞こえてくる水の音がやまない。
「…ネロ…」
「ん? ああ、そのソースは好みで付けてくれ」
この、サワークリームにチャイブをざく切りにしたのをまぶしたソースのことだろう。ここにあるもの、どれを取って付けても最高に美味しいだろうけど、ブラッドリーは困ったなあ、と頭の後ろを掻くしかなかった。
bluetiarakureha
DONE初めて出した夢本「ビューティフルドリーマー」の続編を当時書こうと思って途中まで書いていたものです。2015年の作品です(怖・・・
手塚と別れた後のヒロインと、不二がメインです。
かなりドロドロ昼ドラやっているので、しんどかったらバックして下さいませ!
ヒロインはデフォルト名:姫野ゆりです。
続ビューティフルドリーマー ② もう、彼の事は乗り越えたと思っていたのに―――。
不二の家から自宅に帰るとゆりは早々に夕飯を済ませ、お風呂に入ることにした。
風呂は、考え事をするのに良かった。
誰にも悟られず、一人で考えを整理することができる。
国光がいなくなってから、私はずっと心に鉛を隠したままでいる。
彼と別れた時はそれこそ、笑顔で送り出すことが出来たが、その後はひどいものだった。
今でも手に取るように、あの時の感情を覚えている。
幸い、高等部になっても中等部からの持ち上がりがほとんどだし、知っている友達もクラスにたくさんいたから、友人関係には悩まなくて済んだ。
でも、みんな知ってた。―――私と国光が、別れた事を。
当たり前だ。生徒会長で、男子テニス部の部長で、成績優秀で品行方正。その上ルックスも良い。そんな人と付き合ってたんだもの。でも別に、彼の肩書があったから私はあの人を好きになったんじゃない。全部、後から付いてきたものだ。
13972不二の家から自宅に帰るとゆりは早々に夕飯を済ませ、お風呂に入ることにした。
風呂は、考え事をするのに良かった。
誰にも悟られず、一人で考えを整理することができる。
国光がいなくなってから、私はずっと心に鉛を隠したままでいる。
彼と別れた時はそれこそ、笑顔で送り出すことが出来たが、その後はひどいものだった。
今でも手に取るように、あの時の感情を覚えている。
幸い、高等部になっても中等部からの持ち上がりがほとんどだし、知っている友達もクラスにたくさんいたから、友人関係には悩まなくて済んだ。
でも、みんな知ってた。―――私と国光が、別れた事を。
当たり前だ。生徒会長で、男子テニス部の部長で、成績優秀で品行方正。その上ルックスも良い。そんな人と付き合ってたんだもの。でも別に、彼の肩書があったから私はあの人を好きになったんじゃない。全部、後から付いてきたものだ。
bluetiarakureha
DONE初めて出した夢本「ビューティフルドリーマー」の続編を当時書こうと思って途中まで書いていたものです。2015年の作品です(怖・・・
以前まであった夢サイトで更新していました。
でも途中でしんどすぎて書くの止めてしまいましたwww
手塚と別れた後のヒロインと、不二がメインです。
かなりドロドロ昼ドラやっているので、しんどかったらバックして下さいませ!
ヒロインはデフォルト名:姫野ゆりです。
続ビューティフルドリーマー ①あれから、どのぐらいの月日が過ぎただろうか。
国光がいなくなってから、私は月日を数えるのをやめた。
でも心のどこかで指折り数えてる自分もいた。
私は、高校三年生になった――――。
二学期も始まり、すでに三年生は部活を引退していた。
クラスの雰囲気は受験に向けて少し慌ただしくなってきていたが、不二もゆりもこのまま大学部への推薦を希望していたため、他校受験組に比べると比較的ゆとりがある日々だった。
帰りのホームルームが終了すると、ゆりを迎えに来た不二がゆりのクラスに顔を出した。
「ゆり、今日僕んち寄って行かない?」
「これから? うん、別にいいよ」
高等部に入ってから、ゆりは不二と付き合い始めた。
告白は、不二からだった。入学して半年ぐらい経ってからの事だ。
4882国光がいなくなってから、私は月日を数えるのをやめた。
でも心のどこかで指折り数えてる自分もいた。
私は、高校三年生になった――――。
二学期も始まり、すでに三年生は部活を引退していた。
クラスの雰囲気は受験に向けて少し慌ただしくなってきていたが、不二もゆりもこのまま大学部への推薦を希望していたため、他校受験組に比べると比較的ゆとりがある日々だった。
帰りのホームルームが終了すると、ゆりを迎えに来た不二がゆりのクラスに顔を出した。
「ゆり、今日僕んち寄って行かない?」
「これから? うん、別にいいよ」
高等部に入ってから、ゆりは不二と付き合い始めた。
告白は、不二からだった。入学して半年ぐらい経ってからの事だ。
m_y_n_k__
DONE新刊『サマーロストチャイルド』の書き下ろし、『ロストサマーデイドリーミング』の続編南の島移住七虎がはじめてクラフトコーラを飲むおはなし
後編です
ナイトウォーク 後編 炭酸水を買いに行く悠仁について行った七海ははじめ、悠仁は少し歩いた先にあるコンビニに行くものだと思っていた。しかし目的地と思い込んでいたコンビニを悠仁が完全にスルーしたので、「どこへ行くんですか?」と今さらながら行く先を確認する。
「サンエーだけど?」
悠仁はコンビニを通り越して少し歩いた先のローカルスーパーを指差した。沖縄県内ではショッピングモールや飲食店をいくつも運営するかなり大きな会社で、食品館なら県内の至るところで見かけるほど店舗の多い有名なスーパーだ。
「炭酸水を買うだけなら、コンビニでいいんじゃないですか」
「だってスーパーのが安いじゃん」
たしかに悠仁のいうとおりだ。しかし七海は知っている。サンエーは、寒い。空調がおそろしいほど低く設定されているので、店内を少し歩くだけで身体が冷えてしょうがない。ただでさえ風が吹きすさぶ夜道を歩いているのに、まるで冷蔵庫のように冷たい店内を想像して、七海は身震いした。もしや悠仁が外出前にいっていた「寒いよ」にはこれも含まれていたのだろうか。それならそうといってほしかったが、七海は七海で行き先を聞かなかったので、どちらか一方が悪いという話でもない。七海はせめて悠仁の手から伝わる熱を逃がさないよう、繋いだ手を隙間なくくっつけた。サンエーに入店してからがほんとうの勝負だ。
3719「サンエーだけど?」
悠仁はコンビニを通り越して少し歩いた先のローカルスーパーを指差した。沖縄県内ではショッピングモールや飲食店をいくつも運営するかなり大きな会社で、食品館なら県内の至るところで見かけるほど店舗の多い有名なスーパーだ。
「炭酸水を買うだけなら、コンビニでいいんじゃないですか」
「だってスーパーのが安いじゃん」
たしかに悠仁のいうとおりだ。しかし七海は知っている。サンエーは、寒い。空調がおそろしいほど低く設定されているので、店内を少し歩くだけで身体が冷えてしょうがない。ただでさえ風が吹きすさぶ夜道を歩いているのに、まるで冷蔵庫のように冷たい店内を想像して、七海は身震いした。もしや悠仁が外出前にいっていた「寒いよ」にはこれも含まれていたのだろうか。それならそうといってほしかったが、七海は七海で行き先を聞かなかったので、どちらか一方が悪いという話でもない。七海はせめて悠仁の手から伝わる熱を逃がさないよう、繋いだ手を隙間なくくっつけた。サンエーに入店してからがほんとうの勝負だ。
カーケンメテオル山田
DONEそういうブラネロ4ペーパーラリー展示です。風邪ひきネロのためにおじやを作ったブラッドリーの話、二段組4p(A4サイズ2枚)です。
ファミマ「WEKJRBCU4W」12/27まで!
カラーか白黒か好きな方を設定ください。
ちなみに、このおじやがいかにして出来たのかは、こちらの展示をご覧ください❤️
https://poipiku.com/1803236/5834752.html 4
mochi_3nU7o
DONEブラレノ。ボス誕のレノが良すぎたのでカッとなりました。これからセフレになるふたり。ブラッドリー視点。オチ迷子。ブラレノ掌編「ブラッドリー、俺の羊を食べようとするのはやめてくれないか」
魔法舎の庭でいつものように羊に囲まれた男は困ったようにそう言った。困り眉の下では、鉱物のような赤い瞳も常の硬さを和らげるものだ。
つるりと光る赤に、ほう、と漏らした息はレノックスには届いていない。腕に庇った羊を優しく抱いて宥めるように撫でている。そうしながらレノックスは、代わりのものを仕入れてくるから少し待て、と言った。哀れな羊の代わりを差し出すから、と。
願ってもない台詞に、思わず口角がニヤリとあがってしまう。
「ああ、もらってやろうじゃねえか」
言うやいなや、レノックスの襟をぐいと力任せに引き寄せた。そうして目の前に近寄せた唇にかぶりつく。体格にしてはこぢんまりとした口を、大きく開けた口ですっかり塞いでしまう。赤い瞳が見開かれる。その変化に気をよくして、腰を引き寄せながら舌をねじ込んだ。下手に動かれる前に、と性急に膝で長い両脚を割って手近な木へとその体を押しつける。
1609魔法舎の庭でいつものように羊に囲まれた男は困ったようにそう言った。困り眉の下では、鉱物のような赤い瞳も常の硬さを和らげるものだ。
つるりと光る赤に、ほう、と漏らした息はレノックスには届いていない。腕に庇った羊を優しく抱いて宥めるように撫でている。そうしながらレノックスは、代わりのものを仕入れてくるから少し待て、と言った。哀れな羊の代わりを差し出すから、と。
願ってもない台詞に、思わず口角がニヤリとあがってしまう。
「ああ、もらってやろうじゃねえか」
言うやいなや、レノックスの襟をぐいと力任せに引き寄せた。そうして目の前に近寄せた唇にかぶりつく。体格にしてはこぢんまりとした口を、大きく開けた口ですっかり塞いでしまう。赤い瞳が見開かれる。その変化に気をよくして、腰を引き寄せながら舌をねじ込んだ。下手に動かれる前に、と性急に膝で長い両脚を割って手近な木へとその体を押しつける。
908banmenokobun
DONEブラネロwebオンリー「そういうことにしてるつもり!」4~Bradley AfterBD~の展示作品「俺様の隣へようこそ」です。「フォルモーントシティへようこそ」の続きですので、先にそちらからご覧ください。
【注意事項】
・ブラッドリーがモブ女と軽くからみます。
・展開がめちゃくちゃ駆け足です。
・作者は夜明けの腐女子です。
・第3話に続きます。完結していません。第3話の公開日は未定です。
akatsukile
MOURNING背景がなかったり真っ白だったりしますが、お見せできる状態になりましたので、公開いたします~!!とある場所にある古い邸に不気味な噂がつきまとっていた。
その邸に足を踏み入れたものは、人間であろうと魔法使いであろうと「死」を見ることになるのだと…
噂に反して、ここで死者が出たという記録はない。随分前から空き家になっているという。
薄気味悪い噂のせいでこの邸をどうすることもできなくて困っているという依頼が賢者の元に舞い込み、ブラッドリーとネロが調査に向かうが…
という話を書きたかったのですが、2周年ストで解釈違いを起こしていてプロットからやり直しです…! 4
m_y_n_k__
DONE『サマーロストチャイルド』『フロンティア』を経て、南の島へ移住した七虎の日常新刊『サマーロストチャイルド』に収録している書き下ろし作品『ロストサマーデイドリーミング』のつづきです
※『ロストサマーデイドリーミング』を読んでいないとわからない内容になっています
新刊購入してくださってありがとうございました!
感謝の気持ちを込めて
まよなか
ナイトウォーク 前編「クラフトコーラ? って、なに?」
おかえりの抱擁のために両腕を広げていた七海は、おあずけを喰らった犬のようにその場で停止した。ただいまのあとは抱擁、というのは二人で暮らしはじめてからずっと暗黙の了解であったし、悠仁が日中バイトに出ているあいだはひとりで家に籠っている七海にとって大切な儀式のひとつだ。
「ハグは?」
「あ、ごめん」
促されて腕を広げた悠仁を、七海はいつもより強い力で抱きしめる。「え? 力強くない?」戸惑っている悠仁の声はきかなかったことにする。私は悪くないので。胸の内だけで言い訳をして、ぎゅうぎゅうと悠仁を締めつけた後、七海は悠仁の若くつるんとした額にくちづけた。
外から帰ってきたばかりだというのに、悠仁の身体はポカポカとあたたかい。逆に家のなかに籠っていた七海の方が冷えているくらいで、「わっ、冷たっ」と悠仁が七海の両手を包む。
2485おかえりの抱擁のために両腕を広げていた七海は、おあずけを喰らった犬のようにその場で停止した。ただいまのあとは抱擁、というのは二人で暮らしはじめてからずっと暗黙の了解であったし、悠仁が日中バイトに出ているあいだはひとりで家に籠っている七海にとって大切な儀式のひとつだ。
「ハグは?」
「あ、ごめん」
促されて腕を広げた悠仁を、七海はいつもより強い力で抱きしめる。「え? 力強くない?」戸惑っている悠仁の声はきかなかったことにする。私は悪くないので。胸の内だけで言い訳をして、ぎゅうぎゅうと悠仁を締めつけた後、七海は悠仁の若くつるんとした額にくちづけた。
外から帰ってきたばかりだというのに、悠仁の身体はポカポカとあたたかい。逆に家のなかに籠っていた七海の方が冷えているくらいで、「わっ、冷たっ」と悠仁が七海の両手を包む。