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    K2

    金柑🍛

    MENU3月17日のK譜新刊告知です。東7号館H21a『notte』
    「さかしまHIGHWAY」B5/48P/表紙3C/全年齢向/譲テツ/イベント頒布価格700円
    鏡像回の譲介と闇医者、後部座席の一也が喋ったり言い争ったり過去を思い出したりサービスエリアに立ち寄ったりします。最後にお蕎麦を食べます。※了承を得ていない不意打ち接吻シーンがあります。うちの和久井ならやりかねないの気持ちで描きましたが不得意な方はご注意お願いします。
    クリアイラストカードが2種のうちどっちかランダムでつきます。こっちくれ、とかあったら遠慮なく申告してほしい。運任せにしたい人は私に任せてくれ。
    あとK2とは全く関係ないけどリアルタイムで起こっているパレスチナの民族浄化とかいう国際法も人道も無視した恐ろしい虐殺行為に対する「それは許されないことだと思います。今すぐやめろマジで」の意思表示缶バッチを机の上に置いておくので、こんなこと許されてる世界を良しとせずかつまあ付けてやってもいいかなという方は持って帰ってやってください。他にもいろんな意思表示や連帯、支援方法はありますのでこれは別にいらないななら、それで全然構わないです。私も押し付けません。本いらんがバッチだけくれよも大歓迎です。遠慮なくどうぞ。なんか無配で譲テツと相棒ちゃんの何かも押し付けられたらいいな。当日までわからん。11月の既刊もありますよ!!よろしくね。
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    フカフカ

    DONEK2 / T先生と和久井君が待ち合わせしておしゃべりして解散するだけのシリーズの前日譚みたいなやつ / CP要素ない / 3月のいのちのけ~ふで出す予定の再録本の中身から7割抜粋 / しょうもない用事で空港に行ったらかつての養い子に遭遇してワァ~!となったT先生が日を改めて和久井君と茶をしばいている話です / たぶんこのシリーズの和久井君はマジ医者で大人
    白い石で出来ている 和久井譲介は真田との約束通り本当に、 午前十一時に、ホテルのティールームにいた。真田はそれをホテル入り口から目で認めて、すこしばかり愉快になった。
     いくらか古めかしく豪奢なティールームは内装にふんだんに臙脂と金の色彩を散りばめていて、慣れない人間をおのずとはじき出すような印象がある。その中に、白いシャツをぴったり着こんだ年若い人間がいて、居心地悪そうな様を隠しもせず、ひとり用ソファに身を預けている。正面のローテーブル上に白いコーヒーカップが鎮座しているが、足音を抑えつつ近づいて覗くに、カップの中身は大して減っていないようだった。
    「よお」
     背後から声をかける。和久井はゆっくりと真田を振り返り、立ち上がった。何を言うわけでもなく真田の姿をじろじろ眺め、「ああ、なるほど」と言った。それから席を離れて通路側に出て、つい先ほどまで己が座っていたソファを手で指して、真田に「どうぞ」と譲った。
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    なかりせ

    DONE一人一人称、K富の人間が書きましたが恋愛描写なし、診療所メンツとほのぼのが主です。
    ちょっと怪談チックなお話が書きたくてタグをお借りします。季節外れですが夏のお話です。恐怖・暴力描写はありません。
    一人先生は幽霊や魂をどのように切り分けて接することができるのだろう……。引っ張られそうになった時に踏みとどまれるのは、帰る場所・呼ぶ人がいるからってことが書きたかった。
    炎と息吹―200X年 8月XX日 
    とても暑い日だった。オレはたまたま行きあった患者を治療し、病院から帰るところだった。

    ***

    「では、また後日伺いますので」

    一人は一礼して病室を出る。踏みしめるリノリウムの床はひんやりとした空気を抱えており、外のじりじりとした熱射もここまでは届かない。夏の長い日がようやく傾きだし、まだ暑さが残っているだろうビル街を歩くと思うと憂鬱であったが、目の前で倒れた急病人を助けられたことで一人の心は風が通り抜けるようにすっきりとしていた。

    N県からふたつほど県境を越えたところにあるこの都市に来たのは、以前手当をした患者の経過を見るためであった。その用事を終えたときはまだ昼前であったが、帰路に着こうと大通りに出たところで急病人に行きあったのだった。
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    めんだこ

    DONE渾身の力を込めてカワイイを書きました!!
    いまのわしのせいいっぱいだ。
    幽体離脱できる富永研太と神代一人の第三夜で最終夜です。一話完結ですので単品でもどうぞ。幽体離脱後のイメージは動く『ぬい』です。
    しかし、自分としては大きな神代一人も可愛い。きみは実に残念美人だwwwごめんねこういう風にしか書いてやれなくて。でもどうしてもダメなトコがカワイイんだwww
    【夢でもし逢えたら 第三夜 最終話】 二人の夜神代一人は都心での出張予定が入っていた。日時のうち開始時間は決まっているが終了予定時刻は分からない。大概そんな時は予想を超える時刻となり、その日のうちに村へは帰れない。しかしその翌日には昼に診療所で手術の予定が入っている。こちらも日時は動かせない。これは都内一泊、手術当日早朝移動しかないな、とカレンダーに書き込む。

    富永研太は連続出張予定が入っていた。まずは都内。終了時間目処全く立たず。翌日は遥か北の大地で行われる大学時代の恩師の講演会。どう考えても都内で一泊から飛行機で翌日早朝出発。

    大した要件でもない電話での雑談で、お互いの弾丸出張日時と場所が一部合致している事が判明し、ならば一緒の宿に泊まるかと言う流れになった。
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