セカンド
ナナシ
MAIKINGセカンド・バージンな話を書きたかった。ただの書きかけ…
君じゃなきゃダメな理由「その…本当に、俺でいいの?」
その夜、伊集院北斗は人生で一番と言えるほどの臆病さを見せていた。
想いが通じ合い、結ばれた天ヶ瀬冬馬と、これから一線を越えようとしている。
問われた冬馬の視線は、まっすぐに北斗を射抜いていた。
「お前がいいんだよ」
覚悟が足りなかったのはどうやら自分のほうだったみたいだと、北斗は少し自嘲気味に笑ってみた。
「ありがとう…冬馬、好きだよ」
頬に、次は唇に、キスをした。
つい数日前に恋人としての初夜を迎え、冬馬は見えている世界が変わったような錯覚に陥っていた。
一人で仕事をしていると、早く北斗に会いたいと思うようになっていた。
一緒に仕事をしているときは、早く触れたいと思うようになっていた。
15809その夜、伊集院北斗は人生で一番と言えるほどの臆病さを見せていた。
想いが通じ合い、結ばれた天ヶ瀬冬馬と、これから一線を越えようとしている。
問われた冬馬の視線は、まっすぐに北斗を射抜いていた。
「お前がいいんだよ」
覚悟が足りなかったのはどうやら自分のほうだったみたいだと、北斗は少し自嘲気味に笑ってみた。
「ありがとう…冬馬、好きだよ」
頬に、次は唇に、キスをした。
つい数日前に恋人としての初夜を迎え、冬馬は見えている世界が変わったような錯覚に陥っていた。
一人で仕事をしていると、早く北斗に会いたいと思うようになっていた。
一緒に仕事をしているときは、早く触れたいと思うようになっていた。
紫垣🐠
DONE笹仁8章後横浜にて。CP要素は薄めですがナチュラルに付き合ってます。
※仁科さんがスタオケのセカンドトップの設定です
旋律とレゾンデートル***
初冬の低い日差しが差し込む日曜昼過ぎの練習室は、十一月だというのに少し汗ばむくらいに暑かった。
この季節、札幌では考えられないくらいの気候だなと思いながら、一息ついて目の前の譜面に向き合い、ヴァイオリンを構え直す。
札幌での公演からスターライトオーケストラのレパートリーのひとつになった、バッハのヴァイオリン協奏曲第一番イ短調3楽章。セカンドヴァイオリンのパートを浚う。
星奏学院の菩提樹寮は歴史ある洋館で、中でもこの寮の天辺にある練習室は大きなガラス窓が美しい。天井が高いのでまるで小さなホールのように音も良く響くし、正統派クラシックを奏でるには雰囲気も持ってこいだ。まだこちらに来て日が浅く、慣れない横浜の地で数少ないお気に入りの場所でもあった。
9098初冬の低い日差しが差し込む日曜昼過ぎの練習室は、十一月だというのに少し汗ばむくらいに暑かった。
この季節、札幌では考えられないくらいの気候だなと思いながら、一息ついて目の前の譜面に向き合い、ヴァイオリンを構え直す。
札幌での公演からスターライトオーケストラのレパートリーのひとつになった、バッハのヴァイオリン協奏曲第一番イ短調3楽章。セカンドヴァイオリンのパートを浚う。
星奏学院の菩提樹寮は歴史ある洋館で、中でもこの寮の天辺にある練習室は大きなガラス窓が美しい。天井が高いのでまるで小さなホールのように音も良く響くし、正統派クラシックを奏でるには雰囲気も持ってこいだ。まだこちらに来て日が浅く、慣れない横浜の地で数少ないお気に入りの場所でもあった。
しらい
PROGRESSネロから見た晶ちゃんのセカンドインプレッションの話。未来でネロ晶♀になる。
二度目まして、こんにちは「……けて……」
(ん?)
よく晴れているから外の方が気分がいいだろうと、人気のない居心地のよさそうな場所を探して庭を歩いていると、微かにひとの声が聞こえた気がして立ち止まる。
「助けてください……!」
「え」
今度ははっきり聞こえた。助けを求める女の声だ。上、しかもかなり遠くの方から聞こえるから驚いた。
「賢者さんか⁈」
訊きながら、目の前の、魔法舎を囲うように生えている木立のどこかにいるんじゃないかと感じ、魔法で箒を出して浮上する。
「ネロ……! ここです! 助けてください……!」
思った通り、木にしがみついている彼女を見つけた。
地上から賢者さんのいる位置まで、軽く十メートルはあるだろう。可哀想に、魔法も使えないからぶるぶる震えて助けを待つことしかできなかったんだ。
2398(ん?)
よく晴れているから外の方が気分がいいだろうと、人気のない居心地のよさそうな場所を探して庭を歩いていると、微かにひとの声が聞こえた気がして立ち止まる。
「助けてください……!」
「え」
今度ははっきり聞こえた。助けを求める女の声だ。上、しかもかなり遠くの方から聞こえるから驚いた。
「賢者さんか⁈」
訊きながら、目の前の、魔法舎を囲うように生えている木立のどこかにいるんじゃないかと感じ、魔法で箒を出して浮上する。
「ネロ……! ここです! 助けてください……!」
思った通り、木にしがみついている彼女を見つけた。
地上から賢者さんのいる位置まで、軽く十メートルはあるだろう。可哀想に、魔法も使えないからぶるぶる震えて助けを待つことしかできなかったんだ。
FumiFumi2019
MOURNINGガンプラを飾るスペースが無くて、アクションベース2を沢山買ってしまった!!!セカンドVとかレッドフレーム(フライトユニット装備)は飛ばしてなんぼだと思うの!!!
ああ…棚がほしい…
とくせい:もふもふもふもふもふ
DOODLE💥新テニミュセカンドステージを見た帰りに描いた落書き達💥ネタバレかと思ったけど起きたことを描いてないからネタバレにはなりませんでした…🧐
2月1日にテニミュ初見の友達の伊達巻(推しはリョーガ)と共に行きました!
こんなことは起きていない絵と、テニミュから新テニミュへカムバックしてくださったキャストさん繋がりで描いた絵です😊
感想や実際に起きたことを描いた絵(?)はまた今度✋ 5
茜空@お絵描き修行中
DOODLESS書いてもらってる字書きさんに「お礼にザックス描きますよ♪」と軽くもちかけたことを、今になって後悔している(苦笑。とりま練習。セカンドザックス。いや、偽アンセム描いたら、このノリでザックスもいけるじゃん!って思ったんだ。思うことは!簡単だよねっ!!!
うん、字書きを自称してるくせに絵で返そうっていう魂胆が間違ってるとは思う。もうちょい精進する。
xcoxcoxaat
CAN’T MAKEジャイロ、三つ子、フェントン、ビークスと、ジャイロが発明したアンドロイド:DT II-082(ディーティーセカンドゼロハチニ)短編がいくつか
※↑になる予定だったもの
未定【オフラインプログラミング】
※ジャイロと
※その心はシステムか否か
「……よし、動いてもいいぞ」
デスクの横に座ったまま目を閉じていた082に伝えれば、彼女は何度か瞬きを繰り返したのちに、こっちに視線を寄越した。
相変わらず無表情で、私の手元をじっと見ている。
「これが『瞬き』ですね」
「他にもいくつか、生き物らしい動きをプログラミングしてみたが……まあ、そのうち分かるだろ」
「視界も良好です」
新しく組み直した動作プログラムを転送したばかりだが、今のところ不具合などは無いらしい。
「街に行きたいなら行ってもいいぞ。インターンが買い出しに行ってるから、合流すればいい」
「インターンさんのお手伝いをしてきます」
1994※ジャイロと
※その心はシステムか否か
「……よし、動いてもいいぞ」
デスクの横に座ったまま目を閉じていた082に伝えれば、彼女は何度か瞬きを繰り返したのちに、こっちに視線を寄越した。
相変わらず無表情で、私の手元をじっと見ている。
「これが『瞬き』ですね」
「他にもいくつか、生き物らしい動きをプログラミングしてみたが……まあ、そのうち分かるだろ」
「視界も良好です」
新しく組み直した動作プログラムを転送したばかりだが、今のところ不具合などは無いらしい。
「街に行きたいなら行ってもいいぞ。インターンが買い出しに行ってるから、合流すればいい」
「インターンさんのお手伝いをしてきます」
がみ。
DONE先日行われた朗読謎の簡易レポです!!!記憶が既に飛びまくっているため記憶違いがありましたらすみません〜〜〜!!!(あと似てないのも許されたい)もっとたくさん書きたいことはあったんですが記憶が完全になくなる前に取り急ぎ!セカンドラインさんほんとにありがとう…舞台装置のライティング完璧でした。声優さんたちの生熱量浴びれて楽しかったです!!!!!! 4hasami_J
DONE(1)(2)はタグ参照。タイトル通りの自PCの小話。
■ローンシャーク
超人的な瞬間記憶能力と再現能力を持つ傭兵。瞬間記憶によって再現した武装と、トレースした他人の技を使って戦う。能力の代償に日々記憶を失い続けている男。
金にがめつく、プライベートでの女遊びが激しい。
セカンド・カラミティ以後はヒーローサイドの仕事を請け負うことも多い。曰く、多額の借金ができたからだとか。
ローンシャークの隣で女が死んでる話(3) 時刻は昼下がりを迎えていた。
老女、シスター・フローレンスの日常は、日々静かで穏やかなものだ。神に仕える者として、神の家の雑務をこなし、行き場を失った幼児たちの世話をし、祈りと共に眠る。
もちろん、本当はそんな単純なものではないのだろう。世界は幾度も崩壊の危機に晒されているし、今日もどこかで悲劇が起きている。そうでなくとも、セカンド・カラミティの被害を色濃く受けた地域の一角に建つ教会は、未だに過日の姿を完全に取り戻せてはいない。
花壇への水やりを終え、裏手に建つ墓地へと向かう。供物の取り替えや、雑草の処理、墓石の手入れ。やるべきことはたくさんあった。
墓は真新しく、多かった。惨劇で喪われた多数の命が、この土地に眠っている。けれどそれは惨劇の中のほんの一部でしかないのだ。この場所に立つたびに、フローレンスは胸が締め付けられるような思いに襲われる。この中には、彼女よりも若い知り合いも眠っている。
10887老女、シスター・フローレンスの日常は、日々静かで穏やかなものだ。神に仕える者として、神の家の雑務をこなし、行き場を失った幼児たちの世話をし、祈りと共に眠る。
もちろん、本当はそんな単純なものではないのだろう。世界は幾度も崩壊の危機に晒されているし、今日もどこかで悲劇が起きている。そうでなくとも、セカンド・カラミティの被害を色濃く受けた地域の一角に建つ教会は、未だに過日の姿を完全に取り戻せてはいない。
花壇への水やりを終え、裏手に建つ墓地へと向かう。供物の取り替えや、雑草の処理、墓石の手入れ。やるべきことはたくさんあった。
墓は真新しく、多かった。惨劇で喪われた多数の命が、この土地に眠っている。けれどそれは惨劇の中のほんの一部でしかないのだ。この場所に立つたびに、フローレンスは胸が締め付けられるような思いに襲われる。この中には、彼女よりも若い知り合いも眠っている。
hasami_J
DONE(1)はタグ参照。タイトル通りの自PCの小話。
■ローンシャーク
超人的な瞬間記憶能力と再現能力を持つ傭兵。瞬間記憶によって再現した武装と、トレースした他人の技を使って戦う。能力の代償に日々記憶を失い続けている男。
金にがめつく、プライベートでの女遊びが激しい。
セカンド・カラミティ以後はヒーローサイドの仕事を請け負うことも多い。曰く、多額の借金ができたからだとか。
『ローンシャークの隣で女が死んでる話(2)』 例えば。
切符を買おうとして、券売機の前で手が止まったとき。
そうして考える。──『今、俺はどの券を買おうとしていたんだ?』
東へ行くのか? それとも北? リニアに乗りたかったのか、それともメトロ? 疑問はやがてより根本的なものになっていく。つまるところ──ここはどこだ?──俺はどこから来た?──俺は誰だ?──そういう風に。
振り返っても何もなく、前を見ても行く先は見えない。雑踏の中で立ち止まって泣き喚いたところで意味はないので、ただメモを開く。考えがあってのものではない。ただ手にした銃の銃口を自分に向けることのないように、空腹の満たし方を忘れないように、体に染みついたルーティンに従うだけ。
メモの中には、今までのセーブデータがある。それをロードし、新しいセーブデータを残していく。その繰り返しで、ローンシャーク──あるいはシャイロック・キーン──少なくともそう名乗る誰か──は出来ている。
7364切符を買おうとして、券売機の前で手が止まったとき。
そうして考える。──『今、俺はどの券を買おうとしていたんだ?』
東へ行くのか? それとも北? リニアに乗りたかったのか、それともメトロ? 疑問はやがてより根本的なものになっていく。つまるところ──ここはどこだ?──俺はどこから来た?──俺は誰だ?──そういう風に。
振り返っても何もなく、前を見ても行く先は見えない。雑踏の中で立ち止まって泣き喚いたところで意味はないので、ただメモを開く。考えがあってのものではない。ただ手にした銃の銃口を自分に向けることのないように、空腹の満たし方を忘れないように、体に染みついたルーティンに従うだけ。
メモの中には、今までのセーブデータがある。それをロードし、新しいセーブデータを残していく。その繰り返しで、ローンシャーク──あるいはシャイロック・キーン──少なくともそう名乗る誰か──は出来ている。
mommomlapin
DONEカンダタ探しゲーム松左×オリジナル夢主(♀)の夢創作「雑兵妻物語」(春愁軸)「セカンドライフ」(現パ)の日常漫画です。性的な表現が含まれます。うちよそさせていただいてるフォロワーさんの夢カプ(沛浪×オリジナル夢主(♀)、桓騎×オリジナル夢主(♀)、白亀西×オリジナル夢主(♀))が含まれます。 4
hasami_J
DONEタイトル通りの自PCの小話。■ローンシャーク
超人的な瞬間記憶能力と再現能力を持つ傭兵。瞬間記憶によって再現した武装と、トレースした他人の技を使って戦う。能力の代償に日々記憶を失い続けている男。
金にがめつく、プライベートでの女遊びが激しい。
セカンド・カラミティ以後はヒーローサイドの仕事を請け負うことも多い。曰く、多額の借金が出来たからだとか。
『ローンシャークの隣で女が死んでる話』(1) シーリングファンが回る天井、糊の利いた清潔なシーツと、皮膚を撫でるリネン。控えめな間接照明を上書きする、東向きの窓から差し込む青みがかった日差し。
夢から覚めたような心地だった。
あるいは実際に眠りから目を覚ましたのかもしれなかったが、どちらであるのかを確かめるのは、自分一人では困難だ。次に感じるのは強烈な違和と不安感。背筋を這い上がるおぞましいそれを押し殺し、デバイスを探る。何千、何万と繰り返してきた動きは、頭が漂白されようと、体が覚えている。適切に作動した。
現在時刻の確認、GPSを起動し現在地点を把握。今は朝、ここはシアトルの安価なモーテル「キャビン・キャビン」。最後に残されたメモを開く──昨晩はお楽しみだったらしい。
4182夢から覚めたような心地だった。
あるいは実際に眠りから目を覚ましたのかもしれなかったが、どちらであるのかを確かめるのは、自分一人では困難だ。次に感じるのは強烈な違和と不安感。背筋を這い上がるおぞましいそれを押し殺し、デバイスを探る。何千、何万と繰り返してきた動きは、頭が漂白されようと、体が覚えている。適切に作動した。
現在時刻の確認、GPSを起動し現在地点を把握。今は朝、ここはシアトルの安価なモーテル「キャビン・キャビン」。最後に残されたメモを開く──昨晩はお楽しみだったらしい。
茜空@お絵描き修行中
DOODLE昨日はCCの発売記念日だったとかで、そういうのもあるんだなと驚くジャンル初心者です。9/13と言えば特撮界隈ではカイザの日だからなぁ。というわけで、ざっきゅん。模写。似てないけど模写。セカンドバージョンなので頬傷なしです。セカンドのざっきゅんもたまらなく可愛いよね。
Priucesshanage
DONE【THEALFEE】『アルフィー高見沢さんのセカンドライフ!音楽以外やりたいものはなんと「駄菓子屋」らしい!」#アルフィー #漫画 #マンガ #イラスト #ALFEE #thealfee #桜井賢 #高見沢俊彦 #坂崎幸之助 #終わらない夢 #駄菓子屋 #志村後ろ #セキュリティ 5
樹希@xedPLUS
MAIKINGセカンドムーン篇以降のキオとディーンとヒンメルの話とかAGE白鳥ラフスケッチキオのセカンドムーン修学旅行篇~最終決戦ラクガキ。
ほぼ台詞が書き付けてあるだけのラフスケッチ。
***
(さらわれたキオとアノン兄妹の交流に+ヒンメル)
「毎日毎日、せっせとどこに通ってるんだよ?」
「友達のところだよ」
「トモダチトモダチ、またそれかよ」
「他に言いようがないじゃないか」
「安っぽいなってこと」
「……ヒンメルは友達いないの」
「そんなのいらない。俺、偉いもん」
口ではそんなことを言っているくせに、このまま付いてくる気らしい。
「その人は?」
「こいつはヒンメルって言って……ええと、僕が今お世話になっている人のところの子なんだ。おもしろがって付いて来ちゃったんだけど、迷惑だったかな」
「ううん、お友達が増えるの嬉しい。初めまして」
3725ほぼ台詞が書き付けてあるだけのラフスケッチ。
***
(さらわれたキオとアノン兄妹の交流に+ヒンメル)
「毎日毎日、せっせとどこに通ってるんだよ?」
「友達のところだよ」
「トモダチトモダチ、またそれかよ」
「他に言いようがないじゃないか」
「安っぽいなってこと」
「……ヒンメルは友達いないの」
「そんなのいらない。俺、偉いもん」
口ではそんなことを言っているくせに、このまま付いてくる気らしい。
「その人は?」
「こいつはヒンメルって言って……ええと、僕が今お世話になっている人のところの子なんだ。おもしろがって付いて来ちゃったんだけど、迷惑だったかな」
「ううん、お友達が増えるの嬉しい。初めまして」