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    濡れ場

    hazama1122

    PROGRESSあけましておめでとうございます!
    Twitterで萌たぎった非処女⛅️君!⛅️君が🦌君の筆おろしする話の冒頭です。濡れ場はまだまだ先ですし筆おろしのシーンを書くこと自体私も初めてですがとにかくノリと勢いで頑張ります!
    最初はシリアスですが最後は甘々ハッピーに⛅️君には🦌君を筆おろして貰いたいです🤤❤頑張ります。
    今年もよろしくお願いします!
    非処女の⛅️君が🦌君の筆おろしをする話(冒頭) 「平蔵!」
    「相棒!久しぶりだね!稲妻に戻ってきてたんだ?」

    久しぶりに稲妻の国を訪れた空は自分を相棒と呼んでくれている友、平蔵の元を訪れた。花見坂でおやつ休憩をしていた平蔵を見付け、今回も無事に会えた事を讃えてお互い腕を伸ばしてハイタッチをする。

    「うん、遂さっき着いたばかりなんだ」
    「なるほどね。長旅で疲れてるだろうし、今日は無理せずゆっくり休みなよ?」

    平蔵は屋台の店主から持ち帰り用に包んで貰ったおやつを受け取り、夕刻であるにも関わらず奉行所へ戻ろうとする。その平蔵の姿に空の心は次第に元気が無くなっていくのがわかった。

    「……平蔵、仕事忙しいの?」
    「そうなんだよね〜僕は残業はしない主義なんだけど、今日は何だか奉行所内が立て込んでてね。仕方なく……」
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    tono_bd

    DOODLE※400年前のフィガロは髪が長かったという前提で、
    ベッドの中でファウストから「いつ髪を切ったのか」と訊ねられる話。
    ※南の国の開拓初期の捏造があります。若干のモブ有り。


    え、ここで終わるの? 濡れ場は? って思う方。
    私もそう思います。
    pixivに上げる時に追記するかもしれないし、しないかもしれない。
    タイトルはその時考えます。
    フィガファウの官能小説大好き。
    セックス後の浅い眠りから覚めたフィガロが、髪にまつわる昔語りをする話。 まどろみが続いていた。
     寄せては返す波のようなそれは、思いのほか心地が良い。悪い夢は見なかった。むしろそれとは逆のずっと見ていたいような幸福な夢を見ていた気がする。だが、それ以上の幸せを知ってしまったから、重たい瞼を持ち上げるのもやぶさかではない。結局現実以上の幸せは夢の中には無いのだと教えてくれた存在が、今も自分に触れてくれているのだ。
     頭皮には触れず、短い髪の表面を撫ぜるような遠慮がちな触り方に思わず口元を笑みの形に変える。すると鼻を摘ままれた。
    「狸寝入りか」
    「違うよ、夢から覚めたばかり。まだ夜明け前でしょう、寝られないの?」
    「うん。眠気が来なくて、終わってすぐに眠ってしまったあなたを見てた」
    5779

    onionion8

    REHABILI濡れ場が書けないのであとはご想像にお任せしますなケイアキケイローンの部屋は鍵が壊れているらしい。らしい、というのはケイローン本人がそう言っていたのを聞いたことがあるだけで、アキレウス自身はその鍵を操作したことがないからだ。あの部屋はいつでも開け放たれていて、迷える人を受け入れる。そんなイメージがあったため、鍵があることすらアキレウスはほとんど意識していなかった。
     だがもちろん、閉ざすべき時はきちんと閉ざしていたのだろう。たとえば夜。アキレウスがこっそりと部屋を訪いケイローンの愛を乞うた時。あるいは戦闘の帰り。昂ぶった身体の熱を互いに発散させようと、そのまま連れ込まれた時。アキレウスは大して気にしたこともなかったが、ケイローンはきちんと鍵を掛けていたように思う。ピ、と無機質に鳴く電子音が、手繰った記憶のなかに確かに響いていた。
     そういう行為に及ぶ時、部屋の主が閉ざした扉に空気が変わる。うっすらと膜を張ったように熱がこもる。それを合図にケイローンは男の顔を見せた。その賢者でも友でもまして父や兄でもない顔は、ただアキレウスにだけ向けられる。もう子供ではない心と身体。それを確かめるように撫でられた頬からじわりと熱が感染する。涼やかな目元に灯る欲 5828

    8Lady_Y

    MAIKING今月中に書き上げたい気持ちを鼓舞するべく導入だけ…
    濡れ場ないけど暴力表現が割とある感じになりそうなので、年齢制限が悩みどころ…
    コチコチと秒針を鳴らす時計と、低く唸るような海流の音。
     深海の虚を思わせる真っ暗な室内から、備え付けのシャワールームへと繋がる扉を潜る。灯りはつけなかったが、足元に設えてある間接照明がぼんやりと空間に薄明かりを投げていた。
     簡易的な洗面台に備え付けられている鏡に向かうと、薄暗がりに浮かび上がるように佇む片割れと目が合う。左右で色の違う瞳が、どろりとした淀みを湛えてこちらを見返していた。
     こんな濁った色は貴方には似合いませんね。そんなことを考えながら、視線を逸らす。
     ターコイズブルーの髪を手櫛で雑に整えて、右の耳に浅瀬を思わせる色のピアスを下げる。チャリッ、と小さく響いた音はいつもなら愛おしく思うものであったが、今はこの胸に満ちたどす黒い感情を徒に掻き立てるだけだった。
     右手に持つマジックペンを軽く揺らして、鏡に向き直る。淡い灯りを反射して、ぼんやりと暗がりに光を放つ鏡面。つるりとしたその向こうに佇んでいた片割れは、淀んだ目をした自分自身に変わっていた。

     数週間前から始めた夜の徘徊も、これで何度目になるだろうか。ひっそりと寮を抜け出し、刹那的な享楽に賑わう夜の街へと向かう。 1424