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    gosai01

    SPUR ME尻叩き用。キラ嬢誕生日おめでとうございました。
    アルナがキラに色々な話をする話。
    捏造、考察、推測による表現過多。
    まだあと1000文字は残ってるし、これから表現バンバン変えてくのでまだまだ変わってく予定。
    縦書き用に書いたので縦書きのまま公開します。
    キラは、警察庁の地下へと向かう階段をゆっくりと降りていった。この空間には、キラが階段を下りる足音だけが響いている。わずかに、水滴がしたたる音がした。床のシミが少し濃く感じた。
     キラが初めて「ここ」に来たのは、警察官になって、ノエルのそばにいられるようになってからだ。ノエルから特別な場所に案内する、そう言われたときの胸の高まりを、今でも鮮明に覚えている。
     あのとき、ノエルが囚人の前で静かに、ゆっくりとノエル自身の思想を話したとき、たしかに、あの人に神のような気配を感じた。ノエルに出会ってからキラの日々は輝いていたが、その中でもより輝いていた日だった、と思う。そのように、覚えている。
     キラが地下牢の前を歩くと、囚人たちが牢屋の中から手を伸ばしてきた。キラはそれをうまく避け、奥の部屋へと進んでいく。この地下には表向きには囚人用の地下牢しかないのだが、この奥に、少しだけ開けた場所がある。キラはそこに、用事があった。
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    srzw_kanna

    MAIKING7/22-23開催予定のWebオンリーにて出す予定の新刊冒頭部分です。
    高専三年、何もかも嫌になった夏油が「もう嫌だ!!!現実逃避したい!!!猫ちゃんになりたい!!!」と思ったら、ご都合呪霊の力で本当に猫ちゃんになってしまう話です。
    全編夏油目線の悟硝本。8割シリアス、2割ほのぼの、悟硝1割位。ハピエンです。
    🛁さんに委託予定。文庫で100P前後、1000円台前半の予定です。
    猫になりたい一、天内理子と夏油傑

    「ハナちゃん、今日もふわふわだね! かわいい〜♡」
     耳馴染みがある、けれど長らく正面からは聞いていない声に気付いて、傑はそっと踵を返した。一瞬だけ、廊下の窓越しに硝子と視線が合ったが、少し呆れたように目を逸らされた。気付かれる前にと、足早にその場を立ち去る。悪夢のような夏からおよそ一年が経った。元・星漿体の少女に合わせる顔は、未だ見つけられていない。
     遠目に伺った理子の顔には、大きな銃創が残っている。大分薄くなってきたとはいえ、こめかみから唇の脇にまで走るそれはとても痛々しい。傷痕は天内理子が怪物の魔の手を逃れた証であり、間一髪で五条悟が介入した成果であり、夏油傑が己の責務を果たせなかった悪果である。
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    fuuka_xxxx

    MOURNING私は三度の飯より好き女体化が好きなんですが、ちょぎにゃんではまだ書いてないじゃん??と思い書き始めたんですが、段々これ着地点どこなん????となり没決定になったのですが、もったいないので書いてる所までここで供養しようと思います🙏
    あと1000文字くらい続き書いたら終わる気がするので、気が向いたら書いてみようと思います
    にょた南泉くんのちょにゃ(書きかけ) 泣く子も黙る刀剣男士とはオレのこと──

     顕現時にそう意気揚々と口上を述べたその刀剣男士は自分自身の違和感に気付いた途端、猫のような可愛らしい語尾で叫びだしたのでした。
     柔らかな猫の毛並みを思わせる豊かな金髪、くりっとした丸い瞳の上には影が出来るほどの長いまつ毛、日焼けを知らない白い肌、ぷっくりとした愛らしい唇、グラマーを絵に描いたようなバランスの取れた肢体……。演練場で見かける男士の同位体と同じ戦装束を着込んでいる目の前の刀剣男士、もとい刀剣女士はわなわなと震えている。

    「小さい上に体が……体が……女だにゃあ!!!!」

     政府の見解によると日本刀の付喪神である刀剣男士は若い男性の体を模して顕現するものらしい。それはかつて刀を振るっていた主たちが男性で、合戦場はそんな彼らが命懸けで鎬を削る場所だからだ。脇差以上の個体は成人男子の如く若く健康的な肉体を得て実体化している。短刀は主に子どもや女性の護身用としての歴史があるからなのか、幼く可愛らしい見た目で顕現するものが多い。
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    AmakAsuka

    DONEPixivの1000字コンテストに応募した、「ボトルメール」をテーマにした小説です。ハッピーエンド。pixivの方は、コンテスト用に少し縮めてあります。こちらが完全版となります。零くんがこんな危ないことをするか?とも思いますが、パッと浮かんできた光景を書いておきたかった。赤井さん相手なので突飛なことをしてしまう上に今よりももっと若かった零くん、ということで、広い心でお読みいただければ幸いです。
    ボトルメール一、あなたは海の彼方

     僕の中に残っていた、温かいもの。それが粉々に砕かれた瞬間。破片をかき集めて、ボトルに入れ、蓋をした。優しい笑顔、気遣ってくれる声、交わしたいくつもの言葉。かけがえのない親友を失ってからも、なおも心の中から消すことができなかった日々。
    「さよなら、ライ」
     海に流して、すべて忘れよう。それでもこんな風にボトルメールにして、ぷかぷか浮かぶのを眺めているのは、未練にほかならないけれど。
         ♢ ♢ ♢ ♢ ♢
    「よぉ、シュウ!」
    「トム。しばらくだな。あの件は片付いたのか」
    「ああ、手こずったがな。この前アドバイスもらって助かったよ。さすがは『ライ』だな」
    「それは禁句だ」
    「ハハッ。悪い悪い」
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