あめあられ
TRAINING義兄弟パロの続き。パロなので2人ともショー好きではないです。🎈が寝ぼけながら🌟に悪戯するだけ。今回はちょっとえっちぃのでリス限です。
咲希ちゃんがるいくん呼びしてます。 5906
水月 千尋
TRAINING #ritk版深夜の60分一発勝負【お題:怪盗】(所要時間:4h)
体調不良と夏の暑さは、書く速度を劇的に落とすという典型的な例。ワンライとは。
怪盗と怪盗のとある一夜、な話。類司です。
【RとTの一夜】
「ハーッハッハッハ! 貴様の宝を頂戴しに来たぞ!」
夜闇の中で静まり返る、広大な屋敷。その大広間に大音声が響く。
高らかに笑いを響かせたのは、マント付きの白のタキシードを着た少年だった。ただし少年自身があちこち手を入れた服である為、礼服というよりは童話の中の王か王子かといった出で立ちだ。自信に満ちあふれた飴色の双眸を輝かせる少年は、日だまりのような色の短い髪に白のシルクハットをかぶり、両腕を広げてシャンデリアのぶら下がる天井を大きく仰ぐ。その姿は大舞台でスポットライトを浴びるショースターさながらである。
一方、ホール中央の大階段からシトリンの双眸がそれを眺めていた。
2141「ハーッハッハッハ! 貴様の宝を頂戴しに来たぞ!」
夜闇の中で静まり返る、広大な屋敷。その大広間に大音声が響く。
高らかに笑いを響かせたのは、マント付きの白のタキシードを着た少年だった。ただし少年自身があちこち手を入れた服である為、礼服というよりは童話の中の王か王子かといった出で立ちだ。自信に満ちあふれた飴色の双眸を輝かせる少年は、日だまりのような色の短い髪に白のシルクハットをかぶり、両腕を広げてシャンデリアのぶら下がる天井を大きく仰ぐ。その姿は大舞台でスポットライトを浴びるショースターさながらである。
一方、ホール中央の大階段からシトリンの双眸がそれを眺めていた。
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第三十七回 お題:「怪盗」「宿題」
司視点 ?想い
※注意※
・怪盗×ロミオのパロです
・性格が糞なモブが出ます
・話の都合上、軽度ではありますが司×モブ表現がございます
それでも大丈夫な方のみお進みください。 3576
neno
MOURNING花吐き病 類司リナリアの本音衝突なことだった。喉から異物が迫り上がってくる感覚。
——きもちわるい。
「ぅ、ゔぇえ…ッ、」
咄嗟に吐き出すまいと嘔吐くも口を抑える。部屋を汚さないようゴミ箱を足で挟んで引き寄せ、その中に迫り上がってきたものを嘔吐した。そして、吐き出されたものを横目に見ると、
「花…?」
それは、薄紫で、中心になるに連れてその色は色濃くなっている、どこか神秘的な美しさを持った花だった。なんとなく、その色はオレの中で類を彷彿とさせた。
類なら、この花の名前が分かるだろうか。
緑化委員で、カモノハシやらムカデやら生物に詳しい類ならば。
単なる好奇心で、スマホを取り出した。己から吐き出されたものということは伏せて、類に画像を送り、メッセージを送信する。
2742——きもちわるい。
「ぅ、ゔぇえ…ッ、」
咄嗟に吐き出すまいと嘔吐くも口を抑える。部屋を汚さないようゴミ箱を足で挟んで引き寄せ、その中に迫り上がってきたものを嘔吐した。そして、吐き出されたものを横目に見ると、
「花…?」
それは、薄紫で、中心になるに連れてその色は色濃くなっている、どこか神秘的な美しさを持った花だった。なんとなく、その色はオレの中で類を彷彿とさせた。
類なら、この花の名前が分かるだろうか。
緑化委員で、カモノハシやらムカデやら生物に詳しい類ならば。
単なる好奇心で、スマホを取り出した。己から吐き出されたものということは伏せて、類に画像を送り、メッセージを送信する。
ohakasprskritk
MOURNINGpixivに上げていた年齢改変🎈🌟です。🌟21歳、その他🎪メンバーは19歳※🌟がモブと付き合っています。また、モブが他にも何人か出てきます。あまり害はないです。
全部で11826文字
魔性な🎈が書きたかったんだけど、あまり要素がなくなってしまった… 11861
水月 千尋
TRAINING #ritk版深夜の60分一発勝負【お題:かき氷】(所要時間:3h)
付き合ってない前提の類司。
タイトルが全く浮かんでこなくてビックリした。
【君、想フ】
「…………ここ、か?」
辿り着いた店の前で足を止めると、僕の隣で司くんが虚を突かれたような声を漏らした。確かに──学校帰りにちょっと行きたい所があるんだ、と──目的地の店名までは言わずに彼を誘ったけれど、そこまで驚かれるのは予想外だ。
僕達の前には一軒のカフェがあった。真新しい外装は茶と白を基調としていて決して派手ではなく、男性だけで入るのにも抵抗を覚えない雰囲気の店構えになっている。もちろん中に入ってもその雰囲気は変わることがなく、居心地の良い店として印象深い店なのだった。
僕は英字が踊る看板を指差して、彼を振り返った。
「前にショーの打ち合わせをした時に来たことがあるんだけど、覚えていないかい?」
2579「…………ここ、か?」
辿り着いた店の前で足を止めると、僕の隣で司くんが虚を突かれたような声を漏らした。確かに──学校帰りにちょっと行きたい所があるんだ、と──目的地の店名までは言わずに彼を誘ったけれど、そこまで驚かれるのは予想外だ。
僕達の前には一軒のカフェがあった。真新しい外装は茶と白を基調としていて決して派手ではなく、男性だけで入るのにも抵抗を覚えない雰囲気の店構えになっている。もちろん中に入ってもその雰囲気は変わることがなく、居心地の良い店として印象深い店なのだった。
僕は英字が踊る看板を指差して、彼を振り返った。
「前にショーの打ち合わせをした時に来たことがあるんだけど、覚えていないかい?」
しおかぜのいろいろ置き場
DOODLE盗賊×王子な類司。ただの自己満。
【設定】
砂漠の国の王子様ツに一目惚れした盗賊の頭ルが、夜中に寝ていたツを連れ去って、目が覚めたら知らないベッドの上だし目の前には盗賊がいるしで大混乱してるツとツを盗めて嬉しそうなル。
neno
MOURNING類司🎈🌟!R15くらい!続編希望あれば続くかもしれません。飢えた獣は離せない今日は司くんにランチに誘われた。内心浮かれて昼休みまで口角が上がりっぱなしだった、のだが。
「『今日のランチは無しにしてくれ、少し体調が優れなくて、すまない。この借りは必ず返す』……か」
司くんのつれないメッセージに思わず眉を顰めてしまった。それにしても司くんは大丈夫だろうか。様子を見に行こうと席に立ったとき、見知らぬ女子生徒が駆け寄ってきた。
「神代くん、ちょっといいかな…?ふ、二人きりで話したいことがあるの」
そう頬を赤らめて言った彼女は僕の袖を掴んでくる。さっさと司くんの所へ行きたいのに。でもこういうとき司くんから真摯に答えるんだろう、そう思って一応彼女の言うことを聞いた。すると案の定、告白だった。それだけなら良かったのだけれど。
3228「『今日のランチは無しにしてくれ、少し体調が優れなくて、すまない。この借りは必ず返す』……か」
司くんのつれないメッセージに思わず眉を顰めてしまった。それにしても司くんは大丈夫だろうか。様子を見に行こうと席に立ったとき、見知らぬ女子生徒が駆け寄ってきた。
「神代くん、ちょっといいかな…?ふ、二人きりで話したいことがあるの」
そう頬を赤らめて言った彼女は僕の袖を掴んでくる。さっさと司くんの所へ行きたいのに。でもこういうとき司くんから真摯に答えるんだろう、そう思って一応彼女の言うことを聞いた。すると案の定、告白だった。それだけなら良かったのだけれど。
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第三十六回 お題:「かき氷」「想像力」
司視点 両想い
染まりましょう。染めましょう。「…よし。これで全部か?」
「うん。ごめんね、手伝ってもらっちゃって」
「演出のためだしな!これくらいの手伝いはお手の物だ!」
手にした袋を持ち上げ、嬉しそうに笑う類を見て、オレも頬が緩むのを感じた。
-----------------------
ある日の休日。
新しい公演も一段落ついたこともあり、一旦公演はお休み。
練習も、新しい脚本ができるまでは、ツカサリオンの反復練習となった。
そんな中、類が演出のために買いたいものがあるから付き合ってほしい。とのことで
オレと類だけ練習を休み、買い物に出ていた。
本来は新しい脚本ができてから買うそうだが、今回買うのはどちらかというとロボットの部品が主。とはいっても、量が多いというのに加えて大きさがなかなかのものだ。
2821「うん。ごめんね、手伝ってもらっちゃって」
「演出のためだしな!これくらいの手伝いはお手の物だ!」
手にした袋を持ち上げ、嬉しそうに笑う類を見て、オレも頬が緩むのを感じた。
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ある日の休日。
新しい公演も一段落ついたこともあり、一旦公演はお休み。
練習も、新しい脚本ができるまでは、ツカサリオンの反復練習となった。
そんな中、類が演出のために買いたいものがあるから付き合ってほしい。とのことで
オレと類だけ練習を休み、買い物に出ていた。
本来は新しい脚本ができてから買うそうだが、今回買うのはどちらかというとロボットの部品が主。とはいっても、量が多いというのに加えて大きさがなかなかのものだ。
usagi_numaoti
DONE🔞🔞🔞さくらんぼから始まるH「お邪魔します」
「どうぞー、オレら以外居ないから気を使わないでいいぞ」
普段の土日ならワンダーステージに立ってショーをしているのだが、老朽化が心配されるステージの点検の為休みだった。
両親は仲良く買い物。咲希はグループでの話し合いで家に居なかったので類を家に招待した。
「あ、司くん、これ」
差し出された紙袋には木箱が入っているのが見えて首を傾げた。
「木箱?なんだ、これ」
「前にさくらんぼ食べたいって言ってたでしょ?」
「言ってたけど…まさか…」
「うん、さくらんぼ」
「えっ、マジか!!木箱って…高いやつじゃ!!」
「あ、心配しないで、これ貰い物で家では食べきれないから1箱貰ってきたんだ」
「も、貰い物で木箱のさくらんぼ… 」
4933「どうぞー、オレら以外居ないから気を使わないでいいぞ」
普段の土日ならワンダーステージに立ってショーをしているのだが、老朽化が心配されるステージの点検の為休みだった。
両親は仲良く買い物。咲希はグループでの話し合いで家に居なかったので類を家に招待した。
「あ、司くん、これ」
差し出された紙袋には木箱が入っているのが見えて首を傾げた。
「木箱?なんだ、これ」
「前にさくらんぼ食べたいって言ってたでしょ?」
「言ってたけど…まさか…」
「うん、さくらんぼ」
「えっ、マジか!!木箱って…高いやつじゃ!!」
「あ、心配しないで、これ貰い物で家では食べきれないから1箱貰ってきたんだ」
「も、貰い物で木箱のさくらんぼ… 」
sannomekun
DONE🔞R18/類司/🎈🌟「恍惚ににじむ」
🌟は性的なことに関心がないと思い込んで全て教え込んでいた🎈に、見くびるなと襲いにかかる🌟の🎈🌟
結局🌟がしてやられます。
⚠️性行為&襲い受け&騎◯位などetc 2525
usagi_numaoti
DONE🔞正夢が書きたかった!!🔞オレの初体験すごい夢を見た。
数週間前から朧気に見ていた夢だが、今日の夢はかなり鮮明だった。
オレと類が…そのだな…ぇっ…ち…をしてる夢だった。
最初は誰かと…その、抱き合ってる、夢で、相手が誰だか分からなかった、でも安心させられる様な感じで。
でもだんだんと行為がエスカレートしていって、気付いた時にはお互い裸だった。
最初は女性かと思った!だが違ったんだ。
相手は男で、しかもオレの知ってる人だった。
神代類、だった。
お互い全裸のオレたちは見た事ないベットに寝転がっているオレに、類は覆い被さる様に見つめあって、戸惑いを感じさせない慣れた感じでオレの唇にキスをしたあと、ゆっくりと耳、首筋、と順番にバードキスをしていって、胸の突起を躊躇いなく舐めてきた。
5765数週間前から朧気に見ていた夢だが、今日の夢はかなり鮮明だった。
オレと類が…そのだな…ぇっ…ち…をしてる夢だった。
最初は誰かと…その、抱き合ってる、夢で、相手が誰だか分からなかった、でも安心させられる様な感じで。
でもだんだんと行為がエスカレートしていって、気付いた時にはお互い裸だった。
最初は女性かと思った!だが違ったんだ。
相手は男で、しかもオレの知ってる人だった。
神代類、だった。
お互い全裸のオレたちは見た事ないベットに寝転がっているオレに、類は覆い被さる様に見つめあって、戸惑いを感じさせない慣れた感じでオレの唇にキスをしたあと、ゆっくりと耳、首筋、と順番にバードキスをしていって、胸の突起を躊躇いなく舐めてきた。
hakka_ymg
REHABILIhttps://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=1575117&TD=4132847これの続きのようなもの。
その正体は指先の違和感。ズキズキとした鈍い痛みが、怪我をなかなか忘れさせてはくれない。目を凝らして見れば、うっすらと浮かぶ傷口が線を描いていた。紙で切るとなかなか傷は塞がらない。きっと数日は違和感が残るだろう。
教室での出来事を思い出して、頭をふるふると振った。事もあろうにその指先を口に含んだ、血の滴る指を躊躇いもなく舐め取った同級生の、ショー仲間の非常識。
「一体なんなんだ」
ぽつり溢れる。当然返事はない。ここには誰もいない。類はいない。
あいつは時折オレをただ眺めていることがある。お前は知っているのか、どんな顔でオレを見ているのかを。お前はきちんと、気付いているのか。
それは遠目に寧々とえむを見ている顔に似ている。でもそうではない。似ているけれど、違うのだ。彼女たちへ向けられているのが[[rb:愛 > いつく]]しみだというのは疑いようもない。オレが咲希に向けているものと似たものだろうと、それくらいはわかる。
659教室での出来事を思い出して、頭をふるふると振った。事もあろうにその指先を口に含んだ、血の滴る指を躊躇いもなく舐め取った同級生の、ショー仲間の非常識。
「一体なんなんだ」
ぽつり溢れる。当然返事はない。ここには誰もいない。類はいない。
あいつは時折オレをただ眺めていることがある。お前は知っているのか、どんな顔でオレを見ているのかを。お前はきちんと、気付いているのか。
それは遠目に寧々とえむを見ている顔に似ている。でもそうではない。似ているけれど、違うのだ。彼女たちへ向けられているのが[[rb:愛 > いつく]]しみだというのは疑いようもない。オレが咲希に向けているものと似たものだろうと、それくらいはわかる。
あめあられ
MOURNINGアイスバース🎈🌟。アイスバースの説明は、中身の初めに記載しております。きむりょの魔女の家見ながら何か書こう~と思って書いたら、出来上がったやつ。突貫工事なので誤字脱字はベストフレンド
メリバの死ネタです。ぶっちゃけ自分で書いて自分で泣きました 5756
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第三十五回 お題:「月下美人」「プール」
類視点 両想い
いつだって、魅了されるのは、「類、待たせたな。これでいいか?」
「うん。ありがとう、司くん」
太陽光に照らされたプールできゃっきゃとはしゃぐえむくんと困惑している寧々の声をバックに、二人で苦笑しながら手に持ったそれを飲んだ。
--------------------
日中の気温が30度を越え始めた、ある日の休日。
僕はワンダーランズ×ショウタイムの面々と、郊外にあるレジャー施設に遊びにきていた。
様々な施設が備わっているけれど、郊外にあるのでピーク時を迎えなければあまり混むことがない、いわば穴場スポット。
そんなここのオーナーは、古くから鳳家と親交があるらしく、えむくんはしょっちゅう訪れている場所なんだそうだ。
ちょうどピークを迎える前で、且つ大規模なショーを成功した後、ということもあり。
2067「うん。ありがとう、司くん」
太陽光に照らされたプールできゃっきゃとはしゃぐえむくんと困惑している寧々の声をバックに、二人で苦笑しながら手に持ったそれを飲んだ。
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日中の気温が30度を越え始めた、ある日の休日。
僕はワンダーランズ×ショウタイムの面々と、郊外にあるレジャー施設に遊びにきていた。
様々な施設が備わっているけれど、郊外にあるのでピーク時を迎えなければあまり混むことがない、いわば穴場スポット。
そんなここのオーナーは、古くから鳳家と親交があるらしく、えむくんはしょっちゅう訪れている場所なんだそうだ。
ちょうどピークを迎える前で、且つ大規模なショーを成功した後、ということもあり。
hukurage41
DONE・羽衣をモチーフにしたルツ・死ネタ?あります。でもハピエン
・ところでこれって年齢制限かけた方がいいんですかね。とりあえずかけないけど、必要なら教えて下さい。
ウスバカゲロウの恋「待て!おい!」
そう叫びながら類のドローンを追いかけているのは、見知らぬ少年だった。痩せっぽっちのその少年はドローンに引っかかった薄手の布を空飛ぶ機械から取り戻そうとしているのに、少しばかり身長が足りなくて届かないようだ。
「おい!返せ!」
ドローンに言っても仕方ないのになぁ、と操縦している類が少し離れたところから呑気に見ていたら、少年の足がもつれて派手に転んでしまっていた。
「!?」
流石にそんなことになるなんて思って無かったから慌てて駆け寄る。ケガをさせるなんて本意ではないから。
「すまないね。大丈夫かい?」
巻き付いた布を丁寧に取り払い、ほつれなどがないか軽くチェックした後畳んで差し出した。それは酷く薄くて柔らかい、手触りの良い布だった。白味がかった光沢が七色に光って虹のようだ。とても高価そうな布で、この目の前の少年が持っているには不釣り合いに見えた。
3448そう叫びながら類のドローンを追いかけているのは、見知らぬ少年だった。痩せっぽっちのその少年はドローンに引っかかった薄手の布を空飛ぶ機械から取り戻そうとしているのに、少しばかり身長が足りなくて届かないようだ。
「おい!返せ!」
ドローンに言っても仕方ないのになぁ、と操縦している類が少し離れたところから呑気に見ていたら、少年の足がもつれて派手に転んでしまっていた。
「!?」
流石にそんなことになるなんて思って無かったから慌てて駆け寄る。ケガをさせるなんて本意ではないから。
「すまないね。大丈夫かい?」
巻き付いた布を丁寧に取り払い、ほつれなどがないか軽くチェックした後畳んで差し出した。それは酷く薄くて柔らかい、手触りの良い布だった。白味がかった光沢が七色に光って虹のようだ。とても高価そうな布で、この目の前の少年が持っているには不釣り合いに見えた。
くろむ
MOURNING怪🎈+ジュリ❄️×ロミ🌟の死ネタ、バッドエンド誰も幸せになれません。
とある方のネタを元に妄想したのを供養します。
小説書くのが初なので読みづらいです。
※はじめ🎈視点、後半🌟視点のつもり
オルゴールの音色が子守唄を奏でる部屋で僕と彼女は均衡を保っていた。
「その手を離してくれないかな」
「…」
僕の腕をギリギリと握り潰すかのように掴んで、彼女は感情の読めない瞳でこちらを見る。
一体、その細腕のどこにそんな力を隠しているのやら。
外では司くん家の警備隊達が慌ただしく走り回っている。
…これでは捕まってしまうのも時間の問題だろう。
「君は、どうしても彼のことを諦めないんだね?」
最後の質問のつもりで話しかけるが、これも無視されてしまう。
僕の行動一つ一つを見逃さないようにじっと睨むその瞳は獣のようだった。
はぁと一つ、溜め息を吐いてポケットに隠してあったボタンを押した。
時間を置いて、ここから離れた部屋から順に爆発が起きる。
1380「その手を離してくれないかな」
「…」
僕の腕をギリギリと握り潰すかのように掴んで、彼女は感情の読めない瞳でこちらを見る。
一体、その細腕のどこにそんな力を隠しているのやら。
外では司くん家の警備隊達が慌ただしく走り回っている。
…これでは捕まってしまうのも時間の問題だろう。
「君は、どうしても彼のことを諦めないんだね?」
最後の質問のつもりで話しかけるが、これも無視されてしまう。
僕の行動一つ一つを見逃さないようにじっと睨むその瞳は獣のようだった。
はぁと一つ、溜め息を吐いてポケットに隠してあったボタンを押した。
時間を置いて、ここから離れた部屋から順に爆発が起きる。
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第三十四回 お題:「色違い」「あぁ、ミスっちゃった」
類視点 両想い
わかるのは、お互いだけ。「あぁ、」
手に持った袋を見て、思わず頭垂れる。
「ミスっちゃった……」
彼からくるであろう小言を想像し、思わずため息が出た。
----------------------
彼。司くんと付き合うようになったのは、つい数週間前のことだ。
ハロウィンの頃からずっと好きで、つい目で追ったり、声をかけたりしてしまって。
でも言わずにそのままでいようとは、思っていた。
言ってもきっと、司くんを困らせるだけだから。
でもこうして付き合うようになったきっかけは、あの日。
フェニックスワンダーランド全体でショーを行った、あの日の後のことだった。
具体的に決まるまではいつも通りのショーをしようという話になって。いつも通り、最高のショーをして。
3070手に持った袋を見て、思わず頭垂れる。
「ミスっちゃった……」
彼からくるであろう小言を想像し、思わずため息が出た。
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彼。司くんと付き合うようになったのは、つい数週間前のことだ。
ハロウィンの頃からずっと好きで、つい目で追ったり、声をかけたりしてしまって。
でも言わずにそのままでいようとは、思っていた。
言ってもきっと、司くんを困らせるだけだから。
でもこうして付き合うようになったきっかけは、あの日。
フェニックスワンダーランド全体でショーを行った、あの日の後のことだった。
具体的に決まるまではいつも通りのショーをしようという話になって。いつも通り、最高のショーをして。