ato_dream_
DONEenst凪砂夢凪砂くんは自分の瞳の色を彼女に身に付けさせたいんだろうなというお話です💭
私の色を君に 乱凪砂 不意に彼の顔が近づいた。首の後ろに手を回していつものようにキスをされるのかなって思い静かに瞼を閉じた。
「……うん、似合うね」
「え……?」
彼が私の胸元を嬉々と眺めているから視線を下げて胸元を見ると、小さな宝石がネックレスがあった。
「これ…」
「……琥珀だよ。琥珀はね、癒しの力があるんだ、落ち込んだ時にもこれがあれば癒してくれる。それとーー」
「凪砂くんの瞳と同じ色……」
「ふふ、これでいつでも君と一緒」
「嬉しい、ありがとう」
ネックレスを貰えた喜びと、キスだと思って期待していた残念な気持ちとが混ざり、少し複雑ではある。しかし、彼の瞳の色の宝石が私の胸元でキラキラと輝いていて感動する。
しかし、勝手に期待してキスじゃなかったことが恥ずかしい。はにかんでいると、彼はしばらくの間考えいた。
567「……うん、似合うね」
「え……?」
彼が私の胸元を嬉々と眺めているから視線を下げて胸元を見ると、小さな宝石がネックレスがあった。
「これ…」
「……琥珀だよ。琥珀はね、癒しの力があるんだ、落ち込んだ時にもこれがあれば癒してくれる。それとーー」
「凪砂くんの瞳と同じ色……」
「ふふ、これでいつでも君と一緒」
「嬉しい、ありがとう」
ネックレスを貰えた喜びと、キスだと思って期待していた残念な気持ちとが混ざり、少し複雑ではある。しかし、彼の瞳の色の宝石が私の胸元でキラキラと輝いていて感動する。
しかし、勝手に期待してキスじゃなかったことが恥ずかしい。はにかんでいると、彼はしばらくの間考えいた。
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DONEenst凪砂夢⚠️ハロウィンボイスネタバレあり
公式のハロウィンボイス引用しています!(単なる妄想です)
君を攫いたい 乱凪砂「……このまま攫ってしまってもいいかな」
「え」
突然私の髪をサラリと指を通しながらそう言った。Treatでは甘い言葉をかけるのが今年のテーマらしく、どんな甘い言葉をかけてくれるのかワクワクしていると、思わぬ路線で私は固まってしまう。
「大丈夫?」
そんな私の表情を伺うように顔を近づける彼は、心配そうな顔をしていた。
「凪砂くん、どこでそんな言葉覚えてくるの……」
「この間読んだ小説にこの台詞があったから。君に言いたいなと思ってたんだ」
悪戯をするような意地悪な顔で微笑む。こうやって新しい知識を私に伝えてくれるのは嬉しいが、こういったことは私の心臓が持たないのでやめてほしい。
「でも、素敵なセリフだね。攫いたいなんて」
444「え」
突然私の髪をサラリと指を通しながらそう言った。Treatでは甘い言葉をかけるのが今年のテーマらしく、どんな甘い言葉をかけてくれるのかワクワクしていると、思わぬ路線で私は固まってしまう。
「大丈夫?」
そんな私の表情を伺うように顔を近づける彼は、心配そうな顔をしていた。
「凪砂くん、どこでそんな言葉覚えてくるの……」
「この間読んだ小説にこの台詞があったから。君に言いたいなと思ってたんだ」
悪戯をするような意地悪な顔で微笑む。こうやって新しい知識を私に伝えてくれるのは嬉しいが、こういったことは私の心臓が持たないのでやめてほしい。
「でも、素敵なセリフだね。攫いたいなんて」
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DONEenst凪砂夢なぎさくんお誕生日おめでとう🎂
彼女とイチャイチャしてるだけです😌
特別な日には特別なキスを 乱凪砂「ねえ、凪砂くん」
不意に名前を呼ばれてハテナマークを浮かべる彼の胸元に手をあてて、つま先立ちをして顔を近づけた。すぐに意味に気づいたのか、私がバランスを崩さないように腰に手を当てて引き寄せてくれる。
しばらくの間、琥珀色の瞳を見つめているとクラクラとした感覚に陥る。いつもはこの艷やかで透き通っている彼の瞳に引き込まれて負けてしまうが、今日は私がリードしなくてはいけない。
「よし」と心の中で決断した私は、瞼を閉じてゆっくりと彼に近づく。彼との距離がなくなると、私はゆっくりと瞼を開けて彼の顔を見ていた。すると、気づいたのか彼も瞼を開けてパチリと目が合った。
時が止まったかのように長く、時計のカチカチという音すら私たちの耳には入らなかった。それほどまでに二人の、二人だけの時間だった。
661不意に名前を呼ばれてハテナマークを浮かべる彼の胸元に手をあてて、つま先立ちをして顔を近づけた。すぐに意味に気づいたのか、私がバランスを崩さないように腰に手を当てて引き寄せてくれる。
しばらくの間、琥珀色の瞳を見つめているとクラクラとした感覚に陥る。いつもはこの艷やかで透き通っている彼の瞳に引き込まれて負けてしまうが、今日は私がリードしなくてはいけない。
「よし」と心の中で決断した私は、瞼を閉じてゆっくりと彼に近づく。彼との距離がなくなると、私はゆっくりと瞼を開けて彼の顔を見ていた。すると、気づいたのか彼も瞼を開けてパチリと目が合った。
時が止まったかのように長く、時計のカチカチという音すら私たちの耳には入らなかった。それほどまでに二人の、二人だけの時間だった。
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MOURNINGenst凪砂夢少しだけ公式のセリフ引用してます!
去年のハロウィンに書いたものですが、お蔵入りするのは勿体ないので供養です。
君に悪戯 乱凪砂「Trick or Treat」
「わっ、びっくりした」
「ふふ、茨に『元気よく』って言われたから、やってみた」
「楽しそうで何よりだよ」
廊下でたまたま私を見つけたのか凪砂くんが突然ハロウィンの文言を告げてきた。微笑み会っていると突然静かになった凪砂くんが口を開いた。
「……お菓子はあるの?」
「え?」
「たしかお菓子をくれないと悪戯をするんだよね」
「そうだったね。でも今は持ってないから事務所に戻ったらでもいい?」
「ダメ」
「え、ダメなの?」
「……うん、ダメ」
「何するつもり……?」
もう既に決めていたのか、凪砂くんが少しずつ近づく。私の手を取ったかと思えば、嬉しそうに繋いできた。
「……少しだけ、このまま」
647「わっ、びっくりした」
「ふふ、茨に『元気よく』って言われたから、やってみた」
「楽しそうで何よりだよ」
廊下でたまたま私を見つけたのか凪砂くんが突然ハロウィンの文言を告げてきた。微笑み会っていると突然静かになった凪砂くんが口を開いた。
「……お菓子はあるの?」
「え?」
「たしかお菓子をくれないと悪戯をするんだよね」
「そうだったね。でも今は持ってないから事務所に戻ったらでもいい?」
「ダメ」
「え、ダメなの?」
「……うん、ダメ」
「何するつもり……?」
もう既に決めていたのか、凪砂くんが少しずつ近づく。私の手を取ったかと思えば、嬉しそうに繋いできた。
「……少しだけ、このまま」
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DONEenst瀬名泉夢ラ◯ライナーとコラボした時のお話です💄
私に似合うかな 瀬名泉「ちょっと待って。それ」
突然話しかけてくる彼にハテナを浮かべるが、私が手に持つものを指差すのを見てすぐに理解する。
「あぁ、これ! コラボのアイライナーだよ」
「そうじゃなくて、その色」
「え? あぁ、この色使いやすくて良いんだよね」
「それくまくんのカラーだよねぇ?」
「そうだね」
「ちょっとぉ〜! 『そうだね』じゃないでしょぉ! 普通彼女なら俺のカラー選ぶでしょ」
「だって、私にはハードル高いよ。泉の色」
「まあいいけどねぇ。……あんたに絶対似合うと思って、使って欲しかったからこのカラー選んだのにさぁ」
そう小さく溢した言葉をしっかりと私の耳は拾い、歯痒い気持ちになる。
「え、そうなの?」
「……そうだよ」
「本当?」
533突然話しかけてくる彼にハテナを浮かべるが、私が手に持つものを指差すのを見てすぐに理解する。
「あぁ、これ! コラボのアイライナーだよ」
「そうじゃなくて、その色」
「え? あぁ、この色使いやすくて良いんだよね」
「それくまくんのカラーだよねぇ?」
「そうだね」
「ちょっとぉ〜! 『そうだね』じゃないでしょぉ! 普通彼女なら俺のカラー選ぶでしょ」
「だって、私にはハードル高いよ。泉の色」
「まあいいけどねぇ。……あんたに絶対似合うと思って、使って欲しかったからこのカラー選んだのにさぁ」
そう小さく溢した言葉をしっかりと私の耳は拾い、歯痒い気持ちになる。
「え、そうなの?」
「……そうだよ」
「本当?」
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DONEenstジュン夢噛む理由について話すお話🐺
⚠️凪砂くんにも彼女がいる前提です
あんたを噛む理由 漣ジュン「ジュンも彼女に噛み付くことってあるの?」
ダンスレッスンをしている途中、休憩を挟んでいたナギ先輩と俺はイスに座ってスポーツドリンクを飲んでいた。そんなことを言われた俺は飲んでいるにも関わらず、思わず吹き出しそうになりむせる。
「な! ナギ先輩突然なんすか?」
「……大丈夫?」
「大丈夫です。何でそんなことを?」
「以前彼女の首筋に噛みついたことがあるんだけど、普通はしないと怒られたから」
俺は何を聞かされているんだと思いながら軽く相槌をうつ。
「一般的にはどうなのか、気になって調べてみたんだ。そしたら、噛み付くのにも意味があるみたい」
「へぇ、意味なんてあるんですね」
「私は多分『甘えたい』かな。彼女といると構って欲しくなる」
930ダンスレッスンをしている途中、休憩を挟んでいたナギ先輩と俺はイスに座ってスポーツドリンクを飲んでいた。そんなことを言われた俺は飲んでいるにも関わらず、思わず吹き出しそうになりむせる。
「な! ナギ先輩突然なんすか?」
「……大丈夫?」
「大丈夫です。何でそんなことを?」
「以前彼女の首筋に噛みついたことがあるんだけど、普通はしないと怒られたから」
俺は何を聞かされているんだと思いながら軽く相槌をうつ。
「一般的にはどうなのか、気になって調べてみたんだ。そしたら、噛み付くのにも意味があるみたい」
「へぇ、意味なんてあるんですね」
「私は多分『甘えたい』かな。彼女といると構って欲しくなる」
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DONEenst日和夢巴日和くんの誕生日に書いたお話です🎂
貴方を独り占め 巴日和 今日は私の彼氏である巴日和くんの誕生日だ。いつも私の誕生日には喜ぶことをしてくれる。サプライズをしたくて、一日開けてもらえることになった。
もちろん誕生日当日でも、アイドルのお仕事は入っているし私とだけ過ごすことは難しい。そうやって私が遠慮をしていたことを勘づいた彼は「一緒に過ごそうね?」と優しい顔で言ってくれた。
二人だけの誕生日パーティーは終わり、二人でソファに座ってテレビを見ていた。
「独り占めしちゃって申し訳ないなぁ。ごめんねみんなと過ごしたかっただろうに」
「……何か勘違いしてるね? ぼくはきみと過ごす時間が大切だし、きみはぼくにとっては必要で、彼女はきみ。だから、来年も、再来年もきみに祝ってほしいね」
1100もちろん誕生日当日でも、アイドルのお仕事は入っているし私とだけ過ごすことは難しい。そうやって私が遠慮をしていたことを勘づいた彼は「一緒に過ごそうね?」と優しい顔で言ってくれた。
二人だけの誕生日パーティーは終わり、二人でソファに座ってテレビを見ていた。
「独り占めしちゃって申し訳ないなぁ。ごめんねみんなと過ごしたかっただろうに」
「……何か勘違いしてるね? ぼくはきみと過ごす時間が大切だし、きみはぼくにとっては必要で、彼女はきみ。だから、来年も、再来年もきみに祝ってほしいね」
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DONEenst凪砂夢七夕のお話です🎋
年に一度じゃ足りない 乱凪砂 七夕の日の夜は少し特別な気がして、凪砂くんとベランダに出て星を眺めていた。
「今日、ESで短冊を書いたんだ」
「ロビーに大きい笹置いてあったよね。私も書いたよ。あ、内容は秘密」
「ふふ、そうだね。言葉にしては、叶わないかもしれないから」
「星、綺麗だね」
「うん」
「織姫と彦星はどこにいるのかなぁ」
「……一般的に織姫と言われているのが、織女星であること座のベガ。彦星と呼ばれているのが牽牛星であるわし座のアルタイル、みたいだね。以前、本で読んだ」
「あ〜、知ってるよ! はくちょう座のデネブを入れたら夏の大三角、だよね」
「うん。この織姫と彦星は結婚すると遊んでばかりで、働かなくなった。だから天帝が彼らを引き離したんだ」
1251「今日、ESで短冊を書いたんだ」
「ロビーに大きい笹置いてあったよね。私も書いたよ。あ、内容は秘密」
「ふふ、そうだね。言葉にしては、叶わないかもしれないから」
「星、綺麗だね」
「うん」
「織姫と彦星はどこにいるのかなぁ」
「……一般的に織姫と言われているのが、織女星であること座のベガ。彦星と呼ばれているのが牽牛星であるわし座のアルタイル、みたいだね。以前、本で読んだ」
「あ〜、知ってるよ! はくちょう座のデネブを入れたら夏の大三角、だよね」
「うん。この織姫と彦星は結婚すると遊んでばかりで、働かなくなった。だから天帝が彼らを引き離したんだ」
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DONEenst凪砂夢プロポーズの日、n年後の未来バージョンです💍
プロポーズの日② 乱凪砂 最近、君がどんどん綺麗になっていって、私はすこし焦っている。ずっと側にいるのにどこか遠くて。君を私のものにしたいと思うんだ。
「どうしたらいいと思う?」
Edenのメンバーに相談しているとみんなが驚いた表情をしていた。
「う、うぅん……。あ! 結婚すればいいと思うね!」
「え、おひいさんそんな簡単に」
「……そうか、結婚」
ジュンと日和くんが騒いでるのを見ながら私は彼女へのプロポーズを決意する。もう一人では何もできなかったあの頃の私ではないから。君に、想いを伝えようと思う。
ピンポーンとインターフォンが鳴り、出ると大きな花束を持った凪砂くんが立っていた。どうして花束を持っているのかわからずに困惑する。
806「どうしたらいいと思う?」
Edenのメンバーに相談しているとみんなが驚いた表情をしていた。
「う、うぅん……。あ! 結婚すればいいと思うね!」
「え、おひいさんそんな簡単に」
「……そうか、結婚」
ジュンと日和くんが騒いでるのを見ながら私は彼女へのプロポーズを決意する。もう一人では何もできなかったあの頃の私ではないから。君に、想いを伝えようと思う。
ピンポーンとインターフォンが鳴り、出ると大きな花束を持った凪砂くんが立っていた。どうして花束を持っているのかわからずに困惑する。
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DONEenst凪砂夢プロポーズの日、現在バージョンです💍
プロポーズの日① 乱凪砂 リビングで本を読んでいると、近くに来た彼がくっついてくる。日常茶飯事なので「くすぐったいよ」と言いながらも受け入れる。
彼はいつも私が本を読み終わるのを待ってくれる。待っている間、静かに私の髪を触ったり肩に頭を乗せたり、抱きしめたりしてるが、それが楽しいらしい。
待てをされている子犬のようで可愛い。しっぽが見えるなあ。なんてことを考えていると、丁度キリのいいページに来たのでパタンと本を閉じる。
「お待たせ。終わったよ」
「……今日、何の日か知ってる?」
「え、今日? 六月六日って何かあったかな」
思いつかずにいると、彼は口角を上げ、目に見えないはずのしっぽが先程よりも動いていることが分かる。
「君も知らないみたいだね」
988彼はいつも私が本を読み終わるのを待ってくれる。待っている間、静かに私の髪を触ったり肩に頭を乗せたり、抱きしめたりしてるが、それが楽しいらしい。
待てをされている子犬のようで可愛い。しっぽが見えるなあ。なんてことを考えていると、丁度キリのいいページに来たのでパタンと本を閉じる。
「お待たせ。終わったよ」
「……今日、何の日か知ってる?」
「え、今日? 六月六日って何かあったかな」
思いつかずにいると、彼は口角を上げ、目に見えないはずのしっぽが先程よりも動いていることが分かる。
「君も知らないみたいだね」
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DONEenst 瀬名泉夢6月の#妄想力向上委員会 様のお題に参加した時のものです!素敵な企画をありがとうございます🥺
お題「雨、やまないな」 瀬名泉「雨、やまないな」
友人と遊んだ帰り、最寄の駅についた私は雨が降っていることに気づき、雨宿りをしてから帰ろうと思った。あいにく傘を持っていなかったので、近くのカフェへと小走りで向かった。
注文したコーヒーを飲み終わっても雨は止まず、むしろ激しくなる一方だった。
「そういえば、泉が雨降るって言ってたかも。朝急いでたからなあ、最悪」
そう言って外を眺めていると、あるカップルが相合傘をしながら笑顔で歩いているのが目に留まった。
「良いなぁ。私も泉と相合傘したい」
なんて呑気なことを言って、勝手に虚しくなる。今日の彼はお仕事で、連絡をしても家にいるはずがないので傘を持って迎えに来てはくれない。
せっかくなのでゆっくり本でも読もうと思い、追加で注文をすることにした。
941友人と遊んだ帰り、最寄の駅についた私は雨が降っていることに気づき、雨宿りをしてから帰ろうと思った。あいにく傘を持っていなかったので、近くのカフェへと小走りで向かった。
注文したコーヒーを飲み終わっても雨は止まず、むしろ激しくなる一方だった。
「そういえば、泉が雨降るって言ってたかも。朝急いでたからなあ、最悪」
そう言って外を眺めていると、あるカップルが相合傘をしながら笑顔で歩いているのが目に留まった。
「良いなぁ。私も泉と相合傘したい」
なんて呑気なことを言って、勝手に虚しくなる。今日の彼はお仕事で、連絡をしても家にいるはずがないので傘を持って迎えに来てはくれない。
せっかくなのでゆっくり本でも読もうと思い、追加で注文をすることにした。
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DONEenst凪砂夢雨の日に彼女が傘を持って待っていたら車と自分の傘の選択肢を全て無視して彼女と一緒に相合い傘して帰ってくれる凪砂くん
雨の日 乱凪砂 帰宅しようとすると、雨が強まっていた。今日は雨だとわかっていたから幸い折り畳み傘を持っている。
「閣下! 雨も強くなってきましたし、車を用意致しました!」
「ありがとう、茨」
エレベーターから降りてエントランスへ向かうと、傘を持った彼女が外の様子を伺いながら待っていた。手には傘がある。
「おや? 彼女は今日休みのはずでは……」
「茨」
「アイアイ! 何でしょうか?」
「車、出さなくても良い」
「え? 閣下!」
茨には申し訳ないけど、彼女が迎えにきてくれたことに喜びを感じて思わず走り出す。
「あ、凪砂くん! 雨だから迎えに来――」
嬉しさのあまり抱きしめ、君が発する言葉を遮る。
「な、凪砂くん? ……離して?」
「……嫌」
1032「閣下! 雨も強くなってきましたし、車を用意致しました!」
「ありがとう、茨」
エレベーターから降りてエントランスへ向かうと、傘を持った彼女が外の様子を伺いながら待っていた。手には傘がある。
「おや? 彼女は今日休みのはずでは……」
「茨」
「アイアイ! 何でしょうか?」
「車、出さなくても良い」
「え? 閣下!」
茨には申し訳ないけど、彼女が迎えにきてくれたことに喜びを感じて思わず走り出す。
「あ、凪砂くん! 雨だから迎えに来――」
嬉しさのあまり抱きしめ、君が発する言葉を遮る。
「な、凪砂くん? ……離して?」
「……嫌」
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MOURNINGenst凪砂夢以前流行っていた時期につらつらと書いたものです。このままお蔵入りも勿体ないと思ったので投稿します!
彼の50音 乱凪砂あ 【愛してる】照れくさくて言えないけど愛してる。
い 【いじわる】どんなに意地悪をしても許してくれる優しさが好き。
う 【嘘】優しい嘘をいつもついてくれる。
え 【笑顔】あなたが笑うと私も幸せ。
お 【オパール】あなたの誕生石。幸運をもたらす石。私に幸せを運んでくれてありがとう。
か 【感謝】いつも「ありがとう」って言ってくれるあなたが好き。
き 【嫌い】この言葉はもう言わないね、あの時はごめんね。
く 【櫛】これからもあなたの髪を整えてあげたい。
け 【喧嘩】いつも私から。意地っ張りでごめんね。
こ 【恋】ふとした瞬間に好きだって自覚する。
さ 【寂しい】本当はもっと側にいたい。
し 【四季】これからも一緒に彩っていきたいな。
1306い 【いじわる】どんなに意地悪をしても許してくれる優しさが好き。
う 【嘘】優しい嘘をいつもついてくれる。
え 【笑顔】あなたが笑うと私も幸せ。
お 【オパール】あなたの誕生石。幸運をもたらす石。私に幸せを運んでくれてありがとう。
か 【感謝】いつも「ありがとう」って言ってくれるあなたが好き。
き 【嫌い】この言葉はもう言わないね、あの時はごめんね。
く 【櫛】これからもあなたの髪を整えてあげたい。
け 【喧嘩】いつも私から。意地っ張りでごめんね。
こ 【恋】ふとした瞬間に好きだって自覚する。
さ 【寂しい】本当はもっと側にいたい。
し 【四季】これからも一緒に彩っていきたいな。
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DONEenst凪砂夢凪砂くんとチョコレート🍫
彼とチョコレート 乱凪砂 最近忙しい彼に何かしてあげられることはないかなと思い、少し高級なチョコレートを買ってあげることにした。
デパートへ赴き、キラキラと宝石のように輝くチョコレートのショーケースを前にして私の胸は弾む。上品な色の包装紙に真っ赤なリボンが施されていて、満足しながらデパートを出た。彼がどんな反応をするのか楽しみだ。
夜ご飯を食べ終わった彼に例のチョコを渡す。すると、パァッと音がするかのように喜んでいて、目をキラキラと輝かせながら食べていた。疲れも少しはとれたかな?と思い私も嬉しい。
「君は食べないの?」
「私は良いよ。凪砂くんのために買ったものだから」
やんわりと断ると彼は少しの間黙ってしまう。悲しませちゃったかなと思い、話しかけようとすると口の中にいきなりチョコ入れられて驚く。
834デパートへ赴き、キラキラと宝石のように輝くチョコレートのショーケースを前にして私の胸は弾む。上品な色の包装紙に真っ赤なリボンが施されていて、満足しながらデパートを出た。彼がどんな反応をするのか楽しみだ。
夜ご飯を食べ終わった彼に例のチョコを渡す。すると、パァッと音がするかのように喜んでいて、目をキラキラと輝かせながら食べていた。疲れも少しはとれたかな?と思い私も嬉しい。
「君は食べないの?」
「私は良いよ。凪砂くんのために買ったものだから」
やんわりと断ると彼は少しの間黙ってしまう。悲しませちゃったかなと思い、話しかけようとすると口の中にいきなりチョコ入れられて驚く。
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DONEenst凪砂夢テレビよりも自分に夢中になってほしい凪砂くん
私に夢中になって 乱凪砂 この時間はいつもソファに座って一緒にテレビを観ている。凪砂くんは飽きたのか私の手に指を絡めたり、私の肩に頭を乗せてきたりする。
「くすぐったいよ〜」
「ふふ」
楽しそうに微笑んで私の言葉を無視して続ける。
「凪砂くん、テレビ見えないよ」
「……私よりテレビがいいの?」
彼が少しムッとする。
「違うよ。もうテレビ飽きちゃったの?」
「……今は君の気分」
抱きしめる彼に、私も何だか嬉しくて抱きしめ返す。しばらく幸せに浸ってると、彼が力を緩めて突然真剣な声をする。
「……ねえ。顔、上げて」
何も考えずに見上げたが、さっきとは打って変わって真剣な目をしている彼に心臓が激しく音を立てる。何か言葉を発しようとするがあっけなく遮られてしまう。彼の唇によって。思わず離れようとしても背中に腕をまわされてるため逃げられない。
543「くすぐったいよ〜」
「ふふ」
楽しそうに微笑んで私の言葉を無視して続ける。
「凪砂くん、テレビ見えないよ」
「……私よりテレビがいいの?」
彼が少しムッとする。
「違うよ。もうテレビ飽きちゃったの?」
「……今は君の気分」
抱きしめる彼に、私も何だか嬉しくて抱きしめ返す。しばらく幸せに浸ってると、彼が力を緩めて突然真剣な声をする。
「……ねえ。顔、上げて」
何も考えずに見上げたが、さっきとは打って変わって真剣な目をしている彼に心臓が激しく音を立てる。何か言葉を発しようとするがあっけなく遮られてしまう。彼の唇によって。思わず離れようとしても背中に腕をまわされてるため逃げられない。
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DONEenst凪砂夢ライブ後のお話です!
ライブ後は甘えたい 乱凪砂 Edenの楽屋へと訪れた私はライブ後達成感を得ている四人を目の前にする。凪砂くんは日和くんと楽しそうに話をしていて、ジュンくんと茨くんはライブ後のすり合わせをしているようだった。
ステージ上で怖いほどオーラを放っている凪砂くんを先程まで見ていたので、どう話しかけて良いのか分からず少し躊躇う。
どう話しかけようか考えているとこちらに気づいた彼がパッと明るい顔をして私の方へと歩んできた。すると突然強く抱き寄せられ、思考が停止する。
「……凪砂くん!?」
「ずっとこうしたかったんだ」
「みんな見てるよ?」
日和くんは騒いでいてジュンくんと茨くんは呆れるような顔をしていた。離れるよう促すが、離れるどころかむしろ抱きしめる力が強くなる。
660ステージ上で怖いほどオーラを放っている凪砂くんを先程まで見ていたので、どう話しかけて良いのか分からず少し躊躇う。
どう話しかけようか考えているとこちらに気づいた彼がパッと明るい顔をして私の方へと歩んできた。すると突然強く抱き寄せられ、思考が停止する。
「……凪砂くん!?」
「ずっとこうしたかったんだ」
「みんな見てるよ?」
日和くんは騒いでいてジュンくんと茨くんは呆れるような顔をしていた。離れるよう促すが、離れるどころかむしろ抱きしめる力が強くなる。
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DONEenst凪砂夢完全に出遅れました。キスの日凪砂です💋
キス魔な彼 乱凪砂 凪砂くんはキスをしたがる。「どうして?」と聞いても、「したいから」と答えるだけだ。私はキスをされる度、いつもはあまり言葉で多くを表さない彼の気持ちが伝わってきて、嬉しくなるから好きだ。しかし、彼はどう思ってるのかが気になる。
「キスしている時どんな気持ち?」
「えっと。君は私のものなんだなっていう気持ち、かな」
「独占欲みたいな?」
「……よくわからないけど、ずっと君とこうしていたいって思う。……言葉で表すのは難しいね。君としていると、温かい気持ちになるんだ」
明確にわからなくても、拙いながらも言葉にしてくれる彼に愛しさを覚える。
「君は、どんな気持ち?」
「うーん。キスをする度、凪砂くんのことが好きになっていくよ」
361「キスしている時どんな気持ち?」
「えっと。君は私のものなんだなっていう気持ち、かな」
「独占欲みたいな?」
「……よくわからないけど、ずっと君とこうしていたいって思う。……言葉で表すのは難しいね。君としていると、温かい気持ちになるんだ」
明確にわからなくても、拙いながらも言葉にしてくれる彼に愛しさを覚える。
「君は、どんな気持ち?」
「うーん。キスをする度、凪砂くんのことが好きになっていくよ」
ato_dream_
DONEenst凪砂夢Twitterにて、#妄想力向上委員会 に参加致しました。素敵な企画をありがとうございます😊
お題「雨、やまないな」 乱凪砂 激しい雨音が窓の外から聞こえる。
「雨、やまないな」
そうポツリと呟く。ソファに座って雨が落ちるのを静かに眺めていると、肩が沈むのを感じた。凪砂くんが私の肩に頭を預けてきたようだ。
雨の音に耳をすませるかのように沈黙が続く。その沈黙でさえ彼と過ごす時間は幸せだと感じる自分もいる。
「今日、残念だったね」
「うん……」
そうはいっても、楽しみにしていたデートが中止になった事には変わりない。雨をずっと眺めていると心も沈んでいき、感傷的な気分になってしまう。そんな時、彼が私の名前を呼んだ。
「ん、なぁに?」
「何だか、寂しいね」
「……うん。そうだね」
「また、いつか行こう」
「うん」
私の手を優しく取る凪砂くんのおかげで、冷えた心は温まっていく。それでもボーっと何かに取り憑かれたかのように雨が落ちる様を眺めてしまう。
649「雨、やまないな」
そうポツリと呟く。ソファに座って雨が落ちるのを静かに眺めていると、肩が沈むのを感じた。凪砂くんが私の肩に頭を預けてきたようだ。
雨の音に耳をすませるかのように沈黙が続く。その沈黙でさえ彼と過ごす時間は幸せだと感じる自分もいる。
「今日、残念だったね」
「うん……」
そうはいっても、楽しみにしていたデートが中止になった事には変わりない。雨をずっと眺めていると心も沈んでいき、感傷的な気分になってしまう。そんな時、彼が私の名前を呼んだ。
「ん、なぁに?」
「何だか、寂しいね」
「……うん。そうだね」
「また、いつか行こう」
「うん」
私の手を優しく取る凪砂くんのおかげで、冷えた心は温まっていく。それでもボーっと何かに取り憑かれたかのように雨が落ちる様を眺めてしまう。