hareteichi24
DONE弁シェリオメガバ、3話目になります。まだ、他の松さんたちは出てこなかった…
【1話目】
https://poipiku.com/4498496/6531178.html
【2話目】
https://poipiku.com/4498496/6918681.html
弁シェリオメガバ 3話目attention
弁護ぴ α /シェリー Ω
・現在、シェリーにごぴじゃない番がいます。
1話目2話目に書いたとおり、ごぴが非っっっっ常に常識人です。かなり大人しい&冷めてる。サイコみは0です。むしろ、マイナス…。テンション激低です。まだそれほどシェリくんにも優しくない。が、今回ちょっとだけ進んだ。まだ自覚未満だけども。
そういうわけでサイコごぴ好きな方には向かない一品になっております。
繰り返しますがほんとに、弁護士ってのと喋り方くらいしか名残はない。確実にダレオマ状態。
________________
3話目 【シェリくん定期検診編】
「一松くん、これも頼む」
デスク端に積み上げた使い終わった資料を指先で叩き、手伝い要員の名前を呼ぶとハンディワイパーを手にしたままでトテトテこちらに歩み寄ってきた。
11929弁護ぴ α /シェリー Ω
・現在、シェリーにごぴじゃない番がいます。
1話目2話目に書いたとおり、ごぴが非っっっっ常に常識人です。かなり大人しい&冷めてる。サイコみは0です。むしろ、マイナス…。テンション激低です。まだそれほどシェリくんにも優しくない。が、今回ちょっとだけ進んだ。まだ自覚未満だけども。
そういうわけでサイコごぴ好きな方には向かない一品になっております。
繰り返しますがほんとに、弁護士ってのと喋り方くらいしか名残はない。確実にダレオマ状態。
________________
3話目 【シェリくん定期検診編】
「一松くん、これも頼む」
デスク端に積み上げた使い終わった資料を指先で叩き、手伝い要員の名前を呼ぶとハンディワイパーを手にしたままでトテトテこちらに歩み寄ってきた。
yotsusatsu_oso
DOODLE極狼(捕経)のカラ一の短い話。一応シリーズ番外だけど単品で読めます。
攻めのことを「可愛い」って思う受けが好き。
二人が喋ってるだけの全年齢ですが、終始セックスのことしか話してないので閲覧にはご注意下さい。
話の中でちょっとだけマフィ班のマフィアさんが出てきます。
(極狼小説シリーズ→https://www.pixiv.net/novel/series/996210) 1231
hareteichi24
DONE弁シェリオメガバ2話目になります。ほんと気が向いたときの更新です。あと、どうやってもごぴのテンションがあがらないので、もうこのまま行きます。そのうちうるさくなる日もくるだろう…(諦)
次回か次々回、チョロちゃんたち出始めます。
弁シェリでオメガバースをやってみた【2話目】attention
弁護ぴ α /シェリー Ω
・現在、シェリーにごぴじゃない番がいます。
兄松と弟松組に分かれて三人兄弟設定です。やっと決定した。
おそ(レスキュー)、チョロ(医者) α /十四、トド β (職業未定)
1話目にも書いたと思うんですが、ごぴが非っっっっ常に常識人です。かなり大人しい。サイコみは0です。むしろ、マイナスなんじゃ…。テンション激低です。まだそれほどシェリくんにも優しくない。発展途上。
そういうわけでサイコごぴ好きな方には向かない一品になっております。
繰り返しますがほんとに、弁護士ってのと喋り方くらいしか名残はない。確実にダレオマ状態。
私が書く中で公式の次男に一番近いのはポエくんだと思う。2回しか書いたことないけど。
12172弁護ぴ α /シェリー Ω
・現在、シェリーにごぴじゃない番がいます。
兄松と弟松組に分かれて三人兄弟設定です。やっと決定した。
おそ(レスキュー)、チョロ(医者) α /十四、トド β (職業未定)
1話目にも書いたと思うんですが、ごぴが非っっっっ常に常識人です。かなり大人しい。サイコみは0です。むしろ、マイナスなんじゃ…。テンション激低です。まだそれほどシェリくんにも優しくない。発展途上。
そういうわけでサイコごぴ好きな方には向かない一品になっております。
繰り返しますがほんとに、弁護士ってのと喋り方くらいしか名残はない。確実にダレオマ状態。
私が書く中で公式の次男に一番近いのはポエくんだと思う。2回しか書いたことないけど。
Maaaasan
DONEまうさん生誕祭の時に医っち書いてみたもの。ほんのり24。定時と残業──よし!おれ、医者になる……
地頭(じあたま)が良い、と言ってくれた二番目の兄、カラ松に応じるように、医の道を志した。
乗せられた、と言ってもいい。
おまけに、次々と他の兄弟たちにも褒められたもんだから。
そこまで言われれば、おれも調子に乗るのは仕方のない事だろう。
実際、調子に乗った。
ノリで受験したら、マジで医大に受かってしまったのだ。
これでは更に調子に乗らざるを得ない。
居間で合格通知を高々と掲げると、父さんと母さんは抱き合って嬉し泣きをしていた。
だがここで学費、という問題が浮かび上がる。
医大の学費は高い、と噂に聞いた事がある。
うちの財力じゃ、無理無理。
六年間も通うとか、正直面倒だしニートの身にはハードルが高い。
1477地頭(じあたま)が良い、と言ってくれた二番目の兄、カラ松に応じるように、医の道を志した。
乗せられた、と言ってもいい。
おまけに、次々と他の兄弟たちにも褒められたもんだから。
そこまで言われれば、おれも調子に乗るのは仕方のない事だろう。
実際、調子に乗った。
ノリで受験したら、マジで医大に受かってしまったのだ。
これでは更に調子に乗らざるを得ない。
居間で合格通知を高々と掲げると、父さんと母さんは抱き合って嬉し泣きをしていた。
だがここで学費、という問題が浮かび上がる。
医大の学費は高い、と噂に聞いた事がある。
うちの財力じゃ、無理無理。
六年間も通うとか、正直面倒だしニートの身にはハードルが高い。
きょう
DONE唐はじ未満。唐つぐに芽生えた感情の話。モブがいっぱいでます。昨年仲みさんのご本にゲスト参加させていただいたカレーの話の前日譚的なお話です。
単体で読めます。
真夜中の決意唐次は駅の改札を通り過ぎた。
時刻は夜十一時近く。疲れた体でふぅ、とため息をつく。
と、同時にスラックスのポケットに入っている携帯が震えた。
こんな時間に誰だ。面倒くさい。非常識な時間帯の電話に、疑問よりも煩わしさが勝った。
(会社からの呼び出しだったら無視してやる)
深夜残業にならないギリギリの時間に退勤し、自宅の最寄り駅にようやくついたばかりだ。これで『やっぱり戻ってきてくれ』なんて言われたら会社の上司を殺しかねない。
一定のリズムで震える携帯を取り出して、ディスプレイに表示された名前を確認する。
紫坂一。ぎょっとした。弟の名前に驚いて、見間違いではないかと凝視する。
——— おれはかけないと思いますよ。
数奇な出会いをした弟と連絡先を交換してから、結構な月日が経過した。その間にこちらから連絡をしたことはあっても、一度もはじめから電話をかけてきたことはない。
4607時刻は夜十一時近く。疲れた体でふぅ、とため息をつく。
と、同時にスラックスのポケットに入っている携帯が震えた。
こんな時間に誰だ。面倒くさい。非常識な時間帯の電話に、疑問よりも煩わしさが勝った。
(会社からの呼び出しだったら無視してやる)
深夜残業にならないギリギリの時間に退勤し、自宅の最寄り駅にようやくついたばかりだ。これで『やっぱり戻ってきてくれ』なんて言われたら会社の上司を殺しかねない。
一定のリズムで震える携帯を取り出して、ディスプレイに表示された名前を確認する。
紫坂一。ぎょっとした。弟の名前に驚いて、見間違いではないかと凝視する。
——— おれはかけないと思いますよ。
数奇な出会いをした弟と連絡先を交換してから、結構な月日が経過した。その間にこちらから連絡をしたことはあっても、一度もはじめから電話をかけてきたことはない。
mar0527ikobe
MAIKING5/3日にだした準備号パスはイベント会場で
交換本予約してるかたはできたらお知らせいたします!!
交換条件↓
サークル参加者さん新刊(カプ、派生問わず、なんでも)か
漫画、イラスト4ぺーじ以上、感想A5サイズ4ぺーじ以上、小説4000文字以上交換オンリー(24ノーマルかノワール)
感想+イラスト、小説、漫画や
小説+漫画、イラスト等複合型も可です
スケベなのでスケベと交換 12
hareteichi24
DONE表現としてのモブ一がありますのでご注意!話の初めからシェリーに(不本意の)番がいます。番の解除を目指して内容が進みます。弁シェリでオメガバやってみたら案外書いてて楽しかったんで、ここで書き溜めて終わり次第pixivにまとめるつもりでいます。
独自っぽいオメガバ設定などもありますので、気になる箇所などありましたらすみません。オメガバ、すべて拝読したわけじゃないんでどれが独自なのかが正直わからない。
弁シェリでオメガバースをやってみたattention
・1話目であり完結してません。気まぐれに続き書きます。
・弁護ぴ α /シェリー Ω
・表現としてのモブ一にご注意ください。細かい描写はないです。
・初っ端からシェリーの方に弁護ぴじゃない番がいます。
・最初弁護ぴが冗談じゃなく冷たいです。
・pixivの方にある弁シェリシリーズと同じく、
弁護ぴは一切イタさなし。テンション低い。
うるさくない。わりとまとも。
ノット DT
サイコごぴ好きの方にはお勧めできない一品。
弁護士ってのと喋り方くらいしか名残なし。
🔘ここ↑↑↑はほんとご注意ください!!肌に合わないって方は見なかったことにして回れ右することを本気で心よりオススメします🔘
・でも本人はいたって真剣にカラ一、弁シェリのつもりで書いてます。
15629・1話目であり完結してません。気まぐれに続き書きます。
・弁護ぴ α /シェリー Ω
・表現としてのモブ一にご注意ください。細かい描写はないです。
・初っ端からシェリーの方に弁護ぴじゃない番がいます。
・最初弁護ぴが冗談じゃなく冷たいです。
・pixivの方にある弁シェリシリーズと同じく、
弁護ぴは一切イタさなし。テンション低い。
うるさくない。わりとまとも。
ノット DT
サイコごぴ好きの方にはお勧めできない一品。
弁護士ってのと喋り方くらいしか名残なし。
🔘ここ↑↑↑はほんとご注意ください!!肌に合わないって方は見なかったことにして回れ右することを本気で心よりオススメします🔘
・でも本人はいたって真剣にカラ一、弁シェリのつもりで書いてます。
きょう
MOURNINGまた懲りずに17歳カライチ未満。いちまつの猫耳の話。ねこのひみつボクの弟の一松は時折耳が四つになる。
頭の上に二つ、ひょこりと三角の耳が生えて、おまけに尻尾がするりと伸びる。
黒猫の耳と尻尾。
これが出るときは多分、ボクの前だけなんだと思う。
なんでそう思うかっていうと、一松に猫の耳が生えたことをトド松と喋ったら、トド松はそのことを全く知らなかったから。
「え…?一松にいちゃんに猫の耳?」
「そう。時々生えてるんだ。トド松は見たことない?」
「カラ松にいちゃん、ボクのことからかってるの?人間に猫の耳なんて生えるわけないでしょ。そもそもどこに需要があるの?女子高校生ならまだしも男子高校生だよ?生物学的にありえないこと言わないでよ」
「えっ、あ、えっと」
「もー、いくらボクでもそんな小学生みたいな嘘には騙されないからね!」
4304頭の上に二つ、ひょこりと三角の耳が生えて、おまけに尻尾がするりと伸びる。
黒猫の耳と尻尾。
これが出るときは多分、ボクの前だけなんだと思う。
なんでそう思うかっていうと、一松に猫の耳が生えたことをトド松と喋ったら、トド松はそのことを全く知らなかったから。
「え…?一松にいちゃんに猫の耳?」
「そう。時々生えてるんだ。トド松は見たことない?」
「カラ松にいちゃん、ボクのことからかってるの?人間に猫の耳なんて生えるわけないでしょ。そもそもどこに需要があるの?女子高校生ならまだしも男子高校生だよ?生物学的にありえないこと言わないでよ」
「えっ、あ、えっと」
「もー、いくらボクでもそんな小学生みたいな嘘には騙されないからね!」
きょう
DONE17歳カライチ。チョコレートの日から、2週間くらい経った日の話。ツイッターにもあげたけどツイッターはおそらく消すのでこっちに残しておきます
after chocolate見つけたのは故意じゃなかった。
ボクの筆箱がおそ松に勝手に持っていかれ、勝手に返されたと伝えられたのがついさっきのこと。テキトーに鞄に突っ込んどいた、と言われてボクの鞄を確認したけれど、そこに筆箱はなかった。
だとすると、いい加減なおそ松のことだし、違う弟の鞄に突っ込んだんだと思う。
だから、一番近くにあった鞄の中を覗いて探そうとして、別のものを見つけてしまった。
「チョコレート……」
四角いブロック状の、コンビニで買える一番小さなサイズのチョコレートだった。二月十四日は疾うに過ぎた。コンビニで気まぐれに買ったまま、忘れたものなのかもしれない。
でも、その包み紙には見覚えがあった。手に取ってひっくり返してみる。
1963ボクの筆箱がおそ松に勝手に持っていかれ、勝手に返されたと伝えられたのがついさっきのこと。テキトーに鞄に突っ込んどいた、と言われてボクの鞄を確認したけれど、そこに筆箱はなかった。
だとすると、いい加減なおそ松のことだし、違う弟の鞄に突っ込んだんだと思う。
だから、一番近くにあった鞄の中を覗いて探そうとして、別のものを見つけてしまった。
「チョコレート……」
四角いブロック状の、コンビニで買える一番小さなサイズのチョコレートだった。二月十四日は疾うに過ぎた。コンビニで気まぐれに買ったまま、忘れたものなのかもしれない。
でも、その包み紙には見覚えがあった。手に取ってひっくり返してみる。
きょう
DONEバス保。付き合っていない二人。卒業式前の会話です。元ネタとタイトルはマ◎みてです。いとしきとしつき卒業式を間近に控えた校舎はがらんとしていた。夕日が誰もいない廊下を照らす。下校の時間だというのも閑散としている理由だろう。
保健室への引き戸をガラガラとあけ、中に入る。
三年生は自由登校の期間となって、生徒たちは思い思いに卒業までの僅かな時間を過ごしている。
保健室に寄りついていた生徒もそれは同じようで、毎日のように見ていた姿は週に何度かに落ち着いていた。
(こうやって、卒業していくんだよな)
思い出す。まだあどけなさの残る顔だった。それが精悍な青年へとなっていった。ぐんと背も伸びた。今では同じくらいの背丈になって、力もそう大差ない。
カラカラと窓を開ける。換気をしましょうと貼ったガラス窓のポスターの通りに、少しだけ風が通るようにあけておく。さすがに全開にするには寒すぎる。
2131保健室への引き戸をガラガラとあけ、中に入る。
三年生は自由登校の期間となって、生徒たちは思い思いに卒業までの僅かな時間を過ごしている。
保健室に寄りついていた生徒もそれは同じようで、毎日のように見ていた姿は週に何度かに落ち着いていた。
(こうやって、卒業していくんだよな)
思い出す。まだあどけなさの残る顔だった。それが精悍な青年へとなっていった。ぐんと背も伸びた。今では同じくらいの背丈になって、力もそう大差ない。
カラカラと窓を開ける。換気をしましょうと貼ったガラス窓のポスターの通りに、少しだけ風が通るようにあけておく。さすがに全開にするには寒すぎる。
taniryumaXXX
MOURNING海の家バイト2×人魚4の壁打ち+SS海の家でバイトをしていた唐松はあるひ、歩けない少年市松と出会う。少年を家に招いたが、少年は世間知らずで…※念のため検索除け
不穏な雰囲気はあるけどハピエンにしたい話 8
しとろん
DONE2022.2.4Webイベントのカラ一漫画です。初めてちゃんとえろを描きました、、お見苦しいかもしれませんが良ければご覧ください!
PWはWebイベ会場内のお品書きにございます。
イチ え6
PW →0204kota 10
taniryumaXXX
MENU💙💜 2/4 #おれからいちいち言わせんな にサークル参加します。オナチン媚薬話(展示)とかギクゴス淫紋話(当日パスワード公開+コピ本発行) 別名義で発行していた小説本も在庫ありますので置いておきます(5年近くたっているので無配扱いです。R-18)その他は短歌やSSを少し置く予定です。サークル:EXTREME RUEMA スぺは【♡え1】です。よろしくお願いします。 3CANDY
DOODLE⚠️閲覧と背後注意⚠️ポチっ〇メーカーで出た「推しカプのどちらかが嘔吐する」をカラ一にさせてみました。 四が嘔吐未遂しています。ソフトSMに分類されるのかこれは…?
画像に出てくる器具は、商品の取説をよく読み正しく使用してくださいね!
きょう
MOURNING唐→はじ。唐次と丁呂介の会話。ハマった初期に書いてましたが途中で解釈違いを起こしたので供養。箱の底はじめとの距離が縮まると、どうしようもない愛しさが広がっていった。
笑ってくれる回数が増えた。冗談を言うようになった。そんな些細なことで。
それが兄弟としての縁だったと言えば呪いとも思えた。性別程度の壁はどうとでもなる時代だ、せめて兄弟でさえなければ、と悔いる日もあった。
しかし兄弟でなければはじめと出会うこともなかったのだと、そんな苦悩が苛んだ。
兄として振る舞い取材に託けてはじめを誘うたび、弟として慕ってくれるはじめに邪な思いが胸を突いた。
これはいけないことだと頭が警鐘を鳴らした。一時の気の迷いだと、その思いを箱にしまい蓋を閉じて鍵を締めた。
二度と開けるつもりはなかった。
丁呂介から電話がかかってくるまでは。
2042笑ってくれる回数が増えた。冗談を言うようになった。そんな些細なことで。
それが兄弟としての縁だったと言えば呪いとも思えた。性別程度の壁はどうとでもなる時代だ、せめて兄弟でさえなければ、と悔いる日もあった。
しかし兄弟でなければはじめと出会うこともなかったのだと、そんな苦悩が苛んだ。
兄として振る舞い取材に託けてはじめを誘うたび、弟として慕ってくれるはじめに邪な思いが胸を突いた。
これはいけないことだと頭が警鐘を鳴らした。一時の気の迷いだと、その思いを箱にしまい蓋を閉じて鍵を締めた。
二度と開けるつもりはなかった。
丁呂介から電話がかかってくるまでは。
きょう
MOURNING唐はじクリスマス。タイトルはマリ●て。特別でないただの一日「……男二人でホールケーキとかふざけてます?」
玄関を開けると唐次が白い箱を抱えていた。
世にいうクリスマスイブ。もうプレゼントを心待ちにする歳でもなくなった。
「一人でホールケーキよりはマシだと思わないか」
なるほど、確かにと納得しそうになった。だが、一人でクリスマスを過ごすことと、男二人でケーキをつつく絵面と、どちらが一体マシだろうか。
いわく、仕事の取引先の関係上、ケーキを購入しなければならなかったらしい。
初めて見る大きな白い箱に興味がないわけじゃない。
毎年、父と二人では持て余すからと、ホールケーキではなくカットケーキを一つずつだった。
「……な、ほら、チキンもあるから」
ビニール袋を持ち上げて、ガザガサと中身を取り出す。派手な紙袋に包まれた大手コンビニの有名な鶏肉だった。
942玄関を開けると唐次が白い箱を抱えていた。
世にいうクリスマスイブ。もうプレゼントを心待ちにする歳でもなくなった。
「一人でホールケーキよりはマシだと思わないか」
なるほど、確かにと納得しそうになった。だが、一人でクリスマスを過ごすことと、男二人でケーキをつつく絵面と、どちらが一体マシだろうか。
いわく、仕事の取引先の関係上、ケーキを購入しなければならなかったらしい。
初めて見る大きな白い箱に興味がないわけじゃない。
毎年、父と二人では持て余すからと、ホールケーキではなくカットケーキを一つずつだった。
「……な、ほら、チキンもあるから」
ビニール袋を持ち上げて、ガザガサと中身を取り出す。派手な紙袋に包まれた大手コンビニの有名な鶏肉だった。
きょう
MOURNING架羅さま×養護教諭いちまつ(元々バス保)の書こうと思ったけど色々あって諦めたやつ「どうもーー!OSOくんでぇっす!」
壇上から見える生徒の顔は驚きと戸惑いが入り交じり、まさしく度肝を抜いた状態であった。
どよめく声。厳かであった式とは打ってかわり、涙を浮かべていたある女生徒は目を丸くさせ口をポカリとあけていた。
呆気にとられていた観衆が、徐々に歓喜に変わっていく様を見るのは悪くない。サプライズが大好きなメンバーは顔を見合せ悪戯に成功した幼子のようなしたり顔で口の端を吊り上げる。
その中でも一番の悪童、osoがお馴染みの拡声器型のマイクを手に取り高らかに声をあげ、生徒たちを煽る。
「お前ら高校最後に盛り上がれよ~~!」
ワッと地鳴りのように声が上がる。沸き上がる歓声に負けじとこちらにも熱がはいった。
690壇上から見える生徒の顔は驚きと戸惑いが入り交じり、まさしく度肝を抜いた状態であった。
どよめく声。厳かであった式とは打ってかわり、涙を浮かべていたある女生徒は目を丸くさせ口をポカリとあけていた。
呆気にとられていた観衆が、徐々に歓喜に変わっていく様を見るのは悪くない。サプライズが大好きなメンバーは顔を見合せ悪戯に成功した幼子のようなしたり顔で口の端を吊り上げる。
その中でも一番の悪童、osoがお馴染みの拡声器型のマイクを手に取り高らかに声をあげ、生徒たちを煽る。
「お前ら高校最後に盛り上がれよ~~!」
ワッと地鳴りのように声が上がる。沸き上がる歓声に負けじとこちらにも熱がはいった。
きょう
DONE唐はじ/鬼発表時の勢い夜に瞬く草木も眠る丑三つ時。編集部の入った深夜の雑居ビルに居残っている。
終電ももうとっくに終わったというのに、周囲のビル群は同じように煌々と明かりが灯り、夜の街を輝かしていた。
戸締りだけはしっかりとな、と唐次に鍵を預けて編集長はいなくなった。こうやって誰かが居残って原稿を仕上げるのは、この編集部ではよくある光景らしい。
よくあって良いのか、とは思ったものの、それを突っ込むのは野暮というのだろう。いやいややっているならまだしも、唐次はこの残業に意欲的だ。
勢いで原稿を書き上げてしまいたいのだと。
手伝えることは手伝った。資料をかき集めてまとめて、唐次が取材した録音データを文字に起こした。
だが、最後に一つの文章としてまとめて原稿として書き上げるのはどうやったって一人の人間が行わなければならない。おれは手持ち無沙汰になって、そこらの雑誌を読んだり、手帳を読み返したりしていた。
1091終電ももうとっくに終わったというのに、周囲のビル群は同じように煌々と明かりが灯り、夜の街を輝かしていた。
戸締りだけはしっかりとな、と唐次に鍵を預けて編集長はいなくなった。こうやって誰かが居残って原稿を仕上げるのは、この編集部ではよくある光景らしい。
よくあって良いのか、とは思ったものの、それを突っ込むのは野暮というのだろう。いやいややっているならまだしも、唐次はこの残業に意欲的だ。
勢いで原稿を書き上げてしまいたいのだと。
手伝えることは手伝った。資料をかき集めてまとめて、唐次が取材した録音データを文字に起こした。
だが、最後に一つの文章としてまとめて原稿として書き上げるのはどうやったって一人の人間が行わなければならない。おれは手持ち無沙汰になって、そこらの雑誌を読んだり、手帳を読み返したりしていた。
きょう
DONE消したカラ一(バス保)夜明け前は密やかに「だって、おれの方が先に死んじゃうからさ」
ぽろりと漏れた本音だった。八つ年下の恋人は言っている意味を理解できないと言った顔で、ぽかんと口を開けていた。言葉を咀嚼するようにゆっくり瞬きをすると、目の端からひとつ、滴が落ちていった。
あーあ、またやっちゃったな。その涙を見てするのは何度目かの後悔だ。
おれたちが出会ったのは恋人────カラ松が、まだ初々しい高校一年生の頃だった。場所は学校。保健室。一目惚れしたのだと、怪我をして運ばれた次の日にはお小遣いで買ったらしい薔薇を一輪持って告白してきた。
当然、教職についていたおれは「無理」の一言で押し通した。
教え子で、男同士で、年の差があって。おれたちが恋人として成り立つ前に立ち塞がったハードルはいくつもあり、その一つ一つがとても大きいものだった。わざわざそんな面倒なハードルを超えてまで恋人同士になりたいなんてこれっぽっちも思わなかった。
2793ぽろりと漏れた本音だった。八つ年下の恋人は言っている意味を理解できないと言った顔で、ぽかんと口を開けていた。言葉を咀嚼するようにゆっくり瞬きをすると、目の端からひとつ、滴が落ちていった。
あーあ、またやっちゃったな。その涙を見てするのは何度目かの後悔だ。
おれたちが出会ったのは恋人────カラ松が、まだ初々しい高校一年生の頃だった。場所は学校。保健室。一目惚れしたのだと、怪我をして運ばれた次の日にはお小遣いで買ったらしい薔薇を一輪持って告白してきた。
当然、教職についていたおれは「無理」の一言で押し通した。
教え子で、男同士で、年の差があって。おれたちが恋人として成り立つ前に立ち塞がったハードルはいくつもあり、その一つ一つがとても大きいものだった。わざわざそんな面倒なハードルを超えてまで恋人同士になりたいなんてこれっぽっちも思わなかった。