よるのなか
DONEキスブラキスブラワンドロワンライお題
「パンケーキ」お借りしました。キッズスペースのスト内容を少しだけ含む&ちょっとキさんに対する幻覚が強めかもしれない
パンケーキ バスルームを出たブラッドは、リビングのソファでスマートフォンの画面を見ながら唸っているキースを見つけた。何をしているのだろう、と不思議に思い、背後から画面が見えるようにそっと忍び寄る。明日は二人揃っての休暇であり、今日の夜からキースの家で過ごす予定になっていた。普段ならばブラッドがシャワーを浴びている間は一足先にビールを飲んでいる男が、珍しい。キースに気付かれずに近付くことに成功し、画面を見ると。
「何だ? パンケーキか?」
「ぅわ、ブラッド……! 何だよお前、気配消して忍び寄るないきなり声かけるなって」
画面に映っていた写真が意外に思え、つい声に出してしまった。結果、キースを驚かせる結果となり、ブラッドはすまない、と一言告げた上で続ける。
1590「何だ? パンケーキか?」
「ぅわ、ブラッド……! 何だよお前、気配消して忍び寄るないきなり声かけるなって」
画面に映っていた写真が意外に思え、つい声に出してしまった。結果、キースを驚かせる結果となり、ブラッドはすまない、と一言告げた上で続ける。
ふじさわ
INFO12/15合わせの新刊サンプルきみはしらない/A5/42ページ/キスブラ女体化百合本ロスゼロ後のふたりぼっちの共依存のちょっとじめじめ気味の先天性女体化の百合漫画です。少しですが流血表現がありますので苦手な方はご注意ください。6ページ・3ページ・25ページの短編3本です。
https://mugityanomo.booth.pm/items/6367058 14
oki765
DONE第13回ksbr版ワンドロワンライ参加作。【好きなシチュエーションのksbr】
次の日の朝
ゆめうつつ体が揺れたような気がして目が覚めた。
(あれ……)
まだ半分眠りの世界に意識を残したままキースは瞼を開く。どこかぼやりとしたままの視界で真っ先に目に入ったのは夜空――ではなく。
(ああ、ブラッドの頭か……)
夜を共にし隣で眠っていたブラッドが、今はキースに背中を向けた姿勢になっている。そのせいでキースの視界を占める大半は藍鉄色の後頭部越しの、まだ薄暗い部屋。先程の揺れはおそらくブラッドが寝返りを打ったせいで、そのせいで目が覚めて――思う間にとろりと眠気が忍び入ってくる。その前に。
室内にライムグリーンの光が揺れる。ほぼ無意識の、ブラッドに意識があったなら確実に叱られる横着さでブラッドの体を反転させて腕に閉じ込める。
1045(あれ……)
まだ半分眠りの世界に意識を残したままキースは瞼を開く。どこかぼやりとしたままの視界で真っ先に目に入ったのは夜空――ではなく。
(ああ、ブラッドの頭か……)
夜を共にし隣で眠っていたブラッドが、今はキースに背中を向けた姿勢になっている。そのせいでキースの視界を占める大半は藍鉄色の後頭部越しの、まだ薄暗い部屋。先程の揺れはおそらくブラッドが寝返りを打ったせいで、そのせいで目が覚めて――思う間にとろりと眠気が忍び入ってくる。その前に。
室内にライムグリーンの光が揺れる。ほぼ無意識の、ブラッドに意識があったなら確実に叱られる横着さでブラッドの体を反転させて腕に閉じ込める。
よるのなか
DONEキスブラ(のつもり)です。多分皆さんが沢山幻覚見て擦られているだろう話ですが私なりに。下記ご注意ください。
・冒頭モブ女性がちょっとだけ出る
・キに過去、不特定多数と関係を持っていたと仄めかす描写あり
・設定ふわふわ
これここからセフレみたいなのが始まるルート分岐も頭に浮かんだんですが、キさんはこっちルートを通りそうだなと個人のイメージですが。 5470
よるのなか
MOURNINGキスブラ。酔っぱらって暴君極まりないブさんです。ブさんが大分いけいけどんどんおかしなことになってます、すみません…キさんを暴君振りで振り回すブさんが急に書きたくなりまして。書いててとても楽しかった。
割増暴君『三十分後、お前の家』
受信したメッセージには、それだけが表示されていた。理由も状況もさっぱりわからねぇが、とりあえず三十分後に家にいろ、ということだけはわかったから、ディノにそれを告げてオレは自宅へ足を向ける。ちょうどパトロールが終わったところだから三十分後に着けるけど、これタワーで受け取ってたら三十分後に着けるかなんてわからねぇぞ、とそこまで考えて、いや、パトロール中だとわかっていたんだな、と思い直した。あの男のことだ、それくらい把握済みで送った指示なんだろう。
ぴったり時間通りに着くと、既にブラッドは玄関先に立っていた。
「……来たか」
そう言って、オレをじっと睨んでくる。来るなり睨まれても、とオレは思わず後退りしそうになって、それからよくブラッドを観察した。どうも、目が据わっているように見える。なのにどこか覇気がなくて、それから目元や首筋、頬など全体的に妙に赤いような。
2335受信したメッセージには、それだけが表示されていた。理由も状況もさっぱりわからねぇが、とりあえず三十分後に家にいろ、ということだけはわかったから、ディノにそれを告げてオレは自宅へ足を向ける。ちょうどパトロールが終わったところだから三十分後に着けるけど、これタワーで受け取ってたら三十分後に着けるかなんてわからねぇぞ、とそこまで考えて、いや、パトロール中だとわかっていたんだな、と思い直した。あの男のことだ、それくらい把握済みで送った指示なんだろう。
ぴったり時間通りに着くと、既にブラッドは玄関先に立っていた。
「……来たか」
そう言って、オレをじっと睨んでくる。来るなり睨まれても、とオレは思わず後退りしそうになって、それからよくブラッドを観察した。どうも、目が据わっているように見える。なのにどこか覇気がなくて、それから目元や首筋、頬など全体的に妙に赤いような。
oki765
DONEキスブラワンドロライ(@ksbr_1drwr)様への投稿作。お題全部載せ。移動時間にちょこちょこ書いたので正確な執筆時間不明で、オーバーしているんじゃないかと思います。
直接表現はありませんが体の関係がある描写があります。 1775
sushiko
PASTロスナイ1周年おめでとうございます!告知からしばらく大ハッスルしてすごい頻度で漫画を描いていたので、まとめてしばらく公開します。
Twitterに上げていたロスナイ漫画+ロックイベのボスネタ漫画+去年本に追加で入れた漫画です。 14
よるのなか
DONEキスブラ初夜事前。会話のみなんですがダイレクトにセックスとか単語出てくるので、一応ワンクッション置きました(🐔)ぐるぐる考えるキさんが好きってとこを書きたかったのですが糖度が高くなった。 1916
ふじさわ
SPUR ME11/23スパーク新刊サンプルそれでも、つながっている。A5・68ページ
酔っ払ってやったことを覚えていても言ったことは憶えていないキと全部覚えているがもう一回素面で言ってこいなブさんとの話キスブラです。
6章後でルーキー時代からに付き合っていたけどロスゼロきっかけで別れていたふたりが揉めます。 21
oki765
DONEキスブラ真ん中BDドロライ、企画&開催ありがとうございます!せっかくなのでお題全部載せに挑戦しました。
ディノから見たキスブラ語り、イイハナシダナーになりきれておりません。
俺はあくまでも精神的な意味だから。 ああ、アキラくん。またブラッド用のチョコを取りに来たの? うん、まだあるから持っていって。大丈夫だよ、フェイスの分はちゃんとキープしてあるから。
あ、あと、キースの例のクッキーの試作品、一緒に持って行ってもらえるかな。オスカーとウィルくんの感想もそれぞれ教えて欲しい。包んじゃうから座って座って。はい、コーラでも飲んで待ってて。
それで、ブラッドの様子はどう? 気づいてる気配も無い? そっか……にひ、今のところ大成功だ。
他に成功した悪戯かあ……ううん……あの頃はまだ単純にいきなり大声出すのでも驚いてくれたけど、今だとどうだろうなあ。俺が結構いろんなことを仕掛けたし、慣れるというか読まれちゃってるかも。
1866あ、あと、キースの例のクッキーの試作品、一緒に持って行ってもらえるかな。オスカーとウィルくんの感想もそれぞれ教えて欲しい。包んじゃうから座って座って。はい、コーラでも飲んで待ってて。
それで、ブラッドの様子はどう? 気づいてる気配も無い? そっか……にひ、今のところ大成功だ。
他に成功した悪戯かあ……ううん……あの頃はまだ単純にいきなり大声出すのでも驚いてくれたけど、今だとどうだろうなあ。俺が結構いろんなことを仕掛けたし、慣れるというか読まれちゃってるかも。
cp_Gavroche
DOODLEキスブラ ピロートークが全部戦闘時の評価(お小言)になる🍣さま(これであってるのか…?)なんとなくですが界隈には「トレーニングをサボっている割にいい身体していて羨ましい」発言する🍣さまは割と多めな気がします 肌感覚です
ふじさわ
INFO6/25キスブラのオンリーお前に酔う夜発行予定の新刊サンプルです。『きょうもどこかのかたすみで。』A5/38ページ
セフレ関係から恋人にと告ろうとして順番間違えたせいですれ違うラブコメです。最終的にくっつくキスブラですが過程で思い切りよすぎたブさんがモブセフレ(未遂)連れてきますのでご注意ください。モブのサンプル2枚ほどあります。モブは全部で5ページいます。 15
so_annn
DOODLE03/25のキスブラWebオンリー、「お迎えコールを今夜も鳴らして」の展示作品です。イベント終了後、一定期間後に再度公開します。ヤマもオチも意味もないしエロもないです。
健全!推し活のすゝめ 生活空間、というのは結局その人の個性が一番あらわれる。というのがオレの持論だ。どこに住むかひとつとっても、タワーの外から通うヒーローもいれば、タワーに住み込みで働いているヒーローもいる。どちらが多い、少ないということは恐らくない。単純な個人の好みの問題だ。
オレなんかは四六時中タワーにいたら息が詰まっちまうってことでルーキーを卒業して共同生活から解放されてすぐにイエローウエストにアパートを借りた。ディノは誰かと一緒に生活していた方が楽しいから、という理由でタワーに部屋を借りたし、効率重視のブラッドは意外なことにブルーノースに一部屋マンションを所有している。もっとも、ブラッドの場合は12期のメンターを務めることになったから、その部屋に住んでいたのは3年弱、といったところだろうか。今のこいつの家は、物置兼考え事をするための仕事部屋兼、宅呑みに最適な便利スペース、と言ったところだ。ブラッドの寝室とリビングは分けられているし、一人暮らしの家にはデカいソファはオレが寝転がっても十二分に余裕がある。何より日本文化に倒錯しているブラッドは、自宅を完全な土足厳禁にしているのだ。これによりディノが持ち込んだ寝袋を利用すれば床で眠ることも可能になり、ブラッド込みで3、4人であれば十二分に泊まっていくことも出来る。しかも実家のテレビを買い替えるときに譲られたというでかいテレビもある。ディノが借りてきたくだらないレンタル映画を見ながら酒を飲んでルーキー時代のようにバカ騒ぎすることも出来るというわけだ。当然、防音はしっかりしたマンションなので。
5854オレなんかは四六時中タワーにいたら息が詰まっちまうってことでルーキーを卒業して共同生活から解放されてすぐにイエローウエストにアパートを借りた。ディノは誰かと一緒に生活していた方が楽しいから、という理由でタワーに部屋を借りたし、効率重視のブラッドは意外なことにブルーノースに一部屋マンションを所有している。もっとも、ブラッドの場合は12期のメンターを務めることになったから、その部屋に住んでいたのは3年弱、といったところだろうか。今のこいつの家は、物置兼考え事をするための仕事部屋兼、宅呑みに最適な便利スペース、と言ったところだ。ブラッドの寝室とリビングは分けられているし、一人暮らしの家にはデカいソファはオレが寝転がっても十二分に余裕がある。何より日本文化に倒錯しているブラッドは、自宅を完全な土足厳禁にしているのだ。これによりディノが持ち込んだ寝袋を利用すれば床で眠ることも可能になり、ブラッド込みで3、4人であれば十二分に泊まっていくことも出来る。しかも実家のテレビを買い替えるときに譲られたというでかいテレビもある。ディノが借りてきたくだらないレンタル映画を見ながら酒を飲んでルーキー時代のようにバカ騒ぎすることも出来るというわけだ。当然、防音はしっかりしたマンションなので。
ふじさわ
SPUR ME3/25キスブラのオンリー発行予定の新刊サンプルです。にゃんとにゃんB5正方形・36ページ
ごつサブ由来の謎の生き物にゃんと暮らすキスブラの本です。
特殊な設定なので大丈夫な方どれぐらいいるか部数参考アンケートツリーにつなげておくのでご協力お願いいたします。 11
よるのなか
DONEあかでみー時のキスブラ。少しでもあおはる感が出れば良いと…。真ん中の日にあげようと思ったけど、思いの外明るくならなかったのでそこは断念しました…。繋いだ手 がたり、と大きな音が鳴ってから、エレベーターが突然停止した。乗っていたのはオレとブラッドの二人だけ。今日は授業のない日で、ディノと三人でショッピングモールに来ていて。ディノがさっきまでいた店に忘れ物を取りに行ったから、オレ達は先にエレベーターに乗って次の階へ行こうとしたところだった。いきなりの事に、顔を見合わせる。
「停電か…?」
その辺のボタンを押してみるがうんともすんとも言わない。窓もない所で止まったから辺りは暗く、周りの状況もわからない。何だこりゃ、と思っていたら、ブラッドがスマホを取り出して操作し始めた。
「ディノにメッセージを送ってみた。どうやら停電ではないらしい」
「え、じゃあ何で止まってんだよ」
1889「停電か…?」
その辺のボタンを押してみるがうんともすんとも言わない。窓もない所で止まったから辺りは暗く、周りの状況もわからない。何だこりゃ、と思っていたら、ブラッドがスマホを取り出して操作し始めた。
「ディノにメッセージを送ってみた。どうやら停電ではないらしい」
「え、じゃあ何で止まってんだよ」
よるのなか
DONEキスブラ。初めてブさんがキさんに和食を振る舞ってもらう話。いつ頃とか深くは考えてないです。
キさんが作ったものをブさんが食べるというシーンが好きで、皆様のを読み漁るし、定期的に自分でも生産したくなります。
初めて作ってみた キースに呼び出されたブラッドは、仕事を終えてイエローウエストにあるキースの家に向かっていた。明日も仕事だったが、そんなに時間は取らせないという。では何の用事なのかと聞いたが、それは着いてからのお楽しみと言われてしまった。
「それで、何の用だ、キース」
「まぁまぁ、とりあえずここ座ってくれ」
家に入るなりそう聞くブラッドに、キースはにやりと笑いながら、ダイニングテーブルに案内する。言われるままに席につくと。
「そのまま大人しく待ってろよ〜」
そう言って、キッチンに向かっていく。ブラッドが首を傾げていると、程なくしてトレイに何かを載せたキースが戻ってきた。黙ったまま様子を見守っていると、キースが順番にそれをテーブル上に並べていく。
1634「それで、何の用だ、キース」
「まぁまぁ、とりあえずここ座ってくれ」
家に入るなりそう聞くブラッドに、キースはにやりと笑いながら、ダイニングテーブルに案内する。言われるままに席につくと。
「そのまま大人しく待ってろよ〜」
そう言って、キッチンに向かっていく。ブラッドが首を傾げていると、程なくしてトレイに何かを載せたキースが戻ってきた。黙ったまま様子を見守っていると、キースが順番にそれをテーブル上に並べていく。
よるのなか
DONEキスブラ。すべりこみブラッド誕。本文は誕生日の次の日の話です。何年目かとかはあまり深く考えてない。すみません何番煎じだよなベタなネタですが、ミニブラッドのケーキ帽子見てたら思いついて書きたくなったので投下します…。 4
pie_no_m
DONE昨年思い付いたネタで海の向こうの花火文化について調べ挫折しかけていたのをどうしても書きたくて強行突破したものなので諸々気にしないでくださいキス→ブラで付き合ってないです
光の牡丹 キースのほろ酔い気分は、帰宅中、タワー前の広場に差し掛かったところで一旦醒めてしまった。しゅー、ぱちぱちという音、派手に噴き出す光、はしゃいでいる第十三期のメンバー――全員揃ってはいないようだ――を唖然として眺める。今宵はバーで引っ掛けるのもそこそこに、ウエストの部屋でチームメイトとゆっくり飲み直すのも悪くないと思っていたのだが、主に付き合わせる予定であったディノは両手から光の束を放出しつつキースの目の前を横切ろうとしていた。
「ま……待て待て、おい、何してんだお前ら」
「あっキース! おかえり! あのな、ブラッドが花火を買ってきてくれたんだ」
「花火だあ……? ブラッドが?」
だとしてもそれは走りながら持つようなものではないはずだと、元気いっぱいに両腕を振り回してそばを通り過ぎていったアキラにも一応声をかける。保護者同然で甘党の同期も、困り果てた顔でその後ろ姿を追っていった。
1989「ま……待て待て、おい、何してんだお前ら」
「あっキース! おかえり! あのな、ブラッドが花火を買ってきてくれたんだ」
「花火だあ……? ブラッドが?」
だとしてもそれは走りながら持つようなものではないはずだと、元気いっぱいに両腕を振り回してそばを通り過ぎていったアキラにも一応声をかける。保護者同然で甘党の同期も、困り果てた顔でその後ろ姿を追っていった。
ふじさわ
DONEお題箱に「えっちなキスブラ」ありがとうございましたー!エアスケブお待たせしました!!えっちかどうか分かりませんがこれでひとつ…😘
ナスキブ楽しかったので良かったです!!!ありがとうございます!!!えっちなの目指したので背後注意でお願いします。
あと吹き出し部分いい感じに各自でセリフ埋めてください。そしてよろしければ埋めた台詞お題箱かマシュマロかWavebox辺りにぜひ…
#ふじさわエアスケブ 2
guccimao3
DONEキスブラご飯オンリー展示作品です!開催おめでとうございます…!ぬるめの事後表現あり
可愛いブラッドさんが書きたかったのです…
幸せの温もりぱちり、と目が覚める。部屋は薄暗く夜明け前といったところだろう。今日はオフだというのに眠りが浅いのか何時もこの時間に目が覚めてしまう。
覚醒してくるにつれ耳元で響くぐぅぐぅと健康的ないびきと、少し鼻腔をくすぐる、でも安心する、におい。自分の胸の辺りに後ろから回された腕に気が付き背後にいる男…昨晩の事で頭が埋め尽くされた。自分が今どんな顔をしているのか、わからない。
ベッドから抜け出そうとすると腰を掴まれ引き戻された。
「……おい」
相当力が強い。起きているのだろうと振り向いたとたん、唇を塞がれた。
一瞬で、思考が止まる。
頭が回らないまま酸欠になって胸を押しのける。
「……離せッ…」
「うッ………え?ブラッド………って今何かしたかオレ?」
1599覚醒してくるにつれ耳元で響くぐぅぐぅと健康的ないびきと、少し鼻腔をくすぐる、でも安心する、におい。自分の胸の辺りに後ろから回された腕に気が付き背後にいる男…昨晩の事で頭が埋め尽くされた。自分が今どんな顔をしているのか、わからない。
ベッドから抜け出そうとすると腰を掴まれ引き戻された。
「……おい」
相当力が強い。起きているのだろうと振り向いたとたん、唇を塞がれた。
一瞬で、思考が止まる。
頭が回らないまま酸欠になって胸を押しのける。
「……離せッ…」
「うッ………え?ブラッド………って今何かしたかオレ?」