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    #真桐

    Makiri

    kasyaken

    CAPACITACIÓN真→桐。
    きりゅ〜がテディベア。書きたいシーンや要素を入れたらこの回想シーンいるかあ?ってなってしまったけど考えないことにします。まじまはきりゅ〜が毛玉になっても速攻正体看破しそう。どさくさに紛れて同居に持ち込んでます。
    ブラッシングするまじま「桐生ちゃん」

    ソファに腰掛けた真島が足の間を軽く叩く。桐生は真島の右手がブラシを握っているのを認め、鼻に皺を寄せた。

    「朝やったばかりだよな」
    「んー?せやな」
    「そんなまめにしなくていい。そもそも必要ないと思うんだが」

    くまなんだし。そう、桐生は今、なんだかよくわからないが突然くまになってしまったのだった。くまといっても猛獣の熊ではなく、綿が詰まったふかふかのテディベアの方だった。


    ***


    自分でも信じられないのに、他人なんて尚更だ。俺はどうしたらいい…。茫然自失としていたとき、不思議がる声が桐生の大きくなった耳に届いた。

    「桐生ちゃんこっちにいると思たんやけどなあ?」

    桐生は咄嗟にその声のする方へ飛び出したが、自分の今の姿を思い出して足が止まった。真島は喧嘩好きでしつこくて、たまに面倒くさい。しかし、困った時には真っ先に頭に浮かぶ頼れる兄貴分なのだ。自分は桐生一馬だと主張しても、真島に胡散臭いモノを見る目で見られたら…そう思うと恐ろしかった。真島の前に出てきたものの、桐生は口を開けなかった。けれど、目を丸くした真島は「なんやオモロイことになっとるな?桐生ちゃん」と、いつものあの特徴的な笑い方をした。
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    ニシン

    GARABATEARもう今年も終わるんですね。へー早いや。私の気分はまだ10月です。
    酔っぱらいキス魔の続きですが、今回えっちなお騒がせキス魔は誕生しておりません。完全にカットしていい部分しかないですが、書いてしまったので載せます。
    読めりゃなんでもいい!という腹ペコヤギさんのような方だけどうぞ。
    東城会忘年会【東城会忘年会(前日譚+酔っ払い前まで)】
    ※過剰飲酒とキス魔 の続き


    □東城会本部 会長室

    会長室の扉が蹴り開けられ、「おう、おったおった」という無遠慮な声が響いた。鉄板の仕込まれている靴でしか出せない不気味な音が近付いてくる。

    「お帰りください」

    土地売買の契約書を読み込んでいる最中で忙しかった大吾は、無遠慮な来訪者にしっしと手を振った。
     
    「言われんでも忘年会の日付聞いたら帰るわ、いつやっけ」
    「今週末です。ではまた」
    「早ぁ。桐生ちゃん空いてるとええけどなぁ」

    大吾はそこで初めて、目を通していた書類から顔を上げ、「なぜ…?」という顔をした。
    真島の言い方ではまるで、桐生を忘年会に招待するように聞こえる。積もる話もあるし、会える機会が多くない大吾としては嬉しいのだが、なぜわざわざ東城会の忘年会に招待するのかが全くわからなかった。東城会の忘年会は数ある酒の席の中でも最悪だからだ。
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    ニシン

    GARABATEAR5軸の真桐です。
    脳がやられてるので私のなかではきちんと真桐ですが、客観的に見たらたぶん違うと思います。
    無駄に長いし設定だけ見ると暗いけど、ほぼコメディです。シリアスなんて書けないので安心してください。
    退屈を持て余してる方だけどうぞ。

    webオンリー出たいよ~;;と思いながらも、何を書こうかな?😄の段階なので間に合う予感がまったくしません。間に合うといいね……。
    死者の奉仕とダイナマイト黒いスーツを身につけ、黒いネクタイを締め、黒い革靴を履いた桐生は、東城会の本部に来ていた。
    もう二度と、足を踏み入れることはないと思っていた場所だった。よっぽどの大事件がない限りは、もう見ることすらないと思っていた。
    たとえば何らかの組織に本部を襲撃されて大吾が人質にとられたり、何らかの病気にかかった大吾が桐生を呼んだり、何らかの局地的災害で大吾が助けを求めてきたり(桐生は幼い頃から知っている大吾に対して、他の人間よりも甘かった)、あとはたとえば――

    ――たとえば、真島の葬式とかでなければ。







    真島を構成するものはとてもわかりやすい。
    すぐに思い浮かぶのはあの人を喰ったような笑い声で、時代が時代なら魔女裁判に掛けられてもおかしくない不気味さがあった。
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