Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    #ちょぎにゃん

    squishy

    京紫(けいし)

    DONEちょにゃ恋3の展示作品①
    他所の審神者に呪をかけられた特付きすぐの初にゃんと、接触禁止令の出たカンストちょぎの話。書き始めから時間が経っているのがよくわかる春設定。
    以下諸注意!
    ・シリアス風ほのぼのでハピエン
    ・ネームレス性別不明主が喋る
    ・まんばもよく喋る
    ・他の刀剣も少し出てくる
    ・にゃんが他の刀剣等に対し暴言を吐くシーンがある
    ・設定ゆるゆるの呪が出てくる  など何でも大丈夫な方向けです。
    【展示①】嫌よ嫌よという呪い他所の審神者に呪をかけられた特付きすぐの初にゃんと接触禁止令の出たカンストちょぎの話。書き始めから時間が経っているのがよくわかる春設定。
    注意・ネームレス性別不明主が喋る
    ・まんばもよく喋る
    ・他の刀剣も少し出てくる

    「嫌よ嫌よという呪い」

    資材を蔵に閉まったあと、湯浴みに行くもの、腹が減ったと厨を覗きに行くもの、道中に買い求めた土産を仲の良い刀に渡しに行くものと、先に部隊長が主への報告に行ったこともあり特に解散の合図もなくそれぞれが散っていく中、長義も自室へと足を進める。
    長義の暮らす本丸では特に希望がなければ、刀剣たちには個室が与えられる。そう広さはないが個人的な空間を望むものには有り難がられているし、兄弟刀や見知ったものとの同室も望めば少し広めの部屋を与えられるので、刀剣たちからも文句は上がらないし主も部屋割りに悩まなくて済むからと零していたのを聞いている。
    14626

    京紫(けいし)

    DONEちょにゃ恋2展示作品①
    ちょぎに想いを告げられて、二振りでの遠征任務中に恋や愛について考えるにゃん。
    弊本丸の設定多数。
    終古朽ちるその時まで「終古朽ちるその時まで」

    〝山姥切長義を隊長とし、二振りでの遠征任務に命じる〟
    近侍づてに呼び出された執務室でそう聞かされた南泉の心の中を、見せられるものならば見せて回りたいほどには動揺をしていた。何故いまなのか。長義からの差し金や陰謀も考えられるけれど、目の前に座る南泉の今の主はそういった刀の我が儘を聞き入れることはほとんどなかったし、もしあったとしても全て南泉に話したうえで「山姥切はご希望らしいけど南泉はどうする?」と聞いてくれるであろう。
    だからこれは本当にたまたま偶然、何も知らない主の起こした奇跡なのだろうけれど、正直なところ南泉の感想は勘弁してくれ、であった。
    出来るだけ早い出発をと、先に長義には話を通したことを告げた主は南泉の否の返事を聞くこともなく、さあさあ急いでと固まる南泉を執務室から追い出した。まあ残ったところで任務を拒否出来るわけもなく、身支度も心の準備もろくに出来ないまま時間だけが過ぎ慌てて門に向かう羽目になったはずなので、その強引さに今は助かったのかもしれないけれど。
    6590

    京紫(けいし)

    DONETwitterで参加した第39回毎月ちょぎにゃん祭りの再掲です。
    お題「スイカ」
    夏バテにゃんとなんとしても食べさせたいちょぎ。
    おつかいという名のデートの話。でもなぜかメインはスイカじゃなくて桃。少し誤字や言い回しなど訂正しています。
    第39回毎月ちょぎにゃん祭り お題「スイカ」「朝は食べてた?」
    「冷や汁を少しだけ」
    「昨晩も唐揚げだと喜んでいたわりには食べてなかったんじゃないかい」
    「一つ食べて悔しそうにしながら後藤にあげていたよ」
    「僕たちは食べなくてもそこまで生活や出陣に支障をきたすわけじゃないけど、南泉くんはやつれていってる気がするし心配だよね」
    朝餉の片付けも終わり、早朝からの慌ただしさがようやく落ち着いた厨。あと一刻もすれば昼餉の準備にまた騒がしくなるのだが、その前の僅かな休息の時間帯に顔を出した長義はお目当てであった祖――燭台切光忠と、歌仙兼定を捕まえ、愚痴という名の相談をしていた。

    昨年の小雪の頃に顕現した猫が、初めての夏の訪れにすでにぐったりと――主曰く夏バテというらしい――していて、ほとんど食事をとらなくなってしまったのだ。本丸内はそれなりに過ごしやすい温度に保たれているが、それが余計に外気温との温度差で体調を崩しやすく。かといって冷房もつけずに本丸内で過ごせるはずもなく、南泉は出来るだけ冷房を抑えた部屋で静かに眠ることが増えた。
    4699

    fuuka_xxxx

    MOURNING私は三度の飯より好き女体化が好きなんですが、ちょぎにゃんではまだ書いてないじゃん??と思い書き始めたんですが、段々これ着地点どこなん????となり没決定になったのですが、もったいないので書いてる所までここで供養しようと思います🙏
    あと1000文字くらい続き書いたら終わる気がするので、気が向いたら書いてみようと思います
    にょた南泉くんのちょにゃ(書きかけ) 泣く子も黙る刀剣男士とはオレのこと──

     顕現時にそう意気揚々と口上を述べたその刀剣男士は自分自身の違和感に気付いた途端、猫のような可愛らしい語尾で叫びだしたのでした。
     柔らかな猫の毛並みを思わせる豊かな金髪、くりっとした丸い瞳の上には影が出来るほどの長いまつ毛、日焼けを知らない白い肌、ぷっくりとした愛らしい唇、グラマーを絵に描いたようなバランスの取れた肢体……。演練場で見かける男士の同位体と同じ戦装束を着込んでいる目の前の刀剣男士、もとい刀剣女士はわなわなと震えている。

    「小さい上に体が……体が……女だにゃあ!!!!」

     政府の見解によると日本刀の付喪神である刀剣男士は若い男性の体を模して顕現するものらしい。それはかつて刀を振るっていた主たちが男性で、合戦場はそんな彼らが命懸けで鎬を削る場所だからだ。脇差以上の個体は成人男子の如く若く健康的な肉体を得て実体化している。短刀は主に子どもや女性の護身用としての歴史があるからなのか、幼く可愛らしい見た目で顕現するものが多い。
    2988

    fuuka_xxxx

    TRAININGはぁ〜、エッチなちょぎにゃん書くぞ!と思ってるのになかなか筆がならなくて、それなら現パロちょぎにゃんで気分転換するか!という理由から書いた、頭のネジが数本外れてるおバカさんな長義くんが出てくるちょぎにゃんです。
    格好いい長義くんはいません、本当ごめん…
    作家長義くん×俳優南泉くんの現パロ 抜けるような青空、透き通る青い海、そして白い砂浜を駆け抜ける一人の青年。
    『すっきり爽やか、夏の水分補給に』
     なんの捻りもないキャッチコピーもその青年のナレーションにかかれば極上のものに思えてくる。

    「はぁ、にゃんくんかわいい……。一ケースをイ◯ンで購入すれば特製クリアファイルが付くのか。今から買いに行くぞ、偽物くん!!」
     リビングのテーブルに置いたノートパソコンから顔を上げて、テレビから流れるコマーシャルにこの部屋の主は反応した。山姥切長義、大学受験時にストレス発散の一環として書いた小説が出版社の目に留まり、瞬く間に人気作家になった時代の寵児である。
     また始まったとばかりに目深に被ったフードを触り、偽物くんと呼ばれた男──山姥切国広、長義と同い年の従兄弟である──はジャージのポケットに捩じ込んでいたスマホを手に取り淡々と返事をした。
    5619

    京紫(けいし)

    DONE2023.01第33回毎月ちょぎにゃん祭り(再掲)
    お題「夕焼け」
    夕日を背に内番するにゃんせんを書きたかっただけ。どこかで道を間違えた。疲労こんぺいとうなちょぎがいます。
    ※Twitterより再掲です
    【ちょぎにゃん】夕焼け第33回毎月ちょぎにゃん祭り
    お題「夕焼け」

    「猫殺しくん」
    本丸で使用する野菜のほとんどの生産を担っていると言っても過言ではないくらい、広大な土地で作られた畑の一角。井戸水を引いて野菜の泥落としであったり自分たちの汚れを落とすために作られた水場で、ひとり黙々と明日の朝餉に使われる予定の白菜を洗っていた南泉の手元に影が落ちた。
    時刻は酉の刻に入って四半時過ぎたというくらいだろうか。年が変わり少し日が長くなったとはいえ、まだまだ明るい時間は短い。いまも赤い夕陽がほとんど山に隠れてしまっている。夜目の効く南泉は特に困りもしないが、直に図体のでかい刀たちが大人しく本丸に引っ込む真っ暗な夜がくるだろう。
    これを洗い終えれば今日の畑当番も終わり。同じ当番についていた他の刀たちは先に洗い終えた野菜を本丸に運んでくれていて、それが終われば道具を片付けに戻ってくるだろう。だから南泉はそれまでに白菜を綺麗にしたうえで、冷たい井戸水で冷えて真っ赤になった手を何とかしなければいけなかったのだが、思いがけない来客によりそれが叶いそうにないことを悟り小さく息を吐いた。
    3568