katananoku1
INFOレオ司webオンリー様参加のため取り急ぎサークルカットっぽいものを描きました。ツイッターアカウントもこのポイピクも、本当に何もかも無かったので、情報皆無な人から申し込みされたら主催様も嫌だろうなと思い。
似せる努力してないですがれおつかなのです…
にょ。
DONEレオ司司に噛み付かれるレオのお話し。司がメンヘラ?ヤンデレ?気質になってます。
噛み癖。「いたっ!」
「あぅ…。」
「ちょっと司!いいかげんにしろって!」
「レオさんがかまってくれないからです。」
最近、司の噛み癖が酷い。ストレスからなのかおれに噛み付いては怒られている。身体中司の歯型だらけで外で服を脱ぐなんて絶対にできない。
「だからって、噛み付くことないだろ〜?」
「自分でもわからないのです、でも、無性に噛みつきたくなってしまって…。」
「はぁ〜。」
「うぅ…また噛みたくなってきた。」
「ちょっとおれ、相談に行ってくる。」
「どこにです?」
「そういうの詳しそうな奴のとこ。」
「そうですか。」
「行ってきまーす。」
「お気をつけて!」
まずはセナのとこ行ってみよ…あいつすぐ人に噛み付いてるからな…。
「ごめん急に。」
2245「あぅ…。」
「ちょっと司!いいかげんにしろって!」
「レオさんがかまってくれないからです。」
最近、司の噛み癖が酷い。ストレスからなのかおれに噛み付いては怒られている。身体中司の歯型だらけで外で服を脱ぐなんて絶対にできない。
「だからって、噛み付くことないだろ〜?」
「自分でもわからないのです、でも、無性に噛みつきたくなってしまって…。」
「はぁ〜。」
「うぅ…また噛みたくなってきた。」
「ちょっとおれ、相談に行ってくる。」
「どこにです?」
「そういうの詳しそうな奴のとこ。」
「そうですか。」
「行ってきまーす。」
「お気をつけて!」
まずはセナのとこ行ってみよ…あいつすぐ人に噛み付いてるからな…。
「ごめん急に。」
にょ。
DONEレオ司ちょっと心が疲れちゃった司のお話し。
不眠。「っう…んぐぅ…はぁ、はぁ、はっ…!」
「司っ、しっかりして!大丈夫だから、ゆっくり深呼吸して…。」
「っ…スー…はぁ…。」
「よしよし…可哀想に。おれが眠れるまでトントンしてあげるから、もう一度おやすみ?」
「ん…。」
最近、深夜に目が覚める。決まって二時に起こる発作のような過呼吸は、なかなか良くなる見込みがない。毎日起きてはレオさんになだめてもらって眠る。そんな日が続いたある日。朝起きると、連日の寝不足からか足に力が入らずフラッとよろけた。
「おっと…!」
「司!」
「すみません…なんだか、思うように身体に力が入らなくて…。」
「今日は休んだ方がいい。」
「ですが…。」
「おれも今日は休んで一緒にいるよ。」
「いいんですか?」
2007「司っ、しっかりして!大丈夫だから、ゆっくり深呼吸して…。」
「っ…スー…はぁ…。」
「よしよし…可哀想に。おれが眠れるまでトントンしてあげるから、もう一度おやすみ?」
「ん…。」
最近、深夜に目が覚める。決まって二時に起こる発作のような過呼吸は、なかなか良くなる見込みがない。毎日起きてはレオさんになだめてもらって眠る。そんな日が続いたある日。朝起きると、連日の寝不足からか足に力が入らずフラッとよろけた。
「おっと…!」
「司!」
「すみません…なんだか、思うように身体に力が入らなくて…。」
「今日は休んだ方がいい。」
「ですが…。」
「おれも今日は休んで一緒にいるよ。」
「いいんですか?」
にょ。
DONEレオ司せっかくのオフに台風が…。そんな日のレオと司の過ごし方は…?ほのぼの系。
台風。「今日の天気は荒れるみたいですね…。」
「お出かけはまた今度だなー。」
朝のニュースでは今日の天気予報がされていて、台風が近づいている影響で、午後からの天気は暴風雨だ。幸い、今日はオフ。外に出る予定はまた今度にして家の中で大人しくしていることにした。
「映画でも見る?」
「いいですね!」
「おれ、ポップコーン作るから司はコップとジュース用意してくれる?」
「かしこまりました!」
キッチンからは、ポン!ポン!とコーンの弾ける音と、いい匂いがしてくる。コップに氷とジュースを注いで、サイドテーブルにセットした。これだけで映画を観るのもワクワクする。
「おまたせ。何がいい?」
「夏の台風の日には、やっぱりとなりの○○○です!」
2525「お出かけはまた今度だなー。」
朝のニュースでは今日の天気予報がされていて、台風が近づいている影響で、午後からの天気は暴風雨だ。幸い、今日はオフ。外に出る予定はまた今度にして家の中で大人しくしていることにした。
「映画でも見る?」
「いいですね!」
「おれ、ポップコーン作るから司はコップとジュース用意してくれる?」
「かしこまりました!」
キッチンからは、ポン!ポン!とコーンの弾ける音と、いい匂いがしてくる。コップに氷とジュースを注いで、サイドテーブルにセットした。これだけで映画を観るのもワクワクする。
「おまたせ。何がいい?」
「夏の台風の日には、やっぱりとなりの○○○です!」
にょ。
DONEレオ司司がブーケトスするお話し。
ブーケトス。今日は、挙式の後の打ち合わせに来たのだが…。
「ブーケトスはされますか?」
「あの、投げるやつですよね?」
「そうそう。」
「つかさ、やってみたいです!」
「では、ブーケトス用のお花を用意するのと、練習もしておいた方がいいですね。」
「かしこまりました!」
「おれが投げ方教えてやるよ♪」
レオさんと始まったブーケトスの練習。一見簡単そうだが、やってみると全然飛ばなかったり変なところへ飛んでいったりとなかなか難しい。
「いいか?こうして…えいっ!」
「なぜレオさんはそんなに上手に飛ばせるんです?」
「う〜ん…筋力の違い?」
「つかさもあります!」
「じゃあ、一緒に投げてみる?腕を真っ直ぐに…手の力を均等にして…ほら、司もできるよ。」
966「ブーケトスはされますか?」
「あの、投げるやつですよね?」
「そうそう。」
「つかさ、やってみたいです!」
「では、ブーケトス用のお花を用意するのと、練習もしておいた方がいいですね。」
「かしこまりました!」
「おれが投げ方教えてやるよ♪」
レオさんと始まったブーケトスの練習。一見簡単そうだが、やってみると全然飛ばなかったり変なところへ飛んでいったりとなかなか難しい。
「いいか?こうして…えいっ!」
「なぜレオさんはそんなに上手に飛ばせるんです?」
「う〜ん…筋力の違い?」
「つかさもあります!」
「じゃあ、一緒に投げてみる?腕を真っ直ぐに…手の力を均等にして…ほら、司もできるよ。」
にょ。
DONEレオ司デートをすっぽかされた司のお話し。
驟雨。一人行きつけのカフェで読みかけの小説を開く。店内は優しいオレンジがかったランプに照らされていて、綺麗な音楽が流れている。
一時間程前、恋人と些細な喧嘩をした。喧嘩という程大袈裟なものではないが、日頃から溜まっていたものをぶつけてしまった。発端は、デートの約束をすっぽかされたことから始まった。いつも仕事熱心な彼は、夢中になるとよく周りが見えなくなる。時間も忘れて、食事や睡眠すらも忘れて、気づけば知らない土地。なんてこともしばしば…。別にそれが悪いと言っているわけではないが、恋人との数少ない休日のデートを忘れるなんて。
朝、家を出て待ち合わせ場所に着いたのは午前十時頃の事。予定の時刻を過ぎても連絡はなく、なかなか来ない彼の家に迎えに行くことにした。彼の家は駅からそう遠くはないため歩いて向かうと、見えてきた家の窓にはまだカーテンがかかっている。
1936一時間程前、恋人と些細な喧嘩をした。喧嘩という程大袈裟なものではないが、日頃から溜まっていたものをぶつけてしまった。発端は、デートの約束をすっぽかされたことから始まった。いつも仕事熱心な彼は、夢中になるとよく周りが見えなくなる。時間も忘れて、食事や睡眠すらも忘れて、気づけば知らない土地。なんてこともしばしば…。別にそれが悪いと言っているわけではないが、恋人との数少ない休日のデートを忘れるなんて。
朝、家を出て待ち合わせ場所に着いたのは午前十時頃の事。予定の時刻を過ぎても連絡はなく、なかなか来ない彼の家に迎えに行くことにした。彼の家は駅からそう遠くはないため歩いて向かうと、見えてきた家の窓にはまだカーテンがかかっている。
にょ。
DONEレオ司レオが好きな匂いを辿っていくと…?ほのぼの系。
好きな匂い。人間誰しも個人の匂いってあると思うんだ。柔軟剤だったり、ボディーソープだったり、まあ色々。その中でも、おれの好きな匂いがある。今まで匂いなんてそんなに気にしたことはなかったけど、ふわっと香る優しくて甘い匂い。鼻先を掠めて、釣られるようにして匂いを辿っていくと、その先にいたのは司だった。前は隣に居てもあまり匂いはわからなかったのだが、今日はやけに鼻が利くらしい。風に乗っていい匂いがする。
「司〜!ちょっといい?」
「レオさん、どうかしましたか?」
「うん、そのまま。」
振り返る司を抱きしめた。首筋からスンスンと匂いを嗅ぐ。やっぱり、辿ってきたのは司の匂いだ。なんの匂いなんだろう?花…とはちょっと違うし…石鹸とも少し違うような…?
1160「司〜!ちょっといい?」
「レオさん、どうかしましたか?」
「うん、そのまま。」
振り返る司を抱きしめた。首筋からスンスンと匂いを嗅ぐ。やっぱり、辿ってきたのは司の匂いだ。なんの匂いなんだろう?花…とはちょっと違うし…石鹸とも少し違うような…?
にょ。
DONEレオ司二人だけの、特別な日をお祝いするお話し。
記念日。今日は、特別な日。
おれと司にとっては、欠かせない大切な日なのだ。
「司、決まった?」
「う〜ん…コレにします!やっぱりコレに…。」
今、司はケーキを選んでいる。この行きつけのケーキ屋さんは、司のお気に入りだ。種類も豊富で、司の好きそうな季節限定とかいうのもやっている。店員さんにもそろそろ顔を覚えられてそう…。
「こんなに、よろしかったのですか?」
「司がどうしても食べたそうにしてたから。」
「ふふっ♪レオさんはつかさに甘々ですね♪」
「きっとこれが惚れた弱みってやつだよなぁ…。」
司は買ったばかりのケーキの入った箱を大事そうに持ちながら、上機嫌で鼻歌まで歌っている。どうしたって、司の喜ぶ顔に叶うものなどないのだ。そうこうしているうちに、家に着いた。
1319おれと司にとっては、欠かせない大切な日なのだ。
「司、決まった?」
「う〜ん…コレにします!やっぱりコレに…。」
今、司はケーキを選んでいる。この行きつけのケーキ屋さんは、司のお気に入りだ。種類も豊富で、司の好きそうな季節限定とかいうのもやっている。店員さんにもそろそろ顔を覚えられてそう…。
「こんなに、よろしかったのですか?」
「司がどうしても食べたそうにしてたから。」
「ふふっ♪レオさんはつかさに甘々ですね♪」
「きっとこれが惚れた弱みってやつだよなぁ…。」
司は買ったばかりのケーキの入った箱を大事そうに持ちながら、上機嫌で鼻歌まで歌っている。どうしたって、司の喜ぶ顔に叶うものなどないのだ。そうこうしているうちに、家に着いた。
にょ。
DONEレオ司二人で別荘にキャンプに行くお話し。ほのぼの系。
二人と綺羅星。海と山に面した朱桜家の別荘。子どもの頃に何度か夏を過したこの場所は、なんだか大きな秘密基地のように感じていたのをよく覚えている。今はレオさんと二人、久しぶりに重なった休日を使ってこの別荘へ夏休みのキャンプに来た。別荘は定期的に清掃されている為か、以前とさほど変わらないようだ。持ってきた食材や荷物を一度片付けて、水着へ着替え海へ向かう。
「つめたっ」
夏とはいえ海の水は冷たく、足元から熱を奪っていく。暑い日差しで火照った身体にはその冷たさが気持ちいい。ゆっくりと腰まで浸かると、先程までの冷たさにもだいぶ慣れてきた。バシャッとレオさんは海にダイブして少し離れたところまで泳いで遊んでいる。
「司、見てて!」
2830「つめたっ」
夏とはいえ海の水は冷たく、足元から熱を奪っていく。暑い日差しで火照った身体にはその冷たさが気持ちいい。ゆっくりと腰まで浸かると、先程までの冷たさにもだいぶ慣れてきた。バシャッとレオさんは海にダイブして少し離れたところまで泳いで遊んでいる。
「司、見てて!」
にょ。
DONEレオ司夏休み、暇を持て余した司のちょっとした冒険とレオのほのぼのしたお話し。
夏の色、あなたの空。雲一つない青空が広がっている。こんなに澄んだ青を見たのは何時ぶりだろうか。堤防の上から見る海と空の境界線。ずっと向こうの水平線を眺めながら、好きな人の作った曲を口遊む。イヤホンから流れるのは、好きな人の声。優しい海風に吹かれてふわりと赤い髪を揺らしながら、その声に酔いしれた。
今は夏休み。初日に宿題を全て終わらせ、詰め込んだ仕事もライブも一段落した。レッスンやミーティングはあるが、毎日というわけではなく仕事が入る度、不定期に行われている。今日はレッスンも部活動もお休みで、朝からなんの予定もなく急な連絡も来ていない。完全なオフだ。
「どうしましょう…。」
朝ご飯を食べたあと、自主練をして課題とは別に勉強もした。家の事も今は落ち着いていて、特に急ぐ用事もない。同年代の学友とも遊ぶことがない司にとって暇を持て余すことはかなり悩ましい問題だった。
2179今は夏休み。初日に宿題を全て終わらせ、詰め込んだ仕事もライブも一段落した。レッスンやミーティングはあるが、毎日というわけではなく仕事が入る度、不定期に行われている。今日はレッスンも部活動もお休みで、朝からなんの予定もなく急な連絡も来ていない。完全なオフだ。
「どうしましょう…。」
朝ご飯を食べたあと、自主練をして課題とは別に勉強もした。家の事も今は落ち着いていて、特に急ぐ用事もない。同年代の学友とも遊ぶことがない司にとって暇を持て余すことはかなり悩ましい問題だった。
にょ。
DONEレオ司レオがフィレンツェに行って戻ってくるまでの日常のお話し。ほのぼの系。
遠距離「つかさ。」
名前を呼ばれて振り返ると、ぎゅっと力強く愛しい人に抱きしめられた。
「レオさん?」
「おれ、明日からしばらくフィレンツェで仕事になったんだ。」
そう言った声は少し申し訳なさそうで、顔を覗き込む。
「随分と急ですね?次は半年後って言ってませんでしたっけ?」
「その予定だったんだけど、相手側がその時期忙しいみたいなんだよ。たぶん向こうに行ったら一月はいることになるだろうし…。」
初めから分かっていたことだが、こうして度々訪れる遠距離に寂しさが隠せない。
「そうなんですね…。」
「そんなに悲しい顔しないで?すぐに戻ってくるから。」
「わかっています…仕事ですし。でも、少し寂しいと思ってしまって。」
胸に顔を埋めると、優しく頭を撫でてくれる。これでは余計に寂しくなってしまうというのに、どうしても離れ難くて、撫でる手の心地良さに身を委ねてしまいそうになる。
2836名前を呼ばれて振り返ると、ぎゅっと力強く愛しい人に抱きしめられた。
「レオさん?」
「おれ、明日からしばらくフィレンツェで仕事になったんだ。」
そう言った声は少し申し訳なさそうで、顔を覗き込む。
「随分と急ですね?次は半年後って言ってませんでしたっけ?」
「その予定だったんだけど、相手側がその時期忙しいみたいなんだよ。たぶん向こうに行ったら一月はいることになるだろうし…。」
初めから分かっていたことだが、こうして度々訪れる遠距離に寂しさが隠せない。
「そうなんですね…。」
「そんなに悲しい顔しないで?すぐに戻ってくるから。」
「わかっています…仕事ですし。でも、少し寂しいと思ってしまって。」
胸に顔を埋めると、優しく頭を撫でてくれる。これでは余計に寂しくなってしまうというのに、どうしても離れ難くて、撫でる手の心地良さに身を委ねてしまいそうになる。
にょ。
DONEレオ司休日にゴロ寝しながらただ暇を持て余している二人の会話。ずっとイチャイチャしてる。
※会話のみです。
休日。「レオさん…。」
「ん〜?」
「レオさん…。」
「な〜に〜?」
「レオ…」
「お?」
「…さん。」
「なんだぁ…。」
「期待した?」
「した。」
「レオ?」
「はぁい♪」
「すきぃ〜。」
「おぉ〜。」
「ふふっ♪」
「つかさ…?」
「はぁい。」
「つかさ〜?」
「う〜ん?」
「ねぇ〜。」
「なんですかぁ…。」
「すき〜。」
「はぁーい。」
「つかさ〜?」
「はいはい〜。」
「呼んだだけー。」
「むぅ…。」
「わはは☆」
「レオさん?」
「なんですかぁ〜。」
「呼んだだけ。」
「だけ?」
「うそ。」
「え?」
「レオさん、レオさん。」
「ん〜?笑」
「えへへ、すき。」
「おれもすきだよ。」
「やった♪」
「かわいいなぁ…。」
「ちゅーする?」
「する…。」
「ん。」
「…どうしよ。」
505「ん〜?」
「レオさん…。」
「な〜に〜?」
「レオ…」
「お?」
「…さん。」
「なんだぁ…。」
「期待した?」
「した。」
「レオ?」
「はぁい♪」
「すきぃ〜。」
「おぉ〜。」
「ふふっ♪」
「つかさ…?」
「はぁい。」
「つかさ〜?」
「う〜ん?」
「ねぇ〜。」
「なんですかぁ…。」
「すき〜。」
「はぁーい。」
「つかさ〜?」
「はいはい〜。」
「呼んだだけー。」
「むぅ…。」
「わはは☆」
「レオさん?」
「なんですかぁ〜。」
「呼んだだけ。」
「だけ?」
「うそ。」
「え?」
「レオさん、レオさん。」
「ん〜?笑」
「えへへ、すき。」
「おれもすきだよ。」
「やった♪」
「かわいいなぁ…。」
「ちゅーする?」
「する…。」
「ん。」
「…どうしよ。」
にょ。
DONEレオ司レオを守る司と司を甘やかすレオの話し。
幸せの瞬間。先日から行われている事務所内の改装工事。抱えるアイドルも増えたことで建物を増築する次いでに、現在のフロアも照明やタイルを新しいものへと交換しているようだ。廊下のあちこちに作業着を着た人達がいて、忙しなく作業を進めていて、棚や床の端にも工具なんかが置いてあるのが見える。
そんな、ドリルやら釘を打つ音が響く事務所の廊下をレオさんと二人で歩いているときだった。立てかけてあった脚立が急に倒れてきたのだ。しかも、死角でレオさんは倒れてくる脚立に気づいていなかった。
「レオさんっ!」
危ない!そう思ったときには既に体が動いていて、咄嗟にレオさんの腕を掴み、自分の方へと引っ張った。胸に引き寄せ、庇うように脚立に背中を向けて抱きしめる。ガシャン!と音を立てて背中に脚立が降ってくる。
3728そんな、ドリルやら釘を打つ音が響く事務所の廊下をレオさんと二人で歩いているときだった。立てかけてあった脚立が急に倒れてきたのだ。しかも、死角でレオさんは倒れてくる脚立に気づいていなかった。
「レオさんっ!」
危ない!そう思ったときには既に体が動いていて、咄嗟にレオさんの腕を掴み、自分の方へと引っ張った。胸に引き寄せ、庇うように脚立に背中を向けて抱きしめる。ガシャン!と音を立てて背中に脚立が降ってくる。
なつとまと
MOURNINGワンライのお題「シャワー室」で書いたものです。お題に沿ってない気がしたので供養。知らない方がいいこともある「おっミドリじゃん。うっちゅ〜☆」
「ど、どもっす。」
個人レッスン後、翠がシャワー室に行くとそこにはまだ練習着を着たこれからシャワーを浴びるであろうレオが居た。
「おまえもシャワー浴びに来たのか〜?」
「そうですけど。それ以外にシャワー室に来る理由ってあります……」
「ん〜。ここの場所だけカメラが無いって前に聞いたし、秘密の会話をする時とか?」
「ここは利用者多いし、そんな事する人いるんっスかね。」
「さぁ?知らな〜い。あっなんか霊感が湧いてきそう!」
ふんふふ〜んと鼻歌を歌いながら服を脱ぎ始めたレオを見ていると、どっと疲労が襲いかかってくる。
(やっぱりこの人よく分からない…)
少し前にSVRSで『ぜんぜん知らない人』から『ちょっと知ってる人』になったとはいえ、まだまだ関わりは浅い。それに人見知りな翠にとって『陽キャ』『テンションの高い人』な部類に入るレオに話しかけられてグイグイこられるのは少し怖い。先にレオがブースに入ってから自分は離れた所に入ろうと思って目の前の空いているロッカーを開ける。
1691「ど、どもっす。」
個人レッスン後、翠がシャワー室に行くとそこにはまだ練習着を着たこれからシャワーを浴びるであろうレオが居た。
「おまえもシャワー浴びに来たのか〜?」
「そうですけど。それ以外にシャワー室に来る理由ってあります……」
「ん〜。ここの場所だけカメラが無いって前に聞いたし、秘密の会話をする時とか?」
「ここは利用者多いし、そんな事する人いるんっスかね。」
「さぁ?知らな〜い。あっなんか霊感が湧いてきそう!」
ふんふふ〜んと鼻歌を歌いながら服を脱ぎ始めたレオを見ていると、どっと疲労が襲いかかってくる。
(やっぱりこの人よく分からない…)
少し前にSVRSで『ぜんぜん知らない人』から『ちょっと知ってる人』になったとはいえ、まだまだ関わりは浅い。それに人見知りな翠にとって『陽キャ』『テンションの高い人』な部類に入るレオに話しかけられてグイグイこられるのは少し怖い。先にレオがブースに入ってから自分は離れた所に入ろうと思って目の前の空いているロッカーを開ける。
にょ。
DONEレオ司過労で倒れてしまった司を看病するレオのお話し。
レオ目線。両思い。
看病司と二人の取材の仕事が終わり、事務所に戻って次のライブに向けての準備をしていたときだった。急にドン!とおれの斜め後ろからすごい音がして、びっくりして振り返るとそれは司が倒れた音だった。
「スオ〜ッ!おい、しかりしろ!」
半分抱きかかえるようにして呼びかけるが、司からの反応はない。呼吸と脈があったのが幸いだ。
「くそっ…!ちょっと待ってて、すぐ戻ってくるからっ!」
今は23時を回っていて、近くに人はいない。急いで事務所内の常勤医を呼びに行き、司の元へと駆けつける。
「スオ〜!」
「少し離れていて下さい。」
未だなんの反応もない司を心配しながら聴診器を当てる医師の様子を見守っていると、診察を終えた医師から司の状態を伝えられる。
3715「スオ〜ッ!おい、しかりしろ!」
半分抱きかかえるようにして呼びかけるが、司からの反応はない。呼吸と脈があったのが幸いだ。
「くそっ…!ちょっと待ってて、すぐ戻ってくるからっ!」
今は23時を回っていて、近くに人はいない。急いで事務所内の常勤医を呼びに行き、司の元へと駆けつける。
「スオ〜!」
「少し離れていて下さい。」
未だなんの反応もない司を心配しながら聴診器を当てる医師の様子を見守っていると、診察を終えた医師から司の状態を伝えられる。
にょ。
DONEレオ司プロポーズの続き。二人で結婚指輪を買いに行くお話し。
結婚指輪「ふふっ♪楽しみですね!」
助手席に座るおれの司は、運転しているおれにご機嫌で話しかけている。ニコニコしている司を見ていると、こっちまで心が弾む。司が楽しみにしているのは、今二人で向かっているブライダルジュエリーショップだ。司にプロポーズをしたあの日から数日、おれが用意した婚約指輪を気に入った司は、結婚指輪も同じところがいいと言っていた。たまたま休みが揃ったこともあり、今日は二人で結婚指輪を選びに行くことにした。
店に到着すると、先日の店員さんが笑顔で迎えてくれる。プロポーズの報告をすると、とても喜んで司のことも言っていた通りの可愛らしい人だと褒めてくれた。一緒に結婚指輪を見ていると、司が一つの指輪をじーっと眺めているのに気付いた。
1376助手席に座るおれの司は、運転しているおれにご機嫌で話しかけている。ニコニコしている司を見ていると、こっちまで心が弾む。司が楽しみにしているのは、今二人で向かっているブライダルジュエリーショップだ。司にプロポーズをしたあの日から数日、おれが用意した婚約指輪を気に入った司は、結婚指輪も同じところがいいと言っていた。たまたま休みが揃ったこともあり、今日は二人で結婚指輪を選びに行くことにした。
店に到着すると、先日の店員さんが笑顔で迎えてくれる。プロポーズの報告をすると、とても喜んで司のことも言っていた通りの可愛らしい人だと褒めてくれた。一緒に結婚指輪を見ていると、司が一つの指輪をじーっと眺めているのに気付いた。
にょ。
DONEレオ司恋をしたあの日から、レオが司に一世一代のプロポーズをするお話し。
プロポーズ「私、少々あなたに言いたいことがあります。」
練習終わりにそう言って顔を真っ赤にしながらおれを見つめているのは、朱桜司。スオ〜はおれの後輩であり、Knightsの新しい王であり、おれの好きな人。好きだと気付いたのは最近になってからだ。フィレンツェにいる間も、ふとした時に考えているのはスオ〜の事ばかりで、セナには「いいかげんにしてよねぇ」と怒られる始末。日本に帰ってきては、会いたくて堪らなかったスオ〜を甘やかしているのだが、新体制になってからというもの、新人を多く抱えるKnightsは忙しい日々を送っており、スオ〜にはまだこの想いは伝えていない。いつも通り日本にいる間は作曲の他にダンスのレッスンもある。今日はたまたまスオ〜とのダンスレッスンの日だった。レッスン中は普段となんら変わらない様子のスオ〜だったが、レッスンが終わるなり怒りだした。怒っているというか、恥ずかしそうな感じもするし…。おれ、なんかしちゃったかなぁ…?そんなことを考えていると、ガシッと腕を掴まれた。
2837練習終わりにそう言って顔を真っ赤にしながらおれを見つめているのは、朱桜司。スオ〜はおれの後輩であり、Knightsの新しい王であり、おれの好きな人。好きだと気付いたのは最近になってからだ。フィレンツェにいる間も、ふとした時に考えているのはスオ〜の事ばかりで、セナには「いいかげんにしてよねぇ」と怒られる始末。日本に帰ってきては、会いたくて堪らなかったスオ〜を甘やかしているのだが、新体制になってからというもの、新人を多く抱えるKnightsは忙しい日々を送っており、スオ〜にはまだこの想いは伝えていない。いつも通り日本にいる間は作曲の他にダンスのレッスンもある。今日はたまたまスオ〜とのダンスレッスンの日だった。レッスン中は普段となんら変わらない様子のスオ〜だったが、レッスンが終わるなり怒りだした。怒っているというか、恥ずかしそうな感じもするし…。おれ、なんかしちゃったかなぁ…?そんなことを考えていると、ガシッと腕を掴まれた。