大学生オビトの災難「最近、急にモテ期が来た…」
たまの飲み会。
久々に二人で、という誘い文句で居酒屋の席に座ったカカシは、向かいに座るオビトのそんな呟きを聞いて顔を上げた。
「よかったじゃない。オビト、昔から散々モテたいって言ってたよね」
「いや、それが全然よくねぇんだよ!」
ガンッ!とオビトはビールジョッキを卓上に置く。オビトはカカシと同じく、名門木ノ葉大学に通う学生である。
昔馴染みのオビトとカカシは、高校を卒業するまでは一緒にいることが多かったが、大学に入ると学部の違いで会う頻度は減っていた。それでも、全く会わないわけではない。成人してからは特に、こうやってお互いが飲みに誘い合うことは、ままあった。
「よくないって……どーいうこと?」
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