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    bell39399

    @bell39399

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    bell39399

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    むいかめです。だらだら続いてます。
    ディアンヌは負けず嫌いなとこありそうです。特にバン相手は。かわいい🥰

    #バンエレ

    バンさんRE:BORN陸ッ!分からないものはもう仕方がない。とりあえず本人は至って健康そうなので、様子を見ることにした。言い換えればそれ以外に出来ることがないから、なのだが。
     久々に仲間と飲んで、バンはとてもご機嫌である。けれども今の彼は人語を話せないので、会話が本当に成り立っているのかどうか怪しかった。とはいえどうせ誰もが酔っ払いである、大して問題ではない。
    「大丈夫かい、エレイン」
     そんな中でも流石に浮かない顔をする妹を放っておけず、キングは酒精で赤い顔をしつつもエレインを気遣った。
    「あ、ああ兄さん。うん、大丈夫。ただ、不思議なこともあるんだなって」
    「……君のせいじゃないし、そんなふうに思われたくないと思うよ、バンは」
     何時になく、否、いつ振りだろうか、兄のこのような兄貴然とした顔を見るのは。その瞳は真摯な光を湛え、肉親への愛情が感じられる。余りに久々に見る兄のそんな表情にエレインは暫時キョトンとしていたが「ふふっ」と笑みを零した。
    「ん、どうかしたのかい?」
    「何でもない。ちょっと懐かしいなって……ありがと、兄さん」
    「それにしても、バンのやつ何だかガキみたいだな。まぁいつも通りといえばそうなんだが」
     不意にメリオダスがジョッキ片手に兄妹の間に入ってきた。バンは今、ディアンヌとの腕相撲に絶賛連敗中である。
    「団長もそう感じる?」
    「まぁな。煉獄の外来種ってのは理性がなくなった状態だから、そんなもんなのかもしれねぇが」
     まぁ、いつもにまして楽しそうだからいいんじゃね、と呑気なものだ。
    「自我はあるし、大丈夫だろ。バンだしな」
     ぽん、と妖精兄妹のの肩を叩く。
    「流石は皆の……七つの大罪の団長さんね」
     それでエレインは、今度こそ心から微笑んだ。
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    bell39399

    MAIKINGバンエレ水浴び一人アンソロその1(2以降があるかは謎)

    途中まで書いたやつポイ。
    一人称に直すかも。なんとなく
    それを見た時、バンは幻を見たのかと思った。もしくはまだ寝ぼけているのか。
     

     夜中、水音を聞いた気がしてふと目が覚めた。もとより熟睡することのないたちだったが、この森に来てからは妙によく眠れる。にもかかわらず、だ。それに何故か少し冷える。
     その原因に気づき、思わず自嘲した。なんの事はない、隣で寝ていたこの森の聖女がいなかっただけの事だ。
     この森も、この森である秘宝を守っているという少女も奇妙な事だらけだった。安らぎやぬくもりとは無縁の生活を送ってきたバンだったが、ここに来てからは気持ちが凪いでいる。不思議なことだが本能で警戒する必要がないと感じていた。
     エレインと名乗る妖精少女(本人曰く千年は生きているらしいが)とのやり取りも実に愉快だった。彼女はバンの他愛のない話を夢中で聞いて、四季のようにくるくると表情を変えながらバンの言葉の一つ一つにいちいち反応する。時には金色の睫毛を伏せ、時には頬を膨らませ、そして何よりよく笑った。バンは彼女の笑顔で初めて「花が綻ぶような」という形容の意味を知った。
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