bell39399☆quiet followMEMOウソあらすじとウソ予告わんわん! #バンエレ 「煉獄にいたバン、見てみたかったな❤」 そんなエレインの一言に再び煉獄行きを決意するバン!止めるエレイン!! 「お前に俺の全てを見て貰いてぇ♫」 「そんな事言うなんてずるいよぉ」 「心配すんな♫煉獄は第二の故郷みてぇなもんだ♫」 「でもどうやって行くの?ホークちゃんは煉獄よ」 「……あー…アレは?オスロー…」 「行けるかどうか聞いてみましょうか」 どうなるオスロー!!頑張れオスロー!!バンエレのさらなる発展に貢献できるか?! 以下次号!!Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow bell39399DOODLEハッピーホワイトデー&ハッピーバースデーエレインちゃん!バンのホワイトデー計画!成功ッ! そして迎えたホワイトデー、そしてエレインの誕生日当日。 バンはいつもと変わらず終礼のホームルームが終わると同時に部活に向かう。その片手には家で焼いてきたクッキーやマドレーヌなどの焼き菓子の小袋が握られている。 いつも通りの部活。花壇を整備して、緑地の雑草をとって……。気のいい部員たちと、美しいエレイン。バンはいつも通りエレインの喜ぶ顔が見たくて人一倍身体を動かす。 そして「少し休憩しましょう」というエレインの一言と同時に彼は動いた。 「家で作って来たんだ♪ 今日はホワイトデーらしいからな、みんなつまんでくれ♬」 机の上に広げられた焼き菓子に、部員もエレインも歓声を上げる。甘く香ばしい素敵な香りと、とてもバンのような強面の男が作ったとは思えない愛らしい見た目のクッキー。マドレーヌもご丁寧に動物の形を模している。 1650 bell39399DOODLE義兄弟(予定)の語らいバンのホワイトデー計画3が、そうはいかなかった。キングのパーカーをバンがしっかり掴んでいたからである。危うく転びかけたキングは文句を言ったが、バンは少しも聞いていない。文句の代わりに「お前はエレインの兄貴だろう」と遠い目をしつつも真顔で言った。 「そうだけど。まさか疑っているの?」 「エレインがお前の妹って言ってたから信じている」 「あ、そう……」エレインが言っていなかったら信じていなかった、ということか、と薄く笑うキング。バンの話は終わりではなかった。 「つまり、妹としてのエレインを知っているっつー事だ」 「まぁ……そう思っているけど」 「そこを見込んで相談がある!」 遠くを見ていたバンの目がぎろりと見開かれ、キングを睨みつけるように光る。だがそれは凄んでいる訳でもなく、まして脅しつけている訳でも無いということはキングには分かっていた。同時に面倒くさそうな事を言われるんだろうな、とも。だがどうせ断る選択肢は存在しないのだ。キングは「なんだい」とあまり心のこもらない返事をした。 981 bell39399DOODLEバンがかってきたチャック付き小袋はもちろん100均のではありません。しかもきっと柄付き。バンのホワイトデー計画2 飴玉はふた粒貰えた。バレンタインと誕生日の分である。バンは押し頂くようにして得たそのうち一粒を口に入れ、もう一粒は、わざわざそのために小さなチャック付きのポリ袋を買ってきて大事にしまった。花の香りのする飴玉で、何ともエレインらしいチョイスだとしみじみとしながら舐めた。一粒の飴でこんなに幸福感で一杯になったのは初めてだろうし、今この瞬間彼は間違いなく世界一幸せだと断言できた。 バンは取っておいた方の飴玉をお守りのように持ち歩き、折に触れてはポケットから出してうっとりと眺めた。 それを見てしまったキングは、あまりに気味が悪いのでつい口を出してしまった。「どうしたの」と。 「エレインに貰った♪」 そこでキングは言わなければいいのに言ってしまったのだ、「ああ、うちでエレインが話してた」と。 556 bell39399DOODLE続きものです生徒バンとエレイン先生バンのホワイトデー計画先月の話――。 「エレイン、バレンタインのチョコくれ♪」 気まぐれ就学態度改め、見かけによらず真面目高校生活満喫中のバンは職員室を訪れて、憧れのエレインにバレンタインのチョコをねだった。エレインはきょとんと生徒を見つめ、それから「特定の生徒に、バレンタインのプレゼントをあげるわけないでしょう」と呆れ半分で半分で苦笑した。が、それを聞いたバンの反応は予想外だった。なんと、本気で驚いている。ショックを受けている、と言ってもいい。 まさか本気でもらえると思っていたの?! エレインは呆れを通り越して気の毒にすら感じてしまう。しかも「まじかよ……そうか、ねぇのかよ……そうだよな、だって俺はまだ生徒だしな……」等と、妙に物わかりがよく自分を納得させようとぶつくさいいながら、びっくりするほどうなだれてしまった。 604 bell39399DOODLEばんちゃんぽえむ父の矜持煉獄ばんちゃんは基本的には大きいけれど、小さい姿にもなる。そうすると小さいエレインの胸の中にもすっぽりサイズ。エレインもすっぽりばんちゃんにニコニコ顔。「俺も抱っこしたい!」と小さいランスもばんちゃんを抱っこしようとしたけどそれはばんちゃん嫌がって、大きい姿に戻ってしまった。 138 bell39399DOODLEいちぽすとぽえーむエレインちゃんのつぶやきバンは変な人間。それは私が人間の事をよく知らないからそう感じているのかもと思ったけれど、兄さんも「バンは変な奴だ」と言っている。「いいかいエレイン。バンが人間の標準と思ってはいけないよ。彼は特別変人だ」でも変かどうかなんてどうでもいいの。だってバンがバンだから特別なんですもの。 139 related works bell39399MEMO永遠の時を植木鉢と旅する男の話。もしくはそういう世界線。 男がいた。 旅人に見える。が、旅をしているというよりは、家もなくさまよっているようにも見えた。相当な長身で見た目にも鋼のように鍛え抜かれたと判る肉体、何もかもを射殺すような目つきをしているが、端正な顔立ちと言えた。 だがこの男、少々頭がイカれているようだ。 男は頭陀袋の他に、荷物を抱えていた。おおよそこのような男が持ち運ぶものとは思えないような、淡紫色の愛らしい小花を咲かせた植物の植木鉢である。 男はその花に向かってしきりに何かを話しかけている。その時ばかりはとても柔和な表情になるのだった。 けれども植木鉢相手に喋る男になど誰も近寄らない。男のかんばせに釣られた女も、そのような様を見ると同時に薄気味悪いものを見たという顔をして去っていく。皆、遠巻きに男眺めては影でひそひそと囁きあうのだった。 612 bell39399SPUR MEさてさてさーて、めでたい当日です!何とか着地しました。ここまでお付き合いくださった皆様に感謝を。ハッピーバースデーエレインちゃん!!#エレイン生誕祭2022 #エレイン誕生祭2022 その夜、エレインはそわそと寝付けなかった。なにせバンとのふたりきりの時間を削ってまで誕生会の準備をしたのである。かつての生命の泉の聖女は味わったことのない、緊張を強いられていた。 一方、バンもなかなかにソワソワしていた。料理の他にちょっとしたものを用意したのだ。エレインがバンからの贈り物を喜ばない、なんて事は絶対にないという自信はあったが、自分が得たまともな収入で買った品物を誰かにプレゼントするなど生まれて初めての事だ。それにエレインの《内緒》とやらも気になる。きっとなにか、可愛い事を企んでいるに違いないのだ。 つまり、二人してそわついていた。 ベッドで各々がもぞもぞしていたら、はたと目が合い、同時に吹き出した。心を探るまでもない、この程度のことなら考えている事は筒抜けだ。 4868 bell39399SPUR ME捗るだらだらバンエレ回\(^o^)/ バンにとってエレインの存在は生命そのものだ。だから長いこと離れてると呼吸のしかたも忘れてしまう、と本気で考えていたし、長いことどころか今日数時間会わないだけで既に窒息寸前だった。 「エレイン帰ったぜ〜♫」 人間離れしたスピードで帰宅したバンは「おかえりなさい!」と胸に飛び込んでくる妖精を抱きしめる構えをしたが、やってこない。代わりに強いラベンダーの香りが部屋の奥から漂ってきた。 「! 風呂か!」 即座に居場所を感知しすっ飛んでいくと、思ったとおりにエレインは湯浴みの最中だった。 「エレイン〜!」 「うきゃあ?!」 そのまま浴槽にダイブする。流石にエレインも一瞬面食らったが慣れたもので、直ぐに笑顔で「困った人!」と全く困っていない様子で破顔した。 1437 bell39399MEMOバンエレ旅シリーズかきたいな〜まんがたいへんなのでメモがてらポエムる バンと旅に出たエレインが改めて強く感じたのが《金》と言う物の魔力だ。比喩でなく街の人間はこれなしに生きていくのは困難なのだと知ったし、この為にいきいきと働く人間もいる。そして、身を持ち崩す人も。 バンはゲームが好きらしい。エレインにもいろんなゲームを教えてくれたし、二人で遊びもした。エレインは心が読めてしまうので圧倒的に有利に見えたが、 一喜一憂がまるごと顔に出るので勝敗はトントンだ。 酒場でもしばしばエレインを膝に乗せたまま、他の客ともゲームをしては旅の小銭を稼いでいた。 しかしその日は良くない日らしく、バンは負け続けだった。賭け事に強い方だが、酔っぱらいの上に万能ではない。そんな日もある。 「なぁエレイン……いや、俺は何考えてんだ、お前にそんな事させられねぇ♪」 630 bell39399MEMOウソあらすじとウソ予告わんわん!「煉獄にいたバン、見てみたかったな❤」 そんなエレインの一言に再び煉獄行きを決意するバン!止めるエレイン!! 「お前に俺の全てを見て貰いてぇ♫」 「そんな事言うなんてずるいよぉ」 「心配すんな♫煉獄は第二の故郷みてぇなもんだ♫」 「でもどうやって行くの?ホークちゃんは煉獄よ」 「……あー…アレは?オスロー…」 「行けるかどうか聞いてみましょうか」 どうなるオスロー!!頑張れオスロー!!バンエレのさらなる発展に貢献できるか?! 以下次号!! 224 bell39399SPUR MEいよいよ終わる気配がなくなってきました\(^o^)/絶望的なバンさんとキングです。 バンは自分は狂っているのだろうと思う事がある。そう、エレインに狂っているのだ。彼女の全てを根こそぎ奪いたい。しかし、奪われているのは果たしてどちらだろう。 とにかくもう、バンの頭の中はエレインをふわもふする事で一杯だった。しかし、サボって帰ろうとするたびに頭の中のエレインが「めっ! お仕事はちゃんとしなくっちゃ!」とか「頑張ったら後でごほうびあげる!」などと可愛く叱ったり励ましたりするので、彼は耐えた。閉店後の後片付けまできちんと済ますと「偉いわバン! お家に帰ってきたらいっぱい褒めてあげるね」と言われたので(あくまでもバンの頭の中の話だ)、エプロンを放り出しカウンターを飛び越えて「んじゃお疲れ〜♫」とドアへと跳躍した。 951 bell39399SPUR ME前日ギリギリにしてやっぱりバンエレ回。明日にどう着地するかは明日の私に託す! 翌朝、エレインが目覚めた時には珍しく隣にバンの姿がなかった。意識を寝室の外に向けるとキッチンから、楽しげな気分が感知できた。 「おはよう、バン。随分ご機嫌ね」 「おー、エレイン♪ まぁな、ちょっとこっち来い♫」 言われるまでもなくふわふわとバンの側に向かうと、突然口の中にスプーンを突っ込まれる。エレインは一瞬驚いたが、その直後には別の意味で驚かされた。 「んんんっ! なぁにこれ!とっても甘酸っぱくていい香りで妖精王の森のベリーそっくりで……でも知らない味もする!」 「カカッ♫ どうだ?」 どうだと聞く割にその表情は、良い答えを確信した顔だった。自信満々のその顔に「最高に決まっているじゃない!」という気持ちを込めて、答えより先にキスをする。 1044 bell39399DONE⚠日本の法律で成人していない方は成人するまで読んじゃ駄目なやつですよ。R18!!パスワードはハロウィンの日付です。皆で豚の帽子亭やってる幸せ時空。ハロウィンどこいった的な展開から強引にハロウィンに不時着するお話。 3946 bell39399SPUR MEディアンヌ感謝祭。残りのメンバーは隣のテーブルで様子をうかがっているのですw「キングとバン、仲良しになったの?」 自分の連れ合いと、最近ほんの少しだけ見直した仲間が同じような格好でテーブルに伏しているのを見たディアンヌは、放っておけずについに声をかけた。寝てはいない証拠に、二人共とも時々ブツブツと言葉をかわしているようだ。 「なんでそうなるんだよ♫」 「そんな訳ないじゃない、ディアンヌ!」 ほとんど同時に顔を上て否定する。この子たち、意外と気が合うんだよね、と内心苦笑しつつキングの隣に腰掛けた。 「バンが急いでお家に帰らないなんて珍しいからどうしたのかなって」 「おう、もう今日は帰ろうと思ってた♫」 「それでいいの、バンは。まだ何も決まっていないのに」 「時間の無駄だぜ、分かってねぇモン同士で話ししたってラチがあかねぇだろ♫」 940 recommended works るんこDOODLEアニメ嬉しい😃 とらのこDOODLE久しぶりに会った親戚から唐突にゴウセルとイメージが被ると言われたので描いてみた。これを機に七つの大罪を読んでみようかと思う(笑) bell39399MEMOバンエレ旅シリーズかきたいな〜まんがたいへんなのでメモがてらポエムる バンと旅に出たエレインが改めて強く感じたのが《金》と言う物の魔力だ。比喩でなく街の人間はこれなしに生きていくのは困難なのだと知ったし、この為にいきいきと働く人間もいる。そして、身を持ち崩す人も。 バンはゲームが好きらしい。エレインにもいろんなゲームを教えてくれたし、二人で遊びもした。エレインは心が読めてしまうので圧倒的に有利に見えたが、 一喜一憂がまるごと顔に出るので勝敗はトントンだ。 酒場でもしばしばエレインを膝に乗せたまま、他の客ともゲームをしては旅の小銭を稼いでいた。 しかしその日は良くない日らしく、バンは負け続けだった。賭け事に強い方だが、酔っぱらいの上に万能ではない。そんな日もある。 「なぁエレイン……いや、俺は何考えてんだ、お前にそんな事させられねぇ♪」 630 bell39399MEMO欲望の迷い子エレインちゃんと人の話を聞かないごきげんバンさんぽえむ 盗賊バンは今日もお酒を飲んでウハウハです。まいにちが酒宴で酒さえあれば割とハッピーでした。 「ほんとうにそうかしら?」 突然目の前に現れたのは、布面積微少レオタードを着たたぶん女の子でした。たぶんというのは、余りにも胸がペタンなので性別の断定できなかったからです。コウモリ的な羽も生えてます。変わった格好だな、とバンは思いました。酔っぱらいなので突然現れた事に関するツッコミは無しでした。 「本当にって?」 「本当に満たされてる? 私なら貴方に今よりもっと極上の夢見せてあげられる」 「おおう♫」 もっといい酒が飲めるのか、とバンは喜びました。誰もそんな事はいっていないのですが。一方で、そんなうまい話があるのか、とも思いました。 935 bell39399MEMOウソあらすじとウソ予告わんわん!「煉獄にいたバン、見てみたかったな❤」 そんなエレインの一言に再び煉獄行きを決意するバン!止めるエレイン!! 「お前に俺の全てを見て貰いてぇ♫」 「そんな事言うなんてずるいよぉ」 「心配すんな♫煉獄は第二の故郷みてぇなもんだ♫」 「でもどうやって行くの?ホークちゃんは煉獄よ」 「……あー…アレは?オスロー…」 「行けるかどうか聞いてみましょうか」 どうなるオスロー!!頑張れオスロー!!バンエレのさらなる発展に貢献できるか?! 以下次号!! 224 bell39399DOODLEぐでのこさんのゼロ…とニュンマムさんののっかりエレインちゃんに触発された結果のなにか。(おふたりともすみません💧) 年の初めに行う交尾は《姫初め》って言うんだぜ♫ とバンから聞いたエレインは、まぁ人間は何にでも催しを求めるのねと感心しつつ、では宜しくお願いしますと言う訳で、二人は盛大に盛り上がった。 元々泥酔していたバンは事が済むとエレインを抱きまくらにして、色気もへったくれもなくすぐにいびきをかき始めた。いくら愛しい男の腕の中とはいえギュウギュウに抱きすくめられは呼吸もままならない。ごめんなさい、と謝罪しつつ魔力で大男をふっ飛ばし、シュミーズだけを頭から被って手ぐしで髪を整えた。バンは全く起きる気配もない。 「うふふ、ぐっすりね!」 でも真っ裸じゃお腹痛くしちゃう。人間は裸でいると風邪をひいてしまうって兄さんが言っていたもの。 889 bell39399MEMO永遠の時を植木鉢と旅する男の話。もしくはそういう世界線。 男がいた。 旅人に見える。が、旅をしているというよりは、家もなくさまよっているようにも見えた。相当な長身で見た目にも鋼のように鍛え抜かれたと判る肉体、何もかもを射殺すような目つきをしているが、端正な顔立ちと言えた。 だがこの男、少々頭がイカれているようだ。 男は頭陀袋の他に、荷物を抱えていた。おおよそこのような男が持ち運ぶものとは思えないような、淡紫色の愛らしい小花を咲かせた植物の植木鉢である。 男はその花に向かってしきりに何かを話しかけている。その時ばかりはとても柔和な表情になるのだった。 けれども植木鉢相手に喋る男になど誰も近寄らない。男のかんばせに釣られた女も、そのような様を見ると同時に薄気味悪いものを見たという顔をして去っていく。皆、遠巻きに男眺めては影でひそひそと囁きあうのだった。 612 bell39399SPUR MEちょっと賢くなったので、今日はメモ帳に書いてから貼り付けました!(ドヤァ)ますます話が明後日に向かってます。書いてる私も驚きの展開に(続きは考えてない)「これがお金……!」 バンとキングが無言でパイをむしゃむしゃ食べ出してから遡ること数時間前、エレインはバンに貰ったお小遣いを親の敵でも見つけたかのような目つきで凝視した。 「おいおいエレイン、人様からかっぱらった金じゃねぇから安心しな♪」 「やっ、やぁねバン、そんな事心配してないわ。ただこう、話だけはさんざん聞いていたけど、実物目の当たりにしたら顔がこわばっちゃって」 「とにかくだ、これと物や食事を交換するのはわかってるな?」 「うん、バンとのお買い物で見ていたから」 「時々ぼったくる……等価以上の金を騙し取ろうとする不届きな奴もいるが、ここの街じゃまずないから大丈夫だ。万一そうでもお前なら見破れんだろ♪ とにかくこれはお前んだ、好きに使って楽しんでこい♫」 940 bell39399SPUR MEガールズトークが続いてますよ!これバンエレタグ詐欺では… エレインの話はこうだ。 バンを始めとして皆にはたいそう世話になった。 妖精族ではあまり一般的ではないが、人間族の間では誕生日を祝う習慣があるのは知っている。そこで思いついた。《私を生かしてくれている人たちに、自分の誕生日に感謝を伝えたい》、と。 「でも何をすればいいのか、今ひとついい案……が……?!」 「うぐうううう〜〜」 「エレインあなた……!」 「や、やぁね泣かないで!」 その話を聞いたディアンヌはぼたぼた涙を零し、エリザベスはそっと目尻を拭う。周囲の視線と不審がる心の声を感じ取ったエレインは慌てて二人を慰めた。 「ずびっ。ボク、その気持ちだけで泣けてきちゃうよぉ。皆キミが元気なだけで嬉しいのに」 「ディアンヌ、ほらちーんして。でもそうよエレイン。お互い様じゃない、何もそんな……」 724