Orr_Ebi
MAIKINGいたずらキッスする深津を書きたかっただけ 続かない 沢深勘違いから始まっとけいつか、からかってやろうと思った。
いつも女子に囲まれたり告白されたりしている男が、同じ男からキスされたら結構面白いだろうなと思っていた。
だからしてみた。たまたま2人きりだったので。
綺麗な顎をグッと掴んで、薄い頬にむちゅっとキスしてみた。
そうしたら、沢北はえっと声をあげたきり固まって、深津の顔をじっと見つめる。
あれ、笑わないのか。
冗談きついっすよ深津さん、っていつもみたいに。
「ふ、深津さん…」
深津の期待とは裏腹に、沢北はじわじわと顔を赤くして、耳まで真っ赤にして、若干涙目になりながら「……っス」と言った。
酢?
「なにが?」
「…だ、だからぁ、オレ、ほんと……嬉しぃ…っス」
嬉しい?男にキスされたのに?
「何言ってるピョン」
1180いつも女子に囲まれたり告白されたりしている男が、同じ男からキスされたら結構面白いだろうなと思っていた。
だからしてみた。たまたま2人きりだったので。
綺麗な顎をグッと掴んで、薄い頬にむちゅっとキスしてみた。
そうしたら、沢北はえっと声をあげたきり固まって、深津の顔をじっと見つめる。
あれ、笑わないのか。
冗談きついっすよ深津さん、っていつもみたいに。
「ふ、深津さん…」
深津の期待とは裏腹に、沢北はじわじわと顔を赤くして、耳まで真っ赤にして、若干涙目になりながら「……っス」と言った。
酢?
「なにが?」
「…だ、だからぁ、オレ、ほんと……嬉しぃ…っス」
嬉しい?男にキスされたのに?
「何言ってるピョン」
香奈。
MAIKING見ることが出来なかった、夏の西真を見たかったから…つづきます
熱帯夜01 夏は嫌いだ。
とにかく暑いので寝苦しい。しかしクーラーなんて上等な物はこの家にはない。
なので、つい先日までは涼む為に早めに仕事場へ入っていた。だがこんな理由を公言する訳にはいかない。結果、周りの連中は支配人である俺が普段よりも長く仕事をしていると勘違いし、自分達も早めに出勤するようになってしまった。
正直困る。俺はただ、クーラーの効いた快適な事務所でゆっくり寝たいだけだったのに、皆が仕事をしている中ではそれも叶わない。
加えて、俺への気遣い故に勤務時間が延びているのにその分の給料を払わないという訳にはいかない。「時間通りに来い」と指示したところで皆自分達の方が気遣われていると勘違いして言うことを聞かない。
4866とにかく暑いので寝苦しい。しかしクーラーなんて上等な物はこの家にはない。
なので、つい先日までは涼む為に早めに仕事場へ入っていた。だがこんな理由を公言する訳にはいかない。結果、周りの連中は支配人である俺が普段よりも長く仕事をしていると勘違いし、自分達も早めに出勤するようになってしまった。
正直困る。俺はただ、クーラーの効いた快適な事務所でゆっくり寝たいだけだったのに、皆が仕事をしている中ではそれも叶わない。
加えて、俺への気遣い故に勤務時間が延びているのにその分の給料を払わないという訳にはいかない。「時間通りに来い」と指示したところで皆自分達の方が気遣われていると勘違いして言うことを聞かない。
ゆーや
MAIKING狛日。声の出ない凪との話。書きかけぶつ切りです。
[大キライ]「おい、起きろって。狛枝」
「ちゃんと聞こえてるか?」
今日も今日とてキミは、ボクを起こすので精一杯。ボクの寝起きは最悪だ。それ故に態度も最悪だ。
だから、つい、悪態が出てしまう。
[うるさいなあ…それより、今日もヘルシーメニューは勘弁してよ?木曜日はトーストって約束してるんだから]
一音づつ紡いで、違和感。同時に、日向クンの表情も心配を孕みつつ安堵したような、あどけない笑みに変わった。
「良かった。聞こえてるんだな」
「はぁ?」
「座って待っててくれ、苗木に報告してくる」
そう言うとすぐさま日向クンは機関支給のケータイを取り出して、いそいそと苗木クンにボクのことを話していた。
同じ空間で進行していく会話に割って入ったりことなんてしなかった。…それは、当たり前のことだけどそうじゃない。
651「ちゃんと聞こえてるか?」
今日も今日とてキミは、ボクを起こすので精一杯。ボクの寝起きは最悪だ。それ故に態度も最悪だ。
だから、つい、悪態が出てしまう。
[うるさいなあ…それより、今日もヘルシーメニューは勘弁してよ?木曜日はトーストって約束してるんだから]
一音づつ紡いで、違和感。同時に、日向クンの表情も心配を孕みつつ安堵したような、あどけない笑みに変わった。
「良かった。聞こえてるんだな」
「はぁ?」
「座って待っててくれ、苗木に報告してくる」
そう言うとすぐさま日向クンは機関支給のケータイを取り出して、いそいそと苗木クンにボクのことを話していた。
同じ空間で進行していく会話に割って入ったりことなんてしなかった。…それは、当たり前のことだけどそうじゃない。
四十住リタ
MAIKING #創作BL #BL昨日の羅王絵(仮)はイラマ仕様にしてみた。顔が見えないと気持ちよさそうに見えないねー。今日描いたやつは下アングルで誘う感じのやつで難しかった。。。どっちも今週中にペン入れまでするぞー。 2
SICKSICK_SICK
MAIKING【1】
小さめのダイニングテーブルは、ここに越してくるまえにシンジくんが見繕った。あんまり大きいと距離が離れてしまって嫌だから、と言う理由で選んだそれは男性ふたりで囲むにしてはすこし手狭だ。
しかし思い切って二人暮らしを始めるきっかけとなったのも、このテーブルで。
いたくこれを気に入ったけれど一人暮らしには大きいしなあと悩むシンジくんに、寝食を共にしたいとなかなか切り出せなかった僕が「二人暮らしなら丁度いいよ」と震える声をあげたことを思い出す。
そんな縁結びを担ってくれたテーブルに突っ伏している彼を見つけたのは、勝手の知った玄関で電気のスイッチを肘でつついてオンにした時だった。
「うわっ、シンジくん。帰っていたんだね」
8573小さめのダイニングテーブルは、ここに越してくるまえにシンジくんが見繕った。あんまり大きいと距離が離れてしまって嫌だから、と言う理由で選んだそれは男性ふたりで囲むにしてはすこし手狭だ。
しかし思い切って二人暮らしを始めるきっかけとなったのも、このテーブルで。
いたくこれを気に入ったけれど一人暮らしには大きいしなあと悩むシンジくんに、寝食を共にしたいとなかなか切り出せなかった僕が「二人暮らしなら丁度いいよ」と震える声をあげたことを思い出す。
そんな縁結びを担ってくれたテーブルに突っ伏している彼を見つけたのは、勝手の知った玄関で電気のスイッチを肘でつついてオンにした時だった。
「うわっ、シンジくん。帰っていたんだね」