だみぃにゃん
SPUR MEなかなか進まないのでとりあえず🤤景儀と阿願の出会い編
景儀と阿願と羨羨藍景儀はその日、朝から緊張に体を固くしていた。
父上に手を引かれ、来年から座学を教えてもらう藍先生へ挨拶へ行く。
普段、大変元気の良い少年である彼は、今日は黙って大人しく付いてくること、藍先生は非常に厳しい方だからしっかり挨拶をし礼儀正しく振る舞うこと、そして決して傍を離れないようにと言い含められていた。
そうしてやってきた室で相対したのは、にこにこと穏やかな空気をまとった宗主と、その隣で鋭い目を向けてくる藍先生。
目線に竦みつつも、先生が撫でつける度よんよんと揺れるお鬚に釘付けになっていると父上に肩を小突かれた。
慌てて、教えられた通りに拱手する。
「藍宗主、藍先生に藍景儀がご挨拶申し上げます。」
噛まずに言えたし、なかなか上手く出来たんじゃないだろうか。
635父上に手を引かれ、来年から座学を教えてもらう藍先生へ挨拶へ行く。
普段、大変元気の良い少年である彼は、今日は黙って大人しく付いてくること、藍先生は非常に厳しい方だからしっかり挨拶をし礼儀正しく振る舞うこと、そして決して傍を離れないようにと言い含められていた。
そうしてやってきた室で相対したのは、にこにこと穏やかな空気をまとった宗主と、その隣で鋭い目を向けてくる藍先生。
目線に竦みつつも、先生が撫でつける度よんよんと揺れるお鬚に釘付けになっていると父上に肩を小突かれた。
慌てて、教えられた通りに拱手する。
「藍宗主、藍先生に藍景儀がご挨拶申し上げます。」
噛まずに言えたし、なかなか上手く出来たんじゃないだろうか。
Raikan62
SPUR ME作業がダレてきて最悪ボツになりそうなので尻叩きの意を込めて導入部だけ晒す!完成させる気はあるけど多分こっから変更はある。人間類×天使司の類司🎈🌟夜の訪れない暖かな陽光に包まれた雲の上の世界。天界と呼ばれるその世界で、ツカサという天使はずっと孤独だった。神に仕える神聖な者として人間に純潔視されている天使だが、蓋を開けてみれば彼らは人間が思うよりずっと汚れていた。天界では翼の数で階級が決まり、翼が多ければ多い程崇められ、翼が少なければ少ない程蔑まれる。人間の世界のように物を食べるのに困ることも、金銭に困ることもないというのに階級差が決められているのは、人間の真似事をすることが彼らにとって唯一の娯楽だからだ。
ツカサには妹がいる。彼女は天使の中で誰よりも多い、八枚もの翼を持っている。だがその翼は決して彼女を大空へと舞い上がらせることはない。
彼女は自身の翼の重みに耐えられず、今まで一度だって空へ羽ばたいたことがなかった。
3284ツカサには妹がいる。彼女は天使の中で誰よりも多い、八枚もの翼を持っている。だがその翼は決して彼女を大空へと舞い上がらせることはない。
彼女は自身の翼の重みに耐えられず、今まで一度だって空へ羽ばたいたことがなかった。
Sinse_6618791
SPUR MEオカヨゼの冒頭を書いたのですが、誰かにケツを叩いていただかないと一生本編にいかないんじゃないかと思い、途中ですが載せます。ふたりのそれぞれの視点が書かれています。文章でなんとなく伝わる程度になってしまう…ヘタクソなのであれほど言ったのに その夜のヨゼフの機嫌は特に良かった。”お得意様”との商談が上手く進んだうえに、私が買っておいた大福が好みだったからであろう。金曜日だからと開けたワインも進みが早い。この人は私が付き合うと泥酔するまで飲んでしまうので、普段なら遠慮している。ただ今日はあんまりに強く誘われたので様子を見つつほんの少し付き合うことにした。しかしそんな気遣いをよそに、ヨゼフはもう既にかなり出来上がってしまったようだ。私のグラスにも「全く酔わないなんて可哀想」などと言いながら注ごうとする。私はため息をつきながら、「もうそこまでにしておいたらどうですか、だいぶ酔っていますから。」とほとんど意味を成さない忠告をした。
今日はとても気分がいい。仕事は順調に進んだし、一週間の労いとかこつけてオカが大福を買ってくれたから。いちいち理由を探しては大福を買うんだからオカは本当に可愛い。何でもない日だって食べても今日は金曜だからワインを開けてしまおう。どうせ酔わないんだからオカも飲めばいいのにと半分無理矢理グラスを押し付ける。美味しいね、もう少し、あと一杯とつい調子に乗ってしまう。でも今日は別に、今日くらいは別に良いでしょう…?
510今日はとても気分がいい。仕事は順調に進んだし、一週間の労いとかこつけてオカが大福を買ってくれたから。いちいち理由を探しては大福を買うんだからオカは本当に可愛い。何でもない日だって食べても今日は金曜だからワインを開けてしまおう。どうせ酔わないんだからオカも飲めばいいのにと半分無理矢理グラスを押し付ける。美味しいね、もう少し、あと一杯とつい調子に乗ってしまう。でも今日は別に、今日くらいは別に良いでしょう…?
kouketsu0122
SPUR ME当初書く予定だった🔞部分はまた後日書けたらアップします!手鎖の部屋で 花沢勇作少尉が目を開けると、真っ白な天井が目に入った。いや、天井と呼ぶには境界線が曖昧で、目を動かす範囲すべてが白い。
「気が付きましたか」
ふいに聞き覚えのある低い声が隣からして身体を起こすと、そこには尾形百之助上等兵、つまり勇作の兄がいた。いつも通りの軍装だが胸元は寛げている。
「兄様……ここはいったい」
周りを見渡せば一面真っ白の空間だった。一人でこの状況におかれていたら我を失ってしまったかもしれない。兄が居てくれて良かったと思うと同時に何故このようなところに二人で居るのか分からなかった。
「兄様、私たちは蕎麦屋で昼食をとっていたと思うのですが」
「はい。俺もさっき気がついたところですが、知らぬ間にこんなところへ来てしまったようです」
4745「気が付きましたか」
ふいに聞き覚えのある低い声が隣からして身体を起こすと、そこには尾形百之助上等兵、つまり勇作の兄がいた。いつも通りの軍装だが胸元は寛げている。
「兄様……ここはいったい」
周りを見渡せば一面真っ白の空間だった。一人でこの状況におかれていたら我を失ってしまったかもしれない。兄が居てくれて良かったと思うと同時に何故このようなところに二人で居るのか分からなかった。
「兄様、私たちは蕎麦屋で昼食をとっていたと思うのですが」
「はい。俺もさっき気がついたところですが、知らぬ間にこんなところへ来てしまったようです」
hbnho210
SPUR MEルクアロ版ワンドロワンライさまよりお題「耳かき」「仕事中」お借りしました!あの世界の「耳のお掃除」事情がよくわからなかったので捏造です。お題:「耳かき」「仕事中」6/26「アーロン、おいで」
ルークはソファに腰掛けて、まるで猫でも呼ぶように手招きをした。アーロンは呼ばれるままルークの隣に座ったが、フと、コイツ今ネコを呼ぶみたいに俺を呼んだな、ということに気がつき、牙を剥いてルークを睨むと、ずい、と目の前に木製の細い棒を差しだされた。棒の先には見覚えのある造形の飾りがついている。
「これ、何だと思う? 何と、ニンジャジャンの”耳かき”なんだ!」
聞きなれない言葉とはじめてみる物体を前に、アーロンは眉間に皺をよせてその”耳かき”とやらをまじまじと見た。
「耳の掃除をする道具なんだけど、僕たちは使ったことのない道具だよな。ニンジャジャン公式グッズショップの新作なんだ。先端にちょっとカーブがついて小さなスプーンみたいになっているだろう、この先端を耳の中へ入れて、掃除するんだ。そしてなんといってもこの持ち手の上にのっかっているニンジャジャンのフィギュアが実に見事なんだよ! こんなに小さいのに、ほら、みてくれ、こんな細部まで正確に……、待ってアーロン、どこへ行くんだ」
3679ルークはソファに腰掛けて、まるで猫でも呼ぶように手招きをした。アーロンは呼ばれるままルークの隣に座ったが、フと、コイツ今ネコを呼ぶみたいに俺を呼んだな、ということに気がつき、牙を剥いてルークを睨むと、ずい、と目の前に木製の細い棒を差しだされた。棒の先には見覚えのある造形の飾りがついている。
「これ、何だと思う? 何と、ニンジャジャンの”耳かき”なんだ!」
聞きなれない言葉とはじめてみる物体を前に、アーロンは眉間に皺をよせてその”耳かき”とやらをまじまじと見た。
「耳の掃除をする道具なんだけど、僕たちは使ったことのない道具だよな。ニンジャジャン公式グッズショップの新作なんだ。先端にちょっとカーブがついて小さなスプーンみたいになっているだろう、この先端を耳の中へ入れて、掃除するんだ。そしてなんといってもこの持ち手の上にのっかっているニンジャジャンのフィギュアが実に見事なんだよ! こんなに小さいのに、ほら、みてくれ、こんな細部まで正確に……、待ってアーロン、どこへ行くんだ」
amenoyoruru
SPUR ME◼️発売前からすみません。◼️何でも許せる方向けです。
◼️多分メタネタです。
◼️白い
何でも許せるよ!という方のみ良ければお付き合いください。
【パスワード:OKザンザ】
これ描きながらダイレクトもう一回見てるとマジで何描いてんだろう…っていう気持ちになりました。
お前はそこまでしてノアミオ を自給自足したかったのか…。
……したかったってんだ……… 2