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    ご飯

    いあいあぷちこ

    DONEワンライ「ご飯」の兎冬

    Q.親は何してるんだ
    A.あさぎが風邪をひいたときは京夜があさぎのご飯をつくる流れが家族の中にできています 作りたがるから
    「冗談言っただけ」 布団からはみ出した顔は、いつもの白さが嘘みたいにほてっている。平熱が低いあさぎは、ボクが微熱だからって気にせず学校に行っちゃいそうな三十七度台でもいつも苦しそうにしていた。同じ顔が赤くなってるのを見てると、なんだか頬が熱くなってくるのはなんでだろうね。
     いつも通りだけど、昨日の夜になんとなく予感はしてた。二人で出かけた帰り道に、つめたいゲリラ豪雨に降られたから。いつも、何かあったときのために折りたたみ傘は持っていくようにしてるけど、その日は風が強くてまるで真横から雨が飛んできてるみたいだったから、結局駅から家までの道を歩いただけでボクもあさぎもびしょびしょになっていた。
     博物館で宝石展をやるんだって、行きたいなあ、なんてにこにこしながら話されたら、そりゃあボクも張り切るでしょ。下調べをばっちりして、日曜日に電車に揺られていっしょに行った会場には、削られていない原石とか、すっごく昔に作られた指輪とか、ライトを当てたら光る宝石とか、そういうのがいっぱいあって。あさぎはすごく嬉しそうにあちこち見て回って、「おもしろいね、京夜」ってにこっと笑うんだ。
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    greynoneko

    DOODLE打てる文字数が増えてるのですが、なんかおふせをもらいました、ピクなんとかに登録されましたみたいなメッセージがきてたけど何かを頂いたので機能が解放されている気がする。おふせってお金かかってないですよね…。お友達の予感がするけど、そんなにしなくて大丈夫ですからね。
    兵長の背景はハクモクレン。意味もなくメガネを描いた。今日昼寝してたら進撃の最終回別バージョンの夢を見ましたね。普段あまり夢見ないし進撃の夢とか初めて見た。兵長もみんなも玉砕してエレンだけ生き残ってるストーリーでなんかやたら切なかった。兵長のいない最終回に胸が苦しくなった。雪の積もった世界で最後スキー番外編が始まってました。
    ミルコとかっちゃんいいコンビだなーと思ってミルコ描きたいんですけどバニーのかっちゃん描いた。かっちゃん年上に好かれそう。ミルコが生意気って言ってたけど、遠慮がないタイプの若い子って可愛いじゃないですか。バニーのかっちゃんおっさんの膝に乗せてみたい。本誌の話ですがトガちゃんは普通の人間に真に理解する事は難しそう。漫画ですで終わらせないで理解しようと努力すると精神に不調をきたす。堀越さんツイッター絵も描かなくなってしまったし忙しいのかな。ご飯食べて欲しいですね。
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    ねむおか

    DONE1月の次五です。
    箸休め回です。ご飯作ったりお参りしたり、いつもと同様、ただ緩くてラブい次五です。12月のお話とつながっている部分もあるのでこれだけ読むと少し「?」かもです。すみません。ぱろくで出てきた単語から浮かんだものが出てきますが、こちらの連作は特段ぱろくを想定して書いているものではないので、お読みいただく際はご自身のお好きな次五ちゃんで想像いただけますと幸いです。
    一月は凪 年が明けてまだ間もない時刻、アジトにはいつもの四人が顔を揃えていました。
     五右ェ門の打った蕎麦で年越しをすると聞きつけ、珍しく年越しの時間を共に過ごした不二子でしたが、美味い蕎麦で満たされ次元の揚げた天ぷらに舌鼓を打ちルパンとっておきの酒で程よく良い気分になり、後は寝るだけです。
    「泊まっていけばいいじゃねぇの」
     呂律の怪しいルパンが留めるのも聞かずに、不二子はあっという間に帰り支度を整えてしまいました。
    「またね」
    「またねって···つれねぇんだからなぁ。もう。だったらタクシー拾うところまで送らせてくれよな」
    「ならば、拙者も行く」
     五右ェ門からの珍しい申し出に、不二子はブーツに足を通しながら尋ねました。
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