ご飯
kazu10030310
DONE舎弟くんとコロッケの話。※幻覚の商店街の皆さんがしゃべるモブとして沢山出てきます。
こちらの話を含めた、ひたすら舎弟くん(時々センセー)がいろんなご飯食べてるだけの本を9月ミラフェスにて発行予定です。
商店街の熱々コロッケ夕方4時過ぎ頃、夕飯の買い物をする主婦層で賑わう商店街を、一人の男が闊歩していた。
赤い髪に色付きのサングラス、2連のごついチェーンのネックレスに柄シャツ。少々猫背気味だが、180はありそうな高身長のせいで周りより頭一つ分飛び出している。
チンピラ風の服装と上背のせいで一見近寄りがたい雰囲気のある男だが、周りは怖がるふうでもなく、それどころかわいわいと近寄り気軽に声をかけていく。
「あら一真君、お夕飯買いに来たの?」
「今日はお肉屋さんが特売の日だから、それ目当てでしょ」
「そーそー、今日はセンセーから金預かってきてるんで、久しぶりにすき焼きするんすよ!」
「いいわねー。これ、さっきネギが安売りして買いすぎちゃったから1本あげる」
1768赤い髪に色付きのサングラス、2連のごついチェーンのネックレスに柄シャツ。少々猫背気味だが、180はありそうな高身長のせいで周りより頭一つ分飛び出している。
チンピラ風の服装と上背のせいで一見近寄りがたい雰囲気のある男だが、周りは怖がるふうでもなく、それどころかわいわいと近寄り気軽に声をかけていく。
「あら一真君、お夕飯買いに来たの?」
「今日はお肉屋さんが特売の日だから、それ目当てでしょ」
「そーそー、今日はセンセーから金預かってきてるんで、久しぶりにすき焼きするんすよ!」
「いいわねー。これ、さっきネギが安売りして買いすぎちゃったから1本あげる」
Aqua_150ngc
SPOILERノベライズのネタバレ【注意】思いっきりネタバレしてます!何なら小説の文そのまま引っ張ってるところあります。
パスワード:右の人が好きなご飯の色を英語小文字3文字 2481
春遠🌸🍨
MEMO制作時間 約8h もっと効率化したい 近所のノウゼンカズラが綺麗で、絶対描こう!と思ってたから実現できて良かった〜 毒があったり、縁起の悪い花が大好き…ハアハア たまに寂しくなるけど、むしろ孤独じゃないと創作できない人間なんだよなあ…満たされちゃうと創作意欲が消える…泣泣 誰にも邪魔されず、自由で、なんというか、救われてなきゃあダメなんだ…独りで静かで豊かで…ご飯食べてるときもホントそう真蔵(ポチ)
PROGRESS8/29 2:252.4/3ぐらいの進行度にはなってきたと思うけど、時間切れになってしまった…!!と言うか3分の2.4って何???
でもまあ漸くながら漠然とゴールは見えてきた気がしなくもないのでヨシ!まあもうすぐ8月も終わりなんですが!!!!
その現実は置いておいて、心優しき方がエビフライやご飯などの絵文字を与えて下さっていて嬉しかったです!!最近食生活が余りにもおしまいだからトマト食べるか…!
でゅわー
DONE稲妻の召喚王グランプリ大会後に烏有亭でご飯する、神子と心海と二人に巻き込まれ気味な裟羅さんのお話です。油揚げ、ウシノシタ、頑固頭「おお。裟羅に海祇島の巫女殿、奇遇じゃな」
日暮れ前の鳴神島、烏有亭に入った裟羅と心海はとカウンター席の神子に声をかけられた。
「宮司様もいらしてたのですね。本日は準優勝おめでとうございます。素晴らしい戦いでした」
「八重宮司、本日はありがとうございます」
「うむ」
今日離島では『召喚王グランプリ』という七聖召喚の大会が開催されており、その決勝戦で心海は神子を破り優勝したのだ。
「しかし天領奉行の大将と海祇島の指導者が一緒とは。珍しい組み合わせじゃのう」
「はい。大会の後に珊瑚宮殿と対局の約束をしたのですが、ついでに早めの夕食をと思いまして」
「ふむ、そうか……」
神子はなにやら考え込んだ。
「……妾も巫女殿と七聖召喚の再戦を約束しておるし、せっかくならあちらの座敷席で一緒にどうじゃ」
4465日暮れ前の鳴神島、烏有亭に入った裟羅と心海はとカウンター席の神子に声をかけられた。
「宮司様もいらしてたのですね。本日は準優勝おめでとうございます。素晴らしい戦いでした」
「八重宮司、本日はありがとうございます」
「うむ」
今日離島では『召喚王グランプリ』という七聖召喚の大会が開催されており、その決勝戦で心海は神子を破り優勝したのだ。
「しかし天領奉行の大将と海祇島の指導者が一緒とは。珍しい組み合わせじゃのう」
「はい。大会の後に珊瑚宮殿と対局の約束をしたのですが、ついでに早めの夕食をと思いまして」
「ふむ、そうか……」
神子はなにやら考え込んだ。
「……妾も巫女殿と七聖召喚の再戦を約束しておるし、せっかくならあちらの座敷席で一緒にどうじゃ」
紺々々
DOODLE素敵なタグを見つけたので参加してみようかとぽつぽつ描いていたけれど……私の今の装備って画用紙に鉛筆だった。ペン入れ?ペン?……え?ってなった現在地。的場さん大盛ご飯食べてるように見えるけど(わんぱくか?)かき氷です。かき氷(;'∀')
「ペンギンの絵の描いてある海の家で夏を満喫する二人」
⇒ミリペンと色鉛筆を手に入れた…… 2
highlyse_of_dtm
DOODLEカイくんとコウちゃんとパーくんの日常102022年9月某日の二人のやりとり
男性が苦手でカイくんの顔面偏差値を視界から切り離したいコウちゃんと
ショックを受けながらパブロくんの可愛さに魅了されるカイくんと
ご飯いっぱい食べさせてくれるから好き!なパブロくん
桜道明寺
DONEご飯を通じて七刀と幼い頃を思い出す諦聴の話回味 昔、よく連れていってもらった店がある。
愛想のない親父がひとりで切り盛りしているような飯屋で、品書きは一品しかなく、砂埃の立つような路地に面した床几に座ると、すぐさま小ぶりの椀が出てくる。中には飯と、それを覆い隠すように盛られたとろみのある肉、それから黄色い漬物が二切れ。細かく刻まれた肉は濃い茶色に煮染められており、その照り照りとした見た目とあいまって、幼い食欲を刺激した。空腹に押されるようにして匙で掻き込むと、見た目通りの味が舌に染みた。その一椀の飯は、店の親父のように愛想の欠片もない見た目だったが、私はその味に夢中になった。
「お前もよく飽きないな」
そう言って笑ったのは、当時の兄弟子だ。私の育った鄷都には飯屋がないから、兄弟子や姉弟子が作るのでない限り、食事は外食が主だった。修行の合間、腹が空くと「どこで飯を食う?」と言う話になるのだが、私はよくあの店に行きたいとねだった。兄弟子は半分呆れ、半分笑いながら、三度に一度くらいは願いを聞いてくれた。そして言うのだ。「お前もよく飽きないな」と。
1736愛想のない親父がひとりで切り盛りしているような飯屋で、品書きは一品しかなく、砂埃の立つような路地に面した床几に座ると、すぐさま小ぶりの椀が出てくる。中には飯と、それを覆い隠すように盛られたとろみのある肉、それから黄色い漬物が二切れ。細かく刻まれた肉は濃い茶色に煮染められており、その照り照りとした見た目とあいまって、幼い食欲を刺激した。空腹に押されるようにして匙で掻き込むと、見た目通りの味が舌に染みた。その一椀の飯は、店の親父のように愛想の欠片もない見た目だったが、私はその味に夢中になった。
「お前もよく飽きないな」
そう言って笑ったのは、当時の兄弟子だ。私の育った鄷都には飯屋がないから、兄弟子や姉弟子が作るのでない限り、食事は外食が主だった。修行の合間、腹が空くと「どこで飯を食う?」と言う話になるのだが、私はよくあの店に行きたいとねだった。兄弟子は半分呆れ、半分笑いながら、三度に一度くらいは願いを聞いてくれた。そして言うのだ。「お前もよく飽きないな」と。
sari
DOODLE🌹❄️「026:待ち合わせ」「🌹に監禁された。ご飯おいしい。楽しくスケートもしてる」などと連絡をくれたことに???となった🌺がくわしい話を聞こうと🐍を呼び出す…🌺🐍?(左右概念なし……そもそもCPでない!) 3809
春遠🌸🍨
MEMOやっっっと投稿した ミス発覚が怖すぎて、しばらくこのKAITOと一緒にご飯食べてた(ミス確認のため) 几帳面じゃなくて神経質だから、しぬほど病む いつも、もう知らん!ダメだったら燃やす!なんとかなれー!で投稿している 完璧主義だね〜ってよく言われる 違うんだ…なんかムズムズするのが嫌なだけなんだ しかも、根がズボラだから余計にしんどい ところで、あご下に奇形腫?が出来たから大学病院行きになったったAqua_150ngc
PROGRESSめちゃくちゃ中途半端だし、そもそも描きたいシーンまでたどり着いてさえいないけど。とりあえず進捗パスワードはngさんが好きなご飯の色を英語で(小文字で3文字) 7366
すみお
DOODLEメインキャラ全員好きですが往人さんが1番好きです。目付きは悪いけど笑顔が素敵なところ・ 実は性格も非常に優しいところ・ボケもツッコミも出来るところ等々と好きな部分が沢山あるのですが、ご飯を丸飲みして食べる姿が非常に好きです。その姿だけで「今食べてるご飯は凄い美味しいんだなぁ」と食レポなしに分かります。
ぽてとかき氷を食べてる姿と人形・ぬいぐるみの組み合わせに意味は無いです。単純に景色迷子です。
あいぐさ
TRAININGフィにご飯行こうよと誘われた場所が星取ってるタイプのレストランで混乱するファの話、フィガファウ。フォル学っぽい感じだけどフォル学要素ほぼないです、学生と先生ってぐらい
知らないお味 一緒にご飯でもどうかな。そんなお誘いに気まぐれに頷いてみた。
学校が休みの日、夕方。
高級住宅街が立ち並ぶ駅に降りた瞬間から嫌な予感はしていた。
けれど、ファウストのような学生を連れて行くのだから。そう、どこか彼の良心を信じていた。
しかし、高い塀と外車が停められている家が立ち並ぶ道を悠々と歩いていくにつれ不安な気持ちが募っていく。
「ああ、ここかな」
曲がり角の奥、艶やかな黒の佇まい。どう見ても高そうな店。
「……本気か?」
「うん?」
不思議そうな顔で見つめられ、何も言えなくなる。ファウストのとまどいはどうやら彼には伝わっていないらしい。
そういえばフィガロは少し変わった人生を過ごしていた人だった。
2571学校が休みの日、夕方。
高級住宅街が立ち並ぶ駅に降りた瞬間から嫌な予感はしていた。
けれど、ファウストのような学生を連れて行くのだから。そう、どこか彼の良心を信じていた。
しかし、高い塀と外車が停められている家が立ち並ぶ道を悠々と歩いていくにつれ不安な気持ちが募っていく。
「ああ、ここかな」
曲がり角の奥、艶やかな黒の佇まい。どう見ても高そうな店。
「……本気か?」
「うん?」
不思議そうな顔で見つめられ、何も言えなくなる。ファウストのとまどいはどうやら彼には伝わっていないらしい。
そういえばフィガロは少し変わった人生を過ごしていた人だった。
真蔵(ポチ)
PROGRESS8/13 2:00ソシャゲの夏イベントをやったり、お友達とLINEしたり、晩ご飯を食べてすぐ床で居眠りしてしまったりで今日も大して進められなかった…もう8月も後半になりつつあるのにヤバい!!ウワーー!!小説は漫画と違って先が見えないからヤバい!!!
…と言う事で(?)二枚目の画像は己を追い込む為に作った団扇をセ…の二人にも背負わせてみた図。そう言う事をしている暇があったら原稿をしろと言う話~~! 2
yamari56
PROGRESSイデアズのご飯にまつわる短編集のうちの一つになります。モストロでキッズ向けのメニューを試作するにあたって、💀に監修を依頼するォクタ三人組の話です。イデアズは匂わせ程度です。今絶賛から面白いのかなぁ期に突入しているのですが、よろしければ皆様に読んでいただきたく…!
異端の天才、借ります神イベだった。
推しはまさかの超好待遇で、新規カードの配布もあり。何よりシナリオが爽快で楽しく、イデアはソシャゲのイベントを走り切ったあと、満ち足りた気持ちで眠りについた。
そのあくる朝心地よい睡眠を打ち破ったのは、荒っぽいノックの音だった。ドンドンとすわ借金取りか地上げ屋かと疑いたくなるような粗暴な音。
……何かとんでもないシステムトラブルでも起こったのか?
イデアはタンクトップにパーカーを羽織り、下は寝巻きのスウェットのままドアを開けた。いつもの冷静沈着なイデアなら犯しようもないミスだった。そもそもイグニハイドの寮生なら、何よりも先に寮長室直通の電子無線に連絡を寄越すはずなのだ。部屋まで出向いてノックする、などという前時代的な接触はまずもってしない。
10395推しはまさかの超好待遇で、新規カードの配布もあり。何よりシナリオが爽快で楽しく、イデアはソシャゲのイベントを走り切ったあと、満ち足りた気持ちで眠りについた。
そのあくる朝心地よい睡眠を打ち破ったのは、荒っぽいノックの音だった。ドンドンとすわ借金取りか地上げ屋かと疑いたくなるような粗暴な音。
……何かとんでもないシステムトラブルでも起こったのか?
イデアはタンクトップにパーカーを羽織り、下は寝巻きのスウェットのままドアを開けた。いつもの冷静沈着なイデアなら犯しようもないミスだった。そもそもイグニハイドの寮生なら、何よりも先に寮長室直通の電子無線に連絡を寄越すはずなのだ。部屋まで出向いてノックする、などという前時代的な接触はまずもってしない。
ナヲチカ
DONEタイッツーの京都と礼二タグつきで書いてた村雨先生が京都でご飯を食べるお話。カプ要素なし。
村雨礼二と四条の老舗割烹の名物料理メイン通りから一本入ると、喧騒を振り切ったかのように静かになった。
碁盤の目のように走っている道のせいか、路地に入るとがらりと雰囲気が変わるのがこの土地の不思議なところだ。
地下鉄を降り、しばらく群衆に紛れて移動していた村雨がぬるりと入った路地は町屋でひしめいていて、その大半が飲食店として使われている。
その中の一軒に入ると、女将の明るい声が出迎えた。
カウンターを中心に、同じ向きの一人席でぐるりと囲んだ店内は、八坂神社の能舞台や三条・四条大橋の欄干を模しているらしい。
村雨は勧められるまま一人席に座ると、机に置いてあるメニューを見た。
「何にします?」
「利休辨當を」
利休辨當とはこの店の名物だ。
かやくご飯と何種類かの肴、汁物のセットで、客の大半がこれを注文する。
1386碁盤の目のように走っている道のせいか、路地に入るとがらりと雰囲気が変わるのがこの土地の不思議なところだ。
地下鉄を降り、しばらく群衆に紛れて移動していた村雨がぬるりと入った路地は町屋でひしめいていて、その大半が飲食店として使われている。
その中の一軒に入ると、女将の明るい声が出迎えた。
カウンターを中心に、同じ向きの一人席でぐるりと囲んだ店内は、八坂神社の能舞台や三条・四条大橋の欄干を模しているらしい。
村雨は勧められるまま一人席に座ると、机に置いてあるメニューを見た。
「何にします?」
「利休辨當を」
利休辨當とはこの店の名物だ。
かやくご飯と何種類かの肴、汁物のセットで、客の大半がこれを注文する。
uno_0516
PROGRESS薫翼&輝翼前提で、三人が仲良くご飯食べたりするお話です。朝食篇。おはようからおやすみまで その1「起きろー、桜庭。朝だぞー」
「薫さん、もうご飯できてますよ」
布団に包まれたまま微動だにしない薫を、二人は柔らかな声で揺り起こす。今日から二日間、久しぶりに三人揃ってのオフだった。三人とも夜はそれぞれの自宅で過ごしていたが、示し合わせたように輝と翼は揃って薫の自宅を訪れていた。
両手にスーパーの袋を提げ、勝手知ったる何とやらで輝は冷蔵庫の中へ食材を詰め込む。翼も買い足した調味料を戸棚に仕舞い込んだ。キッチンに立つ許可は前日にとってあったので、輝は早速、朝食の準備へ取り掛かった。――今日はパパッと出来るからパンケーキでいいか。明日はフレンチトースト作ってやるからさ。わあ、ありがとうございます。オレ、輝さんの作ってくれる料理なら何でも大好きです。二人並んでキッチンに立ち、家主の眠っている間にバターとシロップの混ざった香ばしい香りを漂わせ始める。
2459「薫さん、もうご飯できてますよ」
布団に包まれたまま微動だにしない薫を、二人は柔らかな声で揺り起こす。今日から二日間、久しぶりに三人揃ってのオフだった。三人とも夜はそれぞれの自宅で過ごしていたが、示し合わせたように輝と翼は揃って薫の自宅を訪れていた。
両手にスーパーの袋を提げ、勝手知ったる何とやらで輝は冷蔵庫の中へ食材を詰め込む。翼も買い足した調味料を戸棚に仕舞い込んだ。キッチンに立つ許可は前日にとってあったので、輝は早速、朝食の準備へ取り掛かった。――今日はパパッと出来るからパンケーキでいいか。明日はフレンチトースト作ってやるからさ。わあ、ありがとうございます。オレ、輝さんの作ってくれる料理なら何でも大好きです。二人並んでキッチンに立ち、家主の眠っている間にバターとシロップの混ざった香ばしい香りを漂わせ始める。
marine__773
DOODLE事後にラーメンを食べるみどてと寮を出てそれぞれ一人暮らしをしている時空
巨根とえっちしたらその後お腹いっぱいでご飯食べれなくなるらしい、という話
みどてとwebオンリー展示「……ん、」
ぱち、と何かが弾けたような心地とともに、翠の意識がはっきりとしていく。布団からはみ出た足先が少しだけ寒い。
薄暗い闇の中で、手探りで放り出した携帯の画面を見れば、時刻は午前二時。散々交わって終わった後は軽く身体を拭いて、そこからシャワーも浴びずに二人して眠ってしまったようだ。このまま再び寝るのもいいけれど、どこか身体を包む落ち着かなさの正体は。
「(お腹空いたな……)」
何でもいいから胃に入れたい。けれど、手間のかかるものを作るには面倒くさい。そこで翠の頭に思い浮かんだのが、買ったまま食べ損ねていたカップ麺の存在だった。お湯を入れるだけで出来上がるそれは、インスタントの袋麺よりももっと手軽で、今の自分にはぴったりだ。一度思い浮かべてしまえばラーメンを食べた時の塩辛い汁の絡んだ麺の美味さが口の中に広がるような気がして、余計に空腹を自覚させる。
3142ぱち、と何かが弾けたような心地とともに、翠の意識がはっきりとしていく。布団からはみ出た足先が少しだけ寒い。
薄暗い闇の中で、手探りで放り出した携帯の画面を見れば、時刻は午前二時。散々交わって終わった後は軽く身体を拭いて、そこからシャワーも浴びずに二人して眠ってしまったようだ。このまま再び寝るのもいいけれど、どこか身体を包む落ち着かなさの正体は。
「(お腹空いたな……)」
何でもいいから胃に入れたい。けれど、手間のかかるものを作るには面倒くさい。そこで翠の頭に思い浮かんだのが、買ったまま食べ損ねていたカップ麺の存在だった。お湯を入れるだけで出来上がるそれは、インスタントの袋麺よりももっと手軽で、今の自分にはぴったりだ。一度思い浮かべてしまえばラーメンを食べた時の塩辛い汁の絡んだ麺の美味さが口の中に広がるような気がして、余計に空腹を自覚させる。
rinkokonoe
DOODLE塚橋組がご飯を相変わらず食べているだけの短いお話。ちゅーしてる描写が少しあります。
夏の味最近の夏は暑さが異常だ
外で働いている塚本は熱中症にならないように、塩分タブレットやら麦茶やらで予防をしつつ、汗をかいて整備をする
34度、人間が働いていい環境ではないと思いながら俺は仕事をする
シャワールームで汗を流してから家に帰る
途中で和さんに連絡を入れてから、冷房の効いた電車の中で船を漕ぎそうになっていた
「ただいま戻りました」
「おかえり、今日は暑かったなぁ」
風呂と飯、どっちにするかと言われ、もちろん飯ですと俺は返した
「今準備するから、先にとうもろこしでも 食べててくれ」
とん、と目の前に置かれた瑞々しいとうもろこしは少し塩が振ってあるのが見える
お先に失礼します、といって齧り付く
じゅわりとした甘味と少し強めの塩がちょうどいいバランスをしていて疲れた体に染み込んでゆく
1798外で働いている塚本は熱中症にならないように、塩分タブレットやら麦茶やらで予防をしつつ、汗をかいて整備をする
34度、人間が働いていい環境ではないと思いながら俺は仕事をする
シャワールームで汗を流してから家に帰る
途中で和さんに連絡を入れてから、冷房の効いた電車の中で船を漕ぎそうになっていた
「ただいま戻りました」
「おかえり、今日は暑かったなぁ」
風呂と飯、どっちにするかと言われ、もちろん飯ですと俺は返した
「今準備するから、先にとうもろこしでも 食べててくれ」
とん、と目の前に置かれた瑞々しいとうもろこしは少し塩が振ってあるのが見える
お先に失礼します、といって齧り付く
じゅわりとした甘味と少し強めの塩がちょうどいいバランスをしていて疲れた体に染み込んでゆく