ノヴァ
よどみ
DONE9/18開催東セクターWebオンリーで公開のヴァンパイアビリー×ダンピールグレイの冒頭6pです。続きは気が向いたらTwitterで描いていく感じです。小説かな、と思ったら小説にするかも。 8
Yusya1204
DOODLEゲパ時空。ださパンツ穿いてるアロ×2の予定だったが、パンツ見せてドヤってる二人になってしまった。(ダサいパンツも男物のパンツもわかんねぇ)
ゲパ時空とはゲネシスの謎パワーによってヴァンアロの前に子どものヴァとアロが現れた妄想時空のこと。
(子どものヴァあろの年齢や状態とか諸々はそれぞれに委ねる)
TakoNagase
DOODLEダムパイ 付き合ってたかどうかはわかんないけど多分突き合ってた気がするし、マーグラちゃんからもちょっと呆れられるくらい仲良しだったけど付き合ってたかはわかんないし、でもアルスノヴァ血統ネタでメチャメチャ慌てるくらいには心当たりがあってほしい あるでしょ あったって顔していたみちゃんちゃん
DONEビッグバン・スーパーノヴァの自チーム混ぜ混ぜ絵。自己満。文字書くのが楽しかった
まだミキシ素材の育成できてなかったり誰とミキシするか決めてなかったりソウル化身もつけてなかったり全然チーム未完なんだけどなかなか育成やる気にならん、、でも全体戦ルートSクリア目指してるのでがんばりたいんだけどね、、BBはあと五条ルートと秋ルートだけだけどなかなか、、厳しい
ちょっと休憩〜〜〜
2022.09.07 2
夏瀬💭
MAIKING⚠︎妄想🗡千秋と同じ目にこのヴァル千秋があってるとする(流星隊解散)その先でなずなに拾われて、俺は繊細な動きはできないとちあが言って、2年の頃はヴァルのお手伝いしてたんだけど、3年でヴァルが崩壊しかけて、なずなもいなくなった時動けなくなってる宗を見捨てられず、みかも見捨てられなくて『Valkyrieの仁兎なずな』の代わりとしてステージに立つシーン(その時守沢千秋は殺してステージに立ってる)masasi9991
DONE本編ネタのヴァルフェン血に代わるモノ 後悔、という行為は下らない。そんなことをしている時間があるのなら次の一手を考えるべきだ。我が主のため、立ち止まっている暇などないのだから。
と、いうのがこれまでのオレの自論だった。のだが……今、オレは大いに後悔している。身から出た錆というものを。この状況、どう逃れたらいい。
「さあフェンリッヒ、お前も一緒に考えろ! お前が言い出したことだ」
「いえ、ですから、あれはその場限りの狂言……演技に過ぎなかったと、あのときにも申し上げたではないですか」
「もちろんそれは理解している。しかしだ、いつの日か実際にあのようなことが起きないとも限らない。そのことに俺は気がついてしまった」
「実際に、ですか」
オレを猛烈に後悔させているのは、先だってのオレの些細な策略――閣下の目の前で死んだフリをするという、その愚かなる行いについてだ。
1949と、いうのがこれまでのオレの自論だった。のだが……今、オレは大いに後悔している。身から出た錆というものを。この状況、どう逃れたらいい。
「さあフェンリッヒ、お前も一緒に考えろ! お前が言い出したことだ」
「いえ、ですから、あれはその場限りの狂言……演技に過ぎなかったと、あのときにも申し上げたではないですか」
「もちろんそれは理解している。しかしだ、いつの日か実際にあのようなことが起きないとも限らない。そのことに俺は気がついてしまった」
「実際に、ですか」
オレを猛烈に後悔させているのは、先だってのオレの些細な策略――閣下の目の前で死んだフリをするという、その愚かなる行いについてだ。
よぞら
MEMO※2枚目、夢主注意※式神パロディらくがき。夢主の先祖に本名バレして調伏されて以来、夢主の一族にフンフンお仕えしてる元鬼のヴァ。一緒に⛩暮らししてる夢主は自分の嫁だと思っている。畑の野菜ばかり食べる嫁が心配で野山の獣を狩ってくるヴァ。最近ではお花も貢ぐ。まだ力が未熟な夢主を口説いては毎日のようにイチャイチャする。夢主は「式神は普通こんな事しないハズ…おかしい…」と思いながらも丸め込まれている。 2
サーモン
DONEバーン様の前でキッスするだけのノヴァロン♀です。アニメ派の方にはネタバレ注意
※先生が女体化してるのはただの趣味で深い意味はないです
バーン様の前でキッスするだけのノヴァロン♀ 天地が揺れる。雷鳴が青白く光り、地は奥底から震える。地響きと落雷の音の中、皆が空を見上げる。忌まわしく鎮座する空飛ぶ迷宮。大魔王の脅威は、下界で見守るしかないノヴァたちにも肌がひりつくほどに肉迫して伝わってくる。
思わず狼狽えて師に目をやると、彼女はじっと空を睨んでいた。寡黙な師は何も言わない。けれどその瞳に宿る強い光が、ノヴァを落ち着かせていく。
師の泰然とした様子を見て、ノヴァは大きく息を吸った。それからゆっくりと吐き出した。どのみち自分にできることは、ダイ達を信じて地上で待つことだけなのだ。そう言い聞かせていると、突然高い叫び声が聞こえる。エイミに傷ついた体を預けていたメルルが突然起き上がり、震える声で叫ぶ。
3219思わず狼狽えて師に目をやると、彼女はじっと空を睨んでいた。寡黙な師は何も言わない。けれどその瞳に宿る強い光が、ノヴァを落ち着かせていく。
師の泰然とした様子を見て、ノヴァは大きく息を吸った。それからゆっくりと吐き出した。どのみち自分にできることは、ダイ達を信じて地上で待つことだけなのだ。そう言い聞かせていると、突然高い叫び声が聞こえる。エイミに傷ついた体を預けていたメルルが突然起き上がり、震える声で叫ぶ。
みはいく
DONEノヴァ君の故郷リンガイアはまぎれもなく青森県だと思うのですが、北国ですし、北欧の文化が交ざっていても面白いかなと考え、物語にフィンランドの風習を取り入れています。リンガイアの夏至祭を二人でお祝いするお話です。ノヴァ君が母親の記憶を辿って、少しホロッとしてます。
私得設定で、リンガイアは15歳で元服して成人扱いです。 5556
みはいく
DONE2022.6.11まだ自覚していない頃のふたり。ノヴァ君が先生のお酒を飲んでしまい、倒れてしまいます。酔っぱらってちょっとだけ先生に甘えます。
先生とノヴァ君の一人称で物語が進みます。
*リンガイア王国は十五歳で元服を済ませる私得設定なので、ノヴァ君は成人扱いです。
*ゴッチェ・インペリアルは実在するお酒です。度数なんと92度!
*酔っぱらっているので、ノヴァ君の父親の呼び方が普段と違います。
サフランの雫 ランカークスの森の更に奥深く、他人がほとんど訪れない入りくんだ地形に、オレとオレの弟子が住む工房がある。
オレの腕が壊れてから、人間の坊やを弟子にとって、こうやって工房に住むことになった。ヤツは鍛冶について学びながら、腕が利かなくなったオレの身の回りの世話もしてくれている。
ヤツはオレにとって、そして他の人間たちにとって、いや地上の生きとし生けるものの命の恩人だ。言ってどうなるものでもないから言わないが、あのままなす術もなく手をこまねいていたら、地上はバーンのものになって、消し炭にされていたに違いない。この地上がそんな姿になるなど死んでも見たくない。ヤツがいてくれたからオレはあの剣を使う気になったし、つまるところ、オレの心は死なずに済んだのだ。バーンの所為で心が二度も殺されるなんて、まっぴらごめんだった。
6381オレの腕が壊れてから、人間の坊やを弟子にとって、こうやって工房に住むことになった。ヤツは鍛冶について学びながら、腕が利かなくなったオレの身の回りの世話もしてくれている。
ヤツはオレにとって、そして他の人間たちにとって、いや地上の生きとし生けるものの命の恩人だ。言ってどうなるものでもないから言わないが、あのままなす術もなく手をこまねいていたら、地上はバーンのものになって、消し炭にされていたに違いない。この地上がそんな姿になるなど死んでも見たくない。ヤツがいてくれたからオレはあの剣を使う気になったし、つまるところ、オレの心は死なずに済んだのだ。バーンの所為で心が二度も殺されるなんて、まっぴらごめんだった。
96noScull
DONE何番煎じかのうす~いヴァンパイアみっち(先祖返り)設定です。え?明日みつやくん誕?しゃーない書きかけ放置のヴァンパイアパロを…という次第です(ひどい)リープ繰り返した末の謎平和軸。もうどうとでもなーれという境地(;´∀`)
みつやくん誕(フライング) それは情事のようだった。
さらけ出した喉に貪りつく。時折甘い吐息が洩れ、互いに縋り付く。
集会後、姿を消した二人を探してそれを目撃してしまったマイキー達はギョッとして固まった。
が、
「タケミっち何してんの!?」
いち早く正気に戻ったマイキーが二人を引き離した。
ばつが悪そうな武道と涼しい顔の三ツ谷。
武道が噛みついていた首筋には絆創膏が貼られている。
デキていますが何か、みたいな優越感を隠さない三ツ谷の態度にマイキーを筆頭に若干イラっとしていた。
「オレ、実は先祖返りの吸血鬼で…」
武道はいきさつをぽつぽつと語りだした。
事の始まりはとある満月の夜、コンビニに買い物に行ったら不良ではなく通り魔に出くわしてしまった。フードを被った男はナイフを突き出し武道に向かって駆け出してくる。
2279さらけ出した喉に貪りつく。時折甘い吐息が洩れ、互いに縋り付く。
集会後、姿を消した二人を探してそれを目撃してしまったマイキー達はギョッとして固まった。
が、
「タケミっち何してんの!?」
いち早く正気に戻ったマイキーが二人を引き離した。
ばつが悪そうな武道と涼しい顔の三ツ谷。
武道が噛みついていた首筋には絆創膏が貼られている。
デキていますが何か、みたいな優越感を隠さない三ツ谷の態度にマイキーを筆頭に若干イラっとしていた。
「オレ、実は先祖返りの吸血鬼で…」
武道はいきさつをぽつぽつと語りだした。
事の始まりはとある満月の夜、コンビニに買い物に行ったら不良ではなく通り魔に出くわしてしまった。フードを被った男はナイフを突き出し武道に向かって駆け出してくる。
みはいく
TRAININGノヴァ君が炭を切る修行を始めるお話です。先生がノヴァ君への愛を再認識します。たった二人きりで惚気あっているような気もします。十字星と北極星のくだりは、既出でしたらごめんなさい。この二つの星、私たちの世界の星ですね。いつもの通り捏造妄想過多です。
熾火ギルドメイン山脈の麓、奥深い森の中にロン・ベルクとノヴァの住まう工房がひっそりと佇んでいる。
辺りは初夏の清々しい空気に満ち溢れ、朝もやの中、木々の隙間を縫って清らかな光が幾筋も降り注いでいる。
新しく増築した工房に、朝早くから鉈の音が響いている。ロンに教えを受けたノヴァが炭を切る練習をしているのだった。
ノヴァにはさすがに自分で炭を焼く技術は無かったので、ランカークスの村外れに住まう老人から炭を買い求めていた。松を材料とした黒炭を大量に買い付け、文字通り朝から晩まで炭を切って修行している。
師曰く、炭の大きさで炉の温度を調節するため、炭を的確な大きさで均等に切る技術は、まともな剣を打つ為にどうしても必要不可欠な技なのだという。
4690辺りは初夏の清々しい空気に満ち溢れ、朝もやの中、木々の隙間を縫って清らかな光が幾筋も降り注いでいる。
新しく増築した工房に、朝早くから鉈の音が響いている。ロンに教えを受けたノヴァが炭を切る練習をしているのだった。
ノヴァにはさすがに自分で炭を焼く技術は無かったので、ランカークスの村外れに住まう老人から炭を買い求めていた。松を材料とした黒炭を大量に買い付け、文字通り朝から晩まで炭を切って修行している。
師曰く、炭の大きさで炉の温度を調節するため、炭を的確な大きさで均等に切る技術は、まともな剣を打つ為にどうしても必要不可欠な技なのだという。
みはいく
TRAINING相変わらず捏造過多です。ノヴァ君の熱意に当てられた人達が出てきます。物語を分けたのは、続編に年齢制限を入れたいが為です。三冬尽くⅠ工房の建築の請負人が見つかってから、ノヴァは足繁くベンガーナの城下町を訪れていた。ノヴァの熱のこもった想いを聴いて賛同してくれた人々と、新しい工房と普請の細かい打ち合わせをするためだ。
ノヴァが熱く語ったあの時、最初に立ち上がってくれたのは、第一線を退いている高齢の建築家だった。彼女はノヴァを自分の孫のように出迎えてくれた上に、彼女の自宅兼事務所に仲間たちを参集してくれた。
図面を見て話す時、彼女の柔和な顔が引き締まり、鋭い眼光でもって検分が行われていく。彼女の疑問をノヴァや仲間の大工たちと共有して、図面でしかない机上の空論を地上に下ろしていく。
リビングを見直され、暖炉ではなくきちんと別の竈を造って料理をした方が良いと進言された。食は命の源だと彼女は言い、ノヴァもその通りだと思った。
2714ノヴァが熱く語ったあの時、最初に立ち上がってくれたのは、第一線を退いている高齢の建築家だった。彼女はノヴァを自分の孫のように出迎えてくれた上に、彼女の自宅兼事務所に仲間たちを参集してくれた。
図面を見て話す時、彼女の柔和な顔が引き締まり、鋭い眼光でもって検分が行われていく。彼女の疑問をノヴァや仲間の大工たちと共有して、図面でしかない机上の空論を地上に下ろしていく。
リビングを見直され、暖炉ではなくきちんと別の竈を造って料理をした方が良いと進言された。食は命の源だと彼女は言い、ノヴァもその通りだと思った。
みはいく
TRAINING今までとまったく違う環境下で懸命に順応しようとする我慢強いノヴァ君。なんでもないように装ってしまう。でも、無理をしすぎて本当は心が悲鳴をあげているのではないかと思いました。それにいち早く気づくのは、きっと本人ではないでしょう。それに気づいた者の発する言葉や表現や考え方が次第に変わっていく…こんな切ない夜もあったんじゃないか、という、そんなお話です。
蒼白き夜半の切先 実用性の高さか、はたまた優美さか。両方あれば良いのか。質実剛健か華美か。間を取れば良いだけの問題か。好みの問題か。
ノヴァが所有する護身用のナイフについて話が及んだとき、ロンとノヴァの尽きることのない装飾への想いがせめぎ合った。
ノヴァは城塞王国リンガイアの出身だ。一年の多くを冬が支配する北の大地の生まれだけあって、忍耐強く、頑強で、素朴で、情や義に篤い。他者と協力し合うのに慣れているのは、厳しい環境下でも生き残る術だからだ。反面、冬籠もりで他者と隔絶されることも苦ではない。
生きるためにエネルギーを貯蓄し、無駄なパワーは使わない。厳冬下で無駄をすると死が待っている。小さな頃から剣の道を選んだ事もあり実用性を重視している。
4511ノヴァが所有する護身用のナイフについて話が及んだとき、ロンとノヴァの尽きることのない装飾への想いがせめぎ合った。
ノヴァは城塞王国リンガイアの出身だ。一年の多くを冬が支配する北の大地の生まれだけあって、忍耐強く、頑強で、素朴で、情や義に篤い。他者と協力し合うのに慣れているのは、厳しい環境下でも生き残る術だからだ。反面、冬籠もりで他者と隔絶されることも苦ではない。
生きるためにエネルギーを貯蓄し、無駄なパワーは使わない。厳冬下で無駄をすると死が待っている。小さな頃から剣の道を選んだ事もあり実用性を重視している。
みはいく
TRAINING『君の瞳になりて』の対になる物語です。どちらから読んでいただいても大丈夫です。故郷を、同胞を護りきれなかった苦しみに、自分を責めぬいて容赦しなかったノヴァ君がいたのではないかと考えました。そして、そんな彼が自分自身を赦してポジティブになるのは、どんな時だろうと想いを馳せました。
黒曜石の夢魔族との出会いは最悪だった。
ダイたちに武器を創って携えてきた魔族の男をひとめ見て、心の中に沸き上がる黒い憎悪を隠すのに必死になった。
故郷は魔王軍の超竜軍団に滅ぼされた。遠征していたオーザムから文字通り飛ぶように帰還したこの目に映ったものは…。あの無惨な光景を、一生忘れる事はできないだろう。
超竜軍団を率いていたのはダイの父親だと知って、どうしたらいいのか分からなくなった。その人もダイを守るために命を落とした。灰すら残さずバーンによって焼き尽くされたという。それでもダイは苦しみと哀しみのさなか前に進んだ。
思考が止まった。
思考が止まると、思い出されるのは故郷の凄惨なあの光景だ。何度も、何度も、それは頭の中で繰り返し再生された。
2660ダイたちに武器を創って携えてきた魔族の男をひとめ見て、心の中に沸き上がる黒い憎悪を隠すのに必死になった。
故郷は魔王軍の超竜軍団に滅ぼされた。遠征していたオーザムから文字通り飛ぶように帰還したこの目に映ったものは…。あの無惨な光景を、一生忘れる事はできないだろう。
超竜軍団を率いていたのはダイの父親だと知って、どうしたらいいのか分からなくなった。その人もダイを守るために命を落とした。灰すら残さずバーンによって焼き尽くされたという。それでもダイは苦しみと哀しみのさなか前に進んだ。
思考が止まった。
思考が止まると、思い出されるのは故郷の凄惨なあの光景だ。何度も、何度も、それは頭の中で繰り返し再生された。
みはいく
TRAINING二人の師弟関係の成立を、名工の視点で書いてみました。この物語の世界は季節がない、という設定ですので、冒頭に出てくる春は捏造です。
人嫌いのロン・ベルクさんは命をかけてノヴァ(と人間)を守ったわけですが、出逢って一日かそこらの少年に何かを感じて見いだしたのか、はたまた彼の感情の起伏の激しさでもってノヴァの漢気に一目惚れしてしまったのか、脳内に妄想が溢れかえった次第です。
君の瞳になりて美しい、と思った。一瞬で心を奪われていた。
人界に下り、初めて過ごした昼と夜は、ただただ新しい世界の色彩と音に圧倒された。
木々の隙間から差す幾筋もの清浄な木漏れ日、一葉一葉を優しく揺らすそよ風、頬を照らす温かな陽光、清流が巌に当たり別れる音。見たこともない色とりどりの新緑、野に咲く名も無き花々、その馥郁ふくいくたる香り。春を謳歌する名も知らぬ鳥たちよ。
魔界にも数は少ないが人界を知らせる風土記が伝わっている。しかしそのどれにも洪水のような音と色彩には触れられていなかった。
人界に下った時、人知れず奥深い森に住み着くようになったのも、この人界の美しさに惹かれたから、と言っても過言ではなかった。
1510人界に下り、初めて過ごした昼と夜は、ただただ新しい世界の色彩と音に圧倒された。
木々の隙間から差す幾筋もの清浄な木漏れ日、一葉一葉を優しく揺らすそよ風、頬を照らす温かな陽光、清流が巌に当たり別れる音。見たこともない色とりどりの新緑、野に咲く名も無き花々、その馥郁ふくいくたる香り。春を謳歌する名も知らぬ鳥たちよ。
魔界にも数は少ないが人界を知らせる風土記が伝わっている。しかしそのどれにも洪水のような音と色彩には触れられていなかった。
人界に下った時、人知れず奥深い森に住み着くようになったのも、この人界の美しさに惹かれたから、と言っても過言ではなかった。
🍚けい🍚
DONEかなり久々になりましたが、BLゲームノヴァダイエンドです。分岐のちょっと前から始まります。ノヴァとダイくんは百合なイメージが強く、実は当初は挿入なしの予定でした。ですが、【ダイくん受けのR18のBLゲームを買い好感度をMAX近くまで上げていざエロエンドだ!と息巻いて臨んだにも関わらず挿入なし】の場合、私がユーザーの立場だったらさぞがっかりするなと思い、却下したのでしたwww 8480
PoPoPoPontatta
SPUR ME倫理がLv,1くらいのヴァイオが墓との邂逅によりちょっとずつレベルアップしていく(予定)話殺意ある系害悪ハンターのトニオによるヴァイ墓青白く輝く月の光を受けて、降り積もる雪が寂れた工場を薄ぼんやりと照らしている。
ひび割れた壁、錆びた手摺、もう動く事もなく佇むだけの機械達。
レオの思い出と称されるこの場所は、いつ何時訪れても寒々しく、物悲しい。
止むことのない雪以外に動くものはなく、ただあるのは耳が痛くなるほどの静寂。だがそんな静けさの中でアントニオが見下ろす先に唯一、微かな音をたてるものがある。僅かに上下する動きに合わせて聞こえる、隙間風のようなひゅうひゅうという音。それは人の形をしたもの──今回のゲームの参加者である、アンドルー・クレスから発されるか細い呼吸音だった。
「嗚呼。気の毒なことだな、墓守よ。せめて走った先に地下室があれば、先に脱落した者達にも報いることが出来ただろうに」
5207ひび割れた壁、錆びた手摺、もう動く事もなく佇むだけの機械達。
レオの思い出と称されるこの場所は、いつ何時訪れても寒々しく、物悲しい。
止むことのない雪以外に動くものはなく、ただあるのは耳が痛くなるほどの静寂。だがそんな静けさの中でアントニオが見下ろす先に唯一、微かな音をたてるものがある。僅かに上下する動きに合わせて聞こえる、隙間風のようなひゅうひゅうという音。それは人の形をしたもの──今回のゲームの参加者である、アンドルー・クレスから発されるか細い呼吸音だった。
「嗚呼。気の毒なことだな、墓守よ。せめて走った先に地下室があれば、先に脱落した者達にも報いることが出来ただろうに」