ヒュンケル
simasimadayone
DONE大魔王の居城、バーン・パレスは、この度死の大地からの大規模飛行実験に成功した。ロロイの谷よりアバンの使徒を招待し、地上を遊覧飛行中。夜には居城がライトアップされる。
写真は、居城を見つめながら愛を語らうヒュンケル(21)とマァム(16) 3
gedouunko
DOODLE自分の絵柄に落とし込むのも難しいし、なによりイケメン難しいヒュンケルがおあがりよって言ってる理由はこれhttps://twitter.com/gedouunko/status/1497856561040920576?s=21 2
uonome09
DONE2/5ヒュンマフェスウインター開催記念!SSです。バレンタインが近いので(毎年恒例自分用戦利品)チョコ食べながら考えたら、チョコを意識したお話になりました笑マァムver、ヒュンケルverの2種類。
それぞれネップリ登録しています。ハガキで欲しいという方はどうぞ♥
セブンイレブンにて(2月9日まで/ハガキサイズ/1枚60円
●マァム→01348948
●ヒュンケル→43285847 2
simasimadayone
DONEヒュンマフェス・ウィンター作品①【言いたい】
ミナカトール前にヒュンケルとエイミの槍渡しのやりとりを見て、動揺するマァム。
ヒュンケルは自分に向けられたマァムの愛が特別なものである事に気づいている前提です。
言っちゃえよぉ……!
toma_d2hp
DONEヒュンポプお題・1月のお題『雪』大戦後、雪の降る北方の村で暮らすヒュンケルのもとを訪れるポップ。
(R15程度の描写がありますのでご注意ください)
同人誌('08)より再録です。
Silver Snow ふと、ヒュンケルは顔をあげた。
暖炉にくべられた薪が、かすかな音をたててはぜる。
それまで手にしていたものを床に置いた箱に入れ、麻布をかぶせると、ヒュンケルは、テーブルの上の木屑をさっと払った。
もう一度椅子に落ち着くのと、扉がどんどんと叩かれたのは、ほぼ同時だった。
「錠はしていない。入ってくれ」
声をかけると、厚い木の扉が、軋みながら開く。
外の冷気をまとって、雪だらけの少年が顔を覗かせた。
「あいてんのかよ。不用心じゃねぇの」
扉を後ろ手にしめて、訪問者は雪のついたフードを払う。
「⋯なんて言っても、冬にこんな所まで来る奴なんてまずいないよな」
分厚い手袋をとり、ふかふかとした耳あてをはずすと、額の横で結ばれた黄色の細布が揺れた。雪で湿ってしまったのか、いつもよりその色は鮮やかに見える。
5459暖炉にくべられた薪が、かすかな音をたててはぜる。
それまで手にしていたものを床に置いた箱に入れ、麻布をかぶせると、ヒュンケルは、テーブルの上の木屑をさっと払った。
もう一度椅子に落ち着くのと、扉がどんどんと叩かれたのは、ほぼ同時だった。
「錠はしていない。入ってくれ」
声をかけると、厚い木の扉が、軋みながら開く。
外の冷気をまとって、雪だらけの少年が顔を覗かせた。
「あいてんのかよ。不用心じゃねぇの」
扉を後ろ手にしめて、訪問者は雪のついたフードを払う。
「⋯なんて言っても、冬にこんな所まで来る奴なんてまずいないよな」
分厚い手袋をとり、ふかふかとした耳あてをはずすと、額の横で結ばれた黄色の細布が揺れた。雪で湿ってしまったのか、いつもよりその色は鮮やかに見える。
chiroroya_dda
MAIKING先週のTLで見かけた花摘みのヒュンケルから想像した、御伽噺なパラレル話。題名通り、彼は花売りしてます。格好も変で可笑しいヒュンケルです。
なので話がシリアスなのかシリアルなのか、微妙。
また、ダイとヒュンケルが出会うまでの前置きが長いです。それに比べて二人の出会いが短い。
これ、一応話の流れは決めてるんですけど、続きを書けるかな…。
花売りの○○変わったの花売りがいる。
それを聞いたのは、義兄が久々に家に帰ってきた時だった。
土産だと言って渡した綺麗な色の花は、生前母が一番大好きだった種類の花。小ぶりで目立たないがとても可愛らしいと何時も愛でていたと、良く父や義兄から聞かされていた。自分も一度だけ本物を見た事があるが、咲いている地域が限られている為、中々お目に掛からないものだった。
差し出された花は、最近この町で商売を始めた花売りから買ったそうだ。その花売りは少し変わった格好をしている男だが、中々のイケメンで、忽ち町の女性達が虜になり、噂が瞬く間に町中に広まってしまい、今ではこの町でちょっとした有名人だそうだ。
「じゃあ、モテモテだね、その人。」
5026それを聞いたのは、義兄が久々に家に帰ってきた時だった。
土産だと言って渡した綺麗な色の花は、生前母が一番大好きだった種類の花。小ぶりで目立たないがとても可愛らしいと何時も愛でていたと、良く父や義兄から聞かされていた。自分も一度だけ本物を見た事があるが、咲いている地域が限られている為、中々お目に掛からないものだった。
差し出された花は、最近この町で商売を始めた花売りから買ったそうだ。その花売りは少し変わった格好をしている男だが、中々のイケメンで、忽ち町の女性達が虜になり、噂が瞬く間に町中に広まってしまい、今ではこの町でちょっとした有名人だそうだ。
「じゃあ、モテモテだね、その人。」
simasimadayone
DONE65話はきっとこう!「あなたがいなくなってわかったの。私、あなたのこと…!」
「マァム…!!」
(FF4のセシルとローザのやつ。)
マァムとの誓いを守り、光の闘気で暗黒を打ち破ったヒュンケル!立会人はダインさんです😌💒おめでとうございます🎊 2
chiroroya_dda
DONEたまきずをやっている時に、ダイ君と交代する時に「おれのこと好き」と聞こえてしまった事から生まれた、しょうもない産物。謎時空、多分、原作軸パラレル。
その場に居る面子は、マァム、ポップ、ヒュンケル、ノヴァは居ますが、その他はご想像にお任せします。
ポップ、ヒュンケル、バランのそれぞれの反応別に書いてみました。改ページが無い為改行多様にしてます。
見づらくて申し訳ありません。
お願いオシエテ「ダイ!」
ノヴァがダイの名前を呼ぶ。その声に弾かれた様に一斉に振り返ると、ダイは虚ろな目で頬を紅潮させ、コップを片手にふらふらとしていた。
そう、彼はコップに入っていた酒を間違えて飲んでしまい、酔っぱらってしまった。(未成年は絶対飲んじゃ駄目だよ!)
真っ赤になって今にも倒れそうになるダイを、その場にいた全員が手際よく介抱する為に動き出す。
そんな中、マァムから水を貰ったダイは、力なく胃へと流し込む。
少しだけ落ち着いたダイは、不意に隣にいる人物を虚ろになった目で見上げ、桜色に染まった唇を震わせた。
そして、唐突に爆弾を投下した。
「おれのこと好き?」
ダイが言い放った言葉に、隣の人物の脳は硬直した。
=その後、のそれぞれの反応。=
1388ノヴァがダイの名前を呼ぶ。その声に弾かれた様に一斉に振り返ると、ダイは虚ろな目で頬を紅潮させ、コップを片手にふらふらとしていた。
そう、彼はコップに入っていた酒を間違えて飲んでしまい、酔っぱらってしまった。(未成年は絶対飲んじゃ駄目だよ!)
真っ赤になって今にも倒れそうになるダイを、その場にいた全員が手際よく介抱する為に動き出す。
そんな中、マァムから水を貰ったダイは、力なく胃へと流し込む。
少しだけ落ち着いたダイは、不意に隣にいる人物を虚ろになった目で見上げ、桜色に染まった唇を震わせた。
そして、唐突に爆弾を投下した。
「おれのこと好き?」
ダイが言い放った言葉に、隣の人物の脳は硬直した。
=その後、のそれぞれの反応。=
simasimadayone
DOODLE決戦前夜、気持ちをかき乱されたマァムだったけど、こんなことあってほしいな…の妄想!魔甲拳の説明書読んで、またヒュンケルの事思い出してドキッとして欲しい…。
印も光っちゃうよね!
ムーンストーン
DONEダイの大冒険 140字SSに挑戦してみました。バーン大戦から百年位後のラーハルトのヒュンケルへの独白です。
無沙汰を詫びる昔人間と魔族が戦争をしてたって本当?と黒髪でヒュンケルの面影がある彼の曾孫にあどけなく問われ、涙腺の熱さに耐えられずここへきてしまった。
アバンの使徒が勝ち取った戦の無い世ではそちらへ行く切っ掛けがないのだ。
無沙汰はお前のせいなのだから今少し待てとラーハルトは墓石に酒をかけた。
140アバンの使徒が勝ち取った戦の無い世ではそちらへ行く切っ掛けがないのだ。
無沙汰はお前のせいなのだから今少し待てとラーハルトは墓石に酒をかけた。
ムーンストーン
DONEダイの大冒険140字ss です。十数年振りに実家?の地底魔城に帰ってきたヒュンケルの自問自答です。
揺籃の地地底魔城のじっとりとした空気が彼を包む。
目を瞑っても辿り着ける父の部屋の前に立ち、幼き頃の楽園を見た。
暴虐の魔王に生みだされた死霊騎士は温もりと慈しみと騎士道と、愛を。
それがある筈もない存在にも関わらず幼子に与えたのだ。
復讐は父の灰を暖めると信じてヒュンケルは踵を返した。
140目を瞑っても辿り着ける父の部屋の前に立ち、幼き頃の楽園を見た。
暴虐の魔王に生みだされた死霊騎士は温もりと慈しみと騎士道と、愛を。
それがある筈もない存在にも関わらず幼子に与えたのだ。
復讐は父の灰を暖めると信じてヒュンケルは踵を返した。
Piorimu_novel
DONE【タイトル】⑦ランカークス村【ご注意!】漫画版完結後のネタバレをしています。未読の方は回れ右を🙇♀️
【登場人物】ポップ、ヒュンケル、ジャンク、スティーヌ
#二次創作 #ポップ #ヒュンケル #ネタバレ注意 8
Piorimu_novel
DONE【タイトル】⑥カール城下町【ご注意!】漫画版完結後のネタバレをしています。未読の方は回れ右を🙇♀️
【登場人物】ポップ、アバン、ヒュンケル
#二次創作 #ポップ #アバン #ヒュンケル #ネタバレ注意 7
下町小劇場・芳流
DONE⑸2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑤竜騎衆戦
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑤ 激闘の果て、ヒュンケルは、敵だったはずの男から、新しい鎧を譲り受けた。
俺の目の前で、ヒュンケルは、その受け取ったばかりの鎧の魔槍を身にまとうと、跪き、元の持ち主の手を取った。もう、力の入っていないその手を、そいつの胸の上に置き、組んでやっていた。
そうして、ヒュンケルは、胸に軽く手を当てると、そいつの前で頭を垂れた。哀悼の意の表明だった。俺も、その背後で、ヒュンケルに倣い、その敵だったはずの男、ラーハルトに頭を下げた。その死を悼む意味を込めて。
少しして、ヒュンケルは、立ち上がると俺に近づき、いきなり俺の腕を取った。
「な、なにすんだよ!」
「ひとりでは歩けないだろう。肩を貸す。」
「ケッ、冗談じゃねえよ、気持ち悪ぃ。」
1687俺の目の前で、ヒュンケルは、その受け取ったばかりの鎧の魔槍を身にまとうと、跪き、元の持ち主の手を取った。もう、力の入っていないその手を、そいつの胸の上に置き、組んでやっていた。
そうして、ヒュンケルは、胸に軽く手を当てると、そいつの前で頭を垂れた。哀悼の意の表明だった。俺も、その背後で、ヒュンケルに倣い、その敵だったはずの男、ラーハルトに頭を下げた。その死を悼む意味を込めて。
少しして、ヒュンケルは、立ち上がると俺に近づき、いきなり俺の腕を取った。
「な、なにすんだよ!」
「ひとりでは歩けないだろう。肩を貸す。」
「ケッ、冗談じゃねえよ、気持ち悪ぃ。」
下町小劇場・芳流
DONE⑷2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面④竜騎衆戦
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面④ 鬼岩城の足取りを追っていた俺は、カールで、超竜軍団に蹂躙された爪痕を目の当たりにした。その中で、ダイの不思議な紋章と同じ痕跡を見つけ、嫌な予感に駆られた俺は、急いで仲間たちの元に戻ろうとした。
始めは、キメラの翼で、直ちにパプニカ王都に戻ろうと思った。
だが、少しでも魔王軍の情報があったほうがいいと思った俺は、人口が多く、かつ、まだ持ちこたえているベンガーナに立ち寄り、魔王軍の侵攻状況を聞こうと思った。
俺が訪れたベンガーナの街は、思ったよりも活気があり、人々も日常生活を営んでいた。
俺は、人の集まる街の大衆食堂に行き、そこで食事を注文しながら話を聞いた。
俺は、カウンターに座り、店の店主に声をかけた。
2808始めは、キメラの翼で、直ちにパプニカ王都に戻ろうと思った。
だが、少しでも魔王軍の情報があったほうがいいと思った俺は、人口が多く、かつ、まだ持ちこたえているベンガーナに立ち寄り、魔王軍の侵攻状況を聞こうと思った。
俺が訪れたベンガーナの街は、思ったよりも活気があり、人々も日常生活を営んでいた。
俺は、人の集まる街の大衆食堂に行き、そこで食事を注文しながら話を聞いた。
俺は、カウンターに座り、店の店主に声をかけた。
下町小劇場・芳流
DONE⑵2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面②不死騎団長就任式
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面② ヒュンケルが書斎で報告書を作成していると、不意に、その部屋の扉がノックされた。
ここは魔界に設けられた屋敷の一つ。
ヒュンケルは、数年前にこの屋敷と使用人たちを与えられた。そして、師でもあり上司でもあるミストバーンから指示された任務に当たる日々を送っていた。その任務の大半は、反乱の目を摘む鎮圧行為や、領内における領民同士のトラブルの制圧などであり、平時には、任された一軍の訓練を指揮するなどしていた。
この日もまた、ヒュンケルは、先日出向いた反乱の鎮圧について、報告書を作成していたところであった。
「入れ。」
ヒュンケルは、短く入室を許可した。
すると、そこには、彼の執事の姿があった。
「失礼いたします、ヒュンケル様。」
6205ここは魔界に設けられた屋敷の一つ。
ヒュンケルは、数年前にこの屋敷と使用人たちを与えられた。そして、師でもあり上司でもあるミストバーンから指示された任務に当たる日々を送っていた。その任務の大半は、反乱の目を摘む鎮圧行為や、領内における領民同士のトラブルの制圧などであり、平時には、任された一軍の訓練を指揮するなどしていた。
この日もまた、ヒュンケルは、先日出向いた反乱の鎮圧について、報告書を作成していたところであった。
「入れ。」
ヒュンケルは、短く入室を許可した。
すると、そこには、彼の執事の姿があった。
「失礼いたします、ヒュンケル様。」
下町小劇場・芳流
DONE⑴2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面①バルトスの苦悩
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面① 騎士は、港の岸壁に立ち、そこから紺碧の海を眺めていた。
ホルキア大陸の南西に位置するこの港町は、比較的温暖な地域だった。遠くに見えるのは水平線にすぎないが、ここから船で5日も行けば、ラインリバー大陸、ロモス王国に着く。かつては、ロモス側と船で人々が行き来をしていた交易の街だった。
だが、数年前に、魔王軍がこの港町を制圧して以来、定期船は出てはいなかった。
騎士は、骨の腕を組み、まっすぐに対岸にあるはずのロモスを見つめていた。海に変わった様子もなく、水平線に船影もない。
部下からの報告を聞いても、近いうちに人間たちからの総攻撃となる様子までは、まだなかった。
だが、それが表面上のつかの間の平穏に過ぎないことは、長年、魔王に騎士として仕え、戦場に長くあった彼にはよくわかっていた。
3469ホルキア大陸の南西に位置するこの港町は、比較的温暖な地域だった。遠くに見えるのは水平線にすぎないが、ここから船で5日も行けば、ラインリバー大陸、ロモス王国に着く。かつては、ロモス側と船で人々が行き来をしていた交易の街だった。
だが、数年前に、魔王軍がこの港町を制圧して以来、定期船は出てはいなかった。
騎士は、骨の腕を組み、まっすぐに対岸にあるはずのロモスを見つめていた。海に変わった様子もなく、水平線に船影もない。
部下からの報告を聞いても、近いうちに人間たちからの総攻撃となる様子までは、まだなかった。
だが、それが表面上のつかの間の平穏に過ぎないことは、長年、魔王に騎士として仕え、戦場に長くあった彼にはよくわかっていた。
下町小劇場・芳流
DONE⑽2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑩戦後ネイル村シリーズ
激甘ヒュンマ、子どもネタがあるので、苦手な方は要注意
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑩ ぼんやりと目を開けると、まだ、体は重く、けだるい疲れが残っていた。
いまは何時だろうか。朝になったのか。
あれから、どのくらいの時間が経ったのか。
自分の置かれた状況を把握するのに時間がかかった。
少しだけ、目を動かしてみた。
私の隣に、ぬくもりがある。
私と同じベッドの上に寝かせられた、その小さな温かさを感じ、私は、胸がいっぱいになった。
よかった。夢じゃなかったんだ。
私が目をさましたのに気付くと、ベッドの脇に座っていたヒュンケルが、小さな声で私に呼びかけてきた。
「マァム。目が覚めたのか?」
「うん。」
「無理をするな。眠れる時に眠っていた方がいい。
・・・まだ、この子も眠っている。」
「うん・・・。」
2294いまは何時だろうか。朝になったのか。
あれから、どのくらいの時間が経ったのか。
自分の置かれた状況を把握するのに時間がかかった。
少しだけ、目を動かしてみた。
私の隣に、ぬくもりがある。
私と同じベッドの上に寝かせられた、その小さな温かさを感じ、私は、胸がいっぱいになった。
よかった。夢じゃなかったんだ。
私が目をさましたのに気付くと、ベッドの脇に座っていたヒュンケルが、小さな声で私に呼びかけてきた。
「マァム。目が覚めたのか?」
「うん。」
「無理をするな。眠れる時に眠っていた方がいい。
・・・まだ、この子も眠っている。」
「うん・・・。」
下町小劇場・芳流
DONE⑼2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑨戦後ネイル村シリーズ
激甘ヒュンマ、子どもネタありなので、苦手な方は要注意
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑨ 夜中に目をさますと、隣に寝ているはずの彼女の姿がなかった。
何かあったのだろうか。体調が悪いのだろうか。
不安に駆られた俺は、寝室を出て、階下へと降りていった。
階段を下っていくと、リビングに人の気配を感じた。
明かりはなく、格子窓から差し込む月の明かりだけが、仄かな光源となっていた。リビングの椅子に腰かけている人影がある。暗闇に慣れた俺の目には、それが誰なのか、すぐに分かった。
俺が近づくと、足音に気付いたのか、彼女はこちらに目を向けた。
「ヒュンケル。」
いつも通りの声が、俺を呼んだ。
その声色に辛そうな響きはなく、俺は、少しだけ胸をなでおろすことができた。
「どうした。眠れないのか?」
俺が気づかわしげに声をかけると、彼女は困ったように答えた。
3107何かあったのだろうか。体調が悪いのだろうか。
不安に駆られた俺は、寝室を出て、階下へと降りていった。
階段を下っていくと、リビングに人の気配を感じた。
明かりはなく、格子窓から差し込む月の明かりだけが、仄かな光源となっていた。リビングの椅子に腰かけている人影がある。暗闇に慣れた俺の目には、それが誰なのか、すぐに分かった。
俺が近づくと、足音に気付いたのか、彼女はこちらに目を向けた。
「ヒュンケル。」
いつも通りの声が、俺を呼んだ。
その声色に辛そうな響きはなく、俺は、少しだけ胸をなでおろすことができた。
「どうした。眠れないのか?」
俺が気づかわしげに声をかけると、彼女は困ったように答えた。
下町小劇場・芳流
DONE⑻2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑧戦後のアバンとヒュンケル
アバンのしるしの意味
2021.12.11「不死身の長兄」web拍手お礼画面⑧ カールには、世界有数の蔵書数を誇る、壮大な王立図書館があった。
王宮から続く広大な庭の中の小径を歩いていくと、しばらくして、その図書館に着く。そこは、カールの王族や、国家の要職の人間だけではなく、許可さえ下りれば、民間の学者や研究者も立ち入りを許されていた。
その「知の共有」が、この国を強国たらしめた要因の一つなのであろう。
かつては、ジニュアール家の歴代当主も、この王立図書館に足繫く通っていたそうだ。
庭の小径の先に見えた王立図書館の建物は、王宮と異なって、全体的に直線的構造であり、三角形の屋根とその正面のレリーフが印象的だった。そこには、知恵の神を意味する梟のシルエットをかたどった彫刻が掲げられていた。
5224王宮から続く広大な庭の中の小径を歩いていくと、しばらくして、その図書館に着く。そこは、カールの王族や、国家の要職の人間だけではなく、許可さえ下りれば、民間の学者や研究者も立ち入りを許されていた。
その「知の共有」が、この国を強国たらしめた要因の一つなのであろう。
かつては、ジニュアール家の歴代当主も、この王立図書館に足繫く通っていたそうだ。
庭の小径の先に見えた王立図書館の建物は、王宮と異なって、全体的に直線的構造であり、三角形の屋根とその正面のレリーフが印象的だった。そこには、知恵の神を意味する梟のシルエットをかたどった彫刻が掲げられていた。
ムーンストーン
DONEメガンテを巡るポップとダイの攻防戦。(ダイは籠城戦です。外から友軍が来ないと敗ける…)R-18は念の為。ほぼ会話オンリーです。ダイが弱々で、アニメ58話冒頭の戦意喪失ダイにキュンとなって衝動的に(略)
別の話になる予定だったので後で統合するかもしれません。
魔法契約設定も含めて捏造だらけですが、ダイ大の「メガンテは魔法が使える人ならだれでも使用可能」設定だと契約なしで使えるかも?と妄想しました。
The Point of No Return 回帰不能点〜ダイ酒場兼宿屋は夜になってもざわめきが消えない。
人里離れたデルムリン島育ちのダイが人の気配の濃厚さに気疲れしているのを悟ったポップはダイに先に風呂へ入れと促した。
カラスの行水ですぐ部屋に戻ったダイと入れ替わりにポップが一階の風呂に行くと、ダイは寝る前の準備として二人の荷物をすぐ持ち出せるようにそれぞれのベット上の足元に置いた。
それは二人がデルムリン島から冒険の旅にでたときからの習慣だった。
不思議なことに魔王軍に夜襲をかけられたことはほとんどないが、野生動物や凶暴化したモンスターに襲われたことは何度もある。
ダイが相手を剣で切り払えば返り血で服や荷物が汚れるし、ポップがうっかり最近出力が上がり続けているメラを放とうものなら山火事になりかねない。
5701人里離れたデルムリン島育ちのダイが人の気配の濃厚さに気疲れしているのを悟ったポップはダイに先に風呂へ入れと促した。
カラスの行水ですぐ部屋に戻ったダイと入れ替わりにポップが一階の風呂に行くと、ダイは寝る前の準備として二人の荷物をすぐ持ち出せるようにそれぞれのベット上の足元に置いた。
それは二人がデルムリン島から冒険の旅にでたときからの習慣だった。
不思議なことに魔王軍に夜襲をかけられたことはほとんどないが、野生動物や凶暴化したモンスターに襲われたことは何度もある。
ダイが相手を剣で切り払えば返り血で服や荷物が汚れるし、ポップがうっかり最近出力が上がり続けているメラを放とうものなら山火事になりかねない。
ムーンストーン
DONEアルキード王国滅亡の日を回顧するラーハルト。ラーハルトとその家族の過去捏造です。
バランに拾われるまで小さい子が一人でよく生き延びられたなと。
公式?でハドラー率いる魔王軍の戦がはじまったのがラーハルト7才だそうで辛すぎる。
ラーハルト〜離岸ラーハルトは返り血で汚れた顔と手を湖で洗った。
服も乾いた血でゴワついて不快だが拠点に戻るまで我慢するしかない。
我が騎竜は水を飲み終えただろうかと、ラーハルトは顔を上げようとしてヒクリと頬が強張らせた。
水面に映る青肌で両頬に黒の紋様のある若い男は、幼いころ死別した父に驚くほど似ていたからだ。
ラーハルトの父の記憶は極僅かで、母子の住む家に食料や褒賞なのか略奪したのか貴金属などを持ってやってきては2〜3日過ごし、またふらりと去るというものだった。
父が家にいる間は、二人で近くの森に罠を仕掛けたり、父が愛用の槍で捉えた獲物の血抜きや毛皮の処理などをしてすごした。
特に父子の間に会話はなく、魔族の基準で普通の親子仲だったのかは未だにわからない。
1639服も乾いた血でゴワついて不快だが拠点に戻るまで我慢するしかない。
我が騎竜は水を飲み終えただろうかと、ラーハルトは顔を上げようとしてヒクリと頬が強張らせた。
水面に映る青肌で両頬に黒の紋様のある若い男は、幼いころ死別した父に驚くほど似ていたからだ。
ラーハルトの父の記憶は極僅かで、母子の住む家に食料や褒賞なのか略奪したのか貴金属などを持ってやってきては2〜3日過ごし、またふらりと去るというものだった。
父が家にいる間は、二人で近くの森に罠を仕掛けたり、父が愛用の槍で捉えた獲物の血抜きや毛皮の処理などをしてすごした。
特に父子の間に会話はなく、魔族の基準で普通の親子仲だったのかは未だにわからない。
ムーンストーン
DONEヒュンケル編です。彼が当時地底魔城にいたのかわかりませんが、魔界でなく地上の拠点で多人数が過ごせそうなのがここしか思い浮かびませんでした。
相変わらず捏造設定多めですのがご容赦下さい。
ヒュンケル〜狼煙剣術の修行中、唐突にミストバーンが視界の隅に現れたが、ヒュンケルは動揺を見せず飽くことなく剣を振るい続けた。
父バルドスと死に別れ、アバンと共に暮らし、そしてミストバーンに師事して、幾年たっただろうか。
生年もあやふやな孤児の身だが、確か10歳にはなるはずだ。
俺はアバンの元にいた時より強くなった。今の強さがあの時あれば父をムザムザと死なせなかったものを、とギリリと奥歯を噛みしめるヒュンケルを見てミストバーンが僅かに左手を上げる。剣術の稽古を終えろ、という合図だ。
剣を収めて流れ落ちる汗も拭かずに師の元へ歩む。
次は暗黒闘気の修行だろうか?
直接指導するのは珍しい、とヒュンケルは無表情のまま師を見る。
無口で知られたミストバーンだが、流石に修行や学問については直接指示をするか教師役の魔族に指導させていた。
1272父バルドスと死に別れ、アバンと共に暮らし、そしてミストバーンに師事して、幾年たっただろうか。
生年もあやふやな孤児の身だが、確か10歳にはなるはずだ。
俺はアバンの元にいた時より強くなった。今の強さがあの時あれば父をムザムザと死なせなかったものを、とギリリと奥歯を噛みしめるヒュンケルを見てミストバーンが僅かに左手を上げる。剣術の稽古を終えろ、という合図だ。
剣を収めて流れ落ちる汗も拭かずに師の元へ歩む。
次は暗黒闘気の修行だろうか?
直接指導するのは珍しい、とヒュンケルは無表情のまま師を見る。
無口で知られたミストバーンだが、流石に修行や学問については直接指示をするか教師役の魔族に指導させていた。
ムーンストーン
DONEアルキード王国滅亡の日にまつわるオムニバス。夢から覚めた日十一年前に物心ついていた年齢の人はこの大事件を覚えているでしょう。
始まりの終わりの日ポップ〜楽園追放
あの日か、覚えてるよ。
物心ついた時っていうか、ちゃんと覚えてる一番小さい時の記憶さ。
丁度その時は、届け物をしにいった母さんの後を少し離れて追いかけてたんだ。
村の広場の真ん中位にいたんだけど、背中に氷を突っ込まるたみたいな感じ…今思うと超強力なオーラを感じて立ち止まった。
すぐ後にチカッと空の低い所が光って、その光が凄い勢いで空の端から端まで真っ白に広がった。
次の瞬間最初に光った所から見たことのない白い雲が空の天辺まで上がっていった。
雲の先っちょがキノコの笠みたいにまるまったな、と思ったら後ろに向って吹っ飛ばされたんだ。
子どもの体は軽いから何度も転がってやっと止まって、それから聞いたこともない轟音が響いて。
822あの日か、覚えてるよ。
物心ついた時っていうか、ちゃんと覚えてる一番小さい時の記憶さ。
丁度その時は、届け物をしにいった母さんの後を少し離れて追いかけてたんだ。
村の広場の真ん中位にいたんだけど、背中に氷を突っ込まるたみたいな感じ…今思うと超強力なオーラを感じて立ち止まった。
すぐ後にチカッと空の低い所が光って、その光が凄い勢いで空の端から端まで真っ白に広がった。
次の瞬間最初に光った所から見たことのない白い雲が空の天辺まで上がっていった。
雲の先っちょがキノコの笠みたいにまるまったな、と思ったら後ろに向って吹っ飛ばされたんだ。
子どもの体は軽いから何度も転がってやっと止まって、それから聞いたこともない轟音が響いて。
i_tu_kichi
DOODLE魂の絆、魂の追憶とヒュンポプっぽい小ネタ。ポップの衣装のヒラヒラって、凄く狩猟本能くすぐられそうなので、ヒュンケル辺りにとっ捕まって欲しい。あとハドラーとアバン先生の玉が半分共鳴してるのめっちゃ滾る。片手で共鳴して、もう片方は武器構えてるんですよね、本当ありがとうございます。スキルが被るとこも推せる。ハドアバも好き...
というかポプ玉来てくださいお願いします 3
k_sarara
INFOヒュンマカフェ💜❤️アクリルスタンドヒュンケル 、マァム各700円、あんしんBOOTHパックにて発送になります。他商品との同梱可です。
14センチサイズ(マァムは身長差のため少し小さいです)写真は試作品のため製品版の台座の星は65→35サイズに変更となっております。17日午後に製品版が届くので届き次第製品版写真を公開いたします。頒布開始はツイッターにてお知らせします。 2
k_sarara
DONEヒュンマカフェ💜❤️ モーニングプレート「マァムが頑張って作りました 〜初めての二人きりの朝ごはん〜」
料理はそれほど得意ではないマァムがヒュンケルのために初めて作った朝ごはん。ネイル村の野菜やフルーツをふんだんに、うみたて卵をソーセージで閉じ込めてヒュンケルへの想いを表現しました💜❤️✨
お値段950G 2
k_sarara
DONEヒュンマカフェ💜❤️ドリンク「聖母の膝枕 」
この優しさ、あたたかいぬくもり…
ヒュンケルの心を抱いたマァムの優しさを赤いグラスと青紫のバタフライピーソーダで表現しました。
聖母の慈愛に触れて思わず涙するドリンクです!
お値段650G
k_sarara
DONEヒュンマカフェ💜❤️デザートその1「今ここでお前に誓おう‼︎ マァムへの生涯の誓いのレアチーズケーキ」
ヒュンケル(ブルーベリーソース)とマァム(ストロベリーソース)の二人の心が永遠に結ばれた事を円環で表現したレアチーズケーキプレート、二人の絆はこの先どんな苦難が待ち受けようとも揺るがない…‼︎
お値段800G
i_tu_kichi
DOODLE魂の絆ヒュンポプ風味まとめお互いに→←の気持ち持ってて本当滾る
ヒュンケルのイベクエで、怪我したヒュンケルをマァム任せて、ダイと前に出るポップの楽しそうな感じが尊い。いつも守って貰う側だし、戦いにいく背中を見せられることが嬉しいとか!それに素直に従うヒュンケルとか拝ざるを得ない(すぐに前衛に戻ったけど)
もう一回見たいです運営さん。イベント終わったばかりだけど、復刻祈願してる... 3
i_tu_kichi
DOODLE魂の絆の雑感想。ポップvsヒュンケルにもえ滾ったのでメモ。本当はお互いがお互いを認め合ってるんだけど、ぶつかると頭に血が上って収集つかなくなるところに、拳を握りしめてマァム(聖母)がやってくるとか、神すぎひんか...五体投地しすぎで家の床が抜けそうよ