ポプ
海月くらげ
DONE【ダイポプ】元気なのでペン入れしてあった分をサクッと仕上げ。しょくしゅ祭りに刺激されて、そっちに掛かり切りで、こっちの完成遅くなってしまった( ;∀;)しょくしゅな課題は、まだ制作中~
りゅうが
DOODLEりゅうがのぽぷだいへのお題は『好きって言って!』です。140文字SSを書いてみましょう。https://shindanmaker.com/1017946
から書いたSS。本を読むポと周りでそわそわするつのしっぽ子竜。
なりひさ
DONEマトポプ。現パロでアイス屋でバイトするポップと、それを見にきたマトリフあいシてる「へえ、似合ってるじゃねえか」
マトリフはにやにやと笑いながら弟子の姿を見た。ポップは突然にバイト先に現れたマトリフにぎょっとする。
「なんで来てんだよ!」
「おめえがここでバイトしてるってアバンから聞いたからな。からかいに来た」
言いながらマトリフは並んだアイスを眺めている。ポップのバイト先はアイス屋であった。しかも多くの種類が並ぶ人気のアイス屋である。ピンクの制服と帽子を被ったポップは、ニコリと引き攣った笑みを浮かべた。
「買わねえなら帰ってくれよ」
「買わねえとは言ってねえだろ」
マトリフはアイスを一通り眺めてから「食ったことねえからわからねえな」と呟いた。そしてあるポスターに目を止めた。それは「何を食べていいかわからないアナタへ! 店員がアナタのためにアイスをお選びします」というものだった。
1284マトリフはにやにやと笑いながら弟子の姿を見た。ポップは突然にバイト先に現れたマトリフにぎょっとする。
「なんで来てんだよ!」
「おめえがここでバイトしてるってアバンから聞いたからな。からかいに来た」
言いながらマトリフは並んだアイスを眺めている。ポップのバイト先はアイス屋であった。しかも多くの種類が並ぶ人気のアイス屋である。ピンクの制服と帽子を被ったポップは、ニコリと引き攣った笑みを浮かべた。
「買わねえなら帰ってくれよ」
「買わねえとは言ってねえだろ」
マトリフはアイスを一通り眺めてから「食ったことねえからわからねえな」と呟いた。そしてあるポスターに目を止めた。それは「何を食べていいかわからないアナタへ! 店員がアナタのためにアイスをお選びします」というものだった。
uryu_fff
INFO6/19パバステ4おしながき▼イベントページ
https://00m.in/crh6K
▼BOOTH(ラリーチケット配布終了)
https://00m.in/5mqjT
▼フロマージュ
https://00m.in/NhJSN
●ネップリ番号
セブン:花風漣…98444927
メイド…04774318
ローソン/ファミマ/ポプラ:47MK8YUTKA 2
まろんみるく。
DONEぽぷあぷすとのモチーフ(遊園地)のささみゃー描きました。下書き→ペン入れ→ゴムかけ→着色まで2人分で6日かかりました(爆)‼︎
1人描いたら気力尽きちゃって💦💦💦(R4.6.7-8) 4
海月くらげ
DONE【ダイポプ小動物】はらっぱでお昼寝わんこポップ君とにゃんこダイ君、イラストだと、ベッタリくっついてるシチュが多いな……と、今まで描いたイラストのサムネを見ていて、ふと思った。無意識。仕方ない、ダポだものヽ(=´▽`=)ノ
ベッタリくっついてる小動物なダポ描くのが、好きなんだろうなぁ。
akina_daidai
PASTぽぷまつり2展示作品お揃いパジャマシリーズ
以前描いたラクガキをぽぷまつり2用に描き直しました。
・お揃いパジャマ:個人的ネップリ用。
・一組パジャマ:サークルカット用。
※描き直す前のラクガキはコチラ。
https://www.pixiv.net/artworks/97178723 2
akina_daidai
PAST「ぽぷまつり2カウントダウン企画②」3月~5月以前参加できなかったお題をぽぷまつりに併せて追加で描きました。
・3月テーマ【転職】新規描き下ろし。1P漫画。ゲームネタ。
・4月テーマ【ハグ】新規描き下ろし。原作終了後。マァムに言ってほしいセリフを妄想…。
・5月テーマ【スイーツ】新規描き下ろし。ネップリ企画用。なんとなくアイスを食べさせたかったw 3
akina_daidai
PAST「ぽぷまつり2カウントダウン企画①」11月~2月・11月テーマ【学パロ】先輩と呼んでほしかった。
・12月テーマ【子ども】20年前のネタを描き起こし。
・1月テーマ【花】ネップリ用に描き直し。
・2月テーマ【おそろい】なぜか休日のラブラブ新婚カップルみたいになってしまったイラストw 5
sangurai3
DONEポプマWebオンリー「ぽぷまつり202206」参加作品本編後。ポップに対して言葉にできない想いを抱くマァムが、色々な人との関わりを通じて答えを見つける話。
拙作CP話にしては登場キャラ多数。レオナ・メルル・エイミ・マリン・ヒュンケル・ラーハルトが出てきます。
その代わり?ポップほとんど出てきません。すいません。
訳が分からないなりに、全力で書いたポプマです。
飛べなければ跳べばいい 城の中庭でポップが宙に浮いている。傍らにいるのは三賢者たち。彼らは今トベルーラの特訓をしている。得意分野に偏らず、より幅広く魔法を使いこなせるようになるべきと大戦後も修行を続けているのだ。そしてポップはパプニカに戻るたび彼らの特訓に付き合っている。
ふわふわと浮かぶエイミの横に並び、ポップは何かを伝える。頷いたエイミは直立の姿勢のまま前後左右へと動く。アポロは上下に、マリンは庭全体を旋回する。身体の軸が僅かでもぶれるとポップの鋭い指摘が入る。動きが安定するまで、それぞれ一定の動きを何度も繰り返し、宙空でのバランスの取り方を覚えていく。
「そんなこっそり覗かなくても、堂々と見学に行けばいいじゃない」
16802ふわふわと浮かぶエイミの横に並び、ポップは何かを伝える。頷いたエイミは直立の姿勢のまま前後左右へと動く。アポロは上下に、マリンは庭全体を旋回する。身体の軸が僅かでもぶれるとポップの鋭い指摘が入る。動きが安定するまで、それぞれ一定の動きを何度も繰り返し、宙空でのバランスの取り方を覚えていく。
「そんなこっそり覗かなくても、堂々と見学に行けばいいじゃない」
sangurai3
DONEポプマWebオンリーイベント「ぽぷまつり202206」参加作品ポプマのデートをテーマに書いたお話です。
「撫子」は昨年相互様にお誕生日お祝いとして差し上げたもの。「街角~」はその続きとして書き下ろしました。
それぞれ短い話ですが、交際している二人の幸せな風景が描けていたらいいなと思います。 9
Utakata_Ririkar
PROGRESSシグポプ♀決戦前夜ifの作業進捗。オリハルコンシグとにょたぽぷちゃんの成人向けになるやつ。完成はいつになるか未定。決戦前夜if あんまり可哀想で、思わず抱き締めてしまった。
その時親衛騎団の騎士シグマは、夜の港町で魔法使いの少女ポップを抱き締めていた。
シグマの腕の中で、ポップはわんわんと子供のようにむせび泣いている。
(どうして私は、敵である彼女に胸を貸しているのだろう)
涙を流すポップの髪を撫でながら、シグマはこうなった経緯を思い出していた……。
◆◇◆◇◆◇
「ここってもしかして、サババか?」
大魔王と最後の戦いに挑む前夜。
師マトリフの住み処からカール王国の森のある砦に帰る途中、ポップは魔法力の減退を感じ一度地上に降り立った。
そこはかつてハドラー親衛騎団と戦った港町サババだった。
ポップはそこの堤防に腰掛け、夜風にあたりながら師に言われた言葉を思い出していた。
2293その時親衛騎団の騎士シグマは、夜の港町で魔法使いの少女ポップを抱き締めていた。
シグマの腕の中で、ポップはわんわんと子供のようにむせび泣いている。
(どうして私は、敵である彼女に胸を貸しているのだろう)
涙を流すポップの髪を撫でながら、シグマはこうなった経緯を思い出していた……。
◆◇◆◇◆◇
「ここってもしかして、サババか?」
大魔王と最後の戦いに挑む前夜。
師マトリフの住み処からカール王国の森のある砦に帰る途中、ポップは魔法力の減退を感じ一度地上に降り立った。
そこはかつてハドラー親衛騎団と戦った港町サババだった。
ポップはそこの堤防に腰掛け、夜風にあたりながら師に言われた言葉を思い出していた。
せなわ
DONEポーズ(トレス素材使用)練習を兼ねた女体化ぽぷ描けました。念の為ワンクッション。今回はグリサイらず、初めて水彩混色ペン使ってみたら意外と使いやすい…
ただ、6時間15分かかった😇
あと、また泣かせた😂ちくしょーって感じ。
なりひさ
DONEガンマトに巻き込まれたポプReproduce 誰かが洞窟内に入ってきた気配でガンガディアはそちらを見た。洞窟内にはガンガディアひとりきりで、逆光の入り口に立っていたのはマトリフだった。
「もう修行は終わったのかね」
「まあな」
マトリフはポップを連れて修行に出ていた。それは月に数回行われる修行で、いつもならガンガディアもその修行に同行しているのだが、今日は同行を断られていた。
「ポップ君は?」
「あいつなら帰った。用事があるんだとよ」
マトリフはいつもの安楽椅子にどっかりと腰を下ろした。あー疲れた、などとぼやきながら椅子を揺らしている。ガンガディアはそこに僅かな違和感を覚えた。
「食事もせずに帰るとは、よほど急ぎの用事なのだろうか」
いつもは修行が終われば食事をして帰るのが習慣だった。ガンガディアは昼食にと思って作ったスープに目をやってから、眼鏡に手をやる。ふむ、と胸中で呟いてからマトリフを見た。
3230「もう修行は終わったのかね」
「まあな」
マトリフはポップを連れて修行に出ていた。それは月に数回行われる修行で、いつもならガンガディアもその修行に同行しているのだが、今日は同行を断られていた。
「ポップ君は?」
「あいつなら帰った。用事があるんだとよ」
マトリフはいつもの安楽椅子にどっかりと腰を下ろした。あー疲れた、などとぼやきながら椅子を揺らしている。ガンガディアはそこに僅かな違和感を覚えた。
「食事もせずに帰るとは、よほど急ぎの用事なのだろうか」
いつもは修行が終われば食事をして帰るのが習慣だった。ガンガディアは昼食にと思って作ったスープに目をやってから、眼鏡に手をやる。ふむ、と胸中で呟いてからマトリフを見た。
白久黒音
MEMOまほポプ男女カプラルポプになる予定だが×じゃなくて+で終わりそう
ひとごろし初めて作ったアイテムは、実はドラゴン・キャンディじゃないんです。
ううん、違う。そうじゃない。もっと正確に言うなら、初めて『成功させた』アイテムですね。
先生、覚えてますか?
わたしが作ったアイテムの中で、一番完成度が高いもの、あったでしょ?
先生が一番驚いたアイテム。そして危なくて使えないって言ったもの。
そう、身がわり人形。でもね、本当はあんな感じじゃなかったんだ。
本当はね。寿命をもらって、そのひとの姿を完璧にコピーする能力じゃなくて、本当は……本当は…………。
…………本当は。
人形のボタンを押したひとの、寿命全部を吸い取り、脱け殻となった体を置いて、人形が本物に成り代わるアイテムだったの。本物の姿をコピーして、本物と同じ人格、魂が人形に宿る。人形は本物の姿を完璧に再現する。そんなアイテム。本当なら、人形が壊れれば元の肉体に戻るはずだった。
1885ううん、違う。そうじゃない。もっと正確に言うなら、初めて『成功させた』アイテムですね。
先生、覚えてますか?
わたしが作ったアイテムの中で、一番完成度が高いもの、あったでしょ?
先生が一番驚いたアイテム。そして危なくて使えないって言ったもの。
そう、身がわり人形。でもね、本当はあんな感じじゃなかったんだ。
本当はね。寿命をもらって、そのひとの姿を完璧にコピーする能力じゃなくて、本当は……本当は…………。
…………本当は。
人形のボタンを押したひとの、寿命全部を吸い取り、脱け殻となった体を置いて、人形が本物に成り代わるアイテムだったの。本物の姿をコピーして、本物と同じ人格、魂が人形に宿る。人形は本物の姿を完璧に再現する。そんなアイテム。本当なら、人形が壊れれば元の肉体に戻るはずだった。
sangurai3
DONE大遅刻もいいところの4月ポプマお題「ハグ」テーマの話です。本編後、CP成立前。話をどう展開させるか悩んで時間かかってしまいました。気持ち良い締めの話ではないのですが、よろしければ。
触れたいと思うとき ポップ、マァム、メルルの三人は約一ヶ月ぶりにパプニカを訪れた。ダイ捜索に進展があっても無くても、定期的に報告のため城を訪問することにしている。
「みんな久しぶり!」
明るい笑顔を浮かべ、レオナは大きく両手を広げた。ずい、と迫られマァムは少々戸惑う。
「えーっと……?」
「ハグよ、ハグ! たまにはいいでしょ?」
ほら、ぎゅってして!
身分を越えて絆を深めた友人は、満面の笑みで手を広げてくる。マァムは苦笑しつつレオナを両腕で抱きしめた。柔らかく細い少女の身体。世界の復興に捜索の支援にと、この細身で奔走しているのだと思うと胸の内に熱いものがこみ上げてくる。
「レオナ、少し痩せたんじゃない? 無理しないでね」
3326「みんな久しぶり!」
明るい笑顔を浮かべ、レオナは大きく両手を広げた。ずい、と迫られマァムは少々戸惑う。
「えーっと……?」
「ハグよ、ハグ! たまにはいいでしょ?」
ほら、ぎゅってして!
身分を越えて絆を深めた友人は、満面の笑みで手を広げてくる。マァムは苦笑しつつレオナを両腕で抱きしめた。柔らかく細い少女の身体。世界の復興に捜索の支援にと、この細身で奔走しているのだと思うと胸の内に熱いものがこみ上げてくる。
「レオナ、少し痩せたんじゃない? 無理しないでね」
himeka_hp
DONEお題メーカーにて「美味そうなお前が悪い」という台詞から出来たお話です。
ポプちゃん捏造設定あります。
【誘惑するのは…?】ヒュンポプ季節が夏を迎えて、段々と暑くなる日々。
パプニカの城の中でも暑さは増すばかり。日陰はひんやりとした空気もあるものの、吹き抜ける風は熱風を思わせるくらいには熱かった。
部屋に籠りがちなポップは、益々暑くなる部屋の暑さにまいりきっていた。
「あちぃ~」
まあ、魔法で部屋を冷やすことも可能なのだが、あえて使わない所がポップらしい。
机に突っ伏しながら、唸るポップを諌める人物はおらず、部屋の中にはポップ一人だけ。
「なんで夏はこんなあちぃんだよ~」
一人ぶちぶちと呟きながら、ちらりと羊皮紙を睨みつけるが、仕事をやろうにもやる気が起きなくなってくる。
溜まりきった仕事の山を片付けないと、またレオナからのお小言が来るのは分かってはいるのだが、いかんせんこの暑さだ、もう集中力も無いに等しい。
2039パプニカの城の中でも暑さは増すばかり。日陰はひんやりとした空気もあるものの、吹き抜ける風は熱風を思わせるくらいには熱かった。
部屋に籠りがちなポップは、益々暑くなる部屋の暑さにまいりきっていた。
「あちぃ~」
まあ、魔法で部屋を冷やすことも可能なのだが、あえて使わない所がポップらしい。
机に突っ伏しながら、唸るポップを諌める人物はおらず、部屋の中にはポップ一人だけ。
「なんで夏はこんなあちぃんだよ~」
一人ぶちぶちと呟きながら、ちらりと羊皮紙を睨みつけるが、仕事をやろうにもやる気が起きなくなってくる。
溜まりきった仕事の山を片付けないと、またレオナからのお小言が来るのは分かってはいるのだが、いかんせんこの暑さだ、もう集中力も無いに等しい。
kisaragi_hotaru
MAIKINGガンマトとハドポプが混在している世界線のお話の続きです。マトポプは師弟愛です。ひたすらしゃべってるだけです。ダイ大原作と獄炎のネタバレを含んでおりますので、閲覧の際には十分にご注意くださいませ。
捏造と妄想がかなり激しいです。いわゆる、何でも許せる人向け、となっております。
このシリーズは一旦ここで完結という形を取らせていただこうと思います。続きを待ってくれておりましたなら申し訳ないです……。
大魔道士のカミングアウト 5 「――ハドラー様は10年前の大戦にて亡くなられたと聞き及んでいたのだが」
本日二度目のガラスの割れる音を聞いた後、ガンガディアから至って冷静に尋ねられたポップは一瞬逡巡して、ゆっくりと頷いた。
「ああ、死んだよ。跡形もなく消えちまった」
さすがにこのまま放置しておくのは危ないからと、二人が割ってしまったコップの残骸を箒で一箇所に掻き集めたポップは片方の指先にメラを、もう片方の指先にヒャドを作り出し、ちょんと両方を突き合わせた。途端にスパークしたそれは眩い閃光を放ち、ガラスの残骸は一瞬で消滅した。
「そうか……ハドラー様は君のメドローアで……」
なんともいえない顔でガンガディアはそう言ったが、ポップは「は?」と怪訝な顔をして振り返った。
7747本日二度目のガラスの割れる音を聞いた後、ガンガディアから至って冷静に尋ねられたポップは一瞬逡巡して、ゆっくりと頷いた。
「ああ、死んだよ。跡形もなく消えちまった」
さすがにこのまま放置しておくのは危ないからと、二人が割ってしまったコップの残骸を箒で一箇所に掻き集めたポップは片方の指先にメラを、もう片方の指先にヒャドを作り出し、ちょんと両方を突き合わせた。途端にスパークしたそれは眩い閃光を放ち、ガラスの残骸は一瞬で消滅した。
「そうか……ハドラー様は君のメドローアで……」
なんともいえない顔でガンガディアはそう言ったが、ポップは「は?」と怪訝な顔をして振り返った。
kisaragi_hotaru
MAIKINGガンマトとハドポプが混在している世界線のお話の続きです。マトポプは師弟愛です。ダイ大原作と獄炎のネタバレを含んでおりますので、閲覧の際にはご注意くださいませ。
捏造と妄想がかなり激しいです。いわゆる、何でも許せる人向け、となっております。更新は少しずつになってしまいます。あしがらず。
大魔道士のカミングアウト 4 恋愛相談。
弟子の台詞を聞いたマトリフの脳内にいくつかの顔が浮かんだが、続いた台詞でその全てが除外されることとなった。
「あ、因みに相手は男なんで」
マジかよ。マトリフは思った。
「マジかよ」
そのまま声にも出てしまった。唖然とするマトリフにさらなる追撃が襲いかかる。
「んでもって人間でもなかったりする」
「……ポップ」
「ん?」
「ちょっとそこ座れ。正座」
「……わかった」
マトリフの真剣な声に、ポップは一瞬怯んだがギュッと胸元を握りしめる手に力を込めて、勇気を出して一歩を踏み出した。
「オメーは部屋から出ていけガンガディア」
「……」
不満をありありと表す顔をしてガンガディアはそれでも言われた通りに身体を起こしてマトリフから離れた。寝室の出入り口に向かう途中でポップとすれ違う。その時、
5640弟子の台詞を聞いたマトリフの脳内にいくつかの顔が浮かんだが、続いた台詞でその全てが除外されることとなった。
「あ、因みに相手は男なんで」
マジかよ。マトリフは思った。
「マジかよ」
そのまま声にも出てしまった。唖然とするマトリフにさらなる追撃が襲いかかる。
「んでもって人間でもなかったりする」
「……ポップ」
「ん?」
「ちょっとそこ座れ。正座」
「……わかった」
マトリフの真剣な声に、ポップは一瞬怯んだがギュッと胸元を握りしめる手に力を込めて、勇気を出して一歩を踏み出した。
「オメーは部屋から出ていけガンガディア」
「……」
不満をありありと表す顔をしてガンガディアはそれでも言われた通りに身体を起こしてマトリフから離れた。寝室の出入り口に向かう途中でポップとすれ違う。その時、
kisaragi_hotaru
MAIKINGガンマトとハドポプが混在している世界線のお話です。マトポプは師弟愛です。ダイ大原作と獄炎のネタバレを含んでおりますので、閲覧の際には十分にご注意くださいませ。
捏造と妄想がかなり激しいです。いわゆる、何でも許せる人向け、となっております。更新は少しずつになってしまいます。あしからず。
大魔道士のカミングアウト 3 元魔王軍。そう聞いた場合に多くの者が真っ先に思い浮かぶのは大魔王バーンを頂点とした10年前に勇者ダイが討滅した魔王軍だろう。しかし、マトリフが先程言った“元魔王軍”はそうではないことをポップは理解していた。
「元魔王軍……それって……つまり……」
その先に続く言葉を、その名を、声に出して発するには、この時のポップには些か勇気が必要だった。
ポップの意を汲んだわけではないがマトリフがひとつ頷き、
「ああ。ハドラーが魔王として君臨していた時の魔王軍のことだ」
そう続けた。
息を呑むポップ。緊張で震えそうになった手を思い切り握り締めた。ちゃぶ台の下で行われているそのような葛藤の様相など知る由もないマトリフとガンガディアは懐かしむように互いに顔を見合わせる。
5400「元魔王軍……それって……つまり……」
その先に続く言葉を、その名を、声に出して発するには、この時のポップには些か勇気が必要だった。
ポップの意を汲んだわけではないがマトリフがひとつ頷き、
「ああ。ハドラーが魔王として君臨していた時の魔王軍のことだ」
そう続けた。
息を呑むポップ。緊張で震えそうになった手を思い切り握り締めた。ちゃぶ台の下で行われているそのような葛藤の様相など知る由もないマトリフとガンガディアは懐かしむように互いに顔を見合わせる。
kisaragi_hotaru
MAIKINGガンマトとハドポプが混在している世界線のマトポプ(師弟愛)のお話の続きです。ガンマトの事後要素が少しだけあります。直接的な描写はありません。
今回もハドポプ要素はありません。ハドが出てこないせいでガンマト+巻き込まれポプみたいなお話になっています。
ダイ大原作と獄炎のネタバレを含んでおります。捏造と妄想が激しい産物です。何でも許せる人向け、となっております。
大魔道士のカミングアウト 2 「お初にお目にかかる。私はデストロールのガンガディア。大魔道士マトリフの弟子、ポップよ。君のことはマトリフから聞いているよ。是非会ってみたいと思っていた。まあマトリフがなかなか会わせてはくれなかったがね。会えて嬉しいよ」
「はあ……どうも」
礼儀正しく自己紹介をされてポップは拍子抜けしつつも片手を後頭部に置いてペコリと会釈を返した。
マトリフから聞いていたという台詞で、ポップは横目でちらりとマトリフへと視線を向ける。見るからに嫌そうな顔をしているマトリフ。それが仮にも恋人に対する表情なのかと思うと再び混乱してきそうだったが、しかしそれよりも気になるべきことがポップにはあった。
「……コイツが、師匠の……恋人……」
4113「はあ……どうも」
礼儀正しく自己紹介をされてポップは拍子抜けしつつも片手を後頭部に置いてペコリと会釈を返した。
マトリフから聞いていたという台詞で、ポップは横目でちらりとマトリフへと視線を向ける。見るからに嫌そうな顔をしているマトリフ。それが仮にも恋人に対する表情なのかと思うと再び混乱してきそうだったが、しかしそれよりも気になるべきことがポップにはあった。
「……コイツが、師匠の……恋人……」
kisaragi_hotaru
MAIKINGガンマトとハドポプが混在している世界線のマトポプ(師弟愛)のお話です。ガンマトの事後要素が少しだけあります。直接的な描写はありません。
今回はハドポプ要素はありません。
ダイ大原作最終回と獄炎のネタバレを含んでおりますので、閲覧の際には十分にご注意くださいませ。
捏造と妄想の産物です。いわゆる、何でも許せる人向け、となっております。あしからず。
大魔道士のカミングアウト 1 「……は?」
そう広くはない洞窟内にその声は大きく響いた。あまりにも間の抜けたそれは僅かな余韻を残したが、空気に完全に溶け込んで消えるまで時間はそうかからなかった。弟子の視線から逃れるようにマトリフは顔を背けた。なんというタイミングの悪さだと嘆いたところで、もう遅い。この弟子は察しが良い。なんせ人間にしては長い生涯において唯一の、最初で最後の、自慢の弟子だ。
「え、師匠……うそだろ……?」
そんな今や世間では二代目大魔道士と呼ばれている弟子――ポップの驚愕の色がありありと浮かぶ台詞に、うそだ、とすぐさま答えられたならどんなによかったかと、マトリフは目元を片手で覆って深い溜息を吐き出した。
ポップが息を呑む。マトリフの反応が、事実なのだと告げていたからだ。
5773そう広くはない洞窟内にその声は大きく響いた。あまりにも間の抜けたそれは僅かな余韻を残したが、空気に完全に溶け込んで消えるまで時間はそうかからなかった。弟子の視線から逃れるようにマトリフは顔を背けた。なんというタイミングの悪さだと嘆いたところで、もう遅い。この弟子は察しが良い。なんせ人間にしては長い生涯において唯一の、最初で最後の、自慢の弟子だ。
「え、師匠……うそだろ……?」
そんな今や世間では二代目大魔道士と呼ばれている弟子――ポップの驚愕の色がありありと浮かぶ台詞に、うそだ、とすぐさま答えられたならどんなによかったかと、マトリフは目元を片手で覆って深い溜息を吐き出した。
ポップが息を呑む。マトリフの反応が、事実なのだと告げていたからだ。
okome_ou
DONEいていな開催おめでとうございます!せっかくなのでシールのネットプリント登録してみました!ファミリーマート、ローソン、ポプラのマルチコピー機でお願いします。
6/5 14時くらいまでできるそうです。
ユーザー番号: 9T8D46E38W
印刷してくださった方もしいたら教えてくださったらめちゃ嬉しいです!
himeka_hp
DONEお互い視線が合う事が、きっかけで。付き合っちゃうヒュンポプ。
【重なる視線】ヒュンポプ良く目が合う時がある。気のせいかとも思っていたけど、どうやらそうでも無い。それはお互いに分かっていた。
城の廊下、食堂、会議中。様々な所で必ず目と目が合うのだ。そうしたら、しばらくお互いにじ、と見つめた後にするりと自然にお互いに目をそらす。それが一連の流れとなっていた。
それは、特に気持ち悪い訳でもないし、何かがある訳でもないから、気にはしていなかったけど、でも、お互いにきっと、そうなんだろうと思っていた。
「なー」
「どうした?」
「なんで見てくんの」
「…それは、お前にも聞きたいが?」
ある日一緒に食事をしていた時に、ポップが切り出したこと。この所の視線の件について。
問いかけても、逆に聞き返されてしまうのは当たり前だろう。
1853城の廊下、食堂、会議中。様々な所で必ず目と目が合うのだ。そうしたら、しばらくお互いにじ、と見つめた後にするりと自然にお互いに目をそらす。それが一連の流れとなっていた。
それは、特に気持ち悪い訳でもないし、何かがある訳でもないから、気にはしていなかったけど、でも、お互いにきっと、そうなんだろうと思っていた。
「なー」
「どうした?」
「なんで見てくんの」
「…それは、お前にも聞きたいが?」
ある日一緒に食事をしていた時に、ポップが切り出したこと。この所の視線の件について。
問いかけても、逆に聞き返されてしまうのは当たり前だろう。