事務所
yu__2020
DONEとある街で怪異専門探偵事務所を営むアズと、押しかけ助手の双子の調査録。5話。ヴィ様の元に届いた不穏な荷物と吸血鬼とパーティーの顛末と終わりと新しい事件の話。
※アズが女体化してる。
銀幕のメトセラ 4話目パーティは華やかに
パーティの日が来て、アズールとヴィルは車の中で準備を始めていた。
耳に付けたレシーバーから、リドルの声が聞こえてくる。レシーバーを付けていても違和感の無い、ヴィルやジェイド達と違い、どうしても誤魔化しにくいアズールの格好は魔法で誤魔化して、ヴィルのチェックを受けていた。
「良いかい。皆。くれぐれも危険な行動はとらないように。人間の数が多い以上、アズールやヴィルの超常現象は面倒な事になる。細かいごまかしがきかないような物は避けないとだから、基本は僕達人間側が対処に当たる。その代わり、探知方面で能力を上手く使ってくれ」
「ええ、分かりました」
アズールの返答に、一瞬リドルが黙り、咳払いをして
26556パーティの日が来て、アズールとヴィルは車の中で準備を始めていた。
耳に付けたレシーバーから、リドルの声が聞こえてくる。レシーバーを付けていても違和感の無い、ヴィルやジェイド達と違い、どうしても誤魔化しにくいアズールの格好は魔法で誤魔化して、ヴィルのチェックを受けていた。
「良いかい。皆。くれぐれも危険な行動はとらないように。人間の数が多い以上、アズールやヴィルの超常現象は面倒な事になる。細かいごまかしがきかないような物は避けないとだから、基本は僕達人間側が対処に当たる。その代わり、探知方面で能力を上手く使ってくれ」
「ええ、分かりました」
アズールの返答に、一瞬リドルが黙り、咳払いをして
よしよし
MEMO【弊事務所のモモユキ🍑❄オメガバース設定】描いた本人だけがひたすら楽しい モモユキの子供たち設定②
(※オリキャラしか出てこないです注意)
(※赤ちゃんじゃなくて大分成長してる自我のある大人です)
さのべに
DOODLE※雑今号のおかげで前に下書きだけして進んでない妄想漫画思い出した描かないかもだからぽいぴくへ マネジ関連ごろーくんは人に恵まれて一任してそうだなって思ってる メディアにはめったに出ないから確認するだけ りーぐ現役の点含めると事務所に委託してるかは微妙なんですけど詳しい方教えてください
yu__2020
DONEとある街で怪異専門探偵事務所を営むアズと、押しかけ助手の双子の調査録。5話。ヴィ様の元に届いた不穏な荷物と吸血鬼と特訓したり過去の話が出たりあの子が出たり。パート3。
※アズが女体化してる。
銀幕のメトセラ 三話目特訓
ヴィルの屋敷の一角には、それこそ家から出なくても全てのトレーニングが出来るとも言われるほどのトレーニング施設がある。一体いつの頃からか、少なくともアズールがそこにいた頃から、小規模なボールルームは存在していたが、更にグレードが上がっていた。
手拍子の音と共にヒールの靴でまっすぐ歩くという訓練を、アズールはひいひい言いながらこなし、時折転びかけたりしながら練習を続けていた。
「もっとしゃっきりしなさい! 内面から自信がにじみ出るように! 顎を引きなさい!」
「あ、顎を引こうとすると足がもつれるんですよ!」
「頭を使って歩いているからよ。まだ身体に歩き方が馴染んでないわね」
二人の様子を、ジェイドとフロイドは壁に寄りかかって眺め、ルークはアシスタントのようにテキパキと動き回っていた。
13632ヴィルの屋敷の一角には、それこそ家から出なくても全てのトレーニングが出来るとも言われるほどのトレーニング施設がある。一体いつの頃からか、少なくともアズールがそこにいた頃から、小規模なボールルームは存在していたが、更にグレードが上がっていた。
手拍子の音と共にヒールの靴でまっすぐ歩くという訓練を、アズールはひいひい言いながらこなし、時折転びかけたりしながら練習を続けていた。
「もっとしゃっきりしなさい! 内面から自信がにじみ出るように! 顎を引きなさい!」
「あ、顎を引こうとすると足がもつれるんですよ!」
「頭を使って歩いているからよ。まだ身体に歩き方が馴染んでないわね」
二人の様子を、ジェイドとフロイドは壁に寄りかかって眺め、ルークはアシスタントのようにテキパキと動き回っていた。
yu__2020
DONEとある街で怪異専門探偵事務所を営むアズと、押しかけ助手の双子の調査録。5話。ヴィ様の元に届いた不穏な荷物と吸血鬼と芸術と人間のお話。パート2。ネタバレするとアズが女体化したりする。
銀幕のメトセラ 二話目人間好き
リドルは鑑識と共にヴィルの家にやってきて、裏庭に案内されて小屋の中に入ると、むうっと難しげに置かれた箱を見つめた。
「箱を開けてからは触っていないね」
「ああ、もちろんだとも」
微笑むルークを、リドルはじっと見上げてアズールの方にチラリと目をやった。
「ああ、そうでした。ルークさん、こちらがリドル警部です。リドルさん、彼が言っていたルークさんですよ」
「ああ、なるほど。協力に感謝するよ」
「メルシー。ムシュー」
微笑むルークを、リドルは案外普通の人間だったな、と内心思いながら彼の目の前に置かれた箱へ近づいた。
「随分見事に加工されているな……」
「ああ、それなりに技術力を持った人間だろうね。ここに包まれていた包装紙とリボンもある」
14495リドルは鑑識と共にヴィルの家にやってきて、裏庭に案内されて小屋の中に入ると、むうっと難しげに置かれた箱を見つめた。
「箱を開けてからは触っていないね」
「ああ、もちろんだとも」
微笑むルークを、リドルはじっと見上げてアズールの方にチラリと目をやった。
「ああ、そうでした。ルークさん、こちらがリドル警部です。リドルさん、彼が言っていたルークさんですよ」
「ああ、なるほど。協力に感謝するよ」
「メルシー。ムシュー」
微笑むルークを、リドルは案外普通の人間だったな、と内心思いながら彼の目の前に置かれた箱へ近づいた。
「随分見事に加工されているな……」
「ああ、それなりに技術力を持った人間だろうね。ここに包まれていた包装紙とリボンもある」
yu__2020
DONEイドアズ。とある街で怪異専門探偵事務所を営むアズと、押しかけ助手の双子の調査録。5話目。ヴィ様の元に届いた不穏な荷物と吸血鬼と芸術と人間のお話。全四話の予定。銀幕のメトセラ 一話目メッセージカードを添えて
映写機の音がカタカタと鳴り、暗い部屋の中にあの人の姿が映る。モノクロで、所々痛んでしまったせいか時折映像が瞬き絵がきちんと見えない場面もあるが、あの人の写るところは幸いとても保存状態が良かった。
無声のそれは黎明期の頃のフィルムで、舞台上に一人の俳優が独白をするシーンが映る。もの悲しく、翻弄されて苦痛に喘ぐ青年を演じる彼の声まで聞こえてくるようだった。
ただそれは美しく、見る者の心を虜にするような鬼気迫る演技に、彼は感動か、嘆きか分からないため息を漏らす。
「本当にやれるかい?」
部屋の隅にいた声に、男は現実に引き戻された。
「ああ、勿論。あまりにも悲劇だ」
「そう、その通りだとも」
13951映写機の音がカタカタと鳴り、暗い部屋の中にあの人の姿が映る。モノクロで、所々痛んでしまったせいか時折映像が瞬き絵がきちんと見えない場面もあるが、あの人の写るところは幸いとても保存状態が良かった。
無声のそれは黎明期の頃のフィルムで、舞台上に一人の俳優が独白をするシーンが映る。もの悲しく、翻弄されて苦痛に喘ぐ青年を演じる彼の声まで聞こえてくるようだった。
ただそれは美しく、見る者の心を虜にするような鬼気迫る演技に、彼は感動か、嘆きか分からないため息を漏らす。
「本当にやれるかい?」
部屋の隅にいた声に、男は現実に引き戻された。
「ああ、勿論。あまりにも悲劇だ」
「そう、その通りだとも」
katohkaname
DONE2021年8月21日(土)開催 『鬼さんおいで、手の鳴る方へ』(鬼滅の刃/無惨様と上弦の鬼スペース 参加作品です。現代軸。現パロ。鬼たちは人間設定です。ボーカル:猗窩座を擁するロックバンド『EXCELLENT JOGEN』。彼等は新曲発表後一躍スターダムに乗る。しかし、猗窩座はライバル事務所に所属するタレントと何やらいい雰囲気で、バンドメンバー、そして事務所社長の鬼無辻無惨は猗窩座に苦言を呈する
EXCELLENT JOGENEXCELLENT JOGEN
【登場人物設定】
■猗窩座:ボーカル。半天狗によってスカウトされる。空手道場とカフェでアルバイトしながらアマチュアバンドを組んでいた。
■黒死牟:リードギター(5弦/主旋律)担当。フリーのギタリスト&作曲家としてマルチに活躍する弟にちょっぴり嫉妬♪
■鳴女:ベースギター(4弦)。元琵琶奏者という異色の経歴の持ち主。淡々と鬼無辻の演出に従い演奏する。
■童磨:ドラム。手足が長く、見目麗しい容貌なので女性のファンが多い。猗窩座をよくからかって激怒されるが止める気はない。
■妓夫太郎&堕姫(梅)キーボード&パーカッション。堕姫は元ボーカルだがイマイチ売れないためにパーカッションに転向。美しい容姿なので男性ファンが多い。妓夫太郎のピアノは天才肌で鬼無辻のお気に入りだが容姿はイマイチ
17220【登場人物設定】
■猗窩座:ボーカル。半天狗によってスカウトされる。空手道場とカフェでアルバイトしながらアマチュアバンドを組んでいた。
■黒死牟:リードギター(5弦/主旋律)担当。フリーのギタリスト&作曲家としてマルチに活躍する弟にちょっぴり嫉妬♪
■鳴女:ベースギター(4弦)。元琵琶奏者という異色の経歴の持ち主。淡々と鬼無辻の演出に従い演奏する。
■童磨:ドラム。手足が長く、見目麗しい容貌なので女性のファンが多い。猗窩座をよくからかって激怒されるが止める気はない。
■妓夫太郎&堕姫(梅)キーボード&パーカッション。堕姫は元ボーカルだがイマイチ売れないためにパーカッションに転向。美しい容姿なので男性ファンが多い。妓夫太郎のピアノは天才肌で鬼無辻のお気に入りだが容姿はイマイチ
HSM_TRPG
MEMO新クトゥルフ神話trpg 現代探索者御調 楽(みしらべ らく) 探偵 女性
「カタシロ」を回った時のpc。
自分ぽいの作ってきてって言われて迷走した。
何も似てないと思われる。
KPが手強かったと感想を漏らした。面白かったね〜〜〜
少年、約束守ってくれよ?
待ってるぞ
事務所にはお菓子がよく置かれるようになった。
rei
DONE # 絵描きさんからリプ貰ったイラストを文章にする上記タグにてカナデさん(@ai_okenia )から素敵な絵使わせてもらい書きました、探偵事務所ネタのタル鍾SSです。
書いてて楽しかったです!ありがとうございますー!! 4592
haribote_san
MAIKINGゆるっと創作。なんかこう、ぼやぼやっと何かの事務所もの書いてみたいよね。にしてもぼやぼやしすぎだ。途中だし。「これ、どうするつもりだったんですか?」
やらかした。
目の前の部下、クロをみて真っ先に浮かんだ言葉だ。怒りや不機嫌が滲んでいるとか、そういう類はもはや通り過ぎたのだと一瞬でわかる、その表情。
無。無だ。無でしかない。今ここで何を言っても言わなくても、もはや許されることはない、その顔。
「黙ってないで何か言ったらどうです?」
「すみません……」
「謝罪は幼児でもできますよ」
思わず口に出た謝罪の言葉すらぴしゃりと撥ね付けられる。もうどうしようもないが、今許されていることはただ一つ。偽りのない事情の説明だ。
「……一応、昨夜までで残りの仕事量はそこの書類の山一つ分にはなってたんだ」
「嘘は状況を悪くするだけですよ」
1409やらかした。
目の前の部下、クロをみて真っ先に浮かんだ言葉だ。怒りや不機嫌が滲んでいるとか、そういう類はもはや通り過ぎたのだと一瞬でわかる、その表情。
無。無だ。無でしかない。今ここで何を言っても言わなくても、もはや許されることはない、その顔。
「黙ってないで何か言ったらどうです?」
「すみません……」
「謝罪は幼児でもできますよ」
思わず口に出た謝罪の言葉すらぴしゃりと撥ね付けられる。もうどうしようもないが、今許されていることはただ一つ。偽りのない事情の説明だ。
「……一応、昨夜までで残りの仕事量はそこの書類の山一つ分にはなってたんだ」
「嘘は状況を悪くするだけですよ」
田中鉈
DONE事務所メンバーの朗読集が出るらしいですね😇https://m.post.naver.com/viewer/postView.naver?volumeNo=32031741&memberNo=51307767
このままだと何喋ってるか一言も分からないのに軽率に買ってしまいそう😂😂😂
へきち
DOODLE逆裁2日記一瞬イサオさんが降霊したかと思ってゾッとしたシーンがありました。
あと事務所にイトノコ刑事がいるのも悪くないじゃん♪と思ってたらなるほど君がいきなり最低彼氏みたいなムーブしてキレました。プレーヤーとの激しすぎる乖離やめろ…やめろ…
あと顔芸カルマです。 3
Jack_0_Lantern_
CAN’T MAKE耳と尻尾だけ猫化したオルがそのままヒーロー活動を続けようとしてファンやパパラッチに写真撮られまくっていたので、サーが事務所まで連れ帰ってきたシーン。雄猫が発情期を迎えると攻撃的になるって本に書いてあったので、こんな感じで、普段なら絶対しない口喧嘩をしたあとに、仲直り発情期交尾してほしいな…という導入です。
猫化オルサー 私の手を引いていたナイトアイが、執務室に入るやいなや、扉を勢いよく閉める。バンッ、と激しい音が、外界から私たちを遮断した。
こちらを振り向いたナイトアイの顔は明らかに紅潮していて、荒ぶる気配を隠しもしない。普段は冷ややかさを感じる目元は、今は別人に思えるくらいに苛立たしさが滲む。ファンやカメラマンたちに押し引きされ、すっかり乱れてしまったスーツからのぞく首筋には、玉のような汗が光っていた。
「えっと、ナイトアイ、なんか怒って……る?」
「当たり前だろう」
暑いな、と舌打ち混じりに吐き捨てて、彼が空いた手でネクタイを緩める。こんなぞんざいな姿のナイトアイ、見たことない。今まで出遭ったどの巨悪なヴィランよりも鋭い、刺すような迫力があって、圧倒されそうになる。手首を握られていなければ、反射的に間合いの外まで距離を取っていただろう。本能が、アラートを鳴らせる。穏便になだめて平穏を取り戻したいと思うのは、私が彼と恋仲であることを差し置いても、別におかしなことじゃあないだろう。
1171こちらを振り向いたナイトアイの顔は明らかに紅潮していて、荒ぶる気配を隠しもしない。普段は冷ややかさを感じる目元は、今は別人に思えるくらいに苛立たしさが滲む。ファンやカメラマンたちに押し引きされ、すっかり乱れてしまったスーツからのぞく首筋には、玉のような汗が光っていた。
「えっと、ナイトアイ、なんか怒って……る?」
「当たり前だろう」
暑いな、と舌打ち混じりに吐き捨てて、彼が空いた手でネクタイを緩める。こんなぞんざいな姿のナイトアイ、見たことない。今まで出遭ったどの巨悪なヴィランよりも鋭い、刺すような迫力があって、圧倒されそうになる。手首を握られていなければ、反射的に間合いの外まで距離を取っていただろう。本能が、アラートを鳴らせる。穏便になだめて平穏を取り戻したいと思うのは、私が彼と恋仲であることを差し置いても、別におかしなことじゃあないだろう。
きみどり
MAIKINGアイドルやってる乱凪砂が好きすぎる茨の話と、事務所に一刻も早く帰りたい七種茨VS期日までは絶対に島から出したくない巴日和の攻防「俺、死んだ……?」
夢から覚めた筈が、未だ奇妙な感覚が拭いきれない。つよく握られた手の感触、唇に触れたあたたかさ、叩き付けられぐしゃりと潰れた自分の体……全部、ぜんぶ、夢の中の出来事の筈だ。
己にそう言い聞かせていると、外から聞こえてくる歌声に弾かれたように茨は部屋を飛び出す。間違える筈がない。
聞こえてくる歌声を頼りに、なんとか辿り着いたその場所は、建物の中心につくられた中庭のようだった。大きく枝を広げた大樹と、その下に備え付けられたベンチ、そこに腰を掛け凪砂は歌っていた。
伴奏も何も無い、ア・カペラで歌い上げるそれは、どこまでも自由で伸びやかで、朝日に照らされきらきらと輝く『アイドルの乱凪砂」がそこに存在していた。
2229夢から覚めた筈が、未だ奇妙な感覚が拭いきれない。つよく握られた手の感触、唇に触れたあたたかさ、叩き付けられぐしゃりと潰れた自分の体……全部、ぜんぶ、夢の中の出来事の筈だ。
己にそう言い聞かせていると、外から聞こえてくる歌声に弾かれたように茨は部屋を飛び出す。間違える筈がない。
聞こえてくる歌声を頼りに、なんとか辿り着いたその場所は、建物の中心につくられた中庭のようだった。大きく枝を広げた大樹と、その下に備え付けられたベンチ、そこに腰を掛け凪砂は歌っていた。
伴奏も何も無い、ア・カペラで歌い上げるそれは、どこまでも自由で伸びやかで、朝日に照らされきらきらと輝く『アイドルの乱凪砂」がそこに存在していた。
a_neyaaSs
MOURNINGプロヒろきくん×無個性でっくん(事務所勤務)な闇オークションネタ。以前の垢でベッターに上げてたやつをこっちに移したものです。私が読みたかっただけ。
闇の宴 ひしめき合う人々の群れ。着飾った格好、小綺麗なスーツ、顔を隠すヴェールや仮面。足がつかないように素性を隠していながら、分かる者にはわかる『身分証』。
ついさっきどこかの不届き者が競り落とした『商品』が運ばれていき、またひとつ押収するための証拠が増えた。耳元で最小音でやり取りされるインカムから、次の競りに探し求めた彼が『出品』される事を知らされる。
認識が甘過ぎたのか、それとも巧みな手法を使われたのか。あの日、迎えに行った彼の部屋はもぬけの殻となっていて。
思い出すだけで、己の不甲斐なさと彼を拐った者への憤怒に歯を食いしばってしまう。拳を強く握り締めて怒りを逃がそうとした、その時。
暗く落ちていた照明がパッと輝き、正面の舞台の中央にスポットが当てられる。進行者の拡声器越しの声が耳障りに思いながら、眩しいその舞台の主役に目を見開いた。
2642ついさっきどこかの不届き者が競り落とした『商品』が運ばれていき、またひとつ押収するための証拠が増えた。耳元で最小音でやり取りされるインカムから、次の競りに探し求めた彼が『出品』される事を知らされる。
認識が甘過ぎたのか、それとも巧みな手法を使われたのか。あの日、迎えに行った彼の部屋はもぬけの殻となっていて。
思い出すだけで、己の不甲斐なさと彼を拐った者への憤怒に歯を食いしばってしまう。拳を強く握り締めて怒りを逃がそうとした、その時。
暗く落ちていた照明がパッと輝き、正面の舞台の中央にスポットが当てられる。進行者の拡声器越しの声が耳障りに思いながら、眩しいその舞台の主役に目を見開いた。
c*
DOODLEアイナナ次元での春の新番、ネiメiシiス10話の感想です。とうとう最終話…色々あったけど最後はまたみんなで探偵事務所を続けることになって良かったです。
まだ描きたいことがあるのでちょっろっと描くかもしれませんが、全10話、感想はこれで終わりです。
たかなし
DOODLE雨宿り。事務所にて。だらだら会話文。
「真鶴。いるか?」
「おう、高遠か。どうした?」
「ああ、いや、大した用ではないんだが。出かけるところだったか?......その格好、近場じゃないな」
「久々に、ふらっと北陸の方にでも行ってこようかと思ってな。で、お前の方の用件は?」
「暇なら飯でもどうかと思ったんだが。もう出るところなら出直すよ」
「いや、大宮から深夜バスなんだ。どっかで飯は食って行こうと思ってた」
「時間は?」
「21時発」
「それなら結構余裕があるな。この辺でいいのか?」
「おう。すずめでもいいが、たまには違うとこにするか。高遠、お前、何か食いたいもんは......ん?外、雨降ってきたか?」
「本当だ。さっきまで降ってなかったんだが」
「それは運が良かったな。おい、どんどん強くなってねえか?......うわ、もう土砂降りじゃねえか」
2072「おう、高遠か。どうした?」
「ああ、いや、大した用ではないんだが。出かけるところだったか?......その格好、近場じゃないな」
「久々に、ふらっと北陸の方にでも行ってこようかと思ってな。で、お前の方の用件は?」
「暇なら飯でもどうかと思ったんだが。もう出るところなら出直すよ」
「いや、大宮から深夜バスなんだ。どっかで飯は食って行こうと思ってた」
「時間は?」
「21時発」
「それなら結構余裕があるな。この辺でいいのか?」
「おう。すずめでもいいが、たまには違うとこにするか。高遠、お前、何か食いたいもんは......ん?外、雨降ってきたか?」
「本当だ。さっきまで降ってなかったんだが」
「それは運が良かったな。おい、どんどん強くなってねえか?......うわ、もう土砂降りじゃねえか」
suzukaken
DONETwitterで息抜きに女子描きたいリクエスト受けてたのでリクエストのあった本田未央デレステの弊事務所に未央ちゃん居なくてびっくりした えっ一人ぐらいSR↑未央いても良くない?毎年あんなに年始無料ガチャしてるのに???
色杷(いろは)
MEMO〖うつせみ〗# 空蝉の追想【水咲 詩心】
事務所近くにある駄菓子屋の娘。生粋のオカルトマニアな15歳の女子高生。
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https://twitter.com/colorful_plan/status/1320328726614208512?s=19 5