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    出張

    makimushi_sd

    DOODLEスパーク新刊のあとがきに描ききれなかった4コマです。
    本を読んでくださった方々ありがとございました。

    以下、牧仙が犬を飼うことの私の熱い想いなので、読まなくて大丈夫です。

    まず前提として、牧さんは犬派で犬好きだと思ってます。
    根が絶対王者というか帝王だから、賢くて、気高くて、自分にだけ忠実な輩下を好む人だと思ってるので。
    犬は犬でも「ワンコ」ではなくて「忠犬」の方です。

    だから将来は犬を飼いたいかな?というのが根底にあって。
    なおかつ、仙さんと暮らすことを考えると、たとえば自分が家を空けて仙さんがお留守番してる時に、自分の息がかかった忠実な犬が仙さんの側にいれば良いと考えるんじゃないかなと。
    牧さんは、大きくて緩やかで、でも確かな束縛をするタイプだと信じてるので・・・

    ちょっと根無し草な雰囲気の仙さんだけど、責任感や情がとても強い人だと思うので、家で世話すべき犬がいると思うと絶対に帰ってくる安心感もある。

    牧さんが出張等で家を空けるとき、よろしくなと声をかけて家を出るのを、仙さんは「犬たちの世話ね、了解」って思うけど、犬は「仙さんの世話ね、オッケー」って思ってると私が幸せ。

    犬たちは牧さんを主人と思ってるので、牧さんが居るときは人間のベッドにあがらないけど、仙さんだけの日はあがってくる。
    牧さんには内緒な…っていってそんな日は仙さんは犬とベッドで寝ちゃうわけですね。

    仙さんは、牧さんの本心を知ってか知らずか、オレが家にいないときに寂しいから牧さんは犬飼ってるんですよ・・・って言ってる。

    …という妄想を込めて新刊に犬を飼うシーンを入れたのです。妄想が・・・長い!!!!

    ※仙さんは犬派でも猫派でもなく、海の生物の方が好きかなって思ってます。水族館好きそう。水族館デート・・・(エンドレス妄想)

    tennin5sui

    DOODLEゆるゆる果物版ドロライ:お題「ハロウィン」

    今日あたりでモブが出張るのもおしまい、のはず!
    第六話 校庭に城ができたんだってよ。
     どこからか伝え聞いてきたように語る口調で、詰まらない冗談を友人の佐藤が言うのは珍しいことではないので、何ができたって?と一応聞き返した。
    「だから、城がだよ」「シロってなんだよ」「城は城だよ。キャッスルだよ」
     不毛なやりとりになりかけたのを察したのか、佐藤は焦ったそうに、いいから来いっての、と乱暴に俺の手を引っ張った。
    「どうせまた公園行くんだから、今出かけたって一緒だろ」
    「一緒じゃない。宿題終わってからじゃないと大変なんだよ」
    頭いいんだから、帰ってすぐやれば終わるだろ、という理屈で押し切られるのは目に見えていたが、常に佐藤の行動に素直に付き従っていたら身を滅ぼす。なので、度を越した要求をされる場合は、行動の責任の一端はお前にあるんだぞ、という釘を刺すようにしている。なお今回、佐藤は「宿題なんて、昼休みまでに職員室のノートの束に紛れ込ませておけばバレねーんだよ」と、想像していたよりも邪悪な考えを披露したが、なんとか寝る前までに取り組んで宿題を終わらせたことを名誉にかけて述べておく。
    2890

    @ay8mk5dg

    PROGRESSフォンテーヌデートディルガイ進捗
    フォンテーヌに出張に来た(という名のデート)二人だけど何故か潜入捜査をすることになるし、正装でパーティに出ることになるし、ガイアに至っては美しいドレス?を見に纏うことになるしでどうしてこうなった?という話
    フォンテーヌデートディルガイ進捗『どちらのお客様?』
    『なんでもスメールからの客人だとか』
    『何処かのご婦人かしら』
    『いや……どちらかわからない……が、それにしても美しい。

    水の都フォンテーヌに突如現れた孔雀といったところか』

     絢爛豪華なシャンデリアに敷き詰められた赤い絨毯。ゆったりと、そして何処か物悲しいメヌエットが流れるパーティ会場では招待客が世間話に花を咲かせていた。

    「(少し目立ちすぎたかしら?でも彼らが我々が送り込んだ調査員であることなんて誰も微塵も疑っていない。だってそもそも本物のモンドの貴族だもの)」

     世間話は先日行われたフリーナ主導の裁判やヌヴィレットの司法の在り方、はたまた何処ぞの貴族の家がどうしたとかそんな硬い話から俗物的な話まで飛び交かっている中で、フォンテーヌの人口の3%ほどしかいない狭い貴族社会の話題など、必然的に下世話になることも多いもの。ため息をつくナディアだが、そんな憂う表情すら見せずに、招待客に笑みを見せながら第一段階は成功といったところかと満足げにしている。それは傍のパートナーの燃える瞳をした男も同じようで目配せをすれば満足げに応えるのだから大丈夫だろうとほっとしていると、恨みがましい視線に気がついた。
    1910

    yowailobster

    DOODLE20210907 本編後の冬応募した覚えのないカナダ旅行に当選したランガが現地で知り合った親切な日本人シンドウと一緒にちょっとした問題を解決する話もしくは愛抱夢考案二人きり楽しいカナダ旅の筈だったドタバタ騒ぎ
    CP薄 モブ出張る +っぽい、しかしこの先絶対くっつく二人が会話したり理解できなかったり気付いたり カナダ描写はふわふわ
    イベントの会議があればどこにでも現れる愛之介が面白くて書きました
    3+1の誤算 二月某日。最高気温八℃最低気温三℃、天気は曇り。寒さ厳しいこの季節、バンクーバー国際空港内を移動する客らも皆ふくふくと着膨れている。
     二つに分かれたゲートの片側。比較的さらさらと機械を操作する居住者達の中で一人、あからさまなほど指先をこわばらせながらタッチパネルを押す少年が居た。
     なんとか機械に吐き出させた長細い紙を手に持ち、慎重な歩みで少年は入国審査官の元へ進む。間違いなく初心者だろう動きにベテラン審査官の態度も多少和らぎ審査はつつがなく終了した。
     無事新たな書類を手にしてようやく、カナダに帰ってきて初めて馳河ランガは深く呼吸をすることができた。
     生を受けてから一六年間、父の死を切欠に母の故郷である日本に渡るまでランガはこの国で暮らしていた。だが住んでいたのはもっと山側、人気の無い地方だ。空港のような大量に人の行き交う場所にとんと縁が無かったランガの身体が勝手に緊張するのも無理はなかった。
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