書いてみた
sena
REHABILIなんか短い話を書きたくて、ちょっと書いてみた。兄上を膝枕しながら、ゆらゆら団扇で扇いであげる千くんがテーマ。なんか最後が不穏なのは性癖です。
夏の嘘つき近年稀にみる猛暑に見舞われた、七月某日。打ち水など一瞬で干上がりそうな日差しの中、俺は”特等席”で涼をとっていた。
「お隣の斉藤さんも、先日倒れたそうで」
眩しいほどの日差しが照り付ける庭の、縁側にて。ゆるりと団扇を扇ぐ千寿郎が、兄上も気を付けてくださいね、なんて気遣わしげに告げる。その言葉は、そのままお前に返そう。ついそんな言葉が口をつきかけたが、何とか踏みとどまる。弟の膝を枕にしている身分では、どうも説得力に欠けるのだ。結局、兄の威厳を取り戻す間もなく、千寿郎は小さな子どもに言い聞かせるように笑った。
「それにしても、外での鍛錬も程々にして下さいね」
「…うむ」
「兄上、暑いの苦手なんですから」
そうでしょう?と同意を求める声に、曖昧に頷く。すると機嫌をよくした千寿郎が、団扇を扇ぐ手を止めないまま、俺の額に滲む汗を拭ってくれる。いつから用意していたのか、水を含んだ手拭いはひんやりと冷たくて。その気持ちよさに、俺は目を閉じた。
1495「お隣の斉藤さんも、先日倒れたそうで」
眩しいほどの日差しが照り付ける庭の、縁側にて。ゆるりと団扇を扇ぐ千寿郎が、兄上も気を付けてくださいね、なんて気遣わしげに告げる。その言葉は、そのままお前に返そう。ついそんな言葉が口をつきかけたが、何とか踏みとどまる。弟の膝を枕にしている身分では、どうも説得力に欠けるのだ。結局、兄の威厳を取り戻す間もなく、千寿郎は小さな子どもに言い聞かせるように笑った。
「それにしても、外での鍛錬も程々にして下さいね」
「…うむ」
「兄上、暑いの苦手なんですから」
そうでしょう?と同意を求める声に、曖昧に頷く。すると機嫌をよくした千寿郎が、団扇を扇ぐ手を止めないまま、俺の額に滲む汗を拭ってくれる。いつから用意していたのか、水を含んだ手拭いはひんやりと冷たくて。その気持ちよさに、俺は目を閉じた。
つなみ
DONE #ささろワンドロライ7月22日お題
「襟足」
盧笙に(物理的に)噛み付く簓の話。
簓は意識済、盧笙は無意識の片思い状態です。
🎋視点→途中登場の0️⃣視点になっています。
オメガバース書いてみたいとはずっと思っているのですが、ダダ漏れの欲望がこんな形になった気がする…… 7
buyo
DOODLE※派生※餓者髑髏×狐狸イベントが終わったので書いてみたやつです。
続くかどうかわからないので出会ったところまで。
イチャイチャシーンが無いとモチベが保てない…。
出会い編 この世には、科学で説明できない摩訶不思議な存在がいる。
ひっそりと。時には大胆に。
人の世に紛れ、こちらをじっと見ている――。
♢
「学級閉鎖?」
天窓から光が差し込み、天馬家のリビングを明るく照らす午前七時。今日も今日とて快晴、爽やかな朝だ。
司はたっぷりといちごジャムを塗ったトーストにかぶりつき、もぐもぐと咀嚼してから口を開いた。
「宮女で、か」
「うん、三年生のクラスなんだけどね。受験の年だから念の為って」
「そういえばうちの学校でも風邪が流行っているみたいだしな。咲希は大丈夫なのか?」
「アタシはへーき! 一応マスクもしてるから」
「それならまだ安心だが……」
と言いつつも、司の声には不安が乗っている。仕方ない、妹を心配するのは兄の性だ。
7557ひっそりと。時には大胆に。
人の世に紛れ、こちらをじっと見ている――。
♢
「学級閉鎖?」
天窓から光が差し込み、天馬家のリビングを明るく照らす午前七時。今日も今日とて快晴、爽やかな朝だ。
司はたっぷりといちごジャムを塗ったトーストにかぶりつき、もぐもぐと咀嚼してから口を開いた。
「宮女で、か」
「うん、三年生のクラスなんだけどね。受験の年だから念の為って」
「そういえばうちの学校でも風邪が流行っているみたいだしな。咲希は大丈夫なのか?」
「アタシはへーき! 一応マスクもしてるから」
「それならまだ安心だが……」
と言いつつも、司の声には不安が乗っている。仕方ない、妹を心配するのは兄の性だ。
survive1978
DOODLEバルクラ書いてみた~。スマホに直打ちしたので、文章がまぁまぁ荒い…。がらん、と大きな音を立てて大剣が地面に落ちた。柄を握る主の両手から力が失われたのだ。
焔の鎧も余韻なく剥がれ落ちた。
「兄さん!」
大きな一撃を食らって、最愛の兄が崩れ落ちるーー前に、受け止めねば、とジョシュアは手を伸ばし、駆け出した。
だが、手も足も届かなかった。
届く前に、斬撃の音を聞いた。
「ーー」
ぞわり、と瞬時に全身が粟立った。眼前に迫っていたのは赫。考える前に足が止まった。頭を左に傾けた。
赫い斬撃が身体の横を通り過ぎた。右肩を掠める。熱い痛み。左手で押さえる。じわり。血。
兄ーークライヴは地面に落ちなかった。
ジョシュアのものではない、違う人間の腕が筋肉質の身体を受け止めていた。
「……っ、バルナバス」
846焔の鎧も余韻なく剥がれ落ちた。
「兄さん!」
大きな一撃を食らって、最愛の兄が崩れ落ちるーー前に、受け止めねば、とジョシュアは手を伸ばし、駆け出した。
だが、手も足も届かなかった。
届く前に、斬撃の音を聞いた。
「ーー」
ぞわり、と瞬時に全身が粟立った。眼前に迫っていたのは赫。考える前に足が止まった。頭を左に傾けた。
赫い斬撃が身体の横を通り過ぎた。右肩を掠める。熱い痛み。左手で押さえる。じわり。血。
兄ーークライヴは地面に落ちなかった。
ジョシュアのものではない、違う人間の腕が筋肉質の身体を受け止めていた。
「……っ、バルナバス」
華林*
MEMO世界観の設定のみで小説と呼べる代物ではない。「設定がよくわからん」「私もこういう設定で書いてみたいけど参考にするには情報がない」「どうでもいいけどもうちょっと詳しく知りたい」人向け
「男性妊娠」が一般的に存在が認知されている世界だけど、実は茨は厳密にはそこに属さないとかいうふざけた設定。(三人産ませるにはこの方法しか考え付かなかった)
染色体については調べれば実際の論文など色々でます。
男性妊娠ネタの設定(法律含む)男性妊娠の設定
男性の子宮が一種の奇形として1000万人に1人の割合で存在する世界。
ただし、奇形にあたるため卵子のない人、卵管がない人、子宮そのものはないが卵子だけはある人、など妊娠に関わる部位はあるが妊娠は不可能である人が多数派。遺伝はしない。
完全な子宮が備わっているのは8億人に一人と言われ、膣・産道のあるいわゆるふたなりは世界にも数人しかいない。
完全に子宮が備わっていたとしても、そもそも骨格や身体の作り、ホルモンの関係などあり自然妊娠は極めて稀。適正体重で生まれる子どもの前例はほとんどなく、60%以上が流産か死産となる。
男性の身体で妊娠すると、女性にくらべ2〜3倍の負担がかかるとされており、妊娠による栄養失調で死亡したケースもある。
1314男性の子宮が一種の奇形として1000万人に1人の割合で存在する世界。
ただし、奇形にあたるため卵子のない人、卵管がない人、子宮そのものはないが卵子だけはある人、など妊娠に関わる部位はあるが妊娠は不可能である人が多数派。遺伝はしない。
完全な子宮が備わっているのは8億人に一人と言われ、膣・産道のあるいわゆるふたなりは世界にも数人しかいない。
完全に子宮が備わっていたとしても、そもそも骨格や身体の作り、ホルモンの関係などあり自然妊娠は極めて稀。適正体重で生まれる子どもの前例はほとんどなく、60%以上が流産か死産となる。
男性の身体で妊娠すると、女性にくらべ2〜3倍の負担がかかるとされており、妊娠による栄養失調で死亡したケースもある。
haru
DONE【彼女の愛する対象】柊夜ノ介×マリィ
やのマリの可愛い勝負は続く。
マリィの浮気?
ずっと書いてみたかった夜ノ介くんとアレの対決となります。
マリィは小波美奈子。
【2024年10月修正版】 4
燈@tomoshibi_wri
REHABILI匡実でケーキバースを書いてみたかったのです。ちなみに匡がケーキで実がフォークという大変アレな仕上がりとなっております。
直接的描写はありませんがカニバ風味、ホラー風味です。更に実がひたすら可哀想な感じです。
もしそれでも良ければよろしくお願いします🙏 3055
hl_928
CAN’T MAKEフェルドクロフトでソロモンおじさんの家を片付ける話を書きたい(かけねえ)ので、自分のものを処分する下りだけ書いてみた。
We couldn't take everything. 半ヤードほどの穴を掘り、燃えやすそうなものから放り込む。擦り切れた毛布を焚き付けするように、マッチをそっとその上に置いた。あっという間に火が回り、抱いたものを炭と灰に変えていく。
ゴミを抱えてきたオミニスと転入生が、羊皮紙や革の焼ける匂いに顔を顰めた。
「燃やしてるのか?」
「納屋は村のものなんだ。空にしなきゃいけないから中身は処分してく」
「家に置けばいいのに」
「いいんだ」
二人に言葉を続けさせないために言い切って、傍らに積んでおいた本を三冊まとめて炎の中に放り込んだ。
「防衛術の理論」
転入生が重なった一番上の本のタイトルを読み上げる。彼の顔は何を考えているようでもなかった。きっと何気なくそうしただけだろう。
1151ゴミを抱えてきたオミニスと転入生が、羊皮紙や革の焼ける匂いに顔を顰めた。
「燃やしてるのか?」
「納屋は村のものなんだ。空にしなきゃいけないから中身は処分してく」
「家に置けばいいのに」
「いいんだ」
二人に言葉を続けさせないために言い切って、傍らに積んでおいた本を三冊まとめて炎の中に放り込んだ。
「防衛術の理論」
転入生が重なった一番上の本のタイトルを読み上げる。彼の顔は何を考えているようでもなかった。きっと何気なくそうしただけだろう。
ナナシ/ムメイ
DOODLEダイノの三人。前の隙間埋めの時に一緒に書こうかと思ってたナーガの城跡でジンがお墓を掘る話。詳細では無いですが遺体の描写があります。
腐としては外見取ってのナガジンか本質取ってのトモジンかで脳内大喧嘩してるんですが、幾分書いてみたらナガレの文脈がむしろ武蔵なせいで方向性が勝手に見えてきた気がします。
■ うつくしいものざく、ざくりと、黒く焼け焦げた土を瓦礫の山から持ち出した道具で無言のまま掘るジンの後ろ姿をナガレは眺めていた。
中天に差しかかろうとする太陽はいっそ無慈悲なまでに焼き払われた光景もその下に晒し出している。
そんなんじゃ日が暮れちまうだろと呆れて言おうとした言葉は、きつく、かたく噛み締めた口元が見えただけで喉元に引っ込んだ。
その表情は、ナガレにも覚えがあった。
あの日、ドラゴによるナーガの居城への暴虐は朝方まで続いた。
何もかも壊し殺し尽くして、ようやくその場を離れたマシンザウルスは幸いにもナガレ達に気付くこともなくどこかへ飛んで行った。
「ゲッターがありゃ叩き落としてやんだけどなぁ」
悠々と飛び去るマシンザウルスを眺めて残念そうにそうボヤくナガレに、トモエが怪訝な顔で声をかけた。
4768中天に差しかかろうとする太陽はいっそ無慈悲なまでに焼き払われた光景もその下に晒し出している。
そんなんじゃ日が暮れちまうだろと呆れて言おうとした言葉は、きつく、かたく噛み締めた口元が見えただけで喉元に引っ込んだ。
その表情は、ナガレにも覚えがあった。
あの日、ドラゴによるナーガの居城への暴虐は朝方まで続いた。
何もかも壊し殺し尽くして、ようやくその場を離れたマシンザウルスは幸いにもナガレ達に気付くこともなくどこかへ飛んで行った。
「ゲッターがありゃ叩き落としてやんだけどなぁ」
悠々と飛び去るマシンザウルスを眺めて残念そうにそうボヤくナガレに、トモエが怪訝な顔で声をかけた。
GamE9joY
DOODLEAEDDコンビで書いてみたもの。研究所一般公開エリアの技術館に展示されていたヒースクリフと、研究所非公開エリアで研究・実験に使われていたグレゴールが、一緒に研究所を脱走する話。
AEDDコンビの設定
おおもとの電気百足から抽出された子ムカデ。
通常形態(百足の姿)、擬態形態(いわゆる通常ego)、暴走形態(いわゆる侵食ego)の3形態がある。普段は通常形態だが、人間とコミュニケーションを取ろう
脱走憂鬱な1日が始まる。
透明な壁を隔てた向こう側にやってくる老若男女は、何かを読んでは何かをいじるような動作をする。すると今いる空間が、途端に地獄へと変わるのだ。ある時は水に、ある時は自分の発するものではない電気に襲われる。痛みや不快感にのたうち回っていると、向こう側の人間たちの感嘆の声が聞こえ、頭を向ければ驚きや喜びといった表情をしているのが目に入った。気に食わなくて頭を壁にぶつけて脅してやればビビったような素振りは見せるものの、壊せないのを知っているのかどこか余裕が見て取れ、余計に不快感が増すのみで。人がいなくなる頃には疲れて何かをしようという元気もなく、ただ残りの時間を回復のために大人しく過ごすしかなかった。
1930透明な壁を隔てた向こう側にやってくる老若男女は、何かを読んでは何かをいじるような動作をする。すると今いる空間が、途端に地獄へと変わるのだ。ある時は水に、ある時は自分の発するものではない電気に襲われる。痛みや不快感にのたうち回っていると、向こう側の人間たちの感嘆の声が聞こえ、頭を向ければ驚きや喜びといった表情をしているのが目に入った。気に食わなくて頭を壁にぶつけて脅してやればビビったような素振りは見せるものの、壊せないのを知っているのかどこか余裕が見て取れ、余計に不快感が増すのみで。人がいなくなる頃には疲れて何かをしようという元気もなく、ただ残りの時間を回復のために大人しく過ごすしかなかった。
aqua_cat2525
DONE花主に逆戻りしたので誕生日小説書いてみたよ誕生日おめでとう🎂
その日は朝早くからメールが届いていた。
_________
To:陽介
今日は早く帰るから家にいろよ!絶対いろよ!
________
短文で拒絶を許さない文面に苦笑し「わかった」とだけ返す。明日は終日お互いに休みをとっているので気兼ねなく過ごせるということで孝介自身も楽しみにしていた。
平日に休みをとった弊害で早朝から仕事にいかないといけなかった彼とは朝から顔を合わせていない。もともと今日と明日はご馳走を用意しようと考えていた。予定を切り上げ夕食の買い出しと同居人が帰ってくるまでに用意が必要なものを買い出すために仕事の作業をしていたラップトップを閉じて立ち上がった。
梅雨時の空はどんよりしているが降り出すには早い。
2024_________
To:陽介
今日は早く帰るから家にいろよ!絶対いろよ!
________
短文で拒絶を許さない文面に苦笑し「わかった」とだけ返す。明日は終日お互いに休みをとっているので気兼ねなく過ごせるということで孝介自身も楽しみにしていた。
平日に休みをとった弊害で早朝から仕事にいかないといけなかった彼とは朝から顔を合わせていない。もともと今日と明日はご馳走を用意しようと考えていた。予定を切り上げ夕食の買い出しと同居人が帰ってくるまでに用意が必要なものを買い出すために仕事の作業をしていたラップトップを閉じて立ち上がった。
梅雨時の空はどんよりしているが降り出すには早い。
○ッ○
DONE落書きのような短い話。無惨戦が終わりその後の鋼鐵塚さんと炭治郎の話です。
🎴死ネタ注意。
鋼鐵塚さんがかっこよだったので何か書いてみたいと思ったらこんな話ですみません。
職人と聞くと癖ある人多そうですが(偏見)鋼鐵塚さんはズバ抜けて癖者ですね。
でも刀にかける情熱は人一倍強くて素敵。まさに職人の中の職人。
キメツはイケメソ多くて良いですね。😆
日輪の沈んだ日「こんにちは、鋼鐵塚さん。」
一仕事終えたばかりの鋼鐵塚の元を訪れたのは炭治郎の妹、禰󠄀豆子だった。
今はもう鬼の居ない世界。ひょっとこの面を被って顔を隠す必要も無くなった鋼鐵塚は髪を下ろし、茶褐色の瞳を禰󠄀豆子に向けた。
「竈門の妹か。久々だな。炭治郎に頼まれた刀今日研ぎ終わったぞ。」
「はい、そろそろ出来上がる頃かと思って来てみたんです。丁度良かった。」
「待っていろ、今用意する。」
鋼鐵塚は工房の奥から鞘に納められた日輪刀を手にし禰󠄀豆子へと差し出した。
煉獄の鍔が取り付けられた日輪刀は鬼が居なくなって数年経った今でも鋼鐵塚の手によってその輝きを失わず神がかり的な存在感があった。
「ありがとうございます。後これ、お兄ちゃんから鋼鐵塚さんに渡してくれって頼まれました。」
1683一仕事終えたばかりの鋼鐵塚の元を訪れたのは炭治郎の妹、禰󠄀豆子だった。
今はもう鬼の居ない世界。ひょっとこの面を被って顔を隠す必要も無くなった鋼鐵塚は髪を下ろし、茶褐色の瞳を禰󠄀豆子に向けた。
「竈門の妹か。久々だな。炭治郎に頼まれた刀今日研ぎ終わったぞ。」
「はい、そろそろ出来上がる頃かと思って来てみたんです。丁度良かった。」
「待っていろ、今用意する。」
鋼鐵塚は工房の奥から鞘に納められた日輪刀を手にし禰󠄀豆子へと差し出した。
煉獄の鍔が取り付けられた日輪刀は鬼が居なくなって数年経った今でも鋼鐵塚の手によってその輝きを失わず神がかり的な存在感があった。
「ありがとうございます。後これ、お兄ちゃんから鋼鐵塚さんに渡してくれって頼まれました。」
らすと
MAIKING絵本のようなカヲシンを目指して書いてみたもの。とりあえず途中まで。絵本なのでひらがなカタカナのみにしようかと思いましたが読みづらいのでやめましたあるところに、少し変わった男の子がいました。
4才になる渚カヲルくんは、子供なのに頭が良く大人びていて、周りから少し浮いていました。
お友達は一人もいませんでしたが、カヲルくんは気になりませんでした。
パパとママがお仕事で家を開ける事が多いので、いつもおじいちゃんとおるすばんをしているからです。
ある日の事、保育園の帰り道でカヲルくんは不思議な色をした小さな種を拾いました。
真っ黒なのに、お日様の光に当てるとところどころがキラキラと輝いて、まるでお星さまがたくさん浮かんだお空のようでした。
カヲルくんはそのままおうちに持ち帰り、おじいちゃんに頼んで用意してもらった鉢に早速種を植えました。
おじいちゃんに聞いたり、自分で本を読んで調べたりして、毎日一生懸命お世話をしました。
6834才になる渚カヲルくんは、子供なのに頭が良く大人びていて、周りから少し浮いていました。
お友達は一人もいませんでしたが、カヲルくんは気になりませんでした。
パパとママがお仕事で家を開ける事が多いので、いつもおじいちゃんとおるすばんをしているからです。
ある日の事、保育園の帰り道でカヲルくんは不思議な色をした小さな種を拾いました。
真っ黒なのに、お日様の光に当てるとところどころがキラキラと輝いて、まるでお星さまがたくさん浮かんだお空のようでした。
カヲルくんはそのままおうちに持ち帰り、おじいちゃんに頼んで用意してもらった鉢に早速種を植えました。
おじいちゃんに聞いたり、自分で本を読んで調べたりして、毎日一生懸命お世話をしました。
織戸トコ
MOURNINGロナドラ?ですが暗い話?かな?
ロナ君はタヒんでるし、
ドラちゃんは病んでるし
完全に自分の性癖で描きました。
銃で撃ち抜いてたり(比喩表現)するので、苦手な方は大人な対応をお願いします。
本当は昔、佐カイで書いてみたいと思っていたので、漸く供養する事ができました。 6
hibikorekozitu
DONEできた。っていう項目を選択したけどできてない気がする笑。倫理観を守った上での堂→深。書いてみますと約束したので書いてみた小話。堂は絶対バレないように隠すけど、それに気づいちゃうのが深なのでは?を妄想した。 2813kia_bluebird
DONEキラ門(にょた)です。よく見かけるネタ書いてみたかった。
キラがシャワー浴びてる間に「酒無かったからコンビニいってくるー」って家を出た門。
まてまてあいつあの格好で行ったんじゃないだろうな!?って追いかけるキラ。
@ansyu09
DONEフォル誕生祭。はいギリ遅刻。フォルを見守るキメリエスとフォル。
前にあげたふせったーの花言葉がテーマ。
実はあれ、後で知ったんだけど怖い花言葉で『復讐』の意味もあった。
めっちゃフォルじゃんってなって、実は一度書いてみたかったんだ。
視点フォルにしようとしてたのに何故か保護者視点になった。あれ?
フォルちゃん、お誕生日おめでとう!
みんな、あなたの幸せを願っているよ。
幸福今日は天気が良いので、キメリエスをお供に散歩している。フォルには知らされていないのだが、ザガン城ではフォルの誕生日の準備で慌ただしくしている。キメリエスはザガンにフォルを連れ出し、気を逸らせと命を受けている。こんな可愛くて優しい命ならいくらでも受けて良いとさえ思う。するとフォルが何かに気が付いたのか、その場でしゃがみ込む。
「どうしたんですか?フォルお嬢さん。」
キメリエスもその場でしゃがみ込み、彼女の視線の先に目を移す。クローバーとその花が群生している場所なのか、辺り一面クローバー畑だ。クローバーがどうしたのだろうかと、眼を凝らすキメリエスはこの少女が何に気を取られているのかに合点がいく。可愛らしくてふふっと…自然と笑みが溢れる。
871「どうしたんですか?フォルお嬢さん。」
キメリエスもその場でしゃがみ込み、彼女の視線の先に目を移す。クローバーとその花が群生している場所なのか、辺り一面クローバー畑だ。クローバーがどうしたのだろうかと、眼を凝らすキメリエスはこの少女が何に気を取られているのかに合点がいく。可愛らしくてふふっと…自然と笑みが溢れる。
はなねこ
TRAININGシャディミオの皆様の素敵なシャディミオを拝見している内に自分でも書いてみたくなった、高校生で幼なじみのシャディミオ現パロSSです。※シャ高二、ミオ高一設定、つきあってません。
ウェザーリポート 雨の日はきらい。
湿気のせいでせっかくスタイリングした前髪がはねちゃうし、スカートのプリーツだってあっちこっちへとっちらかっちゃうから。
特別教室の鍵を返し、職員室を出る。窓の外へ目を向けて――あ、ヤバい。天気予報だとそんなこと言ってなかったのに、空が今にも泣き出しそうだ。
足早に昇降口へ向かう。スクールバッグには(奇跡的に)折りたたみ傘が入っているけれど、いつ雨が降り出すか分からない。本格的に振ってくる前に、帰るに越したことはない。
廊下の角を曲がる。ほんの数メートル先、二年生のげた箱の前に、スマホを見ながらひとり佇む男子生徒の姿が見えた。長髪で背が高くて、後ろ姿だけで誰だか分かる。ひとつ年上の幼なじみ。
2307湿気のせいでせっかくスタイリングした前髪がはねちゃうし、スカートのプリーツだってあっちこっちへとっちらかっちゃうから。
特別教室の鍵を返し、職員室を出る。窓の外へ目を向けて――あ、ヤバい。天気予報だとそんなこと言ってなかったのに、空が今にも泣き出しそうだ。
足早に昇降口へ向かう。スクールバッグには(奇跡的に)折りたたみ傘が入っているけれど、いつ雨が降り出すか分からない。本格的に振ってくる前に、帰るに越したことはない。
廊下の角を曲がる。ほんの数メートル先、二年生のげた箱の前に、スマホを見ながらひとり佇む男子生徒の姿が見えた。長髪で背が高くて、後ろ姿だけで誰だか分かる。ひとつ年上の幼なじみ。
ya_so_yan
DOODLEジンウォカ+テキおじ、アイリッさんのやり取りを書いてみたかっただけ。※ピスおじ存命中につき、ニキとアイリッさんの関係がそれなりに良好です。
※ジンニキちょっとだけ変装&冒頭嘘口調です。
※その他、口調も関係も妄想ばかり。
もろもろふんわりです。
「――では、商談成立ということで……」
長身の男は低く落ち着いた声で締めくくり、話し合いの席を立つ。
向かいの席で“商談”に応じていた相手は、納得や満足といった表情から程遠かった。あからさまではないものの、愛想笑いは引き攣っている。不利な条件を押し通されたのだから当然だった。
しかし、とてもではないが、“彼ら”に異を唱える勇気が出る者はいないだろう。
さる組織がバックについている、という触れ込みの男は、見事な銀髪を結い上げていた。
端正な顔には一見、柔和な笑みが浮かんでいる。しかしそのナイフのように鋭い目つきは笑っていない。
仕立ての良い三揃いのスーツに身を包んだ出で立ちから醸し出される空気感は、さぞやり手ということがうかがえる。実際、今日の商談は完全に彼の掌の上だった。
3606長身の男は低く落ち着いた声で締めくくり、話し合いの席を立つ。
向かいの席で“商談”に応じていた相手は、納得や満足といった表情から程遠かった。あからさまではないものの、愛想笑いは引き攣っている。不利な条件を押し通されたのだから当然だった。
しかし、とてもではないが、“彼ら”に異を唱える勇気が出る者はいないだろう。
さる組織がバックについている、という触れ込みの男は、見事な銀髪を結い上げていた。
端正な顔には一見、柔和な笑みが浮かんでいる。しかしそのナイフのように鋭い目つきは笑っていない。
仕立ての良い三揃いのスーツに身を包んだ出で立ちから醸し出される空気感は、さぞやり手ということがうかがえる。実際、今日の商談は完全に彼の掌の上だった。
chimocat
MEMO炭治郎たち痣者の宿命について私の勝手な解釈をただただ独り言で書いてみただけです。これで克服できるのかなぁ。
痣の宿命って。痣が寿命の前借りというのは頭ではわかってるんです。
そもそも全集中の呼吸が体中の血流を早くして心拍を上げて体温を上げるものですもんね。さらに常中となると、所謂火事場の馬鹿力状態をずっと続けてる時点で一般人よりは細胞寿命が短くなってて当然です。さらに心拍数を上げて、体温を上げて痣を出すなんてもっと細胞の寿命は...。
私は痣による寿命って老衰死だと思ってます。内臓機能が低下して急に痩せてくる。脳機能が低下してぼんやりした日が増えて寝る時間が多くなる。それも細胞分裂が限界を迎えるタイミングで突然急激に全ての機能が低下していく。
ただそのタイミングも人によって違うと思いますが。全集中の呼吸を習得した時期、さらに常中の習得の時期、痣を発現させ戦った期間とかで細胞の寿命って決まるんじゃないかなーって。もともとその人の持ってる細胞の寿命から前借りした分を引いて残りがその人の残された時間...。
1491そもそも全集中の呼吸が体中の血流を早くして心拍を上げて体温を上げるものですもんね。さらに常中となると、所謂火事場の馬鹿力状態をずっと続けてる時点で一般人よりは細胞寿命が短くなってて当然です。さらに心拍数を上げて、体温を上げて痣を出すなんてもっと細胞の寿命は...。
私は痣による寿命って老衰死だと思ってます。内臓機能が低下して急に痩せてくる。脳機能が低下してぼんやりした日が増えて寝る時間が多くなる。それも細胞分裂が限界を迎えるタイミングで突然急激に全ての機能が低下していく。
ただそのタイミングも人によって違うと思いますが。全集中の呼吸を習得した時期、さらに常中の習得の時期、痣を発現させ戦った期間とかで細胞の寿命って決まるんじゃないかなーって。もともとその人の持ってる細胞の寿命から前借りした分を引いて残りがその人の残された時間...。
吾郎先輩
MOURNINGすみません、初めて乾海の文?小説?書いてみたのですが、もともと本とか全然読まないタイプの人間でして……(言い訳)もう、何が言いたいのかよく分からないやつが出来ました。全部で3000文字くらいある?と思うんですけど…… 2909
nounaitokonatsu
DONE遊Ai(全6枚)R15くらい?やましいのでこちらで。
フォロワーさんが目玉形態のアイちゃんとえっちする方法を考えていたので、うちの遊Aiならどうするかな〜と軽く書いてみたもの。
結局えっちは目玉以外になったけど、まあ最初だから…。 6
@ようかいとういか14
PAST去年、文化祭の準備中にクラスの男子がしてた会話パロを真司くんと蓮で書いてみた真司「ねぇジュース買って〜奢って〜」
蓮「…」(ポケットから財布を取り出す)
真司「…!!」
蓮(カードを出す)「ほらよ」(カードを渡す)
真司「えっ?!本当に良いの?!やったぁありがとう!!」
「……?」
蓮「?」
真司「このカード、歯医者の診察券……?」
蓮「あぁ、俺のかわりに予約してくれるんだろう?来週の水曜日に定期検診を予約してくれ」
真司「………🤔 😐😟😢」
蓮(え?何?予約してくれるんじゃないの?という顔)
219蓮「…」(ポケットから財布を取り出す)
真司「…!!」
蓮(カードを出す)「ほらよ」(カードを渡す)
真司「えっ?!本当に良いの?!やったぁありがとう!!」
「……?」
蓮「?」
真司「このカード、歯医者の診察券……?」
蓮「あぁ、俺のかわりに予約してくれるんだろう?来週の水曜日に定期検診を予約してくれ」
真司「………🤔 😐😟😢」
蓮(え?何?予約してくれるんじゃないの?という顔)
kidd_mmm
MOURNINGΔ神ナギのアンソロに参加させていただけることになったので、習作?的に出だしだけ書いてみたやつ。Δ世界の、アカジャで記述されていないところを想像で埋めるための箱庭造り的な。Δ神ナギ習作 ひと様の家を訪ねる際は菓子折を。
よくしらないひとの家にむやみに行かない。
青年の頭の中では二つの教訓がぐるぐると回っていた。部屋の主が彼を壁際に追い詰めている。
「ね、ちょっとでいいんだ。味見程度だよ」
部屋の灯りは逆光になり、部屋の主の痩せて背の高い姿に影が落ちている。四角い縁の眼鏡の奥で、赤い眼が光る。
「あの時の君の血、ほんとにおいしそうな匂いがして――」
部屋の主が大きく口を開け、牙の先がちらと見える。この部屋の主は吸血鬼だったのだ。青年の頬にもつれ気味の長い髪が、首筋に生温かい吐息が触れる。青年は壁に背中を押しつけたまま、なすすべもなく固まっている。せめて菓子折の代わりに血液ボトルを持ってきていれば、状況は変わっただろうか?
1414よくしらないひとの家にむやみに行かない。
青年の頭の中では二つの教訓がぐるぐると回っていた。部屋の主が彼を壁際に追い詰めている。
「ね、ちょっとでいいんだ。味見程度だよ」
部屋の灯りは逆光になり、部屋の主の痩せて背の高い姿に影が落ちている。四角い縁の眼鏡の奥で、赤い眼が光る。
「あの時の君の血、ほんとにおいしそうな匂いがして――」
部屋の主が大きく口を開け、牙の先がちらと見える。この部屋の主は吸血鬼だったのだ。青年の頬にもつれ気味の長い髪が、首筋に生温かい吐息が触れる。青年は壁に背中を押しつけたまま、なすすべもなく固まっている。せめて菓子折の代わりに血液ボトルを持ってきていれば、状況は変わっただろうか?
水面🦔(焼き蜜柑)
DONE📕【せいりおす兄さん中心りこれ組の話】※旅での捏造有り
せいりおすさんわりと初動(生配信)から(美人さんだ...赤い爪かわよ...)と気になっていましたが最近リコレ始まってから一気に好きになってしまった🪦まだまだみんなキャラ掴めて無い場面多々あるけどどうしても、どうしても書いてみたかっ.........ry 4
nod1891sh
DOODLE転セバを書いてみたいが抱いてくれそうな弊レイブンクロー転はポピーちゃん推しなんだ…!!!→よし、ホグ○一ツ内で転セバが流行ったことにしよう!の転セバ部分:(以下ネタバレ)追放しない選択をしたブン転が、完全に闇堕ちされた時に自分の手で蹴りをつけるためにセブの側にいるのはアリだな〜。→続きの転ポピhttps://poipiku.com/330885/8752316.htmlkasiwaginae_103
DONE⚠口調、呼び方、色々捏造⚠ノリでメ…ヘラコ…くんとヤ…デレミ…ちゃんのコ…ミ…小説を書いてみたんですが、文章や話の展開がおかしいです、はい。
書きたかった話はこれとタイトルに書いてます(?) 635
✨🌱✨
DOODLE真下の探偵事務所に押しかけ助手してる翔くんがいたら可愛いよな… という気持ちと、ちょっとホラーちっくな雰囲気の話を書いてみたいな… という気持ちが合わさって生まれました。でも全然ホラーになりませんでした。終わり。翔くんのお留守番「あー… どうすっか、これ…」
崩れた塩の山を見下ろしながら、誰に言うともなく呟いた。
今日もまたいつものように、真下の旦那の事務所に押しかけ… いや、手伝いをしに来たのだが。
うっかり、扉の前に置いてあった盛り塩を崩してしまったのだ。もちろん故意にやったわけではなく、扉を開けた拍子にぶつけてしまった。
そういった方面には疎い自分でも、これの意味くらいはなんとなく知っている。だから、できれば元に戻したい… のだけど。
替えの塩がどこにあるかなんて知らないし、こういう時に限って家主は留守だ。
まぁ、帰ってきてから聞けばいいか。そんなに緊急性のあるものでもないだろうし… と気楽に考えて、事務所の中に入る。
どことなく感じる寒気を、気のせいだと自分に言い聞かせながら。
2127崩れた塩の山を見下ろしながら、誰に言うともなく呟いた。
今日もまたいつものように、真下の旦那の事務所に押しかけ… いや、手伝いをしに来たのだが。
うっかり、扉の前に置いてあった盛り塩を崩してしまったのだ。もちろん故意にやったわけではなく、扉を開けた拍子にぶつけてしまった。
そういった方面には疎い自分でも、これの意味くらいはなんとなく知っている。だから、できれば元に戻したい… のだけど。
替えの塩がどこにあるかなんて知らないし、こういう時に限って家主は留守だ。
まぁ、帰ってきてから聞けばいいか。そんなに緊急性のあるものでもないだろうし… と気楽に考えて、事務所の中に入る。
どことなく感じる寒気を、気のせいだと自分に言い聞かせながら。
so/soka_@落書きメイン
DOODLEトレグ村 キャラシ公開されたとのことで黄色のあの方をわかる範囲で書いてみました。髪型とか曖昧のうろ覚えで書いてるので寛大な方のみですみません。
他の方やカラーとかで書くとかは未定でお願いします。すみません。今は勢いのままに書いてみただけです、ごめんなさい。
ちなみにその前に書いた勝手な妄想もあります→https://poipiku.com/507975/8352337.html 2
mizuka_i7
MAIKING連休中に何を書こうかTwitterアンケした結果、「ちび唯ちゃんと常工お兄さん遊園地にいく」がトップだったので書いてみた。時間切れで途中だけど、書き上げるぞ〜。
ファータの魔法で小さくなったコンミスと、常工二人のお話。
ちび唯ちゃんは、刑部さんのことは「せいじさん」桐ケ谷先輩のことは「あきら」と呼びます。
(口が回らず、おちゃかべさん、きいがやさんになる為)
ちび唯ちゃんと常工お兄さん、遊園地に行く「遊園地! ついたー」
「待ちなさい。逃げないから」
遊園地の建物が見えた瞬間、刑部は駆けだそうとした唯の小さな手を取り、飛び出していかないように制する。
はやく行こう、はやくはやく、と刑部の大きな手をぐいぐい引っ張り、それでも埒があかないと桐ケ谷の手も取って、入り口に引っ張っていく。
「慌てるなって。お、賑わってな」
「あれ あのくるくる回るの乗りたい〜」
「メリーゴーランドだね。馬の他に……馬車の席もあるようだよ」
外から見えるアトラクションの数々、唯が指さしながらはしゃいでいるのは煌びやかなメリーコーランド。
楽しげな音楽に合わせ、着飾った馬や馬車が回転している。装飾も華やかで、この年頃の子供は好きそうだ。
4175「待ちなさい。逃げないから」
遊園地の建物が見えた瞬間、刑部は駆けだそうとした唯の小さな手を取り、飛び出していかないように制する。
はやく行こう、はやくはやく、と刑部の大きな手をぐいぐい引っ張り、それでも埒があかないと桐ケ谷の手も取って、入り口に引っ張っていく。
「慌てるなって。お、賑わってな」
「あれ あのくるくる回るの乗りたい〜」
「メリーゴーランドだね。馬の他に……馬車の席もあるようだよ」
外から見えるアトラクションの数々、唯が指さしながらはしゃいでいるのは煌びやかなメリーコーランド。
楽しげな音楽に合わせ、着飾った馬や馬車が回転している。装飾も華やかで、この年頃の子供は好きそうだ。
akiajisigh
TRAININGTwitterタグ『30rtでエロい小説を書く』で15RT頂いたので半分エ□いの書きました。一度は書いてみたかったヤツですが、正直すまんかったと思ってます。
ニートのカラ一…これカラ一?付き合ってる?
ワンクッションの必要もないっちゃ無いんですが…如何せんタイトルと擬音が。 698
g_arowana2
DOODLE「世界ペンギンの日の150時くらいには上がるんじゃなかろうか(誕生祭)」というやけっぱちで着手したのですが、書いてみたら、「この話、誕生日一切関係ねぇ」という抜本的解決で事なきを得ました。
ろぺんだよ
2週間前に思いついたんで、先週の衝撃展開は何も反映されていません。
相手の肘を手のひらですっぽり支え、空いている右手で傷痕をぐるりとなぞる。千切れた腕を嗣いだ肉芽は粘菌じみた形で、何に見立てることもできそうだ。
「……そこにすんの?」
問いには答えず、ローはもう一度、最初の患者の傷痕をEの刻まれた指で丹念になぞった。
◇
最初はシャチだった。ポーラータングに一人、また一人とクルーが増え始めた頃、あいつの手柄と誕生日が重なった。これなら消えもの以外をくれてやる名分も立つ、と希望を尋ねたら、はしゃぐシャチが強請ってきたのが刺青だったのだ。
言われてみれば、真皮までとはいえ体に刃物をいれるには違いない。染料に下手な混ぜものがあれば毒物を抱え込むことになる。勢いで墨入れたあんたが言うんスか、と呆れられそうな話ではあったが、そう考えてしまえばそこらの馬の骨に仲間を任せるのはムカついた。
2689「……そこにすんの?」
問いには答えず、ローはもう一度、最初の患者の傷痕をEの刻まれた指で丹念になぞった。
◇
最初はシャチだった。ポーラータングに一人、また一人とクルーが増え始めた頃、あいつの手柄と誕生日が重なった。これなら消えもの以外をくれてやる名分も立つ、と希望を尋ねたら、はしゃぐシャチが強請ってきたのが刺青だったのだ。
言われてみれば、真皮までとはいえ体に刃物をいれるには違いない。染料に下手な混ぜものがあれば毒物を抱え込むことになる。勢いで墨入れたあんたが言うんスか、と呆れられそうな話ではあったが、そう考えてしまえばそこらの馬の骨に仲間を任せるのはムカついた。