独白
botabota_mocchi
DOODLEセイブザクイーンのことを別に後ろ向きな気持ちでは全然捉えていないヒカセンの独白をたらたら書いただけのもの戦場の神様たぶん好ましく思っていた。理性的で、人間らしくて、深い憎悪をたぎらせたそのひとを。というより、親近感を覚えていたのだ。だってみな、彼女を環境によって育まれた化け物のように呼ぶから。
“悪魔”と対峙したミーシィヤさんは、確かにあの場において唯一、人民を守る神だった。
でも、横たわり息も絶え絶えにわたしを見るこの人は既にただのか弱い人間だった。守るべきもの。屠るべきもの。その線引きが人より曖昧な自覚はどうにもあって、だからこそわたしは英雄なんて化け物をやっている。そのための力があったからそこに立ち、自分の想いに沿ってふるうこと。彼女とわたしに違いはない。戦場に切実なこころを抱いているかいないかの違いはあれど。
736“悪魔”と対峙したミーシィヤさんは、確かにあの場において唯一、人民を守る神だった。
でも、横たわり息も絶え絶えにわたしを見るこの人は既にただのか弱い人間だった。守るべきもの。屠るべきもの。その線引きが人より曖昧な自覚はどうにもあって、だからこそわたしは英雄なんて化け物をやっている。そのための力があったからそこに立ち、自分の想いに沿ってふるうこと。彼女とわたしに違いはない。戦場に切実なこころを抱いているかいないかの違いはあれど。
Kakitu_prsk
PROGRESS「我らが王に万雷の喝采を!」続編予定の冒頭。ル視点の"あの時"のお話。またはとある錬金術師の独白※終始シリアス&鬱&悲しみ
※ルのメンタルド底辺。鬱が凄い。誰か精神分析してやって
※途中なんで後からいくらでも変わる可能性あり
役立たずの錬金術師――僕は、自分が想っているよりも"ハッピーエンド"が好きらしい
子どもの頃に初めて見た"人魚姫"は、それこそ一般的には"悲劇的"とされる物語だろう。
それでも、"悲劇"だって人の心に想いを残すことはできる。こうして僕が"演出家"としての道を歩んでいるのがその証拠だ。
……それでも、僕は何時だって"ハッピーエンド"を望んでいた。
悲しい未来も、避けられない地獄も、今は何も考えなくて良い。
全ての人が心から笑える幸福な未来を作りたい。それは僕だけの願いではなく、ワンダーランズ×ショウタイムみんなの"想い"でもあった筈だ。
13864子どもの頃に初めて見た"人魚姫"は、それこそ一般的には"悲劇的"とされる物語だろう。
それでも、"悲劇"だって人の心に想いを残すことはできる。こうして僕が"演出家"としての道を歩んでいるのがその証拠だ。
……それでも、僕は何時だって"ハッピーエンド"を望んでいた。
悲しい未来も、避けられない地獄も、今は何も考えなくて良い。
全ての人が心から笑える幸福な未来を作りたい。それは僕だけの願いではなく、ワンダーランズ×ショウタイムみんなの"想い"でもあった筈だ。
四季(siki)
DONEワールドエンド(https://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=2154176&TD=5038350)の続き③ブラッド独白。わりと弱ってる。
ブラッド様を泣かせてしまった…許してください。
※なんでも大丈夫な人向け。ダメだと思ったら遠慮無くブラウザ閉じてください… 2270
yuno
DONE虚淮独白小話。霜降イラストを見て思いついたちょっとした書き散らし。【虚淮】『わからないのか』「あれは何を考えている」
「わからぬ。読めぬ」
微動だにしない冷たい顔の下でいったい何を考えているのか。こちらに悟らせようともしない。術に因る解析も不可能。その心の内を何一つ波立たせることなく、ただ静かに沈黙している。
「虚淮。何を考えている……」
「……」
行ったか。
牢の前に屯していた気配が遠ざかるのに疎ましげに息をつく。
あれから何度となく干渉を受けているが、そのいずれにも反応を返したことはない。ただ座し、在るのみだ。それ以上の何かを示すつもりはないのだといい加減理解すれば良いものを。
彼らが自分の処遇を持て余していることは知っている。
従属するのなら制限の下に解放もできよう。害意があるのなら処断もできよう。
1222「わからぬ。読めぬ」
微動だにしない冷たい顔の下でいったい何を考えているのか。こちらに悟らせようともしない。術に因る解析も不可能。その心の内を何一つ波立たせることなく、ただ静かに沈黙している。
「虚淮。何を考えている……」
「……」
行ったか。
牢の前に屯していた気配が遠ざかるのに疎ましげに息をつく。
あれから何度となく干渉を受けているが、そのいずれにも反応を返したことはない。ただ座し、在るのみだ。それ以上の何かを示すつもりはないのだといい加減理解すれば良いものを。
彼らが自分の処遇を持て余していることは知っている。
従属するのなら制限の下に解放もできよう。害意があるのなら処断もできよう。
ちゅきこ
DONE脳神経内科医・光忠さんと、脳神経外科医・伽羅ちゃん、伊達組+αのみんなが脳血管センターのドクターとして働いている話。今回は光忠入局2年目、大倶利伽羅研修医2年目の話。
光忠の実家を訪れ、二人の関係を報告します。
上中下の3部構成の中、燭台切父の独白から始まります。
【刀×医パロ(🍯🌰)】㉕鍔際(中)父は僕と伽羅ちゃんを見つめたまま、いつも以上に落ち着き払って、淡々と回顧を始めた。
*****
相州という男は私の理想だった。
私と彼は刀医の同期で、1年の時から何をするのも一緒、ずっといい級友だった。私は二世医者で親の七光りという感じだったから、常に自らの意思があって邁進する彼がとても眩しかった。
彼は熱心で研究も好きだったし、臨床では脳をやりたいと言って外科医になった。
私もそれは面白いと思って一緒になってやってたら、いつの間にか神経内科医になっていたよ。
当時は臨床研修医制度もなくて、卒後に入局したらそれっきりだったから、私も相州も若手で入局したての頃はそれこそ馬車馬のように働いた。
そのうち相州は論文をよく書くようになり、海外の学術誌にも掲載され、脳波計の開発で産学の橋渡しをするようになった。
7216*****
相州という男は私の理想だった。
私と彼は刀医の同期で、1年の時から何をするのも一緒、ずっといい級友だった。私は二世医者で親の七光りという感じだったから、常に自らの意思があって邁進する彼がとても眩しかった。
彼は熱心で研究も好きだったし、臨床では脳をやりたいと言って外科医になった。
私もそれは面白いと思って一緒になってやってたら、いつの間にか神経内科医になっていたよ。
当時は臨床研修医制度もなくて、卒後に入局したらそれっきりだったから、私も相州も若手で入局したての頃はそれこそ馬車馬のように働いた。
そのうち相州は論文をよく書くようになり、海外の学術誌にも掲載され、脳波計の開発で産学の橋渡しをするようになった。
とりから
DOODLE笑いの絶えていた緑園殿に笑い声が響く。ずっと怯えられていた兄上さまの温かな笑い声。
今世王の幸せが滲む悪戯する声。
永く永く在っていただくために今日も緑園殿を磨きあげる。
とある灰色狼さんの独白。🌿🍆
ほほえみネコモドキ
TRAINING裏表メインキャラ(9人)をルーレットやらあみだくじやら使って決まった二人を会話させる小説練習もどきのようなキャラ立ての一連のような何か一個につき300から500字目安の予定だった(過去形)
現実は500から700字である…減らしたい。
組み合わせによっては本編で会わないコンビにもなるがクロスオーバーとして会話したらどうなるかという想像で書く
2回とも同じ人物が出たらその人物の独白を書く
プチ創作小説パラ…パラ……と紙を捲る音が静かな部屋に響く。
特に話すこともないので、ただ二人は沈黙のなか、各々本を読んでいた。
沈黙は慣れているが、少し、彼相手だと気まずい。その気まずさから彼の方をチラリとみる。
彼は、栞を指に挟み、淡々と黙読しているようだ。結構読むのが早いのだろうか、次々とページを捲っていく。と、視線に気がついたのだろうか、持っていた栞を本に挟み、こちらに視線を返す。
「…何か、僕についてるの?」
「ん、いや、その栞少し年季があるような気がしてさ」
「あぁ…これね。昔…5年前くらい前かな?友達が旅行のお土産に買ってきてくれて、それ以降ずっと使ってるんだ」
「5年もか…物持ちがいいんだね」
「…そうかもね、一応気をつけて使ってはいるかな」
2985特に話すこともないので、ただ二人は沈黙のなか、各々本を読んでいた。
沈黙は慣れているが、少し、彼相手だと気まずい。その気まずさから彼の方をチラリとみる。
彼は、栞を指に挟み、淡々と黙読しているようだ。結構読むのが早いのだろうか、次々とページを捲っていく。と、視線に気がついたのだろうか、持っていた栞を本に挟み、こちらに視線を返す。
「…何か、僕についてるの?」
「ん、いや、その栞少し年季があるような気がしてさ」
「あぁ…これね。昔…5年前くらい前かな?友達が旅行のお土産に買ってきてくれて、それ以降ずっと使ってるんだ」
「5年もか…物持ちがいいんだね」
「…そうかもね、一応気をつけて使ってはいるかな」
pkmnhuji
TRAINING自分の中のキバダンの歩みを考えていこうと思って書き始めたキの独白GC同期、本編主人公はmsrくんの設定
もちろん本編ネタバレあり
ダの気持ちはわからない
小説ではない
色んな方とネタも被ってます
まだ続きを考えている途中なのでどこまで続くかわからないです
ゆくゆくは2人を結婚させたいとは思っている
kbnの独白同じ年にジムチャレンジに参加したオレとダンデは歳も近かったこともあり、仲良くなるのにそう時間はかからなかった
同じくらいの歳であるはずなのに、なにかにつけて楽しげにバトルを申し込んでくるダンデは近所の子供のようで放っておけなくなるのだ
たまにバトルを断るとアイツはひどくむくれてオレがバトルをすると言うまで拗ね続ける所もまたダンデを幼く見せる所以だったのかもしれない
そしてダンデの迷子癖が1番目を離せなくさせた
最初のころは迷った挙句自分でなんとかしようと歩き回るので余計に迷い込み捜索が困難だった
迷ったと思ったらすぐ連絡をしてその場から動くなと言い聞かせてからは格段に見つけやすくなったものの、不安げに縮こまっていたダンデがこちらを見つけた瞬間の今にも泣き出しそうな笑顔はオレの心臓を握りしめるような痛みを与えた
3179同じくらいの歳であるはずなのに、なにかにつけて楽しげにバトルを申し込んでくるダンデは近所の子供のようで放っておけなくなるのだ
たまにバトルを断るとアイツはひどくむくれてオレがバトルをすると言うまで拗ね続ける所もまたダンデを幼く見せる所以だったのかもしれない
そしてダンデの迷子癖が1番目を離せなくさせた
最初のころは迷った挙句自分でなんとかしようと歩き回るので余計に迷い込み捜索が困難だった
迷ったと思ったらすぐ連絡をしてその場から動くなと言い聞かせてからは格段に見つけやすくなったものの、不安げに縮こまっていたダンデがこちらを見つけた瞬間の今にも泣き出しそうな笑顔はオレの心臓を握りしめるような痛みを与えた
kei
DONEルマフォリのための冬清王の独白その色は約束の空と同じで「はじめまして、フォリオ、我が朋友の娘」
光の中で冬清王は、はじめてセッカの娘であるフォリオの形を認識した。
霊木空間とセッカが称した霊脈だまり、霊木の中心点に存在するようになってからの冬清王は、地上の存在こと霊的素養のないその他大勢の人間をひとりひとり認識することはできなかった。
下手に認識して注視などしたら霊木の力が摂理に反してその個体に影響をしてしまう。
一時的には喜ばしいことかもしれないが、霊木に親密に関わる者はすべからく不幸になる。
大きすぎる力は素養のあるもの以外が扱うべきものではない。そういうフィルターが冬清王に備わっていたが、フォリオという小さな魂を汚染した以前の霊木の人格はそうではなかったようだ。
4687光の中で冬清王は、はじめてセッカの娘であるフォリオの形を認識した。
霊木空間とセッカが称した霊脈だまり、霊木の中心点に存在するようになってからの冬清王は、地上の存在こと霊的素養のないその他大勢の人間をひとりひとり認識することはできなかった。
下手に認識して注視などしたら霊木の力が摂理に反してその個体に影響をしてしまう。
一時的には喜ばしいことかもしれないが、霊木に親密に関わる者はすべからく不幸になる。
大きすぎる力は素養のあるもの以外が扱うべきものではない。そういうフィルターが冬清王に備わっていたが、フォリオという小さな魂を汚染した以前の霊木の人格はそうではなかったようだ。
hiiragi_softeni
MOURNINGキラの独白もどきなキラカガ(序盤アスランのことを言ってますが、一応友情です)
無駄に長いしめちゃくちゃだと思います…。すみません🙇💦
おひさま君はいつも突然だ。
例えば、天気雨の中に降り注ぐおひさまのような。
ザフトからの攻撃を振り切ってどうにか地球に降り立ったあと、僕達を乗せたAAは船のごとく海の上を走っていた。
地球に来たのが初めてな僕は、皆が艦内にいることを確認したあと、よくひとりで艦板に赴いていた。
無意識にだが、誰かといることで自分を追い詰めているような気がして、せめてこの癒やしの時間は守ろうとした結果だった。
ひとりでいることは楽だ。気を遣う必要がないから。
けれど、ひとりでいることはとても辛い。だって、自分と向き合うしかないから。
アスランー。僕と兄弟のように育った彼とは、もう道は完全に分かたれてしまったのだろうか。
お互いの気持ちをぶつけるばかりで、聞く余裕も現状を変える術も持たない僕達は、あの日の別れを境に会わないままの方が良かったのだろうか。
1852例えば、天気雨の中に降り注ぐおひさまのような。
ザフトからの攻撃を振り切ってどうにか地球に降り立ったあと、僕達を乗せたAAは船のごとく海の上を走っていた。
地球に来たのが初めてな僕は、皆が艦内にいることを確認したあと、よくひとりで艦板に赴いていた。
無意識にだが、誰かといることで自分を追い詰めているような気がして、せめてこの癒やしの時間は守ろうとした結果だった。
ひとりでいることは楽だ。気を遣う必要がないから。
けれど、ひとりでいることはとても辛い。だって、自分と向き合うしかないから。
アスランー。僕と兄弟のように育った彼とは、もう道は完全に分かたれてしまったのだろうか。
お互いの気持ちをぶつけるばかりで、聞く余裕も現状を変える術も持たない僕達は、あの日の別れを境に会わないままの方が良かったのだろうか。
kky_89
MEMOイベントボスが自責の刃になりそうなタイプのカンの独白。両脇の賞 かれは王座など欲しくなかっただろう
永遠など望まなかったろう
けれど私の
エゴで
祈りで
願望で
彼らの屍に冠を一つ
彼らの墓標を華で彩り
彼らの亡骸を黄金で覆い
げに美しき傀儡を織る
創作の海原を渡る若翼のせめてもの標になりますように
創作のさざれ石に敢然とたたずむ巌となりますように
彼は寂滅を愛したろうに
彼の臨みの裏切りを黙して私は彼らを愛している
204永遠など望まなかったろう
けれど私の
エゴで
祈りで
願望で
彼らの屍に冠を一つ
彼らの墓標を華で彩り
彼らの亡骸を黄金で覆い
げに美しき傀儡を織る
創作の海原を渡る若翼のせめてもの標になりますように
創作のさざれ石に敢然とたたずむ巌となりますように
彼は寂滅を愛したろうに
彼の臨みの裏切りを黙して私は彼らを愛している
yukke_jan_MK
DOODLEカバサブ片想い🤿🧊短文独白ってやつです
ハンゾウが復活する前(映画より前)のあたりの話だと思ってください
まだ🤿🧊への解像度低いと思うんで恥ずかしい…許してください…あと「氷に閉じ込めて/SuperFly」聞いてください…
カバサブ片想い🤿🧊「氷に閉じ込めて」400年前は燐塊に仕え、現在迄の400年間シャンツンに仕え、心を凍りつかせてしまっているサブゼロ。いつもぼーっとしているような、どこか遠くを見ているような……その目線の先には、心の向く先には一体何があると言うのだろう。心を無にして殺しをしてきたサブゼロだが、無意識に、あの影を追っている。こんな暗闇の中にいるというのに、微かすぎる光を見ている。数世紀前に自らの手で殺した亡霊のことを、思い出さずともずっと忘れられずに居る。
なあサブゼロ、サビィ、そんな有るかも分からないもんに、光なんて見つけないでくれ。どこにも行かないで、どうか消えないでくれ…。俺を見なくたっていいから。
自分より小さな体格だが熊のようにずっしりとした重心を持つブレのない、なのに地面から足が浮いているような。冷たく美しい鎧を纏った後ろ姿を見て、なぜだか抱き締めたくなってしまった。
515なあサブゼロ、サビィ、そんな有るかも分からないもんに、光なんて見つけないでくれ。どこにも行かないで、どうか消えないでくれ…。俺を見なくたっていいから。
自分より小さな体格だが熊のようにずっしりとした重心を持つブレのない、なのに地面から足が浮いているような。冷たく美しい鎧を纏った後ろ姿を見て、なぜだか抱き締めたくなってしまった。
botabota_mocchi
DOODLE漆黒 ホルミンスター後自宅ヒカセン独白(1p)/自宅ヒカセンの旅立ちの理由(3p)/クリスタリウム襲撃後星見の間(1p)/クリスタリウム到着間もない頃(2p)/ハーデス戦後〜エンディング(2p) 9ナツメ
PAST遙か2別れを選んだ彰紋の独白
桜のような人彼女は桜のようなひとだったように思う。
「世の中にたえて桜のなかりせば……」
彼女が京にいたのは長い秋と、短い冬の間だけだったのに。なぜか彰紋にはそう思い起こされ、そして自分でも気がつかないうちに、春の歌をくちずさんでしまう。
彼女の世界についていくことも、こちらに残ってもらうことも、出来たかもしれない。だが、どちらも選べなかった。だから余計に、そう思い出すのだろうか。
桜が咲かなければ、その咲きようにも、散りようにも、こころを乱すことはない。それでも焦がれる、想う、そんなところが彼女に似ていた。
251「世の中にたえて桜のなかりせば……」
彼女が京にいたのは長い秋と、短い冬の間だけだったのに。なぜか彰紋にはそう思い起こされ、そして自分でも気がつかないうちに、春の歌をくちずさんでしまう。
彼女の世界についていくことも、こちらに残ってもらうことも、出来たかもしれない。だが、どちらも選べなかった。だから余計に、そう思い出すのだろうか。
桜が咲かなければ、その咲きようにも、散りようにも、こころを乱すことはない。それでも焦がれる、想う、そんなところが彼女に似ていた。
seiryoinryosui
INFO>20210912翔済女学院生おめでとうございます!!
解釈、特にさよなら~に関しては基本受け手におまかせ💫なので元気あればまたマロください!笑(解釈ていうか思ったことがあれば全部知りたい)
逆に数回読んだの!?て感じだし伝わっていて嬉しすぎる🥲ラストわたしもオキニ!守人は排他的ではない「私は私」を考えたかった漫画です…。
感想送ってくれてありがとう🤍
※2枚目はオキニのセナ独白 2
もっつぁれら
MOURNING⚠︎(cccのネタバレあります)発作的に描いたガウェインとレオの漫画
1時間くらいでぐわーっと書いたのでコマの間に描写増やしてもうちょっとわかりやすくして、ロビンとBBちゃんの独白で一本のお話にしたいなと思ってる…いつか…いつか…… 7
n_fer_3
SPOILER貴方はアルバートで『最初から最後まで』をお題にして140文字SSを書いてください。#shindanmaker
shindanmaker.com/375517
本誌62話のニュアンスバレを含んだ兄様の最後の事件前の独白
hydroxidestar
DONE刀剣乱舞の豊前×松井ほぼ松井の独り言というか、独白です。
松井江の大事な大事な朝の時間僕こと、松井江には好きな時間がある。
それは、まだ寝ている豊前の顔を眺めること、薄っすらと生えた髭と、襟足に触れること。豊前が寝ているときにしかできない貴重な触れ合いのため、僕は豊前より早く起きようとするのだけど豊前がなかなか許してくれない。や、まあその行為を許してしまう僕も相当豊前に甘いと言えよう。
今日は久しぶりに豊前より早く目が覚めた。外では雨がさあさあと降っている。そうか、雨音で目が覚めたのか。僕は今日遠征の任務が午後から入っていたけれど、休みになるだろうか……ならないだろうな、なんせ隊長は長谷部だから。日光一文字さんだと、休みになるんだけどね。同じ刀派でも性格が違うから観察のしがいがあると思う。
1149それは、まだ寝ている豊前の顔を眺めること、薄っすらと生えた髭と、襟足に触れること。豊前が寝ているときにしかできない貴重な触れ合いのため、僕は豊前より早く起きようとするのだけど豊前がなかなか許してくれない。や、まあその行為を許してしまう僕も相当豊前に甘いと言えよう。
今日は久しぶりに豊前より早く目が覚めた。外では雨がさあさあと降っている。そうか、雨音で目が覚めたのか。僕は今日遠征の任務が午後から入っていたけれど、休みになるだろうか……ならないだろうな、なんせ隊長は長谷部だから。日光一文字さんだと、休みになるんだけどね。同じ刀派でも性格が違うから観察のしがいがあると思う。
みずくらげ
CAN’T MAKEネタバレ若干……?理想←無能だと思ってる被虐の話(独白に近い)
暗くなってしまった(´-ω-)ウ-ム
お題のやつ1意識朦朧/服越しに舐める/口説き落とす
無被と言うよりも理←無←被って感じな気もする
ーーーーーーー
被虐視点
雨戸を激しく叩く雨の音で目が覚めた……
ちらりと時計を見ると時刻は深夜2時。
ひたりとベッドから降りて彼の眠る寝室へと足を運ぶ。
こんなひどい雨の日の夜、無能君は決まって魘されているから…。
無能君の部屋の扉を開けるとベッドの上に脂汗をかきながら魘されている彼の姿が目にはいる。
ベッドサイドに腰をかけながら
被「無能君…大丈夫???」
無能君の汗で張り付いた前髪をかきあげながら優しく声をかけた。
無「うぁ……いた……い……」
自身のシャツの胸のところを掴みながら、
朦朧とした意識の無能君が僕に助けを求めるようにすがりついてくる。
1126無被と言うよりも理←無←被って感じな気もする
ーーーーーーー
被虐視点
雨戸を激しく叩く雨の音で目が覚めた……
ちらりと時計を見ると時刻は深夜2時。
ひたりとベッドから降りて彼の眠る寝室へと足を運ぶ。
こんなひどい雨の日の夜、無能君は決まって魘されているから…。
無能君の部屋の扉を開けるとベッドの上に脂汗をかきながら魘されている彼の姿が目にはいる。
ベッドサイドに腰をかけながら
被「無能君…大丈夫???」
無能君の汗で張り付いた前髪をかきあげながら優しく声をかけた。
無「うぁ……いた……い……」
自身のシャツの胸のところを掴みながら、
朦朧とした意識の無能君が僕に助けを求めるようにすがりついてくる。
maccapokka
MEMO一個前にある女装初日の絵のキャプションにしようとしたらめちゃくちゃ長くなったやつです。急遽あのあんにゃろ供給があったからどうしても入れたかった、、😭
ほんっっっっとんにこういうキャラの心情とか台詞を文章で表現したことなくて、拙いですがそれでも大丈夫な方よかったらどうぞ🙇♀️🙇♀️
リト独白系?です
てか女装に至るまでの過程書けばよかった😂
女装初日のリト側7時35分。朝ご飯を済ませて食器を洗う。
サランラップに包んであるライ麦パンにハムとチーズを挟んだサンドイッチは幼馴染の分。
きつくくるむとパンが硬くなって美味しくないとのことで、ふんわりと包むのがあいつルール。らしい。
「そろそろかな……」
日々の支度が大幅に遅れることは滅多にないけれど、自分が想像していた時間と実際の時間に差異がないと少しばかりか達成感を感じるのがいつの間にか日々のルーティンワークになっていた。
結えていた髪をほどくと、結び癖のついた髪が首に当たり普段の温かさが戻る。この温かさがオンとオフと切り替えに役立っていたりいなかったり。
ええと、今日の気温は……
自分のスマホがダイニングテーブルにあることを思い出しキッチンから向かおうとした瞬間、唐突にインターホンが鳴り響いた。
909サランラップに包んであるライ麦パンにハムとチーズを挟んだサンドイッチは幼馴染の分。
きつくくるむとパンが硬くなって美味しくないとのことで、ふんわりと包むのがあいつルール。らしい。
「そろそろかな……」
日々の支度が大幅に遅れることは滅多にないけれど、自分が想像していた時間と実際の時間に差異がないと少しばかりか達成感を感じるのがいつの間にか日々のルーティンワークになっていた。
結えていた髪をほどくと、結び癖のついた髪が首に当たり普段の温かさが戻る。この温かさがオンとオフと切り替えに役立っていたりいなかったり。
ええと、今日の気温は……
自分のスマホがダイニングテーブルにあることを思い出しキッチンから向かおうとした瞬間、唐突にインターホンが鳴り響いた。
sen_tsukikai
DONEエアハルト←ジェノ貴方のことが好きだった/3p
叶わなかった想いのはなし。
所長を狡猾な性格に書いています、何でも許せる方向けです。
数年前に書いたあと数ヶ月前に読んだらウワ地雷!と思ったのですが先週読んだらアレ許容範囲…となったので載せました。
何でも許せる方向けです。
※ジェノの独白一人称を「私」表記にしてます。
. 3
suzukure8
DONEとあるコルヌレプスの独白夜のない世界で ひのき、という名前に意味があったのかは分からない。しかしひのきはいちばん最初に呼ばれて、その箱の中で目を開けたのだ。どんぐりのような瞳を持つひのきは、どうやらコルヌレプスという種のようだった。ひのきを呼ぶのが誰なのか、分かってはいない、いなけれどもどうにもひのきの言葉は通じていないようだった。何を喋っているのだろう、というそれの言葉は聞こえるのに、ひのきの言葉はそれには通じないのだ。身体の大きさが違うからかもしれない、でもそれだったらひのきが理解するのだって難しいだろうに。この、ホムとかいう装置のおかげだろうか、それの言うことはホムを通じてよく言葉になって聞こえてくる。この耳はよく聞こえるものであるので、そういうことが可能なのかもしれなかった。
1092白流 龍
DONEタル鍾(独白、少し蛇鍾):こんなに苦しいなんて鍾離は今、この六千年の間でほぼ初めての感覚に溺れ戸惑っていた。
はぁ、と、特段長距離を走ったわけでもないのに息が乱れるのは勝手に心臓が激しく脈を打つから
「これは…どうしたものか…」
片手で顔を覆い今しがた閉めたドアにもたれ掛かる。
つい先刻までタルタリヤと食事をしていた。とても楽しく。
これが厄介だった。『楽しい』のだ。ただひたすらに。
毎日でも良い。苦痛がないのだ。
―馴染みすぎ、だな。
人間は儚い。精々百年。だからこそ必死に生きて、美しい。
憧れていた。望んで神の座を降りたのだ。しかしいくら神の座を降りたとしても、寿命は続くこの身体。
それを、忘れては行けないのだ。それなのに。
そもそもとっくに気付けた筈だった。そこから切り離すなど容易い筈だった。誤算だったのは、鍾離自身がその感情の名前を知らなかった事。
1813はぁ、と、特段長距離を走ったわけでもないのに息が乱れるのは勝手に心臓が激しく脈を打つから
「これは…どうしたものか…」
片手で顔を覆い今しがた閉めたドアにもたれ掛かる。
つい先刻までタルタリヤと食事をしていた。とても楽しく。
これが厄介だった。『楽しい』のだ。ただひたすらに。
毎日でも良い。苦痛がないのだ。
―馴染みすぎ、だな。
人間は儚い。精々百年。だからこそ必死に生きて、美しい。
憧れていた。望んで神の座を降りたのだ。しかしいくら神の座を降りたとしても、寿命は続くこの身体。
それを、忘れては行けないのだ。それなのに。
そもそもとっくに気付けた筈だった。そこから切り離すなど容易い筈だった。誤算だったのは、鍾離自身がその感情の名前を知らなかった事。
謝絶屋 D子
MEMOおじあに書こうと焦ってかけず、もはや文章と呼べない兄の独白みたいになった。ちゃんと清書できたら清書していきたい…
あに独白みたいな?―お前がナルニアか? かーいいなぁ―
初めて会った時にそんな言葉を掛けられた。
膝を曲げて私の目線に合わせて、にひひと笑うその姿がなんだか陽の光にも似たものを感じた。
眩しい彼を直視する事が出来まず、また陰鬱な自分が恥ずかしくなり父の後ろに思わず隠れてしまった。
父はそんな私の姿を見て彼に何かを言っていたような気がする。
「そんな調子で悪魔学校の番犬が務まるのか? ナルニアにすら横を向かれて…」
「あれぇ。そんな風に見えちゃう? 恥ずかしがってるだけだと思うけど」
けたけたと笑いながら肩を軽く叩かれ、父は私へそうなのか?という問いかけを含んだ視線を投げかけてくる。それはそれで気恥ずかしさと気まずさもあり、なんとなく目を伏せてしまった。
404初めて会った時にそんな言葉を掛けられた。
膝を曲げて私の目線に合わせて、にひひと笑うその姿がなんだか陽の光にも似たものを感じた。
眩しい彼を直視する事が出来まず、また陰鬱な自分が恥ずかしくなり父の後ろに思わず隠れてしまった。
父はそんな私の姿を見て彼に何かを言っていたような気がする。
「そんな調子で悪魔学校の番犬が務まるのか? ナルニアにすら横を向かれて…」
「あれぇ。そんな風に見えちゃう? 恥ずかしがってるだけだと思うけど」
けたけたと笑いながら肩を軽く叩かれ、父は私へそうなのか?という問いかけを含んだ視線を投げかけてくる。それはそれで気恥ずかしさと気まずさもあり、なんとなく目を伏せてしまった。
ran_1z
CAN’T MAKE冠者様と正宗おじ正宗おじの独白😉
#春霞に酔ふ_ギャラリー
敵の急所である核を突き、力で圧し斬る。
山の頂上に近づくにつれ増えてくるのは、ガンキンにササヤキ…、どうやら人を惑わし落とし込む類の妖魔が主体の様だが、今回の件とどう関係しているのか。現在地は鷹尾山山頂付近。無所属として他部署のサポートに回るのが今の任務ではあるが、正直に言うと今、一寸した私情で動いてる。次いでで任務してるって訳でもないんだが。それに私情と言っても俺自身の事情でもない。全ての元凶は…、
「萬鬼、どうだ。久しぶりの“本来の感覚”は」
この無表情でヒトを見下ろしながら無神経に話しかけてくる刀神、冠者。…とそれから、何回か臨時でバディ組んだだけで何故か我が物顔で俺ん家に入り浸る刀神、雪鶴。何故俺がこいつら2人に付き合ってやらなきゃならんのか納得いかねぇが、元はといえば雪鶴が居なくなったから共に探せ(とまでは言われてない)とこの無機質な大男に言われたのが始まり。本当に面倒臭ェ…。
1804山の頂上に近づくにつれ増えてくるのは、ガンキンにササヤキ…、どうやら人を惑わし落とし込む類の妖魔が主体の様だが、今回の件とどう関係しているのか。現在地は鷹尾山山頂付近。無所属として他部署のサポートに回るのが今の任務ではあるが、正直に言うと今、一寸した私情で動いてる。次いでで任務してるって訳でもないんだが。それに私情と言っても俺自身の事情でもない。全ての元凶は…、
「萬鬼、どうだ。久しぶりの“本来の感覚”は」
この無表情でヒトを見下ろしながら無神経に話しかけてくる刀神、冠者。…とそれから、何回か臨時でバディ組んだだけで何故か我が物顔で俺ん家に入り浸る刀神、雪鶴。何故俺がこいつら2人に付き合ってやらなきゃならんのか納得いかねぇが、元はといえば雪鶴が居なくなったから共に探せ(とまでは言われてない)とこの無機質な大男に言われたのが始まり。本当に面倒臭ェ…。
サクライロ
DONEビアンカさんの仕上がりはこうでした。『独白』の最後の場面ですの。笑顔輝くビアンカVS表情死んでるテュールの対比が見たかったんだよね!笑ページカウント間違えて前回描いた出会いの主&ビアが没になったった(おいこら)web版にだけ載せとこう……
たった一枚描いただけなのにもうフローラが恋しいぞ!これでもかってくらい熱く抱きしめたいのですが(描いて)いいですか!!!いいですね!!!!!
ao_ouo_yukichi
DOODLE御本家さまのふぁんぼ見て、ひびゃちゃんは今ものーちを思ってんのかなって。ネクタイの形が完全にメトロのやつなんだもの。
ひびゃちゃん独白なM←H、うっすら(本当にうっすら)よこひびとにこひび。
赤は危険髪は黒、シャツは白でズボンも黒。ラインカラーはシルバーとは言われてるけど、見た目には灰色だ。
僕を構成する色に色彩というものがない。
焦がれる彼の色は目に優しくない。だけど追ってしまうのだ。
焦がれる彼は赤い男。
少し前まで接続していた優しい彼も赤い男。
僕が手を伸ばした彼もつなぎが赤い男だ。
踏切の警報灯が赤いように、それに執着するのは危険だと理解しているはず。
なのに目で追うのをやめられない。
202僕を構成する色に色彩というものがない。
焦がれる彼の色は目に優しくない。だけど追ってしまうのだ。
焦がれる彼は赤い男。
少し前まで接続していた優しい彼も赤い男。
僕が手を伸ばした彼もつなぎが赤い男だ。
踏切の警報灯が赤いように、それに執着するのは危険だと理解しているはず。
なのに目で追うのをやめられない。
85_yako_p
DONE××の独白。捏造。(2018/05/11)とある男の独り言 日本にはひさびさに来た気がする。ここは食べ物こそうまいが、利便性のある街は決まってくだびれたスーツの群れがゾンビのように徘徊しているか、日本という閉鎖空間で独自の文明を築いた若者が自分のようなオジサンには理解不能な行動を取っているかのどちらか、あるいはその両方だ。
今日も例に漏れず、女学生達が群れている。相変わらずよくわからない。だが、華やかでいいことだと嫌みなく思う。子供は好きだ。若者は宝だ。見ていたい、関わっていたいと掛け値なしに思う。そんな彼女達は操られたように首を上に傾け、頭上のモニターを見つめている。何かが始まるらしい。
突然、爆音とともにモニターに流れる映像と音楽。ひきつけを起こしたように一斉に黄色い歓声をあげる彼女達。何事かとモニターを見るより早く、耳に馴染んだ懐かしい声が大音量で鼓膜を揺らす。
1524今日も例に漏れず、女学生達が群れている。相変わらずよくわからない。だが、華やかでいいことだと嫌みなく思う。子供は好きだ。若者は宝だ。見ていたい、関わっていたいと掛け値なしに思う。そんな彼女達は操られたように首を上に傾け、頭上のモニターを見つめている。何かが始まるらしい。
突然、爆音とともにモニターに流れる映像と音楽。ひきつけを起こしたように一斉に黄色い歓声をあげる彼女達。何事かとモニターを見るより早く、耳に馴染んだ懐かしい声が大音量で鼓膜を揺らす。
壁打ち芸人
MOURNING字幕と加工前供養2期しゅうさんで真綾さんの「独白」のイメージをしろ…を続けています
きらきらした鏡が割れて、光のなかに目の前にばるにいがいて(シルエットに近い)スタジアムがあって、約束が叶った瞬間に思わず手が伸びて一転世界が反転してあたりは真っ暗、ばるにいはいなくて朽ちたスタジアムの足元に砕けたガラスが散らばっている 2
ohana087_zzz
MEMO元サヤ🦐🦈(完結済み?)の、🦈視点というかただの独白。
元ネタ読んでないと多分わからんです。
独白。 オレは夢を見る。
あの時素直に帰って小エビちゃんに会いに行くオレの夢を見る。
合鍵を使ってオレの家で待っていてくれた小エビちゃんをオレは思い切り抱きしめる。さみしかった、あいたかった、きてくれてありがとう。夢の中のオレがそう言うと、小エビちゃんは目尻を下げて優しく笑って、俺もですよ、って抱きしめかえしてくれる。2人でわくわくしながら、明日の準備をする。小エビちゃんからカニちゃん達やアザラシちゃん達としたアホ過ぎるどんちゃん騒ぎの話を聞いて、オレはバカじゃねぇの、ってゲラゲラ笑って。そんで、でもホントに無茶はしちゃダメだよって小エビちゃんの頬に唇を寄せれば、小エビちゃんもクスクス笑ってオレにお返ししてくれる。
2498あの時素直に帰って小エビちゃんに会いに行くオレの夢を見る。
合鍵を使ってオレの家で待っていてくれた小エビちゃんをオレは思い切り抱きしめる。さみしかった、あいたかった、きてくれてありがとう。夢の中のオレがそう言うと、小エビちゃんは目尻を下げて優しく笑って、俺もですよ、って抱きしめかえしてくれる。2人でわくわくしながら、明日の準備をする。小エビちゃんからカニちゃん達やアザラシちゃん達としたアホ過ぎるどんちゃん騒ぎの話を聞いて、オレはバカじゃねぇの、ってゲラゲラ笑って。そんで、でもホントに無茶はしちゃダメだよって小エビちゃんの頬に唇を寄せれば、小エビちゃんもクスクス笑ってオレにお返ししてくれる。
はるしき
TRAINING失恋(フウモク)子フ←子モ。『眷恋』の少し後。モ独白。
俺がフウガに何をしたんだろう。
俺はフウガへ何をしたんだろう。
どうしてフウガは、俺をあんなにも嫌うんだろう。
答えを知ってるのはフウガだけ。
手を出しても睨まれて、顔を出しても追いかけられて。
今日は、初めて、嫌いだって言われた。
俺はどうしたらいいんだろう。
消えてしまえば良いのかな。
分からない。
フウガ。
教えて。
フウガ。
何かしたなら謝れば。
またあの時みたいに、笑ってくれるのかな。
「……んん……」
俺に倒した時のフウガは笑ってた。
俺の上に乗った時のフウガも笑ってた。
俺に触れた時のフウガは。
「……そうだ」
俺の手に触れたフウガは、泣きそうな顔をしてた。
その後、泣きながら、嫌いだってはっきり、初めて言われた。
あの時、俺はフウガに、本当に嫌われたのかな。
526俺はフウガへ何をしたんだろう。
どうしてフウガは、俺をあんなにも嫌うんだろう。
答えを知ってるのはフウガだけ。
手を出しても睨まれて、顔を出しても追いかけられて。
今日は、初めて、嫌いだって言われた。
俺はどうしたらいいんだろう。
消えてしまえば良いのかな。
分からない。
フウガ。
教えて。
フウガ。
何かしたなら謝れば。
またあの時みたいに、笑ってくれるのかな。
「……んん……」
俺に倒した時のフウガは笑ってた。
俺の上に乗った時のフウガも笑ってた。
俺に触れた時のフウガは。
「……そうだ」
俺の手に触れたフウガは、泣きそうな顔をしてた。
その後、泣きながら、嫌いだってはっきり、初めて言われた。
あの時、俺はフウガに、本当に嫌われたのかな。
るい(と)とうふ
TRAINING子供時代の百之助、独白。【即興二次(21/06/08分)/お題:僕の昼/執筆制限時間:30分】僕の昼 昼は──
お日さまが、空の高いところにあるじかんだ。
ばあちゃんは、畑にいる。
じいちゃんは、山にいる。
おれはときどき、こっそり雉を撃ちにいく。
じいちゃんの銃だから、見つかったらしかられる。
家にいるより、生きものを撃っているのがたのしい。
母は寝ている。
そうじゃなければ、名前をよんでいる。
おれのこともあるし、ばあちゃんのこともある。
母は、じいちゃんのことをあまりよばない。
母は、ばあちゃんのことを、かあちゃん、とよぶ。
ばあちゃんは、母の母だからだそうだ。
おれが母をかあさんとよぶと、
母は
「百之助。あなたは言葉をていねいに。母上様とおよびなさいね」
としかる。
でも、おれはかあさんとよぶ。
1028お日さまが、空の高いところにあるじかんだ。
ばあちゃんは、畑にいる。
じいちゃんは、山にいる。
おれはときどき、こっそり雉を撃ちにいく。
じいちゃんの銃だから、見つかったらしかられる。
家にいるより、生きものを撃っているのがたのしい。
母は寝ている。
そうじゃなければ、名前をよんでいる。
おれのこともあるし、ばあちゃんのこともある。
母は、じいちゃんのことをあまりよばない。
母は、ばあちゃんのことを、かあちゃん、とよぶ。
ばあちゃんは、母の母だからだそうだ。
おれが母をかあさんとよぶと、
母は
「百之助。あなたは言葉をていねいに。母上様とおよびなさいね」
としかる。
でも、おれはかあさんとよぶ。