社会
tono_bd
DOODLE同級生の中で一番初体験が早かったのが生徒会長だったら良いな……って思いながら書きました。スペースに集まった人全員「夏の現代学パロ」というお題で一週間で作り上げるという鬼畜企画でした。
私が考える「現代学パロ」はこれだ!!って言い切るつもりで出します。
どう見ても社会人パロとかは言わない約束。
ノスタルジーが見せる 夏休みを失って二年が経った。
手元で弾けている生ビールの泡のように、パチパチと僅かな音を立てて消えていく。気付いたら無くなっているような二年だった。社会に出れば時の流れは変わるのだという言葉の信憑性を疑った時期もあったが、自分がその立場に立ってはじめて理解出来るものだ。
ノスタルジーが生み出す感傷だろう、自分らしくないなと思いながらジョッキを傾ける。
同窓会なんて自分には縁の無いものだとファウストは思っていた。誘う友人もいないし、誘われるような人柄では無いと自覚している。それなのに今この場にいるということは、認識が間違っていたという事だろうか。今日の事を報せてくれた淡い空色の髪をした友人は目立つ事も面倒事も厭うきらいがある。そんな彼が声をかけてくれたのは、単に僕がのけ者にされないよう気を遣ったのか、巻き添えを探していたのだろう。
6611手元で弾けている生ビールの泡のように、パチパチと僅かな音を立てて消えていく。気付いたら無くなっているような二年だった。社会に出れば時の流れは変わるのだという言葉の信憑性を疑った時期もあったが、自分がその立場に立ってはじめて理解出来るものだ。
ノスタルジーが生み出す感傷だろう、自分らしくないなと思いながらジョッキを傾ける。
同窓会なんて自分には縁の無いものだとファウストは思っていた。誘う友人もいないし、誘われるような人柄では無いと自覚している。それなのに今この場にいるということは、認識が間違っていたという事だろうか。今日の事を報せてくれた淡い空色の髪をした友人は目立つ事も面倒事も厭うきらいがある。そんな彼が声をかけてくれたのは、単に僕がのけ者にされないよう気を遣ったのか、巻き添えを探していたのだろう。
mion4213
DONE楽怒長編小説②男子高校生可楽×社会人怒 現代パロ
今日も、東京に重い雨が降り注ぐ。傘に跳ね返るバチバチとした音も、鼻につくホコリと湿気が混ざった匂いも、今は全て好きになれる。
だって、こんな雨の日は積怒に会えるから。梅雨万歳!!
もう地面から可楽自信が浮いてるんじゃないかというくらい気分も浮かれていた。
好きな奴に逢いに行くとはこんなに楽しく、照れくさく、待ち遠しいものなのか!
可楽は今人間である自分の力が出せる限り急いで行った。
積怒は、あんな無茶苦茶だった約束にも関わらず、雨の日は毎日公園に来てくれた。
大体可楽より先に東屋に着いていて、いつもと変わらずワイシャツにスラックス、組んだ足の上のノートパソコン、コーヒーチェーン店のカップがいつもの積怒のスタイルだ。
3769だって、こんな雨の日は積怒に会えるから。梅雨万歳!!
もう地面から可楽自信が浮いてるんじゃないかというくらい気分も浮かれていた。
好きな奴に逢いに行くとはこんなに楽しく、照れくさく、待ち遠しいものなのか!
可楽は今人間である自分の力が出せる限り急いで行った。
積怒は、あんな無茶苦茶だった約束にも関わらず、雨の日は毎日公園に来てくれた。
大体可楽より先に東屋に着いていて、いつもと変わらずワイシャツにスラックス、組んだ足の上のノートパソコン、コーヒーチェーン店のカップがいつもの積怒のスタイルだ。
てまり兎破壊核爆スターゲイザー
DOODLE【先天性女体化、申し訳程度の推しの子パロ(サインはB改めサインはGを歌っているだけ)注意!】Twitterで呟いていた厄介オタクしてる年齢不詳裏社会のトップのファントム×アイドルしているギンタ♀こと虎水ギンちゃん♀概念のファンギン
書いたから誰か書け(願望) 4073
しらす村長
CAN’T MAKE七夕流三(※普通にスマホでてきます)描いててだんだんTLに流す勇気が消えたのでポイピクで供養します🙏
三は空港に居ます
たぶんネタ被りとか内容のツッコミどころ色々ありそうですが気にしないで見て頂けたら嬉しいです。
・前描いたプロ流×社会人三の世界線の流三
・多分プロはこの時期オフシーズンだったはずなので帰ってくるよなあと思って描きました(調べましたが、違ったら💦) 3
seandyu_ju
PAST572weekによせて。ネップリ登録していたものです。🐆五✕社会人夏の番外編。直接的な描写はありませんが、致していますのでご注意ください。https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16361635
↑はR18です。 5
nemu_moji
DONE『「参りました」はまだ言わない』のおまけ短編。数年後、なんだかんだくっついて同棲してる社会人2人のわちゃわちゃ溢れ話。
終わらない攻防戦「ヘルメッポさん、なんて返してくれるかな」
握りしめるスマホの画面に映るのは、まだ全然既読がつきそうにないメッセージ。
朝一番に自分の姿を見て欲しい、なんて出来心で、柄にもなく自撮りの写真なんかを送ってしまい、少し攻めすぎたかなとちょっと頭を抱える。
今はもう夜中だし、出張に出ているヘルメッポさんはもう眠ってしまっているだろう。
本当なら、「お疲れさまです」から今日の出来事を話したかったが、それも無理そうなので、せめて「おはようございます」を伝えようと勢いで送ってしまった。
呆れた返事が返ってくるだろうか。それとも顔が見れて嬉しいって喜んでくれるだろうか。…僕もヘルメッポさんの顔見たいなあ。返事も、ヘルメッポさんも、早くかえってこないかな。
3697握りしめるスマホの画面に映るのは、まだ全然既読がつきそうにないメッセージ。
朝一番に自分の姿を見て欲しい、なんて出来心で、柄にもなく自撮りの写真なんかを送ってしまい、少し攻めすぎたかなとちょっと頭を抱える。
今はもう夜中だし、出張に出ているヘルメッポさんはもう眠ってしまっているだろう。
本当なら、「お疲れさまです」から今日の出来事を話したかったが、それも無理そうなので、せめて「おはようございます」を伝えようと勢いで送ってしまった。
呆れた返事が返ってくるだろうか。それとも顔が見れて嬉しいって喜んでくれるだろうか。…僕もヘルメッポさんの顔見たいなあ。返事も、ヘルメッポさんも、早くかえってこないかな。
salmon_0724
DONE2023.7.1-7.2 ブラネロwebオンリー Bright Next Stage 展示作品です。フォ学未来軸、社会人になって再会したブラネロが最終的に挙式する話です。
六月のよく晴れた日。雲一つない美しい青空を高層ホテルの窓から眺めながら、ネロは大きな溜息をついた。
調度品一つをとっても高価そうなホテルは、いくら従業員のホスピタリティに溢れているといっても身の置き場がないし、純白のタキシードにはどう考えても着こなすというより着られている。
何より、自分の人生でこんなことが起こるなんて思いもしなかったから、この期に及んでどんな顔をしたらいいのかわからない。
上品な空間と明るい景色に感化もされずに陰鬱な溜息をもう一回ついたのは、つまり、あと一時間かそこらでネロとブラッドリーの結婚式が執り行われるからだった。
**********
報われるあてのない思いを抱え続けることに疲れて、高校卒業後に自分から姿を消した。
8414調度品一つをとっても高価そうなホテルは、いくら従業員のホスピタリティに溢れているといっても身の置き場がないし、純白のタキシードにはどう考えても着こなすというより着られている。
何より、自分の人生でこんなことが起こるなんて思いもしなかったから、この期に及んでどんな顔をしたらいいのかわからない。
上品な空間と明るい景色に感化もされずに陰鬱な溜息をもう一回ついたのは、つまり、あと一時間かそこらでネロとブラッドリーの結婚式が執り行われるからだった。
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報われるあてのない思いを抱え続けることに疲れて、高校卒業後に自分から姿を消した。
藤之崎
MOURNING【仙牧】昨日投げたのに今朝になって「あれ?なんか違くね?いや合ってはいるんだけど……」となったので探りながらもう1回挑戦してみました。社会人かな?プロだったとしても違うチームとかかな、と……。これもアリかな〜くらいな気で書いたので、こちらも解釈違いにはお気をつけください。読むのに無理したらいかんですので。。。 2vi_mikiko
MAIKING「恋って」by緑黄色社会 をイメージした降志です。書きかけで申し訳ありません…!(全5章中の2章までです)
6/28追記:完成版をpixivにアップしました。→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20161144
こひの成り立ち1
胸の鼓動。発汗、指先の震え。この症状は何だろう。
アレルギー、熱病。あるいは――
「見て、イケメン!」
東都大学第七号館の隣、食堂前でよく聞こえる黄色い声。授業を終え、前を通りかかった私は顔を上げる。その先には、周囲の女子大生たちの視線をさりげなく集める男、安室透が立っていた。
目があってしまいそうになり、一瞬で逸らす。ラフなパーカーにジーンズ姿の彼は周りの学生に違和感なく調和していて、とても三十すぎだとは思えない。
「あ、安室さんじゃない!」
園子さんが手を降ると、一緒にいた蘭さんも足を止めた。安室スマイルを携えながら歩いてくる男の顔を見ないよう、私は頑なに視線を落とす。
「こんにちは。蘭さん、今日も工藤君を借りますよ」
4920胸の鼓動。発汗、指先の震え。この症状は何だろう。
アレルギー、熱病。あるいは――
「見て、イケメン!」
東都大学第七号館の隣、食堂前でよく聞こえる黄色い声。授業を終え、前を通りかかった私は顔を上げる。その先には、周囲の女子大生たちの視線をさりげなく集める男、安室透が立っていた。
目があってしまいそうになり、一瞬で逸らす。ラフなパーカーにジーンズ姿の彼は周りの学生に違和感なく調和していて、とても三十すぎだとは思えない。
「あ、安室さんじゃない!」
園子さんが手を降ると、一緒にいた蘭さんも足を止めた。安室スマイルを携えながら歩いてくる男の顔を見ないよう、私は頑なに視線を落とす。
「こんにちは。蘭さん、今日も工藤君を借りますよ」
あいぐさ
TRAINING大学生と社会人で破局した同級生の話を聞いて急に不安になる大学生ファの話。普通の幸せなフィガファウ、息を吐くように現パロ。狂愛執心夢心地 その日、同じゼミの女子から年上の恋人に振られた話を聞かされた。社会人と大学生では価値観が合わない、一緒にいられないと言われたらしい。
へえ、そうか。興味なさげな態度を取りながら、ファウストはそっと胸元に手を当てた。銀のネックレスが肌に触れ、金属のひんやりとした感覚が伝わってくる。
どくどく、どくどく。心臓の音がやけにうるさい。嫌な汗がつぅと背中を流れていく。眼鏡を掛け直す手も、ほんの少しだけ震えているかもしれない。
フィガロは、どう思っているのだろうか。いつだって優しく笑う彼を思い出し、急に不安に募っていく。
彼女と同じく、ファウストにも年上の恋人がいる。自分よりもずいぶんとハイスペックで、優しくて、忙しい社会人だ。
3998へえ、そうか。興味なさげな態度を取りながら、ファウストはそっと胸元に手を当てた。銀のネックレスが肌に触れ、金属のひんやりとした感覚が伝わってくる。
どくどく、どくどく。心臓の音がやけにうるさい。嫌な汗がつぅと背中を流れていく。眼鏡を掛け直す手も、ほんの少しだけ震えているかもしれない。
フィガロは、どう思っているのだろうか。いつだって優しく笑う彼を思い出し、急に不安に募っていく。
彼女と同じく、ファウストにも年上の恋人がいる。自分よりもずいぶんとハイスペックで、優しくて、忙しい社会人だ。
mazetamagohan
DOODLE現パロ社会人フィ晶♀からしか得られない栄養素を吸うために書きました半日くらいで書いた現パロ社会人フィ晶♀ たたん、とエンターキーが小気味いい音を立てる。キーボードの左側に積みあがった書類をおもむろに一枚捲り、隅に印字されたページ数の『1』を、晶は思わず二度見した。
「終わっ、た……?」
疲労にかすむ目をこすりながらパソコンのディスプレイに顔を寄せる。劣化して滑りの悪いマウスホイールをころころ動かしながら、細かい数字が羅列する表計算ソフトを上から下までスクロールした。
(数値は全部入ってるし、エラーのセルもないし……)
極めつけに、順に並べて入力が終わったものを一番下へ、と管理していた書類の山の頂点にあるのも最初のページに戻ってきている。
膨大な書類整理とデータ入力をようやく終えたのだと、その事実をようやく頭が理解した。晶は大きく息を吐きながら、デスクチェアに深く背を預ける。
3310「終わっ、た……?」
疲労にかすむ目をこすりながらパソコンのディスプレイに顔を寄せる。劣化して滑りの悪いマウスホイールをころころ動かしながら、細かい数字が羅列する表計算ソフトを上から下までスクロールした。
(数値は全部入ってるし、エラーのセルもないし……)
極めつけに、順に並べて入力が終わったものを一番下へ、と管理していた書類の山の頂点にあるのも最初のページに戻ってきている。
膨大な書類整理とデータ入力をようやく終えたのだと、その事実をようやく頭が理解した。晶は大きく息を吐きながら、デスクチェアに深く背を預ける。
sheep_lumei
DOODLE現パロ 年齢・職業不詳の謎多き男サンポと女子高生の星ちゃんおそらく裏社会で便利屋とかやってるんじゃないんですかね 闇商人みたいな……
以前ふせったーでこんなの見たいよ~って喚いたやつを読める程度の文章に整えたやつです、テキストライブの配信見てくれた方ありがとうございました!
ようこそ非日常だいぶ帰りが遅くなってしまった、と星は学生鞄を手にそれなりの速さで帰路についていた。
今日の部活は何から何まで忙しかった、後輩は怪我をするし、先輩がうっかり器具を壊してしまうし、同期が──というか、なのかは休みだし。
こんなに遅くなる予定はなかったのに、と思いながら歩いていた星は街灯が少なくなってしまうのが欠点だが、公園を突っ切れば早く帰れるという事に気付いた。
幸いにも今日は月夜、人通りは少ないが暗すぎるという事も無い。公園へと一も二もなく進路を変えた事が運命を大きく変える出会いに繋がる事を、この時の星はまだ知らなかった。
◇ ◇ ◇
「流石に暗い……」
端末の灯りをわざわざ懐中電灯モードにするほどの暗さではないが、やはりこの公園、夜に訪れる人の事を考えていなさすぎる。砂場やジャングルジムなどの遊具近くには街灯の「が」の字も無ければ、星が歩いている遊歩道の街灯は幾つか切れかかっていた。
8021今日の部活は何から何まで忙しかった、後輩は怪我をするし、先輩がうっかり器具を壊してしまうし、同期が──というか、なのかは休みだし。
こんなに遅くなる予定はなかったのに、と思いながら歩いていた星は街灯が少なくなってしまうのが欠点だが、公園を突っ切れば早く帰れるという事に気付いた。
幸いにも今日は月夜、人通りは少ないが暗すぎるという事も無い。公園へと一も二もなく進路を変えた事が運命を大きく変える出会いに繋がる事を、この時の星はまだ知らなかった。
◇ ◇ ◇
「流石に暗い……」
端末の灯りをわざわざ懐中電灯モードにするほどの暗さではないが、やはりこの公園、夜に訪れる人の事を考えていなさすぎる。砂場やジャングルジムなどの遊具近くには街灯の「が」の字も無ければ、星が歩いている遊歩道の街灯は幾つか切れかかっていた。
PanTomoon
DOODLE跡千第3弾(全3枚)社会人の跡千(お付き合い中)です。
一応、3年後の髪型を短くした感じにしてみました。ちゃんと2人に見えるかな…😓
跡部に海外転勤すると告げられ、何年向こうにいるかも分からないと言われたものの、「一緒に来い」とも「待っててくれ」とも言われずこの関係はどうなるのか悩んでいるうちに別れの時がやってきて……。 3
303_jiu
DONED&D webオンリーイベント『 DRIVE 🏍 DAYS 』展示品ですパスワードは会場のお品書き下にありますのでご確認ください🙇♀️
【会場】https://pictsquare.net/i8j7bwv1mgvz6mcdy8sgfy86stbsutv2
大学生ノイと社会人ヌピ【本日よりD&Dはネイル禁止とします編】 14
きでな
DONE四季の山ドロライ お題『ふみ』を不味で参加させていただきます、疲れてるあしゅです…(600字少し)温周/現代AU/社会人/知己越え/ナチュラルに同居してます~
(20230607投稿) 2
歩/零
TRAINING洋三ワンドロワンライ 5/25「喧嘩/おにぎりの具」※96年軸。社会人×プロ選手
※かっこいい三井はいないどころか見方によっては幼児化
※ひたすら優しい水戸しかいない
前半三井視点、後半水戸視点です
余談:「疲れた人に夜食を~」という某漫画を読んで三にこのメニューを食べさせたいと思ってこうなりました
あ、駄目だ止まらねえ。
もはや出発点を失った喧嘩は落としどころを見つけられず、口から出るのは自分でも解るほど理不尽な詰りだ。頭の片隅にほんの僅か残る理性がやめろと静止を促しているのが分かっていても、知らず知らずのうちに内部に積もっていたストレスは言うことを聞いちゃくれない。
バスケ以外の慣れない仕事や人間関係、いずれバスケ界のためになるとは分かっていても、プレイだけをしていたいというフラストレーション。無理をしているつもりはなかった、まだ頑張れると思っていた、これくらいなんて事はないとこなしていたはずがいつの間にか許容量を越えていたらしい。自分をコントロールできない情けなさも手伝って感情の暴走を抑えられない。制御できないことにまだ苛立つ。負のループだ。
5193もはや出発点を失った喧嘩は落としどころを見つけられず、口から出るのは自分でも解るほど理不尽な詰りだ。頭の片隅にほんの僅か残る理性がやめろと静止を促しているのが分かっていても、知らず知らずのうちに内部に積もっていたストレスは言うことを聞いちゃくれない。
バスケ以外の慣れない仕事や人間関係、いずれバスケ界のためになるとは分かっていても、プレイだけをしていたいというフラストレーション。無理をしているつもりはなかった、まだ頑張れると思っていた、これくらいなんて事はないとこなしていたはずがいつの間にか許容量を越えていたらしい。自分をコントロールできない情けなさも手伝って感情の暴走を抑えられない。制御できないことにまだ苛立つ。負のループだ。
きでな
DONE # コウ誕_HappySmile コウさんおめでとうございます!プレゼント用に勝手に書かせていただきました…お題消化出来てるとは言い難いけどデートとラッキースケベをちょっとだけ折り込みました…2月に見た中国語講座の紹興酒ミルクティーが可愛くて飲ませたかったんです…季節外れですみません…(1400字くらい)温周/お山/現代AU/社会人/知己越え
(20230601投稿) 4
ゆっこ
DOODLEさねおば。思いたった妄想の書きたいとこだけを書いた。
最後が駆け足なのはわたしの通常運転。
前提として…(社会的NG行為あり)
・職場で過度の愛情行為をして、それがバレて処分として遠方に飛ばされる🐍、処分会議の際、口八丁で🍃を庇ったので対象は🐍のみ。
・🍃は🐍の転勤を当日まで知らなかった
・バレて以降🐍は🍃に冷たかった。🍃若干弱い…
・好きと伝えてるのは🍃のみ
近く遠く「くっそぉ!どこだぁ…」
広すぎる空港のターミナル内で数学教師はひとりの人物を探していた。
探し人の出発時刻はわからない。もう行ってしまったかもしれないし、もっと遅い時間なのかもしれない。もしかしたら、今飛び立った便かもしれない。発見できる可能性はかなり低かったが、数学教師の目は、足は、化学教師の姿を探すことをやめなかった。
「頼むから間に合ってくれ!伊黒」
祈るような気持ちが声に出た。
空港のロビーで化学教師は、スマートフォンの画面を眺めていた。画面には数学教師へ送信するだけのメッセージが表示されている。
『さようなら』『あなたの幸せを心より願う』
たった二行の言葉を送ることを躊躇っていた。
あの日から今日まで不死川と言葉を交わすことも、メッセージのやりとりもしなかった。こんなメッセージ、何をいまさら…と思われるような態度をとってきた。けれど自分から終止符を打つこともできなくて曖昧な関係のまま出発の日を迎えてしまった。
1084広すぎる空港のターミナル内で数学教師はひとりの人物を探していた。
探し人の出発時刻はわからない。もう行ってしまったかもしれないし、もっと遅い時間なのかもしれない。もしかしたら、今飛び立った便かもしれない。発見できる可能性はかなり低かったが、数学教師の目は、足は、化学教師の姿を探すことをやめなかった。
「頼むから間に合ってくれ!伊黒」
祈るような気持ちが声に出た。
空港のロビーで化学教師は、スマートフォンの画面を眺めていた。画面には数学教師へ送信するだけのメッセージが表示されている。
『さようなら』『あなたの幸せを心より願う』
たった二行の言葉を送ることを躊躇っていた。
あの日から今日まで不死川と言葉を交わすことも、メッセージのやりとりもしなかった。こんなメッセージ、何をいまさら…と思われるような態度をとってきた。けれど自分から終止符を打つこともできなくて曖昧な関係のまま出発の日を迎えてしまった。