社会
naru381231
MOURNING何かのお祭りにいく月鯉エノのさんこいち(細かいことは気にしない)※もやもや月鯉未満
※現パロ
※社会人月と大学生鯉と小学生エノちゃん
──────────────────
商談用の資料をまとめ上げ、急いで会社を飛び出した月島は、その足で二つ隣の駅へと向かった。駅を降り、脇目も振らずある神社を目指す。
風もない蒸し暑い夜だった。
そんな不快な夜でも、広い神社の周囲は明るく、人で溢れ返っている。今夜は年に一度の祭事らしい。
真っ赤な鳥居の下、目を見張る程の美男子が肩に少女を乗せて激しく手を振っていた。
「月島ぁ!こっちだ、こっち!」
「月島ニシパ!残業長いよぉ!」
祭りに相応しく、ぴしりと浴衣で決め込んだ鯉登とエノノカが、牛串とクレープを各々手に持ち月島を迎えた。
「す、すみません!これでも急いで来たんですが」
二人の前で止まり、膝に手を置き乱れた呼吸を整える。涼しげに着飾った二人とは違い、月島はYシャツに革靴という少し場違いな出で立ちだ。
4136商談用の資料をまとめ上げ、急いで会社を飛び出した月島は、その足で二つ隣の駅へと向かった。駅を降り、脇目も振らずある神社を目指す。
風もない蒸し暑い夜だった。
そんな不快な夜でも、広い神社の周囲は明るく、人で溢れ返っている。今夜は年に一度の祭事らしい。
真っ赤な鳥居の下、目を見張る程の美男子が肩に少女を乗せて激しく手を振っていた。
「月島ぁ!こっちだ、こっち!」
「月島ニシパ!残業長いよぉ!」
祭りに相応しく、ぴしりと浴衣で決め込んだ鯉登とエノノカが、牛串とクレープを各々手に持ち月島を迎えた。
「す、すみません!これでも急いで来たんですが」
二人の前で止まり、膝に手を置き乱れた呼吸を整える。涼しげに着飾った二人とは違い、月島はYシャツに革靴という少し場違いな出で立ちだ。
bhrnp
MAIKINGクリスマスにサタンクロス代理社会人ロムくんがコノザマされてる話「うおぉぉぉぉっっ」
翌日の聖夜を控え、秒速300mで忙しなくサンタクロースが飛び交うMIDI CITYの空の下。四畳半の賃貸アパートの真ん中で、小さなポータブルパソコンの画面に向かって叫んだロムの咆哮はもれなく安アパートの薄い壁を伝ってご近所迷惑を撒き散らし、隣からは煩いの意を込めた壁ドン(物理)が繰り出され、ご近所付き合いを比較的大事にしている社会人は「ゴメンナサイ!」と即座に壁に向かって頭を下げた。
リアルと情熱と広背筋と、残りは九割九分九厘の暴力で場を乗り切ってきた社会人が、為す術もなく叫んだ理由。
それは、クリスマスに用意していたプレゼントが盛大に誤配送を食らい、現在Oki Ropeの営業所にあるという残酷な事実であった──。
882翌日の聖夜を控え、秒速300mで忙しなくサンタクロースが飛び交うMIDI CITYの空の下。四畳半の賃貸アパートの真ん中で、小さなポータブルパソコンの画面に向かって叫んだロムの咆哮はもれなく安アパートの薄い壁を伝ってご近所迷惑を撒き散らし、隣からは煩いの意を込めた壁ドン(物理)が繰り出され、ご近所付き合いを比較的大事にしている社会人は「ゴメンナサイ!」と即座に壁に向かって頭を下げた。
リアルと情熱と広背筋と、残りは九割九分九厘の暴力で場を乗り切ってきた社会人が、為す術もなく叫んだ理由。
それは、クリスマスに用意していたプレゼントが盛大に誤配送を食らい、現在Oki Ropeの営業所にあるという残酷な事実であった──。
tsubasakaishige
DONEブ南:南条くんがピアスくんにいじられます。直接的な描写はありません。留学を見据えた社会勉強の為に、マンションで一人暮らししている&既にお付き合いしている設定。
勢いで描きました…。
※BL ※諸々匂わせ描写あり、何でも許せる方向け。自己責任でどうぞ…m(__)m 3
Fantome
DONE #コラロのワンドロワンライ【浴衣】
遅刻参加 制作1時間半くらい
現パロ 両片想い
社会人✖️学生
ワンドロワンライ【浴衣】浴衣のセットについていた説明書ではいまいち分かりづらかったので動画で確認しながら着付ければなんとか形になった。時計を確認すれば待ち合わせの時間までまだ余裕がある。早めに家を出て、コラソンの家の近くまで迎えに行くのもいいかもしれない。
玄関にある全身鏡で全体を確認すると濃藍が思ったより様になっている。この浴衣はコラソンがローにはこの色が似合うと選んだものだ。先日久しぶりに2人でショッピングモールに出かけた時に夏祭りのポスターを見つけ、コラソンが一緒に行こうと誘ってくれたから断る理由もなくすぐに諾と回答する。せっかくだから浴衣を着ていこうコラソンが言ったので、そのまま直営の紳士服売り場に向かった。何回活躍するか分からないのでとりあえずセットの浴衣を見ていたら結構安いんだなとコラソンが買ってくれた。
4546玄関にある全身鏡で全体を確認すると濃藍が思ったより様になっている。この浴衣はコラソンがローにはこの色が似合うと選んだものだ。先日久しぶりに2人でショッピングモールに出かけた時に夏祭りのポスターを見つけ、コラソンが一緒に行こうと誘ってくれたから断る理由もなくすぐに諾と回答する。せっかくだから浴衣を着ていこうコラソンが言ったので、そのまま直営の紳士服売り場に向かった。何回活躍するか分からないのでとりあえずセットの浴衣を見ていたら結構安いんだなとコラソンが買ってくれた。
shiraseee
DONE幼凪砂×茨+ゲートキーパー裏社会を牛耳るマフィアとマフィアに育てられた青年と、もう一人。
茨とゲートキーパーにギスギスは特に無く、凪砂は小さくて可愛くて、茨が大好き。ほのぼの求婚コメディ(?)です。凪砂の話し方を結構辿々しくしてます。わりとみんな仲良しめ?にしてます。
素晴らしい設定を具現化させてもらい、読んでもらえて更に褒めて頂けたおはなし
嬉しくなり加筆・修正し更新◎
────────
「こんなことを言うのも、ものすごく今更ですけど。でもまあ一応聞いておきますけど。…誘拐は人としてどうなんです?大叔父さん」
「うるせぇ。誘拐じゃねえよ」
人気のない闇夜の街角に紛れ、黒塗りのベンツが一台停まっている。
とある郊外の街にあるには、昼間であったら人々の話題の中心となるほどに似つかわしく無い光景だった。
そこに、見た目からも上等で肌触りも柔らかそうな布に包んだ"何か"を大事そうに抱えつつ、後部座席に乗り込んだスーツ姿の男が一人。
もう一人との物騒な会話もそこそこ、男はその"何か"を丁寧に、今にも壊れてしまいそうなものであるかのように静かに座席に座らせた。
4794「こんなことを言うのも、ものすごく今更ですけど。でもまあ一応聞いておきますけど。…誘拐は人としてどうなんです?大叔父さん」
「うるせぇ。誘拐じゃねえよ」
人気のない闇夜の街角に紛れ、黒塗りのベンツが一台停まっている。
とある郊外の街にあるには、昼間であったら人々の話題の中心となるほどに似つかわしく無い光景だった。
そこに、見た目からも上等で肌触りも柔らかそうな布に包んだ"何か"を大事そうに抱えつつ、後部座席に乗り込んだスーツ姿の男が一人。
もう一人との物騒な会話もそこそこ、男はその"何か"を丁寧に、今にも壊れてしまいそうなものであるかのように静かに座席に座らせた。
桧(ひのき)
DONE黒龍所属若狭×19歳新社会人武道 ワカ武。花垣武道誕生日記念本 web公開 ワカ武分。
今牛若狭(初代特攻隊長)09~11時の出来事。
可愛い人と微笑む君よ 暴走族たちの不良青年達の活動は夕方から真夜中。空が明るくなる頃にはバイクの排気音は小さく。道路には静けさが広がり始める。朝方帰宅して眠りにつく不良達。従って起床時間もその分遅くなる。
今牛若狭も同様だ。朝方四時頃家に着き、世間の者達が起き出す頃に就寝。起床は昼頃なのだが、この日だけは公道の白豹も早々に牙と爪を仕舞った。
六月二十四日の夜から二十六日の朝まで、己は恋人だけに愛を紡ぐ一人の男に成り下がるのだから。
学生の身ではあるが、その風体はおよそ十代には見えない。私服はシンプルでありながらも小洒落ていてセンスを感じさせる。着やせして細く見えるが、無駄のない均整の取れた躯体。その身体は宙を舞って、敵方の不良達を鮮やかに薙ぎ倒していく研がれた武器である。
3601今牛若狭も同様だ。朝方四時頃家に着き、世間の者達が起き出す頃に就寝。起床は昼頃なのだが、この日だけは公道の白豹も早々に牙と爪を仕舞った。
六月二十四日の夜から二十六日の朝まで、己は恋人だけに愛を紡ぐ一人の男に成り下がるのだから。
学生の身ではあるが、その風体はおよそ十代には見えない。私服はシンプルでありながらも小洒落ていてセンスを感じさせる。着やせして細く見えるが、無駄のない均整の取れた躯体。その身体は宙を舞って、敵方の不良達を鮮やかに薙ぎ倒していく研がれた武器である。
ap_ysokmr
DONEレジェンドになる前の闇社会を生きるヴァルが困ってる女の子を助ける漫画です。闇社会なのでモラルがないのと、暴力表現有、勢いで描いたので画面が汚いし恥ずかしいストーリーになっちゃった…モブ女子とモブおじ注意 9水面🦔(焼き蜜柑)
DONE※現パロ、ナザ様→社会人 イク→大学生設定今回は私が誕生日だったという事で、ナザ様がイクスの誕生日を祝うお話となっています🙏もっとこのお二人を書きたいのだけど手が2本しかないので時間が足りないな...... 10
razuruprsk
DONE演目【浮気】+30minと画像化に時間を少々。
※年齢操作(社会人)
※忙しい類くんと気持ちを伝えられない司くんとぬいぐるみ。
※シリアス要素ゼロな上にイチャついてるだけです。 3
巨大な石の顔
MEMO今日中国語教室で中国人の先生から聞いた衝撃的な現代中国の大学入試事情について記します。魔道祖師でどうしてあんな壮絶な身分社会が描かれているのかおぼろげながら理解できた話だったので魔道祖師沼の方にシェアしたい思います。
注意点として、私の聞き間違いや勘違いも十分あるので、あくまで信憑性はうわさ話程度に留めてくださると幸いです。
現代中国の大学入試事情今日は中国で日本でいうセンター試験、考高がありました。
中国の大学入試はこのセンター試験だけ。二次試験はありません。
人口のこと考えるとそうなるよなと思います。去年は1100万人が受験。
自己採点して三つの希望の大学に申し込めるそうです。上から一流二流三流の大学。一流に落ちたら即二流の大学行きに、そして大学に入れなかったら即ブルーワーカーで一生低賃金の未来になってしまうそうです。大学に行ってない日本の職人さんは車や家買えてるけど中国は買えない様子です。
お子さんの受験の応援に当たってお母さんが勝利を意味する赤い色のチャイナドレスを着る習慣があるとか。
微笑ましい習慣ですが、入試でほぼ自分の社会階層が決まってしまうのかと震えあがりました。
1256中国の大学入試はこのセンター試験だけ。二次試験はありません。
人口のこと考えるとそうなるよなと思います。去年は1100万人が受験。
自己採点して三つの希望の大学に申し込めるそうです。上から一流二流三流の大学。一流に落ちたら即二流の大学行きに、そして大学に入れなかったら即ブルーワーカーで一生低賃金の未来になってしまうそうです。大学に行ってない日本の職人さんは車や家買えてるけど中国は買えない様子です。
お子さんの受験の応援に当たってお母さんが勝利を意味する赤い色のチャイナドレスを着る習慣があるとか。
微笑ましい習慣ですが、入試でほぼ自分の社会階層が決まってしまうのかと震えあがりました。
ネギとキメラ
DONE #kmt夢ワンドロワンライ【ひらり】
🔥×🚺/現パロ/社会人/恋人同士/ネギ作
支部にて公開中の「深海と棘梨」の1年後のお話です。(本作のみでもお楽しみいただけます。)
白昼の白――真っ白い何かが、視界にひらめいた。
「こんにちは~~! 今年も遊びに来ましたぁ~~!」
うら若き乙女もかくやという華やいだ声音で宣言したのは、御年五十を疾うに超えたらしい我が社の社長である。
百六十センチに届くか届かないかという小柄で可愛らしい見た目に反して、中身は社内きっての男前であり、そして我が社の歩く最高意思決定機関なのだ。
「……どうも」
そんな社長の言葉に対して絶妙な間をもって返事を返したその人――キメツ商事の品質管理担当者である冨岡さんは、例によって人目を引くブースゲートの傍らに佇んで、僅かに頭を上下させながらごく短い歓迎の言葉を口にした。
冨岡さんの属するキメツ商事と、パワフルすぎる社長が率いる我が社とは、四年前の今日この日――年に一度催される大規模な化粧品関係の展示会をきっかけとして取引が始まった。
3391「こんにちは~~! 今年も遊びに来ましたぁ~~!」
うら若き乙女もかくやという華やいだ声音で宣言したのは、御年五十を疾うに超えたらしい我が社の社長である。
百六十センチに届くか届かないかという小柄で可愛らしい見た目に反して、中身は社内きっての男前であり、そして我が社の歩く最高意思決定機関なのだ。
「……どうも」
そんな社長の言葉に対して絶妙な間をもって返事を返したその人――キメツ商事の品質管理担当者である冨岡さんは、例によって人目を引くブースゲートの傍らに佇んで、僅かに頭を上下させながらごく短い歓迎の言葉を口にした。
冨岡さんの属するキメツ商事と、パワフルすぎる社長が率いる我が社とは、四年前の今日この日――年に一度催される大規模な化粧品関係の展示会をきっかけとして取引が始まった。
ayame_asakusa
DOODLECPの二人に質問というお遊びを、昔懐かしのなりきり形式で書いてみました。【設定】現パロ両思い/幼馴染/現在社会人 付き合っているつかせん
元ネタ
https://twitter.com/pannacouta/status/1355870748099760130?s=20&t=cCF1F1WKsg7chL0LM7SRXw
そんな二人に質問です(回答)・相手との関係を一言で表すなら?
S 恋人。
T 恋人だね。
・出会いはいつ、どこで?
T 身体を鍛えるために走っていた河川敷で、たまに見かけていてね。いつも大きなロケットみたいなものを抱えていたよね。
S なんだ、知ってたのか。初めて話したのは俺が小六の時だ。エンジンを運んでいる途中に転びそうになってな。通りがかりのコイツに助けられて、その後手伝ってくれたんだわ。
・お互いの第一印象は?
S 『随分お綺麗な顔してんな』
T そうだったのかい? 俺はいつも楽しそうに何やってるんだろうって思ってたよ。
・ご飯を一緒に食べたりする?
S わりと一緒に食べるよな。
T そうだね。俺が身体を作ってる時にも付き合ってくれてありがたいよ。
1460S 恋人。
T 恋人だね。
・出会いはいつ、どこで?
T 身体を鍛えるために走っていた河川敷で、たまに見かけていてね。いつも大きなロケットみたいなものを抱えていたよね。
S なんだ、知ってたのか。初めて話したのは俺が小六の時だ。エンジンを運んでいる途中に転びそうになってな。通りがかりのコイツに助けられて、その後手伝ってくれたんだわ。
・お互いの第一印象は?
S 『随分お綺麗な顔してんな』
T そうだったのかい? 俺はいつも楽しそうに何やってるんだろうって思ってたよ。
・ご飯を一緒に食べたりする?
S わりと一緒に食べるよな。
T そうだね。俺が身体を作ってる時にも付き合ってくれてありがたいよ。
nanao_ff7r
DONEクラエア現パロその荒野に名前はまだない①
大学生×社会人新婚さんパロの前段となります。高校寮時代からのんびり連載中
※ほんとはバレンタインに開始したかったけど間に合わなかったやつ。2/14と思って読んでいただけると嬉しい 11
aoao
DONE6/5カイオエWEBオンリー世界を超えてきみを追え 展示まんが『home sweet home』 社会人現パロ(猫の日に描いた漫画と同じ世界線?)
カイオエといぬと猫が一緒に暮らしている話19Pと 猫の日に描いた漫画4P
どちらもほのぼのです 24
おーり
MOURNING◆ゲン/千。付き合っている。現代パロ◇年齢操作あり、高校生と社会人。
◆お菓子言葉ネタ
君の言葉は蜜より甘い バレンタインデーにチョコ贈ることを提案したやつ出て来い。布教させたやつしばく。なんなら好きな男にやる日、なんて広めたやつもだ。
「クッソ、重ぇ」
肩が根元からミシミシ言う幻聴が聞こえる。ミジンコパワー舐めんなよ。筋繊維がぶちぶち切れていく感覚さえする。明日には確実に筋肉痛間違いなしってわけだ。ふざけんな。
二月十四日バレンタインデー。
両手に下げたパンパンに膨らんだ袋の中身は全てチョコ。チョコが原因で筋肉痛。後になれば笑いのネタくらいにはなるだろう。これらが全部自分に宛てられたものならまだ諦めも尽くし、拒否も出来た。
『あさぎりさんに渡して』、そう押し付けられたチョコが8割で残りの2割が渡してくれるお礼の義理チョコだ。計算が合わないのは数名一組のグループの女子の人数分、ゲンにはチョコがあるが俺へのお礼は同じ数名分が一つにまとまったチョコだからだ。
3019「クッソ、重ぇ」
肩が根元からミシミシ言う幻聴が聞こえる。ミジンコパワー舐めんなよ。筋繊維がぶちぶち切れていく感覚さえする。明日には確実に筋肉痛間違いなしってわけだ。ふざけんな。
二月十四日バレンタインデー。
両手に下げたパンパンに膨らんだ袋の中身は全てチョコ。チョコが原因で筋肉痛。後になれば笑いのネタくらいにはなるだろう。これらが全部自分に宛てられたものならまだ諦めも尽くし、拒否も出来た。
『あさぎりさんに渡して』、そう押し付けられたチョコが8割で残りの2割が渡してくれるお礼の義理チョコだ。計算が合わないのは数名一組のグループの女子の人数分、ゲンにはチョコがあるが俺へのお礼は同じ数名分が一つにまとまったチョコだからだ。
なるみ
DONEローサンの日おめでとう!そしてコネクトルーム2開催ありがとうございます!
皆様とこの素晴らしい時間を共有できることに感謝。
なんやかんやしていたら何も用意ができなかったので、昨年描いた個人誌をWeb再録致します。
現代社会に生きる、前世?の記憶を持った二人の超短編集です。一部ワンドロに投稿した作品も含みます。
少しでも皆様に楽しんでいただけると幸いです。
6月中は公開しております。 13
63pan26
DONE社会人の路地裏が同じマンションに住み始めた話ともだちマンション「隣に越してきました、飯田天哉と申します!」
焦凍がドアを開けるやいなや直角のお辞儀を披露した男は、朗々とそう名乗った。土曜日の昼下がり、食後の眠気に意識を預けかけていた焦凍は、余りに威勢の良いファーストアプローチを前にぽかんと口を開ける。
「……はぁ、」
「ハッッお忙しかったでしょうか?!突然のご訪問、誠に申し訳」
「いや、それは大丈夫です。土日は仕事休みなんで……」
ただ咄嗟に言葉が出なかっただけなのだが、気にさせてしまったようだ。申し訳なさに焦凍は頭をかいた。
そんな心配をよそに、"大丈夫"という言葉を素直に受け取った天哉は小さく息を吐くと、シュバ、と音が出そうな勢いで小さな包みを差し出す。
2032焦凍がドアを開けるやいなや直角のお辞儀を披露した男は、朗々とそう名乗った。土曜日の昼下がり、食後の眠気に意識を預けかけていた焦凍は、余りに威勢の良いファーストアプローチを前にぽかんと口を開ける。
「……はぁ、」
「ハッッお忙しかったでしょうか?!突然のご訪問、誠に申し訳」
「いや、それは大丈夫です。土日は仕事休みなんで……」
ただ咄嗟に言葉が出なかっただけなのだが、気にさせてしまったようだ。申し訳なさに焦凍は頭をかいた。
そんな心配をよそに、"大丈夫"という言葉を素直に受け取った天哉は小さく息を吐くと、シュバ、と音が出そうな勢いで小さな包みを差し出す。
J_hanpky10B
CAN’T MAKE #tengur🗃×🐏
全年齢•加筆予定です。
この作品はフィクションです。
グッドオーメンズの同僚天使の「知識は身に付けたから人間社会に溶け込めてる!」みたいな様子が好きなので、ボックスにやってほしかった。 580
狭山くん
MOURNING2015-12-12/社会人1年目な笹野と社会人4年目な山崎の話疲労回復カロリー食 不健康そうな顔色の横顔と、手に持つ丼のギャップに思わず笑ってしまった俺に、笑われた本人は怪訝そうな視線を送る。
「なにがおかしいンすか」
視線を送る同僚兼後輩に謝罪と共に言葉を返す。
「ごめんごめん。でもこの光景なんだかおかしくなんない?」と。
コトの起こりは数十分前に遡るのだ。
「あ、」
「おっと」
夜明けのネカフェで偶然はち合わせたのは、神経質な生真面目を絵に描いたような同僚。まさかこんな所でこんな時間に顔を見るとは思わないようなタイプの。彼女は「オツカレサマデス」といつもとは少し違う覇気のないトーンで俺に告げ、俺は俺で「お疲れサマ」と思わず返す。彼女の名前は笹野葎花と言う。大卒新卒で入ったから、同い年だけれども、高卒新卒で入った俺からしたら4年後輩。今の部署に入ったのは同時だから俺からしてみれば同僚だと思っているのだけれど、彼女は俺を年上だと思っているのか、こんな覇気がなくともデスマス調ははずれなかった。
1906「なにがおかしいンすか」
視線を送る同僚兼後輩に謝罪と共に言葉を返す。
「ごめんごめん。でもこの光景なんだかおかしくなんない?」と。
コトの起こりは数十分前に遡るのだ。
「あ、」
「おっと」
夜明けのネカフェで偶然はち合わせたのは、神経質な生真面目を絵に描いたような同僚。まさかこんな所でこんな時間に顔を見るとは思わないようなタイプの。彼女は「オツカレサマデス」といつもとは少し違う覇気のないトーンで俺に告げ、俺は俺で「お疲れサマ」と思わず返す。彼女の名前は笹野葎花と言う。大卒新卒で入ったから、同い年だけれども、高卒新卒で入った俺からしたら4年後輩。今の部署に入ったのは同時だから俺からしてみれば同僚だと思っているのだけれど、彼女は俺を年上だと思っているのか、こんな覇気がなくともデスマス調ははずれなかった。
ネギとキメラ
DONE #kmt夢ワンドロワンライ【てるてる坊主】
🌊🚺/現パロ/社会人/恋人同士/同棲中/ネギ作
レイニーブルー・カノン「半分」というのは、良い言葉だと思う。
半額引き、ハーフ・アンド・ハーフ、半チャーハンセット……、エトセトラエトセトラ。
でも、どんなものにも例外というのはあるもので――。
『明日、土曜日の降水確率は五十パーセントです』
BGM代わりに流しっぱなしにしている夕方の情報番組、お世辞にも高価とは言い難い液晶テレビの画面のなかで、いつもの女性キャスターがそう告げた。
二メートル四方程度のカウンターキッチンからレースカーテン越しに見える暗くなり始めた初夏の空は、明日の天気を暗示するように薄く雲がかかっている。
――降水確率五十パーセント。
世の中に、こんなにも心躍らない言葉があってもいいのだろうかなんて、どうにもならない思考とともにわたしは小さく息を吐き出した。
2476半額引き、ハーフ・アンド・ハーフ、半チャーハンセット……、エトセトラエトセトラ。
でも、どんなものにも例外というのはあるもので――。
『明日、土曜日の降水確率は五十パーセントです』
BGM代わりに流しっぱなしにしている夕方の情報番組、お世辞にも高価とは言い難い液晶テレビの画面のなかで、いつもの女性キャスターがそう告げた。
二メートル四方程度のカウンターキッチンからレースカーテン越しに見える暗くなり始めた初夏の空は、明日の天気を暗示するように薄く雲がかかっている。
――降水確率五十パーセント。
世の中に、こんなにも心躍らない言葉があってもいいのだろうかなんて、どうにもならない思考とともにわたしは小さく息を吐き出した。
ネギとキメラ
DONE #kmt夢ワンドロワンライ【拾っちゃいました】
🔥×🚺️
現パロ/社会人/付き合ってる/キメラ作
「Much Ado About Ring💍」
⚠️温いですが🌃を匂わせる表現あり。
⚠️格好いい🔥さんはいません。ギャグです。
Much Ado About Ring 朝日が差し込む部屋の中心、ベッドの上で佇む彼女の髪が光に透けている。少し乱れたワンピースタイプの寝間着から伸びる白い足がやたらと眩しい。爪先から体の中心に向かって視線を運ぶと、胸の前で両の手のひらを水でもすくうようにくっつけていた。不思議に思い彼女の手元をよくよく凝らして見てみれば、その上には金の輪の途中、赤い石が光を反射し、これでもかと輝いていて――己の全身から血の気が引いていく。
「煉獄さん! 大変です!」
俺の気配に気づいた彼女がぱっと顔を上げた。眉尻を下げ、今にも泣きだしそうな子供みたいに声が震えている。正直、泣きたいのはこっちだ。しかし悟られてはいけない。ばれないように深呼吸をする。冷静に。こういう時こそ冷静であれ、煉獄杏寿郎!
3104「煉獄さん! 大変です!」
俺の気配に気づいた彼女がぱっと顔を上げた。眉尻を下げ、今にも泣きだしそうな子供みたいに声が震えている。正直、泣きたいのはこっちだ。しかし悟られてはいけない。ばれないように深呼吸をする。冷静に。こういう時こそ冷静であれ、煉獄杏寿郎!
もずむら
PROGRESSアク⋯イパロのルプス双子が裏社会でアレコレしてた頃※ほんのちょっと血注意ぐっちゃぐちゃですがラフです
またここからめちゃくちゃ変わるかもしれません
ノさんは盾+銃、クさんは仕込み傘(剣)になりました。 2
ゆき📚
DONE【sngk】【ジェリーフィッシュが解ける頃】Ⅳ続きました。現パロです。
諦める事は無い大学生とその同級生&情緒ががったがたな会社員とその同僚があーだこーだとそれぞれ話しております。割合的には社会人組の比率が高いです。
相変わらず諸々雑な感じですが
大丈夫、どんなものでもどんとこい!な方よかったら読んでやってください
【ジェリーフィッシュが解ける頃】Ⅳ 自分の頬に触れたまま静かに泣くその人をただ見守る事しかできなかった。
「すまない」
時折落ちる雫に気がつかなければ泣いているのかも分からない程に静かに泣くその人は今どんな顔でその雫を零しているのだろう。
なんと声をかけたらいいのかそもそも声をかけてもいいのか
こんな時、きっと名前を呼ぶだけでも何か、
何か目の前のこの人の涙を違うものにしてあげれたんじゃないのかと
そう思うのは傲慢なのだろうか
*****
「エレン」
講義の終わりを告げるチャイムの音が鳴り、静かだった教室内が波の様にざわつき生徒たちが散り散りに教室から出て行く中まったく動く様子も見せずぼんやりとした表情のまま固まっているエレンに隣に座って同じ講義を受けていたアルミンは心配の眼差しを彼に向けながら恐る恐る肩をポンとたたいてもう一度名前を呼んだ。
9269「すまない」
時折落ちる雫に気がつかなければ泣いているのかも分からない程に静かに泣くその人は今どんな顔でその雫を零しているのだろう。
なんと声をかけたらいいのかそもそも声をかけてもいいのか
こんな時、きっと名前を呼ぶだけでも何か、
何か目の前のこの人の涙を違うものにしてあげれたんじゃないのかと
そう思うのは傲慢なのだろうか
*****
「エレン」
講義の終わりを告げるチャイムの音が鳴り、静かだった教室内が波の様にざわつき生徒たちが散り散りに教室から出て行く中まったく動く様子も見せずぼんやりとした表情のまま固まっているエレンに隣に座って同じ講義を受けていたアルミンは心配の眼差しを彼に向けながら恐る恐る肩をポンとたたいてもう一度名前を呼んだ。
ゆき📚
DONE【sngk】【ジェリーフィッシュが解ける頃】Ⅲ現パロです。続きました。
名前を教えたくない社会人とムキになった大学生が居酒屋であーだこーだと話してます。
相変わらず諸々雑な感じですが
大丈夫、どんなものでもどんとこい!な方よかったら読んでやってください
【ジェリーフィッシュが解ける頃】Ⅲ 「二名、個室で、無ければ他を当たる」
シンプルに店員に告げたリヴァイに店員は二人をざらっと見やりながら
「大丈夫です。奥のほうにひとつ開いてますよ~」
「ここでいいか?」
「構いません」
腕を掴んだままそう問われたエレンは答えると店員が「あ、すんません」とエレンを見ながら声を掛けてきて
「うち、二十一時以降は未成年者様は入店を断ってまして、そちらの方は―」
リヴァイはエレンのほうを見てどうなんだと視線で問いかける。
「オレ二十歳なんで大丈夫ですよ。なんなら学生証ありますけど?」
店員にそう答えると「でしたらだいじょぶでーす。ご案内しまーす」と言い慣れたように道先を示しながら進んでいく店員の後をついて行った。
7398シンプルに店員に告げたリヴァイに店員は二人をざらっと見やりながら
「大丈夫です。奥のほうにひとつ開いてますよ~」
「ここでいいか?」
「構いません」
腕を掴んだままそう問われたエレンは答えると店員が「あ、すんません」とエレンを見ながら声を掛けてきて
「うち、二十一時以降は未成年者様は入店を断ってまして、そちらの方は―」
リヴァイはエレンのほうを見てどうなんだと視線で問いかける。
「オレ二十歳なんで大丈夫ですよ。なんなら学生証ありますけど?」
店員にそう答えると「でしたらだいじょぶでーす。ご案内しまーす」と言い慣れたように道先を示しながら進んでいく店員の後をついて行った。
しの☆
DONE保留組は社会人シリーズ4。今回はちゃんとお仕事してる十四松のお話。未完。おしごと十四松十四松は主に経理担当という事もあり、事務所の留守を任されている事が多い。なので名刺を渡したり渡されたりという機会も少ない。それでもチョロ松が作ってくれた名刺はやはり嬉しいもので、カラ松もチョロ松も出払った事務所でニコニコとその小さな紙片を眺めていた。
Projkt Kiefer。三人で考えた会社の名前だ。
Projktは企画、Kieferは松。両方ともドイツ語で、読み方はプロイェクト・キーファー。
役職名はtotal accountant、総合的な経理担当者とでも訳せばいいだろうか。
松野十四松と、日本語と英語で書かれた自分の名前が嬉しくて眺めていると、不意に机の上の電話が鳴った。
「お電話ありがとうございます。Projkt Kiefer、松野です」
3729Projkt Kiefer。三人で考えた会社の名前だ。
Projktは企画、Kieferは松。両方ともドイツ語で、読み方はプロイェクト・キーファー。
役職名はtotal accountant、総合的な経理担当者とでも訳せばいいだろうか。
松野十四松と、日本語と英語で書かれた自分の名前が嬉しくて眺めていると、不意に机の上の電話が鳴った。
「お電話ありがとうございます。Projkt Kiefer、松野です」
しの☆
DONE保留組は社会人シリーズ3。合格組にバレました。3人で家を出るよ!応援を望まないチョロ松と応援出来ないトド松「…なーんかさ、最近あの3人おかしくね?」
それはとある平日の昼下がり。
昼食も食べ終え、自宅の2階でダラダラしていたおそ松が不意に口を開いた。
その場にいるのはおそ松、一松、トド松の3人。残りの3人は当然仕事に出ているが勿論そんな事は知らない。
「あー、最近平日は3人ともずっといないよね」
スマホを弄りながらトド松が答える。昨日もカラ松に買い物に付き合って貰おうと思っていたのに、朝から出掛けてしまっていた。
「…別に、いなくていいじゃん。静かだし。特にクソ松とかいない方が良いし」
棘のある言い方とは裏腹に、一松の声もどことなく寂しさが滲んでいる気がする。
それはカラ松達が一緒に働き出してから3ヶ月目の事。不在の多さに薄々は勘づいていたものの、口に出したのはこれが初めてだった。
6246それはとある平日の昼下がり。
昼食も食べ終え、自宅の2階でダラダラしていたおそ松が不意に口を開いた。
その場にいるのはおそ松、一松、トド松の3人。残りの3人は当然仕事に出ているが勿論そんな事は知らない。
「あー、最近平日は3人ともずっといないよね」
スマホを弄りながらトド松が答える。昨日もカラ松に買い物に付き合って貰おうと思っていたのに、朝から出掛けてしまっていた。
「…別に、いなくていいじゃん。静かだし。特にクソ松とかいない方が良いし」
棘のある言い方とは裏腹に、一松の声もどことなく寂しさが滲んでいる気がする。
それはカラ松達が一緒に働き出してから3ヶ月目の事。不在の多さに薄々は勘づいていたものの、口に出したのはこれが初めてだった。
しの☆
DONE保留組は社会人シリーズ。やるとなったらちゃんとやれる子ちょろちゃん。チョロ松、本気出す。カラ松の元で働き出してから一週間。
まだ他の三人には言わないまま、チョロ松はいつものように目を覚ました。
「ふあ〜…」
「チョロ松にーさん!おはようございマッスル!」
「おはよう、十四松。早いね」
「うん、朝ご飯食べたらやきうしに行くっす!にーさんは?」
「僕は今日はにゃーちゃんのライブ」
「おお!いいっすね!」
「よし、顔洗って来よう」
「おれもー!」
それを二人挟んだ場所で聞いていたカラ松は口元が緩みそうになるのを堪えていた。二人とも、普段と変わらないやり取りだ。
「…十四松の声、うっせえ…」
一人おいて、そんな寝惚けた声がした。
見るとおそ松がまだ開ききっていない目をシパシパと瞬かせているところで。
「いつもの事じゃないか。俺も顔洗って来よう」
3225まだ他の三人には言わないまま、チョロ松はいつものように目を覚ました。
「ふあ〜…」
「チョロ松にーさん!おはようございマッスル!」
「おはよう、十四松。早いね」
「うん、朝ご飯食べたらやきうしに行くっす!にーさんは?」
「僕は今日はにゃーちゃんのライブ」
「おお!いいっすね!」
「よし、顔洗って来よう」
「おれもー!」
それを二人挟んだ場所で聞いていたカラ松は口元が緩みそうになるのを堪えていた。二人とも、普段と変わらないやり取りだ。
「…十四松の声、うっせえ…」
一人おいて、そんな寝惚けた声がした。
見るとおそ松がまだ開ききっていない目をシパシパと瞬かせているところで。
「いつもの事じゃないか。俺も顔洗って来よう」