花火
葵そら
DONEタワマンオーナーブラッドリーと貧乏OLネロ♀花火大会編です。
今までの話こちらにまとめてるのでよかったらご一緒にどうぞ!
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22608602#5 6553
ブラウン
DONEアラ+カラ暗くは無いですが、シリアスかな?
⚠灯籠流しと花火があるという設定捏造してます。
そしてアラン隊長の解釈が大きく外れている可能性もあります。ご注意ください。
2人には王族を守る騎士でありながらも騎士団の仲間を守る騎士であって欲しい。
蝋燭の灯りに下を向き、天の光に上を向く灯籠流し
死んだ者は戻らない。
だからこそ命は尊いのだ。
そう、だからこそ死んだ者達を伴うこの日は特別だ。
「ここにいたのか、アラン」
「ん?来たかカラム」
夜も暮れ周りも暗くなり、ぼんやりと川を流れる灯りを見ていたアランに話しかけた。
城下を見晴らせる丘の上、彼はこの日はいつもここから見ている。
今日は灯籠流し、強制参加でないのに騎士のほとんどが参加する夏の大切な行事。
死者を弔うためにおこなわれる灯籠流しはとても美しく、とても物悲しい行事だ。
死者の魂は川を下りあの世へ行くとされ、蝋燭の火は闇を照らしながら道に迷わないように導いているとされている。
「お前は流したか?」
「ああ」
アランの言葉にカラムは短く答える。
「エリックとアーサーも参加していたよ。二人共まだ私の知る名前は書いてなかった」
5148死んだ者は戻らない。
だからこそ命は尊いのだ。
そう、だからこそ死んだ者達を伴うこの日は特別だ。
「ここにいたのか、アラン」
「ん?来たかカラム」
夜も暮れ周りも暗くなり、ぼんやりと川を流れる灯りを見ていたアランに話しかけた。
城下を見晴らせる丘の上、彼はこの日はいつもここから見ている。
今日は灯籠流し、強制参加でないのに騎士のほとんどが参加する夏の大切な行事。
死者を弔うためにおこなわれる灯籠流しはとても美しく、とても物悲しい行事だ。
死者の魂は川を下りあの世へ行くとされ、蝋燭の火は闇を照らしながら道に迷わないように導いているとされている。
「お前は流したか?」
「ああ」
アランの言葉にカラムは短く答える。
「エリックとアーサーも参加していたよ。二人共まだ私の知る名前は書いてなかった」
かとうあんこ
DOODLE花火を見に行く両片思い赤安恋に落ちる、花火が上がる好きな人が恋に落ちる瞬間を、僕は見てしまった。
「本当にすみませんっ、あのクリーニング代を」
「気にしないでくれ。この暑さだ、すぐ乾く」
「でも」
自宅から徒歩五分の距離にカフェがオープンした。
通り沿いに面した大きな窓から観葉植物が生い茂っている店内を見て、赤井の顔がすぐに浮かんだ。
赤井が植物に興味があるかどうかは知らないけれど、まるで熱したフライパンのようなアスファルトの上を歩くよりも、オアシス然としたカフェに座っているほうが似合う。
だから赤井を誘うつもりで『たまたま通り掛かった』ところ、ジョウロで鉢植えに水遣りをしていたカフェの女性店員が赤井にぶつかった。
彼女は何度もお詫びの言葉を述べた後、僕たちを店内へと案内し、清潔なタオルと看板メニューだというレモンチーズケーキを出してくれた。
7183「本当にすみませんっ、あのクリーニング代を」
「気にしないでくれ。この暑さだ、すぐ乾く」
「でも」
自宅から徒歩五分の距離にカフェがオープンした。
通り沿いに面した大きな窓から観葉植物が生い茂っている店内を見て、赤井の顔がすぐに浮かんだ。
赤井が植物に興味があるかどうかは知らないけれど、まるで熱したフライパンのようなアスファルトの上を歩くよりも、オアシス然としたカフェに座っているほうが似合う。
だから赤井を誘うつもりで『たまたま通り掛かった』ところ、ジョウロで鉢植えに水遣りをしていたカフェの女性店員が赤井にぶつかった。
彼女は何度もお詫びの言葉を述べた後、僕たちを店内へと案内し、清潔なタオルと看板メニューだというレモンチーズケーキを出してくれた。
🍓マシュマロ🍓
DOODLE2024/8/20プリクエル5巻発売おめでとうございます🎊㊗️🎉
ファン待望の4巻末の地獄からの続き!本音は2人が一緒にいる所見たいですが可愛い愛繕君見れるのは幸せ🩷来週には最新話ですしね!楽しみです😍
でも一緒に居る所が見たいです…さびしい
前夜祭として挙げた腕枕仁愛の語り+オマケ
⚠️2枚目は閲覧注意です⚠️
花火を見た後のイチャイチャ仁愛
3枚目は愛繕君vs雪華捏造らくがきです。 3
べろす丼
DONE木曜日なのでアナログどんべな絵今日は夏休みのある日に何かの打ち合わせしてる様などんべちゃん等どうやら今度の祭りの花火は奴も製作に関わっているらしいとリンクちゃんが言った様ですが打ち上げ班のぼくらへいきかなあのどんべちゃんとカービィちゃんになりました。塗りに色んな色引っ張り出してたら妙に時間が掛かってしまった…星あまね
MAIKING細かい色塗りが苦手で、しばらく放置していた文を書き始める始末。おめめとかちゃんと塗り始めるまでにまた1週間くらい寝かせてしまいそうなので一旦供養。どうにも誕生日イラストは描ききれそうにないから、この前描いた花火のイラストを修正して載せることにしようかと考えている、、chiocioya18
DONE夏のタケ漣。アイスと花火。推しカプいちゃいちゃしろの妄念です。
さっきまで明るかった空は目を離した隙にすっかり日が落ちていた。夏の夜は急に訪れて、昼の暑さは冷める暇もない。涼しいコンビニから一歩外に出た俺たちは、とたんにわだかまる熱気に迎えられた。
「だぁ〜〜〜暑っちい……」
「暑いのは家出る前からわかってただろ。オマエがどうしてもアイス買いに行くって言うから」
「チビだってついてきたくせに、いちいちうっせえな」
ビニール袋をがさがさと揺らしながら二人で家路に着く。家まで待てずにスイカの形のアイスバーをかじり出すコイツに倣ったわけじゃないが、俺も歩きながらアイスを開封した。あまり行儀は良くないが、家に着くまでに溶けてしまっては困る。
ソーダ味の氷菓は口の中をキンと冷やして、一時の涼しさを与えてくれる。隣りのコイツも食べている間はさすがに静かだ。シャク、シャク、食べ進める音が足音に重なる。そこにかすかにドン、ドン、と響くような音が届いた。
1010「だぁ〜〜〜暑っちい……」
「暑いのは家出る前からわかってただろ。オマエがどうしてもアイス買いに行くって言うから」
「チビだってついてきたくせに、いちいちうっせえな」
ビニール袋をがさがさと揺らしながら二人で家路に着く。家まで待てずにスイカの形のアイスバーをかじり出すコイツに倣ったわけじゃないが、俺も歩きながらアイスを開封した。あまり行儀は良くないが、家に着くまでに溶けてしまっては困る。
ソーダ味の氷菓は口の中をキンと冷やして、一時の涼しさを与えてくれる。隣りのコイツも食べている間はさすがに静かだ。シャク、シャク、食べ進める音が足音に重なる。そこにかすかにドン、ドン、と響くような音が届いた。
SueChan_Factory
DONE花火を見るほわか夏の華――今日の夕方、家に来てほしい
端的に用件のみが書かれたメッセージを受け取ったのが今日の午後。〝来てほしい〟はいいが肝心の〝なぜ〟の部分は書かれていない。いや、敢えて書かれていないのだ。キミならこのメッセージの意図を汲みとれるだろう、とでも言いたげに。彼の言葉足らずは今に始まったことではないが、これが恋人に対して送ってくるメッセージだろうか。もっと他にあるだろう、と内心では思いつつもそれを言葉にするでなく代わりに深いため息としてジェームズ・モリアーティ青年は吐きだした。視線は手元のスマートフォンに落としつつも、机の端に置かれた卓上カレンダーに小さな印のある今日の日付を視界の隅に捉えながら。
夏至を過ぎたとはいえ七月の終わりはまだまだ日が長い。日中の蒸し暑さを未だに残す七時よりも少し前。夕方というよりも夜と言った方がいい時間だが、燃え盛るような真っ赤な夕陽は空をオレンジ色に染め上げ、混ざり合った薄い青は徐々に紫色へとグラデーションを描いている。そんな美しい風景を少しだけぼんやりと眺めてからモリアーティは先輩兼恋人でもあるホームズの部屋のチャイムを鳴らした。
2259端的に用件のみが書かれたメッセージを受け取ったのが今日の午後。〝来てほしい〟はいいが肝心の〝なぜ〟の部分は書かれていない。いや、敢えて書かれていないのだ。キミならこのメッセージの意図を汲みとれるだろう、とでも言いたげに。彼の言葉足らずは今に始まったことではないが、これが恋人に対して送ってくるメッセージだろうか。もっと他にあるだろう、と内心では思いつつもそれを言葉にするでなく代わりに深いため息としてジェームズ・モリアーティ青年は吐きだした。視線は手元のスマートフォンに落としつつも、机の端に置かれた卓上カレンダーに小さな印のある今日の日付を視界の隅に捉えながら。
夏至を過ぎたとはいえ七月の終わりはまだまだ日が長い。日中の蒸し暑さを未だに残す七時よりも少し前。夕方というよりも夜と言った方がいい時間だが、燃え盛るような真っ赤な夕陽は空をオレンジ色に染め上げ、混ざり合った薄い青は徐々に紫色へとグラデーションを描いている。そんな美しい風景を少しだけぼんやりと眺めてからモリアーティは先輩兼恋人でもあるホームズの部屋のチャイムを鳴らした。
カミオ🫠
REHABILIテーマ「線香花火」ふみ天🧡💜小ネタ
ぴゅあな🧡と花火をやったことない💜が🏠と線香花火をするけど、事故ちゅーして気まずくなる少女漫画のようなお話。
線香花火と彼の唇せっかくだから最後の締めに線香花火をやろう、と提案したのは誰だっただろう。テラかもしれない。
「そういえばさ、線香花火の落ちたら負けってやつあるよね?負けたら、一つだけ相手の願い事を叶えるんだっけ?」
「ありますね。地域によって違うような……僕のところは、負けたら一つだけ質問に答えるでした」
「落ちたら負けか!おもしれえ!」
「じゃあ奴隷が審判をしますね。二人ペアなら、やりやすいと思います。今隣にいる人でーーー大瀬さんと理解くん、テラさんと猿ちゃん、天彦さんとふみやさんで勝負しましょう!カウントダウンしたら火をつけて下さいねー」
※
「天彦は線香花火やったことあるの?」
「それが…初めてなんです、天彦ワクワクしてます!」
1657「そういえばさ、線香花火の落ちたら負けってやつあるよね?負けたら、一つだけ相手の願い事を叶えるんだっけ?」
「ありますね。地域によって違うような……僕のところは、負けたら一つだけ質問に答えるでした」
「落ちたら負けか!おもしれえ!」
「じゃあ奴隷が審判をしますね。二人ペアなら、やりやすいと思います。今隣にいる人でーーー大瀬さんと理解くん、テラさんと猿ちゃん、天彦さんとふみやさんで勝負しましょう!カウントダウンしたら火をつけて下さいねー」
※
「天彦は線香花火やったことあるの?」
「それが…初めてなんです、天彦ワクワクしてます!」
のるか
PROGRESS夜市行ったりとか花火見たりとか ~夏らしいアスTavが書きたい 2024~ 日が暮れきった街に出るやいなや、道をゆく人々の大きな流れに巻き込まれることとなった。ここの住人だけでなく、近隣の地域から遊びに来ている者もいるようだ。
崩れかけた建物のあいだを橋のように繋いでいるロープには、簡素なランタンが並べて吊り下げられ、その明かりが優しげに頭上を照らしている。
当初の予定では、大通りの交差点にある広場だけを会場とするはずだったが、商魂たくましい商人たちは、いくつかの街通りにまでその手を広げたらしい。
道の両側を挟むように夜店が並び、そのあいだを行き交う人々で、通りはなかなかの混雑ぶりだった。
繋いでいる手へわずかに力を込めながら、アスタリオンが半歩先を進んでいく。旅のあいだは俺が先頭を歩いていたから、こうして誰かの後を付いて行くのは、なんだか新鮮な心地だった。
1145崩れかけた建物のあいだを橋のように繋いでいるロープには、簡素なランタンが並べて吊り下げられ、その明かりが優しげに頭上を照らしている。
当初の予定では、大通りの交差点にある広場だけを会場とするはずだったが、商魂たくましい商人たちは、いくつかの街通りにまでその手を広げたらしい。
道の両側を挟むように夜店が並び、そのあいだを行き交う人々で、通りはなかなかの混雑ぶりだった。
繋いでいる手へわずかに力を込めながら、アスタリオンが半歩先を進んでいく。旅のあいだは俺が先頭を歩いていたから、こうして誰かの後を付いて行くのは、なんだか新鮮な心地だった。
しんした
DONE花火大会で七灰に遭遇したモブの小話です。軽い気持ちで書き始めたら長くなってしまいました。
モブの自我が強めかもしれませんが、七灰には直接関わらないです。最初ちょっとモブの話があるので、さらっと読み飛ばしてもらっても大丈夫だと思います。
七灰ワンドロワンライ35.『花火』.
最近ちょっといい感じになっているバイト先の先輩に誘われてやってきた花火大会。
本当にここが東京?と信じられないくらいの田舎だったけれど、駅前から続くお祭りの出店も都心にはない懐かしさがあって楽しかったし、結構いい雰囲気になっていたと思う。
しかし、花火が見えやすいという神社の敷地内の端っこで場所を確保した時、さっきの通りで最近流行っているスイーツの屋台を見つけたからと、私は一人ポツンとその場に残されることになったのだ。
さっき色々食べたから大丈夫ですと言ったが、張り切っている様子の彼は遠慮しないでと聞き入れてくれなかった。ちなみに、その屋台のスイーツは私が今一番ハマっているものだ。
それに、実は先輩が同じバイト先の私の友達に、私の好きな物のこっそりリサーチをしていたことも、先輩の携帯のメモ画面にその一覧が載っていることも私は知っている。(勝手に見たわけではなく先輩が迂闊だから見えたのだ)
5751最近ちょっといい感じになっているバイト先の先輩に誘われてやってきた花火大会。
本当にここが東京?と信じられないくらいの田舎だったけれど、駅前から続くお祭りの出店も都心にはない懐かしさがあって楽しかったし、結構いい雰囲気になっていたと思う。
しかし、花火が見えやすいという神社の敷地内の端っこで場所を確保した時、さっきの通りで最近流行っているスイーツの屋台を見つけたからと、私は一人ポツンとその場に残されることになったのだ。
さっき色々食べたから大丈夫ですと言ったが、張り切っている様子の彼は遠慮しないでと聞き入れてくれなかった。ちなみに、その屋台のスイーツは私が今一番ハマっているものだ。
それに、実は先輩が同じバイト先の私の友達に、私の好きな物のこっそりリサーチをしていたことも、先輩の携帯のメモ画面にその一覧が載っていることも私は知っている。(勝手に見たわけではなく先輩が迂闊だから見えたのだ)
ちよど
DONE第17回アシュヨダワンドロライに参加させていただきました。お題は『花火』。短いですがよろしくお願いいたします。アシュヨダが花火をする話。
ヨダナさん「わし様はその答えをすでに言っておるぞ」
パスワードは「747」全年齢です。
花火は好きじゃなかったが、 花火は好きじゃねぇ。
そう心のなかで呟いて、俺ははしゃいでいる旦那から視線を離した。
シミュレーターで再現した夏の夜は生暖かい風が時折吹くぐらいで過ごしやすい。
この島はカルデアの関係者しかおらず、みんな遠慮なく騒いでいて鼓膜が休む暇もないくらいだ。
浜辺で小さな花火を散らしているマスター達。離れたところで花火を打ち上げているサーヴァント達。バーベキューをする者、酒をあおる者、誰もが笑い色鮮やかな火花を楽しんでいる。
ドーン、ドーンと打ち上がる音が重なり。パチパチと火の粉が降る音が散らばる。
夜空には彩り豊かな花が咲き、時折妙な形の花火が上がるとどっと笑い声があがる。
どれもが輝いて、あっという間に去ってしまう。生前別れた愛しい人々のように。
1224そう心のなかで呟いて、俺ははしゃいでいる旦那から視線を離した。
シミュレーターで再現した夏の夜は生暖かい風が時折吹くぐらいで過ごしやすい。
この島はカルデアの関係者しかおらず、みんな遠慮なく騒いでいて鼓膜が休む暇もないくらいだ。
浜辺で小さな花火を散らしているマスター達。離れたところで花火を打ち上げているサーヴァント達。バーベキューをする者、酒をあおる者、誰もが笑い色鮮やかな火花を楽しんでいる。
ドーン、ドーンと打ち上がる音が重なり。パチパチと火の粉が降る音が散らばる。
夜空には彩り豊かな花が咲き、時折妙な形の花火が上がるとどっと笑い声があがる。
どれもが輝いて、あっという間に去ってしまう。生前別れた愛しい人々のように。
michiru_wr110
DONEbrmy槻衣都
槻本さんと、小さな箱の中に閉じ込めた花火。自覚した想いについて。
止まらぬハレーション(つきいと+誓) LIMEの通知音と共に、目にも鮮やかな写真が届けられる。
スマホ画面にちらりと明滅した光と、店内代行へ赴いているはずの彼女の名前。気づいてしまった以上は集中できそうになく、俺は表計算ソフトと格闘する手を止めて、メッセージに既読をつけることにしたのだ。
弥代衣都:比較的綺麗に撮れたので、一番にお見せしたくなりました。
見事な大輪だ。打ち上げはじめから花開くまでの動きが鮮明に、まぶたの裏に浮かぶような一枚だ。鮮やかな黄金色をメインとしながら、ところどころに赤や緑の差し色があって目にも楽しい。針でなぞられたように細やかな光は実に繊細で、画面越しにこぼれ落ちるのではないかとすら錯覚させられる。
「弥代さんは、写真撮影もお上手だ」
1686スマホ画面にちらりと明滅した光と、店内代行へ赴いているはずの彼女の名前。気づいてしまった以上は集中できそうになく、俺は表計算ソフトと格闘する手を止めて、メッセージに既読をつけることにしたのだ。
弥代衣都:比較的綺麗に撮れたので、一番にお見せしたくなりました。
見事な大輪だ。打ち上げはじめから花開くまでの動きが鮮明に、まぶたの裏に浮かぶような一枚だ。鮮やかな黄金色をメインとしながら、ところどころに赤や緑の差し色があって目にも楽しい。針でなぞられたように細やかな光は実に繊細で、画面越しにこぼれ落ちるのではないかとすら錯覚させられる。
「弥代さんは、写真撮影もお上手だ」
reira_starlight
DONECoC「幸せの在り処」置き卓にて遊んでいただきました!エモクロアの「アストラ」→「ロールシャッハシンドローム」からの継続コンバート。
沢山悩ませてしまいましたが、花火も見れて楽しかったです!
オールトの沈没船
PROGRESSいおさる/💚🩷2人の恋の行方を、🩷ちゃんと一緒に追いかける話。
8/31→p.95〜 更新
『線香花火』
1. 蕾 2.牡丹 3.松葉 4.散り菊
※学生時代捏造 ※モブがかなり出てくる
※モブ🚺→💚告白有
※怪我/体調不良 ※なんでも許せる方向け
※完結しました 完成版は支部に投稿します
※画像投稿お試しデス 111
702_ay
DONE<2024/8/10-11 今夜帳の中で【6】>【五夏】花火をする話です。
ジージーと耳障りな音を立て、大合唱していた蝉の存在が嘘のように今は静寂に包まれている。ごくまれに昼夜が狂った蝉が目を覚まし、存在を主張することはあるものの、神隠しにでもあったかのように存在感が皆無だ。
停滞している生ぬるい温度も一緒に存在を消してくれればいいものを、多少ましになったと言える程度で未だにじわりと汗をかく。一枚でも身に着けている衣類を減らしたくて、上着は早々に脱ぎ棄てた。指定されている制服とはいえ、任務中ではないのだ。ならば、馬鹿真面目に着用している必要もない。
「おっせぇなー。アイツら何してんだよー」
「急に声かけたのは私たちなんだし、まだ約束の時間まで十分以上もある。ゆっくり待とうじゃないか」
5628停滞している生ぬるい温度も一緒に存在を消してくれればいいものを、多少ましになったと言える程度で未だにじわりと汗をかく。一枚でも身に着けている衣類を減らしたくて、上着は早々に脱ぎ棄てた。指定されている制服とはいえ、任務中ではないのだ。ならば、馬鹿真面目に着用している必要もない。
「おっせぇなー。アイツら何してんだよー」
「急に声かけたのは私たちなんだし、まだ約束の時間まで十分以上もある。ゆっくり待とうじゃないか」
松本 あきら
DOODLE花火見る行七なんでか七くん酔うとめんどくさそうなイメージある
で、塩対応する行くん
ジジィになってもずっとこんな風に過ごしてて欲しいわ😊
今年は都内に行く用事なくなってしまったのがすごい残念でもあるが、気温を見るたび私の体力では到底無理な気がして安心もしてる…😌
4omacaron
DONE52カラーパレット08番お祭り騒ぎ
Xでリクエストいただいたものです
先日お祭りで見た金魚すくいに心奪われたのと、7色で逆光絵は描けるだろうかと、花火も入れてにぎやかにしたかったのと、パレット左から2番目の白に近いピンクが想像以上に強く扱いが難しくて久々に数日長考したのと(全部載せ)
g_negigi
MAIKINGなんと2年前から書きかけで放置していたアオハル五歌が花火大会へ行く話の続きをちょっとだけ書き始めました。今年こそ夏の間に全部書きます
若者のすべて 夏になると、花火が上がる。それはこの国に住んでいる人間ならば当然のように受け入れている風物詩である。誰しも子供の頃に親に肩車をしてもらいながら、あるいは友達と浴衣を着て綿菓子を食べながら、夏の夜空に咲く大輪の花を眺めたことがあるだろう。
しかし、五条悟は例外だった。特殊な育ちゆえに一般的な行事ごとをあまり経験したことがない彼は、ある時「俺、花火大会って行ったことねえ」と呟いた。そしてそれを聞いた呪術高専の同級生たちは、「じゃあ今年はみんなで行こうか」と提案し、彼は晴れて友人との花火大会を初体験することになったのである。「みんな」とは五条、同級生の夏油と硝子、そして五条が片思い中の先輩——庵歌姫の四人で、という意味だ。
4980しかし、五条悟は例外だった。特殊な育ちゆえに一般的な行事ごとをあまり経験したことがない彼は、ある時「俺、花火大会って行ったことねえ」と呟いた。そしてそれを聞いた呪術高専の同級生たちは、「じゃあ今年はみんなで行こうか」と提案し、彼は晴れて友人との花火大会を初体験することになったのである。「みんな」とは五条、同級生の夏油と硝子、そして五条が片思い中の先輩——庵歌姫の四人で、という意味だ。