雨宿り
tsubasakaishige
DONE2023/05/23「キスの日」ブ南1P漫画※ブ南、BL、何でも許せる方向け
※夏服捏造
「キスの日」にちなんで描きました。雨宿りしながら、ビショビショのままでがっつりちゅーです。一部トレス資料お借りしました。
添えた文章はフォロワーさんが私のイメージを文にしてくださったものをお借りしました、ありがとうございますm(__)m 2
走馬灯のお池
DONE雨宿りしたら帰れなくなったホの話(炎ホ)2022 10/9 炎ホwebオンリー
展示作品
当日のみ期間限定公開
その後パスワード(イベントお品書き記載)
⚠️後日修正しpixiv投稿予定
35巻までの内容での想像の産物
1pの注意事項を良く読み自己責任でご覧下さい 15
tr_imbtk
DONE貴方はモルリダで『三時の雨宿り』をお題にして140文字SSを書いてください。お題:shindanmaker.com/375517
画像作成:SS名刺メーカー sscard.monokakitools.net
色猫卓 サタスペ動画「ミッドナイト・スぺシアル」非公式派生創作
「著:河嶋陶一朗ほか/冒険企画局、新紀元社」が権利を有する『アジアンパンクRPG サタスペ』二次創作作品
たまごやき@推し活
PASTカルデアアンぐだ♀、雨宿り2021.3
雷雲を待つ二人 カルデアでは雷は発生しない。それは気候の影響だとかなんとか。とにかく快適な環境で長く過ごして、雷の音は久しく聞いていない。……だから、雷が苦手なことはカルデアの誰にも知られていなかった。
「アンデルセン、やっぱり通信もダメみたい。とりあえずは人のいそうなところを探そうか」
「まったく、こんな森林地帯から人里までろくな護衛もつかないなど……お前も運がない奴だ」
レイシフトのトラブルはもう何度も経験していた。突然の通信不調が起きたり、サーヴァントとはぐれてしまうことにもそこまで動じなかった。かろうじて同じ地点にレイシフトできた相手が彼であったことも、わたしにはかなり安心できる要素だった。
けれど移動しようとしていたところで黒い雲で覆われている空を見て、わたしらは嫌な予感がしていた。
2368「アンデルセン、やっぱり通信もダメみたい。とりあえずは人のいそうなところを探そうか」
「まったく、こんな森林地帯から人里までろくな護衛もつかないなど……お前も運がない奴だ」
レイシフトのトラブルはもう何度も経験していた。突然の通信不調が起きたり、サーヴァントとはぐれてしまうことにもそこまで動じなかった。かろうじて同じ地点にレイシフトできた相手が彼であったことも、わたしにはかなり安心できる要素だった。
けれど移動しようとしていたところで黒い雲で覆われている空を見て、わたしらは嫌な予感がしていた。
tr_imbtk
DONE貴方はのぎまきで『三時の雨宿り』をお題にして140文字SSを書いてください。お題:shindanmaker.com/375517
画像作成: sscard.monokakitools.net
色猫卓 DX動画「Mythical Bloodline」非公式派生創作
「著:矢野俊策/F.E.A.R.、KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』二次創作作品
@harusamera_men
PASTふるしほワンドロワンライの時に描いた(書いた)作品のまとめです①7月「夏祭り」
②7月「ラーメン」
③8月「海」
④9月「お月見」
⑤~⑧9月「ダイヤモンド」
⑨~⑪10月「ハロウィン」「スーパーマーケット」
⑫~⑬10月「停電」
※左上→右上→左下→右下の順に読んでくださいm(_ _)m
⑭11月「雨宿り」 14
pagupagu14
DONErainy kiss/康朱(シンキス)一応パーフェクトエンド後、特に√内のネタバレなし。私の大好きな雨宿りしてる最中のキスシチュエーションです!こういうシチュ好きなんだよなぁ〜
rainy kiss 「派手に振られたな…大丈夫?」
頷きを返し、鞄の中に入れていたタオルで濡れた箇所を拭いていく。康平くんも同じようにタオルで拭っているのを見て、雨に降られるのは2回目だと言うことを思い出す。
「2回目?ああ…そうですね」
慌てて宿のある場所に入ったけどまだ雨の止む気配はなかった。とりあえず拭き終わったと思い顔を上げると康平視線がこちらに向いてることに気づく。
「え?いや…エロいなと思って。そういうのもそそりますね」
そう言われて指さされたところを見れば雨に濡れたせいでピッタリとシャツは肌に張り付き、下着も肌も透けて見えてしまっていた。驚いたまま隠そうとしたけれど康平くんの大きな手が私の両手を捕まえて、隠すことさえ許されない。
901頷きを返し、鞄の中に入れていたタオルで濡れた箇所を拭いていく。康平くんも同じようにタオルで拭っているのを見て、雨に降られるのは2回目だと言うことを思い出す。
「2回目?ああ…そうですね」
慌てて宿のある場所に入ったけどまだ雨の止む気配はなかった。とりあえず拭き終わったと思い顔を上げると康平視線がこちらに向いてることに気づく。
「え?いや…エロいなと思って。そういうのもそそりますね」
そう言われて指さされたところを見れば雨に濡れたせいでピッタリとシャツは肌に張り付き、下着も肌も透けて見えてしまっていた。驚いたまま隠そうとしたけれど康平くんの大きな手が私の両手を捕まえて、隠すことさえ許されない。
lin_co10ri
DOODLE04notflワンドロワンライ参加作品お題『雨宿り』
romantic tunnel「…っ、最っ、悪」
吐き捨てられる言葉に、それはこっちのセリフだ、と思う。
泣きっ面に蜂とはこのことだろうか。
まあ、やってきた蜂が気象事象なら、誰を責めるわけにもいかないのだが。
急に激しい雨に降られて、今降谷と志保は、高架下の小さなトンネルに駆け込んでいた。
一歩でもそこから出たらずぶ濡れになりそうな状況だが。雨をしのぐにはもってこいの場所がすぐ見つかったと思えば。実は最悪どころか、ついているのかもしれない。
いやいや、と降谷は内心で首を振った。今の今まで口論を繰り広げていた相手と。何を好きこのんでこんな場所に閉じ込められなければならないのだ。しかも、ロマンチックのかけらもないような所に。ここが例えば街並みの中の華やかな一角とかなら。それこそいい雨宿りの場面だったかもしれないが。
2074吐き捨てられる言葉に、それはこっちのセリフだ、と思う。
泣きっ面に蜂とはこのことだろうか。
まあ、やってきた蜂が気象事象なら、誰を責めるわけにもいかないのだが。
急に激しい雨に降られて、今降谷と志保は、高架下の小さなトンネルに駆け込んでいた。
一歩でもそこから出たらずぶ濡れになりそうな状況だが。雨をしのぐにはもってこいの場所がすぐ見つかったと思えば。実は最悪どころか、ついているのかもしれない。
いやいや、と降谷は内心で首を振った。今の今まで口論を繰り広げていた相手と。何を好きこのんでこんな場所に閉じ込められなければならないのだ。しかも、ロマンチックのかけらもないような所に。ここが例えば街並みの中の華やかな一角とかなら。それこそいい雨宿りの場面だったかもしれないが。
界雷の狼
DOODLE⚠️牛コス平万雨宿り中の2人を助けて1晩停めてくれたモブおじへのお礼にリクエストを求める🦌🍁
モブおじのリクエストとは……
🦌「さて?僕と万葉どっちからにする?」
🍁「ちょ、拙者は着るだけでござる!!」
tamagopan1902
DOODLE黒fineはシャッフルバトラーのifの世界線、執事はお化けで白亜の城はお客が来るまで蜘蛛の巣が張ってる。時計は壊れているから24時になることは無いし、主人は雨宿りの放浪者黒fine黒fineはシャッフルバトラーのifの世界線、執事はお化けで白亜の城はお客が来るまで蜘蛛の巣が張ってる。時計は壊れているから24時になることは無いし、主人は雨宿りの放浪者
85sh14302595
DONE転校初日のとらぶる的ラブコメ。ふつう転校してきた方がミステリアスなはずだが、この話ではのびさんののびのびさを優先させました。
※のびさんは一貫して彼呼びで、名前が作中で出てきません
『雨宿りして距離が縮まった』『ルカのび』を描きor書きましょう。
#kawaiiCP #shindanmaker
https://shindanmaker.com/62729 2750
晴れ🌞
DONEガスマリワンライ「映画館」(「バカンス(二日間のバカンス)」「涙」)(+1h)ハリケーンが来た日に映画館で雨宿りするお話
🍃🌹 夏の終わりにやってきたハリケーンは、今晩ニューミリオンを直撃するらしい。
マリオンは強い風に煽られたレインコートのフードを被りなおして、リニアのターミナルを目指した。悪天候の中のパトロール、朝から降り止まない雨に濡れたブルーノースの石畳は滑りやすく、近距離戦を得意とするマリオンはいつもよりも脚に疲労が溜まっているのを感じた。加えてハリケーン接近に伴う、憎らしいほどに強くて不規則なこの風だ。操る鞭が幾度となく横殴りの風雨に翻弄されて、戦闘中舌打ちをしそうになってしまった。こんな日にガストと組んでいたらアイツの能力をぶつけて突風を相殺させたのに。そう思いながらパトロール帰りの道を歩くマリオンの横を、大型バスが派手な水飛沫を上げながら走っていった。マリオンは咄嗟に一歩後ずさって跳ねる水を避けたが、もうとっくに膝から下は絞れそうなくらいに濡れていて、今日何度目かのため息が溢れる。
2724マリオンは強い風に煽られたレインコートのフードを被りなおして、リニアのターミナルを目指した。悪天候の中のパトロール、朝から降り止まない雨に濡れたブルーノースの石畳は滑りやすく、近距離戦を得意とするマリオンはいつもよりも脚に疲労が溜まっているのを感じた。加えてハリケーン接近に伴う、憎らしいほどに強くて不規則なこの風だ。操る鞭が幾度となく横殴りの風雨に翻弄されて、戦闘中舌打ちをしそうになってしまった。こんな日にガストと組んでいたらアイツの能力をぶつけて突風を相殺させたのに。そう思いながらパトロール帰りの道を歩くマリオンの横を、大型バスが派手な水飛沫を上げながら走っていった。マリオンは咄嗟に一歩後ずさって跳ねる水を避けたが、もうとっくに膝から下は絞れそうなくらいに濡れていて、今日何度目かのため息が溢れる。
takikomi_maze2
DONE2022年8月28日(日)GOOD COMIC CITY 28内RTS!! 36にて頒布しました無配SSです。良い歳になった二人の短いお話。
SSまとめ本「雨宿りに君を想う」内のお話のとある一文と僅かにリンクしています。(本当に極々微量)
お迎えくださった方は探してみてください😌
喧嘩をするほど【治北】(RTS36頒布 無配SS) 喧嘩をするほど仲が良い、は結局分からず仕舞だ。
俺が信介さんに怒られて喧嘩にすらならないだろうと思っていたのは若い頃のほんの短い間だけで、案外信介さんは頑固でムキになる。年々それは増してきたように思うけど、自分の意見が強引だと気づくとすぐに訂正して謝る柔軟さも年を重ねるごとに増していったと思う。だから結局、喧嘩になることは少ない。
これからたくさんある二人の時間をどうしようか、と話をして、やりたいことがいっぱいあったはずなのにどちらも思い出せず、なんだったっけと笑ってしまった。お互い仕事と日常が切り離せない仕事だったから、こういう日々を楽しみにしていたのに。
とは言え、一応二人ともまだ現役ではある。俺は店に立つ日数を減らして、信介さんも田んぼをやる時間を短くした。どちらも、もう自分でないと、という仕事の仕方ではなくなっただけだ。
2642俺が信介さんに怒られて喧嘩にすらならないだろうと思っていたのは若い頃のほんの短い間だけで、案外信介さんは頑固でムキになる。年々それは増してきたように思うけど、自分の意見が強引だと気づくとすぐに訂正して謝る柔軟さも年を重ねるごとに増していったと思う。だから結局、喧嘩になることは少ない。
これからたくさんある二人の時間をどうしようか、と話をして、やりたいことがいっぱいあったはずなのにどちらも思い出せず、なんだったっけと笑ってしまった。お互い仕事と日常が切り離せない仕事だったから、こういう日々を楽しみにしていたのに。
とは言え、一応二人ともまだ現役ではある。俺は店に立つ日数を減らして、信介さんも田んぼをやる時間を短くした。どちらも、もう自分でないと、という仕事の仕方ではなくなっただけだ。
jiseishinwanai
DONE #深夜の魔師弟お絵描き字書き60分一本勝負 から「雨宿り」のお題をお借りしました。いつも大遅刻失礼します。オチはなし。師匠が過保護。
(実は一回うっかりまるごと消してしまい、書き直してます💦)
雨宿り「今度はね、別の島に行くことになったんです。ボクのメインの研究じゃなくてお手伝いみたいなものなんですけど、結構楽しみで」
悟飯は部屋の隅に寄せてあった鞄から地図を取り出すと、テーブルの上に広げた。
ピッコロはその地図をちらりと見て、それからまた窓の外に視線をやった。
「例の蟻を見つけたのがこの島で、今度はこっちの島なんです。こんなに近いのにかなり生態系が違うんですよ。地質学の研究を見ると、もともと別の大陸の一部だったらしくて」
そこまで言って、悟飯はあくびを噛み殺した。
朝からこの渡航の打ち合わせに行って、家には帰らずここに来たのだ。
悟飯はあのレッドリボン軍の一件から、こうして時間を見つけてはピッコロの元にトレーニングに来ていた。
1365悟飯は部屋の隅に寄せてあった鞄から地図を取り出すと、テーブルの上に広げた。
ピッコロはその地図をちらりと見て、それからまた窓の外に視線をやった。
「例の蟻を見つけたのがこの島で、今度はこっちの島なんです。こんなに近いのにかなり生態系が違うんですよ。地質学の研究を見ると、もともと別の大陸の一部だったらしくて」
そこまで言って、悟飯はあくびを噛み殺した。
朝からこの渡航の打ち合わせに行って、家には帰らずここに来たのだ。
悟飯はあのレッドリボン軍の一件から、こうして時間を見つけてはピッコロの元にトレーニングに来ていた。
Umi1115Tkso
DOODLE #深夜の魔師弟お絵描き字書き60分一本勝負ワンドロ【ジャージ/雨宿り】
高校生初期飯です!
雨宿り「ピッコロさん!」
ぼつ、ぼつと大きくなる雨粒を受けて組手の手を止める。
遠くから気を放っていた悟飯が、駆け寄ってきて、俺の手を掴んだ。
普段は上げている髪がぐしゃりとへたって目にかかっている。
それをかき上げてやれば、うちで雨宿りしましょうと手を引かれ、悟飯の家へと向かった。
玄関先でぎゅっと胴着を絞ると家の中に吸い込まれて行く。
中からばたばたと走り回る音を聞きながらマントを絞っていると、お待たせしました、と悟飯がひょっこりと顔を出した。
「いま、お母さんと悟天もいないみたいで。これ、使ってください」
差し出されたタオルで軽く身体を拭う。
服も新しいものを出してしまおうとした瞬間、ずい、と緑色の服を渡された。
677ぼつ、ぼつと大きくなる雨粒を受けて組手の手を止める。
遠くから気を放っていた悟飯が、駆け寄ってきて、俺の手を掴んだ。
普段は上げている髪がぐしゃりとへたって目にかかっている。
それをかき上げてやれば、うちで雨宿りしましょうと手を引かれ、悟飯の家へと向かった。
玄関先でぎゅっと胴着を絞ると家の中に吸い込まれて行く。
中からばたばたと走り回る音を聞きながらマントを絞っていると、お待たせしました、と悟飯がひょっこりと顔を出した。
「いま、お母さんと悟天もいないみたいで。これ、使ってください」
差し出されたタオルで軽く身体を拭う。
服も新しいものを出してしまおうとした瞬間、ずい、と緑色の服を渡された。
kiryunatsuki
DONEritk版深夜の60分一発勝負演目:「通り雨」 +5h
付き合いたての🎈と🌟が教室で雨宿りをする話。
秋ボイスネタが少しだけ含まれております。
雨を願って ホームルーム終了後、帰り支度をするクラスメイトを後目に、ぼんやりと窓から外を眺めていると、廊下の方から元気な声がした。
「失礼する!」
顔を見なくても誰かわかる。きっとホームルームが終わっても動こうとしない僕を気にかけてくれたんだろう。胸がくすぐったくなる。
ゆっくりと声のした方に顔を向けると、そこには司くんがいた。隣のクラスの人間が入ってきたというのに、周りのクラスメイトは気にも留めていないようだった。司くんがうちのクラスに来るのは珍しいことじゃないからだろう。
「類、帰らないのか?」
「あいにく、傘を持ってなくてね」
そう言って再び窓に視線を向ける。窓からはしとしとと雨が降る様子がよく見えた。ガラス越しに、司くんも窓の外を覗き込んだのがわかった。
3413「失礼する!」
顔を見なくても誰かわかる。きっとホームルームが終わっても動こうとしない僕を気にかけてくれたんだろう。胸がくすぐったくなる。
ゆっくりと声のした方に顔を向けると、そこには司くんがいた。隣のクラスの人間が入ってきたというのに、周りのクラスメイトは気にも留めていないようだった。司くんがうちのクラスに来るのは珍しいことじゃないからだろう。
「類、帰らないのか?」
「あいにく、傘を持ってなくてね」
そう言って再び窓に視線を向ける。窓からはしとしとと雨が降る様子がよく見えた。ガラス越しに、司くんも窓の外を覗き込んだのがわかった。
@rikukuri1123
DONE雨宿りのために🌟の家に来た🎈が、お風呂の中でくっついてこようとする🌟に翻弄されるお話です。ワンライ演目「通り雨」
そういうこと、オレはしたいぞ!通り雨
ザーっという音が辺り一面に響いている。路面には、いくつもの雨粒が落ちていた。
今日は雨予報ではなかったため、ショーの買い出しに出ていた僕たちは雨具の用意など持ち合わせておらず、一旦公園の滑り台の下に避難していた。けれど、移動するまでにずぶ濡れになってしまったため、身体も冷えてきている。
隣でブルッと司くんが震えているのを見て、僕は鞄からタオルを取り出した。けれど、そのタオルも濡れてしまっていて、渡すに渡せない。
「司くん、大丈夫かい?」
「ああ。だが、このままここにいても、身体が冷える一方だな……」
鞄の中を見渡しても、役に立ちそうなものは一つもなかった。司くんを一人で待たせることになってしまうけれど、コンビニまで走って着替えや温かい飲み物を買ってこようか。そう思って司くんに話しかけようとすると、それよりも先に司くんが口を開いた。
5003ザーっという音が辺り一面に響いている。路面には、いくつもの雨粒が落ちていた。
今日は雨予報ではなかったため、ショーの買い出しに出ていた僕たちは雨具の用意など持ち合わせておらず、一旦公園の滑り台の下に避難していた。けれど、移動するまでにずぶ濡れになってしまったため、身体も冷えてきている。
隣でブルッと司くんが震えているのを見て、僕は鞄からタオルを取り出した。けれど、そのタオルも濡れてしまっていて、渡すに渡せない。
「司くん、大丈夫かい?」
「ああ。だが、このままここにいても、身体が冷える一方だな……」
鞄の中を見渡しても、役に立ちそうなものは一つもなかった。司くんを一人で待たせることになってしまうけれど、コンビニまで走って着替えや温かい飲み物を買ってこようか。そう思って司くんに話しかけようとすると、それよりも先に司くんが口を開いた。
まこつ
DONE付き合い始めてしばらく、通り雨に降られたあんずを自宅で雨宿りさせることになったHiMERU。ひとつ屋根の下という状況に戸惑いながらも久々の二人きりの時間を過ごす二人。※オブリガートまでの設定、ネタバレを含みます。
俺くんは少しは経験あるんだろうな〜と。ハニトラとかしてそう…。
雨とせっけんと恋の薫り/ひめあん長い間の両片想い期間が過ぎ、先日ふとしたことで想いを伝えて晴れて恋人という関係になった。
プロデューサーことあんずはアイドルとは恋愛をしないを信条にしていたようで、周囲のアイドルのほとんどが気付いていたというのに頑なに告白はしてこなかった。彼女が見ているのはあくまで『HiMERU』なのだと、『俺』の気持ちは伝えないでいようと思っていたこともあり、ただただ周りがやきもきしていた矢先のことだった。
未だ彼女は『俺』のことを『HiMERU』だと思っている。そして彼女が好きになったのも、『俺が演じるHiMERUという側面』なんだろう。だから今は、真実を伝えるつもりはない。彼女の前では大衆同様、同い年のHiMERUくん、でいるつもりだ。
5609プロデューサーことあんずはアイドルとは恋愛をしないを信条にしていたようで、周囲のアイドルのほとんどが気付いていたというのに頑なに告白はしてこなかった。彼女が見ているのはあくまで『HiMERU』なのだと、『俺』の気持ちは伝えないでいようと思っていたこともあり、ただただ周りがやきもきしていた矢先のことだった。
未だ彼女は『俺』のことを『HiMERU』だと思っている。そして彼女が好きになったのも、『俺が演じるHiMERUという側面』なんだろう。だから今は、真実を伝えるつもりはない。彼女の前では大衆同様、同い年のHiMERUくん、でいるつもりだ。