風邪
ichizero_tkri
DONE🌟🎈 将参参謀さんが風邪を引くだけの話
小鳥の囀りに目が覚めて、就寝時より緩くなった恋人の腕の中から這い出る。ちらりと盗み見た寝顔はなんとも幼くて、普段あんなに端整な口調と威風堂々の態度で構える将校その人とは思えないほど愛らしい。二人きりのときにも軍属らしくない甘い表情をたくさん見せてくれるが、殊更寝顔は自分だけが見るのを許される屈託のないものだった。
さてしかし、いつまでもこの宝物を眺めているわけにもいかない。一足先に身支度を整え、甘い雰囲気を漂わせるばかりの夜とは一旦別れて将校と参謀の顔にならなければいけない。職務から離れる間は二人は支え合う恋人同士だが、日中はあくまで上官と部下なのだ。律儀にそれを遵守するルイの考えを、ツカサも肯定してくれていた。その恩にも報いなければと、ルイはいよいよベッドから腰を上げる。
9010さてしかし、いつまでもこの宝物を眺めているわけにもいかない。一足先に身支度を整え、甘い雰囲気を漂わせるばかりの夜とは一旦別れて将校と参謀の顔にならなければいけない。職務から離れる間は二人は支え合う恋人同士だが、日中はあくまで上官と部下なのだ。律儀にそれを遵守するルイの考えを、ツカサも肯定してくれていた。その恩にも報いなければと、ルイはいよいよベッドから腰を上げる。
もちこの本棚📖
TRAINING140字のお題『風邪を理由』でSS練習(ง °Θ°)ว140字に収まってないけど許してください( ˇωˇ )
風邪を理由に暁人が風邪をひいた。日頃から身体には気をつけている方だが、連日の疲労と昨晩の夕立ちでびしょ濡れになって帰ってきた結果、見事な風邪っぴきとなってしまった。
「風邪なんて、久しぶりになったよ……」
体温計で熱を測りながら暁人が困った顔で笑う。
ピピッと計測音が鳴って確認すると、微熱だった。
「ま、このぐらいなら寝てりゃ治るよ」
「うん………あのさ、KK」
「ん?」
「………お粥、作ってくれない?」
確かレトルトのお粥があったはずだな、とKKが立ち上がり台所に向かおうとすると暁人が呼び止めた。
「それと、ちょっと高いアイスと暖かいミルクも飲みたい」
「…あとは?」
「…今日はずっとそばにいて欲しい」
「いつもそばにいるだろ」
642「風邪なんて、久しぶりになったよ……」
体温計で熱を測りながら暁人が困った顔で笑う。
ピピッと計測音が鳴って確認すると、微熱だった。
「ま、このぐらいなら寝てりゃ治るよ」
「うん………あのさ、KK」
「ん?」
「………お粥、作ってくれない?」
確かレトルトのお粥があったはずだな、とKKが立ち上がり台所に向かおうとすると暁人が呼び止めた。
「それと、ちょっと高いアイスと暖かいミルクも飲みたい」
「…あとは?」
「…今日はずっとそばにいて欲しい」
「いつもそばにいるだろ」
CuO
MOURNINGオチがなくて放置してた原平を指描きの練習に終わらせました、まあオチはないんですけど隊長が風邪引く話です、なのでデレ度がだいぶ高いんですけど多分付き合ってないです
4ページ目の3コマ目から指描きなので色々変わってますが許して🎶(途中で隊長の寝ている向きが変わってるんですけどスルーしてください)
皆、原平推そうね🎶 5
penta
DOODLEパンツの日!!このエマはシチュ的にはお相手は🐯様とかじゃないイメージなんですよね…シリルとかリオとか。
先にシャワー済ませて彼が出てくるのを待ってるんですよ🔥
「風邪ひきますよ?」と言われて
「…こ…これから…熱くしてくれる…んですよね?」
と、照れ照れで言ってくるエマ🔥
もう🔥パンツ鷲掴みするしかない!!!!
ramia_enmt
DONE学パロ移動教室てきなところで机の下で手繋ぎ🚂☘️🚂は手を握りたいわけじゃなくて☘️を困らせたいだけなので涼しい顔
その意図をわかりつつも素直に情緒揺さぶられて顔に出るしかといって手を引く気にもなれない☘️
反対隣の友達に「顔赤いけどどうしたの?」と聞かれて「ちょっと風邪気味かも」とか下手に誤魔化してほしいね🥰💕
yamagawa_ma2o
SPUR ME忘羨とピアスの話②魏無羨が風邪引きます。何でも許せる忘羨好き成人向け(まだそういうシーンはないです)耳環②「忘機、起きたのか。具合はどうだい?」
「兄上……、もう、私は大丈夫です」
「どれどれ。――うん、熱は下がったみたいだね。さっき、魏無羨くんが来てくれて、明日の連絡とゼリーを買ってくれたよ。いい友を持ったね」
「なっ…………、彼は、友などでは…………」
「熱が下がって腹も減っただろう? 冷やしておいたから食べなさい。折角の見舞いの品だ」
「…………はい。あの、兄上」
藍湛が見回しても、魏嬰の姿はそこにはなかった。
「魏くんを引き留めたのだが、用事があるからと帰ってしまったんだ。お礼は、明日学校で言いなさい」
「…………はい」
魏無羨と藍忘機が大学に入学して暫くの日が経った。
二人はすぐに学部の学生はもちろん、教員の間でも有名人になった。藍忘機は次席で入学したが、品行方正、成績優秀で既に何人かの教員が自身の研究を手伝わせるべく大学院への進学を打診している。一方、首席で入学した魏無羨はというと、成績は極めて優秀でこの国の最高学府にも行けたのではないかと噂されているが、あまり授業に出席せず、学内の友人も多いわりに付き合いが悪くて有名であった。藍忘機は最初こそ寝ている魏無羨を授業に担いで連れて行こうとさえ思ったが、未だに布団も買えない彼の経済状況を思うとそれが正しいかどうかは分からなくなって放っておくことにした。魏無羨は夜遅くに帰ってきて、明け方まで藍忘機が取ってきた講義資料を読み、自分でノートを作って、補足が必要なことに関しては教科書だけでなく関連する論文まで確認しているようだ。たまに講義に出ているかと思えば、そんな日は大抵授業後に教員と議論を交わしている。しかし、そんな勉強熱心なのか不熱心なのか分からない魏無羨は、教員たちに気に入られているというよりは脅威になりつつあるようで、教員たちは彼がいない日の方がのびのび講義をしているようにも感じられた。
6300「兄上……、もう、私は大丈夫です」
「どれどれ。――うん、熱は下がったみたいだね。さっき、魏無羨くんが来てくれて、明日の連絡とゼリーを買ってくれたよ。いい友を持ったね」
「なっ…………、彼は、友などでは…………」
「熱が下がって腹も減っただろう? 冷やしておいたから食べなさい。折角の見舞いの品だ」
「…………はい。あの、兄上」
藍湛が見回しても、魏嬰の姿はそこにはなかった。
「魏くんを引き留めたのだが、用事があるからと帰ってしまったんだ。お礼は、明日学校で言いなさい」
「…………はい」
魏無羨と藍忘機が大学に入学して暫くの日が経った。
二人はすぐに学部の学生はもちろん、教員の間でも有名人になった。藍忘機は次席で入学したが、品行方正、成績優秀で既に何人かの教員が自身の研究を手伝わせるべく大学院への進学を打診している。一方、首席で入学した魏無羨はというと、成績は極めて優秀でこの国の最高学府にも行けたのではないかと噂されているが、あまり授業に出席せず、学内の友人も多いわりに付き合いが悪くて有名であった。藍忘機は最初こそ寝ている魏無羨を授業に担いで連れて行こうとさえ思ったが、未だに布団も買えない彼の経済状況を思うとそれが正しいかどうかは分からなくなって放っておくことにした。魏無羨は夜遅くに帰ってきて、明け方まで藍忘機が取ってきた講義資料を読み、自分でノートを作って、補足が必要なことに関しては教科書だけでなく関連する論文まで確認しているようだ。たまに講義に出ているかと思えば、そんな日は大抵授業後に教員と議論を交わしている。しかし、そんな勉強熱心なのか不熱心なのか分からない魏無羨は、教員たちに気に入られているというよりは脅威になりつつあるようで、教員たちは彼がいない日の方がのびのび講義をしているようにも感じられた。
百(もも)
PAST2023/01/11 投稿(https://twitter.com/momo100_317/status/1612839601839955972?s=46)
風邪を引くルスの話です。 5
rudo
DONE完成!!白っぽい服でミルク注いでるから、よく見えなくなってしまった😂初歩的ミス!でも大体イメージ通りのかわいい感じにできたのでヨシ!
こどもが熱を出して、イラストどころではなくなっていました😣もう熱は無いけど本調子には程遠く、私も風邪がうつって辛いです😭このまま夏休み突入なので投稿頻度激減するかもです。
いつも応援スタンプありがとうございます!!!
ロバ耳
DOODLE米国同居時空 譲が風邪を引いたせいでメンタル崩れるテツの話です なお譲のメンタルもめしょついている模様 めしょめしょだけど割と幸せそうな師弟 譲介が熱を出した。
「自分が情けない……」
溜息と共に吐き出される深い悔恨。まぁ、風邪などというものはちょっと疲れていれば誰でもなるものだが、今回はどう考えてもオーバーワークが原因の発熱である。存分に自省してもらおうではないかと考えたTETSUは敢えて返事をせず、寝返りと共にずり下がった掛け布団を肩まで引き上げてやるに留めた。ついでに胸の上をポンポン叩く。「徹郎さんがやさしい……」と熱に浮かされたような呟きが漏れ聞こえる。
そもそもこの生活に無理があるのだ、とTETSUは常々思っている。異国で新米医師として経験を積みながら諸々の雑用をこなし、家に帰れば自己研鑽の勉強の側ら同居している老齢の病人の看護。気の休まる時間がなさすぎる。タスクを抱え込みすぎるな、必要ならば『余計なモノ』は切り捨てろ、と再三言い聞かせてきたものの、存外に頑固で負けず嫌いな元養い子は逆に意固地になるばかりで年長者の忠告に耳を貸そうともしない。
2075「自分が情けない……」
溜息と共に吐き出される深い悔恨。まぁ、風邪などというものはちょっと疲れていれば誰でもなるものだが、今回はどう考えてもオーバーワークが原因の発熱である。存分に自省してもらおうではないかと考えたTETSUは敢えて返事をせず、寝返りと共にずり下がった掛け布団を肩まで引き上げてやるに留めた。ついでに胸の上をポンポン叩く。「徹郎さんがやさしい……」と熱に浮かされたような呟きが漏れ聞こえる。
そもそもこの生活に無理があるのだ、とTETSUは常々思っている。異国で新米医師として経験を積みながら諸々の雑用をこなし、家に帰れば自己研鑽の勉強の側ら同居している老齢の病人の看護。気の休まる時間がなさすぎる。タスクを抱え込みすぎるな、必要ならば『余計なモノ』は切り捨てろ、と再三言い聞かせてきたものの、存外に頑固で負けず嫌いな元養い子は逆に意固地になるばかりで年長者の忠告に耳を貸そうともしない。
momosodate
INFO8/20スパコミ 三井独尊5内で頒布予定全年齢/A5/全54P/会場価格800円(予定)
※サンプル部分のみの軽い自慰表現あり
三井視点と水戸視点の2部構成
三井編は風邪の水戸のお見舞いに行く話。(翔陽戦前くらい)
水戸編は襲撃事件後から段々三井に惹かれていく水戸の話。(原作やアニオリ回を織り交ぜながらのぶつ切り話)
設定や時系列などふんわりです。 15
あくあ
DOODLE突然の雨に降られて急いで帰る途中で、同じく傘がなく走っている長い髪を見つけ、目があった途端に「風邪でもひいたらどうするんですか!」と怒りながら慌ててこちらに向かってくる寂雷に「うざ・・・」と呟く乱数の表情。和解した寂乱を妄想するの楽しい。
Gc372
DONE🎾 赤観🌡️カゴ8巻ありがとう ありがとう……🙏
風邪ひき・お見舞い・看病シチュ大好きマンが通ります
観月さんが風邪で休みって聞いてすぐに「部活どころじゃない!」って言えるの、あ、愛〜〜…!(広義)大事に想ってるじゃん……🤦♂️
香りがいいって評判のりんご、今日見つけた何かいい感じの棒🐕みたいなとっておき感ある 自分が知ってる一番良いやつをあげる 愛だ……
85_yako_p
DONEタケ漣ワンドロ23「かぜ」(2020年のどっか)ワンドロ本を作るときの書き下ろしです。風邪の話。
恋と病 隼人さんはモテたいってよく言うけど、モテてどうしたいかって聞くと返答はふわふわしてる。別に俺はイジワルがしたいわけじゃないけれど、彼女という存在にイメージが沸かない以上、やっぱり数回に一回かは疑問を返してしまうわけで。
「例えば、彼女にされたいこととかがあるのか?」
俺の質問に隼人さんは赤くなる。隼人さんはわかりやすくて助かる。俺みたいなやつは、言葉にしてもらうか行動で示してもらわないと何かを取りこぼしてしまうから。
「んんー……例えば、お弁当作ってもらったり……あと風邪ひいたらお粥をふーふーしてもらったり……?」
「お粥……彼女とは一緒に暮らしてるのか」
同棲か。そう呟けば大慌ていた隼人さんが即座に否定してくる。隼人さんのビジョンだと、一人暮らしで風邪を引いてしまった自分のもとにスポーツドリンクを持って現れた彼女が冷蔵庫にあった卵でお粥を作ってくれるのがいいらしい。具体的だ。
3203「例えば、彼女にされたいこととかがあるのか?」
俺の質問に隼人さんは赤くなる。隼人さんはわかりやすくて助かる。俺みたいなやつは、言葉にしてもらうか行動で示してもらわないと何かを取りこぼしてしまうから。
「んんー……例えば、お弁当作ってもらったり……あと風邪ひいたらお粥をふーふーしてもらったり……?」
「お粥……彼女とは一緒に暮らしてるのか」
同棲か。そう呟けば大慌ていた隼人さんが即座に否定してくる。隼人さんのビジョンだと、一人暮らしで風邪を引いてしまった自分のもとにスポーツドリンクを持って現れた彼女が冷蔵庫にあった卵でお粥を作ってくれるのがいいらしい。具体的だ。
バルサミコ
DONE第12回 #降志ワンドロワンライ 開催ありがとうございますお題 「夏風邪」「噂話」
所要時間 1時間
付き合ってる降志。
事後です。具体的な描写はないですが、ちょっと下ネタ気味なので自衛してください。
安室さんのかわいい彼女「くしゅん」
自分のくしゃみで志保が目を覚ますと、薄暗いベッドの上で、恋人の腕枕で布団もかけずに寝ていたようだ、全裸で。
体温の高い降谷も表面は汗を冷房で飛ばされて冷えてしまっている。
事の最中は暑くて冷房をガンガンに効かせていたが、終わると一気に冷えてしまったようだ。
志保はこういうことをする時、限界まで絶頂し続けた後に気を失うように眠ってしまうことが多いのだが、今までは降谷が責任をとって志保の体を清めて服を着せるところまでやってくれていた(志保の限界を超えて嬲って楽しんでいるのだから当然だ)。
しかし今日は、降谷もかなり疲労が溜まっていたようだったから、寝落ちしてしまったのだろう。
(だから、大人しく休みましょうって言ったのに…)
1598自分のくしゃみで志保が目を覚ますと、薄暗いベッドの上で、恋人の腕枕で布団もかけずに寝ていたようだ、全裸で。
体温の高い降谷も表面は汗を冷房で飛ばされて冷えてしまっている。
事の最中は暑くて冷房をガンガンに効かせていたが、終わると一気に冷えてしまったようだ。
志保はこういうことをする時、限界まで絶頂し続けた後に気を失うように眠ってしまうことが多いのだが、今までは降谷が責任をとって志保の体を清めて服を着せるところまでやってくれていた(志保の限界を超えて嬲って楽しんでいるのだから当然だ)。
しかし今日は、降谷もかなり疲労が溜まっていたようだったから、寝落ちしてしまったのだろう。
(だから、大人しく休みましょうって言ったのに…)
lin_co10ri
DOODLE #降志ワンドロワンライ 第12回参加作品です。CP「安哀」
所要時間 2時間45分
お題『夏風邪』『噂』
少し、絵コンテの付箋の要素、入ってます。
探るのは… 探り屋とは。対象やその周りの人々の気持ちを推し量り、うまく懐に入って様子や事情をつかんでいくこと。捜し人なども、得意とする。
…彼女は。かくれんぼが上手なようだけど。
そんな彼女は今小さな身体を自宅である、阿笠博士邸のベッドに横たわらせていて。何故かそこにいるのは自分一人。どうしてこんな状況になったのか、バーボン、いや今はその隠れ蓑である安室透の姿である彼は、優秀な探り屋と謳われる、その頭脳を巡らせた。
調査対象ともなったその少女のことを。探るために、この辺りにいたのは間違いない。その子のことを探れとは。潜入先の組織からも、本来の所属先からも、別に命じられているわけではないのに。そう、その子、のことは。
3836…彼女は。かくれんぼが上手なようだけど。
そんな彼女は今小さな身体を自宅である、阿笠博士邸のベッドに横たわらせていて。何故かそこにいるのは自分一人。どうしてこんな状況になったのか、バーボン、いや今はその隠れ蓑である安室透の姿である彼は、優秀な探り屋と謳われる、その頭脳を巡らせた。
調査対象ともなったその少女のことを。探るために、この辺りにいたのは間違いない。その子のことを探れとは。潜入先の組織からも、本来の所属先からも、別に命じられているわけではないのに。そう、その子、のことは。